JPH0547751B2 - - Google Patents

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JPH0547751B2
JPH0547751B2 JP61275757A JP27575786A JPH0547751B2 JP H0547751 B2 JPH0547751 B2 JP H0547751B2 JP 61275757 A JP61275757 A JP 61275757A JP 27575786 A JP27575786 A JP 27575786A JP H0547751 B2 JPH0547751 B2 JP H0547751B2
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Japan
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oil
hydraulic
pump
motor
chamber
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JP61275757A
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JPS63130960A (ja
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Noboru Yamamoto
Mitsumasa Furumoto
Eiichiro Kawahara
Kenichi Ikejiri
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP87310234A priority patent/EP0268484B1/en
Priority to US07/122,891 priority patent/US4939900A/en
Priority to DE8787310234T priority patent/DE3777094D1/de
Publication of JPS63130960A publication Critical patent/JPS63130960A/ja
Publication of JPH0547751B2 publication Critical patent/JPH0547751B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/38Control of exclusively fluid gearing
    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/4078Fluid exchange between hydrostatic circuits and external sources or consumers
    • F16H61/4104Flushing, e.g. by using flushing valves or by connection to exhaust
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H39/00Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution
    • F16H39/04Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motor and pump combined in one unit
    • F16H39/06Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motor and pump combined in one unit pump and motor being of the same type
    • F16H39/08Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motor and pump combined in one unit pump and motor being of the same type each with one main shaft and provided with pistons reciprocating in cylinders
    • F16H39/10Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motor and pump combined in one unit pump and motor being of the same type each with one main shaft and provided with pistons reciprocating in cylinders with cylinders arranged around, and parallel or approximately parallel to the main axis of the gearing
    • F16H39/14Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motor and pump combined in one unit pump and motor being of the same type each with one main shaft and provided with pistons reciprocating in cylinders with cylinders arranged around, and parallel or approximately parallel to the main axis of the gearing with cylinders carried in rotary cylinder blocks or cylinder-bearing members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H47/00Combinations of mechanical gearing with fluid clutches or fluid gearing
    • F16H47/02Combinations of mechanical gearing with fluid clutches or fluid gearing the fluid gearing being of the volumetric type

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A 発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、ポンプシリンダに摺合された多数の
ポンププランジヤとそれらのポンププランジヤを
受けるポンプ斜板との間の摺動面にこれを潤滑す
べくポンプシリンダ内の油が供給される油圧ポン
プと、モータシリンダに摺合された多数のモータ
プランジヤとそれらのモータプランジヤを受ける
モータ斜板との間の摺動面にこれを潤滑すべくモ
ータシリンダ内の油が供給される油圧モータMと
が、油圧閉回路をなして連結された油圧式伝動装
置に関する。
(2) 従来の技術 従来、かかる油圧式伝動装置は、たとえば特開
昭57−76357号公報などにより公知である。
(3) 発明が解決しようとする問題点 ところでかかる装置では、加速時に油圧モータ
により駆動される負荷が大きくなつたり、減速時
にエンジンブレーキ負荷が大きくなると、油圧閉
回路内の高圧側の油圧が大となり、それに応じて
油圧ポンプおよび油圧モータのシユーおよび斜板
の摺動面の負荷も大きくなるので、摺動面の発熱
量が大となる。この発熱により、斜板およびシユ
ーに焼付および摩耗等の不都合を生じることがあ
る。
かかる不都合を解消するために、特開昭61−
118566号公報で開示されているように、シユーお
よび斜板の摺動面を包囲する潤滑室を設け、その
潤滑室のポンプから冷却油圧を圧送することが考
えられる。ところが発熱量が大きいときに充分冷
却するようにポンプ容量を設定すると、負荷が小
さいときに過冷却となり、摺動面の温度が低下し
過ぎて油の粘度が増加し、機械効率を低下させ
る。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、プランジヤおよび斜板面の摺動面の発熱に
応じた冷却および潤滑を可能にした油圧式伝動装
置を提供することを目的とする。
B 発明の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本発明によれば、油圧ポンプおよび油圧モータ
の一方における斜板およびプランジヤ間の摺動面
を包囲する潤滑室が設けられ、油圧閉回路におけ
る油圧ポンプの吐出側および吸入側に一端をそれ
ぞれ接続した油路の他端が、両油路間の差圧が大
なるときに油圧の低い方の油路を出力ポートに連
通させるシヤトル弁の入力ポートに接続され、シ
ヤトル弁の出力ポートは、該出力ポートの油圧が
設定値以上になつたときに開弁する第1リリーフ
弁を介して前記潤滑室に接続され、第1リリーフ
弁および潤滑室間には、第1リリーフ弁よりも低
い設定油圧で開弁して油圧をタンクに直接解放す
る第2リリーフ弁が接続される。
(2) 作用 負荷が大きいときには、油圧閉回路において油
圧が低い方の油路が第1リリーフ弁に接続され、
第1リリーフ弁が開弁するのに応じて油圧閉回路
からの油が潤滑室に送られる。したがつて負荷が
大きいときには、シリンダからの油に加えて油圧
閉回路からの油が潤滑室に供給される。しかも潤
滑室の油圧が大となつたときには第1リリーフ弁
よりも低圧に設定された第2リリーフ弁が開弁
し、油圧が解放されるので、潤滑室の油圧が第1
リリーフ弁の設定油圧よりも大となることはな
く、したがつて油圧閉回路の油のフラツシングが
正常に行なわれる。また負荷が小さいときには、
シヤトル弁が作動せず、潤滑室にはシリンダから
の油のみが潤滑室に供給される。
(3) 実施例 以下、図面により本発明を車両用油圧式無段変
速機に適用したときの一実施例について説明する
と、先ず第1図において、車両用油圧式無段変速
機CVTは、エンジンEにより駆動される入力軸
2に連結される定吐出量型油圧ポンプPと、前記
油圧ポンプPと同一軸線上に配設される可変容量
型油圧モータMとが、油圧閉回路Cを構成すべく
相互に接続されて成る。油圧モータMは出力軸1
1、前、後進歯車装置G、副軸18および差動装
置Dを介して車輪Wに連結される。
油圧閉回路Cにおいて、油圧ポンプPの吐出口
および吸入口間はクラツチ弁116を介して接続
される。また入力軸2により駆動される補給ポン
プFの吐出口が補給油路137および逆止弁13
8,138を介して油圧閉回路Cに接続され、油
タンクTから汲み上げられる作動油が、不足分を
補充すへく補給油路137を介して油圧閉回路C
に供給される。さらに補給油路137の途中に
は、補給ポンプFの吐出圧を一定に保つべく補給
油路137の油圧が設定値以上となつたときに開
弁する調圧弁50が接続される。
また油圧モータMには潤滑室75が設けられて
おり、この潤滑室75には、シヤトル弁152お
よび第1リリーフ弁156の作動により、高負荷
時の油圧閉回路Cにおける低圧側の油が冷却器1
58を経て供給される。さらに潤滑室75の油圧
が増大したときには、第2リリーフ弁160の働
きにより潤滑室75の油圧が減圧される。
クラツチ弁116は、油圧ボンプPの吐出口お
よび吸入口間を短絡させる開度と、全閉開度との
間を中間位置を有して切換える絞り弁であり、ク
ラツチ弁116が短絡作動しているときには油圧
モータMへの作動油の供給が行なわれないので油
圧モータMを不作動としたニユートラル状態とな
る。またクラツチ弁116が遮断作動していると
きには、油圧ポンプPおよび油圧モータM間で作
動油の循環が生じるので、駆動力の伝達が行なわ
れ、車両走行状態となる。さらにクラツチ弁11
6の開度が中間位置となると、その開度に応じて
作動油の循環が生起して、半クラツチ状態とな
る。
第2図において、無段変速機CVTの具体的な
構造を説明すると、該無段変速機CVTは、2つ
のケース半体1a,1bを結合して成るミツシヨ
ンケース1内に収容される。
油圧ポンプPは、入力軸2にスプライン3によ
り結合されたポンプシリンダ4と、該ポンプシリ
ンダ4に入力軸2を囲むように設けられた環状配
列の多数のシリンダ孔5,5…にそれぞれ摺合さ
れる多数のポンププランジヤ6,6…とを備え
る。入力軸2には、図示しないエンジンからの動
力がフライホイール7を介して伝達される。
一方、油圧モータMは、前記油圧ポンプPのポ
ンプシリンダ4を同心に囲繞してそれと相対的に
回転し得るように配設されたモータシリンダ8
と、該モータシリンダ8にその回転中心を囲むよ
うに設けられた多数のシリンダ孔9,9…にそれ
ぞれ摺合した多数のモータプランジヤ10,10
…とを備える。
モータシリンダ8の軸方向両端には、出力軸1
1および支軸12が同一軸線上で突設されてお
り、出力軸11はニードルベアリング13を介し
て一方のケース半体1aの端壁に、また支軸12
はボールベアリング14を介して他方のケース半
体1bの端壁にそれぞれ支承される。
入力軸2は、一方のケース半体1aの端壁を油
密に貫通し、出力軸11内に同心に配置される。
しかも出力軸11の内面と入力軸2の外面との間
には複数のニードルベアリング15が介装されて
おり、これにより入力軸2およびポンプシリンダ
4と、出力軸11およびモータシリンダ8とは相
対回転可能である。
出力軸11と平行にしてミツシヨンケース1の
両端壁にローラベアリング16およびボールベア
リング17を介して回転自在に支承された副軸1
8と、前記出力軸11との間には、前、後進歯車
装置Gが設けられる。
この前、後進歯車装置Gは、出力軸11に固定
された一対の駆動歯車19,20と、一方の駆動
歯車19に噛合して副軸18に回転自在に支承さ
れる被動歯車21と、他方の駆動歯車20に対応
して副軸18に回転自在に支承される被動歯車2
2と、駆動歯車20および被動歯車22に噛合す
る中間歯車23と、両被動歯車21,22の対向
部位にそれぞれ一体に設けられた駆動クラツチ歯
輪21a,22a間で副軸18に固定された被動
クラツチ歯輪24と、被動クラツチ歯輪24およ
び両駆動クラツチ歯輪21a,22aを択一的に
連結するためのクラツチ部材25とを有し、クラ
ツチ部材25にはそれを選択作動せしめるべくシ
フトフオーク26が係合される。
副軸18には、差動装置Dの入力歯車27に噛
合した歯車28が一体に設けられており、クラツ
チ部材25の作動に応じて差動装置Dが車両の前
進方向および後進方向に切換えて駆動される。
第3図において、モータシリンダ8と、油圧ポ
ンプPのポンプシリンダ4との間には、油密室3
1が画成され、この油密室31内でモータシリン
ダ8の内側にはポンプシリンダ4の端面に対向す
るポンプ斜板32が支承される。このポンプ斜板
32には、円環状一体のポンプシユー33が摺接
される。
各ポンププランジヤ6,6…と、前記ポンプシ
ユー33とは連接杆44を介して首振自在に連結
されており、ポンプシユー33の内周段部にはロ
ーラベアリング42を介してモータシリンダ8に
支承された押え環34が当接されており、さらに
押え環34には、軸方向の移動を許容するととも
に相対回転を阻止すべくスプライン36を介して
入力軸2に結合されたばね保持体35が当接す
る。またばね保持体35およびポンプシリンダ4
間には入力軸2を囲繞するコイルばね37が介装
されており、このコイルばね37のばね力により
ばね保持体35は押え環34を介してポンプシユ
ー33をポンプ斜板32に向けて弾発的に押圧す
る。しかもばね保持体35と押え環34とは球面
で接触しており、ばね保持体35は押え環34に
万遍なく接触してコイルばね37の弾発力を押え
環34に伝える。
油密室31は、前記ポンプシユー33、押え環
34およびばね保持体35により、ポンプ斜板3
2側の第1室31aと、ポンプシリンダ4側の第
2室31bとに区画される。
第1室31aには、ポンプ斜板32とポンプシ
ユー33との摺動面の内周側が臨んでおり、その
摺動面から洩れた潤滑油が第1室31aに流れ出
る。ところで、ポンプ斜板32およびポンプシユ
ー33間の潤滑を果すために、ポンプシユー33
の前面には環状の油圧ポケツト38が設けられて
おり、この油圧ポケツト38は、ポンプシユー3
3、連接杆44およびポンププランジヤ6に穿設
された油孔39,40,41を介して、各ポンプ
プランジヤ6およびポンプシリンダ4間に画成さ
れているポンプ室45に連通される。したがつ
て、ポンプ室45の圧油は、油孔41,40,3
9を通して油圧ポケツト38に供給される。これ
により、ポンプシユー33およびポンプ斜板32
の摺動面が潤滑される。しかもそれと同時に油圧
ポケツト38の油圧は、ポンププランジヤ6の突
出推力を受けるようにポンプシユー33に圧力を
及ぼすのでポンプシユー33とポンプ斜板32と
の接触圧力を低減する。
一方、ポンプ斜板32とポンプシユー33との
摺動面の外周側に臨むようにして、モータシリン
ダ8、ポンプ斜板32、ポンプシユー33および
ローラベアリング42により、前記摺動面を囲繞
する円環状の潤滑室43が画成されており、この
潤滑室43は第2室31aの一部を構成する。
潤滑室43には、油圧ポケツト38内の圧油が
ポンプシユー33およびポンプ斜板32間の摺動
面を通して絶えず漏洩しており、その漏洩油は潤
滑室43を満たした後、ローラベアリング42を
通して第2室31b側に流れる。したがつて潤滑
室43には常に新しい潤滑油が保持され、その油
によつてポンプシユー33およびポンプ斜板32
の摺動面をポンプシユー33の外側からも確実に
潤滑することができる。
また、第2室31bには前記潤滑室43からの
油の他に、ポンププランジヤ6およびシリンダ孔
5の摺動面、ならびにポンプシリンダ4および分
配盤46の摺動面からの漏洩油が流入する。
ばね保持体35には第1室31aおよび第2室
31b間を連通する連通路47が穿設される。
ポンプシリンダ4およびポンプシユー33の対
向端部には、相互に噛合する傘歯車61,62が
固設される。これらの傘歯車61,62は歯数を
等しくした同期歯車に形成されており、入力軸2
とともにポンプシリンダ4が回転すると、ポンプ
シユー33が傘歯車61,62を介して同期的に
回転駆動される。これにより、ポンプ斜板32の
傾斜面の上り側を走るポンププランジヤ6はポン
プ斜板32から連接杆44を介して吐出行程を与
えられ、また、同傾斜面の下り側を走るポンププ
ランジヤ6は吸入行程を与えられる。
第4図において、油圧モータMのモータシリン
ダ8に対向する円環状のモータ斜板63は、同じ
く円環状の斜板ホルダ64に嵌着される。この斜
板ホルダ64は、その両外側に突出する一対のト
ラニオン軸65を一体に備えており、それらのト
ラニオン軸65がミツシヨンケース1に枢支され
る。したがつてモータ斜板63は斜板ホルダ64
とともにトラニオン軸65の軸線まわりに傾動す
ることができる。
各モータプランジヤ10の先端は、モータ斜板
63に摺接する複数のモータシユー66に首振り
自在に連結される。しかも各モータシユー66の
モータ斜板63への摺接状態を保持するために、
各モータシユー66の背面を押える押え板67
が、斜板ホルダ64にボルト68で固着されたリ
ング69により回転自在に支持される。各モータ
シユー66と各モータプランジヤ10との連結部
は、周方向複数位置で押え板67を貫通するもの
であり、したがつて押え板67はモータシユー6
6とともに回転する。
各モータシユー66は、モータ斜板63に摺接
する前面に油圧ポケツト70をそれぞれ備える。
一方、各シリンダ孔9の閉塞端と各モータプラン
ジヤ10との間に画生された油圧室71は、モー
タプランジヤ10およびモータシユー66に穿設
された一連の油孔72,73を介して油圧ポケツ
ト70に連通される。したがつて、油圧室71の
圧油は、油孔72,73を通して油圧ポケツト7
0に供給され、モータプランジヤ10の突出推力
を受けるようにモータシユー66に圧力を及ぼ
す。これによりモータシユー66およびモータ斜
板63間の接触圧力が低減されるとともに、モー
タシユー66およびモータ斜板63の摺動面が潤
滑される。
斜板ホルダ64の内周面には、押え板67の内
周面に小間隙を存して対向する円筒状の隔壁体7
4が嵌着され、この隔壁体74、斜板ホルダ64
および押え板67により、モータシユー66およ
びモータ斜板63の摺動面を包囲する潤滑室75
が画成される。
而して、各油圧ポケツト70内の圧油は、モー
タシユー66およびモータ斜板63の摺動面を通
して絶えず漏洩しており、洩れた油は潤滑油とし
て潤滑室75を満たした後、押え板67まわりの
各部の隙間から漏出する。したがつて、潤滑室7
5には常に新しい潤滑油が保持され、その油によ
つてモータシユー66およびモータ斜板63の摺
動面をモータシユー66の外側からも確実に潤滑
することができる。
この場合、潤滑室75の圧力が油圧ポケツト7
0の圧力に近づくと、油圧ポケツト70のモータ
シユー66に対する流体支承機能が損なわれるの
で、潤滑室75が大気圧に近い圧力状態を保ちつ
つ油を保持するように、油圧ポケツト70からの
漏洩油量に応じて押え板67まわりの各部の隙間
が適当に選定される。
また斜板ホルダ64には、トラニオン軸65を
貫通して潤滑室75に至る流入油路77と、潤滑
室75からミツシヨンケース1内に至る流出油路
78とが設けられ、流入油路77に潤滑油が供給
される。
しかも流入油路77の一部は、モータ斜板63
の底面で閉じられる凹溝77aとされており、そ
の凹溝77aを通る油によりモータ斜板63がよ
り冷却される。
ミツシヨンケース1には、斜板ホルダ64すな
わちモータ斜板63を傾動駆動するために、サー
ボモータ81が設けられる。このサーボモータ8
1は、ミツシヨンケース1に固定されるサーボシ
リンダ82と、サーボシリンダ82内を左側油室
83および右側油室84に区画すべくサーボシリ
ンダ82に摺合されるサーボピストン85と、サ
ーボピストン85に一体に設けられて左側油室8
3側のサーボシリンダ82の端壁を油密にかつ移
動自在に貫通するピストンロツド86と、サーボ
ピストン85およびピストンロツド86に穿設し
た弁孔87に先端部が摺合されるとともにサーボ
シリンダ82の右側油室84側の端壁を油密にか
つ移動自在に貫通するパイロツト弁88とから構
成される。
ピストンロツド86は、ピン89を介して斜板
ホルダ64に連結される。また左側油室83に
は、サーボシリンダ82に設けた油路90が常時
連通しており、この油路90から供給される油圧
がサーボピストン85に作用する。サーボピスト
ン85およびピストンロツド86にはパイロツト
弁88の右動に応じて右側油室84を弁孔87に
連通させる通路91と、パイロツト弁88の左動
に応じて右側油室84を左側油室83に連通させ
る通路92とが穿設される。さらに弁孔87は、
還流路93を介して、ミツシヨンケース1内の底
部の油タンクTに連通される。
サーボピストン85は、パイロツト弁88の左
動および右動に追従するように、油路90から供
給される油圧によつて増幅作動し、それにより斜
板ホルダ64すなわちモータ斜板63が図示の最
大傾斜位置と、各モータプランジヤ10に対して
直角となる直角位置との間で傾動される。この
際、モータ斜板63はモータシリンダ8の回動に
伴つて各モータプランジヤ10に往復動を与えて
膨張、収縮を繰返させるが、モータプランジヤ1
0のストロークは、モータ斜板63の傾きに応じ
て無段階に調節される。
油圧ポンプPおよび油圧モータM間には、分配
盤46および分配環97を介して油圧閉回路Cが
形成される。而して入力軸2でポンプシリンダ4
を回転したときに、吐出行程のポンププランジヤ
6を収容したシリンダ5のポンプ室45からの吐
出される高圧の作動油が膨張行程のモータプラン
ジヤ10を収容したシリンダ孔9の油圧室71に
給送される。一方、収縮行程のモータプランジヤ
10を収容したシリンダ孔9の油圧室71から排
出された作動油は、吸入行程にあるポンププラン
ジヤ6を収容したシリンダ孔5のポンプ室45に
還流する。この間、吐出行程のプランジヤ10が
ポンプ斜板32を介してモータシリンダ8に与え
る反動トルクと、膨張行程のモータプランジヤ1
0がモータ斜板63から受ける反動トルクとの和
によつてモータシリンダ8すなわち出力軸11が
回転駆動される。
この場合、ポンプシリンダ4に対するモータシ
リンダ8の変速比は次式によつて与えられる。
変速比=ポンプシリンダ4の回転数/モータシリンダ8
の回転数 =1+油圧モータMの容量/油圧ポンプPの容量 この式から明らかなように、モータプランジヤ
10のストロークによつて定まる油圧モータMの
容量を零から或る値に変えれば、変速比を1から
或る必要な値まで変えることができる。
モータシリンダ8は、その軸方向に分割された
第1〜第4部分8a〜8dから構成される。第1
部分8aには、前記出力軸11が一体に設けら
れ、ポンプ斜板32は第1部分8aに設けられ
る。また第2、第3および第4部分8b〜8dに
シリンダ孔9が設けられる。第3部分8cは分配
盤46を構成するものであり、第4部分8dには
支軸12が一体に設けられる。
第1および第2部分8a,8bは複数のボルト
98により結合される。また第2、第3および第
4分分8b〜8dはそれらの各接合部にノツクピ
ン99,100を嵌入して相互に位置決めした状
態で複数のボルト101により一体的に結合され
る。
入力軸2の内端部はニードルベアリング105
を介して分配盤46の中心に支持されており、ポ
ンプシリンダ4はばね37により分配盤46に弾
発的に摺接される。
ケース半体1bにおける端壁の外面側には、ボ
ルト106により、支持板107が固着されてお
り、この支持板107には、モータシリンダ8の
支軸18内に突入する円筒状の固定軸108が固
定的に連結される。この固定軸108の内端に
は、分配盤46に摺接する分配環97が偏心的に
支持されており、分配環97により、モータシリ
ンダ8の第4部分8dに設けられている中空部1
09が内側室110と外側室111とに区画され
る。一方、分配盤46には吐出および吸入ポート
112,113が穿設されており、その吐出ポー
ト112により吐出行程にあるポンププランジヤ
6のポンプ室45と内側室110とが連通され、
吸入ポート113により吸入行程にあるポンププ
ランジヤ6のポンプ室45と外側室111とが連
通される。また分配盤46には多数の連絡ポート
114,114…が穿設されており、これらの連
絡ポート114,114…によりモータシリンダ
8の各油圧室71が内側室110または外側室1
11に連通される。
したがつて、ポンプシリンダ4の回転時には、
ポンププランジヤ6の吐出行程により生成された
高圧の作動油を吐出ポート112から内側室11
0に流入させ、さらに内側室110と連通状態に
ある連絡ポート114を経て膨張行程のモータプ
ランジヤ10の油圧室71に流入させてモータプ
ランジヤ10に推力を与える。一方、収縮行程の
モータプランジヤ10により排出される作動油
は、外側室111に連通する連絡ポート114お
よび吸入ポート113を介して、吸入行程にある
ポンププランジヤ6のポンプ室45に還流し、こ
のような作動油の循環により前述のような油圧ポ
ンプPから油圧モータMへの伝動が行なわれる。
固定軸108の側壁には、内側室110および
外側室111間を連通し得るたとえば2個の短絡
ポート115が穿設され、それらの短絡ポート1
15を開閉する円筒状のクラツチ弁116が固定
軸108内に回転自在に嵌合される。このクラツ
チ弁116は、その先端寄り側壁に前記短絡ポー
ト115に対応した弁孔117を備え、また基端
部には図示しないクラツチ制御装置に連なる操作
軸118が連結される操作連結部119が設けら
れる。
クラツチ弁116を回動操作させて弁孔117
を短絡ポート115に合致させた全開時にはクラ
ツチ・オフ状態、弁孔117を短絡ポート115
からずらせて全閉したときにはクラツチ・オン状
態、弁孔117および短絡ポート115をわずか
にずらせて半開状態にしたときには半クラツチ状
態が得られる。すなわち、クラツチ・オフ状態で
は吐出ポート112から内側室110に吐出され
る作動油が短絡ポート115を通して外側室11
および吸入ポート113に直ちに短絡して油圧モ
ータMが不作動となり、またクラツチ・オン状態
では上記のような作動油の短絡が阻止され、油圧
ポンプPから油圧モータMへの作動油の循環作用
が生起し、通常の伝動が行なわれる。
クラツチ弁116には、パイロツト弁120に
より操作される油圧サーボモータ121が内蔵さ
れ、そのサーボピストン122の先端部には、ク
ラツチ弁116の内径よりも小径の弁杆123が
設けられる。この弁杆123は内側室110に突
入しており、その先端には吐出ポート112に対
する閉塞弁124が首振り自在に付設される。而
して、サーボピストン122の左動により閉塞弁
124を分配盤46に密着させれば吐出ポート1
12を閉じることができる。この閉塞は、モータ
斜板73を直立状態にして変速比を1とするとき
に行なうもので、これによりポンププランジヤ6
を油圧的にロツクしてポンプシリンダ4から各ポ
ンププランジヤ6およびポンプ斜板32を介して
モータシリンダ8を機械的に駆動することがで
き、その結果、モータプランジヤ10のモータ斜
板63に対する推力が消失し、その推力による各
部ベアリングの負荷が取除かれる。
固定軸108および支持板107には内側室1
10に連通する油路139と、外側室111に連
通する油路140とが穿設される。また支持板1
07にはサーボモータ81に連なる油路90に連
通した油路141が穿設されるとともに、該油路
141と前記両油路139,140との連通状態
を択一的に切換える切換弁142が配設される。
この切換弁142は、両油路139,140の油
圧が高い方を油路141に連通せしめるべく作動
する。したがつて、油圧モータMのモータ斜板6
3を傾動するためのサーボモータ81には、内側
室110および外側室111の油圧が高い方から
油圧が供給されることになる。
両サーボモータ81,121のパイロツト弁8
8,120には、リンク127,128の一端が
連結されており、リンク127の他端は図示しな
い操作手段により回動される回動軸129に連
動、連結される。また回動軸129には、カム1
30が設けられており、リンク128の他端には
カム130に摺接するカムホロア131が設けら
れる。これにより、モータ斜板63を直立状態に
すべくサーボモータ81を作動せしめたときに、
サーボモータ121が閉塞弁124で吐出ポート
112を閉塞するように作動する。
ケース半体1aにおける端壁の外側には、補給
ポンプFが装備される。この補給ポンプFは、入
力軸2により駆動されるものであり、ミツシヨン
ケース1内底部の油タンク(図示せす)から油を
汲み上げて一定圧力の作動油を生成する。そして
この補給ポンプFの吐出ポート136は入力軸2
内に設けられた油路137に連通し、油路137
は逆止弁138を介して内側室110に連通する
とともに、図示しない逆止弁を介して外側室11
1に連通する。したがつて、油圧ポンプPおよび
油圧モータM間の油圧閉回路から作動油が漏洩し
たときに、その漏洩分を補給ポンプFから自動的
に補給することができる。また吐出ポート136
には、ケース半体1aの端壁に設けられた調圧弁
50が接続されており、この調圧弁50の働きに
より、補給ポンプFの吐出油圧がほぼ一定に保た
れる。
油圧ポンプPおよび油圧モータMを結ぶ油圧閉
回路Cにおいて、油圧ポンプPの吐出側すなわち
内側室110に連なる油路139には、油路15
0の一端が接続され、油圧ポンプPの吸入側すな
わち外側室111に連なる油路140には油路1
51の一端が接続される。両油路150,151
の他端は、シヤトル弁152の入力ポート15
3,154に接続される。
シヤトル弁152は、両入力ポート153,1
54および1つの出力ポート155間を遮断する
中間位置と、油路150に連なる入力ポート15
3を出力ポート155に連通する下位置と、油路
151に連なる入力ポート154を出力ポート1
55に連通する上位置との3つの位置を切換可能
なものであり、油路150の油圧が上位置側に、
また油路151が下位置側に作用する。これによ
り、シヤトル弁152は、両油路150,151
間の差圧が大なるときに、下位置あるいは上位置
に切換作動して、油路150,151の油圧が低
い方を出力ポート155に連通させる。
潤滑室75に通じる流入油路77と前記シヤト
ル弁152の出力ポート155とは、途中に第1
リリーフ弁156および冷却器158を備える油
路157で接続される。しかも第1リリーフ弁1
56は、出力ポート155の油圧が設定値以上と
なつたときに開弁する。
また第1リリーフ弁156および冷却器158
間の油路157には、第1リリーフ弁156より
も低い油圧で開弁すべく設定された第2リリーフ
弁160を介して油タンクTが接続される。
次にこの実施例の作用について説明すると、先
ず油圧モータMにかかる負荷が大きい場合の加速
時には、内側室110に油圧ポンプPより高圧油
が吐出される。このとき、内側室110に連なる
油路150と、外側室111に連なる油路151
との間の差圧が大となり、シヤトル弁152は上
位置に作動して、油路151が出力ポート155
に連通する。そして第1リリーフ弁156が開弁
するのに応じて、油圧閉回路Cからの油が潤滑室
75に供給される。したがつて潤滑室75には、
油圧室71からの油に加えて油圧閉回路Cからの
油も供給されることになる。
また負荷が大きい場合の減速時には、外側室1
11に油圧モータMから高圧油が吐出される。こ
のとき、外側室111に連なる油路151の油圧
が、内側室110に連なる油路150の油圧より
も大きくなり、シヤトル弁152は下位置とな
る。このため、内側室110に連なる油路150
が出力ポート155に連通し、第1リリーフ弁1
56が開弁するのに応じて油圧閉回路Cの油が潤
滑室75に供給される。したがつて潤滑室75に
は、前述の加速時と同様に、油圧室71からの油
に加えて油圧閉回路Cからの油も供給されること
になる。
以上のようにして、負荷が大きいときには、潤
滑室75に油圧室71からの油に加て油圧閉回路
Cからも油が供給され、モータ斜板63およびモ
ータシユー66間の摺動面に比較的多量の油が供
給されることにより充分な冷却および潤滑が可能
となる。
負荷が小さいときには、加、減速時ともに内側
室110および外側室111間の差圧、すなわち
油路150,151間の差圧は小さく、シヤトル
弁152は中間位置となる。したがつて、潤滑室
75には油圧室71からのみ油が供給されること
になり、過冷却が防止される。
しかも第2リリーフ弁160の設定油圧は第1
リリーフ弁156よりも低く設定されているの
で、油圧モータMの高速、高負荷時にモータ斜板
63およびモータシユー66の摺動面からの漏洩
油量が増大して潤滑室75の油圧が増大しても、
第2リリーフ弁160の作用により、第1リリー
フ弁156の設定油圧よりも潤滑室75の油圧が
大きくなることはない。したがつて、油圧閉回路
C内の油のフラツシングが充分に行なわれ、油圧
閉回路C内の油温の上昇を防止して、油圧モータ
Mの耐久性低下を防止することができる。
また第2リリーフ弁160の働きにより、冷却
器158にその許容耐圧を超える圧力がかかるこ
とも防止され、冷却器158の耐久性が向上す
る。
以上の実施例では、モータMの潤滑室75に油
を供給する場合について示したが、ポンプPの潤
滑室43に油を供給することも可能である。
C 発明の効果 以上のように本発明によれば、油圧ポンプおよ
び油圧モータの一方における斜板およびプランジ
ヤ間の摺動面を包囲する潤滑室が設けられ、油圧
閉回路における油圧ポンプの吐出側および吸入側
に一端をそれぞれ接続した油路の他端が、両油路
間の差圧が大なるときに油圧の低い方の油路を出
力ポートに連通させるシヤトル弁の入力ポートに
接続され、シヤトル弁の出力ポートは、該出力ポ
ートの油圧が設定値以上となつたときに開弁する
第1リリーフ弁を介して前記潤滑室に接続される
ので、負荷の大小に応じた量の油が潤滑室に導か
れ、負荷の大小による発熱量の変化に応じた冷却
および潤滑が可能となる。
また第1リリーフ弁および潤滑室間には、第1
リリーフ弁よりも低い設定油圧で開弁して油圧を
油タンクに直接解放する第2リリーフ弁が接続さ
れるので、高速、高負荷時に潤滑室の油圧が第1
リリーフ弁の設定油圧を超えることはなく、油圧
閉回路の油のフラツシングを充分にして油温の上
昇を防止し、耐久性向上に寄与することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は本発明を適用した車両用油圧式無段変速機の油
圧回路図、第2図は該無段変速機の縦断側面図、
第3図は2図の要部拡大図、第4図は油圧モータ
の部分拡大断面図である。 4……ポンプシリンダ、6……ポンププランジ
ヤ、8……モータシリンダ、10……モータプラ
ンジヤ、32……ポンプ斜板、63……モータ斜
板、75……潤滑室、152……シヤトル弁、1
53,154……入力ポート、155……出力ポ
ート、156……第1リリーフ弁、158……冷
却器、160……第2リリーフ弁、M……油圧モ
ータ、P……油圧ポンプ、T……油タンク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポンプシリンダ4に摺合された多数のポンプ
    プランジヤ6とそれらのポンププランジヤ6を受
    けるポンプ斜板32との間の摺動面にこれを潤滑
    すべくポンプシリンダ4内の油が供給される油圧
    ポンプPと、モータシリンダ8に摺合された多数
    のモータプランジヤ10とそれらのモータプラン
    ジヤ10を受けるモータ斜板63との間の摺動面
    にこれを潤滑すべくモータシリンダ10内の油が
    供給される油圧モータMとが、油圧閉回路Cをな
    して連結された油圧式伝動装置において、油圧ポ
    ンプPおよび油圧モータMの一方における斜板6
    3およびプランジヤ10間の摺動面を包囲する潤
    滑室75が設けられ、油圧閉回路Cにおける油圧
    ポンプPの吐出側および吸入側に一端をそれぞれ
    接続した油路150,151の他端が、両油路1
    50,151間の差圧が大なるときに油圧の低い
    方の油路を出力ポート155に連通させるシヤト
    ル弁152の入力ポート153,154に接続さ
    れ、シヤトル弁152の出力ポート155は、該
    出力ポート155の油圧が設定値以上となつたと
    きに開弁する第1リリーフ弁156を介して前記
    潤滑室75に接続され、第1リリーフ弁156お
    よび潤滑室75間には、第1リリーフ弁156よ
    りも低い設定油圧で開弁して油圧を油タンクTに
    直接解放する第2リリーフ弁160が接続される
    ことを特徴とする油圧式伝動装置。 2 第2リリーフ弁160および潤滑室75間に
    は冷却器158が介装されることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の油圧式伝動装置。
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