JPH07266246A - ネジ締め機における駆動モータの自動停止装置 - Google Patents

ネジ締め機における駆動モータの自動停止装置

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JPH07266246A
JPH07266246A JP7801494A JP7801494A JPH07266246A JP H07266246 A JPH07266246 A JP H07266246A JP 7801494 A JP7801494 A JP 7801494A JP 7801494 A JP7801494 A JP 7801494A JP H07266246 A JPH07266246 A JP H07266246A
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JP
Japan
Prior art keywords
screw
drive motor
driver bit
nose portion
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP7801494A
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English (en)
Inventor
Takeo Fujiyama
武男 藤山
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Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ネジが被ねじ込み材8に対して所定のねじ込み
深さまでねじ込まれたときにドライバビット3の回転を
自動的に止めること。 【構成】ネジ締め機本体1に、ノーズ部2の後退移動と
ともに後方に移動する移動手段と、ノーズ部2の後退移
動によりネジが所定のねじ込み深さに至ったときに移動
手段(アジャストロッド9と切り替えロッド10)に関
連して駆動モータ4の起動スイッチをオフ作動させるス
イッチ作動手段(切り替えプレート22)とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネジ締め機が作動して
ネジが所定のねじ込み深さまでねじ込まれたときに自動
的に駆動モータの起動スイッチを切る駆動モータの自動
停止装置に関する。
【0002】
【従来技術】通常のネジ締め機は、ドライバビットを設
けたネジ締め機本体に対して前後方向に摺動するノーズ
部を設け、該ノーズ部の前端を被ねじ込み材に押し当て
て後退移動させることで相対的に前進したドライバビッ
トを回転させることにより、ノーズ部の前端に供給され
たネジを被ねじ込み材にネジ込むものであるが、ネジ締
めを終了する時に駆動用モータの慣性力やドライバビッ
トの回転駆動を停止させるトリガの解放タイミングの遅
れなどによりねじ込み深さにバラつきが生じたり、ネジ
頭の溝がつぶれたり、さらに首飛びが生じたりするトラ
ブルが発生していた。
【0003】
【発明の目的】本発明は前記問題点を解消し、ネジが被
ねじ込み材に対して所定のねじ込み深さまでねじ込まれ
たときにドライバビットの回転を自動的に止めることが
できるネジ締め機における駆動モータの自動停止装置を
提供することをその目的とする。
【0004】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るネジ締め機における駆動モータの自動
停止装置は、ネジ締め機本体の内部にドライバビットと
ドライバビットの回転駆動モータとを設け、ネジ締め機
本体に対して上記ドライバビットの軸方向に相対的に前
後方向に摺動するノーズ部を設け、該ノーズ部の後退移
動により相対的に前進したドライバビットがノーズ部の
前端に供給されたネジを被ねじ込み材にネジ込むネジ締
め機において、上記ネジ締め機本体に、上記ノーズ部の
後退移動とともに後方に移動する移動手段と、上記ノー
ズ部の後退移動によりネジが所定のねじ込み深さに至っ
たときに上記移動手段に関連して上記駆動モータの起動
スイッチをオフ作動させるスイッチ作動手段とを設けた
ことを特徴とする。
【0005】なお、前記起動スイッチを切るときに駆動
モータに逆起電力をかけて停止させるのが好ましい。
【0006】
【発明の作用、効果】請求項1の発明によれば、ねじ締
め作業にあたりノーズ部を被ねじ込み材に押し付けて後
退移動させるとともに、起動スイッチを作動させると、
上記ノーズ部の後退移動により移動手段も後方に移動す
る。この移動手段の移動に関連してスイッチ作動手段が
作動し、ネジが所定のねじ込み深さに至ったときに上記
スイッチ作動手段が駆動モータの起動スイッチをオフ作
動させる。
【0007】このように、ノーズ部の後退移動時にネジ
が所定のねじ込み深さに至ったときに起動スイッチが自
動的にオフ作動してドライバビットの回転を停止させる
から、トリガの解放タイミングに関係なく、常に良好な
ねじ締めを実現することができる。
【0008】請求項2の発明によれば、駆動モータには
逆起電力が働くため、その回転は急停止する。このた
め、駆動モータの慣性力による影響をなくすことができ
るので、ねじ込み深さをより正確にすることができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係るネジ締め機の駆動モータ
の自動停止装置の要部の断面図、図2は上記駆動モータ
を駆動するトリガの引き操作時における自動停止装置の
作動態様説明図、図3は上記駆動モータの自動停止装置
の作動態様説明図、図4は上記駆動モータの駆動回路の
初期状態の説明図、図5は上記駆動モータの回転時の駆
動回路図、図6は上記駆動モータの停止時の駆動回路図
である。
【0010】上記各図において符号1はネジ締め機本
体、2はノーズ部である。ネジ締め機本体1の内部には
ドライバビット3とドライバビット3の回転駆動モータ
4とが設けられている。ノーズ部2はネジ締め機本体1
に対して上記ドライバビット3の軸方向に相対的に前後
方向に摺動するように設けられ、常時ネジ締め機本体1
の前方に突出するようにバネ5により付勢されている。
また、ノーズ部2にはネジの打ち込み部6と打ち込み部
6にネジを送る送り機構とが設けられている。送り機構
はノーズ部2とネジ締め機本体1との相対的移動に関連
して連結ネジ7のネジを送り作動するもので、公知の機
構である。なお、連結ネジ7は合成樹脂製の連結帯7a
にネジ7bを保持させたものである。
【0011】ネジ締め作業時には、図2、図3のように
ノーズ部2を被ねじ込み材8に押し付けてバネ5のバネ
力に抗して後退移動させるとともに駆動モータ4を起動
させてドライバビット3を回転させることにより、相対
的に前進したネジ締め機本体1のドライバビット3がノ
ーズ部2の前端に供給されたネジ7bの頭部に係合し、
さらにネジ7bを被ねじ込み材8にネジ込む。同時にノ
ーズ部2とネジ締め機本体1との相対的移動に関連して
連結ネジ7の送り機構が作動し、新しいネジが打ち込み
部に供給されるのである。
【0012】ところで、上記ネジ締め機本体1には上記
ノーズ部2の後退移動とともに後方に移動する移動手段
が設けられている。この移動手段はアジャストロッド9
と切り替えロッド10とから構成されている。
【0013】アジャストロッド9はネジ締め機本体1の
アジャスタ部材11に前後に摺動可能に保持され、その
前部には調整ナット12が螺合され、後部には前後に長
いガイド溝13が形成され、該ガイド13溝内にはアジ
ャスタ部材11に固定されたガイド用スプリングピン1
4が係合している。ノーズ部2の後端には、アジャスト
ロッド9の受け用凹部15が形成され、その開口端には
調整ナット12に当接可能な当接面16が形成されてい
る。
【0014】これに対し、切り替えロッド10はZ字形
に形成され、前後に摺動可能に配置されているととも
に、圧縮バネ17により常時その前端が上記アジャスト
ロッド9の後端面に当接するように付勢されている。
【0015】次に、上記切り替えロッド10の近傍に
は、駆動モータ4をオンオフ作動させるトリガ18が圧
縮バネ19により常時前方に付勢して設けられている。
また、トリガ18の後面には金属バネ製のU字状スイッ
チプレート20が固定され、該スイッチプレート20の
後方には駆動モータ4の起動スイッチとしてマイクロス
イッチ21が配置されている。
【0016】さらに、上記切り替えロッド10とトリガ
18とマイクロスイッチ21との間には、スイッチ作動
手段として切り替えプレート22が配置されている。切
り替えプレート22は中間部がネジ締め機本体1に設け
られた支軸23に枢着され、その一端22aは切り替え
ロッド10の後端に当接可能に対向配置され、他端22
bはスイッチプレート20とマイクロスイッチ21の押
しボタン24との間に配置されている。そして、初期状
態(図1の状態)では切り替えプレート22が押しボタ
ン24を押し込み作動できないように設定されている。
【0017】したがって、ねじ締め作業にあたりノーズ
部2を被ねじ込み材8に押し付けて後退移動させるとと
もに、トリガ18を上述のように後方に引き操作する
と、スイッチプレート20とともに切り替えプレート2
2が回動して上記他端22bがマイクロスイッチ21の
押しボタン24を押して駆動モータ4を作動させる。こ
れにより、ドライバビット3が回転してネジが被ねじ込
み材8に対してねじ込まれる。
【0018】ところで、ノーズ部2が後退移動する途中
でその後端の当接面16にアジャストロッド9の調整ナ
ット12が当接するから(図3参照)、それ以後はアジ
ャストロッド9と切り替えロッド10も後方に移動し、
その移動途中で切り替えロッド10の後端が切り替えプ
レート22の一端22aに当接し、さらにこれを押圧し
て回動させるから、切り替えプレート22の上記他端2
2bが押しボタン24から離反してマイクロスイッチ2
1をオフ作動させ、駆動モータ4を停止させる。
【0019】なお、ネジの被ねじ込み材8に対するねじ
込み深さはノーズ部2の後方への移動量によって決めら
れるから、所定のねじ込み深さに到達する直前にノーズ
部2の後端当接面16にアジャストロッド9の調整ナッ
ト12が当接し、所定のねじ込み深さに到達したときに
切り替えプレート22がマイクロスイッチ21をオフ作
動してドライバビット3の回転を停止するように調整ナ
ット12を調整しておく。
【0020】このように、トリガ18の引き操作を解放
しなくても、ノーズ部2の後退移動時の移動量に応じて
ネジが所定のねじ込み深さに至ったときにマイクロスイ
ッチ21が自動的にオフ作動してドライバビット3の回
転を停止させるから、トリガ18の解放タイミングに関
係なく、常に良好なねじ締めを実現することができる。
【0021】なお、前記実施例においてはアジャストロ
ッド9と切り替えロッド10を別個に形成した例を示し
たが、両ロッド9、10を一体に形成してもよい。
【0022】次に、上記駆動モータ4の駆動回路は図4
のように、電源Eと駆動モータ4との間に抵抗Rを並列
に接続し、上記マイクロスイッチ21を電源Eと駆動モ
ータ4と抵抗Rとを接続する位置に配置し、通常は同図
のように接点25が駆動モータ4と抵抗Rとを接続する
位置にあり、マイクロスイッチ21の押しボタン24を
押し込んだときには図5のように上記接点25が電源E
と駆動モータ4とを接続するとともに駆動モータ4と抵
抗Rとを遮断する位置に移動するように構成されてい
る。
【0023】これにより、ノーズ部2が後退移動して切
り替えプレート22がマイクロスイッチ21をオフ作動
させると、マイクロスイッチ21の接点25が図5の状
態から図6のように駆動モータ4と抵抗Rとを接続させ
るので、駆動モータ4には逆起電力が働くため、駆動モ
ータ4は急停止する。このため、駆動モータ4の慣性力
による影響をなくすことができるので、ねじ込み深さを
より正確にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るネジ締め機の駆動モータの自動停
止装置の要部の断面図
【図2】上記駆動モータを駆動するトリガの引き操作時
における自動停止装置の作動態様説明図
【図3】上記駆動モータの自動停止装置の作動態様説明
【図4】上記駆動モータの駆動回路の初期状態の説明図
【図5】上記駆動モータの回転時の駆動回路図
【図6】上記駆動モータの停止時の駆動回路図
【符号の説明】
1 ネジ締め機本体 2 ノーズ部 3 ドライバビット 4 駆動モータ 8 被ねじ込み材 9 アジャストロッド 10 切り替えロッド 22 切り替えプレート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネジ締め機本体の内部にドライバビット
    とドライバビットの回転駆動モータとを設け、ネジ締め
    機本体に対して上記ドライバビットの軸方向に相対的に
    前後方向に摺動するノーズ部を設け、該ノーズ部の後退
    移動により相対的に前進したドライバビットがノーズ部
    の前端に供給されたネジを被ねじ込み材にネジ込むネジ
    締め機において、 上記ネジ締め機本体に、上記ノーズ部の後退移動ととも
    に後方に移動する移動手段と、上記ノーズ部の後退移動
    によりネジが所定のねじ込み深さに至ったときに上記移
    動手段に関連して上記駆動モータの起動スイッチをオフ
    作動させるスイッチ作動手段とを設けたことを特徴とす
    るネジ締め機における駆動モータの自動停止装置。
  2. 【請求項2】 前記起動スイッチを切るときに駆動モー
    タに逆起電力をかけて停止させる請求項1記載のネジ締
    め機における駆動モータの自動停止装置。
JP7801494A 1994-03-24 1994-03-24 ネジ締め機における駆動モータの自動停止装置 Pending JPH07266246A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998010900A3 (en) * 1996-09-11 1998-07-23 Becker Burkhard Automated screw driving device
WO2007091487A1 (ja) * 2006-02-07 2007-08-16 Makita Corporation ねじ締め付け機及びねじ送り装置
CN104353989A (zh) * 2014-10-30 2015-02-18 东莞市米勒机器人有限公司 一种横向锁付螺丝装置
CN106736382A (zh) * 2017-01-26 2017-05-31 常州星宇车灯股份有限公司 螺钉锁付深度的控制机构

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CN106736382B (zh) * 2017-01-26 2019-08-16 常州星宇车灯股份有限公司 螺钉锁付深度的控制机构

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