JP2004090210A - ねじ締め機 - Google Patents

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Yoshitaka Akiba
秋葉 美隆
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

【課題】ねじ先端を接合金具の穴に確実に締めることができるようにすると共に短時間で多数のねじを締められるねじ締め機を提供する。
【解決手段】ねじ締め機本体1をノーズ部15に進退可能に取付けると共に連結ねじ3を収納しスプリング13により押圧されるフィーダ14により連結ねじ3を給送するマガジン部5先端をノーズ部15に取付け、連結ねじ3の先頭のねじ2の先端をノーズ部15先端より前方に突出させるようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば木造住宅において木材を接合金具の穴を介してねじ止めするためのねじ締め機に関するもので、連続ねじ締めが可能でかつねじ締め位置に正確に締め込むことができるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来接合金具を介して木材を接合するのに釘を使用するのが一般的であり、このための釘打機として実公平6−47665号や特開2001−328078等が提案されている。これら釘打機は、接合金具の穴に釘を正確に打ち込めるように、釘先端が釘打ち出し部の前方に突出しているのが特徴である。
【0003】
近年木造住宅の耐震性を向上させるために、釘の代りにねじを使用するのが主流になりつつある。このため、図9に示す如く、例えば電動ドライバ1を用いてねじ2を締めるのが一般的であった。しかしこの方法では多数のねじ2を短時間で締めるには限界があり、連結ねじを使用して締める連結ねじドライバが提案されている。なお図9において、6はドライバ1の先端から突出し、ドライバ1により回転されるドライバビット(以下単にビットという)、10はドライバ1の駆動を制御するトリガ、17は接合金具、22は木材である。
【0004】
図10に圧縮空気により駆動される連結ねじドライバの一例を示す(例えば特許文献1参照)。このドライバは、周知の如く、ドライバ本体に推力をかけて図中左方に押し進めエアモータにより回転されるビット6によりねじ2を回転させてねじ2を締めるものである。ねじ2は、周知の如く、ドライバ本体の前進時に突出した送りレバーを押し上げて回転されるスプロケットによりビット6の前方に送られる。ねじ2の前方にはねじ2の締め付け時のガイドとなる先端ガイド18が設けられている。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−262870号公報(図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図10の連結ドライバにより多数のねじ2を締め付けることが可能となった。しかしねじ2の先端が先端ガイド18より前方に突出することがないので、金具17の穴17aに合わせて締め付けることが容易でない。またねじ2の送りは、先端から突出した送りレバーを押し上げスプロケットを回転させることにより行うため、送りレバーを押し上げる荷重が大きく作業疲労が大きかった。またスプロケットの機構が複雑で信頼性が低かった。
【0007】
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、構造が単純で安価、作業疲労が少なく連続ねじ締め及び穴狙いが可能なねじ締め機を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、ねじ締め機本体をノーズに進退可能に取付けると共に連結ねじを収納しスプリングにより押圧されるフィーダにより連結ねじを給送するマガジン先端をノーズに取付け、連結ねじの先頭のねじ先端をノーズ先端より前方に突出させることにより達成される。
【0009】
【発明の実施形態】
以下一実施形態を示す図1〜図5を参照して本発明を説明する。
【0010】
ねじ締め機1は、図示しないモータ、減速機構を有する動力部7、ハンドル部8、トリガレバー10により開閉される起動スイッチ9等から構成されるねじ締め機本体(以下単に本体という)1、本体1の前方に固定されたガイド部材21、前記動力部7により回転され、ガイド部材21の先端より前方に突出したビット6等から構成される。
【0011】
本体1はガイド部材21を介してノーズ部15に進退可能に支持され、ノーズ部15にはビット6の前方にねじ締めされる連結ねじ3の先頭のねじ2を位置させる射出部4が形成されている。本体1はノーズ部15とガイド部材21との間に設けられたスプリング16により図1中上方すなわちねじ締め方向と反対の方向すなわち後方に付勢押圧されている。
【0012】
ノーズ部15にはマガジン部5の前端部が装着されている。マガジン部5には例えば図4、図5に示される連結ねじ3が収容され、連結ねじ3の後端を押して先頭ねじ2を射出部4側に押すフィーダ14及びフィーダ14を押すスプリング13の周知構成が図3に示す如く設けられている。射出部4に位置する先頭ねじ2の先端はノーズ部15の先端より前方に突出するように、ねじ2の長さ、ノーズ部15の寸法等が設定されている。
【0013】
なお図4に示す連結ねじ3は、ねじ2を挟んで2枚の連結帯3cにより連結したもので、この構成ではねじ締め時に連結帯3cが飛散する恐れがある。この連結帯3cの飛散を防止するために図5の連結ねじ3は、連結帯3dから一体に設けられた保持部3eによりねじ2を挟んで保持するようにしたものである。
【0014】
上記した本発明実施形態のねじ締め機によれば、先頭ねじ2の先端がノーズ部15の先端より前方に突出しているので、接合金具17の穴17aに確実にねじ込めるようになる。ねじ締め時には連結ねじ3の2番目のねじ2の給送がビット6により阻止され、ねじ締めが終了してビット6すなわち本体1が上昇すると、2番目のねじ2が、スプリング13及びフィーダ14の作用により、自動的に射出部4内に給送されるので、連続したねじ締めが可能となり、短時間で多数のねじ2を締めることが可能となる。またねじ締めも本体1をスプリング16に抗して押し進めるだけの操作でよく、小さい推力で済み操作者の疲労が少なくなるという効果を奏し得るようになる。
【0015】
図6は本発明の他の実施形態の要部を示すもので、2番目以降のねじ2の先端及びマガジン部5の底で接合金具17や接合部材が傷付けられるのを防止するために、マガジン部5の先端の底にクッション材11を設け、ねじ2先端やマガジン部5の底が接合金具17や接合部材に直接接触しないようにしたものである。
【0016】
図7、図8は、特開平11−28675号で提案したねじ締め機に本発明を適用した本発明の更に他の実施形態を示す。図7はねじ締め前、図8はねじ締め終了時を示す。このねじ締め機は、前記公開公報に詳細に説明されている如く、エアモータ71、遊星減速歯車72、遊星減速歯車72により回転され、長手方向に沿って設けられた1対の溝を有する回転体73、回転体73により回転され、下端にビット取付部75及びピストン部76を有する回転移動部材74、回転移動部材74のピストン部76を案内するシリンダ77等から構成される。トリガ10を操作することにより、前記回転移動部材74が下降しながら回転するので、ビット6によりねじ2は締め付けられる。
【0017】
この実施形態によっても、上記図1〜図3に示す実施形態と同様に、金具17の穴に狙ってねじ2を締めることが可能になると共にねじ締め終了と同時に次のねじ2が自動的に送られるので多数のねじを短時間で締めることが可能となる。
【0018】
次に図11と図12を用いて本発明の更に他の実施形態を説明する。図11と図12は図10に示す従来のねじ締め機に本発明を取り入れたものである。
図11、図12は一般住宅内装の石膏ボードねじ止め作業用としてのねじ締め機である。図11の特徴はねじ送り機構部品である送りレバーとスプロケットがなく、マガジン部5がノーズ部15に固定され、本体1にあるビット6の軸方向に往復動可能に支持されている。ねじ先端で石膏ボードの表面に傷をつけるのを防止するため、先頭ねじ2の先端はノーズ部15内にある。トリガ10を操作し、本体を押し付けることによって図12の如く先頭ねじ2がねじ込まれる。
【0019】
この時必要な押し荷重は、先頭ねじ2をねじ込むに必要な荷重であり、従来のようなねじ2を送るための荷重は必要なく、軽い荷重ですむ。またねじ送り機構がシンプルであり信頼性が高い。
ねじ込み途中、ねじ込み完了時の2番目以降のねじ2とビット6との関係は図2、図8と同様である。
【0020】
以上、図1、図11に示すマガジン5と一体のノーズ部15は本体1に対し往復動可能に支持されているが、この限りではなく、例えば回動も可能である。
【0021】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、従来周知のマガジン部及び電動ドライバまたは回転移動部材を利用したエア式ねじ締め機とを組み合わせた簡単な構成により、ねじを正確なねじ締め位置にねじ込みできるようになると共に多数のねじを締めることが可能となり、ねじ締めが効率よく行うことが可能となって操作者の疲労を少なくできる等の作用効果を奏し得るようなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ねじ締め機の一実施形態を示す一部断面正面図。
【図2】図1のねじ締め終了時点の状態を示す一部断面正面図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】本発明で使用される連結ねじの一例を示す正面図及び側面図。
【図5】本発明で使用される連結ねじの他の例を示す正面図及び側面図。
【図6】本発明ねじ締め機の他の実施形態を示す要部の断面正面図。
【図7】本発明ねじ締め機の更に他の実施形態で締付開始前を示す一部断面正面図。
【図8】図7のねじ締め終了時を示す一部断面正面図。
【図9】従来の電動ドライバによるねじ締め作業を示す正面図。
【図10】従来の連結ねじドライバによるねじ締め作業を示す正面図。
【図11】本発明の他の実施形態で締付開始前を示す一部断面正面図。
【図12】図11のねじ締め終了時を示す一部断面正面図。
【符号の説明】
1はねじ締め機本体、2はねじ、3は連結ねじ、4は射出部、5はマガジン部、6はビット、15はノーズ部、17は接合金具、17aは金具穴。

Claims (5)

  1. ねじ締め機本体をノーズに進退可能に取付けると共に連結ねじを収納しスプリングにより押圧されるフィーダにより連結ねじを給送するマガジン先端をノーズに取付けたことを特徴とするねじ締め機。
  2. ねじ締め機本体をノーズに進退可能に取付けると共に連結ねじを収納しスプリングにより押圧されるフィーダにより連結ねじを給送するマガジン先端をノーズに取付け、連結ねじの先頭のねじ先端をノーズ先端より前方に突出させることを特徴としたねじ締め機。
  3. 前記連結ねじの先頭ねじが射出部にセットされた時、先頭ねじの先端が射出部先端より前方に突出するよう、射出部先端とマガジン部を形成したことを特徴とする請求項2記載のねじ締め機。
  4. ねじ締め機本体と、ねじ締め機本体先端に設けられ、ねじ締め機本体によって回転されるドライバビットと、ドライバビットの軸方向に移動可能に設けられ、ドライバビットの移動通路を形成する射出部と、射出部に固定され、連結ねじを収納する収納部及び連結ねじを射出部に送る給送部を有するマガジン部を備えたことを特徴とするねじ締め機。
  5. 前記連結ねじ先端に対向するマガジン部先端の底をクッション部材で形成したことを特徴とする請求項4記載のねじ締め機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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