JPH07110602B2 - 自動ワイパ制御装置 - Google Patents

自動ワイパ制御装置

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JPH07110602B2
JPH07110602B2 JP60099182A JP9918285A JPH07110602B2 JP H07110602 B2 JPH07110602 B2 JP H07110602B2 JP 60099182 A JP60099182 A JP 60099182A JP 9918285 A JP9918285 A JP 9918285A JP H07110602 B2 JPH07110602 B2 JP H07110602B2
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雅仁 武藤
紀文 伊豫田
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Denso Ten Ltd
Toyota Motor Corp
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Denso Ten Ltd
Toyota Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、降雨量に応じて自動的にワイパを作動させる
自動ワイパ制御装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の自動ワイパ制御装置として、特開昭58−112855
号公報に記載されたものが知られている。この装置を簡
単に説明すると、雨滴パルスのレベルを平滑化し、平滑
化した値を基準値と比較することで降雨量を検出し、ワ
イパの作動モードを自動的に切り換えるものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、雨滴パルスを平滑化して降雨量を検出するも
のでは、平滑化した値がふらつき易く、また応答性が悪
いため降雨量の判定精度が悪く、正確なワイパ制御が行
えないという問題がある。
本発明は、この様な問題点を解決するもので、自動ワイ
パの制御精度を向上させることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の自動ワイパ制御装置は、雨滴を検出して該雨滴
径に比例した波高値を示すパルス列を出力する雨滴検出
器と、該パルス列の全ての波高値を順次積算するパルス
積算手段と、該積算値を基準値と比較し該積算値が基準
値に達したときワイパ駆動信号を出力すると共に前記パ
ルス積算手段の積算値をリセットする比較手段と、該ワ
イパ駆動信号が出力されたときワイパを駆動する駆動手
段とから構成されることを特徴とするものである。
〔作用〕
パルス積算手段は、雨滴検出器から出力される雨滴径に
比例した波高値を示すパルス列の全ての波高値を順次積
算するので正確な降雨量をつかむことができる。比較手
段は該積算値を基準値と比較し積算値が基準値に達した
ときワイパ駆動信号を出力する。
従って、正確な降雨量にしたがってワイパを制御できる
ため、制御精度が向上する。
〔実施例〕
第1図は本発明におけるパルス積算手段の一実施例で、
(a)は回路図、(b)は動作波形図である。本例のパ
ルス積分器は微分回路C0,R0、第2のオペアンプOP2、ダ
イオードD1、積分回路R1,C1、第1のオペアンプOP1から
なり、第2のオペアンプOP2の反転力(−)にはダイオ
ードD1の出力(カソード側電位)が帰還され、且つその
非反転入力(+)には帰還抵抗R2を介して出力OUTが帰
還される。
第1のオペアンプOP1は従来と同様にバッファとして使
用されるが、第2のオペアンプOP2はダイオードD1の順
方向電圧VFの降下を除去するために使用される。つま
り、ダイオードD1の出力をオペアンプOP2の反転端子の
入力に帰還すると、該オペアンプOP2の出力は非反転入
力にVFを加算した値となり、ダイオードD1の出力が反転
入力と等しくなる。例えば、非反転入力がV1のときオペ
アンプOP2は反転入力がV1となるように出力をV1+VF
上昇させるので、ダイオードD1のカソード側では(V1
VF)−VF=V1になり、VFの影響がなくなる。
しかも、オペアンプOP2の非反転入力にはそれまでの積
算出力OUTが帰還されているので、例えばOUT=V1のとき
にV2が入力すればオペアンプOP2の出力はV1+V2+VF
なり、出力OUTはV1+V2に上昇する。以下同様で、入力I
Nの波高値がV3,V4,……と続けば出力OUTはV1+V2+V3,V
1+V2+V3+V4,……と上昇する。尚、積分回路R1,C1
うちのR1を省略し、D1,C1で積分回路を構成することも
ある。
第2図はこの種のパルス積分器を利用した自動ワイパ制
御装置のブロック図で、1は落下する雨滴を検出して滴
径に比例した波高値のパルス列を出力する光学式の雨滴
検出器、2は該パルス列を入力INとする上記のパルス積
分器、3はその積算出力OUTが所定の基準値に達すると
出力Xを生じる比較器、4は該出力Xを受けてワイパモ
ータ5を一定期間駆動する駆動回路、6は該出力Xを受
けて積分器2をリセットする(例えばC1の雨滴を短絡す
る)リセット回路である。
積分器2はリセットされるとその時点から積分動作を再
開するので、ワイパモータ5は降雨量が多いほどワイパ
ブレード(図示せず)による払拭周期を短かくする。ま
た、雨滴が検出されない期間はワイパモータ5は作動し
ないので、動作、非動作が自動制御され、且つ動作周期
が自動制御されるワイパ装置となる。この場合のパルス
積分器2の積算出力は降雨量を示すので、これが正確な
ほどワイパ制御が理想的になる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、全ての雨滴パルスの
波高値を積算すると共に、ワイパ作動時に積算値をリセ
ットするため、積算値を窓ガラスに付着する雨滴の量と
対応付けて正確な降雨量を検出することができ、それに
応じてワイパを制御するため、自動ワイパの制御精度が
向上する。しかも、本発明によれば積算値が基準値に達
したときにワイパを作動させるようにしたため、ワイパ
を作動させるに適した量だけ雨滴が窓ガラスに付着した
ときはじめてワイパが作動することになり、窓ガラスに
付着する雨量に対してワイパの作動タイミングが早かっ
たり、遅かったりすることがなく、運転者のフィーリン
グにマッチしたワイパ制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す説明図、第2図は自動
ワイパ制御装置のブロック図である。 図中、OP1は第1のオペアンプ(バッファ)、OP2は第2
のオペアンプ、C0,R0は微分回路、R1,C1は積分回路、D1
はダイオード、R2は帰還抵抗である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤村 契二 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 武藤 雅仁 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 伊豫田 紀文 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 石川 誠司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−118978(JP,A) 実開 昭59−91948(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】雨滴を検出して該雨滴径に比例した波高値
    を示すパルス列を出力する雨滴検出器と、該パルス列の
    全ての波高値を順次積算するパルス積算手段と、該積算
    値を基準値と比較し該積算値が基準値に達したときワイ
    パ駆動信号を出力すると共に前記パルス積算手段の積算
    値をリセットする比較手段と、該ワイパ駆動信号が出力
    されたときワイパを駆動する駆動手段とから構成される
    ことを特徴とする自動ワイパ制御装置。
JP60099182A 1985-05-10 1985-05-10 自動ワイパ制御装置 Expired - Fee Related JPH07110602B2 (ja)

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JPH07121681B2 (ja) * 1988-12-19 1995-12-25 富士通テン株式会社 ワイパ制御装置
DE19526878A1 (de) * 1995-07-22 1997-01-23 Telefunken Microelectron Verfahren und Schaltungsanordnung zur Frequenzteilung

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JPS5346166U (ja) * 1976-09-24 1978-04-19
JPS6126161U (ja) * 1984-07-23 1986-02-17 トヨタ自動車株式会社 オ−トワイパ用雨量センサ

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