JPH0543630B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0543630B2 JPH0543630B2 JP1091035A JP9103589A JPH0543630B2 JP H0543630 B2 JPH0543630 B2 JP H0543630B2 JP 1091035 A JP1091035 A JP 1091035A JP 9103589 A JP9103589 A JP 9103589A JP H0543630 B2 JPH0543630 B2 JP H0543630B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- roll
- wire
- swing member
- wire rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
Landscapes
- Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はたとえば線材の連続圧延機等に用いら
れる線材送出装置に関するものである。
れる線材送出装置に関するものである。
従来この種の線材送出装置として、第５，６図
の如く機体１にボビン軸２を配設し、ボビン軸２
にボビン３を装着し、ボビン３の側方にしてその
幅方向中央部分に案内ロール４を配設し、ボビン
３に巻取られている丸状の線材Ｗを案内ロール４
を介してこの場合平角線に圧延する図外の連続圧
延機に送出する構造のものが知られている。
の如く機体１にボビン軸２を配設し、ボビン軸２
にボビン３を装着し、ボビン３の側方にしてその
幅方向中央部分に案内ロール４を配設し、ボビン
３に巻取られている丸状の線材Ｗを案内ロール４
を介してこの場合平角線に圧延する図外の連続圧
延機に送出する構造のものが知られている。
この場合ボビン３から案内ロール４までの線材
Ｗの経路長Ｌはボビン３からの引出位置によつて
変化するが、これらが張力変動をもたらし、圧延
加工時に線材Ｗにバツクテンシヨンとして作用
し、線材の形状精度を低下させることがあり、こ
のため第７図の如く前記案内ロール４に対向して
振りロール５を配設し、振りロール５を線材Ｗの
張力によつて追従して案内ロール４に対して近接
離反移動し、これにより前記経路長Ｌの変化を吸
収して線材の張力変動を抑えるようにしている。
Ｗの経路長Ｌはボビン３からの引出位置によつて
変化するが、これらが張力変動をもたらし、圧延
加工時に線材Ｗにバツクテンシヨンとして作用
し、線材の形状精度を低下させることがあり、こ
のため第７図の如く前記案内ロール４に対向して
振りロール５を配設し、振りロール５を線材Ｗの
張力によつて追従して案内ロール４に対して近接
離反移動し、これにより前記経路長Ｌの変化を吸
収して線材の張力変動を抑えるようにしている。
しかしながら、上記従来構造の場合前記振りロ
ール５により前記経路長Ｌの変化を吸収するよう
にしているものの、その作用が充分でなく、これ
により線材の張力変動が生じ、たとえば圧延時の
線材形状精度を低下させる等の不都合を有してい
る。
ール５により前記経路長Ｌの変化を吸収するよう
にしているものの、その作用が充分でなく、これ
により線材の張力変動が生じ、たとえば圧延時の
線材形状精度を低下させる等の不都合を有してい
る。
本発明はこれらの不都合を解決することを目的
とするもので、その要旨は、ボビンに巻取られて
いる線材をボビン側方の案内ロールを介して送出
する線材送出装置において、上記ボビンと上記案
内ロールとの間に途中部を揺動支点としてボビン
の軸線方向に往復揺動が可能なスイング部材を配
設し、該スイング部材の端部寄りにボビンから出
てくる線材を支承する受入ロールを設け、スイン
グ部材の揺動支点近くに送出ロールを設け、該送
出ロールから出る線材が案内ロールの外周面とボ
ビン軸線とを結ぶボビン中間の直交線の位置若し
くは直交線に近い位置に送出されるように送出ロ
ールの配設位置を設定して構成したことを特徴と
する線材送出装置に係るものである。
とするもので、その要旨は、ボビンに巻取られて
いる線材をボビン側方の案内ロールを介して送出
する線材送出装置において、上記ボビンと上記案
内ロールとの間に途中部を揺動支点としてボビン
の軸線方向に往復揺動が可能なスイング部材を配
設し、該スイング部材の端部寄りにボビンから出
てくる線材を支承する受入ロールを設け、スイン
グ部材の揺動支点近くに送出ロールを設け、該送
出ロールから出る線材が案内ロールの外周面とボ
ビン軸線とを結ぶボビン中間の直交線の位置若し
くは直交線に近い位置に送出されるように送出ロ
ールの配設位置を設定して構成したことを特徴と
する線材送出装置に係るものである。
ボビンからの線材の引出位置に応じてスイング
部材はボビンの軸線方向に往復揺動し、ボビンか
らの線材は受入ロール、送出ロールを経て案内ロ
ールに送られる。この際送出ロールの配設位置
を、送出ロールから出る線材が案内ロールの外周
面とボビン軸線を結ぶボビン中間の直交線若しく
はその近くで送出されるように設定してあるから
スイング部材の前記往復揺動を円滑にする。
部材はボビンの軸線方向に往復揺動し、ボビンか
らの線材は受入ロール、送出ロールを経て案内ロ
ールに送られる。この際送出ロールの配設位置
を、送出ロールから出る線材が案内ロールの外周
面とボビン軸線を結ぶボビン中間の直交線若しく
はその近くで送出されるように設定してあるから
スイング部材の前記往復揺動を円滑にする。
第１図乃至第４図は本発明の実施例を示してい
る。
る。
尚、前記第５図乃至第７図の従来構造のものと
同一態様部分には同符号を付す。
同一態様部分には同符号を付す。
６はスイング部材であつて、前記案内ロール４
とボビン３との間にして機体１に取付ブラケツト
７を取付け、取付けブラケツト７に軸受８により
回動筒９を回転自在に軸受し、回動筒９に二個の
取付アーム１０を固定突設し、取付アーム１０に
スイング部材６の中程を取付固定し、スイング部
材６の先端部側に受入ロール１１を回転自在に取
付け、スイング部材６の中程部に送出ロール１２
を回転自在に取付け、スイング部材６の他方端部
にバランスウエイト１３を取付け、線材Ｗをボビ
ン３から受入ロール１１、送出ロール１２及び回
動筒９内を介して案内ロール４に至るように構成
している。
とボビン３との間にして機体１に取付ブラケツト
７を取付け、取付けブラケツト７に軸受８により
回動筒９を回転自在に軸受し、回動筒９に二個の
取付アーム１０を固定突設し、取付アーム１０に
スイング部材６の中程を取付固定し、スイング部
材６の先端部側に受入ロール１１を回転自在に取
付け、スイング部材６の中程部に送出ロール１２
を回転自在に取付け、スイング部材６の他方端部
にバランスウエイト１３を取付け、線材Ｗをボビ
ン３から受入ロール１１、送出ロール１２及び回
動筒９内を介して案内ロール４に至るように構成
している。
この場合、前記案内ロール４の外周面とボビン
３の軸線とを結ぶ軸線に直交するボビン３の中間
の直交線Ｍ上に前記スイング部材６の揺動中心を
配置し、かつこの直交線Ｍ上若しくはその近くに
送出ロール１２の外周面が位置するように配置し
ている。
３の軸線とを結ぶ軸線に直交するボビン３の中間
の直交線Ｍ上に前記スイング部材６の揺動中心を
配置し、かつこの直交線Ｍ上若しくはその近くに
送出ロール１２の外周面が位置するように配置し
ている。
この場合振りロール５は支持軸１４を中心とし
て揺動するアーム１５に取付けられている。
て揺動するアーム１５に取付けられている。
この実施例は上記構成であるから、ボビン３に
巻取られている線材Ｗを案内ロール４を介して送
出する際、線材Ｗのボビン３からの引出位置に応
じて第２図の如くスイング部材６はボビン３の軸
線方向に首振揺動し、このためボビン３と案内ロ
ール４との経路長Ｌの変化を小さくすることがで
き、線材Ｗの張力変動を抑制することができる。
巻取られている線材Ｗを案内ロール４を介して送
出する際、線材Ｗのボビン３からの引出位置に応
じて第２図の如くスイング部材６はボビン３の軸
線方向に首振揺動し、このためボビン３と案内ロ
ール４との経路長Ｌの変化を小さくすることがで
き、線材Ｗの張力変動を抑制することができる。
この場合案内ロール４の外周面とボビン３の軸
線上とを結ぶ直交線Ｍ上に前記スイング部材６の
揺動中心を配置するとともにこの直交線Ｍ上に送
出ロール１２の外周面が位置するように配置して
いるため、スイング部材６の往復揺動が円滑とな
る上受入ロール１１から送出ロール１１を介して
案内ロール４に至る経路長L1はスイング部材６
の揺動に無関係に一定となり、かつスイング部材
６の揺動によりボビン３の線材Ｗ引出位置から受
入ロール１１までの経路長L2はほぼ一定となり、
このためボビン３から案内ロール４までの経路長
Ｌ（＝L1＋L2）を可及的に一定にでき、それだけ
線材Ｗの張力変動を抑制できる。
線上とを結ぶ直交線Ｍ上に前記スイング部材６の
揺動中心を配置するとともにこの直交線Ｍ上に送
出ロール１２の外周面が位置するように配置して
いるため、スイング部材６の往復揺動が円滑とな
る上受入ロール１１から送出ロール１１を介して
案内ロール４に至る経路長L1はスイング部材６
の揺動に無関係に一定となり、かつスイング部材
６の揺動によりボビン３の線材Ｗ引出位置から受
入ロール１１までの経路長L2はほぼ一定となり、
このためボビン３から案内ロール４までの経路長
Ｌ（＝L1＋L2）を可及的に一定にでき、それだけ
線材Ｗの張力変動を抑制できる。
またバランスウエイト１３によりスイング部材
６の首振揺動は円滑になされる。
６の首振揺動は円滑になされる。
本発明は上述の如く、線材のボビンからの引出
位置に応じてスイング部材はボビンの軸線方向に
円滑に往復揺動し、このためボビンと案内ロール
との経路長の変化を小さくすることができる。
位置に応じてスイング部材はボビンの軸線方向に
円滑に往復揺動し、このためボビンと案内ロール
との経路長の変化を小さくすることができる。
以上、所期の目的を充分達成することができ
る。
る。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図
は側面図、第２図は横面図、第３図はその平面
図、第４図は全体側面図、第５図は従来構造の平
面図、第６図はその側面図、第７図はその別例側
面図である。 ３……ボビン、４……案内ロール、６……スイ
ング部材、１１……受入ロール、１２……送出ロ
ール。
は側面図、第２図は横面図、第３図はその平面
図、第４図は全体側面図、第５図は従来構造の平
面図、第６図はその側面図、第７図はその別例側
面図である。 ３……ボビン、４……案内ロール、６……スイ
ング部材、１１……受入ロール、１２……送出ロ
ール。
Claims (1)
- １ ボビンに巻取られている線材をボビン側方の
案内ロールを介して送出する線材送出装置におい
て、上記ボビンと上記案内ロールとの間に途中を
揺動支点としてボビンの軸線方向に往復揺動が可
能なスイング部材を配設し、該スイング部材の端
部寄りにボビンから出てくる線材を支承する受入
れロールを設け、スイング部材の揺動支点近くに
送出ロールを設け、該送出ロールから出る線材が
案内ロールの外周面とボビン軸線とを結ぶボビン
中間の直交線の位置若しくは直交線に近い位置に
送出されるように送出ロールの配設位置を設定し
て構成したことを特徴とする線材送出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9103589A JPH02270773A (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | 線材送出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9103589A JPH02270773A (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | 線材送出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02270773A JPH02270773A (ja) | 1990-11-05 |
| JPH0543630B2 true JPH0543630B2 (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=14015250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9103589A Granted JPH02270773A (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | 線材送出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02270773A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0533932U (ja) * | 1991-10-01 | 1993-05-07 | 宮崎鉄工株式会社 | 線材供給装置 |
| KR100686615B1 (ko) | 1999-02-25 | 2007-02-27 | 카부시키가이샤 타이헤이세이사쿠쇼 | 베니어시트권취롤의 권취해제장치 |
| IT201700086095A1 (it) | 2017-07-27 | 2019-01-27 | Btsr Int Spa | Metodo e sistema per alimentare un cavo metallico ritorto ed intrecciato o un filo piatto da un relativo supporto senza modificare struttura o conformazione del filo |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6241781B2 (ja) * | 1982-04-23 | 1987-09-04 | Unilever Nv | |
| JPS6348604U (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-02 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0218033Y2 (ja) * | 1985-08-28 | 1990-05-21 |
-
1989
- 1989-04-11 JP JP9103589A patent/JPH02270773A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6241781B2 (ja) * | 1982-04-23 | 1987-09-04 | Unilever Nv | |
| JPS6348604U (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-02 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02270773A (ja) | 1990-11-05 |
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