JPH054310A - 木目調化粧シート - Google Patents

木目調化粧シート

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JPH054310A
JPH054310A JP3161088A JP16108891A JPH054310A JP H054310 A JPH054310 A JP H054310A JP 3161088 A JP3161088 A JP 3161088A JP 16108891 A JP16108891 A JP 16108891A JP H054310 A JPH054310 A JP H054310A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 天然木における移動して見える照りや、深み
感、立体感等がきわめてリアルに現出する木目調化粧外
観が得られる木目調化粧シートを提供する。 【構成】 木目模様印刷層4を設けた光輝性を有するシ
ート基材1に微細凹凸形状2を付し、その上に凹凸形状
2が埋設する層厚みの無色又は着色透明樹脂層3を設け
て化粧シート全体を構成し、しかも上記凹凸形状2とし
て特定の線群からなる万線状凹凸7と天然木の木肌を型
取りした木肌凹凸8とを組み合わせた特殊なものを採用
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は天然木に近似した、移動
して見える照り外観、表面光沢、立体感等の化粧外観が
現出する木目調化粧シートに関する。
【0002】
【従来の技術】天然木のような化粧外観が得られる木目
調化粧シートとしては例えば木目模様の印刷層を設けた
ものや、更に凹凸模様を付したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような木目調化粧シートは特に凹凸模様に関しては導管
梨地あるいは定形、不定形の柄等をドットで表現した単
純なもので、その凹凸のピッチも粗いため単に凹凸感が
視認される程度であり、何れの化粧シートも天然木と比
較するとリアル感に乏しいきわめて画一的なものであっ
た。また木目感のでる凹凸模様をベースシートに設けて
おき、その上に導管柄の印刷層等を設けた透明なトップ
シートを積層一体化した化粧シートも提案されている
が、かかる化粧シートは製造上の難点(例えば溶剤系接
着剤により積層を行った場合、溶剤アタックを受け凹凸
模様の形状が型崩れ等を起こしたり、また巻じまりやジ
ョイント部の段跡等が長い範囲にわたって現れる不具
合)があり、その結果、特に凹凸模様による意匠効果が
充分に発揮されないものであった。本発明は上記従来技
術の欠点を解消することができる極めてリアルな木目調
の化粧外観が得られ、しかも安定して安価に製造できる
木目調化粧シートを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の木目調化粧シー
トは、必要に応じて木目模様印刷層を設けてなる光輝性
を有するシート基材上に、微細凹凸形状を付し、更に少
なくとも該凹凸形状が埋設する層厚みの無色又は着色透
明樹脂層を設けてなる化粧シートであって、上記光輝性
を有するシート基材は光輝性顔料を練り込んでなるシー
ト材料若しくは着色シートに光輝性樹脂層を全面的に形
成してなるシート材料であり、且つ、上記微細凹凸形状
は凸部及び凹部の幅が1〜100μmの平行直線群又は
連続する曲線群、或いは該直線群及び曲線群を組合わせ
た複合線群からなる万線状凹凸と、天然木の木肌を型取
りした木肌凹凸とを組み合わせたものであることを特徴
とする。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すものであり、図中1
は光輝性を有するシート基材、2は微細凹凸形状、3は
無色又は着色透明樹脂層、4は木目模様印刷層を示す。
本実施例のシート基材1は着色シート5に光輝性樹脂層
6を全面的に形成したものであるが、本発明ではシート
基材1として図2に示すように光輝性顔料をシートの基
材樹脂に直接練り込んで構成したシート材料であっても
よい。上記木目模様印刷層4は必ずしも設ける必要はな
く、該印刷層4がなくとも本発明の目的とする効果は得
られる。
【0006】シート基材1(又は着色シート5)を構成
する素材としては熱可塑性樹脂フィルムやシート等が好
適である。具体的にはポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー等のポリ
オレフィン系樹脂、飽和ポリエステル、ポリ塩化ビニ
ル、ABS等の樹脂からなるフィルムやシートが使用で
き、これらは単独で使用してもよいが好ましくは2種以
上適宜組み合わせた複合体として使用される。着色シー
ト5における着色の種類は、例えば木目の全体的な色調
を表現する場合には黄褐色、茶系統の色等である。基材
1が光輝性顔料を混入させたシート材料を着色する場合
も上記の如き同じ内容で着色することができる。但し、
そのシート材料上に別途着色ベタ印刷を施す場合は、基
材1自体への着色は略してもよい。シート基材1の全体
的な厚さは25〜200μm程度である。
【0007】光輝性顔料としては、アルミニウム粉、金
粉、銀粉、銅粉等の金属粉や金属薄片や金属蒸着合成樹
脂フィルムの裁断片等の金属光沢を有する顔料の他、二
酸化チタン被覆雲母、魚鱗箔、酸塩化ビスマス等の真珠
光沢や干渉光沢を有する顔料等が使用できる。光輝性顔
料は公知のビヒクルに混合してインキとし該インキによ
り光輝性樹脂層6を構成したり、或いは基材1の樹脂組
成物に直接混合して使用される。光輝性顔料の含有量は
シート基材の形態によっても異なるが、通常5〜30重
量%程度である。光輝性樹脂層6を形成する場合、その
光輝性顔料は耐酸性、耐アルカリ性等の化学的安定性の
点で特に雲母顔料が好ましい。また本発明化粧シートを
他の基材に塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体系の接着剤
にて貼る場合、アルミ粉末では化学変化で光輝性の低下
や変褪色を起こすが、二酸化チタン被覆雲母はこのよう
な変化はなく良好であり、しかも上記接着剤の選択範囲
も広くなる。光輝性樹脂層6は着色シート5の片面に全
面的に印刷形成され、その印刷に当たってはグラビア印
刷、フレキソ印刷、シルクスクリーン印刷等の印刷法が
採用できる。
【0008】本発明における微細凹凸形状2は万線状凹
凸7と木肌凹凸8の2種類の凹凸を適宜組み合わせたも
のである。上記万線状凹凸7は平行直線群、連続する曲
線群、又はそれら直線群と曲線群を組合わせた複合線群
の何れかの線群からなる凹凸形状であり(図3参照)、
一方の木肌凹凸8は天然木の木肌を実際に型取りしてな
る凹凸形状である(図4参照)。万線状凹凸7は特に見
る角度によって移動して視認される天然木目の如き照り
を現出する役割を果たす。この凹凸7は前記した線群の
何れのものでも良いが、特に上記木目の照りを表現する
好適な態様としては、図3に示すような凹凸形状の凹部
(溝)として正弦波の如き波状曲線を多数平行に並べた
曲線群からなるものである。波状曲線としては正弦波の
他、楕円関数、ベッセル関数、サイクロイド等の関数曲
線、オシロスコープで測定した音声信号波形等の測定デ
ータ曲線等が適用できる。曲線群における各曲線間の間
隔は全て同一間隔(即ち平行)でも或いは不揃いな間隔
でもよい。また上記凹凸7は何れの線群の場合も、図4
に示すように凸部の幅:d1 と凹部の幅:d2 が1〜1
00μmとなる線状の断面凹凸形状をなすものである。
尚、凹凸7は照りが化粧シート全面に及ぶ木目の場合に
はシート基材の全面に設け、照りが部分的な木目の場合
にはシート基材の必要な箇所にのみ設ければよい。
【0009】凸部及び凹部の幅が100μmを越える場
合は、各平行線群が1本1本の線が識別できる程度に目
立って幾何学的な風合いとなり、天然木目の照り再現に
は不向きである。上記幅は明瞭でリアル感のある照りを
現出し易い点から5〜30μmであると尚一層好まし
い。また凹部の深さは1〜100μm程度のものが好ま
しい。凹部の深さは通常全体にわたって単一であるが、
区画した各領域毎に深さを適宜配分して規則的(段階
的)に異ならしめれば、該領域によって照り感が微妙に
変化する照り外観を現出させることができる。このよう
な曲線群溝によって照り(光沢)が観察方向や照明方向
に応じて移動して見える。
【0010】木目凹凸8は、実際に天然木の木肌(組
織)を撮影した写真原版を用いた(必要に応じ縮小、拡
大を行い)光蝕刻法やエッチング方法、実際の木の組織
から電鋳により形成する電鋳法等の製版手段により型取
りしたエンボス版等を用いて形成される。凹凸8の木肌
模様としては特に広葉樹における導管、放射組織(班)
等の形状を型取ったものが好ましい。万線状凹凸7と木
肌凹凸8という2種類の凹凸から構成される微細凹凸形
状2は従来公知のエンボス加工法により形成される。具
体的には、例えばフォトエッチング法や適宜手段によっ
て形成した凹凸模様を有するエンボス版(ロール形態の
ものでもよい)を使用し、該エンボス版にシート基材1
を加熱、加圧下で当接させることにより該基材の表面に
凹凸形状2を賦型することができる。
【0011】透明樹脂層3は図1や図2に示すように少
なくとも凹凸形状2を埋没させる程度の層厚さに形成さ
れるものであり、化粧シートの表面保護の役割をはた
す。着色する場合、その着色は下地の意匠的要素、特に
基材1の光輝性等が隠蔽されず透視できる程度に透明性
のあるものを選択する。また黄褐色や茶系統の色により
着色すると木目化粧材としての色調を表現するのに特に
有効である。この樹脂層を構成する樹脂は、要求される
表面物性に応じて選定するか、特に耐摩耗性、耐汚染性
を要する場合はウレタンアクリレート、ポリエステルア
クリレート、エポキシアクリレート等からなる電離放射
線硬化性樹脂、エポキシ、ポリウレタン、ポリシロキサ
ン等の熱硬化性樹脂、ポリ4弗化エチレン、ポリ弗化ビ
ニリデン等の弗素樹脂等が使用され、また耐候性を要す
る場合はポリ4弗化エチレン、ポリ弗化ビニリデン等の
弗素樹脂、ポリメタアクリル酸メチル等のアクリル樹
脂、ポリシロキサン樹脂等が使用される。樹脂材質とし
ては上記耐摩耗性、耐汚染性を要する場合に使用できる
ものが好ましく、その中でも電離放射線硬化性樹脂が最
適である。
【0012】樹脂層3は上記樹脂材質を用いた樹脂組成
物を適宜塗工手段にて塗布形成される。その塗工手段と
しては、薄膜で高精度の塗膜を要する場合、グラビアコ
ート、グラビアリバースコート、グラビアオフセットコ
ート、スピンナーコート等が挙げられ、また厚膜塗膜を
要する場合はロールコート、リバースロールコート、ナ
イフコート、キスコート、ホイラーコート、ディップコ
ート、シルクスクリーンによるベタコート、ワイアーバ
ーコート、フローコート、コンマコート等が挙げられ、
更に手作業的な手段としてかけ流しコート、刷毛塗り、
スプレーコート等が挙げられる。なかでも厚膜塗膜に適
した塗工手段が好ましい。樹脂層の厚さは通常20〜2
00μm程度、好ましくは50〜100μm程度であ
る。また樹脂層3は必要に応じて艶消剤等を添加して艶
調整層として機能させてもよい。その場合に使用する艶
消し剤としては例えば、粒径が0.1〜10μm程度の炭
酸カルシウム、沈降性炭酸バリウム、シリカ、タルク、
クレイ、シラスバルーン等の粉末が挙げられる。艶消し
剤の好ましい添加量はインキ100重量部当たり1〜2
0重量部程度である。
【0013】木目模様印刷層4は天然木等の木目模様を
再現するパターン印刷層であり(図6参照)、この印刷
層4は公知のビヒクルに着色剤、可塑剤等を添加したイ
ンキ又は塗料を用いて形成される。またビヒクルとして
紫外線硬化剤を添加して紫外線硬化型とした樹脂を用い
ることもできる。印刷手段としてはグラビア印刷、フレ
キソ印刷、シルクスクリーン印刷等が採用できる。例え
ば、この木目模様印刷層4と上記凹凸形状2(特に万線
状凹凸7)とを適宜組合わせることにより所望の照りが
発するよりリアル感に富んだ木目調外観を現出させるこ
とができる。特に柾目木材板の照り(光沢の移動状態)
を忠実に再現するためには、図6に示すように木目模様
印刷層4の木目の流れ方向(図中矢印Y方向)と万線状
凹凸7における波状曲線の流れ方向(図中矢印X方向)
とが略直交するように設けると良い。また杢(即ち瘤
状、斑点状、節穴状又は渦状の木目)の照りを表現する
ためには、万線状凹凸7として図7に示すように閉曲線
で区画された領域内に波状曲線を様々に配したものを採
用するとよい。
【0014】本発明化粧シートは、光輝性顔料を練り込
んだシート材料か或いは光輝性樹脂層を着色シートに形
成したシート材料のいずれかのシート基材1を準備した
後、必要に応じて該基材1に木目模様印刷層4を印刷形
成し、その上に所望の微細凹凸形状2を賦型し、最後に
透明樹脂層3を塗工形成することにより製造される。ま
た凹凸形状の賦型は木目模様印刷層を設けたシート基材
に対して行っても何ら支障がなく、却ってエンボス版の
欠点、柄パターンの継ぎ跡等が目立ちにくくなる利点が
ある。化粧シートは、例えば合板等に接着することによ
り美麗な化粧合板として使用することができる。化粧シ
ートを貼着させ得る基材としては通常、化粧材の基材と
して使用するものであれば如何なるものでもよい。その
具体例としては、薄葉紙、晒クラフト紙、チタン紙、リ
ターン紙、板紙、石膏ボード紙等の紙類、木、合板、パ
ーチクルボード等の木質基材、石膏ボード、石膏スラグ
ボード等の石膏系基材、鉄板、亜鉛メッキ鋼板、銅板、
アルミニウム板等の金属板等が挙げられる。
【0015】次に、具体的実施例を挙げて本発明を更に
詳細に説明する。 実施例1 茶色に着色した塩化ビニルフィルム(理研ビニル製、厚
さ0.1mm、可塑剤23phr )の表面に酸化チタン被覆雲
母を使用したパールインク(昭和インク製:化Xパー
ル)をベタ印刷し、その上にグラビアインク(昭和イン
ク製:化X)を用いて欅の柾目板の木目柄を印刷してシ
ート基材とした。このシート基材の印刷面にエンボスロ
ールを用い、加熱ドラム温度155°C、エンボスロー
ル温度60°C、シート送り速度10m/min の条件で
エンボス加工して凹凸形状を賦型した。このときの凹凸
形状は振幅25mm、周期100mmの正弦曲線状で凹部及
び凸部の幅が15μm、深さ10μmからなる平行曲線
群の万線状凹凸と、欅柾目板の表面を型取りして電鋳し
て形成した木肌凹凸とかなり、上記万線状凹凸を、全面
的に形成した木肌凹凸の照りを現出させるべき部分のみ
に重ね合わせて構成したものである。次いで、上記凹凸
面上に紫外線硬化型塗料(大日精化製:セイカビーム)
をグラビアコート法により凹凸が埋没するように塗工し
た後、紫外線を照射して硬化させ、化粧シートを得た。
この化粧シートは天然木のもつ照りの移動、深み感、立
体感を有するものであった。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の木目調化
粧シートは前記の如く光輝性を有するシート基材上に2
種類の凹凸構成からなる微細凹凸形状、無色又は着色透
明樹脂層がこの順に設けられており、更には木目模様印
刷層をも備え得るものであるため、天然木のような見る
角度によって移動して見える照りや、天然木の如き深み
感や立体感がきわめてリアルに現出するという、従来品
にはないリアルな木目調外観が得られる意匠性に富んだ
ものである。特に微細凹凸形状が万線状凹凸と木肌凹凸
を組み合わせた構成のものであるため、木目板固有の照
り、即ち観察方向や光源方向によって移動してみえる光
沢部分と、非光沢部分が同じように視認されると共に、
木目板表面の微細な繊維状凹凸に似た凹凸感が視認され
るという独特な化粧外観が得られる。また化粧シート表
面には凹凸形状を埋没する層厚みの上記樹脂層が常に存
在するため深み感等が増長される他、表面物性(耐摩耗
性、耐汚染性など)に優れたものとなり、かかる表面物
性は該樹脂層を電離放射線硬化性樹脂等にて形成すれば
尚一層向上したものとなる。更に本発明化粧シートはシ
ート基材に対して各構成要素(層など)を順次形成して
得ることができるため、例えば2つの構成部材を最後に
積層させた構成される従来品に比べ、製造上の不安定要
素が少なく、迅速かつ確実に製造することができ、しか
も層構成も簡易なため安価に提供することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明化粧シートの一実施例を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図3】微細凹凸形状における万線状凹凸の一例を示す
平面説明図である。
【図4】微細凹凸形状の凹凸の大きさを説明するための
概念図である。
【図5】微細凹凸形状における木肌凹凸の一例を示す平
面説明図である。
【図6】微細凹凸形状と木目模様印刷層の組み合わせ例
を示す平面説明図である。
【図7】万線状凹凸の他の例を示す平面説明図である。
【符号の説明】
1 光輝性を有するシート基材 2 微細凹凸形状 3 無色又は着色透明樹脂層 4 木目模様印刷層 5 着色シート 6 光輝性樹脂層 7 万線状凹凸 8 木肌凹凸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/20 A 6122−4F 33/00 7141−4F B44F 9/02 9134−3K G03F 7/038 7124−2H

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 必要に応じて木目模様印刷層を設けてな
    る光輝性を有するシート基材上に、微細凹凸形状を付
    し、更に少なくとも該凹凸形状が埋設する層厚みの無色
    又は着色透明樹脂層を設けてなる化粧シートであって、
    上記光輝性を有するシート基材は光輝性顔料を練り込ん
    でなるシート材料若しくは着色シートに光輝性樹脂層を
    全面的に形成してなるシート材料であり、且つ、上記微
    細凹凸形状は凸部及び凹部の幅が1〜100μmの平行
    直線群又は連続する曲線群、或いは該直線群及び曲線群
    を組合わせた複合線群からなる万線状凹凸と、天然木の
    木肌を型取りした木肌凹凸とを組み合わせたものである
    ことを特徴とする木目調化粧シート。
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