JPH054453Y2 - - Google Patents

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JPH054453Y2
JPH054453Y2 JP1986114195U JP11419586U JPH054453Y2 JP H054453 Y2 JPH054453 Y2 JP H054453Y2 JP 1986114195 U JP1986114195 U JP 1986114195U JP 11419586 U JP11419586 U JP 11419586U JP H054453 Y2 JPH054453 Y2 JP H054453Y2
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JP
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mode
operation mode
rainfall
wiper
amount
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JP1986114195U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、雨滴感知式の自動車用ワイパ駆動装
置に関し、特に雨量の急変に際しワイパ動作モー
ドが急変しないようにするものである。
〔従来の技術〕 雨滴センサで検知した降雨量の積算値が所定の
しきい値を越えるまでの時間でワイパ動作モード
をHi,Lo,INTに自動的に切換える自動車用の
オートワイパ装置がある。例えば0.3秒未満はHi,
0.3秒以上3秒未満はLo、3秒以上はINTと区別
する。HiとLoは一定の周期でワイパを繰返し動
作させるモードで、Hiは短周期型の高速動作モ
ード、Loは長周期型の低速動作モードである。
これに対しINTは間欠動作モードで、各時点の
降雨量に反比例してその動作周期が決定される。
上述した条件であると、通常の降雨量変化であ
ればINT→Lo→Hi(雨量増加時)またはHi→Lo
→INT(雨量減少時)という様に変化する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、トンネルへの出入りの場合の様な雨
量の急変があると、Loモードを経ない動作モー
ドの急変があるため、例えばトンネルへ入る際に
HiからINTへ急変すると水滴がついたままワイ
パ動作が停止したり、逆にトンネルから出るとき
にINTからHiへ急変してその変化に運転者が驚
ろかされることがある。本考案は、Hi,INT間
のモード切換えには必ずLoモードを介在させる
ことで、上述した問題点を解決しようとするもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、短周期でワイパ動作を繰返す高速動
作モードと長周期でワイパ動作モードを繰返す低
速動作モードと降雨量に反比例してワイパ動作の
周期が変化する間欠動作モードとを降雨量に応じ
て自動的に切換える自動車用ワイパ駆動装置にお
いて、高速動作モードから間欠動作モードヘモー
ド切換えをすべき降雨量変化があつたことを検出
する第1の検出手段、間欠動作モードから高速動
作モードへモード切換えをすべき降雨量変化があ
つたことを検出する第2の検出手段、第1および
第2の検出手段で前記モード切換えをすべき降雨
量変化があつたことを検出したとき、直ちに低速
動作モードに移行し、所定回数の低速動作モード
を実行した後、前記切換えるべきモードに移行さ
せる制御手段とを備えることを特徴とするもので
ある。
〔作用〕
HiとINTの間に必ずLoが入れば、降雨量が急
変しても動作モードはHi→Lo→INTまたはINT
→Lo→Hiとなるので、中間に介在したLoによつ
て運転者の目は慣れ、また運転視界も良好に保つ
ことができる。しかも、Loに移行するタイミン
グは、HIからINT、あるいはその逆に移行すべ
きと判断した直後にLo動作モードを移行するた
め、ワイパブレードの摩擦を防止することができ
る。
〔実施例〕
第1図は本考案の基本構成図で、1は雨滴をパ
ルス信号に変換する光学式の雨滴検知器センサ、
2はその出力パルスを積算処理する等してモード
切換え、或いは各モードの動作制御等を行うマイ
クロコンピユータ、3はその出力を受けてワイパ
モータ4を駆動する処理部である。ワイパモータ
4はワイパブレード(図示せず)を1往復動作さ
せるとオフになるカムスイツチを有し、その信号
でマイクロコンピユータ2の雨滴パルス積算値に
リセツトをかける。
第2図はこのマイクロコンピユータ2の処理を
示すフローチヤートで、積算処理は雨滴パルスの
積算を示す。この積算値は所定のしきい値と比較
され、Hi,Lo,INTが区別される。その論理は
前述した通りである。比較結果によつて次に切換
えるべきモードがHiと判断されたときは、現在
のモードがINT以外であればそのままHiへ移行
するが、INTのときはその前に適当回数のLoモ
ードを経由する。次に切換えるべきモードがLo
のときは現在のモードを判断することなくLoへ
移行する。しかし、次に切換えるべきモードが
INTのときは現在のモードを判断し、Hiであれ
ばその前に適当回数のLoを介在させる。
第3図は本考案の他の実施例を示すフローチヤ
ートで、現在のモード判定後の分岐先を通常の
Lo作動処理にして、処理内容を簡略化したもの
である。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、雨滴感知式
の自動車用ワイパ駆動装置において、降雨量が急
激に減少した場合や、急激に増加した場合にワイ
パの動作モードが滑らかに変化するので、水滴が
ついたままワイパ動作が停止したり、INTから
Hiへ急変してその変化で運転者を驚かせること
を防止できる。
また、高速動作モードから間欠動作モードに、
あるいはその逆に移行すべきことを検出したとき
は、直ちに低速動作モードに移行した後、本来移
行すべきモードに移行するため、応答性が良くま
たワイパブレードの摩擦を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基本構成図、第2図および第
3図は本考案の異なる実施例を示すフローチヤー
トである。 図中、1は雨滴検知器センサ、2はマイクロコ
ンピユータ、3はワイパ駆動処理部、4はワイパ
モータである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 短周期でワイパ動作を繰返す高速動作モードと
    長周期でワイパ動作モードを繰返す低速動作モー
    ドと降雨量に反比例してワイパ動作の周期が変化
    する間欠動作モードとを降雨量に応じて自動的に
    切換える自動車用ワイパ駆動装置において、 高速動作モードから間欠動作モードへモード切
    換えをすべき降雨量変化があつたことを検出する
    第1の検出手段、間欠動作モードから高速動作モ
    ードへモード切換えをすべき降雨量変化があつた
    ことを検出する第2の検出手段、第1および第2
    の検出手段で前記モード切換えをすべき降雨量変
    化があつたことを検出したとき、直ちに低速動作
    モードに移行し、所定回数の低速動作モードを実
    行した後、前記切換えるべきモードに移行させる
    制御手段とを備えることを特徴とする自動車用ワ
    イパ駆動装置。
JP1986114195U 1986-07-25 1986-07-25 Expired - Lifetime JPH054453Y2 (ja)

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JP1986114195U JPH054453Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25

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JPS6321174U JPS6321174U (ja) 1988-02-12
JPH054453Y2 true JPH054453Y2 (ja) 1993-02-03

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JP1986114195U Expired - Lifetime JPH054453Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6099745A (ja) * 1983-11-04 1985-06-03 Nippon Denso Co Ltd 車両用ワイパ制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6099745A (ja) * 1983-11-04 1985-06-03 Nippon Denso Co Ltd 車両用ワイパ制御装置

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JPS6321174U (ja) 1988-02-12

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