JPH0548373Y2 - - Google Patents

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JPH0548373Y2
JPH0548373Y2 JP1987056949U JP5694987U JPH0548373Y2 JP H0548373 Y2 JPH0548373 Y2 JP H0548373Y2 JP 1987056949 U JP1987056949 U JP 1987056949U JP 5694987 U JP5694987 U JP 5694987U JP H0548373 Y2 JPH0548373 Y2 JP H0548373Y2
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、プラグに電気的に接触する接触ばね
を有したインサートブロツクがケーシング内に配
設されたテレホンモジユラージヤツクに関するも
のである。
[背景技術] 従来よりこの種のテレホンモジユラージヤツク
としては、第8図に示すように、埋込ボツクスに
取着される規格化された既製の取付枠に取着可能
な形状にケーシング1が形成されたものが提供さ
れている。ケーシング1の前面にはプラグ挿入口
21が形成され、プラグが挿入可能となつてい
る。このテレホンモジユラージヤツクでは、第9
図に示すように、ケーシング1内にインサートブ
ロツク3が装着されており、インサートブロツク
3より引き出されたリード線101が端子板10
2に半田固定されるようになつている。インサー
トブロツク3では、第10図に示すように、成型
品のブロツク本体103内にインサートされた接
触ばね104にリード線101の一端に設けた圧
着部105が圧着されている。
ところで、従来のテレホンモジユラージヤツク
では接触ばね同士を分離する櫛歯がケーシング1
の内周面に形成されていたものであるから、不良
箇所があるかどうかが、インサートブロツク3を
ケーシング1に組み込んだ後にわかることにな
り、不良品の発生が製品全体の損害となり、すべ
ての部品がむだになる危険があつた。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであつ
て、その目的とするところは、接触ばねを分離す
る櫛歯を備えた中枠をインサートブロツクに装着
することにより、接触ばねの周辺をブロツク化
し、製品仕様の安定化を図つたテレホンモジユラ
ージヤツクを提供することにある。
[考案の開示] (構成) 本考案に係るテレホンモジユラージヤツクは、
前面が開口するボデイと、ボデイの前面側に結合
されプラグが挿入されるプラグ挿入口が前面に開
口したカバーと、略コ形に形成されたベースの中
央片にベースを含む面とは略直交する突台がベー
スの一面側に突設されプラグ挿入口を通して挿入
されるプラグの各接触子にそれぞれ接触する複数
の接触ばねが突台より突出するインサートブロツ
クと、インサートブロツクの突台が挿入されると
ともにプラグ挿入口に対応する部位にプラグが挿
入されるガイド孔を備え隣合う接触ばねの先端部
間に介在して接触ばねを互いに分離する櫛歯がガ
イド孔の内周面に形成された中枠と、プラグ挿入
口の開口面に沿つてスライド自在に配設されプラ
グ挿入口を開閉する扉ブロツクとを備え、中枠の
両側面に突設した突起の前面に当接して中枠が前
方に移動するのを禁止する一対のガイドリブがカ
バーの後面側に突設され、カバーの内周面と中枠
と両ガイドリブとに囲まれる空間内に扉ブロツク
が配設され、中枠にはガイド孔とは異なる位置で
インサートブロツクの突台の一部が挿入される嵌
合溝が形成されるとともに、ベースの両脚片に形
成した係合切欠に係合可能な係合突起が嵌合溝と
は異なる部位で形成されて成るものであり、接触
ばねの周辺をブロツク化することにより、プラグ
の挿入力や接触抵抗等の仕様がばらつかないよう
にしたものであり、とくに中枠に設けたガイド孔
にインサートブロツクの突台が挿入される嵌合溝
を形成するとともに、嵌合溝とは異なる部位でイ
ンサートブロツクのベースの両脚片に形成した係
合切欠に係合する係合突起を形成していることに
よつて、中枠とインサートブロツクとの固定点を
複数箇所に設けて中枠とインサートブロツクとを
がたつきなく結合したものである。また、接触ば
ねを互いに分離する櫛歯を有した中枠と、外殻と
なるケーシングとを別体として中枠とケーシング
との間に扉ブロツクを設けることを可能としてい
るのである。
(実施例) 以下の説明においては第1図に基づいて上下方
向の用語を用い、また上下方向に対して直交する
面内でケーシング1の長手方向を左右方向とし、
上下方向および左右方向に直交する方向を前後方
向と規定するが、これらの用語は便宜上用いるも
のであり、使用形態を限定するものではない。
第1図ないし第3図に示すように、テレホンモ
ジユラージヤツクは、ボデイ10およびカバー2
0よりなるケーシング1と、ケーシング内に収納
されるインサートブロツク3、端子ブロツク4、
中枠5、および扉ブロツク6とにより構成される
ものである。
ケーシング1は合成樹脂等の絶縁材料により形
成されており、埋込ボツクスに取着される規格化
された既製の取付枠に取着できるように配線器具
モジユールの1個モジユールと同等の取付寸法に
設定されている。ボデイ10は上面開口し、開口
部の左右両側縁にそれぞれ外鍔片11が延設さ
れ、各外鍔片11の先端部にそれぞれ上下に貫通
した係合孔12が形成されている。一方、カバー
20の左右両端部にはボデイ10の外鍔片11に
対向してそれぞれ外鍔片22が延設され、各外鍔
片22の先端部にはそれぞれ下端部にフツク23
を有した係合片24が下方に延設されており、係
合片24のフツク23を係合孔12に係合させる
ことでボデイ10とカバー20とが結合されるよ
うになつている。係合片24にはフツク23より
も下方に突出する仮係合突片25が突設されてお
り、第6図に示すように、ボデイ10上にカバー
20を載置して係合孔12に仮係合突片25を挿
入することにより、生産ラインにおいてカバー2
0を供給した後、カバー20をボデイ10に対し
て押圧して結合させる(スナツプイン)までの
間、カバー20のボデイ10に対する位置を安定
させ、カバー20のボデイ10に対する位置ずれ
や傾きを防止するようになつている。この構成に
より、カバー20の供給およびボデイ10への結
合について自動化が行なえるのであり、生産性の
向上につながるのである。
ボデイ10内は左右一対の仕切リブ13により
左右に3区画に仕切られており、左右両側の各区
画はさらに仕切リブ14によりそれぞれ3区画に
仕切られることにより、端子ブロツク3が1個ず
つ収納できる大きさの端子収納室15が6個形成
されている。仕切リブ13の上面には、第3図お
よび第5図に示すように、各端子収納室15に対
応する部位にそれぞれ溝部13aが形成され、溝
部13aに対応する部位には仕切リブ13の上縁
に臨んで開口する挿入スリット13bが形成され
ている。また、両仕切リブ13間の区画内にはボ
デイ10の内底面から位置決めリブ16が突設さ
れている。位置決めリブ16は、左右方向におい
てはボデイ10の略中央、かつ前後方向において
は中央からずれた位置に形成されている。すなわ
ち、ボデイ10は位置決めリブ16がなければ前
後左右においてそれぞれほぼ線対称となつている
が、上記位置決めリブ16を形成したことにより
前後方向において非対称となるのであり、自動組
立において光学センサ等による向きの検出が容易
に行なえるようになるのである。ボデイ10の下
面には両仕切リブ13に対応する部位に前後方向
に走る凹溝17が形成されており、凹溝17の底
面中央部には、第3図および第4図に示すよう
に、左右にそれぞれ突出する引掛部18を下端部
に有した電線保持リブ19が突設される。
カバー20には上面の中央部にプラグ挿入口2
1が開口する。カバー20の左右の外鍔片22の
先端縁には各一対の結合爪26が突設され、ま
た、外鍔片22の基部には両結合爪26間に対応
する部位で結合穴27が形成されている。カバー
20の下面には、第3図に示すように、カバー2
0の下面よりも突出する左右一対の押圧リブ28
が突設されている。また、プラグ挿入口21の開
口周縁の下面側には左右一対のガイドリブ29が
突設される。各ガイドリブ29の下端部には互い
に近付く向きに突出して扉ブロツク6を保持する
保持リブ29aが突設される。
インサートブロツク3は、複数本の接触ばね3
1と、各接触ばね31にそれぞれ一体に連続した
リード片32とを弾性を有した板金の打ち抜きに
より形成し、これを絶縁材料である合成樹脂のブ
ロツク本体33にインサートして形成したもので
ある。ブロツク本体33は、上記仕切リブ13に
略平行な一対の脚片を有し上下方向に直交する面
内で略コ形に形成されたベース33aと、ベース
33aの中央片上面に突設された突台33bとを
有している。接触ばね31は突台33bの上面か
ら突出して下方に折曲されており、前後方向にお
いて撓むようになつている。また、リード片32
はベース33aの各脚片の外側面からそれぞれ突
出し先端部が下方に折曲されて略L形となつてい
る。各リード片32の下端部にはそれぞれ下端縁
に臨んで開口する圧接スリット34が形成されて
いる。インサートブロツク3の突台33bに対応
する部位には中枠5が被嵌される。中枠5はプラ
グを案内する上下に貫通したガイド孔51を有
し、ガイド孔51内には各接触ばね31を互いに
接触させないように分離する櫛歯(図示せず)が
形成されている。また、中枠5の下面にはブロツ
ク本体の両脚片間に挿入される係合脚52が突設
され、中枠5の左右両側面には各一対の突起53
が形成されている。さらに、中枠5にはガイド孔
51とは異なる位置でインサートブロツク3の突
台33bの一部が挿入される嵌合溝54が形成さ
れている。このように、インサートブロツク3と
中枠5とが嵌合するこにより、両者の位置決めが
なされるのである。また、係合脚52の外側面に
は係合突起55が形成されており、インサートブ
ロツク3におけるベース33aの脚片の内側面に
は係合突起55に係合可能な係合切欠36が形成
されている。したがつて、インサートブロツク3
に中枠5を装着すれば、第7図に示すように、係
合突起55が係合切欠36に係合してインサート
ブロツク3に対して中枠5が位置固定されるので
あり、プラグの挿入力や接触ばね31のばね力に
よる位置ずれが防止されるのである。すなわち、
中枠5に形成した嵌合溝54にインサートブロツ
ク3の突台33bの一部を挿入するとともに、中
枠5に形成した係合突起55をインサートブロツ
ク3のベース33aの両脚片に形成した係合切欠
36に係合させるので、中枠5とインサートブロ
ツク3との固定点が一直線上に並ぶことがないの
であつてがたつきなく固定されるのである。その
結果、中枠5の櫛歯による接触ばね31同士の分
離が保証されるのである。
端子ブロツク4は、導電性材料で下方に開口す
る略コ形に形成された端子枠41と、端子枠41
内に装着される錠ばね42とから成るものであ
り、端子枠41の一方の脚片にスリット43が形
成され、他方の脚片の中央部に切り起こしによつ
て係止片44が形成されている。また、端子枠4
1の中央片にはスリット43を設けた脚片のほう
に延出する圧接片45が設けられている。錠ばね
42は弾性を有した金属板を折曲して一対の鎖錠
片46a,46bを有する形状に形成されてお
り、各鎖錠片46a,46bはそれぞれスリット
47a,47bにより分割されている。端子枠4
1内に錠ばね42を装着した状態ではスリット4
7bの基端部が係止片44に係合し、錠ばね42
が端子枠41内に保持されてブロツク化されるよ
うになつている。ここに、電話線は一般に線径が
0.4〜0.65mmであり、接続時において電話線が挿
入可能となり、しかももつとも細い電話線に対す
る接触圧が確保できるように鎖錠片46bと端子
枠41との接触圧を設定する必要がある。この条
件を満たすために、錠ばね42における基片と鎖
錠片46bの先端との間の距離は、端子枠41の
両脚片間の距離に等しくなるように設定する。し
かるに、端子枠41と錠ばね42とがブロツク化
されていることにより、端子ブロツク4のボデイ
10への組み込み時に錠ばね42が変形したりす
ることがなく、上記条件を満たすように品質を安
定させることができるのである。また、端子ブロ
ツク4はボデイ10の各端子収納室15内に必要
に応じて納装されるのであり、2心用であれば2
個、4心用であれば4個、6心用であれば6個の
端子ブロツク4がそれぞれ装着される。
プラグ挿入口21に対応する部位にはプラグが
挿入されていないときにプラグ挿入口21からケ
ーシング1内にごみ等が入るのを防止するために
扉ブロツク6が装着されている。扉ブロツク6は
上扉体61および下扉体62を組み合わせて形成
されており、上扉体61はプラグ挿入口21の半
分を閉塞し、下扉体62はプラグ挿入口21の残
りの半分を閉塞するようになつている。下扉体6
2には操作片63が突設されている。操作片63
の突出寸法はカバー20の前面から若干突出する
程度に設定されている。扉ブロツク6は、中枠5
の上面とカバー20のプラグ挿入口21の開口周
縁下面との間に装着されている。すなわち、扉ブ
ロツク6はカバー20の裏面に突設された一対の
ガイドリブ29間に装着され、保持リブ29aに
係止されて脱落が防止されている。以上のように
構成しているから、プラグ挿入口21にプラグを
挿入するときには、プラグを操作片63に当接さ
せて操作片63を押して扉ブロツク6を上方へ移
動させればよく、逆にプラグをプラグ挿入口21
から抜けば、扉ブロツク6は自重で下方に落下
し、プラグ挿入口21が自動的に閉塞される。
ボデイ10の底面には、第4図に示すように、
端子枠41の脚片と錠ばね42の鎖錠片46a,
46bの先端部との間に対応する位置で各一対の
電線挿入口71が設けてあり、電線挿入口71に
隣接して解除片72が設けられている。解除片7
2は基部がボデイ10の側壁に連続する略コ形に
形成されており、上下に可撓となつている。解除
片72の先端部は鎖錠片46bの先端部下面に当
接しており、解除片72をボデイ10の下面側か
ら上方に押し上げると鎖錠片46bが撓むように
なつている。また、解除片72にはボデイ10の
下面に露出する部位にドライバの先端部等の治具
が挿入可能な溝73が形成されている。しかる
に、電話線を接触するときには電線挿入口71に
電話線を挿入すれば、鎖錠片46a,46bと端
子枠41の脚片との間に電話線が挟持され、また
電話線を抜くときには、治具を溝73に挿入して
解除片72をボデイ10の内方に押圧すれば、錠
ばね42を端子枠41の脚片から離れる向きに撓
ませることができ電話線を容易に外せるのであ
る。
上述のように構成されるテレホンモジユラージ
ヤツクを組み立てるにあたつては、ボデイ10内
に端子ブロツク4を納装した後に、中枠5が装着
されたインサートブロツク3をボデイ10に装着
する。端子ブロツク4は圧接片45が挿入スリッ
ト13b内に収められるようにして装着される。
また、インサートブロツク3は中枠5が被嵌され
た状態で、ブロツク本体33aの中央片が位置決
めリブ16の上端部とボデイ10の周壁との間に
挟装されて位置固定されるとともに、リード片3
2が溝部13a内に収められるようにして装着さ
れる。したがつて、インサートブロツク3をボデ
イ10側に押し付ければ、リード片32の圧接ス
リット34内に端子枠41の圧接片45が圧入さ
れるのであり、リード片32と端子ブロツク4と
の電気的接続がなされるのである。ここに、位置
決めリブ16はインサートブロツク3の固定とと
もに、ボデイ10の方向判別を行なうために利用
されるのである。以上の構成により、従来のよう
にリード線を配線する必要がなく組立の自動化が
容易になるものである。その後、扉ブロツク6が
装着されたカバー20をボデイ10に被嵌し、ボ
デイ10に対してカバー20を押圧すれば、係合
片24のフツク23が係合孔12に係合して、ボ
デイ10とカバー20とが結合する。ここに、ボ
デイ10にカバー20を載置した状態では、上述
のように、仮係合突片25が係合孔12内に挿入
されるから、カバー20のボデイ10に対する仮
固定がなされるのである。また、カバー20をボ
デイ10に対して押圧すると、第3図に示すよう
に、ガイドリブ29の下端縁が中枠5の突起53
に圧接して中枠5の位置ずれが防止され、さら
に、ボデイ10の下面に形成された押圧リブ28
が端子ブロツク6の端子枠41の上面に当接して
端子ブロツク6のがたつきが防止されるのであ
る。
上述したテレホンモジユラージヤツクは、埋込
ボツクスに取着される規格化された既製の取付枠
に取付可能となつている。すなわち、取付枠が合
成樹脂製であれば、結合爪26を取付枠に係合さ
せ、取付枠が金属製であれば、結合穴27を取付
枠に係合させるようにすればよい。取付枠との結
合状態は配線器具において周知であるから説明を
省略する。
[考案の効果] 本考案は上述のように、カバーに形成されたプ
ラグ挿入口を通して挿入されるプラグの各接触子
にそれぞれ接触する複数の接触ばねを備えるイン
サートブロツクと、隣合う接触ばねの先端部間に
介在して接触ばねを互いに分離する櫛歯が形成さ
れたれ中枠とを結合しているものであり、インサ
ートブロツクに中枠を被嵌することにより接触ば
ねの周辺をブロツク化しているから、プラグの挿
入力や接触抵抗等の仕様を確実に保証することが
でき、自動組立に容易に対応できる利点があり、
しかもインサートブロツクは略コ形のベースの中
央片に突台が突設され、突台に接触ばねが突出す
る形状に形成されており、中枠に形成した嵌合溝
にインサートブロツクの突台の一部を挿入すると
ともに、中枠に形成した係合突起をインサートブ
ロツクのベースの両脚片に形成した係合切欠に係
合させるので、中枠とインサートブロツクとの固
定点が一直線上に並ぶことがないのであつて、中
枠とインサートブロツクとをがたつきなく固定す
ることができるという利点を有する。ここにおい
て、接触ばねを互いに分離させる櫛歯を有した中
枠を、外殻となるカバーおよびボデイとは別体と
したことによつて、カバーに突設したガイドリブ
と中枠との間に扉ブロツクを収納する空間を形成
することができるのであつて、扉ブロツクによつ
て非使用時における異物の侵入を防止することが
できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例1を示す分解斜視図、
第2図は同上の一部切欠平面図、第3図は同上の
一部切欠正面図、第4図は同上の下面図、第5図
は同上に使用するボデイの平面図、第6図は同上
の係合片と係合孔との係合部を示す断面図、第7
図は同上の係合突起と係合切欠との係合部を示す
断面図、第8図は本考案に係るテレホンモジユラ
ージヤツクを示す斜視図、第9図は従来例を示す
断面図、第10図は従来のインサートブロツクを
示す断面図である。 1はケーシング、3はインサートブロツク、5
は中枠、6は扉ブロツク、10はボデイ、20は
カバー、21はプラグ挿入口、29はガイドリ
ブ、33aはベース、33bは突台、36は係合
切欠、53は突起、54は嵌合溝、55は係合突
起である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面が開口するボデイと、ボデイの前面側に結
    合されプラグが挿入されるプラグ挿入口が前面に
    開口したカバーと、略コ形に形成されたベースの
    中央片にベースを含む面とは略直交する突台がベ
    ースの一面側に突設されプラグ挿入口を通して挿
    入されるプラグの各接触子にそれぞれ接触する複
    数の接触ばねが突台より突出するインサートブロ
    ツクと、インサートブロツクの突台が挿入される
    とともにプラグ挿入口に対応する部位にプラグが
    挿入されるガイド孔を備え隣合う接触ばねの先端
    部間に介在して接触ばねを互いに分離する櫛歯が
    ガイド孔の内周面に形成された中枠と、プラグ挿
    入口の開口面に沿つてスライド自在に配設されプ
    ラグ挿入口を開閉する扉ブロツクとを備え、中枠
    の両側面に突設した突起の前面に当接して中枠が
    前方に移動するのを禁止する一対のガイドリブが
    カバーの後面側に突設され、カバーの内周面と中
    枠と両ガイドリブとに囲まれる空間内に扉ブロツ
    クが配設され、中枠にはガイド孔とは異なる位置
    でインサートブロツクの突台の一部が挿入される
    嵌合溝が形成されるとともに、ベースの両脚片に
    形成した係合切欠に係合可能な係合突起が嵌合溝
    とは異なる部位で形成されて成るテレホンモジユ
    ラージヤツク。
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