JPH0546299A - オペレ−シヨン模擬キ−入力装置 - Google Patents

オペレ−シヨン模擬キ−入力装置

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JPH0546299A
JPH0546299A JP3200521A JP20052191A JPH0546299A JP H0546299 A JPH0546299 A JP H0546299A JP 3200521 A JP3200521 A JP 3200521A JP 20052191 A JP20052191 A JP 20052191A JP H0546299 A JPH0546299 A JP H0546299A
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Yukitoshi Watabe
幸俊 渡部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、専門オペレ−タによるキ−操作を
介在させずにデ−タ処理装置を所定の作業状態にしうる
オペレ−ション模擬キ−入力装置の提供にある。 【構成】 送出コ−ドの処理を行う送出コ−ド処理部1
3と、送出コ−ドの送出時刻を測定,管理する送出時間
管理手段15と、送出コ−ドと送出時刻に送出順序を付
加して記憶操作デ−タを作成し保持を行う記憶操作ファ
イル管理手段16と、記憶操作デ−タの修正命令を入力
し,修正後の前記デ−タを表示するコ−ド編集用表示手
段18と、記憶操作デ−タを修正する編集処理部19
と、記憶操作デ−タを外部記録媒体の記録形式デ−タへ
変換し,又は前記デ−タを記憶操作デ−タに変換する記
録媒体ファイル管理部20と、外部記録媒体へのデ−タ
の入出力を行うデ−タ入出力処理部21とを備えたオペ
レ−ション模擬キ−入力装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デ−タ処理装置のデ−
タ入力用または操作指示用として広く利用されるオペレ
−ション模擬キ−入力装置に係り、特にキ−の入力順序
等を記憶および再生しオペレ−タのキ−操作を模擬出力
する技術を設けたオペレ−ション模擬キ−入力装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種のデ−タ処理等に利用され
るパ−ソナルコンピュ−タ、ワ−クステ−ション、汎用
コンピュ−タ、さらには制御分野等に使用されるオペレ
−タインタフェイス装置などのキ−入力装置として、通
常キ−ボ−ドが用いられている。図7はかかるキ−ボ−
ドを用いたキ−入力装置の構成を示す図であって、この
キ−入力装置1は、具体的には、オペレ−タのキ−操作
に対応したキ−コ−ドを送出するキ−ボ−ドスイッチマ
トリックスおよびキ−マトリックスコントロ−ル部2、
このコントロ−ル部2から送出されるキ−コ−ドを取り
込むキ−コ−ド入力部3およびキ−コ−ド/送出コ−ド
変換部4が設けられている。
【0003】このキ−コ−ド/送出コ−ド変換部4は、
キ−コ−ド入力部3からキ−コ−ドを受けるとキ−コ−
ド/送出コ−ド変換テ−ブル5を参照しながら送出コ−
ドに変換して送出コ−ド伝送部6に送出する。この送出
コ−ドは一般にJIS文字コ−ド等からなり、送出コ−
ド伝送処理部6からデ−タ処理装置に送出される。この
ような構成をもつキ−入力装置1は、その他、以下のよ
うな機能をもつものがある。 (1)発生コ−ドの多様性付加機能 操作キ−の組み合わせにより特殊コ−ド、シフトコ−ド
等を発生する機能。 (2)操作の容易化機能 連続押し下げ動作を模擬する,いわゆるリピ−ト機能
等。 (3)キ−の多重押し下げ時の誤動作防止機能 操作キ−の組み合わせが所定のものでないときは送出コ
−ドを送出しない機能。 (4)キ−配列の多様性付加機能 各種用途に応じて、ハ−ドウェア的またはソフトウェア
的にキ−配列を変更できる機能等である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、以上のような
キ−入力装置は、操作する各キ−の組合せによって多種
多様なコマンドが作れるが、反面、高級機能の増大化に
伴い、コマンド体系,コマンド種類,インスト−ル手順
の増大,複雑化を招く要因となり、専門的な教育をうけ
たオペレ−タ以外の者にはキ−操作が難しいという問題
がでてくる。
【0005】このような問題を解決するためには、まず
オペレ−タにコマンドに係るキ−操作を一字一句正確に
覚えてもらうことが重要であるが、一般にコマンドはア
ルファベット文字列であり、日本人には比較的覚えにく
く、短い文字列でも普段から頻繁に使っていないと忘れ
てしまうことがある。
【0006】加えて、実際の業務においては、例えば朝
の出社時等にデ−タ処理装置を使用可能な状態に立ち上
げる作業があるが、たとえ毎日立ち上げ操作を行う人で
も立ち上げ用のコマンドは一日一回しか用いないので、
そのキ−操作に係る知識を的確に覚えているのは容易で
なく、専門オペレ−タが不在のときにはキ−操作の難し
さからデ−タ処理装置を立ち上げられないこともある。
【0007】また、コマンドの集合を一つのファイルに
し、そのファイル名を入力することにより、そのファイ
ルの中のコマンド群を実行する,いわゆるバッチファイ
ル機能を使用して操作を簡略化する方法も考えられてい
るが、デ−タ処理装置を取扱う人の知識レベルによって
は、このバッチファイル機能が使えなかったり、誤って
ファイルの一部を破壊してしまうこともあり、結局専門
的な取扱い知識をもったオペレ−タのキ−操作に頼らざ
るを得なくなる。更に、デ−タ処理装置を自由に使いこ
なせない状況にある場合には、その処理装置の故障の際
の修復に時間がかかることを意味する。
【0008】以上のようなことがらを解決するには、専
門オペレ−タのキ−操作を人間が覚えるのではなく、前
記キ−操作を記憶し再現できるオペレ−ション模擬キ−
入力装置をつくった方が、専門オペレ−タの負荷が軽減
され、一般作業者も特殊な知識を習得する労を省ける点
で優れていると考えられ、また、そのようなオペレ−シ
ョン模擬キ−入力装置の実現は、専門オペレ−タがキ−
操作を行う毎に発生する,キ−に対応した送出コ−ドの
時系列を記憶する機能とその記憶コ−ドを再生する機能
があれば充分実現可能であると言える。
【0009】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、コマンドやデ−タ処理装置に対する専門知識がない
人でも専門オペレ−タによるキ−操作を介在させずにデ
−タ処理装置を所定の作業状態に設定しうるオペレ−シ
ョン模擬キ−入力装置を提供することを目的とする。ま
た、本発明の他の目的は、専門知識がなくても送出コ−
ド等を容易に修正、変更しうるオペレ−ション模擬キ−
入力装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】先ず、請求項1に対応す
る発明は、キ−操作によって入力されるデ−タおよび命
令を示すキ−コ−ドを変換手段にて所定の送出コ−ドに
変換した後,送出コ−ド伝送処理部を介してデ−タ処理
装置に送出するキ−入力装置において、前記変換手段か
ら送られてくる送出コ−ドの送出時刻を測定し管理する
送出時間管理手段と、前記送出コ−ドに送出時間管理手
段で測定された送出コ−ド時刻を付加して出力する送出
コ−ド処理部と、この送出コ−ド処理部からの送出コ−
ドおよび送出コ−ド時刻に当該送出コ−ドの送出順序を
付して記憶操作デ−タとして作成し記憶する記憶操作フ
ァイル管理手段と、前記送出コ−ド処理部にて前記記憶
操作ファイル管理手段から記憶操作デ−タを読出し、こ
の記憶操作デ−タの送出コ−ドについて前記送出コ−ド
時刻および送出順序に従って再生出力する再生手段とを
備えたオペレ−ション模擬キ−入力装置である。
【0011】次に、請求項2に対応する発明は、前記請
求項1に対応する発明に、新たに、前記記憶操作ファイ
ル管理手段内の記憶操作デ−タの修正命令を入力し,か
つ,修正後の記憶操作デ−タを表示するコ−ド編集用表
示手段と、このコ−ド編集用表示手段からの修正命令お
よび前記変換手段からの前記修正命令に係るデ−タの入
力により記憶操作デ−タを修正する編集処理部と、前記
送出コ−ド処理部からの命令により前記記憶操作デ−タ
を外部記録媒体の記録形式に則したデ−タへ変換し,又
はこのデ−タを前記記憶操作デ−タに変換する記録媒体
ファイル管理部と、この記録媒体ファイル管理部と前記
外部記録媒体との間のデ−タの入出力を行うデ−タ入出
力処理部とを付加したオペレ−ション模擬キ−入力装置
である。
【0012】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は以上のよう
な手段を講じたことにより、変換手段からキ−操作(キ
−コ−ド)に対応する送出コ−ドを受け取ると、送出コ
−ド処理部ではその送出コ−ドを送出コ−ド伝送処理部
に送出する一方、当該送出コ−ドに送出時間管理手段で
測定された送出コ−ドの送出時間を付加して記憶操作フ
ァイル管理手段に渡す。この管理手段では、送出コ−ド
および送出時刻に送出順序を示す識別番号を付加してフ
ァイル化することにより、オペレ−タのキ−操作を記憶
できる。
【0013】一方、オペレ−タが再生用キ−を操作する
と、送出コ−ド処理部は記憶操作ファイル管理手段にキ
−操作に係る記憶操作デ−タを要求する。ここで、送出
コ−ド処理部は、記憶操作デ−タを受け取ると、送出順
序に従って送出コ−ドを送出するが、このとき各送出コ
−ドの送出時刻差から求めた送出時間間隔を維持しなが
ら送出するので、記憶されたキ−操作を忠実に再生出力
できる。
【0014】次に、請求項2に対応する発明は、コ−ド
編集用表示手段から記憶操作デ−タの修正に係る指示を
受けると、編集処理部ではその指示に従い記憶操作ファ
イル管理手段を介して記憶操作デ−タを変更,修正し、
結果をコ−ド編集用表示手段に表示するので、容易に記
憶操作デ−タを編集できる。
【0015】さらに、送出コ−ド処理部は記憶操作ファ
イル管理手段から記憶操作デ−タを読み出して記録媒体
ファイル管理部に送出すると、このファイル管理部では
外部記録媒体の記録形式に変換した後,記録媒体へのデ
−タ入出力処理部により出力するので、外部記憶したい
記憶操作デ−タを外部記録媒体に記録できる。
【0016】逆に、外部の記録媒体からの操作デ−タの
読み出しは、送出コ−ド処理部が、記録媒体へのデ−タ
入出力処理部および記録媒体ファイル管理部を介して記
憶操作デ−タを読み出し、この記憶操作デ−タを記憶操
作ファイル管理手段に保持させることによって行うこと
ができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。なお、図1はオペレ−ション模擬キ−入力
装置の機能ブロック図、図2は本発明の一実施例に係る
オペレ−ション模擬キ−入力装置のより具体化した構成
図である。これらの図において11はオペレ−タによる
キ−操作に対応するキ−コ−ドを出力するキ−入力手段
であって、これは各種命令や入力デ−タ、さらには再生
命令等のキ−操作を受けるとそのキ−操作に対応するキ
−コ−ドを出力するキ−スイッチマトリックスおよびキ
−マトリックススキャン部11aおよびこのキ−コ−ド
を取り込んで変換手段12に送出するキ−コ−ド入力部
11bなどによって構成されている。
【0018】この変換手段12は、キ−コ−ドを2進符
号化したJIS文字コ−ド等の送出コ−ドに変換する機
能を有し、具体的にはキ−コ−ドを送出コ−ドに変換す
るキ−コ−ド/送出コ−ド変換部12aの他、キ−コ−
ドを送出コ−ドに変換するときに参照するためのキ−コ
−ド/送出コ−ド変換テ−ブル12bをもっている。
【0019】13は送出コ−ド処理部であって、変換手
段12から送出コ−ドを受け取って送出コ−ド伝送処理
部14へ送出し、さらに送出コ−ドの内部記憶、送出コ
−ド時刻から送出時間間隔を求める計算を含んだ送出コ
−ドの再生出力、送出コ−ドの外部記憶等に必要な処理
を行う機能をもっている。
【0020】15は送出コ−ド処理部13に入力される
送出コ−ドの送出時刻を測定し、また送出コ−ド処理部
13で求めた送出時間間隔を計測管理する送出時間管理
手段であり、時計15aおよび送出時間管理部15bか
らなる。この時計15aは時間を刻時し、一方、送出時
間管理部15bは送出コ−ドに基づいて時計15aから
送出時刻を得て送出コ−ドに付加し、さらに送出コ−ド
の再生出力時に各送出コ−ド間の時間間隔を計測管理す
る機能をもっている。
【0021】16は送出コ−ド処理部13から送られて
くる送出コ−ドおよび送出時間に送出コ−ドの送出順序
を示す番号を付加して記憶操作デ−タとして保持する記
憶操作ファイル管理手段であって、これは送出コ−ド、
送出時刻および送出順序からなる記憶操作デ−タの作成
および管理を行う記憶操作ファイル管理部16aおよび
この記憶操作デ−タをファイルする記憶ファイル16b
によって構成され、さらにこの記憶操作ファイル16b
は停電時に停電時記憶保持部17から電力の供給を受け
て記憶操作デ−タの保持を行う。なお、図3は記憶操作
ファイル16bのファイル内容を示す図である。
【0022】18は記憶操作デ−タの修正命令を出し、
かつ、修正後の記憶操作デ−タを表示するコ−ド編集用
表示手段であって、前記記憶操作デ−タの修正用のコマ
ンドをいくつも画面表示させて編集処理部19による編
集作業をしやすくする機能をもっている。
【0023】このコ−ド編集用表示手段18は、例えば
表示された記憶操作デ−タについてタッチパネルまたは
マウスその他の入力デバイスを用いて修正命令を行い、
さらに修正後の記憶操作デ−タを表示するコ−ド編集用
表示部18aと、前記修正命令の出力並びに修正された
記憶操作デ−タの表示管理を行う表示管理部18bとに
よって構成されている。
【0024】この編集処理部19は、コ−ド編集用表示
手段18および変換手段12からの命令により記憶操作
ファイル管理手段16に保持されている記憶操作デ−タ
の修正処理を行う。
【0025】20は送出コ−ド処理部13を介して記憶
操作ファイル管理手段15内の記憶操作デ−タを外部記
録媒体の記録形式に変換し、又は外部記録媒体の記録形
式に変換されているデ−タを前記記憶操作デ−タに変換
する記録媒体ファイル管理部であって、変換後のデ−タ
はデ−タ入出力処理部21により外部記録媒体に記憶さ
れる。
【0026】22は内部記憶モ−ド、再生モ−ド、外部
書き込みモ−ド、その他必要なモ−ドを設定する動作モ
−ド設定部、23は設定部22からのモ−ドを管理する
とともに送出コ−ド処理部13に送出する動作モ−ド管
理部である。
【0027】次に、図4は本発明装置を実現するための
ハ−ドウェア構成を示す図である。この装置は、送出コ
−ドの内部記憶、再生出力および外部記憶などのプログ
ラムを実行するCPU31を有し、このCPU31から
導出されたバス32にはキ−ボ−ドコントロ−ラ33を
介してキ−スイッチマトリックス34が設けられてい
る。これら33、34は図2のキ−スイッチマトリック
スおよびキ−マトリックススキャン部11aおよびキ−
コ−ド入力部11bに相当し、オペレ−タのキ−操作信
号を受けてキ−ボ−ドコントロ−ラ33からキ−コ−ド
をバス32に送出する。
【0028】ここで、前記CPU31はキ−コ−ド/送
出コ−ド変換部12aおよび送出コ−ド処理部13の機
能を受け持ち、通常のキ−入力装置として用いる場合
は、キ−コ−ド/送出コ−ド変換テ−ブル12bに対応
するOS格納部(ROM)35を参照しながら、受け取
ったキ−コ−ドを送出コ−ドに変換し、送出コ−ド処理
部14に対応するシリアル伝送コントロ−ラ36および
伝送コントロ−ラ37を介してデ−タ処理装置に送出す
る。
【0029】また、CPU31は送出コ−ドの内部記憶
を行う場合には、記憶操作ファイル管理部16aとして
OS格納部(ROM)35およびワ−キング面エリア
(RAM)38を用い、記憶したいキ−操作に係る送出
コ−ド、送出コ−ド時刻および送出順序を書き込んで、
記憶操作ファイル16bの役割をもつ記憶操作ファイル
(SRAM)39に記憶させる。
【0030】この記憶操作ファイル(SRAM)39の
構成は図5に示すように順編成ファイルであり、送出コ
−ド、送出コ−ド時刻および送出順序の3つのデ−タを
取扱い単位であるレコ−ドとして送出の時系列順に格納
している。レコ−ドの識別は、ファイルの先頭を固定番
地とし、送出順序を示す番号を操作ポインタとすること
で行う。また、前記送出コ−ドには記録デ−タ数が付加
され、この記録デ−タ数のカウンタは前記記憶操作ファ
イル(SRAM)35に含まれる記憶デ−タ管理レジス
タ39aが行い、前記送出コ−ド時刻の測定はCPU3
1に含まれる時計15aおよび送出時間管理部15bが
行う。
【0031】さらに、記憶操作ファイル(SRAM)3
9には、停電等により電源部41が作動しない時でも記
憶が消えないように停電時記憶保持部17にあたる電源
バックアップ回路42が電力を供給している。この電源
バックアップ回路42には例えばバッテリ−が用いられ
る。
【0032】ここで、キ−スイッチマトリックス34お
よびキ−ボ−ドコントロ−ラ33を介して再生に係る送
出コ−ドを入力すると、送出コ−ド処理部13および記
憶操作ファイル管理部16aとして機能するCPU31
は記憶操作ファイル(SRAM)38内の該当する記憶
操作ファイルを検索し、送出順序に従って送出コ−ドお
よび送出コ−ド時刻を読み出す。
【0033】そして、前後の送出コ−ドの送出コ−ド時
刻の差を計算し、その計算に基づき先の送出時刻から所
定の時間間隔を経過後に今回受け取った送出コ−ドを送
出コ−ド伝送処理部14に相当するシリアル伝送コント
ロ−ラ36および伝送インタフェイス37を介してデ−
タ処理装置に送出する。
【0034】次に、表示部43はコ−ド編集用表示部1
8aを、表示制御コントロ−ラ44は表示管理部18b
をそれぞれ構成して送出コ−ドの編集を行う。例えばタ
ッチパネル等により、表示画面上から記憶操作ファイル
の修正指令が表示部43に入力され、表示制御コントロ
−ラ44を介してバス32に送出すると、このバス32
から記憶操作ファイルの修正指令を受け取ったCPU3
1は、編集処理部19に対応するプログラムをOS格納
部(ROM)35から読み出すとともに記憶操作ファイ
ル(SRAM)39から該当する記憶操作ファイルを読
み出し、ワ−キング面エリア(RAM)38を用いてデ
−タを書き込み、前記ファイルの編集を行う。
【0035】編集後の記憶操作ファイルは、記憶操作フ
ァイル(SRAM)39に更新し、かつ、表示制御コン
トロ−ラ44に送って、この表示制御コントロ−ラ44
の表示管理の下に表示部43に表示される。
【0036】また、外部記録媒体、コネクタ45および
ICカ−ドインタフェイス回路46を用いて、記憶操作
ファイルの内容を外部記録媒体に記憶することができ
る。すなわち、外部記録媒体として例えばICカ−ドを
コネクタ45に挿入した後、キ−スイッチマトリックス
34およびキ−ボ−ドコントロ−ラ33から外部記憶命
令に係る送出コ−ドをバス32に送出すると、CPU3
1は、当該外部記憶命令に基づいて記憶操作ファイルを
読み出し、デ−タ入出力処理部21に対応するICカ−
ドインタフェイス回路46を介し、コネクタ45内のI
Cカ−ドに当該記憶操作ファイルを記憶させる。
【0037】これらの外部記録媒体、コネクタ45およ
びICカ−ドインタフェイス回路46を用いると、外部
記録媒体から記憶操作ファイルを読み込むこともでき
る。すなわち、ある記憶操作ファイルを記憶するICカ
−ドをコネクタ45に差し込んだ後、外部記録媒体から
の読み込みに係る送出コ−ドをキ−スイッチマトリック
ス34およびキ−ボ−ドコントロ−ラ33を用いてバス
32に送出すると、CPU31は、ICカ−ドからコネ
クタ45およびICカ−ドインタフェイス回路46を介
して当該記憶操作ファイルを読み込み、記憶操作ファイ
ル(SRAM)39へ当該記憶操作ファイルを記憶す
る。
【0038】なお、これらの記憶、編集および外部記憶
等の動作を選ぶ際には、動作モ−ド設定部22に当たる
モ−ド設定スイッチ47を用いて動作を選択し、この選
択した動作を入力ポ−トA48を介してバス32に送出
すると、CPU31はOS格納部(ROM)35から各
種動作を選択および管理するプログラムである動作モ−
ド管理部23を読み出すことにより、前記選択した動作
に係るプログラムを実行する。
【0039】また、動作指示スイッチ49は各種プログ
ラムの動作を指示する機能をもち、この動作指示スイッ
チ49で指示された動作は入力ポ−トBを介して、CP
U31に伝わり、すでに読み出されている動作モ−ド管
理部23によって、前記指示した動作状態を実行する。
ここで、指示をする動作とは、記憶操作ファイルにおけ
る操作ポインタの初期化を示すINZ、プログラムを開
始するSTARTおよびプログラムを終了するENDの
3つをさす。
【0040】次に、以上のように構成した本発明装置の
動作を図6を用いて説明する。図示するように電源投入
(POWER ON)後の状態を示す動作モ−ドは8種
類あって、まず動作指示状態とモ−ド状態とに分類され
る。この動作指示状態は電源投入直後の状態である指示
待ち状態または操作ポインタイニシャライズ状態の2種
類に分かれ、一方、モ−ド状態は前記指示待ち状態から
記憶動作を含むキ−ボ−ドモ−ド,再生モ−ド,外部媒
体のデ−タ読出しモ−ド,外部媒体のデ−タ書き込みモ
−ド,記憶動作を含まないキ−ボ−ドモ−ド,編集モ−
ドの6種類の機能を示すモ−ド中いずれかに分かれる。
さらに記憶動作を含むキ−ボ−ドモ−ドのときには、キ
−入力がないときにキ−コ−ド発生待ち状態をとる。
【0041】さて、本発明装置への電源投入直後は、前
述したように指示待ち状態をとる。この指示待ち状態と
は電源投入後、次に起動する機能の開始を待っている状
態である。このとき前記モ−ド設定スイッチ47によ
り、6種類ある前記モ−ド状態のいずれかを選択する。
但し、編集モ−ドだけはコ−ド編集用表示部18aによ
り画面上でモ−ド設定を行うことができる。
【0042】ここで例えば、前記モ−ド設定スイッチ4
7により記憶動作を含むキ−ボ−ドモ−ドを選択し、次
に、動作指示スイッチ49内にあるINZボタンを用
い、記憶操作ファイル(SRAM)39の操作ポインタ
の初期化状態である前記操作ポインタイニシャライズ状
態を選択する。このようにして初期化が終了した後、自
動的に指示待ち状態に戻る。
【0043】今度は、動作指示スイッチ49内にあるス
タ−トボタンにより、記憶動作を含むキ−ボ−ドモ−ド
を実行する。この実行中はオペレ−タのキ−操作に対応
した送出コ−ドを送出コ−ド処理部13が外部のデ−タ
処理装置に送出するとともに送出時間管理手段15が送
出コ−ドの送出時刻を測定し,この送出コ−ド並びに送
出時刻に記憶操作ファイル管理部16aが送出コ−ドの
送出順序を示す番号を付加するので、送出コ−ドに係る
送出順序と送出コ−ド及び送出時刻を示す3つの情報の
書き込みが記憶操作ファイル(SRAM)39内で行わ
れる。
【0044】記憶させたいキ−操作が終了したら動作指
示スイッチ49内にある終了ボタンにより、記憶動作を
含むキ−ボ−ドモ−ドの実行を終わらせて指示待ち状態
に戻す。
【0045】次に、記憶操作ファイル(SRAM)39
内に記憶させたオペレ−タのキ−操作を再生したいとき
には、モ−ド設定スイッチ47により再生モ−ドの選択
を行うと、表示部43における画面上に記憶内容である
操作記憶デ−タの一覧が表示されるので、所望のキ−操
作に係る操作記憶デ−タを選択した後、スタ−トボタン
によって再生モ−ドを実行させるとキ−操作に係る送出
コ−ドが送出コ−ド処理部13と送出時間管理手段15
によって、記憶された送出順序と送出時刻に従い外部の
デ−タ処理装置に送出される。
【0046】そして、送出コ−ドの送出が終わったら自
動的に指示待ち状態に戻る。また、送出コ−ドの送出中
であっても終了ボタンにより指示待ち状態に戻すことが
できる。
【0047】外部媒体のデ−タ読出しモ−ドの動作およ
び外部媒体のデ−タ書き込みモ−ドの動作はそれぞれ再
生モ−ドおよび記憶動作を含むキ−ボ−ドモ−ドで行わ
れるが、これらはほぼ同じであり、ただ記憶の受け持ち
が外部媒体である点で異なる。この外部媒体とは例えば
ICカ−ドをいう。
【0048】また、記憶動作を含まないキ−ボ−ドモ−
ドとは一般のキ−ボ−ドと同じで、キ−に対応した送出
コ−ドを送出コ−ド処理部13が外部のデ−タ処理装置
に送出するだけである。
【0049】編集モ−ドは前記記憶操作デ−タの修正,
編集を行うモ−ドであり、他のモ−ドとは異なり、表示
部43の画面上にてモ−ドの選択を行うことができる。
この選択が行われると画面上に記憶内容である操作記憶
デ−タの一覧が表示されるので、所望のキ−操作に係る
操作記憶デ−タを画面上で選択した後にスタ−トボタン
によって編集モ−ドを実行すると、選択した操作記憶デ
−タ内の送出コ−ド,送出時刻および送出順序が画面上
に表示され、所望とする修正デ−タの入力により編集処
理部19が送出コ−ド,送出時刻および送出順序の修正
および編集を行うので、所望とする操作記憶デ−タの修
正および編集ができる。この編集が終わったら終了ボタ
ンにより指示待ち状態に戻すことができる。
【0050】従って、以上のような実施例の構成によれ
ば、モ−ド設定スイッチ47により記憶,再生および編
集等のうち所望とする動作モ−ドを設定し、例えば記憶
動作を含むキ−ボ−ドモ−ドまたは再生モ−ドを選択す
ると、記憶操作ファイル管理手段16等を用いることに
よって専門オペレ−タのキ−操作を記憶または再生する
ことができるようになり、専門オペレ−タを介在させる
機会が減少するので問い合わせ業務も省力化がなされ、
装置故障時の復帰までの時間も削減し、また、作業も簡
単になるのでデ−タ処理装置の普及促進にもつながる。
【0051】次に、編集モ−ドの設定を行うと編集処理
部19等により、記憶したキ−操作の編集を行えるの
で、例えば、最初に記憶した専用オペレ−タのキ−入力
操作の時間間隔を変更して、システムの状態と内部のソ
フトウェア容量の増減とで若干変化するデ−タ処理装置
のコマンドに対する処理速度を調整するときや、システ
ムの拡張,変更があったとき等でも、一般作業者は、本
装置の編集機能さえ知っていれば、調整や変更等に係る
キ−操作を最初から入力せずに、専門オペレ−タからの
作業指示だけで対応可能となるので、特殊知識を必要と
する機会が減少し、これによって無駄作業が削減され、
本来のキ−入力作業も省力化される。
【0052】加えて、デ−タ処理装置が専門オペレ−タ
のいない遠隔地に設置された場合に、外部記録媒体のデ
−タ書き込みモ−ドおよび外部記録媒体のデ−タ読出し
モ−ドを用いれば、外部記録媒体の輸送によって、専門
オペレ−タのキ−操作に係るデ−タを他の本装置にも移
植できるので、専門オペレ−タが出張することもなく、
作業の省力化が図れる。
【0053】さらに記憶動作を含まないキ−ボ−ドモ−
ドでは送出コ−ド処理部13がデ−タ処理装置へ送出コ
−ドを送出するので、普通のキ−ボ−ドとしての機能も
備えている。
【0054】また、本装置はデ−タ処理装置の前段に位
置するので既存のデ−タ処理装置の変更を必要とせず、
しかも停電時記憶保持部17を設けて停電時でも記憶操
作ファイル16bへ電気を供給するので、事故によって
記憶デ−タが消去されることがなく、専門オペレ−タは
一度入力したキ−入力作業を再度行わずにすむ。
【0055】なお、上記実施例においては、キ−入力手
段11とデ−タ処理装置とが別れている例を述べたが、
キ−入力手段11がデ−タ処理装置と一体になっている
装置でも上記実施例と同様に適用できる。その他、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施でき
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を奏する。
【0057】請求項1の発明においては、専門オペレ−
タによりキ−入力操作されるコマンドの構成要素を送出
コ−ド,送出順序および送出時刻の3つに分類し、記憶
操作ファイル管理手段等を設けて前記構成要素をそれぞ
れ記憶および再生できるようにしたので、コマンドやデ
−タ処理装置に対する専門知識がない人でも専門オペレ
−タによるキ−操作を介在させずにデ−タ処理装置を所
定の作業状態に設定しうるオペレ−ション模擬キ−入力
装置を提供できる。
【0058】次に、請求項2の発明は、編集処理部およ
び記録媒体ファイル管理部等により、記憶したキ−操作
に係る送出コ−ド,送出順序および送出時刻を編集し、
かつ、外部記録媒体を介してデ−タの移植を行えるの
で、専門知識がなくても送出コ−ド等を容易に修正、変
更しうるオペレ−ション模擬キ−入力装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るオペレ−ション模擬キ
−入力装置の機能ブロック図。
【図2】本発明の一実施例に係るオペレ−ション模擬キ
−入力装置の構成を示す図。
【図3】記憶操作ファイルの構成を示す図。
【図4】本発明の一実施例に係るオペレ−ション模擬キ
−入力装置のハ−ドウェア構成を示す図。
【図5】本発明の一実施例に係る記憶操作ファイル(S
RAM)の構成を示す図。
【図6】本発明の一実施例に係るオペレ−ション模擬キ
−入力装置の動作を示す図。
【図7】従来のキ−入力装置の構成図。
【符号の説明】
11…キ−入力手段、12…変換手段、13…送出コ−
ド処理部、14…送出コ−ド伝送処理部、15…送出時
間管理手段、16…記憶操作ファイル管理手段、17…
停電時記憶保持部、18…コ−ド編集用表示手段、19
…編集処理部、20…記録媒体ファイル管理部、21…
デ−タ入出力処理部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キ−操作によって入力されるデ−タおよ
    び命令を示すキ−コ−ドを変換手段にて所定の送出コ−
    ドに変換した後,送出コ−ド伝送処理部を介してデ−タ
    処理装置に送出するキ−入力装置において、 前記変換手段から送られてくる送出コ−ドの送出時刻を
    測定し管理する送出時間管理手段と、 前記送出コ−ドに送出時間管理手段で測定された送出コ
    −ド時刻を付加して出力する送出コ−ド処理部と、 この送出コ−ド処理部からの送出コ−ドおよび送出コ−
    ド時刻に当該送出コ−ドの送出順序を付して記憶操作デ
    −タとして作成し記憶する記憶操作ファイル管理手段
    と、 前記送出コ−ド処理部にて前記記憶操作ファイル管理手
    段から記憶操作デ−タを読出し、この記憶操作デ−タの
    送出コ−ドについて前後の送出コ−ドの送出時間から求
    まる時間間隔および送出順序に従って再生出力する再生
    手段とを備えたことを特徴とするオペレ−ション模擬キ
    −入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項(1)記載のオペレ−ション模擬
    キ−入力装置において、 前記記憶操作ファイル管理手段内の記憶操作デ−タの修
    正命令を入力し,かつ,修正後の記憶操作デ−タを表示
    するコ−ド編集用表示手段と、 このコ−ド編集用表示手段からの修正命令および前記変
    換手段からの前記修正命令に係るデ−タの入力により記
    憶操作デ−タを修正する編集処理部と、 前記送出コ−ド処理部からの命令により前記記憶操作デ
    −タを外部記録媒体の記録形式に則したデ−タへ変換
    し,又はこのデ−タを前記記憶操作デ−タに変換する記
    録媒体ファイル管理部と、 この記録媒体ファイル管理部と前記外部記録媒体との間
    のデ−タの入出力を行うデ−タ入出力処理部とを付加し
    たことを特徴とするオペレ−ション模擬キ−入力装置。
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