JPH0930917A - 無機金属酸化物−粘土鉱物の被覆粉体及び該被覆粉体を配合した化粧料 - Google Patents

無機金属酸化物−粘土鉱物の被覆粉体及び該被覆粉体を配合した化粧料

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JPH0930917A
JPH0930917A JP7205046A JP20504695A JPH0930917A JP H0930917 A JPH0930917 A JP H0930917A JP 7205046 A JP7205046 A JP 7205046A JP 20504695 A JP20504695 A JP 20504695A JP H0930917 A JPH0930917 A JP H0930917A
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JP
Japan
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metal oxide
coating
inorganic metal
clay mineral
average particle
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JP7205046A
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English (en)
Inventor
Masaaki Horino
政章 堀野
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Miyoshi Kasei Inc
Original Assignee
Miyoshi Kasei Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は,被覆粉体を配合した化粧料に関
するもので,肌へのつきの均一性が良く,肌の形態トラ
ブル修正効果と肌の色調トラブル修正効果の双方の優れ
た機能をもつ化粧料を提供する事を目的とする。 【構成】 平均粒子径が0.2 〜20μm,粒子の平均的厚
さが0.1 〜1.5 μm及び屈折率が1.45〜1.65の粘土鉱物
の表面に屈折率が1.48〜1.99の無機金属酸化物を平均的
厚さ0.05〜1.0 μmの厚さで被覆された被覆粉体を配
合。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粘土鉱物の表面が無機金
属酸化物によって被覆された被覆粉体を配合した化粧料
に関する。更に,詳しくは,優れた透明感を有し,シ
ワ,毛穴の開き,肌のきめの粗さを見えにくくする肌の
形態トラブル修正効果とシミ,ソバカス,にきび跡等を
見えにくくする肌の肌色トラブル修正効果の両方の効果
を同時にもつと共に肌へのつきの均一性にも優れた化粧
料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,メークアップ化粧料は,肌のシ
ミ,ソバカス等の肌色トラブルを隠すために隠ペイカの
高い酸化チタンの高濃度配合のタイプのものであった。
このタイプのものは色調トラブル修正効果はあるもの
の,肌の形態トラブル修正効果は,全く逆の効果を示
す。一般的には,肌を隠ペイする事で肌の色調トラブル
と肌の形態トラブルを修正する事が可能と思われがちで
ある。しかし,実際には,隠ペイカのみでは,肌の形態
トラブル修正効果を見い出すどころか逆に形態トラブル
を目立たせる場合が圧倒的に多い。こうした事実から形
態修正効果をもたせるために隠ペイカ以外の切り口から
の視点から研究がなされて来ている。
【0003】特開昭61−69708号公報には,タル
ク,カオリン,マイカ,セリサイトの体質顔料の表面に
アクリル樹脂を被覆した化粧料の提案がなされている
が,体質顔料の表面を被覆しているアクリル樹脂の感触
が悪く5重量%以上配合した場合,肌に違和感(痛み)
が生じ,実質効果を示す濃度配合は困難である。ドライ
パウダー処方で高濃度配合した場合,形態修正効果は出
現するものの,光の表面拡散散乱により,顔の輪郭がぼ
け,視覚的に顔が大きく見える欠点がある。又,この種
の複合粉体はシミが目立つ欠点を有している。更には,
肌から分泌される皮脂や,水分により濡れ,完全に透明
化し形態修正効果を消失してしまう欠点をもっている。
【0004】特開平7−2619号公報には,使用感,
成型性に優れ,且つ光沢の少ないセリサイト代替できる
化粧料に好適な雲母粉体の提案がなされている。この雲
母粉体は皮膚の表面の光の反射パターンとは大きく異な
り,皮膚感を全く感じさせないものであり,メークアッ
プに要求される皮膚感のあるメーク仕上りが期待出来な
いものである。更には肌から分泌される皮脂や,水分に
より透明化し,鏡面反射に近似した反射パターンを示
し,不自然なつやが目立つと共にシワが目立つ欠点を有
している。
【0005】特開昭61−56258号公報には,タル
ク粒子の全表面が金属水和酸化物及び(又は)金属酸化
物のみからなる組成物で均一かつ完全に被覆されてなる
被覆タルク及び該被覆タルクの焼成物で,所望の色彩に
着色加工された分散性のすぐれた顔料特性を有するタル
ク顔料が提案されている。しかし,肌の形態トラブル修
正効果や肌色の色調トラブル修正効果更には,肌へのつ
きの均一性に関して全く開示されていない。又実施例に
ついて肌の形態トラブル修正効果と肌の色調修正効果に
ついて評価した結果何ら本目的とするそれらの効果は認
められなかった。
【0006】近年,セリサイトの良質品は枯渇して来て
おり,セリサイトに代替しうる素材の要求が強くなって
来ている。特に,そのためにマイカ表面を摩砕する事に
より,その表面を凹凸状にし,マイカの光沢を抑えた素
材開発もなされているが,のびが非常に重くなるのに加
え,マイカの光沢度にバラツキが大きく品質の安定性に
欠ける欠点がある。更には,経時変化で皮膚から分泌さ
れる皮脂や水分でマイカ表面が濡れた時,マイカのグレ
イッシュブラウンの色味が強調され,期待されるメーク
効果が得られない。更には,肌から分泌される過剰な皮
脂や水分が微細凹凸状の表面を覆った時,つやが強調さ
れ,しわが目立つ欠点をも有する。
【0007】メークアップ化粧料は化粧効果上の質感の
変化への対応から,種々の異った光沢が要求される。そ
のために,マイカ,セリサイト,タルク等の表面の平滑
性の高い粘土鉱物にシリカ粉末や炭酸カルシウム,炭酸
マグネシウム等の光沢を有しない白色体質顔料等や球状
粒子を適宜に組合せ,その配合等を調整する事により化
粧料全体の光沢度の調節がなされている。
【0008】しかし,肌に化粧料を塗布した場合,表面
が平滑な粘土鉱物により,その化粧膜がてかりやすく,
かえって,肌の形態トラブルが目立つ原因にもなってい
た。この問題を解決するために平滑な表面を有する粘土
鉱物の配合量を少な目に調整する必要があった。その結
果,平滑な表面を有する粘土鉱物のもつ透明感,肌上で
の滑らかな伸び,付着力等の優れた特性を充分に発揮出
来ない欠点があった。
【0009】角質層の屈折率が1.55に対し,化粧料に用
いられる代表的な粘土鉱物のマイカの屈折率は1.59,タ
ルクの屈折率は1.58,化粧料全般に適用される油剤の屈
折率は1.39〜1.51の値を示す。これらの値から判る様
に,通常の粉体を化粧料に用いた場合屈折率が近似した
非常にうすいメーク膜のため皮膚から分泌される皮脂に
より,粉体が吸油量又はそれ以上で濡れた時,透明化現
象を起こすと共に過剰な皮脂により皮脂膜の表面の反射
及び皮脂中に分散している粘土鉱物の表面からの光反射
により,てかり現象が強調される欠点があり,見る角度
によっては,シワが目立ったり,場合によっては,非常
に疲れた表情に見える事から好ましくない。
【0010】これらのてかりを防止するために吸油量を
高める素材として,多孔質アクリルビース,酸化チタン
内包多孔質アクリルビーズ,多孔質シリカ,アエロジ
ル,炭酸マグネシウム等が適用されるが,これらを配合
した化粧料は,特に,化粧直後には,強く肌をかさつか
せ,肌を乾燥させたり,肌に違和感を強く感じさせてし
まう欠点がある。
【0011】てかり防止効果素材としてフッ素処理粉体
を配合した化粧料があるが,通常のオイルコーティング
法ではフッ素化合物の特性である撥油効果が消失してし
まうばかりか,肌から分泌された水分や皮脂がそのメー
ク膜上に存在する様になり,経時変化でてかり現象が出
てくる。そのため素材を使いこなすには余りにも課題が
多い。
【0012】より美しいメーク膜を形成し,化粧効果を
高める視点から,ファンデーションの下地料としてコン
トロールカラーが用いられている。それらの色調の主な
ものはグリーン,イエロー,パープル,オレンジがあ
る。それらの色調の狙いは,肌の赤味を消し(肌の赤味
との補色関係の利用),肌色をよりナチュラルに,色白
に或は健康的にみせる効果等色調により大きく異なる。
肌のシミ,ソバカスを見えにくくするために,シミの色
調をした化粧料は,黒づんだ化粧膜になり,望ましい化
粧効果を得るのは難しい。肌のシミを見えにくくするに
は,グリーンが効果がある。しかし,実質的には,それ
らのコントロールカラーがファンデーションと混和す
る,減色混合効果によりファンデーションの色調の低彩
度化が生じ,ファンデーション本来の色彩効果が大きく
損われる欠点がある。更には,化粧ステップが複雑にな
るばかりか,それらの使用する量加減が難しく,自分が
欲しい希望した化粧効果を得るには非常に高度な美容テ
クニックが必要である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って,優れた透明感
を有し,シワ,毛穴の開き,肌のきめの粗さを見えにく
くする肌の形態トラブル修正効果とシミ,ソバカス,に
きび跡を見えにくくする肌の色調,トラブル修正効果の
双方の機能を同時に有すると共に肌へのつきの均一性に
優れた化粧料が望まれていた。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる実情において,本
発明者は,鋭意研究を行った結果,粘土鉱物の表面に,
無機金属酸化物を強固に被覆する事により透明性が高
く,かつ,形態トラブル修正効果と肌の色調トラブル修
正効果の双方の機能を有すると共に肌へのつきの均一性
にすぐれた化粧料が得られる事を見い出し,本発明を完
成した。
【0015】すなわち,本発明は特定の粒子の大きさと
厚さと屈折率を有する粘土鉱物の表面を特定範囲の屈折
率をもち特定範囲の厚さで被覆した被覆粉体を配合した
化粧料を提供するものである。
【0016】本発明を構成する粘土鉱物は,セリサイト
(絹雲母),白雲母,黒雲母,リチア雲母,合成雲母等
のイライト族,カオリオナイト,ナクライト,デッカイ
ト,ハロイサイト,等のカオリン族,珪線石,藍晶石等
のシリマナイト族,タルク(滑石),蛇絞石等のマグネ
シウムシリケート系等である。それらの平均粒子径は0.
2 〜20μm(レーザー回析法平均粒子径,堀場製作所
製)で,それらの粘土鉱物の平均的厚さは0.1 〜1.5 μ
m(樹脂で包埋し,その切片をTEM観察する方法)の
ものである。又これらの本発明に適用される粘土鉱物の
屈折率は1.45〜1.65である。
【0017】粘土鉱物の被覆に用いられる無機金属酸化
物は結晶質でも非晶質でもよく,具体的には酸化アルミ
ニウム,酸化マグネシウム,酸化カルシウム,コバルト
ブルー(アルミナー酸化コバルト複合体)等である。又
これら無機金属酸化物の屈折率は1.48〜1.99の範囲のも
のが適用される。
【0018】本発明の被覆粉体は,粘土鉱物の表面が無
機金属酸化物により被覆された複合体であるが,その被
覆状態は,製造条件や粘土鉱物の微細な表面形態の相違
や表面活性度等の違いから超微粒子で形成された膜上
に,ハニカム様構造を形成した被覆層又は平均粒子径5
0〜250Åの超微粒子の被覆層やその被覆層とハニカ
ム様構造が混在する形態,更には超微粒子の層や平均粒
子径50〜250Åの超微粒子で形成された被覆層中に
単一粒子の大きさとして0.08〜0.8 μm程度の埋め込ま
れた形態をとりうる。これらの被覆状態(被覆構造)は
通状の粒状,球状,針状,紡錘状の粒子が単に被覆され
たものとは全く異なるものである。
【0019】粘土鉱物を被覆する無機金属酸化物の被覆
膜の平均的厚さは0.05μmから1.0μmである。
【0020】粘土鉱物の平均粒子径が0.2 μm以下の場
合,位相差散乱が大きくなり透明性が失なわれ,白っぽ
さが目立って来て,本素材の目的に合致しないものにな
る。又平均粒子径が20μm以上の場合には,粒子の大
きさからくる肌上でのざらついた感触や違和感が生じ好
ましくない。
【0021】粘土鉱物の平均的厚さが0.1 μmよりうす
い場合,光の透過光が強すぎて,粘土鉱物の表面に被覆
した被覆層内での内部散乱効果が弱く,好ましくない。
又平均的厚さが1.5 μm以上の場合には被覆層内の内部
散乱に与える影響は変らない。更には,これ以上の厚さ
の場合には被覆粉体の透明性を減ずる方向にあり好まし
くない。
【0022】被覆粉体に於いて,基質である粘土鉱物を
被覆している無機金属酸化物の屈折率は1.48〜1.99であ
る。屈折率が1.99よりも大きい場合,光の表面反射,散
乱が強く,化粧膜に不透明感が出やすい。又1.48よりも
小さい屈折率の場合,光の透過性がより大きくなり被覆
層内での光散乱効果が小さく,てかり現象になりやす
い。
【0023】又被覆した層の平均的厚さが1.0 μmより
厚くなった場合,被覆層内の光の内部散乱効果が変ら
ず,経済コスト面でもメリットが望めない。被覆層の厚
さが0.05μmよりも薄くなった場合,被覆層内の光の内
部散乱光の消失が完全に出来ず,てかり現象の原因にも
なる。被覆層内の内部散乱光をその層内で消失させるに
は,平均粒子径の大きさにもよるが酸化物に濃度換算し
てほぼ20〜70重量%の範囲に相当する。
【0024】本発明の化粧料における被覆粉体の使用量
(配合量)は,パウダー状の化粧料の場合は1〜100
重量%(重量%は組成物の重量基準)。ケーキ状の化粧
料及び練物,化粧料の場合は配合する全粉体の重量の1
〜100重量%である。又乳化物化粧料の場合は乳化物
の重量組成に対し1〜60重量%である。中でも,特に
メークアップ化粧料,例えば,ファンデーション,粉白
粉,アイシャドー,ブラッシャー,クリーム,乳液,化
粧水,ネイルカラー,口紅等に好適である。本発明の被
覆粉体は化粧料に配合されるに当って必要に応じ,シリ
コン処理,フッ素処理,レシチン処理,アミノ酸処理,
金属石ケン処理,界面活性剤処理,更にはこれらの複合
処理を行っても良い。
【0025】次いで作用機序について考察してみるなら
ば,公知のシワを見えにくくする方法の1つは基質の表
面をポリマーの樹脂で固定化し,そのポリマーの凹凸に
より光の拡散反射効果をもたらせシワを見えにくくする
方法。もう1つは粉体を蝶の形に近似させ,その複雑な
形状を利用し,拡散散乱効果をもたらす方法いずれも,
その素材の表面での光散乱効果を利用したものである。
本発明は,基質の表面に低屈折率の無機金属酸化物を特
定の厚さに調整した被覆層を形成させ,その被覆層の内
部構造は入射した光が,強い内部散乱効果を呈し光が消
失しやすい超微粒子膜上に形成されたハニカム様構造や
超微粒子膜とハニカム様構造が混在した構造又は,超微
粒子層又は超微粒子中に数μmの粒子を埋め込んだ構造
等をとっている。つまり,光の反射散乱のメカニズムと
しては,前者は素材表面での拡散反射光を利用している
のに対し,本発明は被覆層内での光の内部拡散,消失効
果によるものである。本発明の被覆粉体が優れた透明感
を有し,肌の形態トラブル修正効果と肌の色調トラブル
修正効果を有する理由として,その第1は,低屈折率を
有する無機金属酸化物をある特定の厚さの被覆層にする
ことにより,被覆層の透明性を保持しながら,光の表面
反射を極力抑えている。第2には,入射した光が層内で
内部散乱しやすく,更には光が減衰しやすい特殊構造を
している。第3に被覆層内の光の散乱方向がアットラン
ダムのため,被覆層が透明性を有していても皮膚表面が
ぼけてみえる。つまり,肌の形態トラブルや肌の色調ト
ラブルが見えにくくなると推測している。
【0026】皮膚の表面形態は第1レリーフから第5レ
リーフの微細な凹凸で形成されており,その角層の屈折
率は1.55の低屈折率の特性を示し透明性が高い。つま
り,極一部は皮膚表面で光の乱反射や一部皮膚組成内か
らの戻りの反射光はあるものの大部分の光は皮膚の組織
内に入り,その内部組織内で吸収されてしまうと考えら
れる。
【0027】この原理を基に,変角色彩計によるつやの
測定をすると本発明の被覆粉体は皮膚と同一の光学特性
を示し,まさに,皮膚感のある新規な化粧料素材と言え
る。
【0028】本発明の化粧料には,本発明の被覆粉体の
他に,通常化粧料に用いられの他の成分を必要に応じて
適宜配合することができる。例えばタルク,カオリン,
セリサイト,白雲母,金雲母,紅雲母,黒雲母,合成雲
母,リチア雲母,バーミキュライト,炭酸マグネシウ
ム,炭酸カルシウム,珪ソウ土,ケイ酸マグネシウム,
ケイ酸カルシウム,ケイ酸アルミニウム,ケイ酸バリウ
ム,硫酸バリウム,ケイ酸ストロンチウム,タングステ
ン酸金属塩,シリカ,ヒドロキシアバタイト,ゼオライ
ト,窒化ホウ素,セラミックスパウダー等の無機粉末,
ナイロンパウダー,ポリエチレンパウダー,ポリスチレ
ンパウダー,ベンゾグアナミンパウダー,ポリ四弗化エ
チレンパウダー,ジスチレンベンゼンポリマーパウダ
ー,エポキシパウダー,アクリルパウダー,シリコーン
パウダー,微結晶性セルロース等の有機粉体,酸化チタ
ン,酸化亜鉛等の無機白色顔料,酸化鉄(ベンガラ),
チタン酸鉄等の無機赤色系顔料,γ酸化鉄等の無機褐色
系顔料,黄酸鉄,黄土等の
【0029】無機黄色系顔料,四酸酸化鉄,カーボンブ
ラック等の無機黒色系顔料,マンゴバイオレット,コバ
ルトバイオレット等の無機紫色系顔料,酸化クロム,水
酸化クロム,チタン酸コバルト等の無機緑色顔料,群
青,紺青等の無機青色系顔料,酸化チタン被覆雲母,酸
化チタン被覆オキシ塩化ビスマス,オキシ塩化ビスマ
ス,酸化チタン被覆タルク,魚鱗箔,着色酸化チタン被
覆雲母等のパール顔料,アルミニウムパウダー,カッパ
ーパウダー等の金属粉末顔料
【0030】赤色201号,赤色202号,赤色204
号,赤色205号,赤色220号,赤色226号,赤色
228号,赤色405号,橙色203号,橙色204
号,黄色205号,黄色401号及び青色404号等の
有機顔料,赤色3号,赤色104号,赤色106号,赤
色227号,赤色230号,赤色401号,赤色505
号,橙色205号,黄色4号,黄色5号,黄色202
号,黄色203号,橙色3号及び青色1号のジルコニウ
ム,バリウム,若しくはアルミニウムレーキ等の有機顔
料,クロロフイル,β−カロチン等の天然色素
【0031】スクワラン,流動パラフイン,ワセリン,
マイクロクリスタリンワックス,オゾケライト,セレシ
ン,ミリスチン酸,パルミチン酸,ステアリン酸,オレ
イン酸,インステアリン酸,セチルアルコール,ヘキサ
デシルアルコール,オイレンアルコール,2−エチルヘ
キサン酸セチル,バルミチン酸2−エチルヘキシル,ミ
リスチン酸2−オクチルドデシル,ジ2−エチルヘキサ
ン酸ネオペンチルグリコール,トリ−2−エチルヘキサ
ン酸グリセロール,オレイン酸2−オクチルドシル,ミ
リスチン酸イソプロピル,トリイソステアリン酸グリセ
ロール,トリヤシ油脂脂肪酸グリセロール,オリーブ
油,アボカド油,ミツロウ,ミリスチン酸ミリスチル,
ミンク油,ラノリン等の各種炭化水素,シリコーン油,
高級脂肪酸,油脂類のエステル類,高級アルコール,ロ
ウ類等の油性成分,アセトン,トルエン,酢酸ブラル,
酢酸エステル等の有機溶剤。
【0032】アルキッド樹脂,尿素樹脂等の樹脂,カン
ファー,クエン酸アセトルトリブチル等の可塑剤,紫外
線吸収剤,酸化防止剤,防腐剤,界面活性剤,保湿剤,
香料,水,アルコール,増粘剤等が挙げられる。本発明
による化粧料の形態は,特に限定されず,例えば粉末
状,ケーキ状,ペンシル状,スチック状,ペレット状,
軟膏状,液状,乳液状,クリーム状等とすることができ
る。本発明の雲母粉体は,化粧料用として特に有用なも
のであるが,塗料,プラスチック,ゴム等の添加剤,ゴ
ム等の離型剤,潤滑剤として使用することもできる。
【0033】
【実施例】以下実施例,参考例を挙げて本発明を更に詳
細に説明するが,本発明は,これら実施例に限定されな
い。実施例中参考例中の,つやの測定,しわの評価,シ
ミのぼかし効果,肌へのつきの均一性の評価は以下の方
法により測定した。なお,実施例中の配合割合は重量部
である。 (変角色彩計によるつやの評価)乾粉の重量に対し30
重量%の流パラを用いて濡らした濡粉について変角色彩
計(日本電色工業(株)GC−Σ90型)を用いて評価
した。サンプル前腕屈側部に採り,パフで塗布したの
ち,軽く,指で2〜3回擦り,その擦った面を入射角45
°に設定し受光角を変化させて測定した。
【0034】(しわの評価)鼻深溝から頬にかけての部
位のシリコンレプリカを作成し,その表面に試料をの
せ,刷毛でブラッシュして0.4 mg/cm2 の量を塗布
し,写真撮影し,その写真をパネル25名で評価した。
【0035】(シミのぼかし効果)試料をヒマシ油10
gに対し3.5 gを採取し,均一に混合したのち,スライ
ドクラス上で28μmのドクターブレードを用い調整し
た。別に色白肌用の肌色紙の上に直径0.5 mmの円形の小
麦肌色素を同一模様した配置させる。この肌色紙の上に
膜厚を調整した試料をのせ白色肌紙と円形の小麦肌紙の
見え方について官能評価した。
【0036】(肌へのつきの均一性)顔の鼻深溝から頬
にかけ,ウレタンパフを用い塗布し,その塗布面をCC
Dカメラ(オリンパス社製 OVM1000NM型)で
撮影し,パネラー25名で官能評価を実施した。
【0037】
【実施例1】精製水2,000ml 中にAl2 (SO4 3
13〜18H2 O400gを加え溶解させたのちマイカ(平均粒
子径3.7 μm,粒子の厚さ0.3 μm) を200gを加
え,ホモミキサーで8,000rpm 5分間攪拌する。この分
散液に尿素457gを加え95℃で6時間処理し冷却,
水洗したのち,エタノール洗浄をし70℃で乾燥したの
ち大気雰囲気で400℃で4時間仮焼し被覆粉体を得
た。これを被覆粉体(A)という。官能評価の結果を表
1に,つやの測定結果を図1に示す。
【0038】
【実施例2】精製水1,000ml 中にセリサイト(平均粒子
径4.5 μm,平均粒子の厚さ0.4 μm)80gをホモミキ
サーで15分間攪拌し分散させる。その分散液に精製水30
0ml中にMgcl2 ・6H2 O100.9gを溶解させた溶液を加
え均一混合攪拌する。この均一混合分散液に精製水300m
l 中にNaOH 39.7gを溶解させた溶液を滴下し,pH 9.0と
する。滴下終了後更に1時間攪拌したのち濾過後飽和Mg
(OH)2 溶液で洗浄を繰り返したのち,エタノール洗浄,
乾燥をしたのち大気雰囲気で500℃,3時間仮焼し被
覆粉体を得た。これを被覆粉体(B)という。官能評価
の結果を表1につやの測定結果を図2に示す。
【0039】
【実施例3】精製水2,500ml 中にAl2 (SO4 3
13〜18H2 O60gとPOEソルビタンモノラウレ
ート1.5gを加え溶解させたのち,タルク(平均粒子径6.
5 μm平均粒子の厚さ0.9 μm)を40gを加え,ホモ
ミキサーで3,000rpm15分間攪拌する。この分散液に尿
素69gを加え93℃で4時間処理し,冷却水洗後,メ
タノール洗浄をし70℃で乾燥したのち大気雰囲気中で
400℃,5時間仮焼し被覆粉体を得た。これを被覆粉
体(C)という。官能評価の結果を表1に,つやの測定
結果を図3と図5に示す。
【0040】
【実施例4】精製水800ml にセリサイト(平均粒子径5.
4 μm,平均粒子の厚さ0.5 μm)40gとタルク(平均
粒子径7.4 μm,平均粒子の厚さ1.0 μm)40gとP
OEソルビタンモノラウレート0.8gを加え粉体を分散さ
せる。これにAlcl3 ・6H2 Oを53.0gとMgcl
2 ・6H2 O44.4g を精製水300ml に溶かした溶液を加
え均一に混合する。この溶液に精製水300ml にNaOH
41.1g を溶かした溶液を滴下し,pH9.0 とする。pH
9.0 となった時点で30分間攪拌し,濾過後,飽和Mg
(OH)2 溶液で洗浄を繰り返し,エタノール洗浄をし
乾燥したのち大気中で500℃,7時間仮焼して被覆粉
体を得た。これを被覆粉体(D)という。官能評価の結
果を表1につやの測定結果を図4に示す。
【0041】
【実施例5】実施例3で製造した被覆粉体に対し流動パ
ラフィン30重量%の割合で混合し,濡粉を作製した。
この濡粉を未処理のタルクと素肌及び実施例3の乾粉の
被覆タルクとの比較を鑑み比較してみた。この結果を表
1及び図5に示す。
【0042】(比較例1) (酸化アルミニウムの製造)精製水1.000ml 中にAl2
(SO4 3 ・13〜18H2 O400gを溶解させた
のち尿素457gを入れ95℃で6時間処理し,冷却
後,水洗濾過したのちエタノール洗浄をし70℃で乾燥
し,大気雰囲気中で400℃,4時間仮焼して酸化アル
ミニウムを得た。実施例1で用いたマイカと酸化アルミ
ニウムを3:2の割合で均一に混合した試料の評価結果
を表1に示す。
【0043】(比較例2)実施例2で用いたセリサイト
と酸化アルミニウムを4:1の割合で均一に混合した試
料の評価結果を表1に示す。
【0044】(比較例3)実施例3で用いたタルクと酸
化アルミニウムを7:3の割合で均一に混合した試料の
評価結果を表1に示す。
【0045】(比較例4) (酸化マグネシウムの製造)精製水800mlに精製水3
00ml中にMgcl2 ・6H2 O100.9gを溶解させた溶
液を入れ均一に攪拌混合する。これとは別に300mlの
精製水に水酸化ナトリウム39.7g を用意し,滴下しpH
9.0 にする。pH9.0 になった時点で1時間攪拌を続け
濾過したのち,飽和水酸化マグネシウム溶液で3回洗浄
する。その後更にエタノールで処理し60℃で一夜乾燥
したのち大気雰囲気中で500℃,3時間仮焼して酸化
マグネシウムを得た。実施例2で用いたセリサイトと実
施例3で用いたタルクを1:1の割合で均一に混合した
試料4に対し酸化アルミニウムと酸化マグネシウムを
1:2で均一に混合したものを1の割合で均一混合した
試料の評価結果を表1に示す。
【0046】
【実施例6】
【表4】 ヘンシェルミキサーに粉体(1)を仕込み低速回転で4
分間攪拌し,取り出し,粉砕する。粉砕物を再度ヘンシ
ェルミキサーに移し,(2)を加え,10分間攪拌し取
り出し,パラベライザー(細川ミクロン製)で解砕した
のち40メッシュのふるいを通し,中皿に充填して製品
とする。
【0047】(比較例6)被覆粉体(A),被覆粉体
(C)の代りにシリコン処理したマイカ,タルクを使用
する他は実施例6と同様に行った。上記の様に調整した
パウダーファンデーションの官能評価結果を表2に示
す。
【0048】
【実施例7】
【表5】 粉体(1)をヘンシェルミキサーで低速10分間混合
し,この混合物に加熱溶解混合した成分(2)を吹きつ
け,更に10分間混合したのち,パルベライザー(細川
ミクロン製)で粉砕し中皿に充填して製品とする。
【0049】(比較例7)被覆粉体(D)の代りに未処
理のタルクとセリサイトを使用する他は実施例7と同様
に行った。上記の様に調整したブラッシャーの官能評価
結果を表2に示す。
【0050】
【実施例8】
【表6】 (1)の成分を85℃で加熱溶解混合した後,成分
(2)を添加して均一に分散させた。これに85℃で加
熱溶解混合した成分(3)の混合物を徐々に添加して乳
化させた。乳化時の温度を13分間保持して攪拌したの
ち,攪拌しながら冷却し50℃にした。これに成分
(4)を加え40℃まで冷却し,生成物を取り出し,容
器に充填して本発明の乳化型ファンデーションを得た。
【0051】(比較例8)被覆粉体(A)と被覆粉体
(B)の代りに通常のマイカとセリサイトを使用する他
は実施例8と同様に行った。上記の様に調整した乳化型
ファンデーションの官能評価の結果を表2に示す。
【0052】
【実施例9】
【表7】 (1)の成分を85℃で加熱溶解混合した後,成分
(2)を加え,均一分散させた。これに85℃で加熱溶
解混合した成分(3)の混合物を徐々に添加して乳化さ
せた。乳化時の温度を10分間保持し攪拌したのち,攪拌
しながら冷却し40℃にした。これに成分(4)を加え
35℃まで冷却し,生成物を取り出し,容器に充填し
て,本発明の乳化物を得た。
【0053】(比較例9)被覆粉体(B)の代りに通常
のセリサイトを使用する他は実施例9と同様に行った。
上記の様に調整した乳液の官能評価結果を表2に示す。
【0054】
【実施例10】
【表8】 成分(1)を85℃で加熱溶解混合した後,加熱温度を
100℃まであげる。そして85℃に戻し,完全に加熱
溶解した事を確認する。これに成分(2)を加え攪拌し
ながら均一分散させる。その後,真空脱泡処理をし成分
(3)を加え,容器に充填後充填し本発明の油性ファン
デーションを得た。
【0055】(比較例10)被覆粉体(C)と被覆粉体
(A)と被覆粉体(B)の代りに通常のタルク,マイ
カ,セリサイトを使用する他は実施例10と同様に行っ
た。上記の様に調整した油性ファンデーションの結果を
表2に示す。
【0056】
【実施例11】
【表9】 成分(1)(但し酢酸n−ブチルは一部)を溶解し,こ
の溶液に有機変性モンモリロナイトと酢酸n−ブチルの
残りとを混合してゲル状にしたものを添加混合し更に成
分(2)を添加混合し,容器に充填し,本発明のネイル
エナメルを得た。
【0057】(比較例11)被覆粉体(B)と被覆粉体
(D)の代りに通常のセリサイト,マイカ,カオリンを
使用する他は実施例11と同様に行った。上記の様に調
整したネイルエナメルの官能評価の結果を表3に示す。
【表3】
【0058】
【発明の効果】以上述べた様に,本発明の被覆粉体は肌
へのつきの均一性が良く透明感に優れ,肌の形態トラブ
ル修正効果と肌の色調トラブル修正効果との両方に優れ
た効果を示し,化粧料の基材として,従来の粘土鉱物を
使用した場合と比べて画期的な効果を奏するものであ
り,この業界に貢献するところが極めて大きい。
【0059】
【表1】
【0060】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】マイカー酸化アルミニウムの乾粉との比較
【図2】セリサイト−酸化マグネシウムの乾粉との比較
【図3】タルク−酸化アルミニウムの乾粉との比較
【図4】セリサイト,タルク−酸化アルミニウム,酸化
マグネシウムの乾粉との比較
【図5】タルク−酸化アルミニウムの濡粉との比較

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘土鉱物の表面を被覆した無機金属酸化
    物の被覆構造が下記(A),(B),(C)又は(D)
    である被覆粉体を配合する事を特徴とする化粧料。 (A)粘土鉱物の表面を被覆している無機金属酸化物の
    被覆構造が超微粒子(平均粒子径50〜250Å)で形
    成された膜上にハニカム様の構造を形成している複合
    体。 (B)粘土鉱物の表面を被覆している無機金属酸化物の
    被覆構造が超微粒子膜(平均粒子径50〜250Å)で
    形成されている複合体。 (C)粘土鉱物の表面を被覆している無機金属酸化物の
    被覆構造が平均粒子径50〜250Åの超微粒子で形成
    された膜とその膜上にハニカム様構造が混在した構造を
    有する複合体。 (D)粘土鉱物の表面を被覆している平均粒子径が50
    〜250Åの超微粒子の無機金属酸化物膜の被覆構造中
    に平均粒子径が0.08〜0.8 μmの無機金属酸化物粒子が
    埋め込まれた構造を有する複合体。
  2. 【請求項2】 被覆粉体を構成する無機金属酸化物の平
    均的厚さが0.05〜1.0 μmである請求項1の化粧料
  3. 【請求項3】 被覆粉体を構成する無機金属酸化物の屈
    折率が1.48〜1.99である請求項1の化粧料
  4. 【請求項4】 被覆粉体を構成する粘土鉱物の平均的厚
    さが0.1 〜1.5 μmである請求項1の化粧料
  5. 【請求項5】 被覆粉体を構成する粘土鉱物の屈折率が
    1.45〜1.65である請求項1の化粧料
  6. 【請求項6】 被覆粉体を構成する粘土鉱物の平均粒子
    径が0.2 〜20μmである請求項1の化粧料
  7. 【請求項7】 被覆粉体の化粧料の配合料が1〜100
    重量%である請求項1の化粧料
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