JP2572161Y2 - クローラ走行部の昇降装置 - Google Patents

クローラ走行部の昇降装置

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JP2572161Y2
JP2572161Y2 JP1992019027U JP1902792U JP2572161Y2 JP 2572161 Y2 JP2572161 Y2 JP 2572161Y2 JP 1992019027 U JP1992019027 U JP 1992019027U JP 1902792 U JP1902792 U JP 1902792U JP 2572161 Y2 JP2572161 Y2 JP 2572161Y2
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JP
Japan
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swing
frame
body frame
hydraulic actuator
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JP1992019027U
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勝之郎 佐藤
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はコンバイン等における
クローラ走行部の昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンバインの水平制御装置(車高
制御装置)として、特公平2ー12793号公報に記載
のものがある。この装置は油圧アクチュエータを前後の
リンクアームの内一方の上端に連結すると共に、両リン
クアームを下方に設けた連結ロッドで互いに連結するも
のである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記装置では油
圧アクチュエータの取り付け位置が高くなり、上部に設
ける作業装置(脱穀機、グレンタンク)のレイアウトに
配慮しなければならなかった。また、前後のリンクアー
ムの形状を異にするために別型となり、装置全体のコス
トを上昇させていた。この考案はこれらの問題点を解消
する装置を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの本考案の装置は、揺動支点となる揺動軸13を機体
フレーム1側に軸支し、下部揺動端を走行フレーム3側
に軸支した前後のリンクアーム17,18を備えた揺動
リンク機構2と、該揺動リンク機構2を駆動させる油圧
アクチュエータ26を介して走行フレーム3を機体フ
レーム1に対して昇降駆動可能に取り付けた装置におい
、上記前後のリンクアーム17,18を同一形状と
し、両リンクアーム17,18の上部揺動端側を連結リ
ンク19で互いに連結し、油圧アクチュエータ26の一
端を連結リンク19上に近接した機体フレーム1側に取
り付け、他端を側面視において上記連結リンク19と重
なり合うように連結リンク19の前後の連結支点間に取
り付けたことを特徴としている。
【0005】
【作用】油圧アクチュエータ26を伸縮駆動させること
により連結リンク19を介して前後のリンクアーム1
7,18が共に同方向に揺動し、該揺動により走行フレ
ーム3が機体フレーム1に対して昇降する。油圧アクチ
ュエータ26は連結リンク19に取り付けられるので、
連結リンク19と略同一高さに保持できる。
【0006】
【実施例】以下図示する実施例につき詳述すると、機体
フレーム1の下方に揺動リンク機構2を介して昇降調節
可能に取り付けられた走行フレーム3の前方には、トラ
ンスミッション4側に軸支された駆動スプロケット6
が、その後端にはアイドラ7が軸支して設けられ、駆動
スプロケット6とアイドラ7にはクローラ8が巻掛けら
れ、接地側転輪9と上部転輪11とがそれぞれクローラ
8に内接するように走行フレーム3に軸支されてクロー
ラ走行部12が構成されている。
【0007】揺動リンク機構は、機体中央部付近の左
右位置において回動支点となる揺動軸13を中間にして
「く」字形に上部アーム14、下部アーム16を左右位
置違いに突設した同形の前後リンクアーム17,18と
前後上部アーム14,14間を連結する連結リンク19
を備えている。そして揺動軸13は機体フレーム1側に
固設されたボス部21,22に回動自在に嵌合されると
ともに、下部アーム16の端部はいずれも走行フレーム
3側に回動自在に軸支(15)されている。
【0008】連結リンク19は図2、図3に示すように
2本の板状杆で構成され、前後の上部アーム14,14
間の両側にピン23で連結されており、機体フレーム1
の底部前方位置に横設されたビーム24と、連結リンク
19の前後中間位置付近との間には油圧アクチュエータ
26の前後端がピン27,28によって連結されてい
る。そして油圧アクチュエータ26の後端が連結される
連結リンク19の底面側には、左右の連結リンク19を
チャンネル状断面に形成するような縦長の補強板29が
溶着等によって一体的に固着されており、補強効果と共
にアクチュエータ26の保護と泥の付着を防止する作用
を備えている。
【0009】上記機構により、アクチュエータ26が伸
縮作動することによって前後のリンクアーム17,18
が同時に回動し、機体フレーム1に対して走行フレーム
3、即ちクローラ走行部12が昇降して機体高さを調節
する。
【0010】
【考案の効果】以上の如く構成される本考案の装置によ
れば、油圧アクチュエータの一端を連結リンク上に近接
した機体フレーム側に、他端を連結リンクと側面視で重
なり合うように固定したので、その取り付け位置を連結
リンクと略同一高さに抑えることができ、装置のレイア
ウトが簡単で全体をコンパクトに構成できるほか、前後
のリンクアームが同一形状なので経費その他の加工コス
トの低減により装置が安価にできる利点がある。また、
連結リンクを板状にして底面に補強板を設ける構造にす
ることも可能であり、この場合は、連結リンクの強度ア
ップや補強板による油圧アクチュエータの保護及び泥の
付着等の防止ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】クローラ走行部の側面図
【図2】揺動リンク機構の平面図。
【図3】揺動リンク機構の斜視図。
【符号の説明】
1 機体フレーム 2 揺動リンク機構 3 走行フレーム 17,18 リンクアーム 19 連結リンク 26 油圧アクチュエータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺動支点となる揺動軸(13)を機体フ
    レーム(1)側に軸支し、下部揺動端を走行フレーム
    (3)側に軸支した前後のリンクアーム(17),(1
    8)を備えた揺動リンク機構(2)と該揺動リンク機
    構(2)を駆動させる油圧アクチュエータ(26)
    介して走行フレーム(3)を機体フレーム(1)に対し
    て昇降駆動可能に取り付けた装置において、上記前後の
    リンクアーム(17),(18)を同一形状とし、両リ
    ンクアーム(17),(18)の上部揺動端側を連結リ
    ンク(19)で互いに連結し、油圧アクチュエータ(2
    6)の一端を連結リンク(19)上に近接した機体フレ
    ーム(1)側に取り付け、他端を側面視において上記
    結リンク(19)と重なり合うように連結リンク(1
    9)の前後の連結支点間に取り付けてなるクローラ走行
    部の昇降装置。
JP1992019027U 1992-02-28 1992-02-28 クローラ走行部の昇降装置 Expired - Lifetime JP2572161Y2 (ja)

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JPH0568788U JPH0568788U (ja) 1993-09-17
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JP2867544B2 (ja) * 1990-02-06 1999-03-08 井関農機株式会社 コンバイン等の走行車台

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