JPH09367U - ワイパの自動制御装置 - Google Patents

ワイパの自動制御装置

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JPH09367U
JPH09367U JP011964U JP1196496U JPH09367U JP H09367 U JPH09367 U JP H09367U JP 011964 U JP011964 U JP 011964U JP 1196496 U JP1196496 U JP 1196496U JP H09367 U JPH09367 U JP H09367U
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JP
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sensor
switch
threshold value
wiper
control device
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JP011964U
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ヴアルラーフエン ヴエルナー
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フアオ デー オー アードルフ シントリング アクチエンゲゼルシヤフト
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 湿度に依存したワイパの制御をそのつどの可
視条件に適合させること。 【解決手段】 ワイパはさらに手動操作可能なスイッチ
を介して投入接続可能であり、該スイッチの操作によっ
て閾値が低減され、装置の投入接続後の閾値は、投入接
続時点でセンサから送出された出力電圧に等しいか又は
やや低い値をとるように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ガラス上の湿度を検出指示するセンサを有し、該センサが所定の閾 値を上回る湿度を検出指示した場合にはワイパが投入接続される、ワイパの自動 制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ワイパの制御装置は既に公知である。この装置では、フロントガラス上の雨滴 による湿気度が所定の閾値を上回った場合にワイパモータが自動的に作動される 。フロントガラス上の濡れ具合を検知するための様々なセンサも公知である。さ らに公知の装置においては、閾値が固定的に設定されているか又は段階的に変化 可能である。しかしそれぞれ使用されているセンサは、閾値回路と共働して信号 を送出する。この信号はそのつどの視界不良の度合いを十分に表すことができな い。このことは部分的に主観的な多くの条件に依存している。従って例えば個人 の視力とその他の可視状況が非常に重要である。雨滴は昼間よりも夜間の場合に 特に対向車のヘッドライトの眩惑によって非常に障害的に作用する。さらに雨滴 の量と表面張力とフロントガラスの汚れ具合によって、視界が種々の度合いで影 響を受ける。さらにセンサに起因する変化が視界度測定器としてのセンサの信号 の働き、有意性に不都合な影響を与える。このような変化とは、例えば温度依存 性、経年変化、製造過程に起因する許容誤差、容量性／抵抗性センサ装置におけ る雨滴の導電率等である。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、それ自体湿度に依存したワイパの制御をそのつどの可視条件 に適合させることである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
前記課題は本考案により、ワイパはさらに手動操作可能なスイッチを介して投 入接続可能であり、該スイッチの操作によって閾値が低減され、装置の投入接続 後の閾値は、投入接続時点でセンサから送出された出力電圧に等しいか又はやや 低い値をとるように構成されて解決される。
【０００５】 本考案の手段によれば、自動車のドライバがそのつど感じる可視条件とワイパ 制御との適合化が簡単に行われるようになる。この場合にドライバが払うべき注 意はごくわずかでしかない。ワイパが投入接続されている際の感度を低減するの にドライバに求められることは単に次のようなことだけである。すなわち濡れた フロントガラスによって視界が妨げられた場合にいずれにせよドライバ自身によ って行われていることだけである。応答感度はその都度の手動による投入接続操 作が早まることによって高められるが、この感度の低減は、雨滴の付着によって 再投入接続が必要となるまでワイパを遮断することによって行うことができる。
【０００６】 本考案の別の実施例では、スイッチを操作した際にこの時点でセンサから送出 された出力電圧に閾値が低減されるように構成されている。さらに別の実施例で は、閾値は装置の投入接続後において投入接続時点でセンサから送出された出力 電圧に等しいか又はやや小さい値をとるように構成されている。
【０００７】 これらの実施例によって、ドライバ自身が先にワイパの投入接続を必要とみな していた湿り具合においてワイパの再投入接続が確実となる。
【０００８】 さらに別の実施例では、長い期間装置を投入接続した場合には最後に存在して いて記憶された値を閾値がとるように構成されている。
【０００９】 さらに別の実施例では、閾値は短時間内の装置の再投入接続の際にその時点で センサから送出された出力電圧にほぼ等しい値をとるように構成されている。
【００１０】 本考案の別の有利な実施例では、プログラム付きのマイクロコンピュータが設 けられており、前記プログラムによって規則的にセンサとスイッチが走査検出さ れ、閾値を上回った場合とスイッチが操作された場合はワイパが投入接続又は遮 断され、スイッチを操作した場合には閾値が実際のセンサ信号に依存して適合化 されるように構成されている。
【００１１】
【考案の実施の形態】
次に本考案を図面に基づき詳細に説明する。
【００１２】 図１に示された装置においては、フロントガラスの湿り具合が容量性センサ１ によって検知される。このセンサ１には搭載電源の端子１５、障害電圧フィルタ ２、安定化回路３を介して作動電圧が供給される。この容量性湿度センサ自体は 既に公知のものなのでここでの詳細な説明は省く。センサ１には増幅器が配設さ れており、そのためセンサ１の出力電圧がいわゆる１チップマイクロコンピュー タ５のアナログ／デジタル変換器に直接供給される。マイクロコンピュータ５は 、操作スイッチ６と接続されており、この操作スイッチ６は有利にはハンドコラ ムスイッチとして構成され、このスイッチは連続運転および自動運転のための係 止位置、ならびに１回だけの拭き取り過程のための第１の位置を有している。リ レー段７を介してここでは図示されていない通常のワイパ装置のモータ８がマイ クロコンピュータ５の出力側に接続されている。
【００１３】 図２に示されているプログラムは、ステップ１１で初期化され、引き続きステ ップ１２でスイッチ状態が走査検出される。その後スイッチが投入接続状態（自 動運転）に位置しているか否かによって、分岐１３が生じる。この状態でない限 りは、ループ形態のプログラム部１２と１３が経過する。スイッチが入ると同時 にステップ１４において閾値設定が行われる。これは例えば閾値を不揮発性メモ リから読み出すことによって行うことができる。しかしスイッチが投入された瞬 間のセンサの出力電圧を閾値として使用することも可能であり、場合によっては 、この出力電圧のやや下側の値を閾値として使用することも可能である。
【００１４】 ステップ１５においては閾値が実際の出力電圧と比較される。比較値に依存し て分岐１６が行われる。閾値に達しない場合には、ステップ１７でその間にスイ ッチが操作されたか否かの走査検出が行われる。スイッチが操作されていない場 合にはプログラム１５が繰り返される。しかしスイッチがその間に操作されてい た場合には、プログラム部１８において閾値が、前述したようにセンサの出力信 号に依存して適合化される。それに基づいてステップ１９ではワイパがトリガさ れる。ステップ１５においてセンサの出力信号が既に閾値よりも大きいことが検 出されたならば、スイッチ位置がインタロゲートされることなくワイパモータが 直接トリガされる。
【００１５】 閾値の変化によるスイッチの遮断及び再投入接続かあるいは、しばらくの間雨 がやむことによるスイッチの遮断及び再投入接続かを区別するために次元素子を 設けることも可能である。装置が短時間だけ遮断されたり、もしくはスイッチが 短時間だけ遮断位置にもたらされると、センサの目下の出力信号と同じ値か又は そのすぐ下の値が閾値として設定される。しかしながら装置が比較的長い間遮断 されていると、再投入接続の際にはメモリにファイルされている閾値が設定され る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案による装置のブロック回路図である。
【図２】図１による装置に設けられたマイクロコンピュ
ータに対するプログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
１ 容量性センサ ２ 障害電圧フィルタ ３ 安定化回路 ４ アナログ／デジタル変換器 ５ マイクロコンピュータ ６ 操作スイッチ ７ リレー段 ８ モータ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ガラス上の湿度を検出指示するセンサを
    有し、該センサが所定の閾値を上回る湿度を検出指示し
    た場合にはワイパが投入接続される、ワイパの自動制御
    装置において、 前記ワイパはさらに手動操作可能なスイッチ（６）を介
    して投入接続可能であり、該スイッチ（６）の操作によ
    って閾値が低減され、 装置の投入接続後の閾値は、投入接続時点でセンサから
    送出された出力電圧に等しいか又はやや低い値をとるこ
    とを特徴とする、ワイパの自動制御装置。
  2. 【請求項２】 前記スイッチ（６）を操作した際の閾値
    は、ほぼ当該時点でセンサから送出される出力電圧に低
    減される、請求項１記載のワイパの自動制御装置。
  3. 【請求項３】 比較的長い時間をおいて装置を投入接続
    した際の閾値は、最後に存在していて記憶された値をと
    る、請求項１又は２記載のワイパの自動制御装置。
  4. 【請求項４】 短時間内での装置の再投入接続の際の閾
    値は、当該時点でセンサから送出された出力電圧にほぼ
    同じ値をとる、請求項１〜３いずれか１項記載のワイパ
    の自動制御装置。
  5. 【請求項５】 プログラム付きのマイクロコンピュータ
    （５）が設けられている、前記プログラムによって規則
    的にセンサ（１）とスイッチ（６）が走査検出され、閾
    値を上回った際およびスイッチ（６）を操作した際にワ
    イパが投入接続又は遮断され、スイッチ（６）を操作し
    た際に実際のセンサ信号に依存して閾値が適合される請
    求項１〜４いずれか１項記載のワイパの自動制御装置。
JP011964U 1989-12-02 1996-11-22 ワイパの自動制御装置 Pending JPH09367U (ja)

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DE3939938A DE3939938A1 (de) 1989-12-02 1989-12-02 Einrichtung zur steuerung eines scheibenwischers
DE3939938.9 1989-12-02

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