JPH0543512Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0543512Y2 JPH0543512Y2 JP1986140303U JP14030386U JPH0543512Y2 JP H0543512 Y2 JPH0543512 Y2 JP H0543512Y2 JP 1986140303 U JP1986140303 U JP 1986140303U JP 14030386 U JP14030386 U JP 14030386U JP H0543512 Y2 JPH0543512 Y2 JP H0543512Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed circuit
- circuit board
- shield
- shielded
- holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、プリント基板上に形成された一部の
電気回路などを部分的にシールドするプリント基
板のシールド構造の改良に関するものである。
電気回路などを部分的にシールドするプリント基
板のシールド構造の改良に関するものである。
従来、このようなプリント基板のシールド構造
の一例としては、第4図に示す如き装置が実用化
されている。図において、1はプリント基板、2
はプリント基板1上に形成された電気回路などの
被シールド部、3はプリント基板1の両面にそれ
ぞれ被シールド部2を取り囲むように印刷形成さ
れたシールドパターン、4はシールドケースであ
る。また、このシールドケース4はシールドパタ
ーン3と接するとともに、被シールド部2を包む
ようにプリント基板1の上下に取り付けられてい
る。
の一例としては、第4図に示す如き装置が実用化
されている。図において、1はプリント基板、2
はプリント基板1上に形成された電気回路などの
被シールド部、3はプリント基板1の両面にそれ
ぞれ被シールド部2を取り囲むように印刷形成さ
れたシールドパターン、4はシールドケースであ
る。また、このシールドケース4はシールドパタ
ーン3と接するとともに、被シールド部2を包む
ようにプリント基板1の上下に取り付けられてい
る。
第5図はこのように構成されたシールド装置の
断面図である。
断面図である。
このように、被シールド部2はシールドパター
ン3とシールドケース4とにより取り囲まれ、部
分的にシールドされている。
ン3とシールドケース4とにより取り囲まれ、部
分的にシールドされている。
しかしながら、このようなシールド装置におい
ては、プリント基板1の基板自体はシールドされ
ておらず、第5図の図中に矢印で示す如く、プリ
ント基板1の基板内部を通つて進入および漏洩す
るノイズを遮断することはできない。
ては、プリント基板1の基板自体はシールドされ
ておらず、第5図の図中に矢印で示す如く、プリ
ント基板1の基板内部を通つて進入および漏洩す
るノイズを遮断することはできない。
本考案は、上記のような従来装置の欠点をなく
し、プリント基板の基板内部を通るノイズをも遮
断して、被シールド部を完全にシールドすること
のできるプリント基板のシールド構造を簡単な構
成により実現することを目的としたものである。
し、プリント基板の基板内部を通るノイズをも遮
断して、被シールド部を完全にシールドすること
のできるプリント基板のシールド構造を簡単な構
成により実現することを目的としたものである。
本考案のプリント基板のシールド構造は、前記
した第4図の装置と同様に、プリント基板の両面
に印刷形成されたシールドパターンと、プリント
基板の上下に取り付けられるシールドケースとに
より、被シールド部を取り囲むとともに、プリン
ト基板の両面のシールドパターン間にしかもその
パターン経路に沿つて複数のスルーホールを設け
るようにしたものである。
した第4図の装置と同様に、プリント基板の両面
に印刷形成されたシールドパターンと、プリント
基板の上下に取り付けられるシールドケースとに
より、被シールド部を取り囲むとともに、プリン
ト基板の両面のシールドパターン間にしかもその
パターン経路に沿つて複数のスルーホールを設け
るようにしたものである。
このように、プリント基板の両面のシールドパ
ターン間に複数のスルーホールを設けるようにす
ると、プリント基板における基板内部がスルーホ
ールを形成する導体によりシールドされ、プリン
ト基板の基板内部を通るノイズをも遮断して、被
シールド部を完全にシールドすることができる。
ターン間に複数のスルーホールを設けるようにす
ると、プリント基板における基板内部がスルーホ
ールを形成する導体によりシールドされ、プリン
ト基板の基板内部を通るノイズをも遮断して、被
シールド部を完全にシールドすることができる。
第1図は本考案のプリント基板のシールド構造
の概要を示す構成図である。図において、前記第
4図と同様のものは同一符号を付して示す。5は
プリント基板1の両面に設けられたシールドパタ
ーン3間に、しかもそのパターン経路に沿つて形
成された複数のスルーホールである。また、第3
図は本考案のプリント基板のシールド構造の一実
施例を示す構成図であり、前記第1図におけるス
ルーホール5の配置状態の一例を示したものであ
る。図に示す例では、スルーホール5を3列の列
状とするとともに、各列中のスルーホール5の位
置をジグザグにずらすようにしている。また、3
1はシールドパターン3の一部に設けられた切れ
目であり、この切れ目31を通して被シールド部
2と外部回路とが接続される。
の概要を示す構成図である。図において、前記第
4図と同様のものは同一符号を付して示す。5は
プリント基板1の両面に設けられたシールドパタ
ーン3間に、しかもそのパターン経路に沿つて形
成された複数のスルーホールである。また、第3
図は本考案のプリント基板のシールド構造の一実
施例を示す構成図であり、前記第1図におけるス
ルーホール5の配置状態の一例を示したものであ
る。図に示す例では、スルーホール5を3列の列
状とするとともに、各列中のスルーホール5の位
置をジグザグにずらすようにしている。また、3
1はシールドパターン3の一部に設けられた切れ
目であり、この切れ目31を通して被シールド部
2と外部回路とが接続される。
このように、シールドパターン3間に多数のス
ルーホール5を形成すると、シールドパターン3
に沿つたプリント基板1の基板内部には、スルー
ホール5を形成する導体が被シールド部2の形成
位置を取り囲むように多数点在することになり、
この導体によつて基板内部がシールドされること
になる。したがつて、プリント基板1の基板内部
を通るノイズをも遮断して、被シールド部2を完
全にシールドすることができる。
ルーホール5を形成すると、シールドパターン3
に沿つたプリント基板1の基板内部には、スルー
ホール5を形成する導体が被シールド部2の形成
位置を取り囲むように多数点在することになり、
この導体によつて基板内部がシールドされること
になる。したがつて、プリント基板1の基板内部
を通るノイズをも遮断して、被シールド部2を完
全にシールドすることができる。
第2図にこの断面図を示す。
また、スルーホール5の間隔が密であるほどシ
ールド効果は大きくなる。さらに、図に示す如
く、スルーホール5をジグザグに配置し、ノイズ
が基板内部(スルーホール部分)を直線的に通過
できる経路を無くすようにすると、シールド効果
をさらに増すことができる。
ールド効果は大きくなる。さらに、図に示す如
く、スルーホール5をジグザグに配置し、ノイズ
が基板内部(スルーホール部分)を直線的に通過
できる経路を無くすようにすると、シールド効果
をさらに増すことができる。
なお、上記においては、スルーホール5を3列
に配置した場合を例示したが、列の数は3列に限
定されるものではなく、3列以上であれば、同様
の効果を得ることができる。また、シールドパタ
ーン3およびシールドケース4の形状は、図示の
ものに限定されるものではない。
に配置した場合を例示したが、列の数は3列に限
定されるものではなく、3列以上であれば、同様
の効果を得ることができる。また、シールドパタ
ーン3およびシールドケース4の形状は、図示の
ものに限定されるものではない。
以上説明したように、本考案のプリント基板の
シールド構造では、プリント基板の両面に印刷形
成されたシールドパターンと、プリント基板の上
下に取り付けられるシールドケースとにより、被
シールド部を取り囲むとともに、プリント基板の
両面のシールドパターン間にしかもそのパターン
経路に沿つて複数のスルーホールを設けるように
しているので、プリント基板における基板内部が
スルーホールを形成する導体によりシールドさ
れ、プリント基板の基板内部を通るノイズをも遮
断して、被シールド部を完全にシールドすること
のできるプリント基板のシールド構造を簡単な構
成により実現することができる。
シールド構造では、プリント基板の両面に印刷形
成されたシールドパターンと、プリント基板の上
下に取り付けられるシールドケースとにより、被
シールド部を取り囲むとともに、プリント基板の
両面のシールドパターン間にしかもそのパターン
経路に沿つて複数のスルーホールを設けるように
しているので、プリント基板における基板内部が
スルーホールを形成する導体によりシールドさ
れ、プリント基板の基板内部を通るノイズをも遮
断して、被シールド部を完全にシールドすること
のできるプリント基板のシールド構造を簡単な構
成により実現することができる。
第1図〜第3図は本考案のプリント基板のシー
ルド構造の一実施例を示す構成図、第4図および
第5図は従来のシールド構造の一例を示す構成図
である。 1……プリント基板、2……被シールド部、3
……シールドパターン、4……シールドケース、
5……スルーホール。
ルド構造の一実施例を示す構成図、第4図および
第5図は従来のシールド構造の一例を示す構成図
である。 1……プリント基板、2……被シールド部、3
……シールドパターン、4……シールドケース、
5……スルーホール。
Claims (1)
- プリント基板の両面にそれぞれ被シールド部を
取り囲むように印刷形成されたシールドパターン
と、このシールドパターンと接するとともに前記
被シールド部を包むように前記プリント基板の上
下に取り付けられたシールドケースと、前記両面
のシールドパターンの間を接続するとともにその
パターン経路に沿つてジグザグにずれた3列以上
の列状に配置された複数のスルーホールとを具備
してなるプリント基板のシールド構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986140303U JPH0543512Y2 (ja) | 1986-09-12 | 1986-09-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986140303U JPH0543512Y2 (ja) | 1986-09-12 | 1986-09-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6346900U JPS6346900U (ja) | 1988-03-30 |
JPH0543512Y2 true JPH0543512Y2 (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=31047027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986140303U Expired - Lifetime JPH0543512Y2 (ja) | 1986-09-12 | 1986-09-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0543512Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2754427B2 (ja) * | 1991-08-08 | 1998-05-20 | 能美防災株式会社 | 輻射式火災感知器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS617039A (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-13 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 把持装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60149165U (ja) * | 1984-03-13 | 1985-10-03 | 日本電気株式会社 | プリント配線板 |
-
1986
- 1986-09-12 JP JP1986140303U patent/JPH0543512Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS617039A (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-13 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 把持装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6346900U (ja) | 1988-03-30 |
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