JP3063833U - 安全ドア構造 - Google Patents

安全ドア構造

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JP3063833U
JP3063833U JP1999003207U JP320799U JP3063833U JP 3063833 U JP3063833 U JP 3063833U JP 1999003207 U JP1999003207 U JP 1999003207U JP 320799 U JP320799 U JP 320799U JP 3063833 U JP3063833 U JP 3063833U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアにおいて、使用者は楽に該ドアを開ける
ことができ、該ドアを開ける際の便利性及び効率性を高
められる一方で、子供には任意にこのドアを開けること
はできず、よって子供の安全を確保することができる安
全ドア構造を提供する。 【解決手段】 地面に固着できる底台20と、その底台
20の両側に設けられ、ドア枠に結合される枢側台22
及び側台24と、該枢側台22と側台24との間に設け
られるドア10とを有し、該ドア10の一端は該枢側台
22と枢設し合うと共に、該ドア10と該側台24との
間にロック手段を設けることによって互いに係合し合
う。前記ロック手段は、前記ドア10の上縁に設けら
れ、回転することができる回転取っ手部12の操作によ
り、前記側台24や前記ドアの底縁に適合、及び適合解
除させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、特に多種多様な防護手段を具備する安全ドア構造に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術とその課題】
一般に子供及びペットが勝手に部屋から離れること或いは特定の出入り口から 出ることを防止するために、ドア枠(符号なし)にはほとんど該ドア枠の底部に 一定の高さの安全ドアが設置されている。図11に示すようにその構造は、対応 し合う前後の横引き式の二つのドア体52,54によって安全ドア50を様々な ドア枠の幅に対応させる。また、前記ドア体54の側縁に設けられた蝶番手段は ドア枠に枢設されると共に、前記ドア体52の側縁には二つの固定凸柱58が形 成され、更に、該ドア体52,54の間にロック手段56が設置され、そのロッ ク手段56で該ドア体52,54を固定させることによって、該ドア体52,5 4の余分な横方向移動を防止すると共に、該安全ドア50全体の幅も一定になる 。
【0003】 使用する際、使用者は先ず前記安全ドア50におけるドア体54を蝶番によっ て前記ドア枠の内側面に枢設し、その後もう一方の前記ドア体52を横方向に引 き、該ドア体52をもう一方の該ドア枠の内側面に移動させ、且つ、該ドア体5 2における固定凸柱58を該ドア枠の内側面における該固定凸柱58と対応し合 うように設けられた凸柱穴(符号なし)に係合させ、最後に前記ロック手段56 をロックする。そうすることによって、前記安全ドア50を楽に閉めることがで き、同時に前記ドア体52における固定凸柱58と前記ドア枠における凸柱穴と を互いに係合させることによって、該安全ドア50の開放を防止できる。従って 、子供及びペットが勝手に部屋から離れること或いは特定の出入り口から出るこ とを防止できる。
【0004】 しかし、この様な従来の前記安全ドア50は、使用時に前記ロック手段56の ロック作用によって、前記両ドア体52〜54の横方向移動をできなくさせると 共に、前記固定凸柱58の前記凸柱穴からの脱落もなくなるので、出入り口を密 閉する効果はあるが、この時に若し部屋内の子供の背が高く、万一該ロック手段 56に接触してロックを解除してしまった場合、該安全ドア50のドア体52, 54は簡単に開いてしまうので、子供の特定場所からの出入りを制限することは できない。
【0005】 本考案は上記の課題を解決するものであり、ドアに回転取っ手部の回転によっ て制御する係合ロッドが設けられ、該ドアの底端に底台のピン受入れ穴に係入で きる係入ピンが設けられる。その為前記ドアを開ける際は、前記回転取っ手部を 回転させること及び該ドア全体を持ち上げることを同時に行う必要があり、そう することによって、係合ロッドと側台との間及び係入ピンとピン受入れ穴との係 合関係が解除される。従って、安全ドアにおける複数の防護手段によって、子供 が任意にドアを開けることはできないので、子供の安全を確保することができる と共に、前記ドアに前記側台の掛かり穴に係入できる掛かりブロックが設けられ ることによって、他のロック手段を提供できるので、前記安全ドアの防護手段を 更に向上させることができる。
【0006】 また、前記係合ロッドと係合台に夫々対応し合う斜面部が形成されると共に、 前記ドアと枢側台との間にも斜面部が形成されているので、該ドアは自動的に閉 まることができる。
【0007】 更に、前記ドアとドア枠との間を傾斜させ、該ドア自身の重力並びに前記枢側 台の斜面部を利用することによって、使用者が該ドアを閉める際の不便さを取り 除くと同時に、該ドアを開ける際の難度も高めることができるので、前記安全ド アにおける複数の防護手段の目的を達成することができる。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本考案は、地面に固着できる底台と、その底台の両側に設けられ、ドア枠に結 合される枢側台及び側台と、該枢側台と側台との聞に設けられるドアとを有し、 該ドアの一端は該枢側台と枢設し合うと共に、該ドアと該側台との間にロック手 段を設けることによって互いに係合し合い、前記ロック手段は、前記ドアの上縁 に設けられ、回転することができる回転取っ手部と、その回転取っ手部の一側に 設けられ、該ロック手段を収納する収納空間と、その収納空間を密閉するための 蓋部と、該回転取っ手部の該収納空間に挿入される端の偏心部に設置される推動 プレートと、その推動プレートの底端に設けられ、該推動プレートの広縁と当接 し合うと共に、該蓋部に枢設される係合ロッドとを有し、該係合ロッドと蓋部と の枢設点は該係合ロッドと該推動プレートとの当接位置と近く、また、前記側台 における前記係合ロッドの水平状態と適合し合う位置に断面が略コ字形の係合台 が形成され、その係合台は前記蓋部に多少内挿できると共に、該係合ロッドの自 由端を支持し、また、前記ドアの底縁に突起状の係入ピンが設けられ、前記底台 に該係入ピンを受入れられる凹状のピン受入れ穴が形成されることを特徴とする 安全ドア構造、を提供する。
【0009】 以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
【考案の好適な実施の形態】
図1は本考案を設置した際の斜視図であり、図2は本考案の正面図であり、図 3は本考案の係合構造の分解斜視図であり、図4は本考案の係合構造を取付けた 際の拡大透視図であり、図5は本考案の掛かりブロックを掛かり穴に係入した際 の拡大透視図であり、図6は本考案の回転取っ手部を回転することによってロッ ク解除する際の係合ロッドと係合台との関係を示す拡大透視図であり、図7は本 考案のドアを持ち上げた際の正面図であり、図8は本考案の係入ピン及びピン受 入れ穴近傍の一部拡大透視図であり、図9は本考案の側台とドア枠との結合関係 を示す側面図であり、図10は本考案の実施例の一部拡大図である。
【0011】 図1及び図2に示すように、本考案の安全ドアはドア10と、そのドア1Oの 底部に設けられ、地面に固着できる底台20と、その底台20の両側に設けられ 、ドア枠に結合される枢側台22及び側台24とを有し、該枢側台22とドア1 0とが結合状態に枢設され、該ドア10と側台24とがロック手段(符号なし) によって互いに係合し合うことで、該ドア10によって該ドア10と該ドア枠と の隙間を塞いで子供やペットが部屋から出ることを防止する。
【0012】 前記ドア10と枢側台22との間の枢設構造(符号なし)は、該ドア10の枢 側台22側の側縁に二つの斜面部102,104を形成すると共に、その斜面部 102,104に夫々枢柱部103,105を形成し、該枢側台22における該 ドア10の両斜面部102,104と対応し合う位置にも夫々斜面部222,2 24を形成し、並びに該枢側台22の両斜面部222,224に該ドア1Oにおけ る両極柱部103,105を貫入できる枢柱穴(符号なし)を形成する。それに よって、前記枢柱部103,105と枢柱穴(符号なし)とが互いに結合し合う ので、前記ドア1Oと枢側台22とを枢設させることができる。
【0013】 図2及び図10に示すように、前記該枢側台22及び側台24はドア枠(符号 なし)間に設置され、両側の該ドア枠の内側縁に夫々二つの固定部30が固設さ れ、また、該枢側台22と側台24との側縁における該各固定部30と対応し合 う位置にボルト32を螺合できるボルト穴(符号なし)が形成され、並びに該各 ボルト32に該枢側台22と側台24とに当接できる調整ナット34が螺合され る。そうすれば、前記枢側台22と側台24は前記ドア枠上にしか設置すること ができなく、前記ボルト32の露出部分を調節することによって、該枢側台22 と側台24の幅を調節するので、該枢側台22と側台24は異なる幅のドア枠に も設置できる。また、図1及び図10に示すように、若し前記ドア枠間の幅が有 りすぎる際は、前記枢側台22或いは側台24の一側に前記ボルト32を貫通で きる側台調整部26を設けられると共に、その側台調整部26の端縁には前記調 整ナット34が当接できるので、前記ドア10とドア枠との隙間を完全に塞ぐこ とができる。
【0014】 また、図3及び図4に示すように、前記ドア10と側台24との間には前記ロ ック手段が設けられ、該ドア10の上縁に回転することができる回転取っ手部1 2が設けられ、その回転取っ手部12の両側に夫々該ドア10に嵌入できる円柱 形の凸柱部122,124が形成され、該回転取っ手部12の凸柱部124側の ドア10に前記ロック手段を収納できる収納空間(符号なし)とその収納空間を 密閉するための蓋部13とが設けられ、該収納空間に挿入した該回転取っ手部1 2における凸柱部124の端の偏心位置に結合孔126が形成され、その結合孔 126に推動プレート14が設けられ、その推動プレート14と該回転取っ手部 12における凸柱部124の軸方向とは互いに垂直状態であり、並びに該推動プ レート14の上縁に該結合孔126に嵌入できる結合柱142が形成され、該回 転取っ手部12が回転する際、該推動プレート14は該回転取っ手部12の回転 に連動して垂直に昇降移動する。
【0015】 前記推動プレート14の底端に該推動プレート14の底縁と当接し合うと共に 、該蓋部13に枢設される係合ロッド15が設けられ、該蓋部13に該係合ロッ ド15と枢設する枢軸部132が凸設され、その枢軸部132の設置位置は該係 合ロッド15と該推動プレート14との当接位置に近いので、該係合ロッド15 の他端は自動的に下方向へ回転する。また、前記側台24における前記係合ロッ ド15の水平状態と適合し合う位置に断面が略コ字形の係合台242が形成され 、その係合台242は前記蓋部13に多少内挿できると共に、該係合ロッド15 の自由端を支持し、更に、該係合ロッド15の水平状態を保持する。それによっ て、前記係合ロッド15は前記係合台242の両側縁の制限を受けることができ ると共に、前記ドア10と側台24との間に係合位置決め効果が発生し、該ドア 10と側台24との間の枢設関係における不必要な回転を防止できるので、該ド ア10は出入り口の密閉状態を保持できる。
【0016】 また、図2及び図8に示すように、前記ドア1Oの底縁に下方へ突出する係入 ピン11が設けられ、そのドア10の内部における該係入ピン11の上縁に該係 入ピン11より幅が広い係上部112が形成されると共に、該係入ピン11の一 端を該ドア10の内部に嵌入することができるので、該ドア10の底縁からの脱 落を防止でき、同時に該ドア10の底部における底台20に該係入ピン11の他 端を係入できるピン受入れ穴202が形成され、該係入ピン11とピン受入れ穴 202との間の係入関係を利用することによって、更に別の該ドア10のロック 手段を提供できるので、前記枢側台22側の不必要な回転による該ドア10の開 きを防止できる。
【0017】 図2、3、6に示すように、前記ドア10を開けたい時は、先ず前記回転取っ 手部12を回転させ、該回転取っ手部12に連動する前記凸柱部124の一側の 偏心位置に設置される前記推動プレート14を下降させると共に、前記係合ロッ ド15の一端を下方に押し付けることによって、該係合ロッド15の他端を上昇 させ、前記係合台242の両側縁の制限から開放する。また、図6に示すように 、前記ドア10と側台24との間のロック手段を解除し、その後、図7に示すよ うに、該ドア10を上げることによって、前記係入ピン11とピン受入れ穴20 2とのロック手段を解除し、前記枢柱部103,105が前記ドア10を軸回転 させることによって、該ドア10を開ける。
【0018】 従って、若し前記ドア10を開けたい時は、前記回転取っ手部12を回転させ ること及び該ドア10全体を持ち上げることを同時に行う必要があると共に、本 考案の安全ドアは二種類の防護手段を提供できるので、一定年齢以下の子供は殆 ど該ドア10を開けることはできない。以上の構成によって、子供が安全ドアを 開けること及び子供の危険場所への移動を防止できる。
【0019】 図2及び図7に示すように、使用者が前記ドア10を開けて外へ出た後、該ド ア10と前記枢側台22との間は前記斜面部102,104,222,224によ って重なり合うので、該斜面部102,104,222,224を利用して該ドア 10が完全に閉まる位置まで該ドア10を自動的に上方から下方へ回転させると 同時に、前記係合ロッド15と係合台242の側縁との対応し合う位置に斜面部 152,243が形成され、該係合ロッド15は該西斜面部152,243によっ て自動的に該係合台242の内部に係合され、その自動閉扉の効果によって、使 用者による該ドア10の閉め忘れを防止することができる。
【0020】 それと同時に、前記ドア10と枢側台22に形成される前記斜面部102,1 04,222,224も使用者が該ドア10を閉める際に、該ドア10の導き及び 補助の効果を提供できるので、該ドア10を閉めることが楽に且つスムーズにで きると同時に、図9に示すように、該枢側台22及び前記側台24に設けられる ボルト32が螺合する両ボルト穴(符号なし)は、該枢側台22と側台24との 中心線を基準として、上部右側と下部左側とに夫々形成されるので、該枢側台2 2及び側台24を該ボルト32によって前記ドア枠に取付けた際、該枢側台22 、側台24及びドア10はやや傾斜状を成す。それによって、前記ドア1Oに自 動的に該ドア10が閉まる勢いを与えることができる。
【0021】 また、図3及び図4に示すように、前記ドア10における蓋部13に開閉取っ 手部16が設置され、その開閉取っ手部16の一端に前記蓋部13の内部に挿入 でき且つ多辺形を成す係合凸柱162が形成され、その係合凸柱162に略6字 形を成すカム17が設置され、そのカム17に該係合凸柱162と結合し合う係 合孔172が形成されることによって、該開閉取っ手部16を回転させる際、結 合された該係合凸柱162と係合孔172とを利用し、該カム17を連動回転さ せる。また、前記蓋部13近傍の側台24の端縁に導柱134が架設されると共 に、該蓋部13の内部と対応し合う該導柱134に一端が前記カム17の端縁に 接触する掛かりブロック18が設置され、その掛かりブロック18は前記ドア1 0の端縁から突出でき、且つ、該掛かりブロック18に該導柱134を貫入でき る長穴部182が形成され、その長穴部182内にスプリング19が設置され、 そのスプリング19の一端は該長穴部182の一端縁に、他端は該導柱134に 接触することによって、該スプリング19は該掛かりブロック18の横方向移動 を回復させることができる。また、前記側台24には前記掛かりブロック18と 対応し合う掛かり穴244が形成されている。
【0022】 図5に示すように、前記開閉取っ手部16の回転によって前記カム17の直径 が最も大きい個所と前記掛かりブロック18とが掛かり合った時、該掛かりブロ ック18は該カム17の押し付けによって該ドア10の端縁から進出すると共に 、前記側台24における該掛かりブロック18と対応する前記掛かり穴244の 内部に係入され、該ブロック18と掛かり穴244との係入によって、該ドア1 0を確実にロックできるので、該ドア10をしっかりと閉めるられると同時に、 その際に仮令前記回転取っ手部12を回転させたとしても、該ドア10を持ち上 げることはできないので、ロック状態を確実に保持することができる。そして、 前記ドア10を開けたい時は、図4に示すように、先ず前記開閉取っ手部16を 回転させ、前記カム17における小さな直径の個所と前記掛かりブロック18と が接触し合った時、前記スプリング19の弾力に連動することによって、該掛か りブロック18を該ドア10の内部に縮退させ、そして、該掛かりブロック18 と前記掛かり穴244との問のロック手段を解除する。その後、使用者が前記回 転取っ手部12を解除した後、該ドア10を持ち上げて該ドア10を開ける。
【0023】
【本案の効果】
本考案は上記の課題を解決するものであり、安全ドアにおける複数の防護手段 によって、子供が任意にドアを開けることはできないので、子供の安全を確保す ることができると共に、該ドアに側台の掛かり穴に係入できる掛かりブロックが 設けられることによって、他のロック手段を提供できるので、前記安全ドアの防 護手段を更に向上させることができる。また、前記ドアと枢側台とにおける対応 し合う斜面部によって、該ドアを閉める際の便利性を高められる以外に、該ドア 、枢側台及び側台等によって該ドア全体を傾斜状に構成でき、更に、該ドア自身 の重力を利用することによって、使用者は楽に該ドアを開けることができるので 、該ドアを開ける際の便利性及び効率性を高められるだけではなく、子供などに よる該ドアの開放の困難度も更に高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を設置した際の斜視図である。
【図2】本考案の正面図である。
【図3】本考案のロック手段の分解斜視図である。
【図4】本考案のロック手段を取付けた際の拡大透視図
である。
【図5】本考案の掛かりブロックを掛かり穴に係入した
際の拡大透視図である。
【図6】本考案の回転取っ宇部を回転することによって
ロック解除する際の係合ロッドと係合台との関係を示す
拡大透視図である。
【図7】本考案のドアを持ち上げた際の正面図である。
【図8】本考案の係入ピン及ぴピン受入れ穴近傍の一部
拡大透視図である。
【図9】本考案の側台とドア枠との結合関係を示す側面
図である。
【図10】本考案の実施例の一部拡大図である。
【図11】従来の安全ドアの斜視図である。
【符号の説明】
10 ドア 102 斜面部 103 枢柱 104 斜面部 105 枢柱 11 係入ピン 112 係止部 12 回転取っ手部 122 凸柱部 124 凸柱部 126 結合部 13 蓋部 132 枢軸部 134 導柱 14 推導プレート 142 結合柱 15 係合ロッド 152 斜面部 16 開閉取っ手 162 係合凸柱 17 カム 172 係合孔 18 掛かりブロック 182 長穴部 19 スプリング 20 底台 202 ピン受入れ穴 22 枢側台 222 斜面部 224 斜面部 24 側台 242 係合台 243 斜面部 244 掛かり穴 26 側台調整部 30 固定部 32 ボルト 34 調整ナット 50 安全ドア 52 ドア体 54 ドア体 56 ロック構造 58 固定凸柱

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地面に固着できる底台と、その底台の両
    側に設けられ、ドア枠に結合される枢側台及び側台と、
    該枢側台と側台との間に設けられるドアとを有し、該ド
    アの一端は該枢側台と枢設し合うと共に、該ドアと該側
    台との間にロック手段を設けることによって互いに係合
    し合い、 前記ロック手段は、前記ドアの上縁に設けられ、回転す
    ることができる回転取っ手部と、その回転取っ手部の一
    側に設けられ、該ロック手段を収納する収納空間と、そ
    の収納空間を密閉するための蓋部と、該回転取っ手部の
    該収納空間に挿入される端の偏心部に設置される推動プ
    レートと、その推動プレートの底端に設けられ、該推動
    プレートの底縁と当接し合うと共に、該蓋部に枢設され
    る係合ロッドとを有し、該係合ロッドと蓋部との枢設点
    は該係合ロッドと該推動プレートとの当接位置と近く、 また、前記側台における前記係合ロッドの水平状態と適
    合し合う位置に断面が略コ字形の係合台が形成され、そ
    の係合台は前記蓋部に多少内挿できると共に、該係合ロ
    ッドの自由端を支持し、また、前記ドアの広縁に突起状
    の係入ピンが設けられ、前記底台に該係入ピンを受入れ
    られる凹状のピン受入れ穴が形成されることを特徴とす
    る安全ドア構造。
  2. 【請求項2】 前記回転取っ宇部の両端夫々に前記ドア
    に嵌入できる円柱状の凸柱部が形成され、前記収納空間
    に挿入した該回転取っ宇部における凸柱部の端縁の偏心
    位置に結合孔が形成され、前記推動プレートの上縁に該
    結合孔に嵌入できる結合柱が形成されることを特徴とす
    る請求項1に記載の安全ドア構造。
  3. 【請求項3】 前記ドアにおける蓋部に開閉取っ手が設
    けられ、その開閉取っ手に該開閉取っ手の回転に従って
    回転するカムが設置され、そのカムの一側に該カムの押
    し付けによって伸縮移動できる掛かりブロックが設けら
    れ、前記側台に該掛かりブ回ックと対応し合う掛かり穴
    が形成され、 また、前記開閉取っ手の一端に前記蓋部の内部に嵌入で
    き、且つ、断面が多辺形である係合凸柱が形成され、 前記カムに該係合凸柱と結合し合う多辺形の係合札が形
    成され、前記蓋部における前記側台近傍の端縁に導柱が
    形成され、前記掛かりブロックに該導柱を貫入できる長
    穴部が形成され、その長穴部内にスプリングが設置さ
    れ、そのスプリングの一端は該長穴部の一端縁に、他端
    は該導柱に接触することを特徴とする請求項1に記載の
    安全ドア構造。
  4. 【請求項4】 前記ドアの内部における前記係入ピンの
    上縁に該係入ピンより幅が広い係止部が形成され、 また、前記ドアの枢側台側の側縁に二つの斜面部が形成
    され、その両斜面部に夫々枢柱部が形成され、該枢側台
    における該ドアの両斜面部と対応し合う位置にも夫々斜
    面部が形成され、該枢側台の両斜面部に該ドアにおける
    両極柱部を貫入できる枢柱穴が形成され、 また、両側のドア枠の内側縁に夫々二つの固定部が固設
    され、その各固定部上にボルトが設置され、前記枢側台
    と側台との側縁における該各固定部と対応し合う位置に
    該ボルトを螺合できるボルト穴が形成され、該各ボルト
    に該枢側台と側台とに当接できる調整ナットが螺合さ
    れ、 前記枢側台と側台とに形成される前記ボルト穴は該枢側
    台と側台との中心線を基準として、上部右側と下部左側
    とに夫々形成され、 前記枢側台或いは側台の一側に前記ボルトを貫入できる
    側台調整部が設置されることを特徴とする請求項1に記
    載の安全ドア構造。
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