JP2661171B2 - 雨滴感応式オートワイパ制御装置 - Google Patents
雨滴感応式オートワイパ制御装置Info
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- JP2661171B2 JP2661171B2 JP63209869A JP20986988A JP2661171B2 JP 2661171 B2 JP2661171 B2 JP 2661171B2 JP 63209869 A JP63209869 A JP 63209869A JP 20986988 A JP20986988 A JP 20986988A JP 2661171 B2 JP2661171 B2 JP 2661171B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、雨センサを用いて降雨状態に応じたワイパ
払拭制御をする車両用ワイパ制御装置に関するものであ
る。
払拭制御をする車両用ワイパ制御装置に関するものであ
る。
従来、ワイパの自動制御においては、降雨状態が一定
の時には、ワイパ払拭も一定にしたいという要求があ
る。
の時には、ワイパ払拭も一定にしたいという要求があ
る。
しかしながら、実開昭63−26467号公報に示されるよ
うに、雨滴信号の積算値が一のレベルに達したら間欠作
動をするという方式では、第8図に示すようにセンサに
当たる雨の確率的なばらつきにより、間欠時間もばらつ
くという問題点があった。第8図において、(a)は雨
滴、(b)は積算値、(c)はワイパ払拭を各々示して
いる。
うに、雨滴信号の積算値が一のレベルに達したら間欠作
動をするという方式では、第8図に示すようにセンサに
当たる雨の確率的なばらつきにより、間欠時間もばらつ
くという問題点があった。第8図において、(a)は雨
滴、(b)は積算値、(c)はワイパ払拭を各々示して
いる。
また、実開昭63−21174号公報に示されるように、あ
る払拭を一定時間は維持するという方式では、雨量の急
激な変化に対して応答性が充分でないという問題があっ
た。
る払拭を一定時間は維持するという方式では、雨量の急
激な変化に対して応答性が充分でないという問題があっ
た。
そこで、本発明では、センサに当たる雨に確率的にば
らつきがあっても、降雨状態が一定であれば同一の間欠
時間を維持し、しかも急激な雨量変化にも瞬時に対応す
ることができるオートワイパ制御装置を提供するもので
ある。
らつきがあっても、降雨状態が一定であれば同一の間欠
時間を維持し、しかも急激な雨量変化にも瞬時に対応す
ることができるオートワイパ制御装置を提供するもので
ある。
雨を検知する雨センサと、 該雨センサの信号から雨滴信号を抽出する雨滴検出手
段と、 該雨滴信号を積分する積分手段と、 時間を計測する時間計測手段と、 ワイパ払拭させた時に前記積分手段の出力と前記時間
計測手段の出力をリセットするリセット手段と、 前記積分手段の出力と第1、第2のしきい値とをそれ
ぞれ比較する第1、第2の比較手段と、 ワイパの間欠時間に応じた複数の間欠モードを記憶す
る記憶手段と、 前記第1、第2の比較手段の比較結果と前記時間計測
手段の信号、及び前記記憶手段に記憶内容に基づいて前
記ワイパの動作を制御する制御手段を備え、 前記時間計測手段は前記記憶手段の記憶内容に基づい
た時刻に時刻信号を出し、 前記制御手段は該時刻信号発生時において、前記積分
手段の出力が前記第1のしきい値よりも小さい場合に
は、前記記憶手段の間欠モードをダウンさせる信号を出
力して、前記記憶手段の記憶内容に基づいて、間欠時間
の長い間欠モードに変え、前記積分手段の出力が前記第
2のしきい値よりも大きい場合には、前記記憶手段の間
欠モードをアップさせる信号を出力して、前回ワイパ払
拭してから前記積分手段の出力が前記第二のしきい値を
越えるまでの時間が、前回の間欠時間より短い時に、前
記記憶手段の記憶内容に基づいて、前回の間欠モードか
ら複数の間欠モードを飛び越して前回の間欠時間より短
い間欠モードに変えて、前記ワイパを駆動させることを
特徴とする。
段と、 該雨滴信号を積分する積分手段と、 時間を計測する時間計測手段と、 ワイパ払拭させた時に前記積分手段の出力と前記時間
計測手段の出力をリセットするリセット手段と、 前記積分手段の出力と第1、第2のしきい値とをそれ
ぞれ比較する第1、第2の比較手段と、 ワイパの間欠時間に応じた複数の間欠モードを記憶す
る記憶手段と、 前記第1、第2の比較手段の比較結果と前記時間計測
手段の信号、及び前記記憶手段に記憶内容に基づいて前
記ワイパの動作を制御する制御手段を備え、 前記時間計測手段は前記記憶手段の記憶内容に基づい
た時刻に時刻信号を出し、 前記制御手段は該時刻信号発生時において、前記積分
手段の出力が前記第1のしきい値よりも小さい場合に
は、前記記憶手段の間欠モードをダウンさせる信号を出
力して、前記記憶手段の記憶内容に基づいて、間欠時間
の長い間欠モードに変え、前記積分手段の出力が前記第
2のしきい値よりも大きい場合には、前記記憶手段の間
欠モードをアップさせる信号を出力して、前回ワイパ払
拭してから前記積分手段の出力が前記第二のしきい値を
越えるまでの時間が、前回の間欠時間より短い時に、前
記記憶手段の記憶内容に基づいて、前回の間欠モードか
ら複数の間欠モードを飛び越して前回の間欠時間より短
い間欠モードに変えて、前記ワイパを駆動させることを
特徴とする。
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。第1
図は本実施例のブロック図を示し、符号1は雨を検知す
る為のセンサであり、車両のボンネット上またはバンパ
ー上などに設置される。センサ1としては、静電容量式
とか圧電式、光学式などがある。雨滴検出手段2はセン
サ1の出力信号から雨滴信号を検出し、信号2aを出力す
る。雨滴検出手段2はセンサ1のセンサ方式に応じて設
定される。識別手段3は雨滴信号とノイズとを識別する
もので、出力2aが一定の値を越えていると一定時間信号
3aを出力する。4は雨滴信号を積算するものであり、出
力3aがハイレベル(以下「H」と記す)の間、出力2aを
積分する。積分値は2つの基準値と比較され、その結果
を4a,4bに出力する。6は感度調整用のボリュームであ
り、運転者が操作しやすい場所に設置される。ボリュー
ム検出手段5はボリューム6の値を検出するものであ
り、その結果は信号5aとして出力される。この出力5aは
積算4の内部の基準値を制御する。
図は本実施例のブロック図を示し、符号1は雨を検知す
る為のセンサであり、車両のボンネット上またはバンパ
ー上などに設置される。センサ1としては、静電容量式
とか圧電式、光学式などがある。雨滴検出手段2はセン
サ1の出力信号から雨滴信号を検出し、信号2aを出力す
る。雨滴検出手段2はセンサ1のセンサ方式に応じて設
定される。識別手段3は雨滴信号とノイズとを識別する
もので、出力2aが一定の値を越えていると一定時間信号
3aを出力する。4は雨滴信号を積算するものであり、出
力3aがハイレベル(以下「H」と記す)の間、出力2aを
積分する。積分値は2つの基準値と比較され、その結果
を4a,4bに出力する。6は感度調整用のボリュームであ
り、運転者が操作しやすい場所に設置される。ボリュー
ム検出手段5はボリューム6の値を検出するものであ
り、その結果は信号5aとして出力される。この出力5aは
積算4の内部の基準値を制御する。
時間計測手段8は前回払拭からの経過時間を信号8aと
して出力する。また、モード情報9aを参照して、現在モ
ードの間欠時間になった時点で信号8bを出力する。さら
に、入力7bにより時刻をクリアする。7は制御用ブロッ
クであり、雨量情報4a,4b、時刻パルス8bに基づいて払
拭パルス7a及びモード推移信号7c,7d、時間と雨量のク
リア用パルス7bを出力する。9は間欠モードの管理ブロ
ックであり、モード推移信号7c,7b及び時刻情報8aを基
に間欠モードの推移を行い、現在の間欠モードを示す信
号9aを出力する。尚、低速での連続払拭、高速での連続
払拭もそれぞれモードのひとつとして扱っている。10は
モータ駆動回路であり、モード情報9a、払拭パルス7aの
信号に基づいてワイパモータ11を駆動する。11はフロン
トガラス等を拭くワイパ用のモータである。
して出力する。また、モード情報9aを参照して、現在モ
ードの間欠時間になった時点で信号8bを出力する。さら
に、入力7bにより時刻をクリアする。7は制御用ブロッ
クであり、雨量情報4a,4b、時刻パルス8bに基づいて払
拭パルス7a及びモード推移信号7c,7d、時間と雨量のク
リア用パルス7bを出力する。9は間欠モードの管理ブロ
ックであり、モード推移信号7c,7b及び時刻情報8aを基
に間欠モードの推移を行い、現在の間欠モードを示す信
号9aを出力する。尚、低速での連続払拭、高速での連続
払拭もそれぞれモードのひとつとして扱っている。10は
モータ駆動回路であり、モード情報9a、払拭パルス7aの
信号に基づいてワイパモータ11を駆動する。11はフロン
トガラス等を拭くワイパ用のモータである。
次に、上記装置の作動を説明する。
第2図〜第7図は第1図に示す構成の処理の流れを示
すものであり、第2図のSTARTから第7図までを1サイ
クルとして一定時間ごとに繰り返すものである。
すものであり、第2図のSTARTから第7図までを1サイ
クルとして一定時間ごとに繰り返すものである。
第2図は、第1図の識別手段3の処理を示す。
ステップ101において入力がしきい値以上か判定す
る。しきい値以下のものにおいては、ノイズと見なして
入力許可フラグを立てない。しきい値以上の場合におい
てはその後一定時間入力許可フラグを立てる。尚、この
時間は1滴の雨滴によるセンサ1の反応時間程度に定め
るとよい。
る。しきい値以下のものにおいては、ノイズと見なして
入力許可フラグを立てない。しきい値以上の場合におい
てはその後一定時間入力許可フラグを立てる。尚、この
時間は1滴の雨滴によるセンサ1の反応時間程度に定め
るとよい。
第3図は第1図の積算手段4の処理を示す。
リセット入力があればステップ111において積算値を
クリアする。積算処理はステップ114において行うが、
入力フラグが立っていることをステップ113で確認する
ので、雨滴信号分のみがSに加算されていく。リセット
入力はワイパ払拭のときに行われるので、積算値Sには
前回払拭してからの雨滴信号の積算値か得られる。この
積算値Sと基準値ref1,ref2と比較して出力することに
より、規定の雨滴が付着したかどうかを知ることができ
る。
クリアする。積算処理はステップ114において行うが、
入力フラグが立っていることをステップ113で確認する
ので、雨滴信号分のみがSに加算されていく。リセット
入力はワイパ払拭のときに行われるので、積算値Sには
前回払拭してからの雨滴信号の積算値か得られる。この
積算値Sと基準値ref1,ref2と比較して出力することに
より、規定の雨滴が付着したかどうかを知ることができ
る。
このref1とref2をボリューム値によって変えること
で、感度調整が可能である。
で、感度調整が可能である。
第4図は第1図の制御ブロック7の処理を示す。
積算出力4aが「H」であれば、それはフロントガラス
に規定上限の雨滴が付着したことを意味するので、間欠
時間を短くする必要があるので、モードUP信号7cを出力
するとともに直ちにワイパ払拭をしてフロントガラスの
雨滴を払う。雨滴を払ったので積算、時刻をクリアする
為にリセットパルス7bを出力する。
に規定上限の雨滴が付着したことを意味するので、間欠
時間を短くする必要があるので、モードUP信号7cを出力
するとともに直ちにワイパ払拭をしてフロントガラスの
雨滴を払う。雨滴を払ったので積算、時刻をクリアする
為にリセットパルス7bを出力する。
積算出力4aがローレベル(以下「L」と記す)であれ
ば、現在の間欠モードで示される時刻になったときに処
理がされる。この時点で積算出力4bが「H」であれば、
それはフロントガラスに付着した雨滴は規定上限と下限
の間にあることになり、この場合には現在の間欠時間が
適正であることを意味するので、この時点でワイパ払拭
をする。このときには間欠モードの変更は行わない。
ば、現在の間欠モードで示される時刻になったときに処
理がされる。この時点で積算出力4bが「H」であれば、
それはフロントガラスに付着した雨滴は規定上限と下限
の間にあることになり、この場合には現在の間欠時間が
適正であることを意味するので、この時点でワイパ払拭
をする。このときには間欠モードの変更は行わない。
ステップ123において、積算出力4bが「L」であれ
ば、それはフロントガラスに付着した雨滴が規定下限に
達していないことを意味し、この場合にはまたワイパ払
拭を行わず、間欠モードダウン信号7dを出力するだけで
ある。積算、時刻はクリアしないので、変更された間欠
モードにおける時刻において時刻パルス8bが「H」とな
り、ステップ123が再判定される。変更前の間欠時間をT
1、1ランク長い間欠時間をT2とすると、この再判定が
行われるまでの時間は(T2−T1)である。
ば、それはフロントガラスに付着した雨滴が規定下限に
達していないことを意味し、この場合にはまたワイパ払
拭を行わず、間欠モードダウン信号7dを出力するだけで
ある。積算、時刻はクリアしないので、変更された間欠
モードにおける時刻において時刻パルス8bが「H」とな
り、ステップ123が再判定される。変更前の間欠時間をT
1、1ランク長い間欠時間をT2とすると、この再判定が
行われるまでの時間は(T2−T1)である。
再判定時においても積算出力4bが「L」のときには間
欠モードのダウンが順次繰り返されることとなる。
欠モードのダウンが順次繰り返されることとなる。
雨量が増加したときはステップ120→ステップ121の経
路にて、雨量が減少したときにはステップ122→ステッ
プ123→ステップ125の経路にて、そして雨量が変化しな
いときにはステップ122→ステップ123→ステップ124の
経路で処理がされる。
路にて、雨量が減少したときにはステップ122→ステッ
プ123→ステップ125の経路にて、そして雨量が変化しな
いときにはステップ122→ステップ123→ステップ124の
経路で処理がされる。
第5図は、第1図の時間計測手段8の処理を示す。
リセットはワイパ払拭をしたとき行われ、時刻をクリ
アする。間欠モード9aで示される時刻において、時刻パ
ルス8bを出力するとともに、経過時間を8aに常時出力し
ておく。
アする。間欠モード9aで示される時刻において、時刻パ
ルス8bを出力するとともに、経過時間を8aに常時出力し
ておく。
第6図は第1図の管理ブロック9の処理を示す。
モードUPはステップ141にて行われ、その時点におけ
る経過時間8aよりも短くて一番近い間欠モードを選択す
る。
る経過時間8aよりも短くて一番近い間欠モードを選択す
る。
モードダウンはステップ143において行われ、間欠モ
ードを1ランクだけ下げる。尚、モードダウンは前述の
様に順次連続して処理されるので、急激な雨量減少にも
対応は可能である。
ードを1ランクだけ下げる。尚、モードダウンは前述の
様に順次連続して処理されるので、急激な雨量減少にも
対応は可能である。
尚、低速での連続払拭、高速での連続払拭も間欠時間
の短いモードという形で間欠モードと同様の取扱いをし
ている。
の短いモードという形で間欠モードと同様の取扱いをし
ている。
第7図は第1図のモータ駆動回路10の処理を示す。
ワイパモータの高速駆動は、ステップ150→ステップ1
51の経路にて、ワイパモータの低速駆動はステップ152
→ステップ157の経路で処理される。ワイパモータの間
欠駆動については、ステップ154で間欠ON時間がセット
され、この時間だけワイパモータを駆動する。
51の経路にて、ワイパモータの低速駆動はステップ152
→ステップ157の経路で処理される。ワイパモータの間
欠駆動については、ステップ154で間欠ON時間がセット
され、この時間だけワイパモータを駆動する。
第8図は本実施例の作動を説明するための図で、
(a)は雨滴、(b)は積算値、(c)はワイパ払拭を
各々示している。
(a)は雨滴、(b)は積算値、(c)はワイパ払拭を
各々示している。
以上詳細に説明したように、本実施例ではセンサに当
たる雨滴に確率的なばらつきが生じても安定した一定時
間の間欠払拭を行うことができ、しかも雨量増加、雨滴
減少したときにおいては速やかに新しい間欠モードに推
移することができ、その推移の過程においてもフロント
ガラス上の雨滴付着量を一定の範囲内に保つことができ
るという優れた効果を有する。
たる雨滴に確率的なばらつきが生じても安定した一定時
間の間欠払拭を行うことができ、しかも雨量増加、雨滴
減少したときにおいては速やかに新しい間欠モードに推
移することができ、その推移の過程においてもフロント
ガラス上の雨滴付着量を一定の範囲内に保つことができ
るという優れた効果を有する。
なお、固定されたいくつかの間欠時間を持つと記載さ
れているが、この間欠時間のきざみは荒くても細かくて
も本実施例の制御には差し障りはない。きざみが細かく
ほぼ連続した間欠時間であってもよい。
れているが、この間欠時間のきざみは荒くても細かくて
も本実施例の制御には差し障りはない。きざみが細かく
ほぼ連続した間欠時間であってもよい。
長い間欠においては間欠時間のばらつきが多少あって
も、特に問題がないため長い間欠においては2レベルで
管理する必要はない。この為、短い間欠については前述
の通りとし、長い間欠については積算値が一定レベルに
達したら払拭するという制御も可能である。これは第3
図におけるref1とref2を長い間欠においてはref1=ref2
とすることで得られる。この構成の場合においては雨量
増加時、車両加速時における応答が前述の場合よりもさ
らによいという効果がある。
も、特に問題がないため長い間欠においては2レベルで
管理する必要はない。この為、短い間欠については前述
の通りとし、長い間欠については積算値が一定レベルに
達したら払拭するという制御も可能である。これは第3
図におけるref1とref2を長い間欠においてはref1=ref2
とすることで得られる。この構成の場合においては雨量
増加時、車両加速時における応答が前述の場合よりもさ
らによいという効果がある。
小雨時においてはセンサの感度が低下する場合があ
り、この場合には特に長い間欠において雨滴を検出した
ら払拭をするという制御の追加で補正することができ
る。
り、この場合には特に長い間欠において雨滴を検出した
ら払拭をするという制御の追加で補正することができ
る。
一定時間ワイパを払拭しなかった場合においては、積
算をクリアするという制御により、非降雨時の誤払拭を
防止する効果が得られる。
算をクリアするという制御により、非降雨時の誤払拭を
防止する効果が得られる。
モードUP信号1回でモードUP処理をすると書いたが、
モードUP信号2回で、または連続2回でといった制御に
より、より一層安定した払拭が得られるという効果があ
る。ダウン処理についても同様である。
モードUP信号2回で、または連続2回でといった制御に
より、より一層安定した払拭が得られるという効果があ
る。ダウン処理についても同様である。
第8図のステップ141においてモードUP処理は、経過
時間8aよりも長くて一番近いモードかまたは現行モード
よりも1ランク短いモードという様に変更することがで
きる。
時間8aよりも長くて一番近いモードかまたは現行モード
よりも1ランク短いモードという様に変更することがで
きる。
以上説明したように、本発明によれば、センサに当た
る雨滴に確率的なばらつきが生じても、安定した一定時
間の間欠払拭を行うことができ、しかも、雨量が急激に
変化した時、速やかに新しい間欠モードに推移すること
ができ、特に、雨量が急激に増加した場合に、制御手段
からの間欠モードアップの信号を記憶手段に入力される
ことによって、前回ワイパ払拭してから積分手段の出力
が第2のしきい値を越えるまでの時間が、前回の間欠時
間より短い時に、記憶手段の記憶内容に基づいて、前回
の間欠モードから複数の間欠モードを飛び越して前回の
間欠時間より短い間欠モードに変えて、ワイパを駆動さ
せるので、間欠モードが1モードづつ変わるのではな
く、間欠モードが複数モードジャンプアップするため、
速やかに最適な間欠モードに推移することができるとい
う優れた効果が得られる。
る雨滴に確率的なばらつきが生じても、安定した一定時
間の間欠払拭を行うことができ、しかも、雨量が急激に
変化した時、速やかに新しい間欠モードに推移すること
ができ、特に、雨量が急激に増加した場合に、制御手段
からの間欠モードアップの信号を記憶手段に入力される
ことによって、前回ワイパ払拭してから積分手段の出力
が第2のしきい値を越えるまでの時間が、前回の間欠時
間より短い時に、記憶手段の記憶内容に基づいて、前回
の間欠モードから複数の間欠モードを飛び越して前回の
間欠時間より短い間欠モードに変えて、ワイパを駆動さ
せるので、間欠モードが1モードづつ変わるのではな
く、間欠モードが複数モードジャンプアップするため、
速やかに最適な間欠モードに推移することができるとい
う優れた効果が得られる。
第1図〜第8図は本発明の実施例に関するもので、第1
図は本実施例の全体構成を示すブロック図、第2図は第
1図の識別手段3の処理を示すフローチャート、第3図
は第1図の積算手段4の処理を示すフローチャート、第
4図は第1図の制御ブロック7の処理を示すフローチャ
ート、第5図は第1図の時間計測手段8の処理を示すフ
ローチャート、第6図は第1図の管理ブロック9の処理
を示すフローチャート、第7図は第1図のモータ駆動回
路10の処理を示すフローチャート、第8図は本実施例の
作動を説明するための図、第9図は本発明の従来技術を
説明するための図である。 1……雨センサ,2……雨滴検出手段,3……識別手段,4…
…積算手段,5……ボリューム検出手段,6……ボリュー
ム,7……制御ブロック,8……時間計測手段,9……管理ブ
ロック。
図は本実施例の全体構成を示すブロック図、第2図は第
1図の識別手段3の処理を示すフローチャート、第3図
は第1図の積算手段4の処理を示すフローチャート、第
4図は第1図の制御ブロック7の処理を示すフローチャ
ート、第5図は第1図の時間計測手段8の処理を示すフ
ローチャート、第6図は第1図の管理ブロック9の処理
を示すフローチャート、第7図は第1図のモータ駆動回
路10の処理を示すフローチャート、第8図は本実施例の
作動を説明するための図、第9図は本発明の従来技術を
説明するための図である。 1……雨センサ,2……雨滴検出手段,3……識別手段,4…
…積算手段,5……ボリューム検出手段,6……ボリュー
ム,7……制御ブロック,8……時間計測手段,9……管理ブ
ロック。
Claims (3)
- 【請求項1】雨を検知する雨センサと、 該雨センサの信号から雨滴信号を抽出する雨滴検出手段
と、 該雨滴信号を積分する積分手段と、 時間を計測する時間計測手段と、 ワイパ払拭させた時に前記積分手段の出力と前記時間計
測手段の出力をリセットするリセット手段と、 前記積分手段の出力と第1、第2のしきい値とをそれぞ
れ比較する第1、第2の比較手段と、 ワイパの間欠時間に応じた複数の間欠モードを記憶する
記憶手段と、 前記第1、第2の比較手段の比較結果と前記時間計測手
段の信号、及び前記記憶手段の記憶内容に基づいて前記
ワイパの動作を制御する制御手段を備え、 前記時間計測手段は前記記憶手段の記憶内容に基づいた
時刻に時刻信号を出し、 前記制御手段は該時刻信号発生時において、前記積分手
段の出力が前記第1のしきい値よりも小さい場合には、
前記記憶手段の間欠モードをダウンさせる信号を出力し
て、前記記憶手段の記憶内容に基づいて、間欠時間の長
い間欠モードに変え、前記積分手段の出力が前記第2の
しきい値よりも大きい場合には、前記記憶手段の間欠モ
ードをアップさせる信号を出力して、前回ワイパ払拭し
てから前記積分手段の出力が前記第二のしきい値を越え
るまでの時間が、前回の間欠時間より短い時に、前記記
憶手段の記憶内容に基づいて、前回の間欠モードから複
数の間欠モードを飛び越して前回の間欠時間より短い間
欠モードに変えて、前記ワイパを駆動させることを特徴
とする雨滴感応式オートワイパ制御装置。 - 【請求項2】感度調整手段を備え、 該感度調整手段は前記第1もしくは第2のしきい値の両
方を変えることを特徴とする請求項1記載の雨滴感応式
オートワイパ制御装置。 - 【請求項3】間欠時間がある値よりも大きいときには、
第1、第2のしきい値が等しくなることを特徴とする請
求項1記載の雨滴感応式オートワイパ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63209869A JP2661171B2 (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | 雨滴感応式オートワイパ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63209869A JP2661171B2 (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | 雨滴感応式オートワイパ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0257455A JPH0257455A (ja) | 1990-02-27 |
JP2661171B2 true JP2661171B2 (ja) | 1997-10-08 |
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ID=16579983
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63209869A Expired - Fee Related JP2661171B2 (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | 雨滴感応式オートワイパ制御装置 |
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---|---|
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---|---|---|---|---|
JP2006246930A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Tetsuo Kageyama | 額 |
JP4711746B2 (ja) * | 2005-05-31 | 2011-06-29 | 正博 名和 | 収納容器付き額縁 |
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