JPH0585452A - 自動3輪車のトレーラ装置 - Google Patents

自動3輪車のトレーラ装置

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Publication number
JPH0585452A
JPH0585452A JP3250655A JP25065591A JPH0585452A JP H0585452 A JPH0585452 A JP H0585452A JP 3250655 A JP3250655 A JP 3250655A JP 25065591 A JP25065591 A JP 25065591A JP H0585452 A JPH0585452 A JP H0585452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trailer
engine unit
wheel
vehicle body
rear wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3250655A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Uchiyama
久男 内山
Akihiko Muramatsu
昭彦 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP3250655A priority Critical patent/JPH0585452A/ja
Publication of JPH0585452A publication Critical patent/JPH0585452A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】トレーラを連結してもリーン性能および操安性
を損なうことのない自動3輪車のトレーラ装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】前輪4を支持しシートを備える車体前部1に、
一側の後輪13に動力を与えるエンジンユニット9と、
他側の後輪16を回転自由に支持するスイングアーム1
1とをそれぞれ独立して上下揺動可能に懸架し、トレー
ラ19の前部にトレーラヒッチ22を前方へ向けて突出
して設け、前記エンジンユニット9に前記トレーラヒッ
チ22を回転自在に結合するジョイント部24を設けた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動3輪車のトレーラ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スクータ型自動3輪車には、操向可能な
1つの前輪と左右一対の後輪とを有し、カーブ走行時に
ドライバーが姿勢を左右に傾けたとき車体前部が傾いて
も左右の後輪が接地した状態におかれるように車体前部
と車体後部が回転する所謂リーン式車体を採用したもの
がある。このような構造の自動3輪車でトレーラを牽引
する場合、従来ではトレーラを牽引するためのトレーラ
ヒッチが駆動側車体に設けられ、このヒッチにトレーラ
を連結して牽引するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の牽引構造
では、駆動側車体にトレーラを連結すると、車体のリー
ン性能がトレーラにより阻害され、リーン式自動3輪車
の操安性(操縦運転性)が著しく損なわれるという問題
があった。
【0004】この発明は、トレーラを接続しても操安性
を損なうことのない自動3輪車のトレーラ装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明では、前輪を支持しシートを備える車体前
部に、一側の後輪に動力を与えるエンジンユニットと、
他側の後輪を回転自由に支持するスイングアームとをそ
れぞれ独立して上下揺動可能に懸架し、トレーラの前部
にトレーラヒッチを前方へ向けて突出して設け、前記エ
ンジンユニットに前記トレーラヒッチを回転自在に結合
するジョイント部を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】車体前部に対しエンジンユニットおよびスイン
グアームが個々独立に路面の凹凸に追従して上下揺動す
ることによりショックを吸収する。トレーラはそのトレ
ーラヒッチによりエンジンユニットに連結されるので、
発進加速時などにおける反動ベクトルがほぼ駆動輪を通
るため、ハンドルをとられることがなく、操安性が確保
される。
【0007】
【実施例】以下この発明の実施例を図面について説明す
る。
【0008】図1はこの発明をリーン型自動3輪車に適
用した例を示し、この自動3輪車の車体前部1は、1本
のパイプでL字状に形成されたダウンフレーム2の前部
のヘッドパイプ3に前輪4のステアリングシャフト5を
支持し、ダウンチューブ2の後端にはダウンフレーム2
に直角なクロスバー6が固着され、このクロスバー6に
シートフレーム7の左右の縦フレーム8,8の下端が溶
着されている。
【0009】ダウンフレーム2のクロスバー6の一側に
はエンジンユニット9の前端が軸10により上下揺動可
能に支持され、クロスバー6の他側にはスイングアーム
11の前端が軸12により上下揺動可能に支持されてそ
れぞれ独立懸架とされている。エンジンユニット9の後
部外側には一方の後輪13(動輪)が軸支され、エンジ
ンユニット9のエンジン14からエンジンユニット9内
のプーリー、ベルト等からなる伝導機構15を通じ後輪
13が駆動されるようになっており、スイングアーム1
1の後部外側には他方の後輪16(従輪)が軸支されて
いる。
【0010】前記シートフレーム7の左右の横フレーム
17,17とエンジンユニット9およびスイングアーム
11との間にはクッションユニット18,18が装着さ
れ、エンジンユニット9およびスイングアーム11に適
度なクッション性能を与えている。
【0011】トレーラ19は荷台20を有し、この荷台
20には図1のように左右一対の車輪21,21、ある
いは図5のように下部に1個の車輪21が取付けられた
もので、荷台20の前部にはトレーラヒッチ22が前方
へ向けて突出するように設けられている。
【0012】このトレーラヒッチ22の先端にはボール
ジョイント23が設けられており、このボールジョイン
ト23は前記エンジンユニット9の後部上面に突設され
たピボット状のジョイント部24に嵌合して回転自在に
連結されるようになっている。図示の実施例では、図4
に拡大断面で示すようにジョイント部24の上端をボー
ル24aとし、トレーラヒッチ22の先端を下向きの球
面を有する嵌合部23aとして、嵌合時にボールジョイ
ントを形成するようになされている。
【0013】従って走行時に車体前部1に対し車体後部
のエンジンユニット9およびスイングアーム11は個々
独立して上下揺動するので、後輪13,16は路面の凹
凸に倣って上下に移動し、ショックが吸収される。トレ
ーラ19はそのトレーラヒッチ22によりエンジンユニ
ット9のジョイント部24に連結されるので、発進加速
時における反動ベクトルがほぼ駆動側の後輪13を通る
ためハンドルをとられることがなく、これにより操安性
が損なわれることがないと共にリーン作用に影響を与え
ることがない。
【0014】図5〜図7はこの発明の変形例を示すもの
で、トレーラ19の車輪21を1輪とし、トレーラヒッ
チ22を左右の2本22a,22aとしてトレーラ19
の荷台20の前部に回動自在に取付け、これらヒッチ2
2aの先端をエンジンユニット9の後部に設けた2個の
ジョイント部24,24へそれぞれ連結するようにした
ものである。このジョイント部24,24も前記の実施
例と同様にボールジョイントが用いられている。他の構
成は前記実施例と同じであるからこれと同一符号を付し
て説明は省略する。
【0015】この実施例においても、前記実施例と同様
な作用を行なわせることができる。
【0016】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、車体の
駆動輪側であるエンジンユニットにトレーラのトレーラ
ヒッチを連結するようにしたので、リーン車両のリーン
性能を損なうことがなく、またエンジンユニットにトレ
ーラヒッチの連結部を設けているので車体後部にトレー
ラヒッチ取付のための補強の必要がなく、車体構造を大
型化することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る自動3輪車のトレーラ装置の一
実施例を示す斜視図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1の平面図。
【図4】ジョイント部の拡大断面図。
【図5】この発明の他の実施例を示す斜視図。
【図6】図5の側面図。
【図7】図5の平面図。
【符号の説明】
1 車体前部 2 ダウンフレーム 7 シートフレーム 9 エンジンユニット 11 スイングアーム 13,16 後輪 14 エンジン 19 トレーラ 20 荷台 22 トレーラヒッチ 23 ボールジョイント 24 ジョイント部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪を支持しシートを備える車体前部
    に、一側の後輪に動力を与えるエンジンユニットと、他
    側の後輪を回転自由に支持するスイングアームとをそれ
    ぞれ独立して上下揺動可能に懸架し、トレーラの前部に
    トレーラヒッチを前方へ向けて突出して設け、前記エン
    ジンユニットに前記トレーラヒッチを回転自在に結合す
    るジョイント部を設けたことを特徴とする自動3輪車の
    トレーラ装置。
JP3250655A 1991-09-30 1991-09-30 自動3輪車のトレーラ装置 Pending JPH0585452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3250655A JPH0585452A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 自動3輪車のトレーラ装置

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JP3250655A JPH0585452A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 自動3輪車のトレーラ装置

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JPH0585452A true JPH0585452A (ja) 1993-04-06

Family

ID=17211087

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JP3250655A Pending JPH0585452A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 自動3輪車のトレーラ装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013121756A (ja) * 2011-12-09 2013-06-20 Yamaha Motor Engineering Kk 車両
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