JPH04221253A - ワイパー制御装置 - Google Patents

ワイパー制御装置

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Publication number
JPH04221253A
JPH04221253A JP2405248A JP40524890A JPH04221253A JP H04221253 A JPH04221253 A JP H04221253A JP 2405248 A JP2405248 A JP 2405248A JP 40524890 A JP40524890 A JP 40524890A JP H04221253 A JPH04221253 A JP H04221253A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
wiper
wiper control
integrated value
control time
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2405248A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Nomura
徹也 野村
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイパー制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車等の車両のフロントウ
インドウ及びリヤウインドウ等には、雨、雪等による雨
滴、水滴等を払拭する為のワイパーが取付けられており
、該ワイパーは、該フロント或いはリヤガラスに付着し
た雨滴、水滴等の量に応じて、手動で若しくは自動で適
宜のワイパーモータ等によりハイ(Hi)、ロウ(Ro
)に切り換えて使用される連続モードの他、1.5秒、
3秒、6秒、12秒及び24秒と言う様な時間間隔或い
はその時間にかかわらず降雨量に応じて間欠的に駆動さ
せて、該雨滴、水滴等を除去している。
【0003】然かしながら、係る従来の方法に於いては
、雨滴、水滴等が適当に存在している場合には特に問題
はないが、小雨、霧雨、対向車からの撥ね上げと言った
様な場合に於いて該フロントガラス或いはリヤガラスに
少量の水滴が、薄く付着している場合には、該レインセ
ンサによる検出が正確さを欠く事になる。つまり、係る
状況が発生するのは、通常該ワイパーの間欠制御時間が
比較的長いモードの場合であり、係る状況に於いては、
雨滴径に対する該レインセンサの検出出力のリニアリテ
ィが問題となり、誤検出、読みこぼし等が発生して、該
ワイパーが作動しない場合が生ずる。
【0004】係る現象は、特に自動化されたワイパー制
御システムに於いて良く発生するものである。即ち、該
小雨、霧雨、対向車からの撥ね上げ等により該フロント
ガラス或いはリヤガラスに付着した雨滴は運転車の視界
を妨げるに充分な場合がある反面、レインセンサの検出
出力が充分でなく、ワイパーが駆動されないと言う問題
が有った。
【0005】つまり、運転者のフィーリングとレインセ
ンサの検出能力とのミスマッチングが生じているもので
ある。係る欠点を改良する為、従来に於いては、該ワイ
パーの間欠駆動に於ける最長駆動時間を決定する各モー
ド例えば、1.5秒、3秒、6秒、12秒及び24秒と
言う様な時間間隔モードの内で比較的長いモードに於い
て、該ワイパーを駆動させるワイパー制御しきい値を低
くする方法とか、該レインセンサの出力が小さい場合に
その出力に適宜の補正係数を乗ずる等の方法が行われて
いた。
【0006】然かしながら、係る方法を用いても、上記
した問題点は依然として改善されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を改良し、小雨、霧雨、対向車  
からの撥ね上げ等により雨滴がフロントガラス或いはリ
ヤガラスに付着した場合に運転者のフィーリングに良く
マッチしたワイパーの駆動制御を実行しえるワイパー制
御装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用
するものである。即ち、レインセンサ、該レインセンサ
からの雨滴情報に基づいてワイパー駆動手段を連続的に
若しくは間欠駆動させるコントローラとから構成される
ワイパー制御装置であって、該コントローラは該レイン
センサからの雨滴情報に応じて出力されるパルスを積算
するカウンタ手段、該積算値が所定の値を越えた場合に
該ワイパを駆動させるワイパー制御しきい値設定手段、
該ワイパー駆動手段を所定の間隔で駆動させる為のワイ
パー制御時間設定手段、該設定されたワイパー制御時間
が経過したか否かを検出するワイパー制御時間経過検出
手段、該ワイパー制御時間に対して所定の比率に設定さ
れるモードアップしきい値設定手段、該ワイパー制御し
きい値に対して所定の比率に設定されるモードダウンし
きい値設定手段、該積算値カウンタ手段による積算値が
ワイパー制御しきい値を越えたか否かを判断する第1の
判別手段、該第1の判別手段により該積算値カウンタ手
段による積算値がワイパー制御しきい値を越えた場合に
、該ワイパー制御時間経過検出手段によるワイパー制御
時間が該モードアップしきい値を越えるか否かによりモ
ードアップ信号かモードキープ信号の何れかを出力する
モードアップ変換手段、該積算値カウンタ手段がワイパ
ー制御しきい値を越えていない場合で該ワイパー制御時
間が該ワイパー制御時間設定手段により設定された制御
時間を経過している場合に、該積算値カウンタ手段によ
る積算値が該モードダウンしきい値を越えるか否かによ
りモードキープ信号を出力するか複数種のワイパー制御
時間モードのうちで比較的長いモードに設定されている
か否を検出する工程を実行するかの判断をする判別手段
、該判別手段に於いて比較的長いモードに設定されてい
ない場合にはモードダウン信号を出力し、比較的長いモ
ードに設定されている場合にはそれまでの該積算値カウ
ンタ手段により積算された積算値に所定の比率を乗じて
縮小した値を次回の操作に於ける積算値の初期値とする
演算回路手段、該モードアップ,モードキープ、モード
ダウン等の各出力信号が出力された場合に、該カウンタ
手段の積算値をリセットするリセット手段及び該ワイパ
ー制御時間設定手段に上記情報を入力して次回の操作に
おけるワイパー制御時間を再設定し、同時に該ワイパー
を駆動させる駆動制御手段とから構成されているワイパ
ー制御装置である。
【0009】
【作用】本発明に於いては、上記した様な構成を採用し
ているので、特にワイパーの駆動時間が比較的長いモー
ドで駆動されている場合に、具体的には、例えば、一番
長い時間モードで間欠駆動されている場合に、実際の雨
、小雨、霧雨、対向車の撥ね上げ等による水滴等の付着
状態に応じて該レインセンサから出力される雨滴情報に
関するパルスをカウントするに当たり該パルスカウンタ
の初期値を0にリセットせずに、それまで積算された積
算値に所定の比率を乗じて得た値を次回の操作に於ける
初期値とする様にオフセットをかけるものであり、それ
によって、該モードダウンしきい値との比較に於ける分
解能を高めるものである。
【0010】
【実施例】以下に、本発明に係るワイパー制御装置の具
体例を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本
発明に係るワイパー制御装置の一具体例を示す図であり
、その基本的構成は、レインセンサ1、該レインセンサ
からの雨滴情報に基づいてワイパー駆動手段3を連続的
に若しくは所定の間隔で駆動させるコントローラ2とか
ら構成されるワイパー制御装置20であって、該コント
ローラ2は該レインセンサ1からの雨滴情報に応じて出
力されるパルスを積算するカウンタ手段4、該積算値が
所定の値を越えた場合に該ワイパを駆動させるワイパー
制御しきい値設定手段16、該ワイパーを所定の間隔で
駆動させる為のワイパー制御時間設定手段17、該設定
されたワイパー制御時間が経過したか否かを検出するワ
イパー制御時間経過検出手段6、該ワイパー制御時間に
対して所定の比率に設定されるモードアップしきい値設
定手段18、該ワイパー制御しきい値に対して所定の比
率に設定されるモードダウンしきい値設定手段19、該
積算値カウンタ手段4による積算値がワイパー制御しき
い値を越えたか否かを判断する第1の判別手段5、該判
別手段5により該積算値カウンタ手段4による積算値が
ワイパー制御しきい値を越えた場合に、該ワイパー制御
時間経過検出手段6によるワイパー制御時間が該モード
アップしきい値を越えるか否かによりモードアップ信号
かモードキープ信号の何れかを出力するモードアップ変
換手段7、該積算値カウンタ手段4による積算値がワイ
パー制御しきい値を越えていない場合で該ワイパー制御
時間が該ワイパー制御時間設定手段6により設定された
制御時間を経過している場合に、該積算値カウンタ手段
4による積算値が該モードダウンしきい値を越えるか否
かによりモードキープ信号を出力するか複数種のワイパ
ー制御時間モードのうちで比較的長いモードに設定され
ているか否を検出する工程を実行するかの判断をする第
2の判別手段13、該第2の判別手段13に於いて比較
的長いモードに設定されていない場合にはモードダウン
信号を出力し、比較的長いモードに設定されている場合
にはそれまでの該積算値カウンタ手段により積算された
積算値に所定の比率を乗じて縮小した値を次回の操作に
於ける積算値の初期値とする演算回路手段14、該モー
ドアップ,モードキープ、モードダウン等の各出力信号
が出力された場合に、該カウンタ手段の積算値をリセッ
トするリセット手段11及び該ワイパー制御時間設定手
段に上記情報を入力して次回の操作におけるワイパー制
御時間を再設定し、同時に該ワイパーを駆動させる駆動
制御手段15とから構成されているワイパー制御装置で
ある。
【0011】本発明に於いては、自動化されたワイパー
駆動システムにおける窓ガラスに付着した雨滴等の状態
と運転者のフィーリングとを適正にマッチングさせるシ
ステムを構成しようとするものであり、基本的には、レ
インセンサにより雨滴の状態を検出し、雨滴の量と雨滴
の大きさ等に要因に応答して発生されるパルスをカウン
トし、その積算値が所定の値、即ち、ワイパー制御しき
い値THRを越えるか、予め定められた所定の時間間隔
でワイパーを間欠的に駆動させるワイパー制御時間WO
Tを越えた場合の何れかが発生した場合に該ワイパーを
1回駆動させる方法を用いている。
【0012】然しながら、係る方法では雨量の程度に応
じて適切なワイパーの駆動制御を実行しえないので、図
2に示す様な区分を設けてワイパー制御を実施している
。つまり、ワイパー制御しきい値THRの例えば半分に
相当する値に設定されたモードダウンしきい値TDWN
を設けると共に、該ワイパー制御時間WOTに対して所
定の比率を乗じた値を持つモードアップしきい値TUP
とを設け、カウント値が該ワイパー制御しきい値THR
を越える場合であって、且つモードアップしきい値TU
P以下である場合にはモードアップと判断し、又モード
アップしきい値TUP以上である場合にはモードキープ
と判断し、更にワイパー制御時間WOT経過時、当該カ
ウント値が該モードダウンしきい値TDWN以下であれ
ば、モードダウンと判断するものである。
【0013】係る方法によれば、上記の欠点がかなり改
善されるものではあるが、該ワイパーの間欠駆動時間で
あるワイパー制御時間が長い場合、つまり小雨、霧雨、
対向車の撥ね上げ等による水滴等が付着した状態に対応
するワイパー制御が不十分であった。本発明においては
、係る状態をより一層改善する為に、図3に示す様にレ
インセンサのパルス積算値とワイパー制御時間との関係
をより細かく区分して雨滴の検出状態とワイパー駆動モ
ードとの関係をより実際的なものとなし検出効率を向上
させるものである。
【0014】先ず、本発明に於いて使用されるレインセ
ンサは、雨滴の量と雨滴径とを検出して、降雨量をデジ
タルデータに変換してその結果を出力する様に構成され
たものであれば公知の如何なるものでも使用出来る。 又、本発明に使用されるワイパー駆動手段としては、所
定の時間間隔で出力されるコントローラからの指示出力
に応答して、その停止位置からスタートして一回フロン
トガラス或いはリヤガラスを払拭する操作を実行して又
停止位置に戻る様に構成されたものであれば、如何なる
構成の駆動手段でも使用することが可能である。
【0015】本発明に於ける該ワイパーの制御時間は、
複数種のモードを有するこのが好ましく、例えば  高
速連続モード、低速連続モードに加えて1.5秒、3秒
、6秒、12秒及び24秒と言う様な時間間隔或いはそ
の時間にかかわらず降雨量に応じて間欠的に駆動させる
複数種の間欠駆動モードを有しているものであり、本発
明においては特に係る間欠駆動モードに於ける該ワイパ
ーの駆動制御に関するものである。
【0016】本発明に於いては、レインセンサの出力パ
ルスをカウントしてその結果から雨滴の量に応じて該複
数種の間欠駆動モードから適宜のモードを選択して一回
の払拭操作を実行させ、次いで再度該レインセンサから
のパルスをカウントしてその結果から新たにワイパーの
間欠駆動モードを選択して払拭操作を実行させるプログ
ラムを繰り返すものである。
【0017】上記した本発明に於けるシステムに於いて
、モードダウンしきい値TDWNは該ワイパー制御しき
い値THRに対して適宜の比率を持って求められた値を
有するものであり、該比率は特に限定されるものではな
いが、一具体例としては50%とする事が可能である。 又本発明に於いて使用されるモードアップしきい値TU
Pは、該ワイパー制御時間WOTに対して適宜の比率を
持って求められた値を有するものであり、該比率は特に
限定されるものではないが、一具体例としては80%(
TUP=0.8×WOT)とする事が可能である。
【0018】更に、本発明に於いて特徴的な構成として
は、上記した様に、特にワイパーの間欠駆動モードのう
ちで比較的に長い時間間隔のモードが選択された場合、
例えば24秒モードが選択されている場合に、小雨、霧
雨、対向車の撥ね上げ等による水滴等がガラスに付着し
た状態を払拭すべき状態に有ると判断しえ分解能を高め
る為に、通常のワイパーの間欠駆動モードに於いては、
所定のワイパーによる払拭操作が実行された後には、該
カウンタの積算値をリセットしてカウントを0から開始
するものであるが、本発明に於いては、比較的に長い時
間間隔のモードが選択された場合には、ワイパーの払拭
操作が実行された後には、該カウンタの積算値をリセッ
トせずに、その操作時に積算された積算値に対する所定
の比率の値を次の操作工程に於ける初期値とするもので
ある。
【0019】つまり、本発明に於いては、カウンタはそ
の分オフセットされた状態から、該レインセンサのパル
スをカウントする事になるので、モードダウンしきい値
TDWNへの到着時間を早める事が可能となる。本発明
に於ける係るオフセット比率は特に限定されるものでは
ないが、例えば50%とする事が出来る。
【0020】本発明に於いては、該システムを実行する
に当たり、イニシアルの状態では、該ワイパーの間欠駆
動モードを中間のモード、例えば6秒モードに設定して
おく事も可能であり、又最も長いモードである24秒モ
ードに設定しておく事も可能である。従って本発明にお
いては、例え、ワイパーの間欠駆動モードが最も長い間
欠駆動モードになっていた場合でも、その検出状態に応
じてモードアップ、モードダウン更にはモードキープの
判断を繰り返し、絶えず最適なワイパー払拭操作を実行
しえるものである。
【0021】本発明においては、該ワイパーの間欠駆動
モードが最も長い間欠駆動モードになっていた場合で、
その状態が雨が激しく降り始めたとか、突然フロントガ
ラスに大量の水滴が付着した様な状態が発生しない状態
においては、当該長時間モードつまり24秒モードが、
自動車のエンジンが起動している限り繰り返し実行され
る事になる。
【0022】次に、本発明に係るワイパー制御装置の動
作を図1及び図4に沿って説明する。先ず、スタート後
、該コントロール回路をイニシアライズ(ステップa)
した後、該レインセンサ1から出力されるパルスをカウ
ンタ4で積算し(ステップb)該積算値が該ワイパー制
御しきい値設定手段16に於いて予め定められたワイパ
ー制御しきい値THRより高いか低いかをを第1の判断
手段5に於いて判断し(ステップc)もしNOであれば
、ワイパー制御時間経過検出手段6に於いて、タイマー
21によって測定される当該検出操作がスタートされた
時点からの経過時間が該ワイパー制御時間設定手段16
に予め定められたワイパー制御時間WOTを越えるか否
かを判断し(ステップd)、もしNOであればステップ
bに戻って同じルーチンを繰り返す。
【0023】一方、ステップcに於いてYESであれば
、つまり該積算値がワイパー制御しきい値THRを越え
た場合、モードアップ変換手段7に於いて、該ワイパー
制御時間経過検出手段6により検出された経過時間が該
モードアップしきい値TUPを越えるか否かが判断され
(ステップe)、該ワイパーの静止状態の経過時間が該
モードダウンしきい値TUPより低い場合には、モード
アップ信号発生手段8よりモードアップ信号が出力され
(ステップg)、又該ワイパーの静止状態の経過時間が
該モードダウンしきい値TUPを越えた場合には、モー
ドキープ信号発生手段9よりモードキープ信号が出力さ
れる様に構成されている(ステップf)。
【0024】一方、ステップdに於いて、YESであれ
ば、つまり当該検出操作がスタートされた時点からの経
過時間が該ワイパー制御時間設定手段16に予め定めら
れたワイパー制御時間WOTを越える場合、モードダウ
ン変換手段12に於いて其まで積算されたカウンタ値を
、該モードダウンしきい値設定手段19に予め定められ
た設定されたモードダウンしきい値TDWNと比較し(
ステップh)、該カウンタ値が該モードダウンしきい値
TDWN大きければ、ステップfに進みモードキープ信
号を出力し、反対に小さければ第2の判別手段13に於
いて、現在採用されているワイパー制御モードが、複数
種のワイパー制御時間モードのうちで比較的長いモード
に設定されているか否を検出する工程を実行する(ステ
ップi)。
【0025】ステップiでワイパー制御時間WOTが例
えば最も長い時間間隔のモード即ち24秒モードでない
場合にはモードダウン信号発生手段10によりモードダ
ウン信号が出力される(ステップj)。一方、ワイパー
制御時間WOTが例えば最も長い時間間隔のモード即ち
24秒モードである場合には、演算回路14に於いて当
該操作に於いて積算されたカウント値に対して所定の比
率値を乗じて得た値、例えば比率値が50%を乗じて得
た値を算出して、次回の検出操作に於けるカウンタの初
期値とする(ステップn)。
【0026】上記の各ステップf,g,及びjに於いて
それぞれ得られたモード変換信号をリセット手段11に
入力して、それまでに積算されたカウント値をリセット
する(ステップk)と共に、該モード変換信号に従って
次回の検出操作に使用されるワイパー制御時間WOTを
設定しなおし(ステップl)次いで該ワイパー駆動手段
15から所定の信号が出力され、該ワイパーモータを駆
動させて該ワイパーを一回払拭操作させる(ステップm
)。
【0027】その後は、つぎの駆動信号が該ワイパー駆
動手段15から出力されるまで該ワイパーは停止してい
る。尚、ステップnにおける出力は、次回の検出操作に
おける該ワイパー制御時間WOTを変更させる機能は有
していない。本発明に於いては、例えば、当初に於いて
ワイパー制御時間WOTを6秒に設定した場合には、モ
ードアップ信号が出力された場合には、次回の操作に於
ける該ワイパー制御時間WOTは12秒モードとなり、
又モードダウンの信号が出力された場合には、3秒モー
ドとなる。
【0028】尚、モードキープ信号が出力された場合に
は、次回の操作に於けるワイパー制御時間は変化ないも
のである事は言うまでもない。本発明に於いて、ステッ
プiでワイパー制御時間の最長のモードになっている場
合には、雨滴の状態が何ら変化しない場合には、該カウ
ンタの初期値は、所定の比率に応じて徐々に減少され、
ついには初期値0の状態でe,i,n,l,mの各ステ
ップが繰り返されることになり、この状態がエンジンが
起動されている間継続される。
【0029】係る場合は、該ワイパーを駆動させないで
、検出操作のみを継続させる事が好ましい。
【0030】
【発明の効果】本発明に於いては、上記の様な構成を取
る事によって、小雨、霧雨、対向車からの撥ね上げ等に
より雨滴がフロントガラス或いはリヤガラスに付着した
場合に運転者のフィーリングに良くマッチしたワイパー
の駆動制御を実行しえるワイパー制御装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイパー制御装置の1具体例を示
すプロック図である。
【図2】本発明に係るワイパー制御装置に於けるワイパ
ー制御モードの変換基準を示す図である。
【図3】本発明に係るワイパー制御装置に於けるワイパ
ー制御モードの他の変換基準を示す図である。
【図4】本発明に係るワイパー制御装置の1具体例に於
ける動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】 1…レインセンサ 2…コントローラ 3…ワイパー駆動手段 4…カウンタ 5…第1の判別手段 6…ワイパー制御時間経過検出手段 7…モードアップ変換手段 8…モードアップ信号発生手段 9…モードキープ信号発生手段 10…モードダウン信号発生手段 11…リセット手段 12…モードダウン変換手段 13…第2の判別手段 14…演算回路 15…ワイパー駆動制御手段 16…ワイパー制御しきい値設定手段 17…ワイパー制御時間設定手段 18…モードアップしきい値設定手段 19…モードダウンしきい値設定手段 20…ワイパー制御装置 21…タイマ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  レインセンサ、該レインセンサからの
    雨滴情報に基づいてワイパー駆動手段を連続的に若しく
    は所定の間隔で駆動させるコントローラとから構成され
    るワイパー制御装置であって、該コントローラは該レイ
    ンセンサからの雨滴情報に応じて出力されるパルスを積
    算するカウンタ手段、該積算値が所定の値を越えた場合
    に該ワイパを駆動させるワイパー制御しきい値設定手段
    、該ワイパー駆動手段を所定の間隔で駆動させる為のワ
    イパー制御時間設定手段、該設定されたワイパー制御時
    間が経過したか否かを検出するワイパー制御時間経過検
    出手段、該ワイパー制御時間に対して所定の比率に設定
    されるモードアップしきい値設定手段、該ワイパー制御
    しきい値に対して所定の比率に設定されるモードダウン
    しきい値設定手段、該積算値カウンタ手段による積算値
    がワイパー制御しきい値を越えたか否かを判断する第1
    の判別手段、該第1の判別手段により該積算値カウンタ
    手段による積算値がワイパー制御しきい値を越えた場合
    に、該ワイパー制御時間経過検出手段によるワイパー制
    御時間が該モードアップしきい値を越えるか否かにより
    モードアップ信号かモードキープ信号の何れかを出力す
    るモードアップ変換手段、該積算値カウンタ手段により
    カウントされる積算値がワイパー制御しきい値を越えて
    いない場合で該ワイパー制御時間が該ワイパー制御時間
    設定手段により設定された制御時間を経過している場合
    に、該積算値カウンタ手段による積算値が該モードダウ
    ンしきい値を越えるか否かによりモードキープ信号を出
    力するか複数種のワイパー制御時間モードのうちで比較
    的長いモードに設定されているか否を検出する工程を実
    行するかの判断をする第2の判別手段、該第2の判別手
    段に於いて比較的長いモードに設定されていない場合に
    はモードダウン信号を出力し、比較的長いモードに設定
    されている場合にはそれまでの該積算値カウンタ手段に
    より積算された積算値に所定の比率を乗じて縮小した値
    を次回の操作に於ける積算値の初期値とする演算回路手
    段、該モードアップ,モードキープ、モードダウン等の
    各出力信号が出力された場合に、該カウンタ手段の積算
    値をリセットするリセット手段及び該ワイパー制御時間
    設定手段に上記情報を入力して次回の操作におけるワイ
    パー制御時間を再設定し、同時に該ワイパーを駆動させ
    る駆動制御手段とから構成されている事を特徴とするワ
    イパー制御装置。
JP2405248A 1990-12-21 1990-12-21 ワイパー制御装置 Withdrawn JPH04221253A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010072800A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Fuji Heavy Ind Ltd 覚醒度判定装置
US9475464B2 (en) 2009-07-09 2016-10-25 Ford Global Technologies, Llc Sensor system and method for a vehicle

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