JPH0545228U - ダンパー用シヤフト等の回転止め付カシメ構造 - Google Patents
ダンパー用シヤフト等の回転止め付カシメ構造Info
- Publication number
- JPH0545228U JPH0545228U JP9407691U JP9407691U JPH0545228U JP H0545228 U JPH0545228 U JP H0545228U JP 9407691 U JP9407691 U JP 9407691U JP 9407691 U JP9407691 U JP 9407691U JP H0545228 U JPH0545228 U JP H0545228U
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- JP
- Japan
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- shaft
- lever
- caulking
- engaging
- damper
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 自動車用空調装置等において、インテークユ
ニット、ヒーターユニット等に使用されるダンパー用シ
ャフト等とレバー等の結合において緩んだ場合でも回転
しないカシメ構造を提供する。 【構成】 ダンパー用シャフト等の係合軸端の直径方向
の突出部8aを設けるか、またはダ円形状とし、相手方
のレバー等にはこれと嵌合する孔を設け両者を組合わせ
てカシメ結合する。
ニット、ヒーターユニット等に使用されるダンパー用シ
ャフト等とレバー等の結合において緩んだ場合でも回転
しないカシメ構造を提供する。 【構成】 ダンパー用シャフト等の係合軸端の直径方向
の突出部8aを設けるか、またはダ円形状とし、相手方
のレバー等にはこれと嵌合する孔を設け両者を組合わせ
てカシメ結合する。
Description
【0001】
本考案は自動車用空調装置等において、インテークユニット、ヒーターユニッ ト等に使用されるダンパー用シャフトとレバー、またはピンとリンクの結合に用 いるダンパー用シャフト等の回転止め付カシメ構造に関するものである。
【0002】
従来、図3に示すごときインテークユニット、または図示しないヒーターユニ ット等に使用されているダンパー用シャフトにおいては、シャフト部1とレバー 部2が溶接又はロー付等3で固定され一体化されていた。この溶接又はロー付工 法はコスト高となり量産性が劣るので、これをカシメ工法に変えるとコスト低減 と量産性向上が計れる。なお、4は操作用ケーブルである。
【0003】
しかし図4に示す従来のカシメ構造では、例えばピン5の軸端に段部5aを設 けてレバー6の孔に前記段部5aを嵌合組合わせてカシメ加工7を施していたの でカシメ部7が緩むとピン5が回転して不具合を生じた。そこでピン5が回転し ても支障のない場所の外使用できなかった。
【0004】 本考案は、上記のごとくカシメ部が緩んだ場合にも回転することのないカシメ 構造を提供することを目的とする。
【0005】
本考案のダンパー用シャフト等の回転止め付カシメ構造は、上記目的を達成す るための手段として下記の構成を具えている。
【0006】 (1)自動車用空調装置等において、インテークユニット、ヒーターユニット等 に使用されるダンパー用シャフトとレバー、またはピンとリンクの結合において 、両者の嵌合部が円形断面以外の形状を有する回転止め付カシメ構造としたこと 。
【0007】 (2)前記ダンパー用シャフトまたはピンの係合軸端の一部に直径方向の突出部 を設けるとともにこれと係合するレバーまたはリンクに前記係合軸端と嵌合する 形状の係合孔を形成し両者を組合わせてカシメ結合すること。
【0008】 (3)前記ダンパー用シャフトまたはピンの係合軸端を断面ダ円形とするととも にこれと係合するレバーまたはリンクに前記係合軸端と嵌合する形状の係合孔を 形成し両者を組合わせてカシメ結合すること。
【0009】
図1は、本考案の第1実施例を示すもので、Aはシャフト8の先端部にツブシ 形状部8aを設けた側面図および正面図、Bは同じく前記ツブシ形状部8aに嵌 合する孔9aを有するレバー9の正面図および側面図、Cは同じくシャフト8と レバー9を組合わせ、ツブシ形状8aのレバー9より突出した部分をカシメ8b して一体化するものの側面図である。
【0010】 図2は、本考案の第2実施例を示すもので、Aはピン10の先端に回転止めの ダ円形状の先端部10aを設けた側面図および正面図、Bは同じく前記先端部1 0aに嵌合する孔11aを有するレバーまたはリンク等11の側面図および正面 図、Cは同じくピン10とレバーまたはリンク等11を組合わせ、先端部10a のレバーまたはリンク等11より突出した部分をカシメ10bして一体化するも のの側面図である。
【0011】
本考案により奏せられる効果は次の通りである。
【0012】 (1)インテークユニット、またはヒーターユニット等に使用されるダンパー用 シャフト等の溶接またはロー付加工がカシメ加工となったのでコスト低減と量産 性向上が計れる。
【0013】 (2)回転止め付カシメ構造なのでカシメ部が緩んでも回転しない。
【図1A】 本考案の第1実施例を示すシャフトの側面
図および正面図である。
図および正面図である。
【図1B】 本考案の第1実施例を示すレバーの正面図
および側面図である。
および側面図である。
【図1C】 本考案の第1実施例を示す組立状態の側面
図である。
図である。
【図2A】 本考案の第2実施例を示すピンの側面図お
よび正面図である。
よび正面図である。
【図2B】 本考案の第2実施例を示すレバー等の側面
図および正面図である。
図および正面図である。
【図2C】 本考案の第2実施例を示す組立状態の側面
図である。
図である。
【図3A】 従来例のインテークユニットの斜視図であ
る。
る。
【図3B】 従来例の第1例を示す組立状態の側面図で
ある。
ある。
【図3C】 従来例の第1例を示す組立状態の正面図で
ある。
ある。
【図4A】 従来例の第2例を示すピンの側面図および
正面図である。
正面図である。
【図4B】 従来例の第2例を示すレバーの側面図およ
び正面図である。
び正面図である。
【図4C】 従来例の第2例を示す組立状態の側面図で
ある。
ある。
1 シャフト部 2 レバー部 3 溶接又はロー付部 4 操作用ケ
ーブル 5 ピン 6 レバー 7 カシメ部 8 シャフト 9 レバー 10 ピン 11 レバーまたはリンク
ーブル 5 ピン 6 レバー 7 カシメ部 8 シャフト 9 レバー 10 ピン 11 レバーまたはリンク
Claims (3)
- 【請求項1】 自動車用空調装置等において、インテー
クユニット、ヒーターユニット等に使用されるダンパー
用シャフトとレバー、またはピンとリンクの結合におい
て、両者の嵌合部が円形断面以外の形状を有する回転止
め付カシメ構造としたことを特徴とするダンパー用シャ
フト等の回転止め付カシメ構造。 - 【請求項2】 前記ダンパー用シャフトまたはピンの係
合軸端の一部に直径方向の突出部を設けるとともにこれ
と係合するレバーまたはリンクに前記係合軸端と嵌合す
る形状の係合孔を形成し両者を組合わせてカシメ結合す
ることを特徴とする請求項1に記載のダンパー用シャフ
ト等の回転止めカシメ構造。 - 【請求項3】 前記ダンパー用シャフトまたはピンの係
合軸端を断面ダ円形とするとともにこれと係合するレバ
ーまたはリンクに前記係合軸端と嵌合する形状の係合孔
を形成し両者を組合わせてカシメ結合することを特徴と
する請求項1に記載のダンパー用シャフト等の回転止め
付カシメ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9407691U JPH0545228U (ja) | 1991-11-16 | 1991-11-16 | ダンパー用シヤフト等の回転止め付カシメ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9407691U JPH0545228U (ja) | 1991-11-16 | 1991-11-16 | ダンパー用シヤフト等の回転止め付カシメ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0545228U true JPH0545228U (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=14100406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9407691U Pending JPH0545228U (ja) | 1991-11-16 | 1991-11-16 | ダンパー用シヤフト等の回転止め付カシメ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0545228U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51135523A (en) * | 1975-05-19 | 1976-11-24 | Yoshiaki Kaga | Sound space in an accordion |
-
1991
- 1991-11-16 JP JP9407691U patent/JPH0545228U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51135523A (en) * | 1975-05-19 | 1976-11-24 | Yoshiaki Kaga | Sound space in an accordion |
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