JPH0544468U - ネジ締め機のドライバビツト駆動機構 - Google Patents

ネジ締め機のドライバビツト駆動機構

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Publication number
JPH0544468U
JPH0544468U JP10461291U JP10461291U JPH0544468U JP H0544468 U JPH0544468 U JP H0544468U JP 10461291 U JP10461291 U JP 10461291U JP 10461291 U JP10461291 U JP 10461291U JP H0544468 U JPH0544468 U JP H0544468U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driver bit
screw
cylinder
nose portion
bit
Prior art date
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Pending
Application number
JP10461291U
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English (en)
Inventor
建司 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP10461291U priority Critical patent/JPH0544468U/ja
Publication of JPH0544468U publication Critical patent/JPH0544468U/ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】工具本体1にノーズ部2を固定し、ドライバビ
ット8をノーズ部2から出没させるようにする。 【構成】ノーズ部2内にシリンダ12を形成し、該シリ
ンダ12内に摺動自在に収容されたピストン16と上記
シリンダ12の前壁を貫通して上記ノーズ部2の先端か
ら突出可能に設けられたドライバビット8とを軸方向に
共動するように結合するとともに、工具本体1の前方に
突出したビット駆動軸6にドライバビット8を連動回転
且つ摺動可能に結合するとともに、前記シリンダ12の
ピストン16を挟んだ両室に圧縮空気を供給・排出する
エア通路を接続した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ネジ締め機の工具本体の前端にネジ保持用のチャック部を備えたノ ーズ部を固定し、ノーズ部からドライバビットを出没させて駆動するネジ締め機 のドライバビット駆動機構に関するものである。
【0002】
【従来技術】
一般に、ノーズ部に供給されたネジをチャック機構で保持し、該ノーズ部を工 具本体に対し後退移動させることにより、ドライバビット先端にネジを保持させ た状態でノーズ部から突出させるようにしたネジ締め機が知られている(例えば 特願平3ー163862号)。この技術によれば、ドライバビットを回転駆動す るように支持した工具本体に対して、ネジ保持用のチャック機構を具備したノー ズ部が軸方向にスライド可能に支持され、このノーズ部が作動機構により軸線方 向にスライド駆動されるように構成されている。したがって、ネジがノーズ部内 に供給されたときは、ドライバビットがノーズ部のネジ供給位置から退避する前 進位置まで駆動され、その後ノーズ部内に供給されたネジを保持したドライバビ ットがノーズ部の先端から更に突出するような後退位置まで移動される。
【0003】 このように、工具本体に対してノーズ部が作動機構によってドライバビットの 前方まで駆動されるので、作業にあたってはノーズ部の突出を考慮に入れなけれ ばならない。このため、作業性に問題があるほか、不慣れな作業者が使用する場 合はノーズ部の前方移動によって被ネジ締め材の表面を傷つけるおそれれがある 。
【0004】
【考案の目的】
本考案は前記欠点に鑑み、ノーズ部によって被ネジ締め材を傷つけることのな いドライバビット駆動機構を提供することをその目的とする。
【0005】
【目的を達成するための手段】
前記目的を達成するため、本考案に係るネジ締め機のドライバビット駆動機構 は、ネジ締め機の工具本体の前端にねじ保持用のチャック部を備えたノーズ部を 固定し、該ノーズ部内にシリンダを形成し、該シリンダ内に摺動自在に収容され たピストンと上記シリンダの前壁を貫通して上記ノーズ部の先端から突出可能に 設けられたドライバビットとを軸方向に共動するように結合するとともに、工具 本体の前方に突出したビット駆動軸にドライバビットを連動回転且つ摺動可能に 結合するとともに、前記シリンダのピストンを挟んだ両室に圧縮空気を供給・排 出するエア通路を接続したことを特徴とする。
【0006】
【考案の作用、効果】
前記構成によれば、エア通路に対する圧縮空気の供給、排気の切換えにより、 ピストンとドライバビットは回転しながら前進又は後退する。前進時にはドライ バビットの先端部がチャック部に保持されたネジに係合し、ネジを回転させなが らノーズ部の先端から突出させてネジ締め作業を行なうことができる。また、ネ ジ締め終了後は、ドライバビットを後退させてノーズ部の先端から没入させる。
【0007】 このように、ネジ締め作業時及びネジ締め終了時にドライバビットは工具本体 に対し常に一定位置にあるノーズ部から出没するので、作業者は従来のようにノ ーズ部が工具本体から相対的に伸びるのを考慮してネジ締め機を被ネジ締め材か ら必要以上に離すという操作をする必要がない。したがって、作業性が向上する ほか、非熟練者でもノーズ部によって被ネジ締め材を傷つけるおそれがない。ま た、ノーズ部の相対移動がないので、ネジの送りも確実になる。
【0008】
【実施例】
以下、図面によって本考案の実施例について説明すると、図1はネジ締め機を 示すもので、符号1はネジ締め機の工具本体、2は工具本体1の前端に固定され たノーズ部を示す。工具本体1にはスイッチレバー3とモータ4と減速機構5と が設けられ、減速機構5に連係したビット駆動軸6が工具本体1から前方に突出 している。ビット駆動軸6の断面は多角形である。
【0009】 ノーズ部2にはネジ保持用のチャック部7とドライバビット8を摺動自在に収 容したビット収容孔9とネジ供給装置10に接続するネジ供給孔11と工具本体 1の前端に開口するシリンダ12とが形成されている。ネジ供給孔11の先端は ビット収容孔9に開口し、上記チャック部7はネジ供給孔11から圧送されたネ ジ13を保持するように構成されている。ネジ13を保持するチャック機構は公 知のものでよい。
【0010】 上記シリンダ12の前壁14には上記ビット収容孔9が形成され、後壁15に は工具本体1から突出してシリンダ12内に進入したビット駆動軸6が貫通して いるとともに、内部にはピストン16が摺動自在に収容されている。該ピストン 16はドライバビット8と軸方向に共動するように一体に結合している。ドライ バビット8の先端はノーズ部2の先端から突出可能に設けられている。また、ド ライバビット8の内部には基端に開口する軸孔17が形成されている。軸孔17 は断面多角形状に形成され、該軸孔17にはビット駆動軸6が嵌合している。こ のため、ドライバビット8はビット駆動軸6の回転に連動して回転するとともに 、同時に軸方向に摺動可能である。
【0011】 なお、この実施例においてはピストン16とドライバビット8が一体に結合さ れて構成されているが、ピストン16とドライバビット8との間に相対回転可能 な結合構造を形成して回転可能な結合構造とすることも可能である。
【0012】 次に、シリンダ12にはピストン16を挟んだ両室の端部に圧縮空気を供給・ 排出するエア通路18、19が接続されている。そして、両エア通路18、19 はコントローラ20を介して圧縮空気供給源21と電源22とに接続している。 なお、コントローラ20内の電空弁により、スイッチレバー3の握り時又は放し 時に、両エア通路18、19に対する圧縮空気の切換えが行なわれるように構成 されている。
【0013】 次に、前記構成のネジ締め機の作動態様について説明すると、ネジ締め作業に あたり、まず供給装置10を駆動してノーズ部2にネジ13を圧送し、チャック 部7に保持させる。図1に示す初期状態において、一方のエア通路18にはコン トローラ20から圧縮空気が供給され、他方のエア通路19は排気に切換えられ 、シリンダ12内のピストン16とドライバビット8は工具本体1側の後退位置 に片寄せられている。ここで、スイッチレバー3を握ると、モータ4が回転し、 減速機構5に連係したビット駆動軸6が回転するので、ドライバビット8も回転 する。同時にコントローラ20内の電空弁が作動し、エア通路18、19に対す る圧縮空気の供給、排気が切換えられるため、図2のようにピストン16とドラ イバビット8は回転しながら前進する。その途中でドライバビット8の先端部が チャック部7に保持されたネジ13に係合し、ネジ13を回転させながらノーズ 部2の先端から突出するので、被ネジ締め材にネジ13が螺入される。
【0014】 ネジ締め終了後、スイッチレバー3を戻すと、電源22が切れてモータ4が停 止し、電空弁が初期状態に切換えられるから、ピストン16とともにドライバビ ット8が後退し、ドライバビット8の先端はノーズ部2から没入し、原位置に復 帰移動する。その後、コントローラ20内の遅延回路によりネジ供給装置10に 信号が送られ、ネジ13がノーズ部2のチャック部7に圧送され、初期状態とな る。
【0015】 上述のように、ネジ締め作業時及びネジ締め終了時にドライバビット8は工具 本体1に対し常に一定位置にあるノーズ部2から出没するので、作業者は従来の ようにノーズ部2が工具本体1から相対的に伸びるのを考慮してネジ締め機を被 ネジ締め材から必要以上に離すという操作をする必要がない。したがって、作業 性が向上するほか、非熟練者でもノーズ部2によって被ネジ締め材を傷つけるお それがない。また、ノーズ部2の相対移動がないので、ネジ13の送りも確実に なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るネジ締め機の一部を断面で示した
側面図である。
【図2 上記ネジ締め機の作動態様説明図である。 【符号の説明】 1 工具本体 2 ノーズ部 6 ビット駆動軸 8 ドライバビット 12 シリンダ 16 ピストン 18 エア通路 19 エア通路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネジ締め機の工具本体の前端にねじ保持
    用のチャック部を備えたノーズ部を固定し、該ノーズ部
    内にシリンダを形成し、該シリンダ内に摺動自在に収容
    されたピストンと上記シリンダの前壁を貫通して上記ノ
    ーズ部の先端から突出可能に設けられたドライバビット
    とを軸方向に共動するように結合するとともに、工具本
    体の前方から上記シリンダ内に突出したビット駆動軸に
    ドライバビットを連動回転且つ摺動可能に結合するとと
    もに、前記シリンダのピストンを挟んだ両室に圧縮空気
    を供給・排出するエア通路を接続したことを特徴とする
    ネジ締め機のドライバビット駆動機構。
JP10461291U 1991-11-25 1991-11-25 ネジ締め機のドライバビツト駆動機構 Pending JPH0544468U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10461291U JPH0544468U (ja) 1991-11-25 1991-11-25 ネジ締め機のドライバビツト駆動機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP10461291U JPH0544468U (ja) 1991-11-25 1991-11-25 ネジ締め機のドライバビツト駆動機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0544468U true JPH0544468U (ja) 1993-06-15

Family

ID=14385265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10461291U Pending JPH0544468U (ja) 1991-11-25 1991-11-25 ネジ締め機のドライバビツト駆動機構

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JP (1) JPH0544468U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS591171A (ja) * 1982-06-23 1984-01-06 ソニー株式会社 ドライバ−装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS591171A (ja) * 1982-06-23 1984-01-06 ソニー株式会社 ドライバ−装置

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