JPH0343416Y2 - - Google Patents

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JPH0343416Y2
JPH0343416Y2 JP6263086U JP6263086U JPH0343416Y2 JP H0343416 Y2 JPH0343416 Y2 JP H0343416Y2 JP 6263086 U JP6263086 U JP 6263086U JP 6263086 U JP6263086 U JP 6263086U JP H0343416 Y2 JPH0343416 Y2 JP H0343416Y2
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thyristor
diode
voltage
capacitor
switching element
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンデンサ充放電式点火装置に関する
もので特にサイリスタの転流失敗による二次側短
絡時のコンバータ回路の保護及び転流失敗を防止
し、安定した点火装置の提供を目的とするもので
ある。
以下図面を用いて説明する。第1図はこの種の
従来回路図で図中Aはコンバータ、Bは点火回路
で先ずコンバータAにおいて、1は電源、2は昇
圧トランス、3はその一次巻線、4はその二次巻
線、5はスイツチング素子、6はトランジスタの
発振回路、7は整流用ダイオード、8はフライホ
イルダイオード、Tはスイツチング素子5(トラ
ンジスタ)の制御用トランジスタRはそのベース
電流制限抵抗である。又点火回路Bにおいて、1
0は該コンバータAの出力により充電されるコン
デンサ、9はサイリスタ、11,12は該サイリ
スタ9と直列接続されたダイオード、15はパル
サコイルでダイオード14を介して該サイリスタ
9のゲート端子Gに接続される。次に16は点火
コイル、17,18はその1次及び2次巻線、1
9は点火プラグである。この回路動作は、発振回
路6の発振信号によりトランジスタ5がオン←→オ
フすることにより、昇圧トランス2の1次巻線3
に発生した電圧は、2次巻線4により昇圧し、整
流ダイオード7を介してコンデンサ10に充電さ
れる。パルサーコイル15よりの点火位置信号に
よりサイリスタ9は導通し、前記コンデンサ10
に充電された電荷は、点火コイル1次巻線17に
印加され、2次巻線18で昇圧し点火プラグ19
に火花を発生する。なお、サイリスタ9は、はね
かえり電圧でOFF(転流)し、ダイオード7より
の電流がコンデンサ10に充電され、再放電まで
に充電される。サイリスタ9が転流失敗を起こす
と該サイリスタ9はON状態を続ける為、トラン
スの2次側シヨートとなりコンバータ用トランジ
スタ5に過大電流が流れこれを破壊する等の問題
があり、この場合は前記昇圧トランス2の2次巻
線4より整流ダイオード7、サイリスタ9、ダイ
オード11,12を介して電流が流れ、ダイオー
ド11,12の両端に電圧が発生する。この両端
電圧を検知し、抵抗20を介して制御用トランジ
スタTをオンさせ、トランジスタ5のスイツチン
グを停止させる。然し乍ら係る従来装置は、サイ
リスタの転流失敗を発振器の発振を停止すること
により防止している。電流検知用ダイオード1
1,12が2本直列に接続されているため、放電
コンデンサ10の放電電流のピークが50A位流れ
ることにより、約20Vピークの電圧降下を生じこ
の結果点火コイル16の2次巻線18電圧が低下
する欠点があつた。第2図は本考案の一実施例回
路図で従来例と同一符号は同等部分を示す。本考
案は従来例と対比して明確なようにダイオード1
2を削除すると共に制御用トランジスタTのベー
スをサイリスタ9のゲートGに接続したことを特
徴とするものである。この構成によればサイリス
タ9の転流失敗時にはダイオード7からの直流電
流が流れ続け、これによりダイオード11の両端
に電圧が発生すると共にパルサコイル15からの
信号が該サイリスタ9のゲートカソード間に印加
されると該ゲートカソード間に電圧が生じ、両者
の和の電圧が制御用トランジスタTのベースに印
加されて作動し主スイツチング素子5がOFFと
なり、コンバータAは発振停止となる。このダイ
オード7からの直流電流が流れなくなり、サイリ
スタ9の保持電流(IH)以下となり、サイリス
タ9はOFFする。OFFするとダイオード11の
両端に電圧が発生しないので、トランジスタTは
OFF、トランジスタ5はONとなりコンバータは
発振を開始し、トランス7で昇圧された電圧はダ
イオード7で整流され、コンデンサ10に充電さ
れる。又、本考案は転流失敗状態でなく通常のパ
ルサコイル15の信号によるサイリスタ9のON
時もコンバーターの発振を停止し、サイリスタ
ONによるトランス2次側シヨート時のシヨート
電流を防止し、むだな電力を使用しない様にして
いるので、エネルギーの節約と点火ユニツトの発
熱を低く押えるのに効果がある。以上の説明から
明らかなように本考案によれば サイリスタの転流失敗を防止し、コンバータ
用トランジスタの保護の効果がある。
転流失敗によるつきはなしを防止するので火
花の失火を防ぐことができる。(尚、長い時間
つきぱなしにならなくとも瞬間サイリスタがつ
きぱなしとなるとその間コンデンサ10に充電
されず、点火コイルに放電エネルギーが印加さ
れずプラグに火花が出なく、エンジンがその間
停止するのでドライビング特性が悪くノツキン
グ状態となる。) 電流検知用ダイオードを1つ省略できるの
で、該ダイオードの電圧降下が半分に低減で
き、点火電圧の低下を防止できると同時に、電
源の効率が向上できる等実用上の効果は大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来回路図、第2図は本考案の一実施
例回路図である。図において、Aはコンバータ、
Bは点火回路、1は直流電源、2は出力(昇圧)
トランス、5は主スイツチング素子、Tは制御用
トランジスタ、7は整流用ダイオード、9はサイ
リスタ、10はコンデンサ、11,12は電流検
出用ダイオード、16は点火コイルである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流電源と出力トランスの1次巻線間に直列接
    続された主スイツチング素子と前記出力トランス
    の2次巻線に接続された整流用ダイオードにより
    形成されたコンバータの出力により充電されるコ
    ンデンサの充電電荷をサイリスタを介して点火コ
    イルに放電せしめるようにしたコンデンサ充放電
    式点火装置において、前記サイリスタに直列に一
    つのダイオードを設けると共に前記主スイツチン
    グ素子の制御用トランジスタのベースを前記サイ
    リスタのゲートに接続し、前記サイリスタのゲー
    ト、カソード間電圧と前記ダイオードの両端電圧
    の和の電圧により前記制御用トランジスタを制御
    するようにしたことを特徴とするコンデンサ充放
    電式点火装置。
JP6263086U 1986-04-25 1986-04-25 Expired JPH0343416Y2 (ja)

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JP6263086U JPH0343416Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25

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JPS62175269U JPS62175269U (ja) 1987-11-07
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0616993Y2 (ja) * 1988-03-31 1994-05-02 国産電機株式会社 コンデンサ放電式内燃機関用点火装置

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JPS62175269U (ja) 1987-11-07

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