JP2782343B2 - オートワイパ装置 - Google Patents

オートワイパ装置

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JP2782343B2
JP2782343B2 JP63116186A JP11618688A JP2782343B2 JP 2782343 B2 JP2782343 B2 JP 2782343B2 JP 63116186 A JP63116186 A JP 63116186A JP 11618688 A JP11618688 A JP 11618688A JP 2782343 B2 JP2782343 B2 JP 2782343B2
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wiper
vehicle
vehicle speed
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automatic
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JP63116186A
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光 田中
栄樹 野呂
茂 木村
徹 田辺
治 松本
厚宏 瀧田
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Honda Motor Co Ltd
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Stanley Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は車両のワイパ装置を雨滴検出手段により自動
的に駆動するときの駆動方法に関するものである。
【従来の技術】
従来のこの種オートワイパ装置の構成の例を示すもの
が第3図であり、選択手段としてのスイッチ1には手動
モード位置mと自動モード位置aと停止位置sとが設け
られ、自動モード位置aにセットされているときには、
例えば発光部と受光部とが透明部材の内面反射を介して
接合されたセンサを有する雨滴検出手段2により降雨が
検出されたときには自動的にワイパモータWmに電源を供
給しワイパを駆動するものであり、また前記雨滴検出手
段2に降雨が検出されなくなったときには自動的に前記
ワイパモータWmへの電源供給を停止させ前記ワイパを停
止させるものである。
【発明が解決しようとする課題】
前記説明のように自動化を計りオートワイパとしたと
きには車両の供用時、即ちイグニッションが投入されて
いる限りにおいて全て自動モードで使用することが人手
を煩わさなくすると云う本来の目的からも好ましい。 しかしながら、例えば洗車機などを使用する場合など
には、その洗車位置まで自走し洗車後も自走で離れるも
のが多く、この場合前記イグニッションが投入されたま
ま洗車が行われることが通常である。このときに前記し
た自動モードに投入されていると洗車機中でワイパが動
作するものとなりワイパブレードの破損など問題点を生
ずるものとなり、この問題点の解決が課題とされるもの
であった。
【課題を解決するための手段】
本発明は前記した従来の課題を解決するための具体的
手段として、車両に付着する水滴を検出する水滴検出手
段と、自動モードと手動モードとを選択する選択手段
と、ワイパ装置を作動させるワイパ作動手段とを備え、
前記選択手段が自動モード選択時に水滴を検出した場合
にワイパ作動手段を駆動するオートワイパ装置におい
て、車速を検出する車速検出手段を備え、前記選択手段
が自動モード選択時に前記水滴検出手段が水滴を検出
し、尚且つ前記車速検出手段が車両の走行を検出したと
きに前記ワイパ作動手段を駆動すると共に、前記車速検
出手段が車両の走行から停止へと出力を変化させたとき
にも、この変化から後の所定時間だけは前記ワイパ作動
手段を駆動することを特徴とするオートワイパ装置を提
供することで、前記した従来の課題を解決するものであ
る。
【実 施 例】
つぎに、本発明を図に示す一実施例に基づいて詳細に
説明する。 尚、理解を容易とするために従来例と同じ部分には同
じ符号を付して説明し、重複する部分については一部そ
の説明を省略する。 第1図は発明のオートワイパ装置をブロック図で示す
ものであり、前記した従来例のものと同様に選択手段と
してのスイッチ1の自動モードaには雨滴検出手段2が
接続されているものであるが、同時に本発明により例え
ばスピードメータを利用して車速検出手段3が設けら
れ、前記雨滴検出手段2の出力と前記車速検出手段3と
の出力はANDゲート4を介して前記ワイパモータWmへ接
続されている。 ここで本発明の作用を説明すれば、前記雨滴検出手段
2は降雨を検出して出力を生ずるものであり、前記車速
検出手段3は車両の走行を検出して出力を生ずるもので
あるので、何れか一方に出力が無いときには前記ANDゲ
ート4を介したことで前記ワイパモータWmは駆動されな
いものとなり、ワイパは停止する。 このことは、当然に前記した洗車機中などでは前記ワ
イパが動作することが無いので洗車機中で一々に前記ス
イッチ1を停止位置sに切り換える手間を省くものとな
る。 尚、第1図中に符号5で示すものはタイマであり、こ
のタイマ5は前記車速検出手段3の出力が在る状態から
無い状態に変化したとき、即ち車両の状態で説明すれば
走行状態から停止状態に移行したときに起動し所定の時
限だけ出力を保持するものであり前記車速検出手段3の
出力とはORゲート6を介して前記ANDゲート4の一方の
入力に接続されるものであるので、このタイマ5の設定
時限を例えば標準的な停止信号の時限に近いものと設定
することで、信号停止時に前記車速検出手段3の出力が
無くなることでワイパが停止し、信号待ち状態での視界
を失うことを防止するものとなる。 第2図に示すものは本発明の別な実施例を示すので、
前記タイマ5は更に前記選択手段であるスイッチ1の停
止位置sあるいは手動モード位置mからの自動モード位
置aへの切換でも起動するものとされている。 このとき前記で説明したように、このタイマ5は前記
車速検出手段3の出力の有から無への移行、即ち立下が
りで起動されるものとされているので、前記自動モード
位置aへ反転ゲート7を介して接続し、前記タイマ5へ
の入力の極性を整合させている。 このようにしたことで、例えば降雨中に運転を開始す
るときにはイグニッション(図示は省略する)の投入と
共に、前記雨滴検出手段2と前記タイマ5とに出力を生
ずるものとなり、これによりワイパモータWmは前記タイ
マ5に設定された一定時限だけ駆動されるものとなるの
で、運転開始前の停車中に付着した雨滴により前方視界
が得られぬままに車両の発進を開始する事態を無くする
ものとする。 尚、上記の何れの実施例も構成を明確に示すために夫
々が独立した各手段をゲートを使用して接続した例で示
したが、実際の実施に当ってはこれらの各手段と各ゲー
トとの全てを例えばマイクロコンピュータ上に構成する
ことは自由であり、また、このようにすることが本発明
の要旨を損なうものでないことは云うまでもない。
【発明の効果】
以上に説明したように本発明により、車速検出手段を
設け、この車速検出手段の出力が無いときには自動モー
ドにおいて水滴検出手段が水滴を検出する状態にあって
もその作動を禁止するようにしたことで、例えば洗車時
にワイパが動作しワイパーブレードの破損を生ずるなど
の不都合を防止するものとなり、一々にこのような事態
に停止位置に切換を行い更に洗車の終了後に再度自動モ
ード位置に戻すなどの取扱の複雑さも無くして、この種
のオートワイパの実用性の向上に優れた効果を奏するも
のであり、更に停車後の一定時限とイグニッション投入
後の一定時限とをタイマにより前記車速検出装置の出力
のいかに係わらず自動モードを保持させることで、信号
待ち時あるいは走行開始時にワイパを動作させ前方視界
が得られぬままに発進することを無くして本発明のオー
トワイパ装置の実用性を一層に向上させる効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るオートワイパ装置の一実施例を示
す略示的なブロック図、第2図は同じく本発明の別の実
施例を示す略示的なブロック図、第3図は従来例を示す
略示的なブロック図である。 1……スイッチ a……自動モード位置 m……手動モード位置 s……停止位置 2……雨滴検出手段 3……車速検出手段 4……ANDゲート 5……タイマ 6……ORゲート 7……反転ゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野呂 栄樹 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 木村 茂 神奈川県横浜市緑区桜台41―924 (72)発明者 田辺 徹 東京都町田市金井町1937―28 (72)発明者 松本 治 東京都府中市押立町1―35―1 (72)発明者 瀧田 厚宏 神奈川県横浜市緑区荏田南2―17―8― 402 (56)参考文献 実開 昭62−189274(JP,U) 実開 昭61−169761(JP,U) 実開 昭62−163456(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に付着する水滴を検出する水滴検出手
    段と、自動モードと手動モードとを選択する選択手段
    と、ワイパ装置を作動させるワイパ作動手段とを備え、
    前記選択手段が自動モード選択時に水滴を検出した場合
    にワイパ作動手段を駆動するオートワイパ装置におい
    て、車速を検出する車速検出手段を備え、前記選択手段
    が自動モード選択時に前記水滴検出手段が水滴を検出
    し、尚且つ前記車速検出手段が車両の走行を検出したと
    きに前記ワイパ作動手段を駆動すると共に、前記車速検
    出手段が車両の走行から停止へと出力を変化させたとき
    にも、この変化から後の所定時間だけは前記ワイパ作動
    手段を駆動することを特徴とするオートワイパ装置。
  2. 【請求項2】前記水滴検出手段が水滴を検出し、尚且つ
    前記選択手段が手動モードから自動モードへと選択の変
    更が成されたときには、前記車速検出手段に車両の停止
    が検出されているときにも、前記選択の変更から後の所
    定時間だけ前記ワイパ作動手段を駆動することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のオートワイパ装置。
JP63116186A 1988-05-13 1988-05-13 オートワイパ装置 Expired - Lifetime JP2782343B2 (ja)

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JPH01285443A JPH01285443A (ja) 1989-11-16
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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