JPH0545494Y2 - - Google Patents

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JPH0545494Y2
JPH0545494Y2 JP1987102239U JP10223987U JPH0545494Y2 JP H0545494 Y2 JPH0545494 Y2 JP H0545494Y2 JP 1987102239 U JP1987102239 U JP 1987102239U JP 10223987 U JP10223987 U JP 10223987U JP H0545494 Y2 JPH0545494 Y2 JP H0545494Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、入力文字を指定した印字サイズで忠
実に表示できない1行もしくは数行の表示部を有
する文書作成装置に関する。
〔従来技術〕
従来、この種の文書作成装置としては、例えば
小型のワードプロセツサや電子タイプライタなど
の簡易なものが挙げられる。
この電子タイプライタなどの表示部は、LCD
(液晶デイスプレイの略称)で構成されていると
ともに、CRTなどとは異なり1行もしくは数行
程度の文字列だけを表示する大きさに設定されて
いる。
というのは、CRTなどのデイスプレイを備え
るワードプロセツサなどのような高価でかつ大型
なものとは違つて、簡易な用途で使用すべく、小
型であつて手軽にユーザーが購入できる価格に設
定するためである。
ところで、このような電子タイプライタにも、
例えばある文字列における所定の文字を強調する
などの理由により、その文字だけ拡大もしくは縮
小させて印字させる機能を備えている。
この機能に関連して、指定された印字サイズに
忠実な文字を表示部に表示させるのが望ましい
が、そのためには解像度(1インチ当たりのドツ
ト密度)の高い高価なLCDで表示部を構成する
必要があつてコスト高になるから、従来、表示部
には入力した総ての文字を指定した印字サイズに
関係なく一定のサイズで簡略的に表示する一方、
それの印字サイズが何であるかを表示部の一部に
別途表示するように構成していた。
なお、印字サイズの表示は、これから入力しよ
うとする文字について、それの印字サイズをキー
指定したときに、その印字サイズを表示部の一部
に表示するように構成していて、印字する際に前
記指定した印字サイズに基づいて処理される。
このように、上記電子タイプライタなどの文書
作成装置においては、文字入力段階で印字イメー
ジを正確に表現するよりも印字する段階で正確な
印字イメージを表現するように構成することで、
表示部を複雑化せずに安価に構成していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような構成を有する従来例
の場合には、次のような問題点がある。
これから入力しようとする文字についてのみそ
の印字サイズを表示部に表示させるように構成し
ていて、既に入力した文字についての印字サイズ
を表示するようにはなつていないので、入力済文
字の印字サイズを文字入力途中で確認することが
できない。
そのために、文字入力を終了した後で、わざわ
ざ実際に印字してからどの文字がどのような印字
サイズであつたかを確認しなければならず、入力
済文字の印字サイズを訂正しなおす必要がある場
合などには非常に不便で作業性が悪かつた。
〔考案の目的〕
本考案はこのような事情に鑑みて創案されたも
ので、高価な表示部を用いることなく、入力済文
字の印字サイズを文字入力途中で確認できるよう
にして、印字サイズを確認するためにわざわざ印
字を行う手間を省くことを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はこのような目的を達成するために、次
のような構成をとる。
即ち、本考案は、請求の範囲に対応する第1図
の機能ブロツクに示すように、1行もしくは数行
で構成される表示部に文字を一定文字サイズで表
示させておいて、表示部に表示される文字をカー
ソルで指定することにより、指定の文字に設定さ
れる印字サイズを表示させる機能を有する文書作
成装置において、文字の入力および、その文字に
関する印字サイズを設定入力する入力部と、入力
部により入力された各文字データを記憶するとと
もに、記憶すべき文字データの前段にのみ当該文
字データに関して設定される印字サイズデータを
記憶する記憶手段と、前記表示部に表示されてい
る文字列のうちカーソル指定された文字に関し
て、前記記憶手段から該当する文字データの前段
にある印字サイズデータを抽出するサイズ抽出手
段と、前記表示部またはその近傍に設けられ、前
記サイズ抽出手段により抽出された印字サイズを
表示するサイズ表示部とを備えていることに特徴
を有する。
〔作用〕
本考案の構成による作用は次のとおりである。
入力部により入力された文字のデータと、該文
字に関して設定入力された印字サイズとが記憶手
段に記憶されてから、既に入力した文字にカーソ
ルを戻して所望の文字をカーソル指定した場合、
そのカーソルが指す文字からそれについての印字
サイズが抽出され、これが表示される。
つまり、既に入力した文字であつても文字入力
途中においてカーソルで指定することにより、そ
れが指す文字についての印字サイズが的確に表示
されるから、文字入力途中での入力済文字の確認
が可能となり、したがつて、従来のようにわざわ
ざ印字する必要がない。しかも、記憶手段に対す
る文字データや印字サイズデータの記憶は、記憶
すべき文字データの前段にのみ当該文字データに
関して設定される印字サイズデータを記憶するよ
うにしているから、記憶すべきデータを極力少な
くできて記憶手段の記憶容量を必要最小限に小さ
くできるようになる他、書き込みの手間も必要最
小限に少なくなる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第2図ないし第11図に本考案の一実施例を示
している。
第2図は文書作成装置の外観を略示した平面図
である。同図において、符号1はLCDよりなる
表示部で、本実施例では数桁の文字列を1行で表
示するように構成されている。この表示部1には
入力した文字列が表示されるだけでなく、入力し
た文字についての印字サイズも、表示部1の長手
方向一端部(第1図では右端の3桁部分)に他の
表示文字と同サイズの文字として表示される。
符号2は表示部1の下部に設けられたカーソル
表示部であり、このカーソル表示部2はカーソル
KSで表示部1の1画素分指定、半画素分指定お
よび画素間指定が行えるように構成されている。
符号3は文字キー、テンキー、スペースキーお
よび各種制御キーなどを備える入力操作部、符号
4は1画素分カーソル移動キー、符号5は半画素
分カーソル移動キーである。
この1画素分カーソル移動キー4は、表示部1
において1画素分移動を行う場合つまり後述する
入力済文字の印字サイズ確認時などに使用される
ものであり、また、半画素分カーソル移動キー5
は、表示部1において半画素分移動および画素間
指定を行う場合つまり縮小文字指定時や後述する
文字挿入時などに使用されるものである。
なお、半画素分カーソル移動キー5を別途に設
ける必要は必ずしもなく、例えば1画素分カーソ
ル移動キー4と他のキーとのコンビネーシヨンで
代用することも可能である。
第3図は文書作成装置の構成ブロツク図であ
る。図において、符号6は前述の各構成部品が図
示しないインタフエースを介して接続される
CPU、符号7はCPU6を制御するプログラムが
書き込まれたROM、符号8は入力操作部3など
から入力された各種データを記憶するRAMであ
る。
CPU6は、ROM7のプログラムにしたがつて
図示しないインタフエースを介して入力操作部3
から外部データを取り込んだり、あるいはRAM
8との間でデータの授受を行つたりしながら演算
処理し、必要に応じて処理したデータを図示しな
いインタフエースを介して表示部1および印字部
9へ出力する。ROM7には、入力済文字の印字
サイズを確認したり、入力済の文字間に新たな文
字を挿入したりするためのプログラムなどが書き
込まれており、RAM8には、入力された文字列
を記憶するとともに、この文字列の文字毎の印字
サイズを記憶するための入力バツフア領域を少な
くとも備えている。
次に、文字を入力する手順および動作について
第4図および第5図を用いて説明する。第4図に
文字入力時の動作説明に供するフローチヤート
を、第5図aないしfにその表示例をそれぞれ示
している。
まず、オペレータが文字入力モードに設定する
と、ステツプS10でこれから入力する文字の印字
サイズを標準の“全角”にして表示部1の所定位
置に“全角”を表示するとともに、ステツプS11
でカーソルKSをカーソル表示部2において表示
部1の第1画素目(図において表示部1の左端)
の下部にセツトする〔第5図a参照〕。同時に、
RAM8の入力バツフア領域には印字サイズが全
角として記憶される。
そこで、例えば“次の点に注意する。”などの
文字列について、“注意”の印字サイズだけ横倍
角にし、他の“次の点に”および“する。”の文
字列についての印字サイズを標準の全角にする場
合の例を説明する。
前述のように既に“全角”に設定されているの
で、オペレータがまず文字キーを操作して“つぎ
のてんに”を入力すると、入力操作部3から
CPU6へ文字コードが与えられる。そこで、ス
テツプS12において入力コードの種別を判断し、
文字コードの場合はステツプS13へ、印字サイズ
コードの場合はステツプS14へ、制御コードの場
合はステツプS15へとそれぞれ進む。この例では
文字キーの押下に伴う“つぎのてんに”の各1文
字ずつの文字コードであるから、ステツプS13
で、1文字ずつRAM8の入力バツフヤ領域に記
憶させた印字サイズデータに対応して記憶し、ス
テツプS16で表示部1へ表示して、さらにステツ
プS17でカーソルKSを1文字分右側にシフトし、
ステツプS12へ戻つて、次の入力コードを持つ。
言うまでもなく、“つぎのてんに”の文字総てを
1度に処理するのではなく、1文字ずつ前記ステ
ツプS12,S13,S16およびS17を繰り返すことで
処理している〔第5図b参照〕。
さて、前述のステツプS14では、印字サイズを
指定するコードが入力したときに新たな印字サイ
ズをRAM8の入力バツフア領域に記憶し、ステ
ツプS18でその印字サイズを表示する。ステツプ
S15では制御コードにしたがつた処理を行い、ス
テツプS3へ戻る。
続いて、オペレータが仮名漢字変換キーを押下
すると、仮名漢字変換コードがCPU6に与えら
れる。そこで、ステツプS12において判断して、
ステツプS15へ進み、“つぎのてんに”を“次の
点に”に仮名漢字変換処理するとともに、これを
表示部1の左端から順次表示して、カーソルKS
を“次の点に”の末尾文字“に”の直ぐ後の画素
の下部にセツトする〔第5図c参照〕。
そして、次の文字入力前に、オペレータが入力
操作部3の所定のキーで印字サイズメニユーを呼
び出して“横倍角”を指定すると、この印字サイ
ズコードがCPU6に与えられ、ステツプS12にお
いて印字サイズコードと判断するからステツプ
S14へ進んで印字サイズデータをRAM8の入力
バツフア領域に記憶し、ステツプS18で表示部1
の右端の領域に表示されている“全角”を“横倍
角”に表示しなおす。続いてオペレータが文字入
力操作および仮名漢字変換操作を行うと、上記同
様の処理により“注意”を前記“次の点に”と同
様の表示サイズで表示し、カーソルKSを“注意”
の末尾文字“意”の直ぐ後の画素の下部にセツト
する〔第5図d参照〕。この“注意”は前記
RAM8に記憶した印字サイズデータの次に記憶
される。
さらに、残りの“する。”を“全角”で入力す
るので、印字サイズを変更するために再度オペレ
ータは印字サイズメニユーを呼び出して“全角”
を指定すると、この印字サイズコードがCPU6
に与えられ、ステツプS12において印字サイズコ
ードと判断してステツプS14で印字サイズデータ
をRAM8の入力バツフア領域に記憶し、ステツ
プS18で表示部1の右端の領域に表示されている
“横倍角”を“全角”に表示しなおす〔第5図e
参照〕。続いて、オペレータが文字キーで“す
る。”を入力すると、“次の点に”と同じ要領によ
りステツプS12,S13,S16およびS17で処理し、
“する。”を前記記憶された印字サイズデータの後
にRAM8の入力バツフア領域に記憶して、表示
部1の“注意”の後に“する。”を表示するとと
もに、カーソルKSを“する。”の末尾文字“。”
の直ぐ後の画素の下部にセツトする〔第5図f参
照〕。
このように入力された“次の点に注意する。”
の文字データは、それぞれに指定した印字サイズ
データにそれぞれ対応してRAM8の入力バツフ
ア領域に格納されており、その様子を第6図に略
示している。
図に示すように、最初の印字サイズデータlに
“全角”が、それに続く各文字データl+1……
に“次の点に”が1文字ずつ、2番目の印字サイ
ズデータmに“横倍角”が、それに続く各文字デ
ータm+1……に“注意”が1文字ずつ、3番目
の印字サイズデータnに“全角”が、それに続く
各文字データn+1……に“する。”が1文字ず
つそれぞれ格納されている。
以上のような要領で文字入力を進めている途中
で、既に入力した文字の印字サイズを確認する場
合については、カーソルKSを入力操作部3の1
画素分カーソル移動キー4で確認したい文字の下
部に位置させるだけで、この文字についての印字
サイズが表示部1の所定位置に表示されるように
なつている。
この入力済文字の印字サイズを確認する場合に
ついての具体的な動作を第7図および第8図を参
照して説明する。第7図に印字サイズ確認時の動
作説明に供するサブルーチンが、第8図aおよび
bにその表示例を示している。
例えば第5図fに示す状態から“次の点に注意
する。”のうち“す”の印字サイズを確認する場
合と、“注”の印字サイズを確認する場合とを例
に挙げて説明する。
今、“。”の直ぐ後に位置しているカーソルKS
を“す”の下部にセツトするために、オペレータ
が1画素分カーソル移動キー4を連続的に押下す
ると、入力操作部3からCPU6に1画素分カー
ソル移動コードが与えられる。CPU6は、ステ
ツプS20で入力コードの種別を判断するが、この
例では1画素分カーソル移動コードと判断してス
テツプS21へ進み、カーソルKSを1画素分左へ
シフトする。このステツプS20,S21を繰り返し
て第8図aに示すように、カーソルKSを“す
“の下部にセツトしてステツプS24へ進む。なお、
ステツプS20において入力コードが半画素分カー
ソル移動コードと判断した場合はステツプS22へ
進み、カーソルKSを半画素分シフトし、その他
のコードと判断した場合はステツプS23へ進み、
そのコードにしたがつた処理を行う。
ステツプS24においては、カーソルKSが指す
文字をチエツクした後、ステツプS25でその文字
があるかないかを判断し、ある場合はステツプ
S26へ進む一方、ない場合はステツプS27へ進み、
警告音を出す。この例ではあるのでステツプS26
へ進み、カーソルKSが指す文字に対応する文字
データをRAM8の入力バツフア領域から検索し
て、その文字データの印字サイズデータつまり
“全角”を抽出し、ステツプS28へ進む。
ステツプS28では現在表示している印字サイズ
と前記抽出した印字サイズデータとを対比し、同
じ場合は印字サイズの表示を変更せずにそのまま
保持してステツプS20へ戻る一方、違う場合はス
テツプS29へそれぞれ進み、印字サイズを前記抽
出したものに変更して、ステツプS20へ戻る。
この例では、最初の第5図fに示す状態でカー
ソルKS上部に文字が入力されていなくて、“す
る。”の印字サイズつまり“全角”のままになつ
ていたので、前記抽出した印字サイズデータと同
じであると判断し、第8図aに示すように“全
角”を表示部1に表示したままステツプS20へ戻
る。
そして、第8図aに示す状態から、オペレータ
が1画素分カーソル移動キー4を2回押下ると、
上記ステツプS20,S21の処理を2回繰り返して
“注”の下部にカーソルKSを移動させ、続いて上
記ステツプS24,S25,S26の処理を行い、カーソ
ルKSが指す文字に対応する文字データをRAM
8の入力バツフア領域から検索して、その文字デ
ータの印字サイズデータつまり“横倍角”を抽出
し、ステツプS28へ進む。
ステツプS28では、カーソル移動前に表示して
いた印字サイズと前記抽出した印字サイズデータ
とが違うと判断してステツプS29へ進み、カーソ
ル移動前に表示していた“全角”をステツプS26
で抽出した印字サイズデータつまり“横倍角”に
変更して表示する〔第8図b参照〕。
このように、本実施例によれば、既に入力した
文字に戻つてカーソル指定するだけで、そのカー
ソルが指す文字に基づいてそれの印字サイズを表
示できるから、文字入力途中において入力済文字
の印字サイズを簡単に確認することができる。し
たがつて、従来のようにわざわざ印字して確認す
る必要がなくなり、作業性を改善できる。
次に入力済の文字間に新たな文字を挿入する場
合の具体的な動作を第9図および第10図を参照
して説明する。第9図に文字挿入時の動作説明に
供するサブルーチンを、第10図aおよびbにそ
の具体的な表示例をそれぞれ示している。
“次の点に注意する。”の入力済文字において
“次”と“の”との間に印字サイズを全角とする
“ぎ”を挿入する場合について説明する。
まず、第8図bの状態にあるカーソルKSを
“次”と“の”との間に位置させるために、オペ
レータが1画素分カーソル移動キー4および半画
素分カーソル移動キー5を操作する。このとき、
1画素分カーソル移動コードおよび半画素分カー
ソル移動コードがCPU6に順次与えられる。
CPU6はステツプS30により順次入力される入力
コードが1画素分カーソル移動コードおよび半画
素分カーソル移動コードと判断するから、ステツ
プS31およびステツプS32を繰り返して、順次カ
ーソルKSを移動させ、所望の位置つまり“次”
と“の”との間(画素間)にカソールKSをセツ
トし、ステツプS30へ戻つて再度の入力コードを
持つ。
続いて、オペレータは挿入しようとする文字つ
まり“ぎ”を入力するのであるが、この文字の印
字サイズについては、印字サイズの指定がないか
ぎり挿入しようとする部位の前後の文字と同じに
決定される。即ち、この場合は、“次”も“の”
も全角で入力されているので、表示部1の右端の
領域には第10図aに示すように、“全角“が表
示されたままになり、この例のように全角の文字
を挿入する場合には印字サイズを変更せずにその
まま文字を入力すればよいのである。但し、それ
以外の印字サイズの文字を挿入する場合にはオペ
レータの印字サイズメニユーを呼び出して、所望
の印字サイズを指定する必要がある。印字サイズ
を指定した場合には、ステツプS30で印字サイズ
コードと判断し、ステツプS36で印字サイズデー
タをRAM8の入力バツフア領域に記憶し、さら
に、ステツプS37で表示部1の右端の領域に表示
されている“全角”を指定された印字サイズ表示
に変更する。
したがつて、オペレータは、印字サイズの指定
を行わずに、文字キーを操作して“ぎ”を入力す
る。すると、CPU6はステツプS30で文字コード
と判断し、ステツプS33でカーソルKSが文字と
文字との間にセツトされているか否かを判断し、
YESの場合はステツプS34へ進む一方、NOの場
合はステツプS30へ戻り、カーソルKSを文字と
文字との間に移動させる半画素分カーソル移動コ
ードを持つ。
ステツプS34では、前記“ぎ”を“次”の右隣
りに入力し、ステツプS35で“の”以下の入力済
文字総てを右に1画素分ずつシフトした状態で第
10図bに示すように“次ぎの点に注意する。”
を表示部1に表示し、しかもこの挿入を合わせて
RAM8の入力バツフア領域の内容を変更した
後、ステツプS30へ戻る。
以上のように、カーソルKSを文字と文字との
間つまり今まさに挿入しようとする位置にセツト
するようにしているので、従来のようにカーソル
KSを挿入すべき位置の後または前の文字にセツ
トするなどの挿入位置の定義が全く不要となるだ
けでなく、あいまいさがないので操作性を改善す
ることができる。
以上の処理により作成した文字列を実際に印字
すると、第11図に示すようになる。
なお、上記実施例での動作説明はあくまでも具
体的な1例であり、本考案は臨機応変に種々変更
できることは言うまでもない。例えば、上記実施
例では、文字の表示部1の長手方向一端部に印字
サイズを表示文字と同サイズの文字として表示す
るようにしているので、文字入力途中での入力済
文字の印字サイズの確認が視覚的に容易となるな
ど、視認性を高めることができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、次の効果を発揮する。
既に入力した文字であつてもカーソルで指定す
るだけで、それが指す文字についての印字サイズ
を表示部または、それとは別のサイズ表示部に表
示できるから、入力済文字の印字サイズの確認を
従来のようにわざわざ印字しなくとも文字入力途
中において簡単に行うことができるなど、使い勝
手が向上する。
そのため、印字する手間が省けて作業性を向上
できて、文字入力を正確かつ簡単に行うのに貢献
できる。しかも、記憶手段に対しては記憶すべき
文字データの前段にのみ当該文字データに関して
設定される印字サイズデータを記憶するように工
夫しているから、記憶すべきデータを極力少なく
できて記憶手段の記憶容量を必要最小限に小さく
できるようになる他、書き込みの手間も必要最小
限に少なくなるなど、コスト面、スピード面にお
いて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実用新案登録請求の範囲に対
応する機能ブロツク図である。第2図ないし第1
1図は本考案の一実施例にかかり、第2図は文書
作成装置の外観を略示した平面図、第3図は文書
作成装置の構成ブロツク図、第4図は文字入力時
の動作説明に供するフローチヤート、第5図aな
いしfは文字入力時の動作説明に用いる具体的な
表示例を示す図、第6図はRAMの入力バツフア
領域のデータ配列状態を略示した説明図、第7図
は印字サイズ確認時の動作説明に供するサブルー
チン、第8図aおよびbは印字サイズ確認時の動
作説明に用いる具体的な表示例を示す図、第9図
は文字挿入時の動作説明に供するサブルーチン、
第10図aおよびbは文字挿入時の動作説明に用
いる具体的な例を示す図、第11図は実際の印字
状態を示す説明図である。 1……表示部、3……入力操作部、6……
CPU、7……ROM、8……RAM、KS……カー
ソル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1行もしくは数行で構成される表示部に文字を
    一定サイズで表示させておいて、表示部に表示さ
    れる文字をカーソルで指定することにより、指定
    の文字に設定される印字サイズを表示させる機能
    を有する文書作成装置において、 文字の入力および、その文字に関する印字サイ
    ズを設定入力する入力部と、 入力部により入力された各文字データを記憶す
    るとともに、記憶すべき文字データの前段にのみ
    当該文字データに関して設定される印字サイズデ
    ータを記憶する記憶手段と、 前記表示部に表示されている文字列のうちカー
    ソル指定された文字に関して、前記記憶手段から
    該当する文字データの前段にある印字サイズデー
    タを抽出するサイズ抽出手段と、 前記表示部またはその近傍に設けられ、前記サ
    イズ抽出手段により抽出された印字サイズを表示
    するサイズ表示部と、 を備えていることを特徴とする文書作成装置。
JP1987102239U 1987-07-02 1987-07-02 Expired - Lifetime JPH0545494Y2 (ja)

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