JP2989948B2 - コンバインの機台支持装置 - Google Patents
コンバインの機台支持装置Info
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- JP2989948B2 JP2989948B2 JP3289219A JP28921991A JP2989948B2 JP 2989948 B2 JP2989948 B2 JP 2989948B2 JP 3289219 A JP3289219 A JP 3289219A JP 28921991 A JP28921991 A JP 28921991A JP 2989948 B2 JP2989948 B2 JP 2989948B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、機台をクローラ式の走
行装置に対して昇降するように装着したコンバインの機
台支持装置に関する。
行装置に対して昇降するように装着したコンバインの機
台支持装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、機台をクローラ式の走行装置のト
ラックフレームに対してリンク機構を介して昇降可能に
装着して、機台を昇降させたり水平制御したりするコン
バインにおける機台支持装置は既に知られている。
ラックフレームに対してリンク機構を介して昇降可能に
装着して、機台を昇降させたり水平制御したりするコン
バインにおける機台支持装置は既に知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記既知のコンバイン
における機台支持装置は、リンクの支点軸を機台に一体
的に形成していたので、長大な機台が邪魔になり、機台
を昇降させるための油圧シリンダ、リンク機構を上方か
ら組み付けることが困難であったので、機台を逆さにし
てクローラ走行装置を組み付けるしかなく組立時間が長
くなった。
における機台支持装置は、リンクの支点軸を機台に一体
的に形成していたので、長大な機台が邪魔になり、機台
を昇降させるための油圧シリンダ、リンク機構を上方か
ら組み付けることが困難であったので、機台を逆さにし
てクローラ走行装置を組み付けるしかなく組立時間が長
くなった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、脱穀装置、エ
ンジン、運転席等を搭載した機台をクローラ式の走行装
置に昇降可能に装着したコンバインにおいて、走行装置
のトラックフレームに対して中フレームをリンクと油圧
シリンダにより昇降可能に連繋し、該中フレームに前記
機台を着脱可能に螺着することにより前述の課題を解決
した。
ンジン、運転席等を搭載した機台をクローラ式の走行装
置に昇降可能に装着したコンバインにおいて、走行装置
のトラックフレームに対して中フレームをリンクと油圧
シリンダにより昇降可能に連繋し、該中フレームに前記
機台を着脱可能に螺着することにより前述の課題を解決
した。
【０００５】
【作用】クローラを装着したトラックフレームを走行姿
勢にしたままで中フレーム、リンク機構及び油圧シリン
ダ等を組み付けることができ、この状態で上方から機台
を中フレームに組付ける。その後、前記機台には脱穀装
置、エンジン、運転席、穀粒タンク等各種の装置を装着
する。
勢にしたままで中フレーム、リンク機構及び油圧シリン
ダ等を組み付けることができ、この状態で上方から機台
を中フレームに組付ける。その後、前記機台には脱穀装
置、エンジン、運転席、穀粒タンク等各種の装置を装着
する。
【０００６】
【実施例】本発明を図面に示すコンバインのクローラ式
の走行装置について説明すると、トラックフレーム１の
前部と後部にそれぞれ２個づつの転輪２を軸支し、中間
の２つの転輪２は中間が枢支された支持腕３に軸支し、
クローラ５の前部をミッションケースから両側方へ突出
した駆動軸６に取付けられている駆動輪７に掛け、後部
はトラックフレーム１から進退調節可能に延出した支持
棒８に軸支された遊動輪１０に掛けてある。
の走行装置について説明すると、トラックフレーム１の
前部と後部にそれぞれ２個づつの転輪２を軸支し、中間
の２つの転輪２は中間が枢支された支持腕３に軸支し、
クローラ５の前部をミッションケースから両側方へ突出
した駆動軸６に取付けられている駆動輪７に掛け、後部
はトラックフレーム１から進退調節可能に延出した支持
棒８に軸支された遊動輪１０に掛けてある。
【０００７】中フレーム１１は左右のクローラ５，５の
間に別体として介装されていて、両側部には、前後で対
をなす屈折リンク（リンク）１３，１３の中間部を、軸
受を介して支点軸１５，１５により前後揺動可能に軸支
し、それらの屈折リンク１３の後端部を、トラックフレ
ーム１から内方へ延出させた支軸１６に連結し、前方の
屈折リンク１３の上端部は、下部が中フレーム１１から
垂下したブラケット１７の支持軸１７ａに軸支された中
間リンク１８に、伸縮調節可能なロッド１９を連結し、
後方の屈折リンク１３の上端部は、水平リンク２０によ
り前記中間リンク１８の上部寄りに連結してあり、前部
と後部とには、固定ボルト付きの受板２１と横フレーム
２２を熔接し、中フレーム１１の前部両側に装着したブ
ラケット２３，２３は、前記駆動軸６，６を内装した保
持筒の外側よりを支持している。
間に別体として介装されていて、両側部には、前後で対
をなす屈折リンク（リンク）１３，１３の中間部を、軸
受を介して支点軸１５，１５により前後揺動可能に軸支
し、それらの屈折リンク１３の後端部を、トラックフレ
ーム１から内方へ延出させた支軸１６に連結し、前方の
屈折リンク１３の上端部は、下部が中フレーム１１から
垂下したブラケット１７の支持軸１７ａに軸支された中
間リンク１８に、伸縮調節可能なロッド１９を連結し、
後方の屈折リンク１３の上端部は、水平リンク２０によ
り前記中間リンク１８の上部寄りに連結してあり、前部
と後部とには、固定ボルト付きの受板２１と横フレーム
２２を熔接し、中フレーム１１の前部両側に装着したブ
ラケット２３，２３は、前記駆動軸６，６を内装した保
持筒の外側よりを支持している。
【０００８】機台２４の中間部寄り下面に取付けた左右
一対の縦フレーム２５，２５の前部には、前方の前記受
板２１上に重合する長い連結金２６を熔接し、後部には
後方の前記横フレーム２２に重合する短い連結金２７を
固定してある。
一対の縦フレーム２５，２５の前部には、前方の前記受
板２１上に重合する長い連結金２６を熔接し、後部には
後方の前記横フレーム２２に重合する短い連結金２７を
固定してある。
【０００９】前述の走行装置に機台２４を組付ける場
合、トラックフレーム１に転輪２・・及びクローラ５，
５等を組み付け、更に、中フレーム１１には屈折リンク
１３，１３、中間リンク１８、ロッド１９、水平リンク
２０及び油圧シリンダＡのピストンロッド等を組み付け
ると共に屈折リンク１３・・の後端をトラックフレーム
１に設けた支軸１６・・に連結する。この状態で機台２
４を吊り降してその連結金２６，２７を中フレーム１１
の受板２１及び横フレーム２２上に重合し、それらに穿
設された孔に上方からボルト２８・・を挿入して固定ナ
ットに螺合締着する。この状態で、縦フレーム２５，２
５の前端は、中フレーム１１の前端から立ち上がったプ
レート２９，２９に重合するので、ボルト３０をそれら
の孔に挿通して固定ナット３１，３１に螺合締着し、前
記油圧シリンダＡの前部を機台２４に固定したブラケッ
ト３２に連結する。
合、トラックフレーム１に転輪２・・及びクローラ５，
５等を組み付け、更に、中フレーム１１には屈折リンク
１３，１３、中間リンク１８、ロッド１９、水平リンク
２０及び油圧シリンダＡのピストンロッド等を組み付け
ると共に屈折リンク１３・・の後端をトラックフレーム
１に設けた支軸１６・・に連結する。この状態で機台２
４を吊り降してその連結金２６，２７を中フレーム１１
の受板２１及び横フレーム２２上に重合し、それらに穿
設された孔に上方からボルト２８・・を挿入して固定ナ
ットに螺合締着する。この状態で、縦フレーム２５，２
５の前端は、中フレーム１１の前端から立ち上がったプ
レート２９，２９に重合するので、ボルト３０をそれら
の孔に挿通して固定ナット３１，３１に螺合締着し、前
記油圧シリンダＡの前部を機台２４に固定したブラケッ
ト３２に連結する。
【００１０】前記機台２４上の一側には脱穀装置を搭載
し、他側にはエンジン、運転席、穀粒タンク等を配設
し、前記脱穀装置の前方には刈取装置と、刈取穀稈を脱
穀装置に揚送供給する穀稈搬送装置とからなる前処理装
置を昇降可能に装着してある。そして、機台２４を昇降
させる場合は、左右一対の前記油圧シリンダＡ，Ａを伸
長作動させ、また、路面の左右に高低差があって機台２
４が傾斜した場合、機台２４に設けた傾斜センサーの検
出結果により油圧シリンダＡを作動させると、中フレー
ム１１に対し、低くなった側の走行装置のトラックフレ
ーム１が、中間リンク１８、ロッド１９、水平リンク２
０及び前後の屈折リンク１３，１３を介して下降するの
で機台２４は水平になる。
し、他側にはエンジン、運転席、穀粒タンク等を配設
し、前記脱穀装置の前方には刈取装置と、刈取穀稈を脱
穀装置に揚送供給する穀稈搬送装置とからなる前処理装
置を昇降可能に装着してある。そして、機台２４を昇降
させる場合は、左右一対の前記油圧シリンダＡ，Ａを伸
長作動させ、また、路面の左右に高低差があって機台２
４が傾斜した場合、機台２４に設けた傾斜センサーの検
出結果により油圧シリンダＡを作動させると、中フレー
ム１１に対し、低くなった側の走行装置のトラックフレ
ーム１が、中間リンク１８、ロッド１９、水平リンク２
０及び前後の屈折リンク１３，１３を介して下降するの
で機台２４は水平になる。
【００１１】図５及び図６は前記機台２４及び中フレー
ム１１が昇降しない方式を示すものであって、左右のト
ラックフレーム１，１の前部と後部を横方向の連結フレ
ーム３３，３３で一体的に結合し、これらの連結フレー
ム３３、３３に上記中フレーム１１を固定することによ
り同じ構成部材を利用して容易に組立てることができ
る。
ム１１が昇降しない方式を示すものであって、左右のト
ラックフレーム１，１の前部と後部を横方向の連結フレ
ーム３３，３３で一体的に結合し、これらの連結フレー
ム３３、３３に上記中フレーム１１を固定することによ
り同じ構成部材を利用して容易に組立てることができ
る。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、脱穀装置、エンジン、運転席
等を搭載した機台２４をクローラ式の走行装置に昇降可
能に装着したコンバインにおいて、走行装置のトラック
フレーム１に対して中フレーム１１をリンク１３と油圧
シリンダＡにより昇降可能に連繋し、該中フレーム１１
に前記機台２４を着脱可能に螺着したので、機台２４や
走行装置を逆さにしなくとも中フレーム１１を、リンク
１３を介してトラックフレーム１に容易に組付けること
ができると共に機台２４を中フレーム１１に上方から重
合して簡単に組み付けることができ、組立時間が短縮で
きた。
等を搭載した機台２４をクローラ式の走行装置に昇降可
能に装着したコンバインにおいて、走行装置のトラック
フレーム１に対して中フレーム１１をリンク１３と油圧
シリンダＡにより昇降可能に連繋し、該中フレーム１１
に前記機台２４を着脱可能に螺着したので、機台２４や
走行装置を逆さにしなくとも中フレーム１１を、リンク
１３を介してトラックフレーム１に容易に組付けること
ができると共に機台２４を中フレーム１１に上方から重
合して簡単に組み付けることができ、組立時間が短縮で
きた。
【図１】走行装置と機台を分解した側面図である。
【図２】同上正面図である。
【図３】中フレームの平面図である。
【図４】同上側面図である。
【図５】フレームをトラックフレームに固定した方式の
分解側面図である。
分解側面図である。
【図６】同上正面図である。
１ トラックフレーム ２ 転輪 ５ クローラ ７ 駆動輪 ８ トラックフレーム １１ 中フレーム １３ リンク（屈折リンク） １５ 支点軸 １８ 中間リンク ２２ 横フレーム ２３ ブラケット ２４ 機台 ２６ 連結金 ２７ 連結金 ２８ ボルト Ａ 油圧シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B62D 55/10 B62D 21/18
Claims (1)
- 【請求項１】 脱穀装置、エンジン、運転席等を搭載し
た機台２４をクローラ式の走行装置に昇降可能に装着し
たコンバインにおいて、走行装置のトラックフレーム１
に対して中フレーム１１をリンク１３と油圧シリンダＡ
により昇降可能に連繋し、該中フレーム１１に前記機台
２４を着脱可能に螺着したことを特徴とするコンバイン
の機台支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3289219A JP2989948B2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | コンバインの機台支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3289219A JP2989948B2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | コンバインの機台支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0597055A JPH0597055A (ja) | 1993-04-20 |
| JP2989948B2 true JP2989948B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=17740328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3289219A Expired - Fee Related JP2989948B2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | コンバインの機台支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2989948B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3627705A1 (de) * | 1986-08-14 | 1988-02-25 | Orenstein & Koppel Ag | Transportvorrichtung zum heben und transportieren schwerer lasten |
| JP2580047B2 (ja) * | 1989-10-03 | 1997-02-12 | 新日本製鐵株式会社 | 荷箱着脱式運搬車 |
-
1991
- 1991-10-08 JP JP3289219A patent/JP2989948B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0597055A (ja) | 1993-04-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |