JPH0545565B2 - - Google Patents

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JPH0545565B2
JPH0545565B2 JP58195018A JP19501883A JPH0545565B2 JP H0545565 B2 JPH0545565 B2 JP H0545565B2 JP 58195018 A JP58195018 A JP 58195018A JP 19501883 A JP19501883 A JP 19501883A JP H0545565 B2 JPH0545565 B2 JP H0545565B2
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Japan
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hair
mica
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colored
colored mica
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JP58195018A
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Juji Nakamura
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Henkel Lion Cosmetics Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は毛髪着色料用組成物に関し、さらに詳
しくは主としておしやれ染めのための一時的な毛
髪着色料用組成物に関する。 染毛剤(ヘアカラー)は、毛髪の色の持続性の
観点から永久的染毛剤(パーマネントヘアカラ
ー)、半永久的染毛剤(セミパーマネントヘアカ
ラー)および一時的染毛剤(テンポラリーヘアカ
ラー)の3つに大別される。一時的染毛剤は、日
本では他の染毛剤と区別して毛髪着色料と呼ばれ
ることが多く、本発明に於てもこの用語を使用す
る。一時的染毛剤、即ち毛髪着色料、の特徴は毛
髪の着色が簡単にシヤンプーで洗い落せることで
ある。 また、染毛剤(ヘアカラー)はその使用目的か
ら、しらが染めとおしやれ染めに大別される。お
しやれ染めの特徴は、元の髪より明るい色調に髪
全体または一部分を染めることにより、美容の一
手段として容貌を変化させるのに用いられる。本
発明は主としておしやれ染めを対象とするが、後
で述べるように白毛のある人の使用を制限するも
のではない。 おしやれ染めのための毛髪着色料は、一般に毛
髪の表面に染料や顔料を樹脂あるいはその他の方
法で固定させるものでシヤンプーで洗えば簡単に
落ちるものである。ただ黒髪に適用した場合には
着色料として隠ぺい力のある顔料(例えば、雲
母、雲母チタン、酸化鉄処理雲母チタン、酸化チ
タン、アルミニウム粉、銅粉、酸化鉄など)を用
いることが必要で隠ぺい力のないタール系の顔
料、染料単独では白毛あるいは脱染毛(ブリーチ
毛)に適用すれば、目的とする色調を得ることが
できるが、黒髪に用いた場合には、ほとんど色調
の変化がない。 従来、この目的のためにヘアカラースプレーが
あるが、これは着色剤として、隠ぺい力のある無
機顔料、さらに必要があればタール系の顔料・染
料を配合されている。又、固着剤として例えば、
ポリビニルビロリドン、アクリル樹脂アルカノー
ルアミン、ポリメタクリル酸エステルなどの樹脂
を、さらに必要があれば、少量の界面活性剤、少
量のシリコーンオイルなどを添加し溶剤として99
%のエタノールを使用したものを原液としてさら
にフロンガスなどの噴射剤を耐圧エヤゾール容器
に充填したものである。 この製品を、噴射剤の噴霧作用により毛髪に適
用した場合成分中の樹脂により、毛髪同志が接着
する。このことにより、乾いたあとは、毛がごわ
つき、ブラツシングや櫛どおしにより抜け毛を生
じるという欠点があつた。樹脂量を減らしても、
この毛のごわつきは余り解消されず、さらに衣服
や手でこすられると、色落ちし、汚れるという欠
点がさらに付加される。さらに、これらの製品
は、タール系の顔料、染料を併用することが多
く、このため、衣服に飛び散ると繊維内に浸透
し、洗タクしても落ちないという欠点があつた。 又、着色料として隠ぺい力のある無機顔料のみ
を配合した場合無機顔料の比重が重いため、容器
内でケーキングを起こし、攪拌球をいれても数十
回振らなければ再分散しないという欠点があつ
た。又、上記ヘアカラースプレーの原液と同様の
組成物を容器にいれ、ブラシ又はハケで塗布する
製品もあるが、基本的に、これら欠点は、解消さ
れない。また、通称ヘアカラークリームと称し、
隠ぺい力のある顔料を、ワセリン等の流動性のな
い高粘度の油剤に練り込んだ製品もあるが、これ
を毛髪に適用すると、手につきやすく、べたつ
き、自然な感じがなく美感を呈しない。 本発明の目的は、従来のヘアカラースプレーあ
るいはヘアカラークリームの有する上記の如き欠
点をなくしたおしやれ染めのための毛髪着色料組
成物を提供することである。 本発明に係る毛髪着色料組成物を使用すること
によつて、毛髪は、ごわつきがほとんどなく、ブ
ラツシングやクシ通りもよく、ごく自然な感じに
毛髪を元の色より明るくすることができる。又、
衣服や手でこすれても、気になるほどの汚れがな
く、強くこすりとつたり、洗つて簡単に落とすこ
とができ、又、不均一に毛髪に着色しても、ブラ
ツシングにより均一着色される。 さらに、従来の樹脂を用いて隠ぺい力のある顔
料のみを配合したものに比べて容易に再分散す
る。 本発明は着色雲母、10〜50cs(センチトーク
ス;20℃)の粘度を有するシリコーンオイル及び
溶剤を基本成分とし、該シリコーンオイルを着色
雲母に対して20重量%〜100重量%含有すること
を特徴とする毛髪着色料組成物に係る。 本発明において着色雲母としては雲母チタン、
酸化鉄処理雲母チタン、酸化クローム処理雲母チ
タン及びプリシアンブルー処理雲母チタンの少な
くとも1種を使用する。着色雲母の形状は、通常
最大寸法が5〜60μmで厚さ0.1μmの板状結晶で
ある。雲母チタンは、微細な薄片状雲母の表面に
二酸化チタン層を形成させ、その光学的厚さを一
定にコントロールしたもので、外観は白色である
が黄色、赤色、青色、緑色などの干渉色があり、
特に黒色面に塗布したとき彩かに発色する。酸化
鉄処理雲母チタンは、雲母の表面に二酸化チタン
及び、酸化鉄の層を形成させたものでその層の厚
さにより、光沢のある黄色〜褐色の彩かな色彩を
呈する。さらに酸化クローム処理雲母チタン、プ
リシヤンブルー処理雲母チタンは、それぞれ雲母
チタンを酸化クロム、プリシヤンブルー(フエロ
シアン化鉄とフニリシアン化鉄)でコーテングし
たものである。 これら着色雲母は、例えば西独メルク社より、
雲母チタンはテミロン、酸化鉄処理雲母チタンな
どは、コロロンの商標で市販されている。 又、着色雲母は、その表面を親油性処理するこ
とによりさらに再分散性を向上することができ
る。親油性処理とは、例えば特開昭56−29512号
に示されているように着色マイカを炭化水素、高
級脂肪酸およびシリコンオイルの混合物にてコー
テングし、次いで焼付け処理を施す方法あるいは
単にシリコーンオイルでコーテングし、次いで焼
付け処理する方法などがある。なお着色雲母の一
部または全部に代えて一般にグリツターと呼ばれ
る顔料を用いることができる。グリツターとはポ
リエステル(ポリエチレンフタレート)フイルム
にアルミニウム及び必要ならば酸化鉄を蒸着し、
エポキシ変性メラミン樹脂に必要ならばさらに染
料又は顔料を加えた熱硬化性塗料を被覆処理し、
例えば0.1mm2の微細な薄片にしたものである。 本発明に使用するシリコーンオイルは10〜50cs
の粘度を有するジメチルポリシロキサン及び/又
はメチルフエニルポリシロキサンである。 本発明における着色雲母の配合量は特に限定さ
れないが、ノンガススプレー容器にいれて使用す
る場合は原液中3〜20重量%が適当である。3重
量%以下の場合には発色が弱く噴霧回数を多くし
なければならず不便である。又、20重量%以上に
なるとスプレーの目ずまりを起こす危険性が増す
とともに毛髪に噴霧したときに粉つぽくなり、非
常に多くの回数ブラツシングして伸ばさなければ
美感を呈しない。又、噴霧剤のはいつたエヤゾー
ルスプレー製品とする場合は原液は噴射剤によ
り、原液:噴射剤=5:95〜60:40の割合で薄め
られるので着色雲母の配合量は原液中5〜60重量
%が適当である。5重量%以下の場合は、発色が
弱く、噴霧時間を長くしなければならず、又40重
量%以上のときは、エヤゾールスプレーの目ずま
りを起こす危険性が増すとともに、毛髪に噴霧し
たとき粉つぽくなり、非常に多くの回数ブラツシ
ングして伸ばさなければ美感を呈しない。 本発明で使用する溶剤は、エタノール、イソプ
ロパノールおよびその混合物、これらのアルコー
ルの少なくとも1種を60重量%以上含有する含水
アルコールである。含水アルコール中の水分量が
多くなり過ぎると、毛髪の乾きが遅くなり、また
ノンガススプレー容器に充填した場合に、ケーキ
ングを生じて再分散が困難となる。上記の溶剤中
では、エタノールおよび含水エタノールが、より
好ましい。 本発明において着色剤として着色雲母又は/及
びグリツターを使用し他に有機染料・顔料を使用
しない利点は、毛髪に適用した場合に隠ぺい力の
大きい自然な光沢のある着色が得られ、かつ、粒
径が有機染料や顔料に比べて大きいため衣服の内
部に浸透することなく洗えば容易に落ち、又誤つ
て皮膚についても紙でふきとれば容易に落ちるこ
とである。又、色調は、着色雲母等を混合するこ
とにより、豊富な色調を得ることができる。 本発明の組成物において、上記の基本成分から
なる液を原液とし、これにフロン、プロパン等の
通常エアゾールスプレー用に使用されるガスを噴
射剤として加えてエヤーゾルとすることもある。
本発明において、上記の成分は必須の構成成分で
ありその他に香料、保湿剤などの添加剤を配合し
ても良い。 本発明においてシリコーンオイルは着色雲母を
毛髪に保持するために使用される。 本発明におけるシリコーンオイルの粘度及び着
色雲母に対する配合比率は下記の実験例に示す如
く極めて重要な因子である。 実験例 1 着色雲母としてコロロンレツドゴールド(メル
ク社製)を使用し、下記第1表に記載の組成の液
を調製した。なお表中の数字は重量部を示す(以
下別記しない限り同様とする)、
【表】 註 * 本発明のシリコーンオイル使用
上記の各調製品を100メツシユ(目の開き149ミ
クロン)の綱で過し、1回噴霧量約0.1gのノ
ンガススプレー容器に充填し、よく振つた後、シ
ヨートヘアの黒色人毛に40回、全体に均一になる
よう撒布し、その後よくブラツシングをした。 その評価結果を第2表に示す。
【表】 実験例 2 着色雲母としてコロロンレツドブラウン(メル
ク社製)を使用し第3表に記載の組成の液を調製
し、実験例1と同様にして評価した結果を第4表
に示す。
【表】 註 *は本発明の範囲内の組成
【表】 以上の実験結果から、本発明におけるシリコー
ンオイルの粘度は10〜50csのジメチルポリシロキ
サン又はメチルフエニルポリシロキサンが適当で
ある。シリコーンオイルの粘度が10cs以下の場合
は着色雲母を保持する力が弱く、ブラツシングな
どにより落ちやすく、衣服を汚す欠点が生じる。 さらに、毛髪のすべりが悪いため、ザラザラし
た手ざわりになる欠点が生じる。又、シリコーン
オイルの粘度が50cs以上の場合は着色雲母を保持
する力はあるが、毛髪をかなりべとつかせ、毛髪
同志の接着性も増すため、重い感じとなる欠点が
生じる。さらに手や衣服についたとき、べたつい
た感じとなり、使用者に不快感を与える。又、シ
リコーンオイルの着色雲母に対する比率は、0.2
〜1.0が適当である。比率が0.2以下の場合には着
色雲母を保持する力が弱く、ブラツシングなどに
より落ちやすく衣服を汚すという欠点が生じ、さ
らに毛髪のすべりが悪いためざらざらした手ざわ
りになる。又、比率が1.0以上の場合には、毛髪
をべたつかせ、不自然な光択を与え、着色雲母が
毛髪上を均一に拡がらず、不自然な感じとなる欠
点が生じる。さらに手や衣服についたとき、べた
ついた感じとなり、使用者に不快感を与える。 実験例 3 着色雲母としてテミロンMP−155ブルー(メ
ルク社製)を使用し第5表に記載の組成の液を調
製し、各調製品50mlを100ml用スクリユー管にい
れ蓋をして室温下で1カ月静置して保存した。こ
の試料の外観及び着色雲母の見かけ沈降量を評価
後、試料を手で振とうし全体が再分散して均一に
なるまでの回数を測定した。これらの結果を第6
表に示す。
【表】 註:*は本発明の組成
**は従来品
【表】
【表】
【表】 上記の実験により、溶剤としてのエタノール
は、60重量%以上のエタノールが適当である。こ
れより含水量が多いと着色雲母は、ケーキングを
起こし、再分散が容易でない。60重量%以上であ
ると、シリコーンオイルが着色雲母の沈降物中に
挾雑されるので見かけの沈降量が大きくなり、容
易に再分散される。又、シリコーンオイルが溶剤
に溶解される場合でも溶剤の親油性が向上するた
め再分散が容易になる。又、従来の樹脂を配合す
る方法によれば、ケーキングを起こし再分散が容
易でないことがわかる。 実験例 4 着色雲母としてテミロンMP−155ブルー(メ
ルク社製)を使用して下表に記載の原液を調製し
た。表中の数値は重量部を示す。
【表】 * 三菱油化フアイン(株)製ポリメタクリル酸
エステル30%エタノール溶液
上記の各原液30g及び噴射剤(ジクロルジフル
オルメタン50重量部とトリクロルモノフルオルメ
タン50重量部の混合物)70gをガラス製耐圧容器
(120ml)に充填し、1カ月常温にて静置し、これ
を手で振とうし全体が再分散して均一になるまで
の回数を測定した。その結果を下記に示す。 実験No. 振とう回数 4−1 3 4−2 1 4−3 20 上記実験により、本発明に係る原液に噴射剤を
加えてエヤーゾル化することができ、噴射剤を入
れることにより再分散性が向上するが、従来の樹
脂を加えたものに比べて、本発明品は極めて容易
に再分散し得ることが認められる。 本発明の毛髪着色料組成物を使用することによ
つて、毛髪は、ごわつきがほとんどなく、ブラツ
シングやクシ通りもよく、ごく自然な感じに毛髪
を元の色より明るくすることができる。又、衣服
や手でこすれても、気になるほどの汚れがなく、
強くこすりとつたり、洗えば簡単に落ちる。又、
不均一に毛髪に着色しても、ブラツシングにより
均一着色される。その後のブラツシングにより、
均一に着色雲母が、他の撒布されていない毛髪部
分や髪型の内部に移行することがあるがこの場合
に着色は、薄くなるが、より自然な毛髪の色調を
得ることができる。さらに、従来の樹脂を用いて
隠ぺい力のある顔料のみを配合したものに比べて
容易に再分散することができる。 又、本発明組成物を少量撒布して、その色調が
気にいらなければブラツシングにより、ほとんど
目だたなくすることもできる。 さらに本発明品で着色した毛髪は、従来のヘア
カラースプレーや、いわゆるカラークリームに比
べてもはるかに容易にシヤンプーで洗い落すこと
ができる。又、着色を伸ばすのに使用したブラシ
には着色雲母が付着するがこれは、シヤンプーで
簡単に除去することができる。 以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説
明する。 実施例 1 着色雲母(コロロンレツドブラウン)
4.5重量部 着色雲母(テミロンMP−127ゴールド)
3.0重量部 メチルフエニルポリシロキサン(20cs)
3.8重量部 ブルシン変性95%エタノールで全量100重量と
する 本品を100メツシユの綱で過し噴霧量0.1g/
1回のノンガススプレー容器にいれる。 これを4〜5回振り、均一に分散した後、女性
の少しウエーブのかかつた黒髪(毛髪量は普通)
にフロント部を除いて髪全体に撒布した。その後
フロント部も含め髪全体に約80回程度ブラツシン
グ用ブラシにてブラツシングするとフロント部も
含め、毛髪は均一な黄味のある褐色に着色され
た。着色雲母はブラツシングにより肩などに落ち
ることはなかつた。 毛髪は、くし通りもよく手にふれても油つぽく
なく気になる程の汚れは感じなかつた。 毛髪の着色は、シヤンプーで簡単に除去でき
た。 実施例 2 ブルシン変性95%エタノールに変えて80重量%
エタノールを使用し、以下実施例1と同様にし
た。 実施例1と比較してアルコール臭が弱くなり、
フロント部に使用してもそれほどアルコール臭は
感じなかつた。 ただ、わずかに乾きが遅くなつた程度で、その
他は全く同じであつた。 実施例 3 原 液 着色雲母(テミロンMP−155ブルー)
15重量部 ジメチルポリシロキサン(24cs) 7.5重量部 ブルシン変性99%エタノールで100重量部とし
たものを100メツシユの綱で過し原液とする。 噴射剤 ジクロジフルオルメタン 50重量部 トリクロルモノフルオルメタン 50重量部 原液30重量部と噴射剤70重量部をエヤゾールス
プレー缶に充填する。 本品を女性のストレートヘアの黒髪(毛髪量は
普通)の一部にスプレーするとその部分が、輝き
のある青色を呈した。 ブラツシングによつても着色雲母は肩などに落
ちることはなかつた。 毛髪はくし通りもよく、手にふれても油つぽく
なく、気になる程の汚れは感じなかつた。 実施例 4 着色雲母(テミロンMP−1001スーパーシー
ン) 5重量部 メチルフエニルポリシロキサン(20cs)
3重量部 ブルシン変性95%エタノールで100重量部とす
る 本品を100メツシユの綱で過し噴霧量0.12
g/1回のノンガススプレー容器にいれる。 これを4〜5回振り、均一に分散した後、男性
のシヨートヘア(白毛の量約80%)に全体に30回
均一に撒布した。 その後約20回ブラツシングすると着色雲母は、
毛型の内部まで均一に移り、肩などに落ちること
はなかつた。 又、頭皮に誤つて付着した着色雲母は、軟い紙
でふきとることにより簡単に除去できた。 毛髪は、光沢のある白髪となり、手にふれても
油ぽくなく手の汚れも余り気にならない程度であ
つた。 実施例 5 着色雲母(コロロンレツドブラウン)
3.0重量部 着色雲母(テミロンMP−176ブルーレツド)
4.5重量部 ジメチルポリシロキサン(24cs) 3.8重量部 ブルシン変性95%エタノールで100重量部とす
る 本品を100メツシユの綱で過し、噴霧量0.08
g/1回のノンガススプレー容器にいれる。 これを4〜5回振り、均一に分散した後、女性
の普通の髪量(20%白髪)に全体に均一に60回撒
布した。 その後、約100回ブラツシングすると着色マイ
カは毛型の内部にまで均一に移り、肩などに落ち
ることはなかつた。 毛髪は、レツドワイン系の色調に着色され、手
にふれても油つぽくなく手の汚れも気にならない
程度わずかであつた。 白毛は近くから見ると、黒髪とは区別できる
が、2m以上離れると白毛カバーも良く、白毛は
目立たなかつた。 本発明の組成物は、おしやれ染めを目的とする
毛髪着色料であるが、実施例4および5に示す結
果から明らかな様に、白毛のある髪に美感を与え
るためにも使用することができる。 (注) コロロンレツドブラウン メルク社製、酸化鉄処理雲母チタン 組成 酸化チタン 1% 雲 母 54% 三二酸化鉄 45% 比重 3.4 最大粒子径 10〜40μm コロロンレツドゴールド メルク社製、酸化鉄処理雲母チタン 組成 酸化チタン 37% 雲 母 56% 三二酸化鉄 7% 比重 3.0 最大粒子径 10〜40μm テミロンMP−1001スーパーシーン メルク社製、雲母チタン 組成 酸化チタン 36〜41% 雲 母 59〜64% 比重 3.1 最大粒子径 5〜20μm テミロンMP−127ゴールド メルク社製、雲母チタン 組成 酸化チタン 40〜43% 雲 母 57〜60% 比重 2.8 最大粒子径 10〜60μm テミロンMP−155ブルー メルク社製、雲母チタン 組成 酸化チタン 48〜51% 雲 母 49〜52% 比重 3.4 最大粒子径 10〜60μm テミロンMP−176ブルーレツド メルク社製、雲母チタン 組成 酸化チタン 43〜46% 雲 母 54〜57% 比重 3.2 最大粒子径 10〜60μm

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (1)着色雲母、(2)20〜50csの粘度を有するシリ
    コーンオイルおよび(3)エタノールおよび/または
    イソプロピルアルコール或いはエタノールおよ
    び/またはイソプロピルアルコール濃度60%以上
    の含水アルコールからなる溶剤を基本成分とし、
    該シリコーンオイルを着色雲母に対して20〜100
    重量%含有することを特徴とする毛髪着色組成
    物。 2 (1)着色雲母、(2)20〜50csの粘度を有するシリ
    コーンオイルおよび(3)エタノールおよび/または
    イソプロピルアルコール或いはエタノールおよ
    び/またはイソプロピルアルコール濃度60%以上
    の含水アルコールからなる溶剤を基本成分とし、
    該シリコーンオイルを着色雲母に対して20〜100
    重量%含有する組成物および噴射剤からなること
    を特徴とするスプレー用毛髪着色組成物。
JP19501883A 1983-10-17 1983-10-17 毛髪着色料組成物 Granted JPS6087210A (ja)

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