JPS63698B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS63698B2 JPS63698B2 JP3610079A JP3610079A JPS63698B2 JP S63698 B2 JPS63698 B2 JP S63698B2 JP 3610079 A JP3610079 A JP 3610079A JP 3610079 A JP3610079 A JP 3610079A JP S63698 B2 JPS63698 B2 JP S63698B2
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- Japan
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- gate
- resistor
- thyristor
- anode
- voltage
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 27
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 8
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 5
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガスまたは石油燃焼機器に用いられる
点火装置に係り、点火用スパークのスパーク時間
を制御するタイマー回路を内蔵することによつて
周辺の制御機器の簡素化、高信頼性化およびコス
トの低減化を計ろうとするものである。
点火装置に係り、点火用スパークのスパーク時間
を制御するタイマー回路を内蔵することによつて
周辺の制御機器の簡素化、高信頼性化およびコス
トの低減化を計ろうとするものである。
従来の点火装置としては、交流電源にダイオー
ド、スイツチング素子、高電圧発生用トランス、
充放電用コンデンサを接続して構成されており、
点火スパーク時間は点火装置とは別に設けた制御
機器により制御しており、制御回路や制御機構が
複雑でありコスト面で著しく不利になるものであ
つた。
ド、スイツチング素子、高電圧発生用トランス、
充放電用コンデンサを接続して構成されており、
点火スパーク時間は点火装置とは別に設けた制御
機器により制御しており、制御回路や制御機構が
複雑でありコスト面で著しく不利になるものであ
つた。
また点火装置のON,OFFはリレーを使用して
いたため信頼性が問題となつていた。
いたため信頼性が問題となつていた。
本発明は以上のような従来の欠点を除去するも
のである。
のである。
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
図面において、交流電源1にはスイツチ2を介
してノイズフイルタ用抵抗3、電流制限用抵抗
4、高電圧発生用トランス5、充放電用コンデン
サ6、電源整流用ダイオード7の直列回路が接続
され、上記高電圧発生用トランス5と充放電用コ
ンデンサ6の直列回路と並列にスイツチング素子
としてのサイリスタ8が接続されている。このサ
イリスタ8のアノード,カソード間にはサイリス
タ保護用ダイオード9が接続されている。そし
て、このサイリスタ8のゲート,カソード間には
ゲート抵抗10が接続され、ゲートにはタイマー
用スイツチング素子としてのNゲートサイリスタ
11、ゲート制御用抵抗12を介して交流電源1
の端に接続されている。
してノイズフイルタ用抵抗3、電流制限用抵抗
4、高電圧発生用トランス5、充放電用コンデン
サ6、電源整流用ダイオード7の直列回路が接続
され、上記高電圧発生用トランス5と充放電用コ
ンデンサ6の直列回路と並列にスイツチング素子
としてのサイリスタ8が接続されている。このサ
イリスタ8のアノード,カソード間にはサイリス
タ保護用ダイオード9が接続されている。そし
て、このサイリスタ8のゲート,カソード間には
ゲート抵抗10が接続され、ゲートにはタイマー
用スイツチング素子としてのNゲートサイリスタ
11、ゲート制御用抵抗12を介して交流電源1
の端に接続されている。
上記Nゲートサイリスタ11のアノードには基
準電圧用抵抗13が、ゲートには電流制限用抵抗
14を介して時定数回路用抵抗15とコンデンサ
16とこのコンデンサ16の放電用ダイオード1
7が接続されている。上記時定数回路用抵抗1
5、放電用ダイオード17は電圧分割抵抗18,
19の接続点に接続され、この電圧分割抵抗19
の両端には交流リツプル平滑用コンデンサ20が
接続されている。
準電圧用抵抗13が、ゲートには電流制限用抵抗
14を介して時定数回路用抵抗15とコンデンサ
16とこのコンデンサ16の放電用ダイオード1
7が接続されている。上記時定数回路用抵抗1
5、放電用ダイオード17は電圧分割抵抗18,
19の接続点に接続され、この電圧分割抵抗19
の両端には交流リツプル平滑用コンデンサ20が
接続されている。
また、上記交流電源1の入力端子間には上述し
たノイズフイルタ用抵抗3を介してノイズフイル
タとしてのコンデンサ21,22,23が接続さ
れ、コンデンサ21,22の接続点はアースされ
ている。
たノイズフイルタ用抵抗3を介してノイズフイル
タとしてのコンデンサ21,22,23が接続さ
れ、コンデンサ21,22の接続点はアースされ
ている。
このような構成で、スイツチ2をONにすると
電源整流用ダイオード7の順方向電位のとき、ノ
イズフイルタ用抵抗3、電流制限用抵抗4、高電
圧発生用トランス5を介して充放電用コンデンサ
6に電荷が充電される。次に負の半サイクルのと
き、ゲート制限用抵抗12、Nゲートサイリスタ
11、ゲート抵抗10によりサイリスタ8にゲー
ト信号が加わり、サイリスタ8はONする。この
とき、充放電用コンデンサ6の電荷は高電圧発生
用トランス5の1次側に急激に放電され、高電圧
発生用トランス5の2次側に高電圧を発生し、2
次側の放電電極(図示せず)間で点火スパークを
発生し、燃焼機器に点火する。
電源整流用ダイオード7の順方向電位のとき、ノ
イズフイルタ用抵抗3、電流制限用抵抗4、高電
圧発生用トランス5を介して充放電用コンデンサ
6に電荷が充電される。次に負の半サイクルのと
き、ゲート制限用抵抗12、Nゲートサイリスタ
11、ゲート抵抗10によりサイリスタ8にゲー
ト信号が加わり、サイリスタ8はONする。この
とき、充放電用コンデンサ6の電荷は高電圧発生
用トランス5の1次側に急激に放電され、高電圧
発生用トランス5の2次側に高電圧を発生し、2
次側の放電電極(図示せず)間で点火スパークを
発生し、燃焼機器に点火する。
このような動作を繰返して確実な点火を行な
う。
う。
次にタイマー回路の動作について説明すると、
スイツチ2をONにすると電圧分割抵抗18,1
9と交流リツプル平滑用コンデンサ20により、
Nゲートサイリスタ11のゲート,カソード間に
直流電圧を発生する。このNゲートサイリスタ1
1のゲート,カソード間に直流電圧を発生する。
このNゲートサイリスタ11のゲート電圧は時定
数回路用コンデンサ16の両端電圧であるため0
から徐々に時定数回路用抵抗15、コンデンサ1
6の時定数により上昇する。スイツチ2の投入直
後は、ゲート電圧に比べアノードの電圧がNゲー
トサイリスタ11の順方向の半サイクルにおいて
は高くなるのでNゲートサイリスタ11は導通と
なる。このとき、ゲート抵抗10の両端にゲート
パルスを発生しサイリスタ8のゲートをトリガー
する。
スイツチ2をONにすると電圧分割抵抗18,1
9と交流リツプル平滑用コンデンサ20により、
Nゲートサイリスタ11のゲート,カソード間に
直流電圧を発生する。このNゲートサイリスタ1
1のゲート,カソード間に直流電圧を発生する。
このNゲートサイリスタ11のゲート電圧は時定
数回路用コンデンサ16の両端電圧であるため0
から徐々に時定数回路用抵抗15、コンデンサ1
6の時定数により上昇する。スイツチ2の投入直
後は、ゲート電圧に比べアノードの電圧がNゲー
トサイリスタ11の順方向の半サイクルにおいて
は高くなるのでNゲートサイリスタ11は導通と
なる。このとき、ゲート抵抗10の両端にゲート
パルスを発生しサイリスタ8のゲートをトリガー
する。
交流電源1がNゲートサイリスタ11に対して
逆方向の半サイクルにおいては、ゲート電圧がア
ノード電圧に比べ高くなるためNゲートサイリス
タ11はOFF状態である。
逆方向の半サイクルにおいては、ゲート電圧がア
ノード電圧に比べ高くなるためNゲートサイリス
タ11はOFF状態である。
したがつて、Nゲートサイリスタ11はゲート
電圧が基準電圧用抵抗13に発生する電圧以下の
ときは基準電圧が交流の上昇にともなつて上昇
し、ゲート電圧以上になつた瞬間ONし、基準電
圧用抵抗13にゲートパルスを発生する。
電圧が基準電圧用抵抗13に発生する電圧以下の
ときは基準電圧が交流の上昇にともなつて上昇
し、ゲート電圧以上になつた瞬間ONし、基準電
圧用抵抗13にゲートパルスを発生する。
時間が経過し、徐々に時定数回路用コンデンサ
16の両端電圧が上昇し、基準電圧用抵抗13に
発生するピーク電圧以上になると、アノード電圧
はゲート電圧以上に上昇することができなくな
り、Nゲートサイリスタ11はONしなくなる。
したがつてサイリスタ8のゲートにトリガー電圧
が加わらなくなり点火回路の動作は停止する。
16の両端電圧が上昇し、基準電圧用抵抗13に
発生するピーク電圧以上になると、アノード電圧
はゲート電圧以上に上昇することができなくな
り、Nゲートサイリスタ11はONしなくなる。
したがつてサイリスタ8のゲートにトリガー電圧
が加わらなくなり点火回路の動作は停止する。
このように時定数回路用コンデンサ16の電位
が基準電圧用抵抗13の両端電圧まで達する時間
がタイマーのON時間として設定できることにな
る。
が基準電圧用抵抗13の両端電圧まで達する時間
がタイマーのON時間として設定できることにな
る。
スイツチ2をOFFにすると、時定数回路用コ
ンデンサ16の電荷は放電用ダイオード17、電
圧分割抵抗19を通して放電され、次にスイツチ
2を投入したときのために備える。
ンデンサ16の電荷は放電用ダイオード17、電
圧分割抵抗19を通して放電され、次にスイツチ
2を投入したときのために備える。
以上のように本発明の点火装置は構成されるた
め、点火スパーク時間を制御するタイマー回路が
内蔵されるため、構成の簡素化、低コスト化が計
れ、小形化を計ることもでき、リレーなどを用い
ないため、動作も安定したものとなり高信頼性化
が計れることになる。
め、点火スパーク時間を制御するタイマー回路が
内蔵されるため、構成の簡素化、低コスト化が計
れ、小形化を計ることもでき、リレーなどを用い
ないため、動作も安定したものとなり高信頼性化
が計れることになる。
さらに、スイツチをOFFにすればタイマー時
定数回路用コンデンサの電荷も放電用ダイオード
を通してすぐに放電され、次の動作に備え、この
タイマー時定数回路用コンデンサは0電位から充
電されるためON時間は常に一定であり、入力電
圧変動によるON時間の変動もきわめて小さくす
ることができるなどの利点をもち、工業的価値の
大なるものである。
定数回路用コンデンサの電荷も放電用ダイオード
を通してすぐに放電され、次の動作に備え、この
タイマー時定数回路用コンデンサは0電位から充
電されるためON時間は常に一定であり、入力電
圧変動によるON時間の変動もきわめて小さくす
ることができるなどの利点をもち、工業的価値の
大なるものである。
図面は本発明の点火装置の一実施例を示す電気
的回路図である。 1……交流電源、2……スイツチ、3……ノイ
ズフイルタ用抵抗、4……電流制限用抵抗、5…
…高電圧発生用トランス、6……充放電用コンデ
ンサ、7……保護ダイオード、10……ゲート抵
抗、11……Nゲートサイリスタ、12……ゲー
ト制御用抵抗、13……基準電圧用抵抗、14…
…電流制限用抵抗、15……時定数回路用抵抗、
16……時定数回路用コンデンサ、17……放電
用ダイオード、18,19……電圧分割抵抗、2
0……交流リツプル平滑用コンデンサ、21〜2
3……ノイズフイルタ用コンデンサ。
的回路図である。 1……交流電源、2……スイツチ、3……ノイ
ズフイルタ用抵抗、4……電流制限用抵抗、5…
…高電圧発生用トランス、6……充放電用コンデ
ンサ、7……保護ダイオード、10……ゲート抵
抗、11……Nゲートサイリスタ、12……ゲー
ト制御用抵抗、13……基準電圧用抵抗、14…
…電流制限用抵抗、15……時定数回路用抵抗、
16……時定数回路用コンデンサ、17……放電
用ダイオード、18,19……電圧分割抵抗、2
0……交流リツプル平滑用コンデンサ、21〜2
3……ノイズフイルタ用コンデンサ。
Claims (1)
- 1 高電圧発生用トランス、充放電用コンデンサ
及び電源整流用ダイオードが順次順方向に接続さ
れた直列回路が交流電源にスイツチを介して接続
され、上記高電圧発生用トランスと充放電用コン
デンサの直列回路と並列にサイリスタが順方向に
接続され、上記サイリスタのゲートと上記電源整
流用ダイオードのアノード間にゲート抵抗が接続
され、上記電源整流用ダイオードのカソードにゲ
ート制御用抵抗の一方端子が接続され、上記ゲー
ト制御用抵抗の他方端子に上記Nゲートサイリス
タのアノードが接続され、上記Nゲートサイリス
タのアノードと上記電源整流用ダイオードのアノ
ード間に基準電圧用抵抗が接続され、上記電源整
流用ダイオードのアノードと上記高電圧発生用ト
ランスの高電位側端子に電圧分割抵抗が接続さ
れ、上記電圧分割抵抗の分割端子と上記電源整流
用ダイオードのアノード間に交流リツプル平滑用
コンデンサが接続され、上記電圧分割抵抗の分割
端子と上記Nゲートサイリスタのゲート間に時定
数回路用抵抗が接続され、上記Nゲートサイリス
タのゲートと上記電源整流用ダイオードのアノー
ド間に時定数回路用コンデンサが接続されたこと
を特徴とする点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3610079A JPS55128726A (en) | 1979-03-27 | 1979-03-27 | Ignition device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3610079A JPS55128726A (en) | 1979-03-27 | 1979-03-27 | Ignition device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55128726A JPS55128726A (en) | 1980-10-04 |
JPS63698B2 true JPS63698B2 (ja) | 1988-01-08 |
Family
ID=12460339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3610079A Granted JPS55128726A (en) | 1979-03-27 | 1979-03-27 | Ignition device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55128726A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01274691A (ja) * | 1988-04-26 | 1989-11-02 | Omikenshi Co Ltd | 精紡機駆動装置並びに精紡機の運転方法 |
JPH02119597A (ja) * | 1988-10-27 | 1990-05-07 | Mitsubishi Electric Corp | 電源切替装置 |
JPH02119598A (ja) * | 1988-10-27 | 1990-05-07 | Mitsubishi Electric Corp | 電源切替装置 |
-
1979
- 1979-03-27 JP JP3610079A patent/JPS55128726A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01274691A (ja) * | 1988-04-26 | 1989-11-02 | Omikenshi Co Ltd | 精紡機駆動装置並びに精紡機の運転方法 |
JPH02119597A (ja) * | 1988-10-27 | 1990-05-07 | Mitsubishi Electric Corp | 電源切替装置 |
JPH02119598A (ja) * | 1988-10-27 | 1990-05-07 | Mitsubishi Electric Corp | 電源切替装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55128726A (en) | 1980-10-04 |
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