JPH0543476U - 配線基板への部品の接続構造 - Google Patents

配線基板への部品の接続構造

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JPH0543476U
JPH0543476U JP9166691U JP9166691U JPH0543476U JP H0543476 U JPH0543476 U JP H0543476U JP 9166691 U JP9166691 U JP 9166691U JP 9166691 U JP9166691 U JP 9166691U JP H0543476 U JPH0543476 U JP H0543476U
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克治 横山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線基板への部品のリフロー接続を可能に
し、接続に関する信頼性を格段に向上する。 【構成】 コネクタ21の本体21aに対して配線基板
22の配線22aと接続が行われる端子29と反対側
に、支持片30を設ける。支持片30は、配線基板22
に向かって切欠き30aを有しており、また配線基板2
2に向かって突出する突起30bを有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、配線基板上に電子部品や他の配線基板等を接続する配線基板への部 品の接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は第1の従来例を示す図であり、図9は図8に示されるコネクタ2,3の 側面図である。図8(1)には配線基板1上に固定されるコネクタ2の正面図が 示されており、図8(2)にはコネクタ2に接続されるコネクタ3の正面図が示 されている。
【0003】 配線基板1には孔1aが形成されており、コネクタ2には、配線基板1の孔1 aに対応する位置に、係合部4が形成されている。係合部4は第1係合片5と第 2係合片6とから成り、第1および第2係合片5,6は相互に予め定める間隙7 を介して、コネクタ2の本体2aに固定されている。第1および第2係合片5, 6は、間隙7方向に先細に形成されている。第2係合片6は、コネクタ2の外側 に向かって爪6aを有しており、爪6aと本体2aの底面2bとが配線基板1を 挟込み、コネクタ2が配線基板1上に固定される。
【0004】 コネクタ2の本体2aには凹所8が形成されており、凹所8内部には、本体2 aの底面2bと平行に複数の端子9が相互に平行するように形成されている。端 子9は凹所8に沿って本体2aの前面2cから裏面2dに延びて形成され、裏面 2d付近で底面2bに向かって屈折した後、底面2bに沿ってさらに屈折して配 線基板1の配線1bに沿って端子9の端部9aが突出している。
【0005】 配線基板1に形成されている配線1b上には、コネクタ2の端子9の端部9a に対応する位置に、図示しない半田が印刷などによって形成されている。配線1 bと端子9の端部9aとは半田を再溶融するリフロー接続によって自動的に接続 される。
【0006】 コネクタ3は、コネクタ2の凹所8内の端子9に対応する複数の端子10が形 成されている、凹所8に対応する突部3aを有している。コネクタ3の突部3a をコネクタ2の凹所8へ矢符A方向に挿入することによって、コネクタ2とコネ クタ3とが接続され、配線基板1とコネクタ3に接続されている図示しない部品 との接続を行うことができる。これらのコネクタ2,3を用いれば、配線基板1 と平行に他の配線基板が接続される。
【0007】 図10は、第2の従来例であるコネクタ11の側面図である。コネクタ11は 、図示しない他のコネクタとの接続を行うピン端子12と、配線基板1の配線1 bと接続される端子13とを有している。コネクタ11は、図10の紙面垂直方 向および左右方向に向かう転倒を防止する複数の支持片14を有している。また 、配線基板1に形成された孔1aに対応する位置に、前述のコネクタ2が有する 係合部4と同様の係合部15が形成されており、係合部15を孔1aに挿入し、 係合部15の爪15aとコネクタ11の底面11aとで配線基板1を挟込むこと によって、コネクタ11が配線基板1に固定される。
【0008】 このコネクタ11を用いれば、配線基板1に対して垂直方向に他の基板の接続 が行われる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
図11は、配線基板1dへのコネクタ11の実装状態を示す側面図である。配 線基板1,1dに形成されている孔1aの直径rは、挿入される係合部15の幅 Wより大きく選ばれている。
【0010】 コネクタ11は、高さに対して底面11aが狭いため、孔1a内で傾くことが ある。比較的板厚が大きい配線基板1では、係合部15の爪15aが配線基板1 を挟込むため傾きは防止されるけれども、配線基板1よりも板厚dだけ薄い配線 基板1dでは、係合部15が配線基板1の孔1a内で揺動するので、コネクタ1 1は端子13が配線基板1から離れるまで傾く場合がある。
【0011】 この傾きは、図8および図9で説明した第1従来例のコネクタ2においては、 底面2bが大きいため生じない問題である。
【0012】 図11に示すように、コネクタ11の本体11bに対して、端子13とは反対 側である矢符B方向にコネクタ11が傾いた場合、端子13と配線基板1dの配 線1bとは接触しなくなる。この状態では、配線1b上に形成された半田を溶融 することによって端子13と配線1bとを接続することはできない。あるいは接 続不良や断線を生じる場合がある。このため、コネクタ11を自動的にリフロー 接続することはできず、1つずつ手作業で半田付けを行わなければならない。
【0013】 前述の説明では配線基板1dが均一な板厚の場合について説明したけれども、 配線基板1,1dに板厚のむらがある場合にも、端子13と配線1bとが接触せ ず、リフロー接続は不可能であり、手作業で半田付けを行わなければならない。 あるいは接続不良や断線を生じる場合がある。
【0014】 本考案の目的は、配線基板の、板厚の交差内バラツキ等の影響を受けず、リフ ロー接続を可能とし、かつ接続の信頼性を向上する配線基板への部品の接続構造 を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本考案は、配線基板上の回路配線に部品をリフロー接続する配線基板への部品 の接続構造において、 当該部品に関して、回路配線とリフロー接続される前記部品の接続端子と反対 側に、基板側に突出する突起を設けるようにしたことを特徴とする配線基板への 部品の接続構造である。
【0016】
【作用】
本考案に従えば、配線基板上の回路配線に部品をリフロー接続する配線基板の 部品の接続構造において、当該部品に関して、回路配線とリフロー接続される前 記部品の接続端子と反対側に、基板側に突出して突起を設ける。前記突起は基板 側に突出して設けられているため、部品は端子側に傾き、端子と回路配線とが確 実に接触し、この状態でリフロー接続が可能となる。また接続不良や断線などが 防止され、接続の信頼性が向上される。
【0017】
【実施例】
図1は本考案の一実施例であるコネクタ21を配線基板22に実装した側面図 であり、図2は図1で示されるコネクタ21の使用例を説明する音響装置31の 分解斜視図であり、図3は図2の側面図であり、図4は図2のコネクタ21の接 続状態を示す拡大側面図である。
【0018】 ボタン32および表示部33を有する前面板34に、後述するコネクタ21が 設置された基板22が前面板に沿ってスペーサ35を介して取付けられている。 基板22に対してコネクタ21の端子29は、半田29aで半田付けされている 。また、前面板34には、後述する筺体36の両側面に向かって案内片34aが 形成されている。基板22には、ボタン32あるいは表示部33に対応する電子 部品36および図示しない配線が形成されている。筐体37には筐体37の底面 と平行に、電子部品38aおよび図示しない配線を有する基板38がスペーサ3 9を介して設置されている。基板38上にはまたコネクタ21に対応するコネク タ40が設置されている。筐体37の両側面には、前面板34の案内片34aに 対応する案内溝37aが形成されており、前面板34の案内片34aを案内溝3 7a上で矢符A方向に移動させることによって、前面板34の筐体37に対する 位置合わせが行われるとともに、コネクタ21とコネクタ40との位置合わせが 行われる。
【0019】 コネクタ40は、コネクタ21のピン端子23に対応する穴41aを有する嵌 合部41と、基板27との接続を行う取付け部42と、嵌合部41と取付け部4 2とを接続する連結片43とからなる。嵌合部41は嵌合部41に接続された係 合片41bを基板38に貫通させることによって固定されており、取付け部42 は取付け部42から突出している接続端子42aを基板38から貫通させ、基板 38の裏側で半田38bで半田付けすることによって固定されてるとともに、基 板38裏側の配線と接続されている。嵌合部41の穴41aは嵌合部41内部で 図示しない配線と接続されており、前記配線は連結片43内部を通り、取付け部 42内部で取付け部42から突出する接続端子42aに接続されている。したが って互いに直交する方向に設置されている基板22,38はコネクタ21,40 を用いて接続されている。
【0020】 コネクタ21の詳細を図5〜図7を用いて説明する。図5はコネクタ21の正 面図であり、図6はコネクタ21の平面図であり、図7はコネクタ21の側面図 である。コネクタ21の長手方向に沿って複数のピン端子23が設置されており 、長手方向両端部にコネクタ21に接続されるコネクタの案内部材24が形成さ れている。またコネクタ21の長手方向両端部には、支持片25と係合部26と が形成されている。
【0021】 係合部26は、第1係合片27と第2係合片28とから成り、第1および第2 係合片27,28は、予め定める間隙35を介してコネクタ本体21aに接続さ れている。第1および第2係合片27,28は、間隙35に向かって先細に形成 されており、第2係合片28は爪28aを有している。
【0022】 コネクタ21の長手方向と直交する方向のコネクタ本体21a側面に各ピン端 子23に対応する端子29が突出しており、端子29の本体21aに対して反対 側に複数の支持片30が設置されている。
【0023】 支持片30は、配線基板22に対向する面に切欠き30aを有している。支持 片30はまた、配線基板22に対向する先端部に突起30bを有している。突起 30bは本体21aの底面21bから突出している。
【0024】 図1に示すように、コネクタ21を配線基板22に設置すれば、突起30bは 本体21aの底面21bから突出しているため、コネクタ21は矢符C方向に傾 斜する。このため、コネクタ21は配線基板22が薄い場合にも支持片30側に 傾斜することがなく、端子29と配線22aとは確実に接触する。したがって、 コネクタ21を自動的にリフロー接続することが可能となるとともに、接続不良 や断線が防止され、接続に関する信頼性が向上される。
【0025】 配線基板22が比較的板厚が大きい場合には、コネクタ21は矢符C方向に傾 斜することができない。この場合には、切欠き30aが矢符D方向に広がり、コ ネクタ21の係合部26の配線基板22の孔22aへの挿入と嵌合とが可能にな る。このとき、コネクタ21は支持片30によって、矢符C方向に傾斜させる力 を受けている。したがって、この場合にもコネクタ21を自動的にリフロー接続 することが可能である。配線基板22の板厚が小さい場合と大きい場合とにおけ るコネクタ21の作用、とりわけ支持片30の作用に関する上述の説明は、配線 基板22に板厚のむらがあり、端子29付近で板厚が変化している場合について も同様に成立するものである。
【0026】 以上のように本実施例によれば、コネクタ21は配線基板22の板厚の交差内 のバラツキ等の影響を受けず、接続に関する信頼性が格段に向上される。リフロ ー接続が可能となる。
【0027】 本実施例では、コネクタ21について説明したけれども、コネクタ21には限 らず、基板上に実装される部品や半導体集積回路等の電子部品について広く適用 される。
【0028】
【考案の効果】
本考案によれば、回路配線にリフロー接続される接続端子の、部品に関して反 対側に基板側に突出する突起を設けるため、部品は強制的に配線側方向に傾斜す るような力を加えられる。したがって、端子と配線とは確実に接触し、リフロー 接続が可能となり、接続に関する信頼性が格段に向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるコネクタ21を配線基
板22に実装した側面図である。
【図2】図1で示されるコネクタ21の使用例を説明す
る音響装置31の分解斜視図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】図2のコネクタ21の接続状態を説明する拡大
側面図である。
【図5】コネクタ21の正面図である。
【図6】コネクタ21の平面図である。
【図7】コネクタ21の側面図である。
【図8】第1の従来例を説明する図である。
【図9】図8に示されるコネクタ2,3の側面図であ
る。
【図10】第2の従来例であるコネクタ11の側面図で
ある。
【図11】配線基板1dへのコネクタ11の実装を示す
側面図である。
【符号の説明】
21 コネクタ 22 配線基板 29 端子 30 支持片 30a 切欠き 30b 突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線基板上の回路配線に部品をリフロー
    接続する配線基板への部品の接続構造において、 当該部品に関して、回路配線とリフロー接続される前記
    部品の接続端子と反対側に、基板側に突出する突起を設
    けるようにしたことを特徴とする配線基板への部品の接
    続構造。
JP1991091666U 1991-11-08 1991-11-08 配線基板への部品の接続構造 Expired - Lifetime JP2500036Y2 (ja)

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JPH0543476U true JPH0543476U (ja) 1993-06-11
JP2500036Y2 JP2500036Y2 (ja) 1996-06-05

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607178U (ja) * 1983-06-25 1985-01-18 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 コネクタ
JPS61237374A (ja) * 1985-04-10 1986-10-22 アイテイーテイー インダストリーズ,インコーポレイティド 表面取付型コネクタ
JPS63137469U (ja) * 1987-02-28 1988-09-09

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