JPS6330052Y2 - - Google Patents
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- JPS6330052Y2 JPS6330052Y2 JP16414783U JP16414783U JPS6330052Y2 JP S6330052 Y2 JPS6330052 Y2 JP S6330052Y2 JP 16414783 U JP16414783 U JP 16414783U JP 16414783 U JP16414783 U JP 16414783U JP S6330052 Y2 JPS6330052 Y2 JP S6330052Y2
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 102
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 28
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 2
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案はガス器具等の点火装置に関する。
(従来技術)
従来、この種の点火装置としては、たとえば第
1図に示すように、交流電源(図示せず。)が接
続される交流入力端子1,2間に、電流制限抵抗
R0、ダイオードD0、コンデンサC0、および2次
巻線3側に放電々極4a,4bが接続された昇圧
トランス5の1次巻線が直列に接続され、上記コ
ンデンサC0とダイオードD0との接続点7と交流
入力端子2との間に、規定以上の電圧が印加され
るとオンするPNPNダイオード(シヨツクレー
ダイオード)D01が接続される一方、上記電流制
限抵抗R0とダイオードD0との接続点8と交流入
力端子2との間にダイオードD02が接続されたも
のが一般に知られている。上記コンデンサC0は
交流入力端子1,2から入力する交流の半周期で
充電され、コンデンサC0に蓄積された電荷は放
電々流としてPNPNダイオードD01のオンによ
り、昇圧トランス5の1次巻線6に共給される。
また、上記コンデンサC0と昇圧トランス5の1
次巻線6とはLC共振回路を構成しており、上記
コンデンサC0からPNPNダイオードD01を通して
上記1次巻線6に与えられたエネルギーの一部
は、ダイオードD02およびD0を通して、再びコン
デンサC0に与えられ、以下、上記コンデンサC0
と1次巻線6との間でエネルギーの授受が行われ
る。この過程で昇圧トランス5の2次巻線3に高
電圧が誘起されて放電々極4a,4b間で放電が
発生し、この放電々極4a,4b間にガスが供給
されると、このガスは着火する。
1図に示すように、交流電源(図示せず。)が接
続される交流入力端子1,2間に、電流制限抵抗
R0、ダイオードD0、コンデンサC0、および2次
巻線3側に放電々極4a,4bが接続された昇圧
トランス5の1次巻線が直列に接続され、上記コ
ンデンサC0とダイオードD0との接続点7と交流
入力端子2との間に、規定以上の電圧が印加され
るとオンするPNPNダイオード(シヨツクレー
ダイオード)D01が接続される一方、上記電流制
限抵抗R0とダイオードD0との接続点8と交流入
力端子2との間にダイオードD02が接続されたも
のが一般に知られている。上記コンデンサC0は
交流入力端子1,2から入力する交流の半周期で
充電され、コンデンサC0に蓄積された電荷は放
電々流としてPNPNダイオードD01のオンによ
り、昇圧トランス5の1次巻線6に共給される。
また、上記コンデンサC0と昇圧トランス5の1
次巻線6とはLC共振回路を構成しており、上記
コンデンサC0からPNPNダイオードD01を通して
上記1次巻線6に与えられたエネルギーの一部
は、ダイオードD02およびD0を通して、再びコン
デンサC0に与えられ、以下、上記コンデンサC0
と1次巻線6との間でエネルギーの授受が行われ
る。この過程で昇圧トランス5の2次巻線3に高
電圧が誘起されて放電々極4a,4b間で放電が
発生し、この放電々極4a,4b間にガスが供給
されると、このガスは着火する。
ところで、上記の如き点火装置では、昇圧トラ
ンス5の2次巻線に供給される放電エネルギー
は、コンデンサC0の両極間の電圧をVとすると、
C0V2/2であり、VはPNPNダイオードD01のブ
レークオーバ電圧によつて定まる一定の値を有し
ている。このため、上記放電エネルギーを大きく
して点火性能を向上させるには、コンデンサC0
の静電容量C0を大きくすればよいが、この静電
容量C0を大きくすると、上記コンデンサC0の充
電時間が長くなり、電源が印加されてから
PNPNダイオードD01がオンするまでの時間が長
くなる欠点があつた。
ンス5の2次巻線に供給される放電エネルギー
は、コンデンサC0の両極間の電圧をVとすると、
C0V2/2であり、VはPNPNダイオードD01のブ
レークオーバ電圧によつて定まる一定の値を有し
ている。このため、上記放電エネルギーを大きく
して点火性能を向上させるには、コンデンサC0
の静電容量C0を大きくすればよいが、この静電
容量C0を大きくすると、上記コンデンサC0の充
電時間が長くなり、電源が印加されてから
PNPNダイオードD01がオンするまでの時間が長
くなる欠点があつた。
(考案の目的)
本考案は従来の点火装置における上記欠点を解
消すべくなされたものであつて、その目的は、交
流電源の電圧値よりも高い直流電圧が取り出され
る第1コンデンサ、第2コンデンサおよび第3コ
ンデンサからなるコンデンサ回路に蓄積されたエ
ネルギーをスイツチング素子を通して昇圧トラン
スに供給することにより、昇圧トランスに供給さ
れるエネルギーを大きくし、放電エネルギーが大
きく点火時間遅れの小さい点火装置を得ることで
ある。
消すべくなされたものであつて、その目的は、交
流電源の電圧値よりも高い直流電圧が取り出され
る第1コンデンサ、第2コンデンサおよび第3コ
ンデンサからなるコンデンサ回路に蓄積されたエ
ネルギーをスイツチング素子を通して昇圧トラン
スに供給することにより、昇圧トランスに供給さ
れるエネルギーを大きくし、放電エネルギーが大
きく点火時間遅れの小さい点火装置を得ることで
ある。
(実施例)
以下、添付図面を参照して本考案の実施例を説
明する。
明する。
第2図において、11はコンデンサ回路であつ
て、このコンデンサ回路11は第1コンデンサ
C1、第2コンデンサC2および第3コンデンサC3
からなつている。これら第1コンデンサC1の一
端と第2コンデンサC2の一端とが接続点12で
相互に接続され、第1コンデンサC1の他端はダ
イオードD1のカソードに、また、第2コンデン
サC2の他端は2次巻線13側に放電々極13a,
13bが接続された昇圧トランス14の1次巻線
15の一端に夫々接続され、この1次巻線15の
他端はいま一つのダイオードD2のアノードに接
続されている。上記第1コンデンサC1の他端と
第2コンデンサC2の他端との間には、第3コン
デンサC3が接続されている。
て、このコンデンサ回路11は第1コンデンサ
C1、第2コンデンサC2および第3コンデンサC3
からなつている。これら第1コンデンサC1の一
端と第2コンデンサC2の一端とが接続点12で
相互に接続され、第1コンデンサC1の他端はダ
イオードD1のカソードに、また、第2コンデン
サC2の他端は2次巻線13側に放電々極13a,
13bが接続された昇圧トランス14の1次巻線
15の一端に夫々接続され、この1次巻線15の
他端はいま一つのダイオードD2のアノードに接
続されている。上記第1コンデンサC1の他端と
第2コンデンサC2の他端との間には、第3コン
デンサC3が接続されている。
上記ダイオードD1のカソードはまたPNPNダ
イオードD3のアノードに接続され、上記ダイオ
ードD2のアノードはPNPNダイオードD3のカソ
ードに接続されており、上記PNPNダイオード
D3はコンデンサ回路11および昇圧トランス1
4の1次巻線15とともに閉回路状に接続された
火花放電発生回路20を構成している。
イオードD3のアノードに接続され、上記ダイオ
ードD2のアノードはPNPNダイオードD3のカソ
ードに接続されており、上記PNPNダイオード
D3はコンデンサ回路11および昇圧トランス1
4の1次巻線15とともに閉回路状に接続された
火花放電発生回路20を構成している。
上記ダイオードD1のアノードとダイオードD2
のカソードとは接続点16にて互いに接続され、
この接続点16と交流入力端子17との間には電
流制限抵抗R1が接続されている。また、コンデ
ンサ回路11の第1コンデンサC1と第2コンデ
ンサC2との接続点12といま一つの交流入力端
子18との間には電流制限抵抗R2が接続されて
いる。
のカソードとは接続点16にて互いに接続され、
この接続点16と交流入力端子17との間には電
流制限抵抗R1が接続されている。また、コンデ
ンサ回路11の第1コンデンサC1と第2コンデ
ンサC2との接続点12といま一つの交流入力端
子18との間には電流制限抵抗R2が接続されて
いる。
上記の如き構成を有する点火装置において、交
流入力端子17,18間に印加される第3図に波
形を示す交流の半周期で、交流入力端子17か
ら、電流制限抵抗R1、ダイオードD1および電流
制限抵抗R2を通して交流入力端子18へ流れる
電流i1はコンデンサ回路11において、第1コン
デンサC1に流れる電流i1′と、第3コンデンサC3
および第2コンデンサC2に流れる電流i1″とに分
岐して流れる。また、第3図に示す上記交流の残
りの半周期で、直流入力端子18から、電流制限
抵抗R2、昇圧トランス14の1次巻線15,ダ
イオードD2および電流制限抵抗R1を通して交流
入力端子17へ流れる電流i2は、コンデンサ回路
11において、第2コンデンサC2に流れる電流
i2′と、第1コンデンサC1および第3コンデンサ
C3に流れる電流i2″とに分岐して流れる。このよ
うに、交流の半周期において流れる電流i1および
残りの半周期において流れる電流i2が、複数周期
のわたつて繰返し流れる結果、第1コンデンサ
C1、第2コンデンサC2および第3コンデンサC3
は、それぞれ最終的に図示のようにダイオード
D1のカソード側の電極が正(プラス)、1次巻線
15側の電極が負(マイナス)となるように充電
される。
流入力端子17,18間に印加される第3図に波
形を示す交流の半周期で、交流入力端子17か
ら、電流制限抵抗R1、ダイオードD1および電流
制限抵抗R2を通して交流入力端子18へ流れる
電流i1はコンデンサ回路11において、第1コン
デンサC1に流れる電流i1′と、第3コンデンサC3
および第2コンデンサC2に流れる電流i1″とに分
岐して流れる。また、第3図に示す上記交流の残
りの半周期で、直流入力端子18から、電流制限
抵抗R2、昇圧トランス14の1次巻線15,ダ
イオードD2および電流制限抵抗R1を通して交流
入力端子17へ流れる電流i2は、コンデンサ回路
11において、第2コンデンサC2に流れる電流
i2′と、第1コンデンサC1および第3コンデンサ
C3に流れる電流i2″とに分岐して流れる。このよ
うに、交流の半周期において流れる電流i1および
残りの半周期において流れる電流i2が、複数周期
のわたつて繰返し流れる結果、第1コンデンサ
C1、第2コンデンサC2および第3コンデンサC3
は、それぞれ最終的に図示のようにダイオード
D1のカソード側の電極が正(プラス)、1次巻線
15側の電極が負(マイナス)となるように充電
される。
第4図に、第1コンデンサC1、第2コンデン
サC2および第3コンデンサC3のそれぞれの両極
間の電圧V1,V2およびV3の変化をそれぞれ曲線
V1,V2およびV3で示す。ここで、第3コンデン
サC3の両極間の電圧V3は、上記電圧V1とV2との
和に等しい値となつている。
サC2および第3コンデンサC3のそれぞれの両極
間の電圧V1,V2およびV3の変化をそれぞれ曲線
V1,V2およびV3で示す。ここで、第3コンデン
サC3の両極間の電圧V3は、上記電圧V1とV2との
和に等しい値となつている。
つまり、コンデンサ回路11の充電電圧は、
V3=(V1+V2)となり、この電圧V3=(V1+V2)
がPNPNダイオードD3のブレークオーバ電圧を
越えると、昇圧トランス14の1次巻線15には
上記電圧V3=(V1+V2)が印加され、第1コン
デンサC1、第2コンデンサC2および第3コンデ
ンサC3に充電されていた電荷が放電々流として
上記1次巻線15を通して放電し、第1コンデン
サC1、第2コンデンサC2および第3コンデンサ
C3に蓄積されていたエネルギーが上記1次巻線
15に与えられる。また、上記1次巻線15に与
えられたエネルギーは、ダイオードD2,D1を通
して再び上記第1コンデンサC1、第2コンデン
サC2および第3コンデンサC3に与えられ、以下、
第1図の点火装置と同様に、上記1次巻線15と
第1コンデンサC1、第2コンデンサC2および第
3コンデンサC3との間でエネルギーの授受が行
われる。この過程で昇圧トランス14の2次巻線
13に高電圧が誘起されて、放電々極13a,1
3b間で放電が発生し、これら放電々極13a,
13b間に供給されたガス点火される。
V3=(V1+V2)となり、この電圧V3=(V1+V2)
がPNPNダイオードD3のブレークオーバ電圧を
越えると、昇圧トランス14の1次巻線15には
上記電圧V3=(V1+V2)が印加され、第1コン
デンサC1、第2コンデンサC2および第3コンデ
ンサC3に充電されていた電荷が放電々流として
上記1次巻線15を通して放電し、第1コンデン
サC1、第2コンデンサC2および第3コンデンサ
C3に蓄積されていたエネルギーが上記1次巻線
15に与えられる。また、上記1次巻線15に与
えられたエネルギーは、ダイオードD2,D1を通
して再び上記第1コンデンサC1、第2コンデン
サC2および第3コンデンサC3に与えられ、以下、
第1図の点火装置と同様に、上記1次巻線15と
第1コンデンサC1、第2コンデンサC2および第
3コンデンサC3との間でエネルギーの授受が行
われる。この過程で昇圧トランス14の2次巻線
13に高電圧が誘起されて、放電々極13a,1
3b間で放電が発生し、これら放電々極13a,
13b間に供給されたガス点火される。
この場合、コンデンサ回路11から上記1次巻
線15に印加される電圧V3=(V1+V2)は、最
大で、交流入力端子17,18間に印加される電
圧の2倍となるから、PNPNダイオードD3とし
ては、ブレークオーバ電圧が第1図の点火装置の
PNPNダイオードD01のブレークオーバ電圧の、
たとえば2倍のものを使用することができる。
線15に印加される電圧V3=(V1+V2)は、最
大で、交流入力端子17,18間に印加される電
圧の2倍となるから、PNPNダイオードD3とし
ては、ブレークオーバ電圧が第1図の点火装置の
PNPNダイオードD01のブレークオーバ電圧の、
たとえば2倍のものを使用することができる。
一方、コンデンサ回路11の合成静電容量は、
各一端が相互に接続された第1コンデンサC1と
第2コンデンサC2の各他端間に第3コンデンサ
C3が接続されているため、第1図の点火装置の
コンデンサC0の静電容量C0と等しい値とするこ
とができるが、この場合でも、この合成静電容量
に印加される電圧は最大で(2V)となり、昇圧
トランス14の1次巻線15に与えられるエネル
ギーは、最大で第1図の昇圧トランス5の1次巻
線6に与えられるエネルギーの4倍となり、点火
装置の放電性能を向上させることができる。
各一端が相互に接続された第1コンデンサC1と
第2コンデンサC2の各他端間に第3コンデンサ
C3が接続されているため、第1図の点火装置の
コンデンサC0の静電容量C0と等しい値とするこ
とができるが、この場合でも、この合成静電容量
に印加される電圧は最大で(2V)となり、昇圧
トランス14の1次巻線15に与えられるエネル
ギーは、最大で第1図の昇圧トランス5の1次巻
線6に与えられるエネルギーの4倍となり、点火
装置の放電性能を向上させることができる。
次に、本考案の他の4つの実施例を第5図、第
6図、第7図および第8図に示す。
6図、第7図および第8図に示す。
第5図に示す実施例は、第2図の点火装置にお
いて、PNPNダイオードD3に代えて、SCR(シリ
コン制御整流素子)21を使用したもので、この
SCR21のゲートとダイオードD1のカソードと
の間には電流制限抵抗R3が接続され、また、
SCR21のゲートとダイオードD2のアノードと
の間には動作安定化抵抗R4が接続されている。
いて、PNPNダイオードD3に代えて、SCR(シリ
コン制御整流素子)21を使用したもので、この
SCR21のゲートとダイオードD1のカソードと
の間には電流制限抵抗R3が接続され、また、
SCR21のゲートとダイオードD2のアノードと
の間には動作安定化抵抗R4が接続されている。
上記電流制限用抵抗R3および動作安定化抵抗
R4の抵抗値は、第2図の点火装置のPNPNダイ
オードD3のブレークオーバ電圧と等しい電圧が
SCR21のアノードとカソードとの間に印加さ
れたときに、このSCR21がターンオンするよ
うに設定されている。
R4の抵抗値は、第2図の点火装置のPNPNダイ
オードD3のブレークオーバ電圧と等しい電圧が
SCR21のアノードとカソードとの間に印加さ
れたときに、このSCR21がターンオンするよ
うに設定されている。
第3図の点火装置においても、第2図の点火装
置と全く同様の効果を得ることができる。
置と全く同様の効果を得ることができる。
なお、上記電流制限用抵抗R3は、第6図に示
すように、SCR21のゲートとダイオードD1の
アノードとの間に接続してもよい。このようにす
れば、交流入力端子17,18間に印加される交
流の1周期に1回、SCR21がターンオンされ、
上記交流の周波数が50Hzの場合は50回、60Hzの場
合は60回、点火動作を行うことができる。
すように、SCR21のゲートとダイオードD1の
アノードとの間に接続してもよい。このようにす
れば、交流入力端子17,18間に印加される交
流の1周期に1回、SCR21がターンオンされ、
上記交流の周波数が50Hzの場合は50回、60Hzの場
合は60回、点火動作を行うことができる。
次に第7図に示す実施例は、第2図の点火装置
において、昇圧トランス14の1次巻線15を
PNPNダイオードD3のアノードとダイオードD1
のカソードとの間に接続したものであつて、上記
PNPNダイオードD3のアノードおよびカソード
には夫々ダイオードD4のカソードおよびアノー
ドが接続されている。上記ダイオードD4は第1
コンデンサC1、第2コンデンサC2および第3コ
ンデンサC3から昇圧トランス14の1次巻線1
5に与えられたエネルギーを、再び、上記第1コ
ンデンサC1、第2コンデンサC2および第3コン
デンサC3にもどすためのものである。
において、昇圧トランス14の1次巻線15を
PNPNダイオードD3のアノードとダイオードD1
のカソードとの間に接続したものであつて、上記
PNPNダイオードD3のアノードおよびカソード
には夫々ダイオードD4のカソードおよびアノー
ドが接続されている。上記ダイオードD4は第1
コンデンサC1、第2コンデンサC2および第3コ
ンデンサC3から昇圧トランス14の1次巻線1
5に与えられたエネルギーを、再び、上記第1コ
ンデンサC1、第2コンデンサC2および第3コン
デンサC3にもどすためのものである。
第7図の点火装置においても、PNPNダイオ
ードD3は、第8図に示すように、SCR21に置
換することができる。この場合、電流制限用抵抗
R3は、SCR21のゲートとダイオードD1のカソ
ードとの間、または、点線で示すように、SCR
21とゲートとダイオードD1のアノードとの間
に接続することができる。
ードD3は、第8図に示すように、SCR21に置
換することができる。この場合、電流制限用抵抗
R3は、SCR21のゲートとダイオードD1のカソ
ードとの間、または、点線で示すように、SCR
21とゲートとダイオードD1のアノードとの間
に接続することができる。
第7図および第8図の実施例においても、第2
図の点火装置とほゞ同様の作用および効果を得る
ことができる。
図の点火装置とほゞ同様の作用および効果を得る
ことができる。
なお、上記いずれの実施例においても、電流制
限抵抗R1,R2は必ずしも不可欠のものではない。
限抵抗R1,R2は必ずしも不可欠のものではない。
(考案の効果)
以上、詳述したことからも明らかなように、本
考案は、交流電源電圧の半周期および残りの半周
期にわたつて夫々充電される第1コンデンサおよ
び第2コンデンサと第3コンデンサとからなるコ
ンデンサ回路に蓄えられたエネルギーを昇圧トラ
ンスに与えるようにしたから、昇圧トランスに与
えられるエネルギーを従来の点火装置よりも大き
なものとすることができ、点火装置の着火性能を
大巾に向上させることができる。
考案は、交流電源電圧の半周期および残りの半周
期にわたつて夫々充電される第1コンデンサおよ
び第2コンデンサと第3コンデンサとからなるコ
ンデンサ回路に蓄えられたエネルギーを昇圧トラ
ンスに与えるようにしたから、昇圧トランスに与
えられるエネルギーを従来の点火装置よりも大き
なものとすることができ、点火装置の着火性能を
大巾に向上させることができる。
また、コンデンサ回路の合成静電容量は自由に
設定することができ、この合成静電容量が小さく
することにより充電時定数が小さくなり電源オン
からスイツチング素子がオンするまでの時間を短
く、しかもスイツチング素子のスイツチング回数
を、多くすることができ、電源オンから殆んど時
間遅れなく、確実に点火が行える。
設定することができ、この合成静電容量が小さく
することにより充電時定数が小さくなり電源オン
からスイツチング素子がオンするまでの時間を短
く、しかもスイツチング素子のスイツチング回数
を、多くすることができ、電源オンから殆んど時
間遅れなく、確実に点火が行える。
さらには、第3コンデンサの存在により、第
1、第2コンデンサの静電容量のみを小さくして
も点火装置の性能はほとんど低下しないので、コ
スト的に有利なものとすることもできる。
1、第2コンデンサの静電容量のみを小さくして
も点火装置の性能はほとんど低下しないので、コ
スト的に有利なものとすることもできる。
第1図は従来の点火装置の回路図、第2図は本
考案に係る点火装置の一実施例の回路図、第3図
は交流電源の電圧波形図、第4図は第2図の点火
装置のコンデンサ回路を構成する第1コンデン
サ、第2コンデンサおよび第3コンデンサの両極
間の電圧波形図、第5図、第6図、第7図および
第8図は夫々本考案に係る点火装置の他の実施例
の回路図である。 D1,D2……ダイオード、C1……第1コンデン
サ、C2……第2コンデンサ、C3……第3コンデ
ンサ、D3……PNPNダイオード、11……コン
デンサ回路、13a,13b……放電々極、14
……昇圧トランス、20……火花放電発生回路、
21……SCR。
考案に係る点火装置の一実施例の回路図、第3図
は交流電源の電圧波形図、第4図は第2図の点火
装置のコンデンサ回路を構成する第1コンデン
サ、第2コンデンサおよび第3コンデンサの両極
間の電圧波形図、第5図、第6図、第7図および
第8図は夫々本考案に係る点火装置の他の実施例
の回路図である。 D1,D2……ダイオード、C1……第1コンデン
サ、C2……第2コンデンサ、C3……第3コンデ
ンサ、D3……PNPNダイオード、11……コン
デンサ回路、13a,13b……放電々極、14
……昇圧トランス、20……火花放電発生回路、
21……SCR。
Claims (1)
- ダイオードにより整流された電流により充電さ
れるコンデンサ回路と、2次巻線側に放電々極が
接続された昇圧トランスの1次巻線と、規定の電
圧を越える電圧が印加されるとオンするスイツチ
ング素子とが閉回路状に接続されてなる火花放電
発生回路を備え、上記スイツチング素子のオンで
コンデンサ回路に蓄えられていたエネルギーが昇
圧トランスに与えられるようにした点火装置にお
いて、上記コンデンサ回路は一つのダイオードを
通して交流電源から入力する交流の半周期でそれ
ぞれ充電されるとともに、いま一つのダイオード
を通して上記交流電源から入力する交流の残る半
周期でそれぞれ充電される第1コンデンサ、第2
コンデンサおよび第3コンデンサとからなり、第
1コンデンサおよび第2コンデンサの各一端は相
互に接続され、第3コンデンサは第1コンデンサ
および第2コンデンサの各他端間に接続されたこ
とを特徴とする点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16414783U JPS6071862U (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | 点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16414783U JPS6071862U (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | 点火装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6071862U JPS6071862U (ja) | 1985-05-21 |
JPS6330052Y2 true JPS6330052Y2 (ja) | 1988-08-11 |
Family
ID=30359958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16414783U Granted JPS6071862U (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | 点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6071862U (ja) |
-
1983
- 1983-10-24 JP JP16414783U patent/JPS6071862U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6071862U (ja) | 1985-05-21 |
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