JPH02119597A

JPH02119597A - 電源切替装置

Info

Publication number: JPH02119597A
Application number: JP63271204A
Authority: JP
Inventors: Shinji Takada; 高田　信治
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1988-10-27
Filing date: 1988-10-27
Publication date: 1990-05-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、可変周波数電源と商用電源を択一的に選択
して負荷となる電動機を駆動する電源の切替装置に関す
るものである。

〔従来の技術〕

第３図は、従来の電源切替回路を示す図であり、図にお
いて、（１）は商用電源、（２）は負荷となる電動機、
（３）及び（４）はしゃ断器、（５）及び（６）は開閉
器、（７）は可変周波数電源、（８）は電動機（２）の
回転数を設定する回転数指令器、（９）は切替制御回路
である。

次に動作について説明する。

回転数指令器（８）が可変周波数電源（７）（以下■電
源と略称する）の最大周波数（ＦＭＡ、Ｘ）以下であれ
ば、しゃ断器（３）閉（（４）開）、開閉器（５）閉（
（６）開）のように切替制御回路（９）の指令により切
替制御され、回転数指令器（８）の指令値でＶ電源（７
）は出力周波数Ｆを発生させＶＫ源で電動機（２）を駆
動する。

このとき、電動機（２）の回転数Ｎは、スリップを無視
すれば次のようになる。

但し、Ｐは電動機の極数。

回転数指令器（８）がｖ電源（７）の最大周波数（ＦＭ
ＡＸ　）以上に相当する負荷の時には切替制御回路（９
）により、上記とは逆に切替えられ、しゃ断器（４）閉
（（３）開）、開閉器（６）閉（（５）開）となり、電
動機（２）は商用電＆ｆ　（１）で駆動される。

ところで、電動機（２）の駆動電源を商用電源（１）か
らＶ［源（７）へ切替えるとき、しゃ断器（４）及び開
閉器（６）の開放後しゃ断器（３）及び開閉器（５）を
閉としたときに、過渡的に過電流が発生してＶ電源（７
）を破壊させる等の不具合が予想される。このため、商
用電源（１）から■電源（７）に切替えるときにはＶ電
源（７）の出力周波数Ｆが最大周波数ＦＭＡＸより低い
値Ｆｓとして切替えるようにする必要がある。

なお、しゃ断器（４）と開閉器（６）が共に閉のときに
は、負荷の要求が最大周波数ＦＭＡＸ以下の場合でも運
転できることは言うまでもない。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の電源切替装置は、以上のように構成されているの
で、−旦商用電源（１）で電動機（２）が駆動されると
、負荷要求がｖ電源（７）の最大出力周波数ＦｂｌムＸ
より低い周波数ＦｓになるまでＶ電源（７）へ切替がで
きなくなる。従ってＶ［源（７）による電動機（２）の
運転が制限を受け、省電力のために用いるｖＷｌ源（７
）を有効に使用できない問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、電動機（２）の負荷が■電源（７）の最大出
力周波数ＦＭＡＸに相当する値になれば直ちに商用電源
（１）からＶ電源（７）に電源を切替できるようにする
ことを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る電源切替装置は、■電源（７）で電動機
（２）を駆動する回路にリアクトルとこのリアクトルに
並列に接続した開閉器を挿入し、商用電源（１）からＶ
Ｔｇ源（１）に切替えた時にリアクトルを介して電動機
（２）を駆動させ、所定時限後にリアクトルと並列に接
続した開閉器を閉とするように構成したものである。

〔作用〕

この発明におけるリアクトルはｖ電源（７）が電動機（
２戸ζ接続されたときから所定時限だけ給電回路に挿入
され、電源切替時の過電流を抑制する。

〔発明の実施例）以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、ＯＩはＶ電源（７）の出力側に挿入された
リアクトル、αυはこのリアクトルに並列接続された開
閉器、（６）は切替制御回路である。

なお、他の構成は第３図と同一であるので説明を省略す
る。

次に動作について説明する。

今、しゃ断器（４）閉（（５）闘）、開閉器（６）閉（
（５）開。

東回）の状態、即ち、電動機（２）が商用電源（１）で
運転されている状況にあること＼する。この状況から電
動機（２）の負荷が小となり、■電源（７）の最大出力
周波数ＦＭＡＸで運転可能な領域となると、切替制御回
路（６）によりしゃ断器（４）と開閉器（６）の開放が
実行されて、電動機（２）は自然減速に入る。

回転数指令器（８）による回転数と電動機（２）の実回
転数がほぼ同じとなったときに（実回転数検出器は図示
していない）しゃ断器（３）、開閉器（５）を閉とする
信号を切替制御回路（６）から与えて、リアクトル０Ｑ
を介して７ｗｌ源（７）が電動機（２）に接続される。

リアクトル０Ｑのインピーダンスにより電動機（２ンへ
流入する過渡的な過電流はＶ電源（７）の過電流耐力内
となるようにリアクトルα０を選択しており、■電源（
７）の運転条件内で切替が成功する。

次に、電動機（２）への切替過渡電流が十分小となった
時点で開閉器αＶが閉となり、■電源（７）による電動
機（２）の通常運転となる。

以上の説明では■電源（７）を電動機（２）に接続する
時点を回転数指令（８）による回転数と電動機（２）の
実回転数がほぼ同じのときで説明したが、はぼ同じでな
くてもリアクトルα１で過渡的な過電流を防止できるの
で同様の効果を期待できる。

また、リアクトルαりと開閉器ａηとを開閉器（５）。

（６）の共通母線と電動機（２）の間に設置した第２図
の例のように、■電源（７）と電動機（２）の間のどこ
に設置しても良い。

但し第２図の例では商用電源（１）による運転時は開閉
器αυは閉であり、開閉器（６）開と同時に開閉器Ｑυ
も関とする等の配慮をすることは当然である。

更に、第１図の説明では電動機（２）の回転数が回転数
指令器（８）の指令とはゾ同じであることで説明したが
、切替時の回転数指令（８）をＶ　電源（７）の最大出
力周波数相当の回転数近傍として、切替時の回転数変化
巾を一定として切替動作の均一化を計る、回転数変化巾
を最小にして負荷への影響をすくなくする等の策を行っ
てもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば商用電源から可変周波
数電源に切替える時にリアクトルを介して電動機に給電
するようにしたので、■電源に過電流が流れるのを防止
でき、またＶ［源の最大出力周波数域でもＶ電源へ切替
が出来る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による電源切替装置の回路
を示す図、第２図はこの発明の他の実施例を示す回路図
、第３図は従来の回路図である。（１）は商用電源、（２）は電動機、（３）と（４）は
しゃ断器、（５）　、　（６）　、　＜ｌυは開閉器、
（７）は可変周波数（至）電源、（８）は回転数指令、
（９）とｑ４は切換制御回路、叫（よリアクトル。なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

可変周波数電源から電動機に電力を供給する第１の系統
、商用電源から前記電動機に電力を供給する第２の系統
、前記第１の系統と第２の系統とを択一的に選択し、電
動機への給電系統を切替える切替装置、前記第１の系統
から前記電動機に給電する回路に直列に挿入されたリア
クトル、該リアクトルに並列に接続された開閉手段を備
え、前記切替制御回路の作動により、前記第２の系統か
ら第１の系統へ切替えるとき、前記第１の系統から前記
リアクトルを介して電動機へ給電し、所定時限後に前記
開閉手段を閉とするようにしたことを特徴とする電源切
替装置。