JPH0411873Y2 - - Google Patents

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JPH0411873Y2
JPH0411873Y2 JP1985019402U JP1940285U JPH0411873Y2 JP H0411873 Y2 JPH0411873 Y2 JP H0411873Y2 JP 1985019402 U JP1985019402 U JP 1985019402U JP 1940285 U JP1940285 U JP 1940285U JP H0411873 Y2 JPH0411873 Y2 JP H0411873Y2
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frame
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wheel
crawler
shaft
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はクローラ式運搬車における荷台の取付
構造に関する。
(従来の技術) 前後に間隔をおいた複数の輪体にクローラを掛
装し、前記輪体を支持するフレーム上に傾倒自在
に荷台を配設したクローラ式運搬車では、従来、
荷台の傾倒支点を実公昭57−48702号公報、実公
昭57−20444号公報に示すように、最も前方に配
置する輪体の軸部の後方、或いは前方に位置させ
ている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、荷台の傾倒支点を最も前方に位
置する輪体の軸部の後方或いは前方に設けた場合
には、特に荷台への荷物の積載時、荷台の傾倒支
点は荷物の重量の輪体側への伝達経路を兼ねるた
め、荷物の重量は最も前方に位置する輪体の軸部
に直接作用せず、フレームの前後方向に延出する
部分を介して作用する。
そのため、これに対応させてフレームの剛性を
高めなければならず、従つてフレームは重量増と
なり、また最も前方に位置する輪体が従動輪であ
る場合には荷物重量が輪体に直接作用しないため
接地圧力を高めることができず、走行能力を向上
することができない不具合があつた。
本考案は前記事情に鑑み案出されたものであつ
て、本考案の目的とする処は、運搬車のフレーム
の軽量化が図れ、最も前方に位置する輪体の接地
圧力を高め走行能力を向上し得るクローラ式運搬
車における荷台の取付構造を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するため、前後に間隔
をおいた複数の輪体31a,32a,33aにク
ローラ35を掛装し、前記輪体を支持するフレー
ム6上に傾倒自在に荷台61を配設したクローラ
式運搬車1において、前記荷台61の傾倒支点8
4を車両の側方から視て最も前方に配置する輪体
33aの軸部41の略上方に位置させて前記輪体
を支持する前記フレーム6に設けたことを特徴と
する。
(作用) 荷台61に積載された荷物88の重量は輪体3
3aの軸部41に直接作用し、従つて従来の如く
フレーム6の剛性を高める必要はなくフレーム6
の軽量化が図れ、また輪体33aの接地圧力を高
めて走行能力を向上することができる。しかも、
荷台の傾倒支点84部は、輪体のフレーム6に設
けてあるので、輪体のフレームと荷台との間に更
に別の車体フレームを介在させた機種に比べ、軽
量・小型なクローラ式運搬車1が得られる。
(実施例) 以下、本考案の好適一実施例を添付図面に従つ
て説明する。
第1図はクローラ式運搬車の側面図、第2図は
フレーム部分の断面平面図、第3図及び第4図は
夫々第1図の−線、−線断面図を示す。
1はクローラ式運搬車、2はハンドル、3はク
ランク軸の軸心4を垂直置きとしたバーチカルエ
ンジン、5はミツシヨンケースで、クローラ式運
搬車1の車体フレーム6は前後方向に延出し断面
コ字状を呈する左右一対の縦フレーム7,7を備
える。
前記縦フレーム7,7の中間部間と後部間には
クロスメンバ11,11を掛け渡し、クロスメン
バ11,11が掛け渡された縦フレーム7部分に
夫々軸12を固設し、縦フレーム7の前端には前
後方向に延出し前方に開放状の長溝13を形成す
る。
前記後方のクロスメンバ11には後方で且つ斜
め上方に延出するブラケツト15を取付ける。ミ
ツシヨンケース5は上部取付部5aをボルト1
6、ナツト17を介して前記ブラケツト15に、
左右の下部取付部5bを縦フレーム7後端に取着
したブラケツト18にボルト19を介して結合し
車体フレーム6に取付ける。左右のハンドル2,
2を接続するハンドルパイプ21,21の基部2
1aは前記ブラケツト15により回転自在に支持
され、ハンドルパイプ基部21aから突設するブ
ラケツト22と前記ブラケツト15側面とはボル
ト23、長溝24を介して結合され、ハンドル2
の取付角度が調整自在に構成されている。
31は駆動輪、32,32,33は従動輪で、
クローラ35はこれら駆動輪31、従動輪32,
32,33の輪体31a,32a,32a,33
aに掛装する。
前記駆動輪31の輪体31aはミツシヨンケー
ス5の左右から突出した出力軸36に取着して設
ける。
前記中間の従動輪32の輪体32aは前記軸1
2に夫々軸受37,37を介して回転自在に設け
る。
最も前方に配設する従動輪33の輪体33aは
前記左右の長溝13,13間にわたつて延出する
軸41の両端に軸受42,42を介して回転自在
に設ける。
前記軸41はスライダ43を介して長溝13に
摺動自在に結合し、長溝13の前端にはボルト4
4、ナツト45を介してカラー46を設け長溝1
3の開放端を塞ぐ。
前記軸41には車幅中心線47上に位置させて
補助輪48を輪受49,49を介して回動自在に
設け、また軸41における補助輪48の外方で縦
フレーム7の内側部分にはブラケツト51を取着
し、このブラケツト51を介してクローラテンシ
ヨン機構52を設ける。
前記クローラテンシヨン機構52は前後端をブ
ラケツト51、クロスメンバ11に夫々ばね受5
3,53を介して係止させた内外二重のコイルス
プリング54,55と、ブラケツト51に頭部を
係止させて前記ばね受53,53、クロスメンバ
11を挿通するボルト56を備え、前記コイルス
プリング54,55及びボルト56は車両の側方
から視て縦フレーム7の上下高さ内に位置する如
く縦フレーム7に沿わせて配設し、実施例では縦
フレーム7の上下片7a,7b間に半部が位置す
る如く配設する。前記コイルスプリング54,5
5により軸41は常時前方に付勢され、軸41の
前端位置調整はボルト56に螺合したアジヤスト
ナツト57,57により行われ、路面の凹凸に追
従して軸41は長溝13内を前後動する。
61は荷台で、荷台61は左右に延出するパイ
プフレーム62,…上に設けられた載置板63
と、載置板63の前部を除いた側部を囲む枠部6
5とで構成し、枠部65にはグリツプ66,66
を設ける。左右の枠部65a,65aは夫々内方
に延出するパイプ67を備え、該パイプ67は前
記パイプフレーム62及び後枠部65bのパイプ
68に挿入され、ナツト部材69の弛緩緊締によ
り第3図に仮想線で示す如く左右の枠部65a,
65aの幅が可変調節自在に構成されている。
前記ブラケツト15の上面には弾性部材71,
71を設け、またブラケツト15には荷台61側
から垂設された係止部材72を係止するための長
溝73が形成された支持部材74をボルト75を
介して取着し、荷台61後端を前記弾性部材7
1,71、係止部材72、支持部材74を介して
車体フレーム6で支持する。
前記荷台61における前記軸41の上方に臨む
部分にはブラケツト81,81を垂設し、左右の
縦フレーム7,7上に固設したブラケツト82,
82と前記ブラケツト81,81とをブツシユ8
3及びボルト84、ナツト85を介して回転自在
且つ左右方向動不能に結合し、ボルト84の軸心
は前記軸41の軸心の上方に位置せしめ、第1図
に仮想線で示すようにボルト84を支点として荷
台61を起倒自在に構成する。
尚前記ボルト84により形成される荷台61の
傾倒支点は、第1図に示すように荷台61を車体
フレーム6上に載置された状態で荷物88の重心
Gよりも前方に位置させ、また仮想線で示すよう
に荷台61を前方に倒した状態で荷物88の重心
G′よりも後方に位置するよう設定する。
尚図面中91は左右の駆動輪31,31とエン
ジン3動力とを夫々個別に断接するサイドクラツ
チレバー、92はクラツチを一担断とした後に制
動するブレーキレバー、93は変速レバーであ
る。
本実施例は前記のように構成するので、従来の
如く荷物の重量は縦フレーム7の長さ方向部分を
介さずにブラケツト81,82ボルト84、縦フ
レーム7を介して直下の従動輪33の軸41に直
接作用する。従つて縦フレーム7の断面係数を小
さくでき、縦フレーム7を軽量化し、輪体を支持
する縦フレーム7と荷台61との間には更に別の
車体フレームを介在させない構成としたことと併
せ、コンパクト化することができる。
また、荷物88の重量は軸41に直接作用する
ので、従動輪33の接地圧力を高め走行能力を向
上することができる。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように本考案によれば、
クローラ式運搬車のフレームの軽量化が図れ、ま
た最も前方に位置する輪体の接地圧力を高め走行
能力を向上し得る。しかも、輪体のフレームと荷
台との間に更に別のフレームを介在させた機種に
比べ、軽量・小型にクローラ式運搬車を構成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はクローラ式運搬車の側面図、第2図は
フレーム部分の断面平面図、第3図及び第4図は
夫々第1図の−線、−線断面図である。 尚図面中1はクローラ式運搬車、3はエンジ
ン、5はミツシヨンケース、6は車体フレーム、
7は縦フレーム、11はクロスメンバ、35はク
ローラ、61は荷台、81,82はブラケツト、
84はボルト、85はナツトである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前後に間隔をおいた複数の輪体にクローラを掛
    装し、前記輪体を支持するフレーム上に傾倒自在
    に荷台を配設したクローラ式運搬車において、 前記荷台の傾倒支点を車両の側方から視て最も
    前方に配置する輪体の軸部の略上方に位置させて
    前記輪体を支持する前記フレームに設けたことを
    特徴とするクローラ式運搬車における荷台の取付
    構造。
JP1985019402U 1985-02-14 1985-02-14 Expired JPH0411873Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985019402U JPH0411873Y2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14

Applications Claiming Priority (1)

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JP1985019402U JPH0411873Y2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14

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Publication Number Publication Date
JPS61135743U JPS61135743U (ja) 1986-08-23
JPH0411873Y2 true JPH0411873Y2 (ja) 1992-03-24

Family

ID=30508949

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JP1985019402U Expired JPH0411873Y2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438212B2 (ja) * 1978-03-07 1979-11-20

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61268Y2 (ja) * 1977-08-20 1986-01-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438212B2 (ja) * 1978-03-07 1979-11-20

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JPS61135743U (ja) 1986-08-23

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