JPH0542885A - クローラ走行装置 - Google Patents
クローラ走行装置Info
- Publication number
- JPH0542885A JPH0542885A JP20265691A JP20265691A JPH0542885A JP H0542885 A JPH0542885 A JP H0542885A JP 20265691 A JP20265691 A JP 20265691A JP 20265691 A JP20265691 A JP 20265691A JP H0542885 A JPH0542885 A JP H0542885A
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- Japan
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- pivot
- frame
- body frame
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 別仕様のクローラ走行装置における大型部品
の共用化を図り、コストの低減と部品管理の容易化を図
る。 【構成】 機体フレーム５に前後一対の揺動アーム９，
９を枢支するとともに、各揺動アーム９，９の揺動端部
にトラックフレーム６を枢支連結し、前記両揺動アーム
９，９を機体フレーム５に対して揺動駆動する駆動機構
１４を設けてあるクローラ走行装置であって、前記各揺
動アーム９，９の機体フレーム５側の枢支ボス部材７，
７を着脱自在に構成するとともに、この枢支ボス部材
７，７に代えて固定式連結ブラケット１６，１６を取付
け可能に構成し、前記固定式連結ブラケット１６，１６
の他端部を前記トラックフレーム６における前記揺動ア
ーム枢支部に連結自在に構成してある。
の共用化を図り、コストの低減と部品管理の容易化を図
る。 【構成】 機体フレーム５に前後一対の揺動アーム９，
９を枢支するとともに、各揺動アーム９，９の揺動端部
にトラックフレーム６を枢支連結し、前記両揺動アーム
９，９を機体フレーム５に対して揺動駆動する駆動機構
１４を設けてあるクローラ走行装置であって、前記各揺
動アーム９，９の機体フレーム５側の枢支ボス部材７，
７を着脱自在に構成するとともに、この枢支ボス部材
７，７に代えて固定式連結ブラケット１６，１６を取付
け可能に構成し、前記固定式連結ブラケット１６，１６
の他端部を前記トラックフレーム６における前記揺動ア
ーム枢支部に連結自在に構成してある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバイン等の移動農
機に装備されるクローラ走行装置に関し、詳しくは、機
体フレームに前後一対の揺動アームを枢支するととも
に、各揺動アームの揺動端部にトラックフレームを枢支
連結し、前記両揺動アームを機体フレームに対して揺動
駆動する駆動機構を設けてあるクローラ走行装置に関す
る。
機に装備されるクローラ走行装置に関し、詳しくは、機
体フレームに前後一対の揺動アームを枢支するととも
に、各揺動アームの揺動端部にトラックフレームを枢支
連結し、前記両揺動アームを機体フレームに対して揺動
駆動する駆動機構を設けてあるクローラ走行装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】上記構成のクローラ走行装置は、走行機
体に対して左右一対配備された状態で、圃場面の凹凸に
起因して機体が左右に傾斜するような場合、各クローラ
走行装置の対機体高さを変更して、機体を常に水平姿勢
に維持することができるように構成したものである。と
ころで、クローラ走行装置が装備される移動農機におい
ては、一般に上記したような左右傾斜姿勢の修正機能を
有する機種以外に、このような所謂ローリング制御を行
わない機種も存在するが、このような機種においては、
前記クローラ走行装置におけるトラックフレームや機体
フレーム等のフレーム部材とは別仕様のフレーム部材を
用いていた。
体に対して左右一対配備された状態で、圃場面の凹凸に
起因して機体が左右に傾斜するような場合、各クローラ
走行装置の対機体高さを変更して、機体を常に水平姿勢
に維持することができるように構成したものである。と
ころで、クローラ走行装置が装備される移動農機におい
ては、一般に上記したような左右傾斜姿勢の修正機能を
有する機種以外に、このような所謂ローリング制御を行
わない機種も存在するが、このような機種においては、
前記クローラ走行装置におけるトラックフレームや機体
フレーム等のフレーム部材とは別仕様のフレーム部材を
用いていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように、大型部品
であるトラックフレームや機体フレームを別仕様のもの
を作製することは、コスト面で不利になる弊害があると
ともに、部品点数が多くなり、部品管理が煩わしい欠点
もあり、改善が望まれていた。本発明は上記不具合点を
解消することを目的としている。
であるトラックフレームや機体フレームを別仕様のもの
を作製することは、コスト面で不利になる弊害があると
ともに、部品点数が多くなり、部品管理が煩わしい欠点
もあり、改善が望まれていた。本発明は上記不具合点を
解消することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載したクローラ走行装置において、前記各揺動ア
ームの機体フレーム側の枢支ボス部材を着脱自在に構成
するとともに、この枢支ボス部材に代えて固定式連結ブ
ラケットを取付け可能に構成し、前記固定式連結ブラケ
ットの他端部を前記トラックフレームにおける前記揺動
アーム枢支部に連結自在に構成してある点にある。
頭に記載したクローラ走行装置において、前記各揺動ア
ームの機体フレーム側の枢支ボス部材を着脱自在に構成
するとともに、この枢支ボス部材に代えて固定式連結ブ
ラケットを取付け可能に構成し、前記固定式連結ブラケ
ットの他端部を前記トラックフレームにおける前記揺動
アーム枢支部に連結自在に構成してある点にある。
【０００５】
【作用】対機体上下動自在な構成にする場合には、前記
枢支ボス部材を取付け、各揺動アームを介してトラック
フレームを機体フレームに枢支連結することで、相対高
さ変更可能な構成にでき、そして、このような、構成と
せず、クローラ走行装置が対機体固定状態に構成するよ
うな場合には、前記枢支ボス部材に代えて、固定式連結
ブラケットを介して機体フレームとトラックフレームと
を一体的に連結するのである。
枢支ボス部材を取付け、各揺動アームを介してトラック
フレームを機体フレームに枢支連結することで、相対高
さ変更可能な構成にでき、そして、このような、構成と
せず、クローラ走行装置が対機体固定状態に構成するよ
うな場合には、前記枢支ボス部材に代えて、固定式連結
ブラケットを介して機体フレームとトラックフレームと
を一体的に連結するのである。
【０００６】
【発明の効果】従って、クローラ走行装置が上下動自在
な構成と位置固定する構成とに切り換えることが可能と
なり、仕様変更が容易に行えるものとなるとともに、機
体フレームやトラックフレーム等の大型部材が兼用使用
することができて、部品の共用化によるコストダウンが
図れ、かつ、部品管理が行い易いものとなった。
な構成と位置固定する構成とに切り換えることが可能と
なり、仕様変更が容易に行えるものとなるとともに、機
体フレームやトラックフレーム等の大型部材が兼用使用
することができて、部品の共用化によるコストダウンが
図れ、かつ、部品管理が行い易いものとなった。
【０００７】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図１
にコンバイン用のクローラ走行装置を示している。この
クローラ走行装置は、前部の駆動輪１、後部の緊張輪２
及びその間に並列配備される複数の接地転輪３の夫々に
亘ってゴムクローラベルト４を巻回してなり、機体側か
らの動力が前記駆動輪１に伝えられクローラベルト４を
回動させて走行駆動するよう構成してある。
にコンバイン用のクローラ走行装置を示している。この
クローラ走行装置は、前部の駆動輪１、後部の緊張輪２
及びその間に並列配備される複数の接地転輪３の夫々に
亘ってゴムクローラベルト４を巻回してなり、機体側か
らの動力が前記駆動輪１に伝えられクローラベルト４を
回動させて走行駆動するよう構成してある。
【０００８】前記駆動輪１は、機体フレーム５側に支承
してあり、その他の緊張輪２及び各接地転輪３はトラッ
クフレーム６に支承し、トラックフレーム６は機体フレ
ーム５に対して平行姿勢を維持しながら上下動するよう
構成してある。詳述すると、図２にも示すように、機体
フレーム５の前後２か所において、機体フレーム５を横
方向に貫通する枢支ボス部材７，７に回動自在に支承し
た支軸８，８に揺動アーム９を一体回動自在に取付け、
この揺動アーム９の揺動端部を支軸１０を介してトラッ
クフレーム６に枢支連結してある。尚、前部側の揺動ア
ーム９の揺動端部は、組付け誤差吸収用の補助リンク１
１を介して枢支連結してある。そして、前記各支軸８の
機体内方側端部から上方に向けて駆動アーム１２を一体
回動自在に延設し、夫々の駆動アーム１２を連結ロッド
１３を介して枢支連結し、かつ、一方の駆動アーム１２
と機体フレーム５との間に油圧シリンダ１４（駆動機構
の一例）を介装してある。このようにして、油圧シリン
ダ１４を駆動することで、各揺動アーム９，９が揺動駆
動され、機体フレーム５とトラックフレーム６とが平行
姿勢を維持しながら相対上下動することになる。前記各
揺動アーム９，９のトラックフレーム６側枢支連結部分
には、筒状の防振ゴム１５を介装して、機体振動を抑制
するよう構成してある。
してあり、その他の緊張輪２及び各接地転輪３はトラッ
クフレーム６に支承し、トラックフレーム６は機体フレ
ーム５に対して平行姿勢を維持しながら上下動するよう
構成してある。詳述すると、図２にも示すように、機体
フレーム５の前後２か所において、機体フレーム５を横
方向に貫通する枢支ボス部材７，７に回動自在に支承し
た支軸８，８に揺動アーム９を一体回動自在に取付け、
この揺動アーム９の揺動端部を支軸１０を介してトラッ
クフレーム６に枢支連結してある。尚、前部側の揺動ア
ーム９の揺動端部は、組付け誤差吸収用の補助リンク１
１を介して枢支連結してある。そして、前記各支軸８の
機体内方側端部から上方に向けて駆動アーム１２を一体
回動自在に延設し、夫々の駆動アーム１２を連結ロッド
１３を介して枢支連結し、かつ、一方の駆動アーム１２
と機体フレーム５との間に油圧シリンダ１４（駆動機構
の一例）を介装してある。このようにして、油圧シリン
ダ１４を駆動することで、各揺動アーム９，９が揺動駆
動され、機体フレーム５とトラックフレーム６とが平行
姿勢を維持しながら相対上下動することになる。前記各
揺動アーム９，９のトラックフレーム６側枢支連結部分
には、筒状の防振ゴム１５を介装して、機体振動を抑制
するよう構成してある。
【０００９】そして、前記各揺動アーム９，９の機体フ
レーム５側枢支部分における支軸８，８を枢支する枢支
ボス部材７，７を着脱自在にボルト連結してあり、上記
したような相対上下動自在なクローラ走行装置の構成に
代えて、位置固定状態の仕様のものに構成する場合に
は、前記枢支ボス部材７，７に代えて、図３〜図５に示
すように、一体的に形成される固定式連結ブラケット１
６，１６をボルト連結し、この固定式連結ブラケット１
６，１６の他端部をトラックフレーム６における前記各
揺動アーム枢支部１７，１７に支軸１８を介して連結す
るよう構成してある。尚、この固定式連結ブラケット１
６，１６の各連結箇所は、上記上下動自在な構成におけ
るトラックフレーム６の最大上昇位置に相当する位置に
なるよう設定してある。又、前記固定式連結ブラケット
１６，１６においても、トラックフレーム６側枢支連結
部分には筒状の防振ゴム１５を介装してある。このよう
に構成すると、上記両仕様において、機体フレーム５と
トラックフレーム６とを同一仕様のものを利用すること
ができて、部品の共用化が図れる。
レーム５側枢支部分における支軸８，８を枢支する枢支
ボス部材７，７を着脱自在にボルト連結してあり、上記
したような相対上下動自在なクローラ走行装置の構成に
代えて、位置固定状態の仕様のものに構成する場合に
は、前記枢支ボス部材７，７に代えて、図３〜図５に示
すように、一体的に形成される固定式連結ブラケット１
６，１６をボルト連結し、この固定式連結ブラケット１
６，１６の他端部をトラックフレーム６における前記各
揺動アーム枢支部１７，１７に支軸１８を介して連結す
るよう構成してある。尚、この固定式連結ブラケット１
６，１６の各連結箇所は、上記上下動自在な構成におけ
るトラックフレーム６の最大上昇位置に相当する位置に
なるよう設定してある。又、前記固定式連結ブラケット
１６，１６においても、トラックフレーム６側枢支連結
部分には筒状の防振ゴム１５を介装してある。このよう
に構成すると、上記両仕様において、機体フレーム５と
トラックフレーム６とを同一仕様のものを利用すること
ができて、部品の共用化が図れる。
【００１０】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】クローラ走行装置の側面図
【図２】揺動アーム配設部の縦断正面図
【図３】位置固定状態の揺動アーム配設部の縦断正面図
【図４】位置固定状態のクローラ走行装置の平面図
【図５】連結ブラケットの斜視図
５ 機体フレーム ６ トラックフレーム ７，７ 枢支ボス部材 ９，９ 揺動アーム １４ 駆動機構 １６，１６ 固定式連結ブラケット
Claims (1)
- 【請求項１】 機体フレーム（５）に前後一対の揺動ア
ーム（９），（９）を枢支するとともに、各揺動アーム
（９），（９）の揺動端部にトラックフレーム（６）を
枢支連結し、前記両揺動アーム（９），（９）を機体フ
レーム（５）に対して揺動駆動する駆動機構（１４）を
設けてあるクローラ走行装置であって、前記各揺動アー
ム（９），（９）の機体フレーム（５）側の枢支ボス部
材（７），（７）を着脱自在に構成するとともに、この
枢支ボス部材（７），（７）に代えて固定式連結ブラケ
ット（１６），（１６）を取付け可能に構成し、前記固
定式連結ブラケット（１６），（１６）の他端部を前記
トラックフレーム（６）における前記揺動アーム枢支部
に連結自在に構成してあるクローラ走行装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3202656A JP2688130B2 (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | クローラ走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3202656A JP2688130B2 (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | クローラ走行装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0542885A true JPH0542885A (ja) | 1993-02-23 |
| JP2688130B2 JP2688130B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=16460966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3202656A Expired - Lifetime JP2688130B2 (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | クローラ走行装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2688130B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH026688U (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-17 |
-
1991
- 1991-08-13 JP JP3202656A patent/JP2688130B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH026688U (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2688130B2 (ja) | 1997-12-08 |
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