JPH0548206B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0548206B2
JPH0548206B2 JP59117431A JP11743184A JPH0548206B2 JP H0548206 B2 JPH0548206 B2 JP H0548206B2 JP 59117431 A JP59117431 A JP 59117431A JP 11743184 A JP11743184 A JP 11743184A JP H0548206 B2 JPH0548206 B2 JP H0548206B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
active substance
basic
substances
excipients
active
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP59117431A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6075435A (ja
Inventor
Buritsukuru Rorufu
Sukepukii Gotsutofuriito
Rutsupurehito Etsukuharuto
Guraisukeru Andoreasu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Boehringer Ingelheim Pharma GmbH and Co KG
Original Assignee
Dr Karl Thomae GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dr Karl Thomae GmbH filed Critical Dr Karl Thomae GmbH
Publication of JPS6075435A publication Critical patent/JPS6075435A/ja
Publication of JPH0548206B2 publication Critical patent/JPH0548206B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C405/00Compounds containing a five-membered ring having two side-chains in ortho position to each other, and having oxygen atoms directly attached to the ring in ortho position to one of the side-chains, one side-chain containing, not directly attached to the ring, a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, and the other side-chain having oxygen atoms attached in gamma-position to the ring, e.g. prostaglandins ; Analogues or derivatives thereof
    • C07C405/0008Analogues having the carboxyl group in the side-chains replaced by other functional groups
    • C07C405/0033Analogues having the carboxyl group in the side-chains replaced by other functional groups containing sulfur
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/14Particulate form, e.g. powders, Processes for size reducing of pure drugs or the resulting products, Pure drug nanoparticles
    • A61K9/141Intimate drug-carrier mixtures characterised by the carrier, e.g. ordered mixtures, adsorbates, solid solutions, eutectica, co-dried, co-solubilised, co-kneaded, co-milled, co-ground products, co-precipitates, co-evaporates, co-extrudates, co-melts; Drug nanoparticles with adsorbed surface modifiers
    • A61K9/146Intimate drug-carrier mixtures characterised by the carrier, e.g. ordered mixtures, adsorbates, solid solutions, eutectica, co-dried, co-solubilised, co-kneaded, co-milled, co-ground products, co-precipitates, co-evaporates, co-extrudates, co-melts; Drug nanoparticles with adsorbed surface modifiers with organic macromolecular compounds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/20Pills, tablets, discs, rods
    • A61K9/2004Excipients; Inactive ingredients
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/08Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Obesity (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Endocrinology (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は経口抗糖尿病剤用の新規なガレヌス製
剤およびそれらの製造方法に関する。 経口抗糖尿病剤は活性物質として、グリキドン
(gliquidon)または置換フエニルカルボン酸のよ
うなスルホニル尿素を含有する。その他の好適ス
ルホニル尿素には、グリベンクラミド
(glybenclamide)、グリボルヌリド、グリソキセ
ピド、グリピジツドおよびグリクラジツドが含ま
れる。グリキドンは1−シクロヘキシル−3−
{〔p−{2−(3,4−ジヒドロ−7−メトキシ−
4,4−ジメチル−1,3−ジオキソ−2(1H)
−イソキノリル)−エチル}−フエニル〕−スルホ
ニル}尿素であり、血糖低下作用を有する。しか
しながら、使用できるその他の抗糖尿病性物質
に、一般式() (式中R1はハロゲン原子、好ましくは塩素原子
であり、そしてR2は1〜3個の炭素原子を有す
るアルコキシ基、好ましくはメトキシ基、または
ピペリジン−1−イルあるいはオクタメチレンイ
ミノ基を表わす)で示される4−〔2−(アロイル
アミノ)エチル〕−安息香酸およびまた一般式
() (式中R3は1〜4個の炭素原子を有するアルキ
ル基、好ましくはn−プロピル基、またはフエニ
ル基を表し、R4はピペリジン−1−イル、ピロ
リジン−1−イルまたはヘキサメチレンイミノ基
を表わし、そしてR5は水素またはハロゲン原子、
好ましくは塩素またはフツ素原子、あるいはメチ
ルまたはメトキシ基を表わす)で示される置換4
−(アラルキルアミノカルボニルメチル)安息香
酸がある。しかしながら、これらの活性物質の混
合物もまた使用できる。 微細グリキドンはトウモロコシデンプン、乳糖
およびステアリン酸マグネシウムをさらに含有す
る市販されている製剤中に含まれている。このグ
リキドン含有製剤は信頼できる抗糖尿病剤として
十分なものであることがすでに証明されており、
腎機能が制限されている場合でも、禁忌ではない
という大きい利点を有する。 一般に、消化液中に難溶性である、前記であげ
た物質を包含する物質の経口投与では次の問題が
生じる:多くの場合に、活性物質が部分的に再吸
収されうるだけであつて、活性物質の大きく変動
する血中レベルが個人間および個人内部で生じる
ことがある。しかしながら、経口抗糖尿病剤で
は、活性の発現開始および活性の持続がまた特に
重要であり、これは活性が食物摂取により生じる
血糖値に適合せねばならないためである。この適
合は食物摂取に従い活性物質の作用および生理学
的インシユリン要求が時間の観点で相互に信頼で
きるほど適合できない従来入手できる抗糖尿病薬
製剤を用いる場合にはない。活性物質の活性は多
くの場合に非常に遅れて生じる。すなわち多くの
場合に、最高効果は、血中グルコース値が食物摂
取後に緩和されることなくすでに低下さえしはじ
める時点で達成されるにすぎない。次いで活性物
質の活性は血中グルゴースがその初期のレベルに
戻つても連続する〔BergerのPelzer and
Froesch、Diabetische Enteropathie、
Hypoglykamine、Verlag Hans Hu¨eber、Bern
−Stuttgart−Wien、1974年参照〕。 スルホニル尿素の血糖低下活性と食物摂取によ
り生じる血糖の増加とを、食事前の適当な時点で
スルホニル尿素を与えることにより、共時化する
ことがまた提案されている。しかしながら、食事
前の30分で活性物質を投与すると、活性物質は満
足なほど重大な活性をもたらさないことが見い出
された〔Sartar等のEur.J.Clin.Pharmacolog.21
403〜408(1982年)参照〕。これは部分的に前記活
性のさらに長い持続時間によるものである。さら
にまた、薬物の服用と食物の摂取との間の特定の
時間差は臨床上で確実に追跡することができるだ
けである。 消化液に難溶性である物質の場合に、これらの
問題をそれ自体難溶性の活性物質の溶解率を最適
にしようとすることにより解消することが試みら
れた。これは、たとえば活性物質の表面積を増加
することにより実行されている。すなわち、活性
物質(また血糖低下物質)が3〜10m2/gの粒子
表面積で湿潤剤の存在下に存在している製剤形が
開示されている(西ドイツ国特許第2348334号)。 しかしながら、この目的は活性物質を溶解状態
で、できるだけ大きい表面積を有する基体または
担体に適用し、次いで溶剤を除去することにより
達成されねばならないものと推定されている
〔H.Rupprecht.Acta Pharm.Technol.26/1、13頁
以後(1980年)参照〕。 さらにまた、塩形成剤が加えることにより、溶
解性を改善することが試みられた(西ドイツ国公
開特許第3124090.9号参照)。しかしながら、溶解
度および溶解率を改善するために、固体分散体が
また製造された。これは活性物質と1種または2
種以上の水溶性担体とを、場合により表面活性剤
と組合せて含有するものよりなる。これらの分散
体を製造するためには、活性物質または場合によ
りその塩および担体から均一溶融物を生成させる
(西ドイツ国公開特許第2355743号参照)。もう1
つの方法では、活性物質および担体を共通溶剤に
溶解し、次いで溶剤を除去する。使用する水溶性
担体としては、中でも、ポリビニルピロリドンま
たはポリエチレングリゴールがある〔H.R.
MerkleのActa Pharm.Technol.27/4、193頁以
後(1981年)およびW.L.Chiou、S.Riegelmann
のJ.Pharm.Sci.60/9、1281頁以後(1971年)参
照〕。 文献に記載されている次の方法を前記の化合物
を含有する製剤の製造に使用した場合には、活性
物質、たとえばグリキドンのさらに良好な溶解率
はほとんど得られない;すなわち、塩形成それ自
体は溶解率の増大をもたらさない〔例1(c)の第6
表参照〕か、担体だけに活性物質、たとえばグリ
キドンを適用しても所望の結果は生じないかのど
ちらかである。相当する試験では、以下にさらに
詳細に説明するように、測定された溶解率は、グ
リキドンの場合に、それ自体既知であるグリキド
ン含有製剤により示される溶解率より大きくない
ことが見い出された。 驚くべきことに、活性物質の非常に迅速で全体
的な放出を示す前記化合物、特にグリキドン含有
製剤形がここに見い出された。本発明による製剤
形は (a) 酸性の活性物質は塩基性助剤を用いて、 (b) 両性の活性物質は塩基性または酸性助剤を用
いて、 (c) 塩基性の活性物質は酸性助剤を用いて、 1種または2種以上の可溶化性物質の存在で溶
液に変え、次いでこの溶液を水不溶性担体に適用
し、これを乾燥させ、次いでこの生成物を場合に
より助剤を添加して処理し、医薬製剤を形成する
ことにより製造できる。しかしながら、本発明は
また、このようにして得られた製剤形に関する。
しかしながら、いずれの場合でも、活性物質対塩
基性または酸性賦形剤のモル比は過剰の塩基性ま
たは酸性賦形剤が存在するように選択すべきであ
る。 インビボでの迅速で完全な溶解を確実にするに
十分な塩基性または酸性賦形剤を活性物質に加え
ることが重要である。これは1:1より小さい活
性物質対塩基性または酸性賦形剤のモル比を用い
た場合にだけ可能である。 グリキドン2.5重量部を、たとえば水50重量部
に溶解するためには、エチレンジアミン×
1H2O0.7重量部、N−メチル−グリカミン3.0重
量部またはジエタノールアミン3.5重量部が必要
である。活性物質の迅速で完全な溶解に絶対的に
必要であるモル比を比較すると、次のパターンが
得られる: 1:1.89のグリキドン(分子量527.6):エチレ
ンジアミン×1H2O(分子量78.1); 1:3.24のグリキドン:N−メチルグルカミン
(分子量105.14); 1:4.33のグリキドン:L−リジン(分子量
146.2)。 この発見はグリキドンの問題の塩基性賦形剤に
よる単なる塩形成により説明することはできな
い。過剰の塩基が追加の可溶変作用を有するもの
と見做される。同じ現象がまたその他の活性物質
にもあてはまる。この作用は当業者によつてさえ
も、かつて見い出せなかつたことである。 適当な塩基性賦形剤としては、少なくとも使用
される投与量範囲で生理学的に無害である多くの
無機または有機塩基、たとえば水酸化ナトリウム
溶液、水酸化カリウム溶液、アンモニア、第3リ
ン酸ナトリウム、ジエタノールアミン、エチレン
ジアミン、N−メキルグルカミンまたはL−リジ
ンを包含する。活性物質対塩基性賦形剤または賦
形剤の混合物のモル比は1:1.1〜1:10が好ま
しいが、さらに大過剰の塩基もまたいくつかの場
合に有利であることがある。 適当な酸性賦形剤は、硫酸およびリン酸を包含
し、この酸は過剰量で存在させねばならない。 本発明による製剤を使用する場合に明白に得ら
れる溶液のような、高度に濃厚な溶液を安定化す
るために、別の可溶化剤および(または)乳化剤
を加える必要がある。このような物質の例として
は、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコ
ール4000または6000、ポリエトキシル化ソルビタ
ン−オレエート、ソルビトール、ポリオキシエチ
レンポリオキシプロピレン重合体、グリセロール
ポリエチレングリコールオキシステアレートおよ
びポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテルを
包含する。使用する可溶化性物質の性質および割
合は活性物質の溶解率の決定に重要である。活性
物質、たとえばグリキドン対可溶化性物質の総量
の望ましい比率は1:1〜1:10(重量部)であ
る。 活性物質、塩基性または酸性賦形剤および可溶
化性および(または)乳化性物質の溶液は主とし
て水、または低級アルコール(たとえばエタノー
ル、イソプロパノール)、ケトン(たとえばアセ
トン)のようなその他の極性溶剤またはこれらの
物質と水との混合物を用いて製造する。 このようにして製造した溶液は水不溶性担体に
適用する。この目的に適する物質は高分散化した
二酸化ケイ素、アビセル(avicel(R))(微結晶セ
ルロース)、塩基性酸化アルミニウム、マグネシ
ウム−アルミニウム−三ケイ酸塩、交叉結合した
ポリビニルピロリドン、ナトリウムカルボキシメ
チルデンプン、リン酸三カルシウム、リン酸水素
カルシウムおよびその混合物のような表面積の拡
大した物質が好ましい。一般に、1:1〜1:12
重量部の活性物質対担体の比率で十分である。特
に好適な担体は水またはいくつかのその他の適当
な溶剤中に不溶であるものである:これらの担体
は活性物質の配合および中間生成物の後続の処理
の両方の容易な操作を可能にする。 活性物質の配合に、西ドイツ国公開特許第
2355743号から既知の溶融法の代りに本発明によ
る溶解方法を使用することにより、特に有利なポ
リビニルピロリデンのような非溶融性可溶化性物
質でさえもグリキドンまたはその他の活性物質と
ともに分子分散体として担体に分布させることが
できる。しかしながら、さらに、水不溶性担体は
調剤工程に対しても極めて大きい利点を有する。 前記した問題の解決は次の理由から驚くべきこ
とである: 文献に記載されている、および前記にあげた、
消化液中に難溶性である物質の配合方法はグリキ
ドンを含有する製剤形の製造に適用した場合に
は、活性物質の溶解率の重大な増加は得られな
い;たとえば、これらの中でグリキドンを含有す
る市場で入手できる製剤について見い出されてい
る溶解率を改善できない。溶解率はusp XXパド
ル(Paddle)法により、McIlvaine−Buffer900
ml中で、PH7.0において、37℃で、100rpmで、5
分後および30分後に測定した。各測定において、
活性物質40.0mgに相当する量の製剤を用いて、各
測定を2回、反復し、その平均値を得られた結果
から計算した。 グリキドンの表面積の増加にともなう溶解率を
測定するために、活性物質30重量部を塩化メチレ
ン150重量部に溶解し、溶液を錠剤担体210重量部
に適用した。乾燥後に、処理した錠剤担体を圧縮
して錠剤を形成し、これらの錠剤からのグリキド
ンの溶解率を測定する;5分後に活性物質の5%
が溶解し、30分後に7%が溶解した。賦形剤を使
用しない微細化したグリキドンの場合には、5分
および30分後に、0%が溶解した。微細化したグ
リキドンを例1(b)におけるように圧縮して錠剤を
形成した場合に、5分後に活性物質の5.8%が、
30分後に7.2%が溶解した。 グリキドンの塩形成によつては、良好な溶解率
は得られなかつた。グリキドンを加熱および攪拌
しながらエチレンジアミンの水溶液に溶解し、例
1(c)に記載のようにさらに処理した。この生成物
はまた5分後および30分後に4%だけの溶解活性
物質を生じた。 グリキドン含有分散体を使用してさえも、いず
れか良好な溶解率をもたらすものはない。西ドイ
ツ国公開特許第2355743号に記載の方法に従い、
グリキドン1.47重量%をポリグリコール4000
79.1重量部およびポリオキシエチレン−40−ステ
アレート5.0重量部よりなる溶融物中に溶解し、
次いで重炭酸カリウム14.43重量部をそこに分散
させた。固化した溶融物を1.0mmメツシユ寸法を
有するスクリーンにこすり通す。溶解率の測定は
5分後の活性物質の10%および30分後の7%の結
果を与えた。 西ドイツ国公開特許第2355743号に記載の方法
におけるグリキドン塩の使用が良好な溶解率を導
くか否かを調べるために、さらに一連の試験を行
なつた。ここではまた、ポリエチレングリコール
4000 79.1重量部とポリオキシエチレン−40−ス
テアレート5.0重量部とよりなる溶融物を使用し、
問題のグリキドン塩の飽和溶液を製造した。次い
で、炭酸水素カリウム14.43重量部をこの溶液に
分散させた。固化した溶融物を1.0のメツシユ寸
法のスクリーンに通した。
【表】 これらの結果から、グリキドン30mgに対して要
求される溶融物の量は膨潤できる崩壊性錠剤に含
有させることができないことが容易にわかる。す
なわち、西ドイツ国公開特許第2355743号による
方法はグリキドン塩に対して、およびまた前記で
あげたその他の活性物質の塩に対して不適であ
る。 前記試験から見ることができるように、この目
的に適するものとして記載されている既知の方法
を使用して、活性物質の迅速で全体的溶解が達成
できないことがグリキドンについて証明された。 前記であげた血糖低下活性物質を前記した本発
明の方法により製剤化すると、活性物質の作用が
この医薬に対する患者の生理学的要求に適合する
医薬組成物が得られる。これらの特別の医薬生成
物は活性物質の迅速で完全な再吸収を確実にす
る。迅速な再吸収は食物の摂取により生じる血糖
の増加とスルホニル尿素の血糖低下活性とを共強
化するために、薬物の服用と食事摂取との間の必
要な経過時間を短かくする。迅速で全体的な再吸
収は個人間および個人内部の血中グルコースのレ
ベルの変動を減じ、胃腸管の段階で、または摂取
する食物の性質または量に対する再吸収の依存性
を最小にし、かくして正しい代謝パターンを、従
つて正しいインシユリン放出を、確実にする。現
在知られている製剤形に関連する前記の欠点が本
発明による方法を使用することにより回避され
る。 本発明は改善された活性物質放出性を有する経
口用抗糖尿病剤を提供する新規な調剤製剤形およ
びこれらの製剤形の製造方法に関する。本発明に
よる新規な医薬製剤は活性の発現および活性の持
続が代謝の適当な制御および付随するインシユリ
ンの適度の放出に関して、糖尿病患者に求められ
る特定の要件に適合するものである。 本発明による製剤形は溶剤中の塩基性または酸
性賦形剤を抗糖尿病活性物質に、活性物質を可溶
性にするような量で加え、次に可溶化剤を加え、
溶液を水不溶性担体に適用し、溶剤を蒸発させ、
残留物をさらに処理して、種々の製剤形を生成す
ることにより製造できる。 本発明の要旨を、例に記載した試験で得られた
結果を検討して、以下のさらに詳細に究明する。
これらの試験は、主として、スルホニル尿素グリ
キドンを用いて行つた。 下記の例1はグリキドン、塩基性賦形剤および
表面積を増加する担体よりなる製剤形を記載する
ものであり、本発明によるグリキドン製剤の溶解
率がそれ自体既知のグリキドン製剤の溶解率と比
較して有意に増加されることを示している。 例1(a)で比較した可溶化性物質の添加により達
成される改善は表の形で示されている例2〜9の
検出値により例示されており、第1表にまとめら
れている。 第2表は付随する溶解率とともに、同一量の異
なる担体を用いた例を示している。グリキドン対
塩基としてのエチレンジアミン対可溶化剤として
のコリドン(Kollidon)25(R)の重量比は一定に保
持されているので、溶解率に対する担体物質の作
用性を見ることができる。 溶解率に対する特定量の可溶化性賦形剤の作用
性は第3表のコリドン25(R)の例を用いて証明され
ている。第3表はまた担体の増加(高分散二酸化
ケイ素、第1表も参照)に対する場合と異なり、
可溶化性物質の増加は悪変を導かず、溶解率の増
加を導くことを示している。 さらにまた、第4表はさらに別の一連の例を用
いて、溶解率に対する特定量の水不溶性担体の作
用性をまとめて示すものである。この表が示して
いるように、過剰の担体は避けると有利である。 第5表はエチレンジアミンの代りに、その他の
アルカリ性の毒物学的に無害な賦形剤をまた使用
できることを示している。 医薬製剤を開発する場合には、インビトロ法を
使用して、最適化が行なわれる。活性物質の放出
および溶解は溶解試験を用いて測定した。インビ
ボで得られるものとほぼ近い条件を作り出すため
に、これらの試験は通常、PH1.2の酸性媒質中で
行なわれる。このPHを本発明による製剤形に使用
した場合には、測定できる放出速度は得られな
い。従つて、インビトロ溶解試験はPH7(または
7以上)で実施しなければならない。これは活性
物質の溶解性が7以下のPHレベルではもはや十分
ではないことによる。従つて、腸管の酸性範囲
で、インビボで、活性物質の放出は僅かだけであ
ることが予想される。従つて、腸管の上部域にお
いてさえも活性物質の迅速で全体的な再吸収が生
じることは当業者にとつて驚くべきことである。
また、インビボ条件とインビトロでの溶解率の測
定値との間の差は別にしても、インビトロとイン
ビボとの間が極めて一致していることは驚くべき
ことである。これは例1(c)、17および22に示され
ており、第6表にまとめられているこれらの結果
を第6図および第7図に示されている相当するヒ
ト血糖減少曲線と比較するとわかる。 これらの観察のもとである例を正確な数字的デ
ータで次に示す:これらの例において、 アビセル(Avicel)(R)は微結晶セルロースであ
る; コリドン(Kollidon)25(R)はポリ−N・ビニル
ピロリドン(−2)である; ツウイーン(Tween)80(R)はポリオキシエチ
レン(20)ソルビタン−オレエートである; プルロニツク(Pluronic)F68(R)はポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレン重合体である; クレモホール(Cremophor)RH40(R)はグリセ
ロールポリエチレングリコールオキシステアレー
トである; アエロシル(Aerosil)(R)はX−線無定形シリコ
ンジオキシドである; マシゲル(Masigel)(R)はジ−マグネシウム−
アルミニウム−三ケイ酸塩である; エツクスプロタブ(Explotab)(R)はナトリウム
カルボキシメチルデンプンである;そして コリドン(Kollidon)CL(R)は交叉結合した不
溶性ポリビニルピロリドンである。 アンバーライト(Amberlite)IRP88はメタア
クリル酸とジビニルベンゼンとの重合体のカリウ
ム塩(ビニルベンゼンを有するメタアクリル酸重
合体)カリウム塩)である。 例 1 (a) グリキドン含有粉末の組成: グリキドン 5重量部 (1) エチレンジアミン×H2O 1.9重量部 (2) アビセル(R) 20重量部 (3) 製法: 塩基性賦形剤(2)を水100重量部に70℃で撹拌
しながら溶解する。活性物質(1)を加え、混合物
を活性物質が完全に溶解するまで撹拌する。担
体(3)をこの溶液に懸濁する。懸濁液を減圧で撹
拌しながら濃縮乾燥させ、生成物を1mmメツシ
ユスクリーンに押し通す。 検出された溶解率: グリキドン31%が5分後に溶解した; グリキドン53%が30分後に溶解した。 (b) 次の組成を有する既知のグリキドン含有製剤
との比較: 微細化したグリキドン 30重量部 トウモロコシデンプン 75重量部 乳 糖 132重量部 ステアリン酸マグネシウム 3重量部 検出された溶解率: 5分後に5.8%; 30分後に7.2%。 (c) 担体を含有しないグリキドン含有粉末との比
較: グリキドン 5重量部 (1) エチレンジアミン×H2O 1.9重量部 (2) 製法: 塩基性賦形剤(2)を水100重量部に70℃で撹拌
しながら溶解する。活性物質1を加え、十分に
溶解するまで撹拌する。この溶液を回転蒸発器
で減圧下に乾燥させ、固体生成物を1.00mmメツ
シユスクリーンに通して篩分けする。 検出された溶解率: 5分後に4%; 30分後に4%。 例 2〜9 次の第1表にまとめてある例2〜9は異なる可
溶化性物質を使用しおよび1種の同一担体を異な
る量で使用した場合の溶解率(溶解グリキドンの
%による)に与える作用の可能性を示すものであ
る。 塩基性賦形剤を水に70℃で撹拌しながら溶解
し、グリキドンを加える。混合物を70〜80℃で活
性物質が溶解するまで撹拌する。次いで、残りの
成分を撹拌しながら加え、懸濁液を減圧で蒸発濃
縮する。このようにして形成された生成物を1mm
メツシユスクリーンに通す。
【表】 例 10〜14 第2表は例10〜14およびまたは例2を示すもの
である。これらの例は同一量の異なる担体、同一
量の同一塩基性賦形剤、グリキドンおよび同一可
溶化性賦形剤を含有する製剤形の例である。第2
表は溶解率に対する特定の担体賦形剤の作用を示
している。各組成物は第1表に記載のとおりに製
造する。
【表】 例 15および16 次の第3表は比較としての例2とともに、例15
および16を示すものである。これらの例は同一量
のグリキドン、エチレンジアミン、アエロシル(R)
を含有するが異なる量のコリドン25(R)を含む場合
を例である。特定量の可溶化性賦形剤の、活性物
質溶解率に対する作用が示されている。各組成物
は第1表に記載のとおりに製造する。
【表】 例17は例2、8、9および10とともに、特定量
の担体の溶解率に対する作用を示す;数値は第4
表にまとめて示す。これらの組成物はまた第1表
の場合と同様にして製造する。第4表は担体の量
が増加するにつれて溶解率が減少することを示し
ている。
【表】 例 18〜20 第5表の例18〜20は異なる塩基性物質の溶解率
に対する作用を示すものである。組成物は第1表
に従い製造する。
【表】 ルカミン
19 2.5 エチレンジ 65 62 75
アミンxHO
20 0.48 水酸化ナト 67.2 62 82
リウム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 抗糖尿病活性物質を含有する経口製剤の製造
    方法であつて、1種または2種以上の可溶化性物
    質および(または)乳化性物質の存在下に、酸性
    を示す活性物質は塩基性賦形剤を用いて、両性を
    示す活性物質は塩基性または酸性を示す賦形剤を
    用いて、または塩基性を示す活性物質は酸性を示
    す賦形剤を用いて溶剤中に溶解させ、この際に活
    性物質対塩基性または酸性賦形剤のモル比を1:
    1より小さくすべきであり、次いで溶液を水不溶
    性担体に適用し、乾燥させ、この生成物を場合に
    より、賦形剤を加えてさらに処理し、製剤にする
    ことを特徴とする抗糖尿病活性物質含有経口製剤
    の製造方法。 2 経口抗糖尿病活性スルホニル尿素を使用する
    特許請求の範囲第1項の方法。 3 活性物質としてグリキドンを使用する特許請
    求の範囲第2項の方法。 4 使用する経口抗糖尿病活性物質が (a) 一般式 (式中、R1はハロゲン原子、好ましくは塩素
    原子であり、そしてR2は1〜3個の炭素原子
    を有するアルコキシ基、好ましくはメトキシ
    基、またはピペリジン−1−イルあるいはオク
    タメチレンイミノ基を表わす)で示される4−
    〔2−(アロイルアミノ)エチル〕−安息香酸、
    または (b) 一般式 (式中、R3は1〜4個の炭素原子を有するア
    ルキル基、好ましくはn−プロピル基、または
    フエニル基を表し、R4はピペリジン−1−イ
    ル、ピロリジン−1−イルまたはヘキサメチレ
    ンイミノ基を表し、そしてR5は水素またはハ
    ロゲン原子あるいはメチルまたはメトキシ基を
    表わす)で示される置換4−(アラルキルアミ
    ノカルボニルメチル)−安息香酸、またはこれ
    らの物質の混合物である特許請求の範囲第1項
    の方法。 5 経口抗糖尿病活性物質を含有する製剤であつ
    て、酸性を示す活性物質は塩基性を示す賦形剤と
    ともに、両性を示す活性物質は塩基性または酸性
    を示す賦形剤とともに、または塩基性を示す活性
    物質は酸性を示す賦形剤とともに、活性物質対塩
    基性または酸性賦形剤のモル比が1:1より小さ
    くあるべきようにして、1種または2種以上の可
    溶化性物質および(または)乳化性物質と一緒に
    溶剤を用いて水不溶性担体に適用し、場合により
    その他の賦形剤を含む乾燥させたこの担体を処理
    して医薬製剤が形成されていることを特徴とする
    経口抗糖尿病活性物質含有製剤。 6 活性物質または活性物質の混合物に加えて、
    塩基性賦形剤または塩基性賦形剤の混合物および
    1種または2種以上の水不溶性担体および場合に
    より1種または2種以上の可溶化性物質および
    (または)賦形剤を含有し、活性物質対塩基性賦
    形剤のモル比が1:1より小であるべきである特
    許請求の範囲第5項の製剤。 7 含有されている塩基が生理学的に許容されう
    る無機または有機塩基であり、酸が硫酸であり、
    水不溶性担体が高分散化二酸化ケイ素、微結晶セ
    ルロース、塩基性酸化アルミニウム、マグネシウ
    ム−アルミニウム−三ケイ酸塩、交叉結合したポ
    リビニルピロリドン、ナトリウムカルボキシメチ
    ルデンプン、リン酸三カルシウム、リン酸水素カ
    ルシウムまたはこれらの物質の混合物であり、そ
    して可溶化性物質がポリビニルピロリドン、ポリ
    エチレングリコール、ポリエトキシル化ソルビタ
    ン−モノ−オレエート、ソルビトール、ポリオキ
    シエチレンポリオキシプロピレン重合体、グリセ
    ロールポリエチレングリコールオキシステアレー
    トまたはこれらの物質の混合物である特許請求の
    範囲第5項の製剤。 8 塩基性賦形剤として、水酸化ナトリウム溶
    液、水酸化カリウム溶液、アンモニア、第三リン
    酸ナトリウム、ジエタノールアミン、エチレンジ
    アミン、L−リジン、またはN−メチルグルカミ
    ンを、1:1.1〜1:10の活性物質対塩基性賦形
    剤モル比で含有する特許請求の範囲第5項〜第7
    項のいずれか1つに記載の製剤。 9 活性物質および可溶化性賦形剤またはその全
    部を1:1〜1:10重量部の比率で、および活性
    物質および担体またはその全部を1:1〜1:12
    重量部の比率で含有する特許請求の範囲第5項〜
    第8項のいずれか1つに記載の製剤。
JP59117431A 1983-06-08 1984-06-07 経口抗糖尿病剤用の新規ガレヌス製剤 Granted JPS6075435A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3320583.3 1983-06-08
DE19833320583 DE3320583A1 (de) 1983-06-08 1983-06-08 Neue galenische zubereitungsformen von oralen antidiabetika und verfahren zu ihrer herstellung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6075435A JPS6075435A (ja) 1985-04-27
JPH0548206B2 true JPH0548206B2 (ja) 1993-07-20

Family

ID=6200886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59117431A Granted JPS6075435A (ja) 1983-06-08 1984-06-07 経口抗糖尿病剤用の新規ガレヌス製剤

Country Status (24)

Country Link
US (2) US4708868A (ja)
EP (1) EP0128482B1 (ja)
JP (1) JPS6075435A (ja)
KR (1) KR910004572B1 (ja)
AT (1) ATE49886T1 (ja)
AU (1) AU562803B2 (ja)
CA (1) CA1228300A (ja)
DD (1) DD223360A5 (ja)
DE (2) DE3320583A1 (ja)
DK (1) DK162018C (ja)
ES (1) ES8601697A1 (ja)
FI (1) FI85218C (ja)
GB (1) GB2142235B (ja)
GR (1) GR82363B (ja)
HK (1) HK72287A (ja)
HU (1) HU192407B (ja)
IE (1) IE57792B1 (ja)
IL (1) IL72033A (ja)
MY (1) MY100764A (ja)
NO (1) NO168629C (ja)
NZ (1) NZ208416A (ja)
PT (1) PT78711B (ja)
SG (1) SG48087G (ja)
ZA (1) ZA844295B (ja)

Families Citing this family (73)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3320583A1 (de) * 1983-06-08 1984-12-13 Dr. Karl Thomae Gmbh, 7950 Biberach Neue galenische zubereitungsformen von oralen antidiabetika und verfahren zu ihrer herstellung
US5312924A (en) 1983-12-30 1994-05-17 Dr. Karl Thomae Gmbh Phenylacetic acid benzylamides
FR2577437A1 (fr) * 1985-02-21 1986-08-22 Corbiere Jerome Nouveau procede de solubilisation des composes chimiques et les preparations aqueuses ainsi obtenues
US5258185A (en) * 1989-08-23 1993-11-02 Bauer Kurt H Highly active, rapidly absorbable formulations of glibenclamide, processes for the production thereof and their use
DE3927882A1 (de) * 1989-08-23 1991-02-28 Bauer Kurt Heinz Hochwirksame, schnell resorbierbare zubereitungsformen von glibenclamid, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung
US5091190A (en) * 1989-09-05 1992-02-25 Alza Corporation Delivery system for administration blood-glucose lowering drug
US6361795B1 (en) 1989-09-05 2002-03-26 Alza Corporation Method for lowering blood glucose
US5591454A (en) * 1989-09-05 1997-01-07 Alza Corporation Method for lowering blood glucose
US5024843A (en) * 1989-09-05 1991-06-18 Alza Corporation Oral hypoglycemic glipizide granulation
DE69227240T2 (de) * 1991-01-16 1999-04-08 Fmc Corp., Philadelphia, Pa. Träger für wirkstoffe und damit hergestellte feste darreichungsformen
US5643591A (en) * 1991-01-16 1997-07-01 Fmc Corporation Solid dosage forms
ATE184279T1 (de) * 1991-06-21 1999-09-15 Boehringer Ingelheim Pharma Verwendung von (s)(+)-2-äthoxy-4-(n-(1-(2- piperidino-phenyl)-3-methyl-1- butyl>aminocarbonylmethyl>-benzoesäure zur herstellung eines langzeitantidiabetikums
US5858407A (en) * 1992-02-27 1999-01-12 Alza Corporation Method for administering tandospirone
US5246711A (en) * 1992-02-27 1993-09-21 Alza Corporation Dosage form for treating dysthymia
US5185158A (en) * 1992-02-27 1993-02-09 Alza Corporation Dosage form comprising succinimide drug for treating depressive disorders and composition comprising same
US5330762A (en) * 1992-02-27 1994-07-19 Alza Corporation Tandospiaine antidepressive therapy
US5688518A (en) * 1992-02-27 1997-11-18 Alza Corporation Antidepressive therapy
US5246710A (en) * 1992-02-27 1993-09-21 Alza Corporation Dosage form for treating cyclothymia
US6004958A (en) * 1997-02-05 1999-12-21 Fox Chase Cancer Center Compounds and methods for therapeutic intervention in preventing diabetic complications and procedures for assessing a diabetic's risk of developing complications and determining the efficacy of therapeutic intervention
US7071298B2 (en) * 1997-02-05 2006-07-04 Fox Chase Cancer Center Compounds and methods for treating glycogen storage disease and other pathological conditions resulting from formation of age-proteins
US6291495B1 (en) 1997-02-24 2001-09-18 Robert B. Rieveley Method and composition for the treatment of diabetes
US6153632A (en) * 1997-02-24 2000-11-28 Rieveley; Robert B. Method and composition for the treatment of diabetes
US6099859A (en) 1998-03-20 2000-08-08 Andrx Pharmaceuticals, Inc. Controlled release oral tablet having a unitary core
CA2327685C (en) * 1998-04-03 2008-11-18 Bm Research A/S Controlled release composition
US6099862A (en) 1998-08-31 2000-08-08 Andrx Corporation Oral dosage form for the controlled release of a biguanide and sulfonylurea
US8236352B2 (en) 1998-10-01 2012-08-07 Alkermes Pharma Ireland Limited Glipizide compositions
US7258869B1 (en) 1999-02-08 2007-08-21 Alza Corporation Stable non-aqueous single phase viscous vehicles and formulations utilizing such vehicle
PT1666026E (pt) 1999-02-08 2012-03-15 Intarcia Therapeutics Inc Veículos viscosos não aquosos biocompatíveis monofásicos e métodos para a preparação dos mesmos
US7166301B1 (en) * 1999-05-21 2007-01-23 Kissei Pharmaceutical Co., Ltd. Immediate release medicinal compositions for oral use
ES2295379T3 (es) 2001-06-29 2008-04-16 Eurand Pharmaceuticals Ltd. Procedimiento de activacion termodinamica de medicamentos insolubles en agua cargados en polimeros reticulados.
FR2827517B1 (fr) * 2001-07-23 2003-10-24 Bioalliance Pharma Systemes therapeutiques bioadhesifs a liberation prolongee
US20040253310A1 (en) 2001-09-21 2004-12-16 Gina Fischer Morphine polymer release system
US20050019399A1 (en) * 2001-09-21 2005-01-27 Gina Fischer Controlled release solid dispersions
EP1429739A1 (en) 2001-09-21 2004-06-23 Egalet A/S Polymer release system
US20030187074A1 (en) * 2002-03-04 2003-10-02 Javed Hussain Oral compositions for treatment of diabetes
US20030219482A1 (en) * 2002-03-21 2003-11-27 Chaudhari Sunil Sudhakar Multiparticulate compositions for once-a-day administration
SE526943C2 (sv) * 2002-08-26 2005-11-22 Indevex Ab Födoämneskompositionsprodukt
WO2004041252A1 (en) * 2002-11-08 2004-05-21 Egalet A/S Controlled release carvedilol compositions
CN1729005A (zh) * 2002-11-15 2006-02-01 兰贝克赛实验室有限公司 含双胍-磺酰脲类组合的药物剂型
US7731947B2 (en) 2003-11-17 2010-06-08 Intarcia Therapeutics, Inc. Composition and dosage form comprising an interferon particle formulation and suspending vehicle
ATE399538T1 (de) * 2003-03-26 2008-07-15 Egalet As Matrixzubereitungen für die kontrollierte darreichung von arzneistoffen
EP1610767B1 (en) * 2003-03-26 2011-01-19 Egalet A/S Morphine controlled release system
US20050202063A1 (en) * 2003-08-26 2005-09-15 Ebn International Kft Food product
DE10341414A1 (de) * 2003-09-05 2005-03-31 Boehringer Ingelheim Pharma Gmbh & Co. Kg Oral zu applizierende Darreichungsform für schwerlösliche saure und amphotere Wirkstoffe
US20050053669A1 (en) * 2003-09-05 2005-03-10 Boehringer Ingelheim International Gmbh Administration form for the oral application of poorly soluble acidic and amphorteric drugs
KR100760430B1 (ko) * 2004-12-31 2007-10-04 한미약품 주식회사 당뇨병 치료제의 경구 투여용 서방성 복합 제제 및 이의제조 방법
WO2006083761A2 (en) 2005-02-03 2006-08-10 Alza Corporation Solvent/polymer solutions as suspension vehicles
US11246913B2 (en) 2005-02-03 2022-02-15 Intarcia Therapeutics, Inc. Suspension formulation comprising an insulinotropic peptide
AU2006254554B2 (en) * 2005-06-03 2011-11-24 Egalet Ltd A solid pharmaceutical composition with a first fraction of a dispersion medium and a second fraction of a matrix, the latter being at least partially first exposed to gastrointestinal fluids
EP1837020A1 (en) 2006-03-24 2007-09-26 Bioalliance Pharma Mucosal bioadhesive slow release carrier for delivering active principles
KR101106510B1 (ko) 2006-05-30 2012-01-20 인타르시아 세라퓨틱스 인코포레이티드 투피스, 내부채널 삼투압 전달 시스템 유동 조절기
AU2007284759B2 (en) 2006-08-09 2010-10-28 Intarcia Therapeutics, Inc. Osmotic delivery systems and piston assemblies
US20100029721A1 (en) * 2006-09-29 2010-02-04 Novo Nordisk A/S Pharmaceutical Formulation Comprising Metformin and Repaglinide
CA2930487A1 (en) * 2007-01-16 2008-07-24 Egalet Ltd. Use of i) a polyglycol and ii) an active drug substance for the preparation of a pharmaceutical composition for i)mitigating the risk of alcohol induced dose dumping and/or ii) reducing the risk of drug abuse
CN104163864B (zh) 2007-03-30 2017-08-01 Ambrx公司 经修饰fgf‑21多肽和其用途
RU2440097C2 (ru) 2007-04-23 2012-01-20 Интарсия Терапьютикс, Инк. Способ лечения диабета ii типа и ожирения, осмотическое устройство для доставки и способ его изготовления
US8821928B2 (en) 2007-06-04 2014-09-02 Egalet Ltd. Controlled release pharmaceutical compositions for prolonged effect
DK2240155T3 (da) 2008-02-13 2012-09-17 Intarcia Therapeutics Inc Indretninger, formuleringer og fremgangsmåder til levering af flere gavnlige midler
WO2010089132A1 (en) 2009-02-06 2010-08-12 Egalet A/S Immediate release composition resistant to abuse by intake of alcohol
EP2228066A1 (en) * 2009-03-03 2010-09-15 LEK Pharmaceuticals d.d. Pharmaceutical compositions of sulphonylurea-based active pharmaceutical ingredient with excellent dissolution properties
EP2445487A2 (en) 2009-06-24 2012-05-02 Egalet Ltd. Controlled release formulations
EP3735944A1 (en) 2009-09-28 2020-11-11 Intarcia Therapeutics, Inc. Rapid establishment and/or termination of substantial steady-state drug delivery
EP2438911A1 (en) * 2010-10-08 2012-04-11 LEK Pharmaceuticals d.d. Pharmaceuticals compositions comprising sulphonylurea-class insulin secretagogue and polyethylene glycol castor oil
US20120208755A1 (en) 2011-02-16 2012-08-16 Intarcia Therapeutics, Inc. Compositions, Devices and Methods of Use Thereof for the Treatment of Cancers
JP2015521988A (ja) 2012-07-06 2015-08-03 イガレット・リミテッド 制御放出用乱用防止性医薬組成物
US9889085B1 (en) 2014-09-30 2018-02-13 Intarcia Therapeutics, Inc. Therapeutic methods for the treatment of diabetes and related conditions for patients with high baseline HbA1c
PL3412302T3 (pl) 2014-10-24 2021-11-02 Bristol-Myers Squibb Company Zmodyfikowane polipeptydy fgf-21 i ich zastosowania
MA44390A (fr) 2015-06-03 2019-01-23 Intarcia Therapeutics Inc Systèmes de mise en place et de retrait d'implant
WO2017200943A1 (en) 2016-05-16 2017-11-23 Intarcia Therapeutics, Inc. Glucagon-receptor selective polypeptides and methods of use thereof
USD860451S1 (en) 2016-06-02 2019-09-17 Intarcia Therapeutics, Inc. Implant removal tool
USD840030S1 (en) 2016-06-02 2019-02-05 Intarcia Therapeutics, Inc. Implant placement guide
IL267736B2 (en) 2017-01-03 2024-03-01 Intarcia Therapeutics Inc Methods involving continuous administration of a GLP-1 receptor agonist and co-administration of a drug
CN115671203B (zh) * 2022-11-24 2023-10-27 广州中医药大学科技产业园有限公司 一种用于降糖降脂的中药复方提取物及其提取方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3668215A (en) * 1967-11-25 1972-06-06 Bayer Ag Aryl-sulphonyl-semicarbazides containing heterocyclic acylamino groups
NL138933B (nl) * 1969-03-26 1973-05-15 Erba Carlo Spa Werkwijze voor het bereiden van benzeensulfonylureumderivaten met bloedsuikerspiegelverlagende werking.
US3708486A (en) * 1969-04-17 1973-01-02 Boehringer Sohn Ingelheim 2-(p-(n'-cycloalkyl-carbamido-n-sulfonyl)-phenethyl)-1,2,3,4-tetrahydro-1,3-dioxo-4,4-dimethyl-isoquinolines and alkali metal salts thereof
NL7314765A (ja) * 1972-10-31 1974-05-02
DE2657382A1 (de) * 1976-12-17 1978-06-29 Thera Ges Fuer Patente Orales antidiabetikmittel
JPS6026093B2 (ja) * 1978-03-14 1985-06-21 住友製薬株式会社 ゲフアルナート含有固型製剤の製造方法
DE3013839A1 (de) * 1979-04-13 1980-10-30 Freunt Ind Co Ltd Verfahren zur herstellung einer aktivierten pharmazeutischen zusammensetzung
ATE22530T1 (de) * 1980-07-29 1986-10-15 Sanofi Sa Durch saeure stabilisierte mischungen von thienopyridinderivaten und verfahren zum verhindern der zersetzung solcher verbindungen.
WO1982000822A1 (en) * 1980-08-29 1982-03-18 Eistetter K Substituted oxiranecarboxylic acids,their preparation and their use as medicaments
DE3100535A1 (de) * 1981-01-10 1982-08-12 Dr. Karl Thomae Gmbh, 7950 Biberach "neue carbonsaeure-derivate, ihre herstellung und ihre verwendung als arzneimittel"
DE3225188A1 (de) * 1982-07-06 1984-01-12 Dr. Karl Thomae Gmbh, 7950 Biberach Neue phenylessigsaeurederivate, ihre herstellung und diese verbindungen enthaltende arzneimittel
DE3124090A1 (de) * 1981-06-19 1983-01-05 Dr. Karl Thomae Gmbh, 7950 Biberach Neue orale dipyridamolformen
DE3126703A1 (de) * 1981-07-07 1983-01-27 Dr. Karl Thomae Gmbh, 7950 Biberach Bromhexin-retardform und verfahren zu ihrer herstellung
GB2118040A (en) * 1982-02-15 1983-10-26 Hoechst Uk Ltd Oral anti-diabetic preparation
DE3320582A1 (de) * 1983-06-08 1984-12-13 Dr. Karl Thomae Gmbh, 7950 Biberach Gliquidonhaltige zubereitungsformen und verfahren zu ihrer herstellung
DE3320583A1 (de) * 1983-06-08 1984-12-13 Dr. Karl Thomae Gmbh, 7950 Biberach Neue galenische zubereitungsformen von oralen antidiabetika und verfahren zu ihrer herstellung

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6075435A (ja) 1985-04-27
GR82363B (ja) 1984-12-13
HU192407B (en) 1987-06-29
IE841422L (en) 1984-12-08
GB2142235A (en) 1985-01-16
GB8414528D0 (en) 1984-07-11
FI85218C (fi) 1992-03-25
IL72033A (en) 1987-08-31
EP0128482A2 (de) 1984-12-19
FI85218B (fi) 1991-12-13
FI842295A (fi) 1984-12-09
PT78711A (de) 1984-07-01
PT78711B (de) 1986-10-21
ZA844295B (en) 1986-02-26
KR910004572B1 (ko) 1991-07-06
ES533207A0 (es) 1985-11-16
NO168629B (no) 1991-12-09
NO168629C (no) 1992-03-18
MY100764A (en) 1991-02-15
FI842295A0 (fi) 1984-06-07
CA1228300A (en) 1987-10-20
DE3320583A1 (de) 1984-12-13
US4708868A (en) 1987-11-24
NO842291L (no) 1984-12-10
EP0128482B1 (de) 1990-01-31
AU562803B2 (en) 1987-06-18
SG48087G (en) 1987-08-28
KR850000241A (ko) 1985-02-26
IL72033A0 (en) 1984-10-31
DK280884D0 (da) 1984-06-07
ATE49886T1 (de) 1990-02-15
IE57792B1 (en) 1993-04-07
US4873080A (en) 1989-10-10
DK162018B (da) 1991-09-09
DK280884A (da) 1984-12-09
NZ208416A (en) 1987-06-30
DK162018C (da) 1992-02-10
HUT34349A (en) 1985-03-28
AU2924184A (en) 1984-12-13
DE3481170D1 (de) 1990-03-08
GB2142235B (en) 1987-04-08
DD223360A5 (de) 1985-06-12
EP0128482A3 (en) 1986-06-25
ES8601697A1 (es) 1985-11-16
HK72287A (en) 1987-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0548206B2 (ja)
US4696815A (en) Anti-diabetic pharmaceutical forms and the preparation thereof
US20230226063A1 (en) Pharmaceutical formulation of palbociclib and a preparation method thereof
JP5288791B2 (ja) 難水溶性物質含有微細化組成物
US20120171284A1 (en) Celecoxib compositions
HUE028204T2 (en) Pharmaceutical compositions containing the active ingredient nilotinib or a salt thereof
US11464779B2 (en) Pharmaceutical formulation of palbociclib and a preparation method thereof
JP3518601B2 (ja) エバスタイムまたはその類似体に基づく医薬組成物
JP2016503753A (ja) 光学活性のトルバプタンを含む注射用持効性製剤及びその製造方法
JP2002515421A (ja) レボチロキシンナトリウム含有医薬製剤
JP3110794B2 (ja) 1,4−ジヒドロピリジン誘導体を含有する製剤
JP2002531404A (ja) 新規医薬組成物及びその調製のための方法
JP2002534457A (ja) プロフェンと他の活性化合物との組合せを含有する医薬混合物
JP2002532538A (ja) プロフェンを含有する医薬混合物

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees