JPH0323894Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0323894Y2
JPH0323894Y2 JP16016584U JP16016584U JPH0323894Y2 JP H0323894 Y2 JPH0323894 Y2 JP H0323894Y2 JP 16016584 U JP16016584 U JP 16016584U JP 16016584 U JP16016584 U JP 16016584U JP H0323894 Y2 JPH0323894 Y2 JP H0323894Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rainfall
threshold
mode
amount
determining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16016584U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61146461U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16016584U priority Critical patent/JPH0323894Y2/ja
Publication of JPS61146461U publication Critical patent/JPS61146461U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0323894Y2 publication Critical patent/JPH0323894Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車両用オートワイパ、特にオートモー
ドにおけるワイパ払拭速度を運転者の感覚に合せ
て任意に変更することができる車両用オートワイ
パに関するものである。
[従来の技術] 近年、雨滴検知センサ(雨センサ)を使用して
降雨量に応じたワイパ払拭速度を自動的に変更し
て雨滴の払拭作用を行わせる車両用オートワイパ
が提案されている。
このような車両用オートワイパにおいて、降雨
量に応じてワイパの払拭速度を切替えるための判
定用閾値は平均的な運転者の感覚に合せて実験的
に求められた値に設定されているのが一般的であ
るが、多種多様な運転者に最適なワイパの作動を
実現するために、前述したワイパ払拭速度の切替
え判定用閾値を運転者の感覚に合致させた車両用
オートワイパが本出願人により提案されている
(実願昭59−120332)。
この装置によれば、ワイパの払拭速度を自動的
に切替える判定用閾値の設定は、ワイパスイツチ
切替時に行われており、例えば突然雨が降り出し
てワイパスイツチをオフ状態からワイパAUTO
に切替えた場合、その時に降つていた降雨量の雨
センサによる検出値がワイパの切替え閾値として
記憶される。そして、このワイパスイツチは複数
段に分れており、このワイパスイツチを切り替え
る時に、AUTOモードでの各払拭速度の切替え
判定用閾値をそれぞれ運転者の感覚に合せて設定
することができ、この閾値に基づいて停止・間
欠・低速・高速モードの切替えを自動的に行うこ
とが可能となる。
また、設定した閾値により払拭速度の変化が運
転者に最適でない場合には、再度のワイパスイツ
チの切替え動作によつて新しい閾値に自由に設定
することができ、簡単な切替え動作により運転者
にとつて最適なワイパ払拭作用を実現することが
できる。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の問題点 しかしながら、上記従来の車両用オートワイパ
では、AUTOモードでの払拭速度の切替え判定
用閾値は降雨量が増加して払拭速度を上げようと
する切替時、例えば停止→間欠、間欠→低速、低
速→高速の切替時に設定されており、降雨量が多
くなつていく場合は最適な払拭作用を得ることが
できるが、逆に降雨量が減少していく場合には最
適な払拭作用を得ることができないという問題が
あつた。
すなわち、AUTOモードにおいて、高速→低
速、低速→間欠、間欠→停止のように払拭速度を
下げようとする場合には、実際に降雨量が減少し
ても車体屋根部あるいはフロントガラス上部に残
された雨滴があるため、払拭速度を上げていく場
合に比べて時間的な遅れをもつて切替えを行う必
要がある。従つて、判定用閾値を払拭速度を上げ
る場合に運転者の感覚に合せて最適な値に設定し
ても、払拭速度を下げる場合には最適な払拭速度
の切替え状態を達成することができないという問
題があつた。
考案の目的 本考案は上記従来の課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、ワイパ払拭速度を上げる場合
と下げる場合との両者においてそれぞれ運転者の
感覚に最適な払拭速度でワイピング動作を行わせ
る車両用オートワイパを提供することにある。
[問題点を解決するための手段及び作用] 前記目的を達成するために、本考案は、雨セン
サの検出信号に応じてワイパ払拭速度を自動的に
変更する車両用オートワイパにおいて、オート
(AUTO)モードと停止モード(スイツチオフ状
態)・低速モード(Loモード)・高速モード(Hi
モード)等のマニユアルモードとを選択するワイ
パスイツチのようなモード選択手段と、このモー
ド選択手段でAUTOモードを選択したときに前
記雨センサの検出信号が判定用閾値以上であるか
否かを判定し、その判定結果に基づいてワイパ払
拭速度を、例えば停止・間欠・低速・高速モード
等に制御する自動ワイパ駆動制御手段と、前記モ
ード選択手段の一方向の切替えによつて該切替時
における前記雨センサの検出信号値を雨量が増加
する場合の判定用閾値として変更可能な雨量増加
閾値設定手段と、モード選択手段の他方向の切替
えによつて該切替時における雨センサの検出信号
値を雨量が減少する場合の判定用閾値として変更
可能な雨量減少閾値設定手段とを含み、雨量が増
加する場合の前記判定用閾値は雨量が増加する場
合の判定用閾値を下回らないように制限され、ま
た雨量が減少する場合の判定用閾値は雨量が増加
する場合の判定用閾値を上回らないように制限さ
れ、雨量の増加、減少時の判定用閾値にヒステリ
シス特性を持たせたことを特徴とする。
以上のような構成により、雨量が変化して
AUTOモードにおける停止→間欠、間欠→低速、
低速→高速方向の払拭速度が上がつて行くモード
切替えと高速→低速、低速→間欠、間欠→停止方
向の払拭速度が下がつていくモード切替えとが
別々の判定用閾値で行われ、また雨量が増加、減
少するときの判定用閾値にヒステリシス特性をも
たせているので、運転者の感覚に最適な払拭速度
にてワイパの動作を行わせることができるという
利点を有する。
[実施例] 以下図面に基づいて本考案の好適な実施例を説
明する。
第1図には本考案に係る車両用オートワイパの
一例が示され、降雨量は雨センサ10にて検出さ
れ降雨量に応じたレベルの検出信号が自動ワイパ
駆動制御手段12に入力される。
ワイパ払拭速度を選択するワイパスイツチ14
は、OFFモード・AUTOモード・Loモード・Hi
モードが選択可能であり、AUTOモードでは自
動的に停止・間欠・低速・高速モードが選択され
る。そして、ワイパスイツチ14から出力される
払拭モード信号は自動ワイパ駆動制御手段12に
入力されており、該自動ワイパ駆動制御手段12
は雨センサ10からの降雨量検出信号に基づいて
所定の演算処理を実行してワイパ駆動信号を出力
する。
本考案において特徴的なことは、雨量が増加す
る場合と減少する場合との両者においてそれぞれ
別個にAUTOモードの払拭速度の切替えの判定
用閾値を設定することであり、ワイパスイツチ1
4の速度モード信号は雨量増加閾値設定手段16
と雨量減少閾値設定手段18とに入力されてい
る。該雨量増加閾値設定手段16はワイパ14の
OFF→AUTO、AUTO→Lo、Lo→Hiの切替時
にAUTOモードでの停止→間欠、間欠→低速、
低速→高速モードへの切替え判定用閾値を順に設
定し、また雨量減少閾値設定手段18ではHi→
Lo、Lo→AUTO、AUTO→OFFのワイパスイ
ツチ14の切替時にオートモードでの高速→低
速、低速→間欠、間欠→停止モードへの切替え判
定用閾値を順に設定する。すなわち、雨センサ1
0の降雨量検出信号は雨量増加閾値設定手段1
6、雨量減少閾値設定手段18の両者に入力され
ており、この降雨量検出値をVS、降雨量の基準
値をVB(通常O値とする)として、その差の絶対
値|VS−VB|がワイパスイツチ14の切替えの
際に設定され、雨量が増加する場合と雨量が減少
する場合における各払拭速度モード切替えの判定
用閾値として設定される。
従つて、第2図に示されるように、雨量か増加
する場合には実線で示される位置で判定用閾値が
設定され、絶対値|VS−VB|がaのとき停止モ
ードから間欠モードへ切り替える〔停止→間欠〕
判定用閾値A1Wup、bのとき〔間欠→低速〕判
定用閾値ALup、cのとき〔低速→高速〕判定用
閾値AHupとしてそれぞれ設定される。また、雨
量が減少する場合には、破線で示されるように、
絶対値|VS−Vb|がc′のとき〔高速→低速〕判
定用閾値AHdown、b′のとき〔低速→間欠〕判
定用閾値ALdown、a′のとき〔間欠→停止〕判定
用閾値A1Wdownとして設定される。このような
設定は、運転者の通常の感覚によつて行うとすれ
ば、ワイパ払拭速度を下げていく場合に設定され
る判定用閾値が、払拭速度を上げていく場合に設
定される判定用閾値より下回ることになり、ヒス
テリシス特性を持つた判定用閾値によつてワイパ
の払拭速度が制御されることとなる。
また、雨量増加閾値設定手段16とは雨量減少
閾値設定手段18は互いにデータ交換が可能なよ
うに接続されており、雨量が減少する場合の判定
用閾値は雨量が増加する場合の閾値を越えないよ
うに制限され、このときには雨量が増加する場合
の判定用閾値、例えば〔低速→高速〕判定用閾値
AHupを〔低速→高速〕判定用閾値AHdownと
して設定する。一方、雨量が増加する場合の判定
用閾値も同様に雨量が減少する場合の判定用閾値
を越えないように制限されている。
そして、前記雨量増加閾値設定手段16と雨量
減少閾値設定手段18との出力信号は自動ワイパ
駆動制御手段12に入力されており、雨センサ1
0の降雨量検出信号と閾値設定手段16,18に
て設定された閾値に基づいて自動的に払拭速度が
決定され、該払拭速度にてワイパモータ20を駆
動させる。
本考案は以上のような構成からなり、次にその
作用を説明する。
第3A,B図は本考案における車両用オートワ
イパの動作を示すフローチヤートであり、まずイ
グニツシヨンスイツチをオン状態とすることによ
り処理の実行が開始され、ステツプ100で初期
化を行い次いでステツプ102で基準値VBを読
込む。この場合の基準値VBは非降雨時の雨セン
サ10の検出信号に対応するものであり、次い
で、ステツプ104で雨センサ10の検出値VS
を読込んでからステツプ106に移行する。
このステツプ106では、降雨量検出値VS
基準値VBの差の絶対値|VS−VB|が、雨量を増
加する場合の〔低速→高速〕判定用閾値AHupを
越えているか否かを判定し、|VS−VB|>AHup
であるときにはステツプ108に移行して
AUTO高速用フラグFH“1”にセツトした状態
でステツプ110に移行し、|VS−VB|≦AHup
であるときには直接ステツプ110に移行する。
ステツプ110では、絶対値|VS−VB|が雨
量が増加する場合の〔間欠→低速〕判定用閾値
ALupを越えているか否かを判定し、|VS−VB
≦AHupであるときには直接ステツプ112に移
行し、|VS−VB|>ALupであるときにはステツ
プ114に移行する。そして、ステツプ114で
は、AUTO高速用フラグFHが“1”にセツトさ
れているか否かを判定し、フラグFHが“1”に
セツトされていないときにはステツプ116に移
行してAUTO低速用フラグFLを“1”にセツト
した状態でステツプ112に移行し、フラグFH
が“1”にセツトされているときにはステツプ1
18に移行する。次いで、ステツプ118では、
|VS−VB|が雨量が減少する場合の〔高速→低
速〕判定用閾値AHdownを越えているか否かを
判定し、|VS−VB|≦AHdownであるときには
ステツプ120に移行してAUTO低速用フラグ
FLを“1”にセツトした状態でステツプ112
に移行し、|VS−VB|>AHdownであるときに
は直接ステツプ112に移行する。
以上説明したステツプ110からステツプ12
0までは、第2図に示される絶対値|VS−VB
がbからcの範囲内にあるときの動作であり雨量
が増加する場合(実線)にはステツプ116で
AUTO低速フラグFLを確認し、雨量が減少する
場合(破線)にはステツプ120でAUTOモー
ドの高速フラグFHを低速フラグFLに変更する。
ステツプ112で、絶対値|VS−VB|が雨量
が増加する場合の〔間欠→低速〕判定用閾値
A1Wupを越えているか否かを判定し、|VS−VB
|≦A1Wupであるときには直接ステツプ122
に移行し、|VS−VB|>A1Wupであるときには
ステツプ124に移行する。そして、ステツプ1
24では、AUTO低速用フラグFLが“1”にセ
ツトされているか否かを判定し、フラグFLが
“1”にセツトされていないときにはステツプ1
26に移行してAUTO間欠用フラグF1Wを“1”
にセツトした状態でステツプ122に移行し、フ
ラグFLが“1”にセツトされているときにはス
テツプ128に移行する。次いで、ステツプ12
8では、絶対値|VS−VB|が雨量が減少する場
合の〔低速→間欠〕判定用閾値ALdownを越えて
いるか否かを判定し、絶対値|VS−VB|≦
ALdownであるときにはステツプ130移行して
AUTO間欠用フラグF1Wを“1”にセツトした
状態でステツプ122に移行し、|VS−VB|>
ALdownであるときには直接ステツプ122に移
行する。
以上説明したステツプ112からステツプ13
0までは、第2図に示される|VS−VB|がaか
らbの範囲にあるときの動作であり、雨量が増加
する場合(実線)にはステツプ126でAUTO
間欠用フラグF1Wを確認し、雨量が減少する場
合(破線)にはAUTOモードの低速用フラグFL
を間欠用フラグF1Wに変更する。
ステツプ122では、AUTO間欠用フラグ
F1Wが“1”にセツトされているか否かを判定
し、間欠用フラグF1Wが“1”にセツトされて
いないときにはステツプ132に移行して
AUTO停止用フラグFOFFを“1”にセツトし
た状態でステツプ134(第3B図)に移行し、
AUTO間欠用フラグF1Wが“1”にセツトされ
ていないときには直接ステツプ136に移行す
る。
次いで、ステツプ136では、絶対値|VS
VB|が雨量が減少する場合の〔間欠→停止〕判
定用閾値A1Wdownを越えているか否かを判定
し、|VS−VB|≦A1Wdownであるときにはステ
ツプ138に移行してAUTO停止用フラグ
FOFFを“1”にセツトした状態でステツプ13
4に移行し、|VS−VB|>A1Wdownであるとき
には直接ステツプ134に移行する。
以上説明したステツプ122からステツプ13
8までは、第2図に示される|VS−VB|がa以
下の範囲内にあるときの動作であり、雨量が増加
する場合(実線)にはステツプ132でAUTO
停止用フラグFOFFを確認し、雨量が減少する場
合(破線)にはステツプ138でAUTOモード
の間欠用フラグF1Wを停止用フラグFOFFに変更
する。
次に、ステツプ134(第4図)では、ワイパ
スイツチ14でモード切替えが行われた否かを判
定する。そして、モード切替えを行わないときに
は後述するステツプ188に移行するが、ワイパ
スイツチ14が切替えられた場合にはステツプ1
40に移行する。
ステツプ140では、モード切替えがOFFモ
ードからAUTOモードへの切替えであるか否か
を判定し、“N”(NO)であるときにはステツプ
142に移行し、“Y”(YES)のであるときに
はステツプ144に移行する。そして、ステツプ
144では、雨量が増加する場合の〔停止→間
欠〕判定用閾値A1Wupが雨量が減少する場合の
〔間欠→停止〕判定用閾値A1Wdownを越えたか
否かを判定し、A1Wup≦A1Wdownであるとき
にはステツプ146に移行してA1Wdownを
A1Wupとして設定変更し、A1Wup>A1Wdown
であるときにはステツプ148に移行して絶対値
|VS−VB|をA1Wupとして設定した後にステツ
プ188に移行する。
ステツプ142では、モード切替えがOFFモ
ードからLoモードあるいはAUTOモードからLo
モードへの切替えであるか否かを判定し、“N”
であるときにはステツプ150に移行し、“Y”
であるときにはステツプ152に移行する。そし
て、ステツプ152ではが雨量が増加する場合の
〔間欠→低速〕判定用閾値ALupが雨量が減少す
る場合の〔低速→間欠〕判定用閾値DLdownを越
えているか否かを判定し、ALup≦ALdownであ
るときにはステツプ154に移行してALdownを
ALupとして設定変更し、ALup>ALdownであ
るときにはステツプ156に移行して絶対値|
VS−VB|をALupとして設定した後にステツプ1
88に移行する。
ステツプ150では、モード切替えがOFFモ
ードからHiモード、AUTOモードからHiモード
あるいはLoモードからHiモードへの切替えであ
るか否かを判定し、“N”であるときにはステツ
プ158に移行し、“Y”であるときにはステツ
プ160に移行する。そして、ステツプ160で
は雨量が増加する場合の〔低速→高速〕判定用閾
値AHupが雨量が減少する場合の〔高速→低速〕
判定用閾値AHdownを越えているか否かを判定
し、AHup≦AHdownであるときにはステツプ
162に移行してAHdownをAHupとして設定
変更し、AHup>AHdownであるときにはステ
ツプ164に移行し絶対値|VS−VB|をAHup
として設定した後にステツプ188に移行する。
以上説明したステツプ140から164まで
は、雨量が増加する場合の判定用閾値をワイパス
イツチ14(第1図)の時計回り方向の切替えに
よつて設定する動作である。
次いで、ステツプ158ではモード切替えが
HiモードからLoモードへの切替えであるか否か
を判定し、“N”であるときにはステツプ166
に移行し、“Y”であるときにはステツプ162
に移行する。そして、ステツプ168では雨量が
減少する場合の〔高速→低速〕判定用閾値
AHdownが雨量が増加する場合の〔低速→高速〕
判定用閾値AHupを越えているか否かを判定し、
AHdown≧AHupであるときにはステツプ17
0に移行してAHupをAHdownとして設定変更
し、AHdown<AHupであるときにはステツプ
172に移行して絶対値|VS−VB|をAHdown
として設定した後にステツプ188に移行する。
ステツプ166ではモード切替えがHiモード
からAUTOモードあるいはLoモードからAUTO
モードへの切替えであるか否かを判定し、“N”
であるときにはステツプ174に移行し、“Y”
であるときにはステツプ176に移行する。そし
て、ステツプ176では雨量が減少する場合の
〔低速→間欠〕判定用閾値ALdownが雨量が増加
する場合の〔間欠→低速〕判定用閾値ALupを越
えているか否かを判定し、ALdown≧ALupであ
るときにはステツプ178に移行してALupを
ALdownとして変更設定し、ALdown<AHupで
あるときにはステツプ180に移行して絶対値|
VS−VB|をALdownとして設定した後にステツ
プ188に移行する。
ステツプ174では、モード切替えがHiモー
ドからOFFモード、LoモードからOFFモードあ
るいはAUTOモードからOFFモードへの切替え
であるか否かを判定し、“N”であるときにはス
テツプ188に移行し、“Y”であるときにはス
テツプ182に移行する。そして、ステツプ18
2では雨量が減少する場合の〔間欠→低速〕判定
用閾値A1Wdownが雨量が増加する場合の〔停止
→間欠〕判定用閾値A1Wupを越えているか否か
を判定し、A1Wdown≧A1Wupであるときには
ステツプ184に移行してA1WupをA1Wdown
として設定変更し、A1Wdown<A1Wupである
ときにはステツプ186に移行して絶対値|VS
−VB|をA1Wdownとして設定した後にステツ
プ188に移行する。
以上説明したステツプ158から184まで
は、雨量が減少する場合の判定閾値をワイパスイ
ツチ14の反時計回り方向の切替えによつて設定
する動作である。
ステツプ188では、ワイパスイツチ14で
Loモードが選択されているか否かを判定し、Lo
モード以外のモードであるときにはステツプ19
0に移行し、Loモードであるときにはステツプ
192に移行してワイパモータ20を低速駆動す
る低速処理を行つてステツプ104に戻る。
ステツプ190では、ワイパスイツチ14で
Hiモードが選択されているか否かを判定し、Hi
モード以外のモードであるときにはステツプ19
4に移行し、Hiモードであるときにはステツプ
196に移行してワイパモータ20を高速駆動す
る高速処理を行つてステツプ104に戻る。
ステツプ194では、ワイパスイツチ14で
AUTOモードが選択されているか否かを判定し、
AUTOモード以外のモードであるときにはステ
ツプ198に移行してワイパモータ20の停止処
理を行つてステツプ104に戻り、AUTOモー
ドであるときにはステツプ200に移行する。
ステツプ200では前記ステツプ108で
AUTO高速用フラグFHが“1”にセツトされて
いるか否かを判定し、セツトされているときには
これをリセツトして前記ステツプ196に移行
し、ワイパモータ20を高速駆動する高速処理を
行い、セツトされていないときにはステツプ20
2に移行する。
ステツプ202では、前記ステツプ116,1
20でAUTO低速用フラグFLが“1”にセツト
されているか否かを判定し、セツトされていると
きにはこれをリセツトして前記ステツプ192に
移行し、ワイパモータ20を低速駆動する低速処
理を行い、セツトされていないときにはステツプ
204に移行する。
ステツプ204では、前記ステツプ126,1
30でAUTO間欠用フラグF1wが“1”にセツ
トされているか否かを判定し、セツトされている
ときにはこれをリセツトしてステツプ206に移
行し、ワイパモータ20を所定時間間隔で一回動
作する一回ワイピング処理を行つてステツプ10
4に移行し、セツトされていないときにはステツ
プ208に移行する。
ステツプ208では、前記ステツプ132,1
38でAUTO停止用フラグFOFFが“1”にセ
ツトされているか否かを判定し、セツトされてい
るときにはこれをリセツトしてステツプ198に
移行して、ワイパモータを停止させ、セツトされ
ていないときにはステツプ104に移行する。
以上の処理がイグニツシヨンスイツチがOFF
状態となるまで繰返し実行され、雨量が増加する
場合と減少する場合のそれぞれの払拭速度の切替
え判定用閾値はメモリ内に記憶されており、イグ
ニツシヨンスイツチがOFF状態でも記憶内容が
保持されている。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、雨量が
増加する場合と雨量が減少する場合とで別々の閾
値をヒステリシス特性を持たせて設定するように
したので、雨量の増加、減少する場合の両者にお
いて運転者の感覚に合せた最適な払拭速度にてワ
イパを動作させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用オートワイパの好
適な実施例を示すブロツク図、第2図はワイパ払
拭速度の切替え判定用閾値の設定条件を示すグラ
フ図、第3A,B図は実施例の車両用オートワイ
パの処理手段を示すフローチヤート図である(第
3A図の処理手順方向300は第3B図の処理手順方
向300′、第3B図の処理手順方向400は第3A図
の処理手順方向400′に接続している) 10……雨センサ、12……自動ワイパ駆動制
御手段、14……ワイパスイツチ、16……雨量
増加閾値設定手段、18……雨量減少閾値設定手
段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オートモードと複数のマニアルモードとを選択
    するモード選択手段と、該モード選択手段でオー
    トモードを選択したときに雨センサの検出信号が
    判定用閾値以上であるか否かを判定し、該判定結
    果に基づきワイパ払拭速度を制御する自動ワイパ
    駆動制御手段と、前記モード選択手段の一方向の
    切替えによつて該切替時における前記雨センサの
    検出信号値を雨量が増加する場合の判定用閾値と
    して変更可能な雨量増加閾値設定手段と、モード
    選択手段の他の方向の切替えによつて該切替時に
    おける雨センサの検出信号値を雨量が減少する場
    合の判定用閾値として変更可能な雨量減少閾値設
    定手段とを含み、雨量が増加する場合の前記判定
    用閾値は雨量が減少する場合の判定用閾値を下回
    らないようにし、また雨量が減少する場合の判定
    用閾値は雨量が増加する場合の判定用閾値を上回
    らないようにして、雨量の増加、減少時の判定用
    閾値にヒステリシス特性を持たせたことを特徴と
    する車両用オートワイパ。
JP16016584U 1984-10-23 1984-10-23 Expired JPH0323894Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16016584U JPH0323894Y2 (ja) 1984-10-23 1984-10-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16016584U JPH0323894Y2 (ja) 1984-10-23 1984-10-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61146461U JPS61146461U (ja) 1986-09-09
JPH0323894Y2 true JPH0323894Y2 (ja) 1991-05-24

Family

ID=30718091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16016584U Expired JPH0323894Y2 (ja) 1984-10-23 1984-10-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0323894Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61146461U (ja) 1986-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6657410B1 (en) Control device for a windscreen wiper device
JP4175266B2 (ja) ワイパ装置
EP1609687A2 (en) Rain detection system and method for controlling the same
CA2008596A1 (en) Device for controlling a drive mechanism for an automotive accessory
JPH09367U (ja) ワイパの自動制御装置
JP4656439B2 (ja) 車両のウィンカー制御装置
JPH0323894Y2 (ja)
JP3636955B2 (ja) 車両用雨滴検出装置
CN114852016A (zh) 基于雨刮开关、雨量与车速控制的雨刮调节系统及其方法
JP3738517B2 (ja) ワイパ装置
JPH0321319Y2 (ja)
JPS6078844A (ja) 車両用ワイパ制御装置
US5789888A (en) Arrangement for operating a wiper
JPH06328998A (ja) ワイパ自動制御装置
KR100387573B1 (ko) 와이퍼 제어 방법
JPS61129657U (ja)
KR100510304B1 (ko) 차량의 우적 감응형 와이퍼 동작 제어 방법
JPH054453Y2 (ja)
KR100412735B1 (ko) 운전자 셋팅형 레인 센서 제어방법
JPS626852A (ja) 車両用オ−トワイパの制御方法
JP4788067B2 (ja) ワイパ装置
JPH04244457A (ja) 車両用ワイパー制御装置
KR100466087B1 (ko) 와이퍼 컨트롤 시스템 및 그 제어 방법
JPS60252045A (ja) 車両用オ−トワイパの制御方法
JPS61291249A (ja) 車両用オ−トワイパの制御方法