JP2931324B2 - 車両用構成部品同士の取付構造 - Google Patents

車両用構成部品同士の取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、車体フレームの上、下部フレーム、操向
軸、およびエンジンなどの車両用構成部品同士の取付構
造に関する。
(従来の技術) 車両の一例なる雪上車には、従来、特開昭63−263190
号公報で示されたものがある。
上記公報のものによれば、車体フレームが上、下部フ
レームを備え、走行面と接する操向スキーである操向体
に取り付けられたナックルアームが上記下部フレームの
前後方向の中途部に縦軸回り回動自在に支承されてい
る。また、上記下部フレームの前後方向の中途部に操向
軸の下部がその軸心回り回動自在に支承されて、上記ナ
ックルアームと操向軸とが互いに連動連結され、この操
向軸の上端にハンドルが取り付けられている。
一方、走行駆動源となるエンジンと、このエンジンに
連設される動力伝達装置とが、車体側面視で上記上、下
部フレームで囲まれた内部空間に配設されて上記上部フ
レームに支持されている。
そして、上記エンジンの駆動により雪上車が走行可能
とされ、この走行時に上記ハンドルを操向操作すれば、
これに上記操向軸やナックルアームを介して操向スキー
が連動し、もって、雪上車の操向がなされるようになっ
ている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上記従来の技術によれば、次のような問題
点がある。
即ち、下部フレームは、その後部だけが上部フレーム
に支持されて前部は自由端とされている。そして、この
下部フレームの自由端側に上記操向体を操向軸が支承さ
れていることから、車体フレームに対する操向体や操向
軸の支承強度を十分に確保させることは容易ではない。
しかも、特に、上記操向軸はその下部だけが下部フレ
ームに支承されて片持ち支持されていることから、車体
フレームに対する操向軸の支承強度の向上は更に容易で
はない。
そこで、上記上部フレームを前方に延長して、この上
部フレームの延長部に上記下部フレームの前端部を支持
させると共に、上記延長部に操向軸の上部を支承させて
二点支持にさせることが考えられる。
しかし、単に上記のようにすると、上記ナックルアー
ムと操向軸との互いの連結部に上記上部フレームの延長
部が近接配置されることとなって、ハンドルへの操向操
作に操向体の操向角が合致するよう上記連結部の調整作
業をしようとするとき、この作業を上記上部フレームに
邪魔されて煩雑になるおそれがある。
また、上記したようにエンジンや動力伝達装置は上、
下部フレームで囲まれた内部空間に配設されているた
め、上記エンジン等に対する保守、点検の作業も、上記
上、下部フレームが障害となって煩雑になるおそれもあ
る。
(発明の目的) この発明は、上記のような事情に注目してなされたも
ので、車体フレームに対する操向体や操向軸の支承強度
をより向上させ、かつ、ナックルアームと操向軸との互
いの連結部や、エンジンおよび動力伝達装置に対する各
種作業が容易にできるようにすることを目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするとこ
ろは、車体フレーム2が上、下部フレーム3,4を備え、
走行面と接する操向スキー(操向体)17に取り付けられ
たナックルアーム14を上記下部フレーム4の前後方向の
中途部に縦軸回り回動自在に支承させ、上記下部フレー
ム4の前後方向の中途部に操向軸23の下部をその軸心回
り回動自在に支承させて、上記ナックルアーム14と操向
軸23とを互いに連動連結し、走行駆動源となるエンジン
41と、このエンジン41に連設される動力伝達装置42と
を、車体側面視で上記上、下部フレーム3,4で囲まれた
内部空間に配設して上記上部フレーム3に支持させた車
両用構成部品同士の取付構造において、 1)上記上部フレーム3に対し下部フレーム4の前、後
端部を両端支持させ、前後方向で上記下部フレーム4の
前、後端部の間に位置する上記上部フレーム3の部分
に、上記操向軸23の上部を着脱自在に支持させてその軸
心回り回動自在に支承させ、 2)上記上部フレーム3に対し下部フレーム4の前、後
端部を着脱自在とさせ、上記上部フレーム3から上記操
向軸23の上部を離脱させた状態で、上記上部フレーム3
に対し下部フレーム4を着脱するとき、上記下部フレー
ム4、ナックルアーム14、および操向軸23が一体的に上
記上部フレーム3に対し着脱されるようにし、 3)上記上部フレーム3から下部フレーム4を離脱させ
たとき、上記上部フレーム3における上記内部空間の部
分が下方に向って開放されるようにした点にある。
(作 用) 上記構成による作用は次の如くである。
車体フレーム2が上、下部フレーム3,4を備え、走行
面と接する操向スキー(操向体)17に取り付けられたナ
ックルアーム14を上記下部フレーム4の前後方向の中途
部に縦軸回り回動自在に支承させ、上記下部フレーム4
の前後方向の中途部に操向軸23の下部をその軸心回り回
動自在に支承させて、上記ナックルアーム14と操向軸23
とを互いに連動連結し、走行駆動源となるエンジン41
と、このエンジン41に連設される動力伝達装置42とを、
車体側面視で上記上、下部フレーム3,4で囲まれた内部
空間に配設して上記上部フレーム3に支持させた車両用
構成部品同士の取付構造において、 1)上記上部フレーム3に対し下部フレーム4の前、後
端部を両端支持させてある。
このため、上記上部フレーム3に対し両端支持された
下部フレーム4の前後方向の中途部に、上記操向スキー
(操向体)17がナックルアーム14を介して支承されるこ
ととなる。
よって、上部フレームに対し片持ち支持された下部フ
レームの自由端側に操向体が支承されていた従来に比べ
て、車体フレーム2に対する操向スキー(操向体)17の
支承強度がより向上する。
しかも、前後方向で上記下部フレーム4の前、後端部
の間に位置する上記上部フレーム3の部分に、上記操向
軸23の上部を着脱自在に支持させてその軸心回り回動自
在に支承させてある。
このため、互いに両端支持された上部フレーム3の上
記部分と下部フレーム4とにおけるそれぞれの前後方向
の中途部に上記操向軸23が上下二点で支持されることと
なる。
よって、下部フレームに対し操向軸が片持ち支持され
ていた従来に比べて、車体フレーム2に対する操向軸23
の支承強度も向上する。
また、2)上記上部フレーム3に対し下部フレーム4
の前、後端部を着脱自在とさせ、上記上部フレーム3か
ら上記操作軸23の上部を離脱させた状態で、上記上部フ
レーム3に対し下部フレーム4を着雑脱するとき、上記
下部フレーム4、ナックルアーム14、および操向軸23が
一体的に上記上部フレーム3に対し着脱されるようにし
てあり、次の効果が生じる。
即ち、前記したように、上部フレーム3に対し下部フ
レーム4を両端支持させてこれらに操向軸23を上下二点
で支持させると、上記ナックルアーム14と操向軸23との
互いの連結部に上記上部フレーム3が近接配置されるこ
ととなって、このままでは、上記連結部に対する作業が
上記上部フレーム3に邪魔されて煩雑になるおそれがあ
るが、上記したように上、下部フレーム3,4は互いに離
脱可能であり、このため、この離脱によって、上記連結
部に対する作業が上記上部フレーム3に影響されずに容
易にできることとなる。
また、3)上記上部フレーム3から下部フレーム4を
離脱させたとき、上記上部フレーム3における上部内部
空間の部分が下方に向って開放されるようにしてある。
このため、上記エンジン41と動力伝達装置42とは、
上、下部フレーム3,4で囲まれた内部空間に配設されて
いて、このままでは、上記エンジン41等に対する作業が
煩雑になるおそれがあるが、上記上部フレーム3から下
部フレーム4を離脱させ、上記した下方に向って開放さ
れた空間を利用すれば、上記エンジン41等に対する作業
が容易にできることとなる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第2図から第4図において、1は車両たる雪上車で、
この雪上車1は円形のパイプで枠組された車体フレーム
2を有している。
上記車体フレーム2は互いに分割された上部フレーム
3と下部フレーム4とを備えている。上記上部フレーム
3の前部に溶接されたブラケット6に対し、下部フレー
ム4の前端部に溶接されたブラケット7が三本のボルト
8により着脱自在に、ねじ止めされている。また、上記
上部フレーム3の前後方向の中途部には、左右一対のブ
ラケット9,9が下方に向って突設されており、この各ブ
ラケット9に対し下部フレーム4の後端部が各二本のボ
ルト10により着脱自在にねじ止めされている。つまり、
上部フレーム3に対し下部フレーム4の前、後端部が両
端支持され、かつ、上記上部フレーム3に対し下部フレ
ーム4が着脱自在に取り付けられている。
上記下部フレーム4の前後方向の中途部における前部
に対応して左右一対のフロントアーム12,12が設けら
れ、この各フロントアーム12は下部フレーム4に対し前
後方向に延びる枢支軸13により上下揺動自在に枢支され
ている。この各フロントアーム12の揺動端には、ナック
ルアーム14が縦軸15により回動自在に枢支され、また、
このナックルアーム14は操向体たる操向スキー17に横軸
18により回動自在に枢支されて取り付けられている。そ
して、この操向スキー17は走行面たる雪上面19に滑動自
在に接している。
上記上部フレーム3とフロントアーム12の回動端との
間には緩衝器20が架設され、この緩衝器20の上端が上記
上部フレーム3に枢支される一方、その下端は上記フロ
ントアーム12の回動端に対しねじ手段21により着脱自在
に枢支されている。
一方、上記車体フレーム2の前部には操向軸23がその
軸心回りに回動自在に支承されている。より具体的に
は、前後方向で、上記下部フレームの前、後端部の間に
位置する上記上部フレーム3の部分に軸受ブラケット24
が溶接され、この軸受ブラケット24にボルト25により上
軸受26が着脱自在にねじ止めされている。そして、この
上軸受26により上記操向軸23の上部がその軸心回り回動
自在に支承されている。一方、同上操向軸23の下部は下
部フレーム4の前後方向の中途部にボルト28によりねじ
止めされた下軸受29にその軸心回り回動自在に支承され
ている。これにより、上記したように車体フレーム2に
操向軸23が支承されている。
上記操向軸23の上端にはボルト30によりバー式のハン
ドル31が着脱自在にねじ止めされている。また、同上操
向軸23の下端には回動アーム32が溶接され、この回動ア
ーム32は操向軸23と共に回動するようになっている。上
記回動アーム32と前記ナックルアーム14との間に左右一
対のタイロッド34,34が設けられ、各タイロッド34の前
端はこれに対応するナックルアーム14に前ボールジョイ
ント35により連結され、また、タイロッド34の後端はこ
れに対応する回動アーム32に後ボールジョイント36によ
り連結されている。また、上記各タイロッド34はターン
バックル式となっており、これの操作すれば、前後ボー
ルジョイント35,36間の寸法が調整できるようになって
いる。
そして、上記した下部フレーム4、ナックルアーム1
4、操向軸23、回動アーム32、およびタイロッド34や、
これらを互いに連結する手段は雪上車1の操向装置37を
構成している。
一方、前記上部フレーム3の前後方向の中途部の後部
にはリヤアーム38が上下揺動自在に枢支され、このリヤ
アーム38の揺動端側にスライダー39が枢支されると共
に、このスライダー39に前後一対の回転輪40,40が支承
されている。
41は走行駆動源となるエンジンで、このエンジン41の
後部には動力伝達装置42が連設されている。これらエン
ジン41と動力伝達装置42とは、車体側面視で、上記上、
下部フレーム3,4で囲まれた内部空間に配設されて前後
各二本の支持ボルト43により上部フレーム3に対し着脱
自在に支持されている。上記動力伝達装置42の出力部に
は駆動輪45が設けられ、この駆動輪45と前記スライダー
39、および回転輪40,40には無限軌道帯46が巻き掛けれ
られている。
上記エンジン41にはキャブケース47で覆われた気化器
が連結され、更に、この気化器にエアクリーナ48が連結
されている。また、上記上部フレーム3の後部にはライ
ダー用のシート49が取り付けられ、同上車体フレーム2
を前方や左右両側方から覆う車体カバー51が設けられて
いる。
そして、上記エンジン41の作動により、この動力が動
力伝達装置42等を介して無限軌道帯46に伝えられると、
これが雪上面19を回転することにより、雪上車1が走行
可能とされる。
そして、前記ハンドル31を操向操作すれば、これに連
動する操向軸23、回動アーム32、タイロッド34、および
ナックルアーム14を介して各操向スキー17が縦軸15回り
に回動し、つまり、各操向スキー17が操向される。ま
た、この場合、前記緩衝器20は各操向スキー17から車体
フレーム2側に伝わろうとする衝撃を緩衝する。
上記構成の場合、操向スキー17に取り付けられるナッ
クルアーム14と、操向軸23とはそれぞれ下部フレーム4
側に取り付けられ、かつ、上記ナックルアーム14と操向
軸23とは互いに連動連結されている。即ち、上記操向装
置37を構成する下部フレーム4、ナックルアーム14、お
よび操向軸23はユニット化されている。
そして、上記上部フレーム3から操向軸23の上部を離
脱させた状態で、上部フレーム3に対し下部フレーム4
を着脱するとき、上記ユニット化された操向装置37が、
一体的に上部フレーム3に対し着脱されるようになって
いる。
このため、上部フレーム3に対する操向装置37の組み
付け時には、第1図で示すように、予め、作業空間の十
分に広いところで、下部フレーム4にナックルアーム14
や操向軸23を取り付けてこれらをユニット化する。そし
て、次に、下部フレーム4前端のブラケット7をブラケ
ット6に対しボルト8によりねじ止めし、また、下部フ
レーム4の後端をブラケット9に対しボルト10によりね
じ止めする。更に、上軸受26をボルト25により軸受ブラ
ケット24にねじ止めすると共に、ねじ手段21を緩衝器20
の下端に連結させる。このようにすれば、操向装置37が
上部フレーム3に取り付けられることとなる。
また、上記の場合、ナックルアーム14と操向軸23側の
回動アーム32とを連結しているタイロッド34に対する連
結状態等の調整は、上部フレーム3への組み付け前にで
きる。
また、上記上部フレーム3から下部フレーム4を離脱
させたとき、上記上部フレーム3における上記エンジン
41や動力伝達装置42を収容させている上記内部空間の部
分が下方に向って開放されるようになされている。
なお、以上は図示の例によるが、雪上車1は4輪自動
車等の他の車両であってもよい。また、下部フレーム4
に対しフロントアーム12は固定されていてもよく、ま
た、下部フレーム4に対しナックルアーム14を直接的に
枢支させてもよい。更に、回動アーム32は操向軸23に対
しねじ止めしてもよい。
(発明の効果) この発明によれは、車体フレームが上、下部フレーム
を備え、走行面と接する操向体に取り付けられたナック
ルアームを上記下部フレームの前後方向の中途部に縦軸
回り回動自在に支承させ、上記下部フレームの前後方向
の中途部に操向軸の下部をその軸心回り回動自在に支承
させて、上記ナックルアームと操向軸とを互いに連動連
結し、走行駆動源となるエンジンと、このエンジンに連
設される動力伝達装置とを、車体側面視で上記上、下部
フレームで囲まれた内部空間に配設して上記上部フレー
ムに支持させた車両用構成部品同士の取付構造におい
て、 1)上記上部フレームに対し下部フレームの前、後端部
を両端支持させてある。
このため、上記上部フレームに対し両端支持された下
部フレームの前後方向の中途部に、上記操向体がナック
ルアームを介して支承されることとなる。
よって、上部フレームに対し片持ち支持された下部フ
レームの自由端側に操向体が支承されていた従来に比べ
て、車体フレームに対する操向体の支承強度がより向上
する。
しかも、前後方向で上記下部フレームの前、後端部の
間に位置する上記上部フレームの部分に、上記操向軸の
上部を着脱自在に支持させてその軸心回り回動自在に支
承させてある。
このため、互いに両端支持された上部フレームの上記
部分と下部フレームとにおけるそれぞれの前後方向の中
途部に上記操向軸が上下二点で支持されることとなる。
よって、下部フレームに対し操向軸が片持ち支持され
ていた従来に比べて、車体フレームに対する操向軸の支
承強度も向上する。
また、2)上記上部フレームに対し下部フレームの
前、後端部を着脱自在とさせ、上記上部フレームから上
記操向軸の上部を離脱させた状態で、上記上部フレーム
に対し下部フレームを着脱するとき、上記下部フレー
ム、ナックルアーム、および操向軸が一体的に上記上部
フレームに対し着脱されるようにしてあり、次の効果が
生じる。
即ち、前記したように、上部フレームに対し下部フレ
ームを両端支持させてこれらに操向軸を上下二点で支持
させると、上記ナックルアームと操向軸との互いの連結
部に上記上部フレームが近接配置されることとなって、
このままでは、上記連結部に対する作業が上記上部フレ
ームに邪魔されて煩雑になるおそれがあるが、上記した
ように上、下部フレームは互いに離脱可能であり、この
ため、この離脱によって、上記連結部に対する作業が上
記上部フレームに影響されずに容易にできることとな
る。
つまり、前記したように、車体フレームに対する操向
体や操向軸の支承強度を向上させた場合でも、上記ナッ
クルアームと操向軸との連結部に対する作業が容易にで
きうという効果がある。
また、3)上記上部フレームから下部フレームを離脱
させたとき、上記上部フレームにおける上記内部空間の
部分が下方に向って開放されるようにしてある。
このため、上記エンジンと動力伝達装置とは、上、下
部フレームで囲かれた内部空間に配設されていて、この
ままでは、上記エンジン等に対する作業が煩雑になるお
それがあるが、上記上部フレームから下部フレームを離
脱させ、上記した下方に向って開放された空間を利用す
れば、上記エンジン等に対する作業が容易にできること
となる。
つまり、前記したように上部フレームと下部フレーム
とを着脱自在としたことにより、ナックルアームと操向
軸との連結部に対する作業が容易にできるようになった
というだけでなく、上記エンジン等に対する作業も容易
にできることとなる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示し、第1図は雪上車から操向
装置を取り外した状態の展開側面図、第2図は雪上車の
全体側面図、第3図は第2図の部分拡大図、第4図は雪
上車の底面図である。 1……雪上車(車両)、2……車体フレーム、3……上
部フレーム、4……下部フレーム、14……ナックルアー
ム、17……操向スキー(操向体)、23……操向軸、37…
…操向装置、41……エンジン、42……動力伝達装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭47−36326(JP,A) 特開 昭63−215472(JP,A) 特開 昭63−263190(JP,A) 米国特許4620604(US,A) 米国特許3871460(US,A) 米国特許3877535(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62K 27/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体フレームが上、下部フレームを備え、
    走行面と接する操向体に取り付けられたナックルアーム
    を上記下部フレームの前後方向の中途部に縦軸回り回動
    自在に支承させ、上記下部フレームの前後方向の中途部
    に操向軸の下部をその軸心回り回動自在に支承させて、
    上記ナックルアームと操向軸とを互いに連動連結し、走
    行駆動源となるエンジンと、このエンジンに連設される
    動力伝達装置とを、車体側面視で上記上、下部フレーム
    で囲まれた内部空間に配設して上記上部フレームに支持
    させた車両用構成部品同士の取付構成において、 1)上記上部フレームに対し下部フレームの前、後端部
    を両端支持させ、前後方向で上部下部フレームの前、後
    端部の間に位置する上記上部フレームの部分に、上記操
    向軸の上部を着脱自在に支持させてその軸心回り回動自
    在に支承させ、 2)上記上部フレームに対し下部フレームの前、後端部
    を着脱自在とさせ、上記上部フレームから上記操向軸の
    上部を離脱させた状態で、上記上部フレームに対し下部
    フレームを着脱するとき、上記下部フレーム、ナックル
    アーム、および操向軸が一体的に上記上部フレームに対
    し着脱されるようにし、 3)上記上部フレームから下部フレームを離脱させたと
    き、上記上部フレームにおける上記内部空間の部分が下
    方に向って開放されるようにした車両用構成部品同士の
    取付構造。
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