JPH0469317A - 被覆力に優れた着色基剤を配合して成る化粧料 - Google Patents

被覆力に優れた着色基剤を配合して成る化粧料

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JPH0469317A
JPH0469317A JP17751990A JP17751990A JPH0469317A JP H0469317 A JPH0469317 A JP H0469317A JP 17751990 A JP17751990 A JP 17751990A JP 17751990 A JP17751990 A JP 17751990A JP H0469317 A JPH0469317 A JP H0469317A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は1着色基剤を配合して成る化粧料、主としてメ
ークアンプ化粧料に関する。
[従来の技術] 従来の化粧料1例えばメークアップ化粧料は。
化粧料基剤としてのタルク、酸化チタン、マイカ カオ
リン、酸化曲鉛、炭酸マグネシウム等の白色顔料と酸化
鉄、カーボンブラック、レーキ顔料等の着色顔料、及び
染料、7TtI脂類、乳化剤、香料等を適当に配合して
、白粉、固形白粉、乳化型ファンデーンヨン、水分散型
ファンデーション。
油分散型ファンデーション、口紅等の化粧料としている
[発明か鼾決しようとする課題] しかし 上述のように配合して得られたこれらの化粧料
は、皮膚トラブル(シミ、ソバカス、母斑等)を自然な
かたち(厚くなってしまう、白くなってしまうなどの違
和感かない状聾)でカバする事は難しい。これは周知の
事実である。即ち、被覆力を大きくするため従来の化粧
料に使用されている化粧料基剤としては1例えば、二酸
化チタン、亜鉛華等があるか、これらを仮りに 100
%使用したとしてもその隠ぺい力は十分ではなく、また
 100%使用したものはもはや化粧料として実用する
ことはできない。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解消する化粧
料を提供することである。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明によれば
1次の化粧料により上記目的を達成することかできる。
アルミニウム粒子と、該アルミニウム粒子を被覆する顔
料粒子から成り、該顔料粒子は少くとも白色無機顔料を
含み、水溶性又は油溶性ポリマーにより形成される結合
剤により該アルミニウム粒子に固着している着色基剤を
配合して成る化粧料。
着色基剤は撥水性化処理されていても良い。
本発明の化粧料に配合される着色基剤は、アルミニウム
粒子と、該アルミニウム粒子を被覆する顔料粒子から成
り、該顔料粒子は少くとも白色無機顔料を含み、水溶性
又は油溶性ポリマーにより形成される結合剤により該ア
ルミニウム粒子に固着しているので、被覆力、密着力、
展延性1着色力及び隠ぺい力に優れている。本発明の化
粧料は前記着色基剤を配合して成るので、ンミ、ソバカ
ス、母斑等の皮膚トラブルを自然なかたち(厚くなって
しまう2段差ができてしまう、白くなってしまうなどの
違和感かない状態)でカバーできる。
アルミニウム粒子は、少くとも白色無機顔料を含む顔料
粒子C以下、「顔料粒子」という。)により被覆されて
おり金属光沢をなくしであるので、所定量配合して化粧
料としても前記問題か生じない。
以下、ます1本発明を完成するまでの基本的着想につい
て概説する。
本願発明者は、従来の化粧料の問題点を解決するべく展
延性がよく被覆力の強い化粧料基剤を探索した結果、ア
ルミニウム粉末に着目した。しかし、アルミニウム粉末
そのものを基剤として用いた化粧料を塗布すると、被覆
力、隠ぺい力、展延性、密着性は良いが、金属光沢か強
く、金属特有のくすみが発生し、白色度に欠けるので実
用化は困難である。アルミニウム粉末そのものの色を消
すためには、その上から肌色化粧料を更に塗布しなけれ
ばならない。この場合、アルミニウム粉末色を消すため
には、a色肌色化粧料を多量に塗布しなければならず、
これによって多重層となり厚みによる違和感となってし
まう。また、いくら多量に塗布してもアルミニウム粉末
そのものの表面が露出しているため、摩擦又は経時によ
ってくすみか発生してしまう。更に、上に塗布する肌色
化粧料によっては密着性か出ないなどの欠点かある。
そこで、アルミニウム粉末の各々の粒子そのものに酸化
チタン等の白色無機顔料粒子を被覆することについて鋭
意研究した結果1本発明を完成するに至った。
[好適な実施態様] 着色基剤 着色基剤は1アルミニウム粒子と、該アルミニウム粒子
を被覆する顔料粒子から成り、該顔料粒子は少くとも白
色無機顔料を含み、水溶性又は油溶性ポリマーにより形
成される結合剤により該アルミニウム粒子に固着してい
る。
アルミニウムも7子の好ましい径は、5〜50ui(よ
り好ましくは5〜20um)である。
顔料粒子は、少くとも白色無機顔料を含む顔料粒子であ
り、白色無機顔料粒子を単独で用いるか、又は白色無機
顔料粒子とに色無機顔料粒子もしくは有機顔料粒子とを
併用したものでよく、必要に応じて表面被覆等の処理が
なされたものでも良い。アルミニウム粒子表面の金属光
沢を抑えるため、顔料粒子に含まれる白色無機顔料の倉
荷率は、好ましくは50重量?6以上にする。白色無機
顔料は、屈折率の高い無色の無機化合物から成り。
例えば酸化チタン(脂肪酸等で被覆されたものも含まれ
る)、酸化亜鉛、タルク、マイカ、雲母チタン等がある
が隠蔽力の点から酸化チタンが好ましい。
有色無機顔料は、有色性遷移元素等を含んで成るもので
あり1例えばV、 Cr、 Mn、 Fe、 Co。
Ni、 Cu、  No、 W、  Hg、  Pb、
 ’Sb、  S、 Se、 Sn等のうちの1種以上
を含んで成る。具体的には、黄酸化鉄、三二酸化鉄、四
三酸化鉄等がある。
また、有機顔料としては、赤色202号、赤色204号
、黄色401号、だいだい色203号等のタール系顔料
かある。
顔料粒子の径は、少なくともアルミニウム粒子を被覆で
きる程度の径で良いか、きれいに均一に被覆するために
は粒径か小さいほど良く、好ましくは0.01〜5.0
ttm (より好ましくは0.01〜0.5μl)にす
る。顔料が酸化チタンの場合1粒径5〜lOμI程度の
アルミニウム粒子に対しては好ましくは微粒子酸化チタ
ン(好ましい粒径0.O1〜0,10μm)を用いる。
粒径10〜50μm程度のアルミニウム粒子に対しては
粒径1.Oulを越える酸化チタンを用いても良いが、
きれいに均一に被覆するためには0.05μm程度以下
の微粒子を用いる。
水溶性又は油溶性ポリマー(以下、「可溶性ポリマー」
という。)により形成される結合剤は。
顔料粒子をアルミニウム粒子に固着できる程度の量があ
れば十分である。顔料粒子は、可溶性ポリマーにより形
成される結合剤により被覆され、アルミニウム粒子に固
着することかできる。
可溶性ポリマーにより形成される結合剤は、可溶性ポリ
マーを溶媒に溶解ないし分散した溶液(所望によりエマ
ルションでも良い)の乾燥により形成することかできる
。ポリマー及び分散媒を適宜選択することにより、結合
剤は水溶性ポリマーと油溶性ポリマーの双方により形成
される場合もある。
可溶性ポリマーは1例えばスチレン無水マレイン酸共重
合樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアクリル酸樹脂、
スチレン樹脂、スチレン/アクリル酸オクチル共重合樹
脂、酢酸ビニル樹脂、メチルセルロース、エチルセルロ
ース、ポリビニルアルコール等のうちの1種以上で良い
更に、前記着色基剤においては、撥水剤による撥水性化
処理を行なうことにより、前記処理か行なわれた着色基
剤を配合して成るメークアップ化粧料の撥水性と肌への
付着性の向上を図ることかできる。
斯る場合に用いられる撥水剤としては、高級脂肪酸類例
えばラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、ベヘニ
ン酸、オレイン酸、 12〜とドロキンステアリン酸 
ウンデシレン酸、ラノリン酸トール浦、イソステアリン
酸、ダイマー酸などや シリコンオイル例えばメチルハ
イドロジエンポリシロキサン ジメチルポリシロキサン
、メチルフェニルポリンロキサン及びこれらの構造類似
物などが挙げられ、一種または二種以上の混合物として
用いられる。
また具体的な撥水性化処理の方法としては。
撥水剤を揮発性自−機溶媒例えば、アセトン、酢酸エチ
ル、インプロパツール、エタノール等の中に0.1〜2
0重−%程度溶解した溶液に着色基剤を5〜40重量9
6程度撹拌しなから徐々に添加して5分〜2時間撹拌後
、溶媒を撹拌下、必要ならば加温して揮散させ1着色基
剤の表面に1−10−程度の撥水剤により形成された膜
を?tL復するか、また別方として撥水剤か高級脂肪酸
類のみの時は1着色基剤に対して高級脂肪酸類Ll〜2
0重量%を均一に混合した後、真空状態に減圧し、60
〜120℃で撹拌処理すると上述と同様の撥水剤により
形成された膜による技工を行なうことかできる。但し。
溶媒の選定に際しては1着色基剤中の結合剤を溶解しな
いものを選択する必要かある。
着色基剤の製造方法 着色基剤は、少くとも白色無機顔料を含む顔料粒子か水
溶性又は油溶性ポリマーに吸着によって被覆されて成る
ポリで−被覆顔料粒子とアルミニウム粒子とか分散媒に
分散して成る分散媒混合物を、霧化し乾燥して装造する
ことかできる。この製造方法によれば、ポリマー被覆顔
料粒子がアルミニウム粒子表面に均一に配位されるので
アルミニウム粒子の凝集か起こりにくくなり1着色基剤
を効率良く製造することかできる。
分散媒混合物は、ポリマー被覆顔料粒子とアルミニウム
粒子か分散媒に分散して成るものである。ポリマー技工
顔料粒子は、少くとも白色無機顔料を含む顔料粒子に水
溶性又は油溶性ポリマか吸着して譲ポリマーに前記顔料
粒子が被覆されて成るものである。
分散媒混合物は、顔料粒子と可溶性ポリマ(所望により
エマルション状態でも良い)を分散媒に分散ないし溶解
させて顔料ペースト(ポリマー被覆顔料粒子)を得て、
アルミニウム粒子と該顔料ペーストと分散媒とを均一に
混合して(場合によってはここで再度顔料粒子を混合し
て)得ることができる。
分散媒としては、アルミニウム粒子と顔料粒子が分散し
可溶性ポリマーが溶解するもので良く(可溶性ポリマー
がエマルションになるものでも良く)、顔料粒子及び可
溶性ポリマーに応じて適宜追抜することができるか、霧
化後に乾燥しゃすいように好ましくは揮発性分散媒を用
いる。水溶性ポリマーと油溶性ポリマーの種類によって
は。
これらの双方を溶解する分散媒を用いても良い。
揮発性分散媒としては、たとえばトルエン、キシレン、
メチルエチルケトン、メタノール、エタノール、プロピ
ルアルコール、ベンゼン、メチレンクロライド、パーク
レン(テトラクロロエチレン)、メチルイソブチルケト
ン、水等がある。
顔料粒子と可溶性ポリマーを分散媒に分散ないし溶解さ
せる際に、界面活性剤やメチルイソブチルケトンを添加
しても良い。界面活性剤は、顔料粒子及びアルミニウム
粒子を分散媒中に良好に分散させたり、得られた着色基
剤の表面を改質することができる。メチルイソブチルケ
トンは1分散媒の極性を変えて、顔料粒子及びアルミニ
ウム粒子を分散媒中に良好に分散させることかできる。
アルミニウム粒子は、脂肪酸コーティング等の処理を行
なフたものを使用しても良い。分散媒として有機溶媒を
用いた場合は、コーティング層か溶解することもあるか
、目的とする着色基剤は得られる。
顔料粒子と可溶性ポリマーを分散媒に分散ないし溶解さ
せるためには、ボールミル、コボールミル、ダイノーミ
ル等を用いた湿式分散、ベッセルと分散機を用いた液状
分散、ヘンシェルミキサーを用いた乾式分散のいずれの
方法を用いても良いか、好ましくは湿式又は液状分散方
法を用いて行なう。
アルミニウム粒子と前記顔料ペーストと分散媒とを均一
に混合するためには、前記湿式、液状又は乾式の各分散
方法を用いることかできるか、好ましくは湿式又は液状
分散方法を用いる。
前記顔料ペーストの組成は1分散媒10〜50重量06
(以下96)、顔料粒子10〜85%、可溶性ポリマー
2〜15°6にすることができる。
分散媒混合物における。アルミニウム粒子:顔料粒子、
可溶性ポリマー二分散媒の重量比は1例えば2ニア:1
:5〜20にすることができる。
分散媒混合物は9例えば噴霧ノズル等の霧化装置等を用
いて霧化され1例えば加熱された空気や窒素等の媒体流
中に滞留させて乾燥することかできる。また、管内か減
圧ないし真空であって例えば30〜300℃程度に加熱
された管中に、前記分散媒混合物を通過させることによ
って霧化し乾燥することもできる。前者の方法は例えば
スプレードライヤー等を用いて行なうことができ、後者
の方法は例えば細川ミクロン株式会社製のCRUXシス
テムを用いることによって行なうことができる。
化粧料 本発明の化粧1は、前5ピ着色基剤を配合して成るもの
であり、主としてメータアンプ化粧料として使用するこ
とかできる。メークアップ化粧料として使用する場合、
その種類や用徐に応して1着色基剤のみから成るものと
しても良く1着色基剤の他に無機粉体、有゛la扮体、
顔料、油剤及び水のうちの1種以上を配合して成るよう
にすることもできる。さらに、界面活性剤、保湿剤、紫
外線吸収剤、防腐剤、抗酸化削、香料など化粧料に一般
に使用されるものを必要に応じて配合して成るようにし
ても良い。
メークアップ化粧料にはベースメーク料とポイントメー
ク料があるか9本発明の化粧料は前記着色基剤を配合し
て成り、特にシミ。ソバカス 母斑等のカバー力(被覆
力)を必要とする化粧料として有効であるから、ベース
メーク料として好適である。
ベースメーク料には、アンダーメークアップ等のような
下地材、リキッドファンデーション、乳化型ファンデー
ション、オイルゲル型ファンデジョン、パウダーファン
デーション等のファンデーション類、及びルースバウダ
ー、プレストパウダー等の仕上材がある。ポイントメー
ク料には、アイカラー、アイライナー、アイブロー、マ
スカラ等のアイメーク料、チークカラー及びリップカラ
ー等かある。
各種メークアップ化粧料における着色基剤の配合率は次
のとおりである。
アンダーメークアップ又はリキッドファンデーションの
場合は、その剤型状又は使用感(使用しやすさ等)のた
め、25重量%位まで配合することができ、好ましくは
10〜20重量%配合する。
乳化型ファンデーションの場合は、その剤型状又は使用
感(使用しやすさ等)のため、35重量%位まで配合す
ることかでき、好ましくは15〜30重量%配合する。
オイルゲル型ファンデーション(オイル、ワックス等の
油相への分散型)の場合は、その剤型状又は使用感(製
法上の111約、成型性、パフへのとれ1色調コントロ
ール等)の関係から、80重量%位まで配合することか
でき、好ましくは40〜70重H%配合する。
パウダーファンデーション及びプレストパウダーの場合
は100重量 9oまで配合することができるが、その
剤型状又は使用感(パフへのとれ。
しっとり感、密着感、化粧もち1色調コントロール、成
型性、オイルコーティング等)の関係を考慮すると95
重量%位まで配合することができ、好ましくは80〜9
0重量%配合する。
ルースパウダー様ファンデーションの場合は100重量
%まで着色基剤を配合することができ。
該着色基剤は少量(例えば、配合した着色基剤の重量の
1〜7%の重量)のオイルによってコーティングされた
ものを配合すると密着性は向上する。好ましい着色基剤
の配合率は90〜96重量%である。
着色基剤の他に配合することかできる無機粉体、有機粉
体、顔料及び油剤は次のとおりである。
無機粉体及び有機粉体としては平均粒子径1.0〜20
urs程度のものが好ましく、化粧品に用いられるもの
であれば特に限定はなく1例えば無機粉体としてはタル
ク、カオリン、セリサイト、白雲母1合成雲母、金雲母
、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、バーミキュライト、炭
酸マグネシウム、炭酸カルシウム、珪ソウ土、ケイ酸マ
グネシウム。
ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウ
ム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、α
−酸化鉄、水和酸化鉄、シリカ。
ハイドロキシアパタイト等が挙げられ、有機粉体として
は2アクリル樹脂、ポリエチレン、ナイロン、テフロン
、ポリスチレンなどが挙げられるが、のびの軽さ、拡か
りやすさ、ケーキング防止に著しい効果を得るためには
球状のものを適宜選択して用いることが好ましい。
顔料としては平均粒子径0.01〜10μmのものが好
ましく、酸化チタン、酸化亜鉛等の無機白色顔料、酸化
鉄(弁柄)、チタン酸鉄等の無機赤色系顔料、黄酸化鉄
、黄土等の無機黄色系顔料、マンゴバイオレット、コバ
ルトバイオレット等の無機紫色系顔料、酸化クロム、水
酸化クロム、コバルトチタン酸等の無機緑色系顔料1群
青、紺青等の無機青色系顔料、酸化チタンコーティソド
雲母。
酸化チタンコーチイツトオキシ塩化ビスマス。
オキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーチイツト硫酸バリ
ウム、酸化チタンコーティソドタルク、魚燐箔1着色酸
化チタンコーチイツト雲母等の真珠光沢顔料、アルミニ
ウムパウダー、カッパーパウダー等の金属粉末顔料等か
挙げられる。
これらの無機粉体、a機粉体及び顔料は9着色基剤の補
助的使用になるため、夫々の配合量は使用する着色基剤
量との関係で設定される。
油剤としては化粧品に適用できる原料油剤であればよく
、スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、マイクロク
リスタリンワックス、オシケライト、セレシン、ミリス
チン酸、パルミチン酸。
ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸。
セチルアルコール、オレイルアルコール、2−オクチル
ドデシルミリステート、2−オクチルドデシルガムエス
テル、2−オクチルドデシルアビエテート、2−オクチ
ルドデシルオレエート、イソプロピルミリステート、イ
ソステアリン酸トリグリセライド、ヤシ油脂肪酸トリグ
リセライド、オリーブ油、アボガド油、ミツロウ、ミリ
スチルミリステート、オリ力オイル2 ミンク油、ラノ
リン等の各種炭化水素、高級脂肪酸、油脂類、高級アル
コール、ロウ類などがそれぞれ選択して用いられる。
[実施例] 着色基剤の製造例を以下の製造例1〜4に示す。
製造例1 微粒子酸化チタン(0,0L〜0.1μm)  140
部、アクリル酸オクチル・スチレン共重合体(可溶性ポ
リマー)14部、プロピルアルコール100部、メチル
イソブチルケトン1部を湿式ボールミル中に入れ、24
時間混合分散して顔料ペーストを得た。
次に、湿式分散機中にプロピルアルコール/メチルイソ
ブチルケトン=971の混合溶媒2000部上記顔料ペ
ースト200部、アルミニウム粉末(5〜15μm)2
0部、酸化チタン(0,5−5−5u  300部を入
れ、充分に撹拌分散して分散媒混合物とした後、該分散
媒混合物をスプレードライヤーにより130〜150℃
て噴霧、乾燥して目的とする着色基剤を得た。
製造例2 微粒子酸化チタン(0,01〜O,1ura )  1
30部酸化鉄(0,1〜0.5um) 10部、アクリ
ル酸オクチル・スチレン共重合体(可溶性ポリマー)1
4部。
プロピルアルコール101.  メチルイソブチルケト
ン1部を湿式ボールミル中に入れ22424時間混散し
て顔料ペーストを得た。
次に、湿式分散機中にプロピルアルコール/メチルイソ
ブチルケトン−9/1の混合溶媒2000部。
上記顔料ペースト 200部、アルミニウム粉末(5〜
15μm)20部、酸化チタン(0,5〜5μm)  
323部、酸化鉄16部1群青1部を入れ、充分に撹拌
分散して分散媒混合物とした後、該分散媒混合物をスプ
レードライヤーにより 130〜150℃で噴霧。
乾燥して目的とする着色基剤を得た。
製造例3 微粒子酸化チタン([1,[ll−0,1即)130部
1酸化鉄(01〜05μ1)10部、アクリル酸オクチ
ル・スチレン共重合体(可溶性ポリマー)14部、プロ
ピルアルコール100部 メチルイソブチルケトン1部
を湿式ボルルミル中に入れ、24時間混合分散して顔料
ペーストを得た。
次に、湿式分散機中にプロピルアルコール/メチルイソ
ブチルケトン−971の混合溶媒2000部。
上記顔料ペースト 200部、アルミニウム粉末(5〜
15μII@)20部、酸化チタン(0,5〜5趨)2
70部1球状アクリル粉体(8〜10μ@)10部、雲
母20部、雲母チタン25部、酸化鉄(0,1〜0,5
μm)17部を入れ、充分に撹拌分散して分散媒混合物
とした後、該分散媒混合物をスプレードライヤーにより
 130〜150℃で噴霧、乾燥して目的とする着色基
剤を得た。
製造例4 微粒子酸化チタン(0,01〜0.1/lZm) 90
部、酸化亜鉛(o、ol 〜0.1μl 40部、酸化
鉄(0,1〜0.5μ頂)5部、酢酸ビニル重合/4.
(vJ溶性ボリア〜)15部、ベンゼン80部、トルエ
ン20部を湿式ボールミル中に入れ、24時間混合分散
して顔料ペーストを得た。
次に、液状分散機中にトルエン2000部、上記顔料ペ
ースト 200部、アルミニウム粉末(5〜15μm)
25部を入れ、充分に撹拌性Mして分散媒混合物とした
後、該分散媒混合物をスプレードライヤーにより 15
0〜180°Cで噴霧、乾燥して目的とする着色基剤を
得た。
(被覆力の/1llj定) 次の隠ぺい力テスト、AJj色テスト及び光透過性テス
トにより1着色基剤の被覆力の測定を行なった。
(1)隠ぺい力テスト 〈試料〉 ヒマシ油4部に製造例1て得た着色基剤1部を良く練り
合わせ、ドクターブレードを用いて隠ぺい力測定紙(J
 Is−に5400.天佑機材■製)に5ミルの厚さで
塗布したものを試料とした。
前記着色基剤の代わりに下記比較基剤(a)〜(r)の
各々を用いる以外は上記と同様にしてそれぞれの比較基
剤に対応する比較試料(a)〜(r)を得た。
比較基剤(a)・・ アルミニウム粒子(粒径5〜15μ論)単独比較基剤(
b)・・・ アルミニウム粒子(粒径5〜15g11) 1重量部と
微粒子酸化チタン(粒径0.01〜0.1μm) 7重
量部との混合物 比較基剤(c)・・・ アルミニウム粒子(粒径5〜15−) 1重量部と酸化
チタン(粒径0.5〜5μ+1) 15重量部との混合
物 比較基剤(d)・・・ アルミニウム粒子(粒径5〜15μ1m)lffi量部
と微粒子酸化チタン(粒径0.01〜0.1μ11) 
7重量部と酸化チタン(粒径0.5〜5即)15重量部
との混合物 比較基剤(e)・・・ 微粒子酸化チタン(粒1蚤0.01〜0.1μm)比較
基剤(r)・・・ 酸化チタン(粒径0.5〜5M) 〈評価方法〉 前記各試料の反射光(乱反射)のうちで返ってくるもの
を肉眼で判断する。即ち、前記隠ぺい力測定紙の黒・白
の境が見える割合で評価した。境が全然見えない場合を
10とし、黒・白の天地そのものが見える場合を0とし
た。
く結果〉 前記製造例1の着色基剤を用いた試料 ・・・8隠ぺい
力比較試料(a)          ・・・10隠ぺ
い力比較試料(b)          ・・・4隠ぺ
い力比較試料(c)          ・・・6隠ぺ
い力比較試料(d)          ・・・5隠ぺ
い力比較試料(e)          ・・・1隠ぺ
い力比較試料(r)          ・・・3本発
明の着色基剤はアルミニウム粒子単独よりも隠ぺい力は
若干低いものの9通常実施される酸化チタンなどとの混
合品よりも高い隠ぺい力を有し、且つアルミ特aの金属
光沢は全く見られなかった。
(2) /1lPI色テスト 〈試料〉 ヒマシ油4部に製造例3で得た着色基剤1部を良く練り
合せ、ドクタープレー下を用いて隠ぺい力測定紙(J 
Is−に5400.天佑機材■製)に5ミルの厚さで塗
布したものを試料とした。
比較基剤としては、市販のパウダーファンデションであ
るポーラD&Dパウダーファンデーション(比較基剤<
A>)、ポーラレジュノアールパウダーファンデーショ
ン(比較基剤〈B〉)を用いた。
〈評価方法〉 測色計を用いて、隠ぺい力測定紙の白色部、黒色部にお
けるL値、a値、L値(ハンターL−ab表色系)を測
定した。
(以下余白) 〈結果〉 第  1  表 第1表によれば本発明に係る着色基剤は、白色部、黒色
部共に、はぼ同し明度(L値)を有しており、被覆力(
カバー力)が優れていることか分かる。また、前記着色
基剤は単純にそのまま化粧料として充分使用出来ること
か分かる。
(3)光透過性テスト く試料〉 ヒマシ油4部に製造例3て得た着色基剤1部を良く練り
合わせ、ドクターブレードを用いて石英ガラス板に0.
5ミルの厚さで塗布したものを試料とした。また、前記
着色基剤の50重量%を前記比較基剤<B>で置き換え
る以外は上記と同様にして試料を得た。
前記着色基剤の代わりに前記比較基剤<A>及び<B>
を用いる以外は上記と同様にしてそれぞれの比較基剤に
対応する光透過性比較試料<AA>、  <BB>を得
た。
〈評価方法及び結果〉 島津製作所製分光光度計UV−240を用いて、各試料
の光透過性を測定した。その結果を第1図に示す。第1
図によれば次のことがわかる。
比較試料<AA〉の光透過率は、光波長300na+以
上の領域で20%以上であり、  340nm以上の領
域で60%程度ないしそれ以上である。
比較試料<BB>の光透過率は、光波長300nm以上
の領域で10%以上てあり、  330ni以上の領域
で30%以上であり、  40Or+m以上の領域でほ
ぼ40%程度ないしそれ以上である。
これに対して、製造例3て得た着色基剤を用いた試料の
光透過率は、3%程度ないしそれ以下である。また比較
基剤< B > 50重量%と製造例3て得た着色基剤
50重量%との混合物を用いた試料の光透過率は、およ
そ1008程度ないしそれ以下である。
従って、前記着色基剤は可視部から紫外部までほとんど
光を透過しないということかわかる。
次に、前記製造例で製造した着色基剤を配合して製造し
た化粧料の実施例を示す。なお、以下の夫々の化粧料は
、従来の化粧料基剤の一部ないし全部を本発明の着色基
剤で置き換える以外は従来の夫々の化粧料製造方法と同
様にして製造した。
実施例1 オイルゲル型ファンデーション着色基剤(製
造例2)      70(重量部)キャンデリラワッ
クス      1.5カルナウバワツクス     
  05マイクロクリスタリンワツクス  1 トリー2−エチルヘキサン酸 グリセリン       21 ジメチルポリシロキサン 1.3−ブチレングリコール 抗酸化剤 防腐剤 香料 実施例2 ルースバウダー(白粉) 着色基剤(製造例1) タルク 球状ケイ酸カルシウム 雲母 雲母チタン 酸化鉄 群青 トリー2−エチルヘキサン酸 グリセリン ジメチルポリシロキサン オクタン酸セチル 抗酸化剤 防腐剤 香料 適  量 49(重量部) 1.5 0.3 実施例3 オイルケル型ファンデ 着色基剤(製造例3) キャンデリラワックス カルナウバワックス マイクロクリスタリンワックス トリー2−エチルへ牛サン酸 グリセリン ジメチルポリシロキサン グリセリン 抗酸化剤 防腐剤 香料 実施例4 パウダーファノデ 着色基剤(製造例3) タルク 酸化チタン シリカビーズ 雲母 雲母チタン 酸化鉄 ジョン 43.8 (重量部) 6.5 14.0 5.5 8.0 7.0 2.7 ンヨン 70(小量部) 1.5 凪 群青 トリー2−エチルヘキサン酸 グリセリン ジメチルポリシロキサン イソステアリン酸グリセリン 1.3−ブチレングリコール 防腐剤 抗酸化剤 香料 実施例5 リップスチック スクワラン キャンデリラワックス 液体ラハン リンゴ酸ジイソステアリル イソプロピルミリステート 着色基剤(製造例4) タール色素ペースト 抗酸化剤 香料 (化粧料としての評価) 0.1 4.5 4.0 4.0 0.1 適  量 4.6(重量部) 8.8 B 14.6 適  量 適  量 太田母斑の隠ぺい力(カバー力)テスト〈評価方法〉 本発明の化粧料及び従来の化粧料を1次の(a)〜(d
)の各々のように塗布し、使用性、仕上りカバー力及び
重ねづけについて評価した。
(a)前記実施例1のオイルゲル型ファンデーションを
太田母斑に塗布する。
(b)前記(a)の後に、さらに一般仕上料(ルースパ
ウダー)を重ねて塗布し二層にする。
(e)前記(a)の後に、さらに前記製造例2て得られ
た着色基剤を重ねて塗布し二層にする。
(d)アルミ粉未配合下地料(従来品)を太田母斑に塗
布し、その塗布面にさらに一般フアンプージョンを重ね
て塗布し二層にする。
〈結果〉 上記(a)〜(d)の各々を、使用性、仕上り、カバー
力及び重ねづけについて評価した結果を第2表に示す。
第2表の(a)〜(C)によれば1本発明の化粧料は太
田母斑を自然な仕上りでカバーできると共に、簡単に使
用でき重ねづけも容易であることがわかる。これに対し
て1本発明の化粧料を使用しない(d)の場合は、カバ
ー力はあるものの化粧料が厚く塗布され段差かできてし
まい、使用性及び重ねづけが面倒であるという問題があ
る。
第  2  表 尚、製造例2で得られた着色基剤を用いているのは、そ
れ自体が仕上粉(ルースパウダー)として用いることが
できるためである。
[発明の効果] 本発明の化粧料に配合されている着色基剤は。
アルミニウム粒子か、 rJJ溶性ポリマーにより形成
される結合剤を介して該アルミニウム粒子に固着する顔
料粒子により被覆されているので、被覆力、密着力、展
延性1着色力及び隠ぺい力に優れている。
本発明の化粧料は、前記着色基剤を配合して成るので、
シミ、ソバカス、母斑等の皮膚トラブルを自然なかたち
(厚くなってしまう7段差ができてしまう、白くなって
しまうなどの違和感かない状1!りでカバーできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の化粧料に配合される着色基剤及び比
較基剤を用いた光透過性テスト用の各試料についての、
光波長に対する光透過率を示す図である。 出願人   ポーラ化成工業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミニウム粒子と、該アルミニウム粒子を被覆
    する顔料粒子から成り、該顔料粒子は少くとも白色無機
    顔料を含み、水溶性又は油溶性ポリマーにより形成され
    る結合剤により該アルミニウム粒子に固着している着色
    基剤を配合して成ることを特徴とする化粧料。
  2. (2)前記着色基剤は撥水性化処理されていることを特
    徴とする請求項1記載の化粧料。
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