JPH0547272B2 - - Google Patents
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- JPH0547272B2 JPH0547272B2 JP62126832A JP12683287A JPH0547272B2 JP H0547272 B2 JPH0547272 B2 JP H0547272B2 JP 62126832 A JP62126832 A JP 62126832A JP 12683287 A JP12683287 A JP 12683287A JP H0547272 B2 JPH0547272 B2 JP H0547272B2
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- secondary coil
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- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 30
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 26
- 239000012717 electrostatic precipitator Substances 0.000 claims description 20
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 6
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 6
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
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- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
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- Electrostatic Separation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電気集塵装置用電源に係り、特に直流
バイアス電圧及び高電圧パルスを出力する機能を
有する電気集塵装置用電源に関する。
バイアス電圧及び高電圧パルスを出力する機能を
有する電気集塵装置用電源に関する。
一般に電気集塵装置に於いて、高電気抵抗のダ
ストを補集する場合には集塵室の放電電極と集塵
電極との電極間にコロナ放電開始電圧前後の直流
バイアス電圧を印加させた状態で数パルス/秒以
上の高電圧パルスを印加させる荷電方法が採用さ
れている。第3図にこのような荷電方法が採用さ
れている従来の電気集塵装置の全体構成を示す。
第3図に於いて電気集塵装置は交流電源32、昇
圧トランス34、整流器36から成る直流高電圧
電源30と、交流電源40、昇圧トランス42、
ダイオード44、抵抗器46、平滑コンデンサ4
8、充放電用スイツチ50、平滑コイル52、抵
抗器54から成る高電圧パルス発生電源38と、
結合コンデンサ56と、放電電極62集塵電極6
4が設けられている集塵室60と、から構成され
ている。
ストを補集する場合には集塵室の放電電極と集塵
電極との電極間にコロナ放電開始電圧前後の直流
バイアス電圧を印加させた状態で数パルス/秒以
上の高電圧パルスを印加させる荷電方法が採用さ
れている。第3図にこのような荷電方法が採用さ
れている従来の電気集塵装置の全体構成を示す。
第3図に於いて電気集塵装置は交流電源32、昇
圧トランス34、整流器36から成る直流高電圧
電源30と、交流電源40、昇圧トランス42、
ダイオード44、抵抗器46、平滑コンデンサ4
8、充放電用スイツチ50、平滑コイル52、抵
抗器54から成る高電圧パルス発生電源38と、
結合コンデンサ56と、放電電極62集塵電極6
4が設けられている集塵室60と、から構成され
ている。
このような構成の電気集塵装置では、集塵室6
0の放電電極62と集塵電極64との電極間に直
流高電圧電源30から出力される直流バイアス電
圧が印加され、又、高電圧パルス発生電源38か
ら出力される高電圧パルスが結合コンデンサ56
によつて直流バイアス電圧に重畳されて印加され
るようになつている。
0の放電電極62と集塵電極64との電極間に直
流高電圧電源30から出力される直流バイアス電
圧が印加され、又、高電圧パルス発生電源38か
ら出力される高電圧パルスが結合コンデンサ56
によつて直流バイアス電圧に重畳されて印加され
るようになつている。
しかしながら前記電気集塵装置では、直流バイ
イアス電圧及び高電圧パルスを個別に設けられた
直流高電圧電源30及び高電圧パルス発生電源3
8によつてそれぞれ得、又、高電圧パルスを直流
バイアス電圧に重畳させるための結合コンデンサ
56を必要とするために、電源部のコストが高く
なる欠点がある。又、放電電極62と集塵電極6
4との電極間に高電圧パルスを印加させた際にス
パークが発生すると、直流高電圧電源30から電
力が供給されてしまうために放電電極64を形成
している放電線がスパーク発生箇所においてアー
ク熱によつて溶けて細くなつたり断線してしまう
欠点がある。
イアス電圧及び高電圧パルスを個別に設けられた
直流高電圧電源30及び高電圧パルス発生電源3
8によつてそれぞれ得、又、高電圧パルスを直流
バイアス電圧に重畳させるための結合コンデンサ
56を必要とするために、電源部のコストが高く
なる欠点がある。又、放電電極62と集塵電極6
4との電極間に高電圧パルスを印加させた際にス
パークが発生すると、直流高電圧電源30から電
力が供給されてしまうために放電電極64を形成
している放電線がスパーク発生箇所においてアー
ク熱によつて溶けて細くなつたり断線してしまう
欠点がある。
本発明は上述した従来の技術の問題点に鑑み、
電源部が低コストの簡単な回路で構成され、且つ
放電線の細線化及び断線が起こらない電気集塵装
置を提供することを目的としている。
電源部が低コストの簡単な回路で構成され、且つ
放電線の細線化及び断線が起こらない電気集塵装
置を提供することを目的としている。
上述した目的を達成するために、集塵室に設け
られる放電電極と集塵電極との電極間に直流バイ
アス電圧及び高電圧パルスを印加させる電気集塵
装置用電源に於いて、交流電圧を出力する一つの
交流電源手段と、該交流電源手段からの電力を制
御する電力制御手段と、該電力制御手段からの出
力が1次コイル側に加えられ、2次コイル側から
交流高電圧を出力する昇圧トランスと、該昇圧ト
ランスの2次コイルの一方の端子を第1のダイオ
ードを介して前記放電電極に接続するとともに、
前記2次コイルの他方の端子を集塵電極に接続す
る第1の回路であつて、該2次コイルの出力の一
方の極性の半波のみを前記直流バイアス電圧とし
て前記電極間に印加する第1の回路と、前記2次
コイルの前記一方の端子から順次コンデンサ及び
第2のダイオードを介して前記他方の端子に接続
する第2の回路であつて、前記コンデンサには前
記2次コイル側の出力の他方の極性の半波のみの
電気量が充電される第2の回路と、前記コンデン
サ及び第2のダイオードの接続点と前記第1のダ
イオード及び放電電極との接続点間に配設され、
ON状態時に前記コンデンサに蓄えられた電荷を
放電させて高電圧パルスとして前記直流バイアス
電圧に重畳させるスイツチング素子と、前記交流
電源手段の電源電圧の周期に同期して前記スイツ
チング素子をON状態及びOFF状態に制御する制
御手段と、を備えたことを特徴としている。
られる放電電極と集塵電極との電極間に直流バイ
アス電圧及び高電圧パルスを印加させる電気集塵
装置用電源に於いて、交流電圧を出力する一つの
交流電源手段と、該交流電源手段からの電力を制
御する電力制御手段と、該電力制御手段からの出
力が1次コイル側に加えられ、2次コイル側から
交流高電圧を出力する昇圧トランスと、該昇圧ト
ランスの2次コイルの一方の端子を第1のダイオ
ードを介して前記放電電極に接続するとともに、
前記2次コイルの他方の端子を集塵電極に接続す
る第1の回路であつて、該2次コイルの出力の一
方の極性の半波のみを前記直流バイアス電圧とし
て前記電極間に印加する第1の回路と、前記2次
コイルの前記一方の端子から順次コンデンサ及び
第2のダイオードを介して前記他方の端子に接続
する第2の回路であつて、前記コンデンサには前
記2次コイル側の出力の他方の極性の半波のみの
電気量が充電される第2の回路と、前記コンデン
サ及び第2のダイオードの接続点と前記第1のダ
イオード及び放電電極との接続点間に配設され、
ON状態時に前記コンデンサに蓄えられた電荷を
放電させて高電圧パルスとして前記直流バイアス
電圧に重畳させるスイツチング素子と、前記交流
電源手段の電源電圧の周期に同期して前記スイツ
チング素子をON状態及びOFF状態に制御する制
御手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、一つの交流電源手段からの電
源に基づいて電極間に印加する直流バイアス電圧
及び高電圧パルスを発生させることができ、特に
昇圧トランスの2次コイル側の出力の一方の極性
の半波のみを直流バイアス電圧として電極間に印
加し、2次コイル側の出力の極性の半波のみの電
気量をコンデンサに充電し、コンデンサに蓄えら
れた電荷をスイツチング素子によつて適宜のタイ
ミングで放電させることにより、高電圧パルスを
直流バイアス電圧に重畳させるようにしている。
そして、上述した第1の回路、第2の回路構成に
よつて、従来の結合コンデンサは不要になるよう
にしている。
源に基づいて電極間に印加する直流バイアス電圧
及び高電圧パルスを発生させることができ、特に
昇圧トランスの2次コイル側の出力の一方の極性
の半波のみを直流バイアス電圧として電極間に印
加し、2次コイル側の出力の極性の半波のみの電
気量をコンデンサに充電し、コンデンサに蓄えら
れた電荷をスイツチング素子によつて適宜のタイ
ミングで放電させることにより、高電圧パルスを
直流バイアス電圧に重畳させるようにしている。
そして、上述した第1の回路、第2の回路構成に
よつて、従来の結合コンデンサは不要になるよう
にしている。
以下、添付図面に従つて本発明に係る電気集塵
装置用電源の好ましい実施例を詳説する。
装置用電源の好ましい実施例を詳説する。
第1図の本発明に係る電気集塵装置用電源が適
用される基本的な電気集塵装置の全体構成を示
す。第1図に於いて、電気集塵装置は直流バイア
ス電圧及び高電圧パルスを出力する電源部2と、
放電電極30と集塵電極32とが設けられている
集塵室28とから構成されている。
用される基本的な電気集塵装置の全体構成を示
す。第1図に於いて、電気集塵装置は直流バイア
ス電圧及び高電圧パルスを出力する電源部2と、
放電電極30と集塵電極32とが設けられている
集塵室28とから構成されている。
電源部2に於いて交流電源4からの交流電圧は
逆並列接続されたサイリスタ等の電力制御素子
6,8によつて位相制御される。電力制御素子
6,8のうち電力制御素子6は高電圧パルスの電
力制御を、電力制御素子8は直流バイアス電圧の
電圧制御をそれぞれ行う。電力制御素子6,8は
制御回路7,9によつてそれぞれ位相制御が行わ
れる。電力制御素子6,8からの交流電圧は昇圧
トランス12の入力側の1次コイル12Aに入力
され、昇圧された交流高電圧は出力側の2次コイ
ル12Bから出力される。2次コイル12Bの両
端子a、bには直列接続されたパルス生成用のコ
ンデンサ14、充電用の抵抗器16及びダイオー
ド18が接続されている。又、端子aには直流バ
イアス電圧印加用のダイオード20のカソード
が、放電電極30及び放電用の抵抗器26の接続
部にはダイオード20のアノードがそれぞれ接続
されている。抵抗器26と、直列接続されている
コンデンサ14、抵抗器16の接続部との間には
スイツチング素子22が接続され、このスイツチ
ング素子22は制御回路24によつて交流電源4
の電源電圧の周期に同期してスイツチングが行わ
れる。一方、端子bにはダイオード18のカソー
ド及び集塵電極32が接続され、これらは接地さ
れている。これにより、昇圧トランス12の出力
側に発生した交流高電圧は直流電圧(直流バイア
ス電圧)に変換されて放電電極30と集塵電極3
2との電極間に印加されると共に電気エネルギー
(電力)としてコンデンサ14に蓄積される。
逆並列接続されたサイリスタ等の電力制御素子
6,8によつて位相制御される。電力制御素子
6,8のうち電力制御素子6は高電圧パルスの電
力制御を、電力制御素子8は直流バイアス電圧の
電圧制御をそれぞれ行う。電力制御素子6,8は
制御回路7,9によつてそれぞれ位相制御が行わ
れる。電力制御素子6,8からの交流電圧は昇圧
トランス12の入力側の1次コイル12Aに入力
され、昇圧された交流高電圧は出力側の2次コイ
ル12Bから出力される。2次コイル12Bの両
端子a、bには直列接続されたパルス生成用のコ
ンデンサ14、充電用の抵抗器16及びダイオー
ド18が接続されている。又、端子aには直流バ
イアス電圧印加用のダイオード20のカソード
が、放電電極30及び放電用の抵抗器26の接続
部にはダイオード20のアノードがそれぞれ接続
されている。抵抗器26と、直列接続されている
コンデンサ14、抵抗器16の接続部との間には
スイツチング素子22が接続され、このスイツチ
ング素子22は制御回路24によつて交流電源4
の電源電圧の周期に同期してスイツチングが行わ
れる。一方、端子bにはダイオード18のカソー
ド及び集塵電極32が接続され、これらは接地さ
れている。これにより、昇圧トランス12の出力
側に発生した交流高電圧は直流電圧(直流バイア
ス電圧)に変換されて放電電極30と集塵電極3
2との電極間に印加されると共に電気エネルギー
(電力)としてコンデンサ14に蓄積される。
次に、第2図を参照して前記の如く構成された
電気集塵装置の動作について述べる。装置が始動
された後、電力制御素子6,8は制御回路7,9
によつてそれぞれ点弧制御され、これに伴つて交
流電源4からの交流電圧(第2図aを参照)は位
相制御(第2図bを参照)され且つ昇圧トランス
12によつて昇圧されると共にダイオード18,
20によつて整流され放電電極30と集塵電極3
2との電極間に直流バイアス電圧として印加され
る。又、整流された電圧はスイツチング素子22
が制御回路24によつて図示と同じOFF状態に
制御されている場合にはコンデンサ14に充電さ
れる。一方、コンデンサ14に充電された電圧
(電力)はスイツチング素子22が制御回路24
によつて図示とは反対にON状態に制御された瞬
間に所定の時定数でパルス状に放電される。即
ち、コンデンサ14の放電は、昇圧トランス12
の2次コイル12B、集塵電極32、放電電極3
0、抵抗26、及びスイツチング素子22を経由
して行われる。集塵電極32と放電電極30は静
電容量を有しており、第2図bに示す負極性の半
波電圧が加えられると、電極間の印加電圧は、同
図cの電圧波形を示すようになるが、ここで上記
のようにコンデンサ14の放電が行われると、電
荷蓄積されたコンデンサ14の端子間の電圧が、
上記電圧波形に対してパルス状に重畳されること
になる。
電気集塵装置の動作について述べる。装置が始動
された後、電力制御素子6,8は制御回路7,9
によつてそれぞれ点弧制御され、これに伴つて交
流電源4からの交流電圧(第2図aを参照)は位
相制御(第2図bを参照)され且つ昇圧トランス
12によつて昇圧されると共にダイオード18,
20によつて整流され放電電極30と集塵電極3
2との電極間に直流バイアス電圧として印加され
る。又、整流された電圧はスイツチング素子22
が制御回路24によつて図示と同じOFF状態に
制御されている場合にはコンデンサ14に充電さ
れる。一方、コンデンサ14に充電された電圧
(電力)はスイツチング素子22が制御回路24
によつて図示とは反対にON状態に制御された瞬
間に所定の時定数でパルス状に放電される。即
ち、コンデンサ14の放電は、昇圧トランス12
の2次コイル12B、集塵電極32、放電電極3
0、抵抗26、及びスイツチング素子22を経由
して行われる。集塵電極32と放電電極30は静
電容量を有しており、第2図bに示す負極性の半
波電圧が加えられると、電極間の印加電圧は、同
図cの電圧波形を示すようになるが、ここで上記
のようにコンデンサ14の放電が行われると、電
荷蓄積されたコンデンサ14の端子間の電圧が、
上記電圧波形に対してパルス状に重畳されること
になる。
このように本実施例の電気集塵装置では一つの
交流電源4からの交流電圧を位相制御し且つ昇圧
させている。昇圧された交流電圧は整流され放電
電極30と集塵電極32との電極間に印加される
と共にコンデンサ14に充電される。コンデンサ
14に充電された電圧は交流電源4の電圧周期に
同期して放電され、その際に発生した高電圧パル
スは電極30,32の電極間に直流バイアス電圧
に重畳された状態で印加される。従つて、直流バ
イアス電圧に高電圧パルスを重畳させる結合コン
デンサを必要としない。これにより、電極30,
32の電極間に高電圧パルスを印加させた際、ス
パークが発生してもその電極間には従来の電気集
塵装置のように結合コンデンサを通して直流バイ
アス電圧を印加させる電源側から電力が供給され
るようなことがない。このため、電極間にはアー
ク熱は発生しない。
交流電源4からの交流電圧を位相制御し且つ昇圧
させている。昇圧された交流電圧は整流され放電
電極30と集塵電極32との電極間に印加される
と共にコンデンサ14に充電される。コンデンサ
14に充電された電圧は交流電源4の電圧周期に
同期して放電され、その際に発生した高電圧パル
スは電極30,32の電極間に直流バイアス電圧
に重畳された状態で印加される。従つて、直流バ
イアス電圧に高電圧パルスを重畳させる結合コン
デンサを必要としない。これにより、電極30,
32の電極間に高電圧パルスを印加させた際、ス
パークが発生してもその電極間には従来の電気集
塵装置のように結合コンデンサを通して直流バイ
アス電圧を印加させる電源側から電力が供給され
るようなことがない。このため、電極間にはアー
ク熱は発生しない。
尚、前記実施例では交流電源4の出力電力の電
力制御を昇圧トランス12によつて昇圧する前に
行うように構成したが、これに限らず電力制御素
子8,9を昇圧トランス12の出力側に設けて昇
圧させた後に電力制御を行うように構成してもよ
い。
力制御を昇圧トランス12によつて昇圧する前に
行うように構成したが、これに限らず電力制御素
子8,9を昇圧トランス12の出力側に設けて昇
圧させた後に電力制御を行うように構成してもよ
い。
以上説明したように本発明に係る集塵装置用電
源では、集塵室に設けられる放電電極と集塵電極
との電極間に直流バイアス電圧及び高電圧パルス
を印加させる電気集塵装置用電源に於いて、1つ
の交流電源手段からの交流電圧に基づいて直流バ
イアス電圧及び高電圧パルスを生成するようにし
たので、電源部が低コストの簡単な回路で構成す
ることができる。又、直流バイアス電圧及び高電
圧パルスの出力を個別に制御することができるこ
とによつて放電電極と集塵電極との電極間に高電
圧パルスを印加させた際、スパークが発生しても
その電極間に電力が供給されることがないので、
アーク熱が発生して放電電極の放電線が細線化し
たり断線することがない。
源では、集塵室に設けられる放電電極と集塵電極
との電極間に直流バイアス電圧及び高電圧パルス
を印加させる電気集塵装置用電源に於いて、1つ
の交流電源手段からの交流電圧に基づいて直流バ
イアス電圧及び高電圧パルスを生成するようにし
たので、電源部が低コストの簡単な回路で構成す
ることができる。又、直流バイアス電圧及び高電
圧パルスの出力を個別に制御することができるこ
とによつて放電電極と集塵電極との電極間に高電
圧パルスを印加させた際、スパークが発生しても
その電極間に電力が供給されることがないので、
アーク熱が発生して放電電極の放電線が細線化し
たり断線することがない。
第1図は本発明に係る集塵装置用電源が適用さ
れる電気集塵装置の実施例の全体構成を示す構成
図、第2図は集塵装置用電源の出力電圧を示す電
圧波形図、第3図は従来の電気集塵装置の全体構
成を示す構成図である。 4……交流電源、6,8……電力制御素子、
7,9,24……制御回路、12……昇圧トラン
ス、14……コンデンサ、16,26……抵抗
器、18,20……ダイオード、22……スイツ
チング素子、30……放電電極、32……集塵電
極。
れる電気集塵装置の実施例の全体構成を示す構成
図、第2図は集塵装置用電源の出力電圧を示す電
圧波形図、第3図は従来の電気集塵装置の全体構
成を示す構成図である。 4……交流電源、6,8……電力制御素子、
7,9,24……制御回路、12……昇圧トラン
ス、14……コンデンサ、16,26……抵抗
器、18,20……ダイオード、22……スイツ
チング素子、30……放電電極、32……集塵電
極。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 集塵室に設けられる放電電極と集塵電極との
電極間に直流バイアス電圧及び高電圧パルスを印
加させる電気集塵装置用電源に於いて、 交流電圧を出力する一つの交流電源手段と、 該交流電源手段からの電力を制御する電力制御
手段と、 該電力制御手段からの出力が1次コイル側に加
えられ、2次コイル側から交流高電圧を出力する
昇圧トランスと、 該昇圧トランスの2次コイルの一方の端子を第
1のダイオードを介して前記放電電極に接続する
とともに、前記2次コイルの他方の端子を集塵電
極に接続する第1の回路であつて、該2次コイル
の出力の一方の極性の半波のみを前記直流バイア
ス電圧として前記電極間に印加する第1の回路
と、 前記2次コイルの前記一方の端子から順次コン
デンサ及び第2のダイオードを介して前記他方の
端子に接続する第2の回路であつて、前記コンデ
ンサには前記2次コイル側の出力の他方の極性の
半波のみの電気量が充電される第2の回路と、 前記コンデンサ及び第2のダイオードの接続点
と前記第1のダイオード及び放電電極との接続点
間に配設され、ON状態時に前記コンデンサに蓄
えられた電荷を放電させて高電圧パルスとして前
記直流バイアス電圧に重畳させるスイツチング素
子と、 前記交流電源手段の電源電圧の周期に同期して
前記スイツチング素子をON状態及びOFF状態に
制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする電気集塵装置用電源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12683287A JPS63291656A (ja) | 1987-05-23 | 1987-05-23 | 電気集塵装置用電源 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12683287A JPS63291656A (ja) | 1987-05-23 | 1987-05-23 | 電気集塵装置用電源 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63291656A JPS63291656A (ja) | 1988-11-29 |
JPH0547272B2 true JPH0547272B2 (ja) | 1993-07-16 |
Family
ID=14945013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12683287A Granted JPS63291656A (ja) | 1987-05-23 | 1987-05-23 | 電気集塵装置用電源 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63291656A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06288128A (ja) * | 1993-03-31 | 1994-10-11 | Takigen Seizo Kk | 抜差し型ロックハンドル装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5936558A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-28 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 電気集塵装置の荷電方法 |
JPS59147656A (ja) * | 1983-02-10 | 1984-08-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 電気集塵器 |
-
1987
- 1987-05-23 JP JP12683287A patent/JPS63291656A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5936558A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-28 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 電気集塵装置の荷電方法 |
JPS59147656A (ja) * | 1983-02-10 | 1984-08-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 電気集塵器 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06288128A (ja) * | 1993-03-31 | 1994-10-11 | Takigen Seizo Kk | 抜差し型ロックハンドル装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63291656A (ja) | 1988-11-29 |
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