JP2000255308A - 重量物搬送車 - Google Patents

重量物搬送車

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JP2000255308A
JP2000255308A JP11057544A JP5754499A JP2000255308A JP 2000255308 A JP2000255308 A JP 2000255308A JP 11057544 A JP11057544 A JP 11057544A JP 5754499 A JP5754499 A JP 5754499A JP 2000255308 A JP2000255308 A JP 2000255308A
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一成 岡部
Hideki Hashimoto
英樹 橋本
Wataru Mizunuma
渉 水沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡素で重量を低減でき、整備性が良
く、故障発生の頻度が少なく、通常走行性能が改善され
る重量物搬送車を提供することを課題とする。 【解決手段】 被搬送物の下に走り込んで荷台を上昇さ
せて被搬送物を持ち上げ載荷し移動する重量物搬送車に
おいて、前記荷台を昇降するリフタを第1のフレームに
支持し、左右に走行車輪を取り付けたアクスル部を有す
る複数の走行輪装置を同アクスル部を車体前後方向に直
角に配して前記リフタを挟んで前記第1のフレームに取
付けた複数の荷重支持走行部分を有し、同複数の荷重支
持走行部分の第1のフレーム相互の間を第2のフレーム
で接続し、前記第1のフレームを搬送物荷重支持フレー
ムとして構成し、前記第2のフレームを非搬送物荷重支
持フレームとして構成し、前記複数の走行輪装置は操舵
機構を有し且つ少なくともその一部は走行駆動機構を備
えてなることを特徴とする重量物搬送車。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重量物搬送車、特
に被搬送物の下に走り込み荷台を上昇させて被搬送物を
持ち上げて載荷し、移動する重量物搬送車に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の、大型で大重量の物品や構造物を
搬送する車両で、被搬送物の下に走り込み荷台を上昇さ
せて被搬送物を持ち上げて載荷し、移動するタイプの重
量物搬送車01を、図4に例示して説明する。図4は重
量物搬送車01の説明図であり、(a)は概略側面図、
(b)は(a)中G−G矢視による荷台06の表面板を
除いて示す平面図であり、(c)は(a)中H−H矢視
図である。
【0003】かかるタイプの重量物搬送車01は、シン
グルタイヤのものもあるが、通常、ダブルタイヤを一単
位の走行輪装置02として、複数の走行輪装置02が個
々に走行駆動モータ03と懸架機構04を備え、旋回機
構05を介して荷台06の下に取り付けられている。荷
台06は重量物搬送車01の全長全幅にわたって形成さ
れそのフレームは重量物搬送車01自体のメインフレー
ムを兼ねるものとなっている。
【0004】旋回機構05は旋回駆動モータ07により
荷台06の下で走行輪装置02を目的とする方向へ向け
るものであり、懸架機構04は車輪側と車体側との間を
懸架用シリンダ08によって支え車体及び積載した搬送
物を支承するものであり、且つ懸架用シリンダ08によ
って荷台06の高さを変更する昇降装置を兼ねるもので
ある。
【0005】通常は内燃機関09と発電機010を荷台
06の下に搭載し、それを原動力として、やはり荷台0
6の下に取り付けられた運転室011から操作される。
各駆動モータは電動、または油圧式の適宜のものが用い
られる。
【0006】以上のような従来の重量物搬送車01は、
懸架用シリンダ08を縮め荷台06を下降させた状態で
被搬送物の下に走り込んだ後、懸架用シリンダ08を伸
ばし荷台06を上昇させて被搬送物を荷台06の上に載
荷し、旋回駆動モータ07と走行駆動モータ03とを制
御して所定の方向に操舵しつつ走行し移動する。被搬送
物を下ろすときは反対に、重量物搬送車01は走行停止
後、荷台06を下降させ、荷台06と被搬送物との間を
開けその下から走り出る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の重
量物搬送車01は、各走行輪装置02が自在に操舵でき
るので、統括制御によって、直進、斜行、横行、スピン
ターン等高度な種々の走行ができるが、各走行輪装置0
2が全て走行、旋回、昇降機構を有し複雑な構造となり
モータ、シリンダ等の数が多く制御が複雑となり、重量
が嵩むほか、直進等の通常走行性能の点では必ずしも高
いものではなく、整備性が悪く、複雑な構造なだけ故障
発生の頻度が高くなる。
【0008】また、全ての走行輪装置02と内燃機関0
9、発電機010のほか運転室011等の制御装置も荷
台06のフレームに取り付けられており、さらに被搬送
物を荷台06全面で支持するため、荷台06のフレーム
全体に大きな剛性を持たせる必要があり、このために重
量増大を生じ、走行抵抗増加による燃料効率悪化、コス
ト増加にもつながることとなった。
【0009】本発明は被搬送物の下に走り込み荷台を上
昇させて被搬送物を持ち上げて載荷し移動する重量物搬
送車において、上記のような従来装置の問題点を解消
し、構造が簡素で重量を低減でき、整備性が良く、故障
発生の頻度が少なく、通常走行性能が改善される重量物
搬送車を提供することを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1)本発明はかかる課
題を解決するためになされたものであり、請求項1の発
明は、被搬送物の下に走り込んで荷台を上昇させて被搬
送物を持ち上げ載荷し移動する重量物搬送車において、
前記荷台を昇降するリフタを第1のフレームに支持し、
左右に走行車輪を取り付けたアクスル部を有する複数の
走行輪装置を同アクスル部を車体前後方向に直角に配し
て前記リフタを挟んで前記第1のフレームに取付けた複
数の荷重支持走行部分を有し、同複数の荷重支持走行部
分の第1のフレーム相互の間を第2のフレームで接続
し、前記第1のフレームを搬送物荷重支持フレームとし
て構成し、前記第2のフレームを非搬送物荷重支持フレ
ームとして構成し、前記複数の走行輪装置は操舵機構を
有し且つ少なくともその一部は走行駆動機構を備えてな
ることを特徴とする重量物搬送車を提供するものであ
る。
【0011】請求項1の発明によれば、重量搬送物の荷
重は第1のフレームで集中して支持されるので、第1の
フレームのみ搬送物荷重支持フレームとして重量の大き
い部材を当て、第2のフレームは非搬送物荷重支持フレ
ームとして重量の小さい部材を当てることができ、全体
として重量物搬送車のフレームは大幅に軽量化でき、そ
のことによってさらに走行輪装置や動力源装置の負荷が
減じ、総合的な軽量化が得られる。また左右に走行車輪
を取り付けたアクスル部を有する走行輪装置を用いるの
で、それ自体の簡素な構造による軽量化や整備性の向上
が得られ、走行性能においても安定上、速度上有利とな
る。
【0012】(2)請求項2の発明は、請求項1に記載
の重量物搬送車において、前記リフタを支持する第1の
フレームを2基有し車体前方と後方とに配置して、同第
1のフレーム相互の間を接続する前記第2のフレームに
動力源装置を搭載してなることを特徴とする重量物搬送
車を提供するものである。
【0013】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の特徴に加え、前後にリフタが配置され車体中央に動力
源装置が搭載されるので、コンパクトで安定な車体構成
となるとともに、搬送物の載荷上、走行上操作し易い重
量物搬送車となる。
【0014】(3)請求項3の発明は、請求項2に記載
の重量物搬送車において、前記第1のフレームは前記走
行輪装置の左右の走行車輪の間に位置して車体前後方向
に配設された梁部材を有し、前記第2のフレームは車体
前後方向に対して左右に間隔を開けて車体前後方向に配
設された梁部材を有してなることを特徴とする重量物搬
送車を提供するものである。
【0015】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
の特徴に加え、第1のフレームを走行車輪をかわして低
く配置でき、また動力源装置を第2のフレームの間に挟
んで落とし込んで垂下搭載できるので、車高を低下させ
ることができ被搬送物の下に走り込んで積卸しをする重
量物搬送車としての使用条件の向上が図られ、重心位置
の低下による安定性の向上等が得られる。
【0016】(4)請求項4の発明は、請求項3に記載
の重量物搬送車において、それぞれの第1のフレームの
車体前後端側に非搬送物荷重支持フレームとして構成さ
れた第3のフレームを延設して同第3のフレームの少な
くとも一方に運転室を取り付けてなることを特徴とする
重量物搬送車を提供するものである。
【0017】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
の特徴に加え、車体前後端の少なくとも一方で運転操作
ができ、操作性の良い重量物搬送車とすることができる
ほか、運転室分フレームが長い車体となっても運転室は
非搬送物荷重支持フレームとして軽負荷のフレームを延
設して設けられるので車体軽量化の障害とならずにす
む。
【0018】(5)請求項5の発明は、請求項3ないし
請求項4のいずれかに記載の重量物搬送車において、前
記梁部材の少なくとも一部は中空矩形断面を有する梁部
材であることを特徴とする重量物搬送車を提供するもの
である。
【0019】請求項5の発明によれば、請求項3ないし
請求項4のいずれかの発明の特徴に加えて、フレームを
構成する梁部材の重量に対する断面係数が向上し梁部材
の重量をさらに軽量化できる。
【0020】(6)請求項6の発明は、請求項2ないし
請求項5のいずれかに記載の重量物搬送車において、前
記各リフタを支持する第1のフレーム毎に前記走行輪装
置を、同リフタの取付け部を前後から挟んで2基設けた
ことを特徴とする重量物搬送車を提供するものである。
【0021】請求項6の発明によれば、請求項2ないし
請求項5のいずれかの発明の特徴に加えて、各リフタと
走行輪装置との組合せが簡潔となり、操作上、走行上的
確なものとなり、整備上も有利であって、実用性の高い
重量物搬送車となる。
【0022】(7)請求項7の発明は、請求項6に記載
の重量物搬送車において、前記走行輪装置が油圧サスペ
ンションシリンダを介して前記第1のフレームに懸架さ
れることを特徴とする重量物搬送車を提供するものであ
る。
【0023】請求項7の発明によれば、請求項6の発明
の特徴に加えて、走行輪装置の懸架条件を最適に調整で
きるものとなる。
【0024】(8)請求項8の発明は、請求項6に記載
の重量物搬送車において、前記走行輪装置の操舵機構が
アッカーマン・リンクとアクチュエータとを備えている
ことを特徴とする重量物搬送車を提供するものである。
【0025】請求項8の発明によれば、請求項6の発明
の特徴に加えて、重量物搬送車の走行の安定性と速度向
上が図られ、操舵機構を信頼性が高く且つ個々に制御で
きるものとすることができ重量物搬送車の操作上優れた
ものとなる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1から図3に基づき、本発明の
実施の一形態に係る重量物搬送車を説明する。図1は重
量物搬送車1の説明図であり、同図(a)は概略側面
図、(b)は(a)中A−A矢視による平面図であり、
(c)は(a)中B−B矢視図である。
【0027】本実施の形態の重量物搬送車1は、上述の
従来装置ような個々に走行駆動モータ03と懸架機構0
4と旋回機構05を備えた複数の走行輪装置02を備え
る代わりに、車体幅にしたがって配置される左右の車輪
2をアクスル(車軸)部3に装着した走行輪装置4を複
数軸、メインフレーム5に取り付けたものである。各走
行輪装置4の車輪2はアクスル部3の左右にシングルタ
イヤを装着したものを示したが、左右にそれぞれダブル
タイヤを装着したものであってもよい。
【0028】図示のものにおいては、メインフレーム5
下に前方2軸、後方2軸の走行輪装置4がタンデムに取
り付けられ、前方2軸と後方2軸との間のメインフレー
ム5には前後方向の略中央に動力源据付フレーム5−4
が垂下取付けられ、動力源装置としてディーゼルエンジ
ン6、発電機7ほか油圧機器等の動力源関連機器を搭載
している。メインフレーム5の前後端には運転室8が取
り付けられている。
【0029】走行輪装置4は、操舵機構としては個々に
一般の自動車の操舵車輪と同様にアッカーマン・リンク
を備え、アクチュエータとして油圧シリンダを操舵シリ
ンダとして用い操舵される。また、走行駆動機構として
はギヤボックスを介して走行駆動モータ9を備え、ディ
ーゼルエンジン6と発電機7により発電された電力で駆
動される。
【0030】ただし走行駆動モータ9は全ての走行輪装
置4に備える必要はなく、その個数はモータ容量と必要
駆動馬力から決まるものであり、図示の実施の形態では
全4軸の走行輪装置4の内、前後端の2軸に各2個の走
行駆動モータ9を備えている。従って前後端側の走行輪
装置4は駆動アクスル4−1、内側の走行輪装置4は従
動アクスル4−2となっている。
【0031】なお、走行駆動モータ9は上記の電動に限
定されず油圧モータであってもよいことは言うまでもな
い。またその時は、重量物搬送車1の主動力源として上
記ディーゼル電気方式でなく、ディーゼル油圧方式とし
てもよい。使用内燃機関としては、ディーゼルエンジン
6を示したが、ガソリンエンジンほか他種のエンジンで
あってもよい。
【0032】前方2軸の走行輪装置4の間にはリフタ1
0が備えられており、リフタ10は進行方向に対して左
右に振り分けられて上下に向けてメインフレーム5に取
り付けられた2個のリフトシリンダ11と、メインフレ
ーム5に取り付けられ起伏するリンク部12と、その先
端に取り付けられた荷台12とで構成され、リフトシリ
ンダ11が荷台12を下から支えて昇降させるようにな
っている。後方2軸の走行輪装置4の間においても同様
にリフタ10が設けられている。
【0033】上記の走行輪装置4およびその周辺の詳細
を図2に示し説明する。図2(a)は図1の左側の2軸
の走行輪装置4の側面図であり、(b)は(a)中C−
C矢視平面図、(c)は(a)中D−D矢視図である。
図2においては何れも走行輪装置4以外は主要な構造の
みが二点鎖線で示されており、前記リフトシリンダ11
の取付けフレームが図示省略されている。リフトシリン
ダ11の取付けフレームは図3により後述する。
【0034】図2において、車体前後端側(図左側)の
走行輪装置4は駆動アクスル4−1であり、走行駆動モ
ータ9が2個、ギアボックス9aを介して取り付けられ
ており、内側(図右側)の走行輪装置4は従動アクスル
4−2であり走行駆動モータ9を備えない。
【0035】各走行輪装置4のアクスル部3はそのブラ
ケット3aと、メインフレーム5のサスペンションシリ
ンダ取付けブラケット5aとの間に取り付けられた油圧
サスペンションシリンダ14でメインフレーム5に懸架
されている。また、アクスル部3はフレーム15によ
り、メインフレーム5のブラケット16に上下動、左右
揺動回転自在に取り付けられて走行方向が固定され、水
平面内の左右回転、すなわち操舵方向はメインフレーム
5とアクスル部3との間に取り付けられたリンク部17
で規制されておりアクスル部2は車体前後方向に対し直
角に維持されている。
【0036】しかし、車輪2とアクスル部3の間には油
圧シリンダが操舵シリンダ18として取り付けられ、車
輪2間はアッカーマン・リンク19が装備されており、
各走行輪装置4の操舵はこれらによって行うことができ
る。操舵シリンダ18は油圧シリンダに限定されず電動
シリンダ等であってもよい。
【0037】なお、図2において5−1はメインフレー
ム5中の第1のフレームとしての、車輪部フレームであ
り、車輪2をかわすため車体中心寄りの縦2本の梁部材
で構成されている。5−2はメインフレーム5中の第2
のフレームであって、前後の車輪部フレーム5−1に挟
まれて接続する中間部フレームであり、動力源装置を搭
載するため縦2本の梁部材の幅を広げて配置し、動力源
据付フレーム5−4が垂下取付けされている。また5−
3はメインフレーム5中の第3のフレームであって、車
輪部フレーム5−1の先に取り付けられた運転室取付け
フレームであり、その下方に運転室8が垂下取り付けさ
れて設けられる。
【0038】図3に、上記のメインフレーム5の構成を
示し説明する。図3(a)は図1の本実施の形態の重量
物搬送車のメインフレーム5の側面図であり、(b)は
(a)中E−E矢視平面図、(c)は(a)中F−F矢
視図である。
【0039】上述のように、メインフレーム5の車輪部
フレーム5−1は走行輪装置4を避けて車体中央寄りの
縦2本の梁部材で構成され前後の車輪部フレーム5−1
の間は横梁5−5を介して中間部フレーム5−2が接続
している。車輪部フレーム5−1は後述のように積載し
た重量搬送物の荷重をほとんど受ける部分となるので、
効果的にその剛性等が高いものとする必要があるが、通
常の型鋼によらず、鋼板の薄板をボックス型断面(中空
矩形断面)に熔接等で組み上げた梁部材を用いており、
重量に比して大きい断面係数が得られ、曲げ、捩れ共に
対して効果的な梁部材としている。
【0040】中間部フレーム5−2は動力源装置を搭載
するため間隔を開けて配された縦2本の梁部材で構成さ
れている。中間部フレーム5−2には動力源据付フレー
ム5−4が垂下取付けされ、車輪部フレーム5−1の車
端側には運転室取付けフレーム5−3が取り付けられる
のは前述通りである。なお中間部フレーム5−2は搭載
機器など相当の自重を支え、且つ前後の走行部の車輪部
フレーム5−1を接続するものであり、車輪部フレーム
5−1と同様に鋼板の薄板を熔接等で組み上げたボック
ス型断面(中空矩形断面)の梁部材を用いており、重量
に比して剛性等の向上が図られ、梁部材の軽量化を計る
ことができた。
【0041】各車輪部フレーム5−1には図2で説明し
たサスペンションシリンダ取付けブラケット5aが取り
付けられており、サスペンションシリンダ取付けブラケ
ット5aの中間には図2で図示省略したリフトシリンダ
取付けフレーム5bが取り付けられている。
【0042】リフトシリンダ取付けフレーム5bはリフ
トシリンダ11のメインフレーム5側の支持部ブラケッ
トを構成し、リフトシリンダ11を介してリフタ10の
荷台12上に載荷した被搬送物の荷重を受け車輪部フレ
ーム5−1に伝える。そしてその荷重は車輪部フレーム
5−1のサスペンションシリンダ取付けブラケット3a
から車輪2へと伝えられるもので、車輪部フレーム5−
1内で被搬送物の荷重が全て支持される構造となってい
る。車輪部フレーム5−1は、リフタ10で荷重を集中
して支持し走行輪装置4に伝える、言わば荷重支持走行
部分の中核を形成している。
【0043】以上説明した本実施の形態の重量物搬送車
1においては、その全体構成からは、フレームの位置を
低くでき更に動力源装置をフレームの間に低く搭載でき
るため車高を下げることができ搬送物の積卸し条件が向
上し、重心低下による安定性が得られる。
【0044】前後に荷重支持走行部を配し中央に動力源
装置を搭載したのでコンパクトで安定した車体構成とな
ったほか、さらには走行輪装置を荷重支持走行部毎に2
軸とした場合は走行性、操作性が的確となり、整備上も
有利である。
【0045】また、本実施の形態のように重量物搬送車
1の前後の少なくとも一方に運転室を設けたので操作性
が向上する上、非搬送物荷重支持フレームに取り付けら
れるので重量の増加は抑えられている。
【0046】走行輪装置4が通常の貨物自動車と同様に
アクスル部3に車輪を取り付けた車軸支持走行機構とし
たため、構造が簡潔となり、前述の図4に示した従来装
置のように各車輪毎に走行駆動モータ、旋回機構、昇降
機構を設ける必要が無く、故障発生の頻度が改善され、
整備性が向上する。
【0047】また前記従来装置の走行輪装置02の行え
る複雑な走行のパターンの中には完全な横行やスピンタ
ーン等本実施の形態では行えないものもあるが、本実施
の形態においても個々の走行輪装置02を制御すること
により斜行や前後逆ステアによる急旋回等は可能であり
運転上の制約は少ない。
【0048】そして、アッカーマン・リンク19と操舵
シリンダ18の組合せによる操舵機構は本願発明の領域
である重量物搬送車1においても、通常の運転に際して
かえって良好な操舵機能を有し、車軸支持走行機構とア
クスル部3を介しての走行駆動方式と相まって通常走行
においては安定性、走行速度向上の点から好ましい性能
を発揮できるものである。
【0049】また、重量搬送物をリフタ10の荷台12
で支承し、リフタ10が近接した2軸の走行輪装置4の
間で支持されているため、重量搬送物の荷重は殆どメイ
ンフレーム5の内、上記車輪部フレーム5−1にかか
り、他のメインフレーム5の部分、例えば上記中間部フ
レーム5−2に与える負担は少ない。
【0050】したがって、本実施の形態においては、メ
インフレーム5の内、車輪部フレーム5−1を搬送物荷
重支持フレームとして十分な強度と剛性を持つ梁部材で
構成し、他の部分は非搬送物荷重支持フレームとして負
荷に合わせて軽減した強度と剛性の梁部材で構成するこ
とができた。
【0051】例えば、中間部フレーム5−2は搭載する
機器の重量等の自重、前後の走行部(車輪部フレーム5
−1)を接続することによる負荷ほか想定される負荷に
合わせ、運転室取付けフレーム5−3は運転室重量ほか
想定される負荷に合わせ、それぞれ軽度の部材構成とし
て、必要にして十分な強度材料配置によって全体として
大きな重量軽減が可能となった。
【0052】また、メインフレーム5の少なくとも主要
な部分の梁部材はボックス型断面(中空矩形断面)断面
とすることにより梁部材重量に対し高い梁断面係数が得
られ、効果的な重量軽減効果を得られた。
【0053】重量軽減は、また走行駆動、旋回機構等の
負荷を軽減し装置性能上大きな効果を生み、燃費向上、
コストダウンが得られるものである。
【0054】以上、本発明の実施の一形態を説明した
が、本発明はかかる実施の形態に限定されず、本発明の
範囲内でその具体的形態に種々の変更を加えてよいこと
はいうまでもない。
【0055】例えば、上述の実施の形態においては、重
量物搬送車1の前方と後方にそれぞれ1基のリフタ10
と走行輪装置2を2軸配置し、リフタ10の荷台12の
受けた搬送物の荷重を搬送物荷重支持フレームである車
輪部フレーム5−1を介して2軸の走行輪装置2のグル
ープで支持させ、前後のそれらの間を非搬送物荷重支持
フレームである中間部フレーム5−2で接続してそこに
動力源装置等を搭載したが、これに限るものではなく、
各リフタ10毎の走行輪装置2は適宜の複数でグループ
を形成して搬送物荷重を支持させればよく、同グループ
が一つの搬送物荷重支持フレームに取り付けられリフタ
10の荷重を支持し、一つの搬送物荷重支持フレームと
他の搬送物荷重支持フレームとの間は非搬送物荷重支持
フレームで接続して一体の重量物搬送車を形成すればよ
い。また、リフタ10は2基に限らずそれ以上の基数あ
っても良い。
【0056】
【発明の効果】(1)以上請求項1の発明によれば、重
量物搬送車を、被搬送物の下に走り込んで荷台を上昇さ
せて被搬送物を持ち上げ載荷し移動する重量物搬送車に
おいて、前記荷台を昇降するリフタを第1のフレームに
支持し、左右に走行車輪を取り付けたアクスル部を有す
る複数の走行輪装置を同アクスル部を車体前後方向に直
角に配して前記リフタを挟んで前記第1のフレームに取
付けた複数の荷重支持走行部分を有し、同複数の荷重支
持走行部分の第1のフレーム相互の間を第2のフレーム
で接続し、前記第1のフレームを搬送物荷重支持フレー
ムとして構成し、前記第2のフレームを非搬送物荷重支
持フレームとして構成し、前記複数の走行輪装置は操舵
機構を有し且つ少なくともその一部は走行駆動機構を備
えてなるように構成したので、第1のフレームのみ重量
の大きい断面係数の高い部材を当て、第2のフレームは
重量の小さい断面係数の低い部材を当てることができ、
全体として重量物搬送車のフレームは大幅に軽量化で
き、そのことによってさらに走行輪装置や動力源装置の
負荷が減じ、総合的な軽量化が得られる。また左右に走
行車輪を取り付けたアクスル部を有する走行輪装置を用
いるので、それ自体の簡素な構造による軽量化や整備性
の向上が得られ、走行性能においても安定上、速度上有
利となる。
【0057】(2)請求項2の発明によれば、重量物搬
送車を、請求項1に記載の重量物搬送車において、前記
リフタを支持する第1のフレームを2基有し車体前方と
後方とに配置して、同第1のフレーム相互の間を接続す
る前記第2のフレームに動力源装置を搭載してなるよう
に構成したので、請求項1の発明の効果に加え、前後に
リフタが配置され車体中央に動力源装置が搭載されるた
め、コンパクトで安定な車体構成となるとともに、搬送
物の載荷上、走行上操作し易い重量物搬送車となる。
【0058】(3)請求項3の発明によれば、重量物搬
送車を、請求項2に記載の重量物搬送車において、前記
第1のフレームは前記走行輪装置の左右の走行車輪の間
に位置して車体前後方向に配設された梁部材を有し、前
記第2のフレームは車体前後方向に対して左右に間隔を
開けて車体前後方向に配設された梁部材を有してなるよ
うに構成したので、請求項2の発明の効果に加え、第1
のフレームを走行車輪をかわして低く配置でき、また動
力源装置を第2のフレームの間に挟んで落とし込んで垂
下搭載できるため、車高を低下させることができ被搬送
物の下に走り込んで積卸しをする重量物搬送車としての
使用条件の向上が図られ、重心位置の低下による安定性
の向上等が得られる。
【0059】(4)請求項4の発明によれば、重量物搬
送車を、請求項3に記載の重量物搬送車において、それ
ぞれの第1のフレームの車体前後端側に非搬送物荷重支
持フレームとして構成された第3のフレームを延設して
同第3のフレームの少なくとも一方に運転室を取り付け
てなるように構成したので、請求項3の発明の効果に加
え、車体前後端の少なくとも一方で運転操作ができ、操
作性の良い重量物搬送車とすることができるほか、運転
室分フレームが長い車体となっても運転室は非搬送物荷
重支持フレームとして軽負荷のフレームを延設して設け
られるので車体軽量化の障害とならずにすむ。
【0060】(5)請求項5の発明によれば、重量物搬
送車を、請求項3ないし請求項4のいずれかに記載の重
量物搬送車において、前記梁部材の少なくとも一部は中
空矩形断面を有する梁部材であるように構成したので、
請求項3ないし請求項4のいずれかの発明の効果に加え
て、フレームを構成する梁部材の重量に対する断面係数
が向上し梁部材の重量をさらに軽量化できる。
【0061】(6)請求項6の発明によれば、重量物搬
送車を、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載の重
量物搬送車において、前記各リフタを支持する第1のフ
レーム毎に前記走行輪装置を、同リフタの取付け部を前
後から挟んで2基設けるように構成したので、請求項2
ないし請求項5のいずれかの発明の効果に加えて、各リ
フタと走行輪装置との組合せが簡潔となり、操作上、走
行上的確なものとなり、整備上も有利であって、実用性
の高い重量物搬送車となる。
【0062】(7)請求項7の発明によれば、重量物搬
送車を、請求項6に記載の重量物搬送車において、前記
走行輪装置が油圧サスペンションシリンダを介して前記
第1のフレームに懸架されるように構成したので、請求
項6の発明の特徴に加えて、走行輪装置の懸架条件を最
適に調整できるものとなる。
【0063】(8)請求項8の発明によれば、重量物搬
送車を、請求項6に記載の重量物搬送車において、前記
走行輪装置の操舵機構がアッカーマン・リンクとアクチ
ュエータとを備えているように構成したので、請求項6
の発明の効果に加えて、重量物搬送車の走行の安定性と
速度向上が図られ、操舵機構を信頼性が高く且つ個々に
制御できるものとすることができ重量物搬送車の操作上
優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る重量物搬送車の説
明図であり、(a)は概略側面図、(b)は(a)中A
−A矢視による平面図であり、(c)は(a)中B−B
矢視図である。
【図2】図1に示す重量物搬送車の走行輪装置およびそ
の周辺の詳細説明図であり、(a)は図1の左側の2軸
の走行輪装置の側面図、(b)は(a)中C−C矢視平
面図、(c)は(a)中D−D矢視図である。
【図3】図1に示す重量物搬送車のメインフレーム5の
構成の説明図であり、(a)は図1に示す重量物搬送車
のメインフレームの概略側面図、(b)は(a)中E−
E矢視平面図、(c)は(a)中F−F矢視図である。
【図4】従来の重量物搬送車の例の説明図であり、
(a)は概略側面図、(b)は(a)中G−G矢視によ
る荷台の表面板を除いて示す平面図であり、(c)は
(a)中H−H矢視図である。
【符号の説明】
1 重量物搬送車 2 車輪 3 アクスル部 3a ブラケット 4 走行輪装置 5 メインフレーム 5a サスペンションシリンダ取付けブラ
ケット 5b リフトシリンダ取付けフレーム 5−1 車輪部フレーム 5−2 中間部フレーム 5−3 運転室取付けフレーム 5−4 動力源据付フレーム 6 ディーゼルエンジン 7 発電機 8 運転室 9 走行駆動モータ 9a ギアボックス 10 リフタ 11 リフトシリンダ 12 リンク部 13 荷台 14 油圧サスペンションシリンダ 15 フレーム 16 ブラケット 17 リンク部 18 操舵シリンダ 19 アッカーマン・リンク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被搬送物の下に走り込んで荷台を上昇さ
    せて被搬送物を持ち上げ載荷し移動する重量物搬送車に
    おいて、前記荷台を昇降するリフタを第1のフレームに
    支持し、左右に走行車輪を取り付けたアクスル部を有す
    る複数の走行輪装置を同アクスル部を車体前後方向に直
    角に配して前記リフタを挟んで前記第1のフレームに取
    付けた複数の荷重支持走行部分を有し、同複数の荷重支
    持走行部分の第1のフレーム相互の間を第2のフレーム
    で接続し、前記第1のフレームを搬送物荷重支持フレー
    ムとして構成し、前記第2のフレームを非搬送物荷重支
    持フレームとして構成し、前記複数の走行輪装置は操舵
    機構を有し且つ少なくともその一部は走行駆動機構を備
    えてなることを特徴とする重量物搬送車。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の重量物搬送車におい
    て、前記リフタを支持する第1のフレームを2基有し車
    体前方と後方とに配置して、同第1のフレーム相互の間
    を接続する前記第2のフレームに動力源装置を搭載して
    なることを特徴とする重量物搬送車。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の重量物搬送車におい
    て、前記第1のフレームは前記走行輪装置の左右の走行
    車輪の間に位置して車体前後方向に配設された梁部材を
    有し、前記第2のフレームは車体前後方向に対して左右
    に間隔を開けて車体前後方向に配設された梁部材を有し
    てなることを特徴とする重量物搬送車。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の重量物搬送車におい
    て、それぞれの第1のフレームの車体前後端側に非搬送
    物荷重支持フレームとして構成された第3のフレームを
    延設して同第3のフレームの少なくとも一方に運転室を
    取り付けてなることを特徴とする重量物搬送車。
  5. 【請求項5】 請求項3ないし請求項4のいずれかに記
    載の重量物搬送車において、前記梁部材の少なくとも一
    部は中空矩形断面を有する梁部材であることを特徴とす
    る重量物搬送車。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし請求項5のいずれかに記
    載の重量物搬送車において、前記各リフタを支持する第
    1のフレーム毎に前記走行輪装置を、同リフタの取付け
    部を前後から挟んで2基設けたことを特徴とする重量物
    搬送車。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の重量物搬送車におい
    て、前記走行輪装置が油圧サスペンションシリンダを介
    して前記第1のフレームに懸架されることを特徴とする
    重量物搬送車。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の重量物搬送車におい
    て、前記走行輪装置の操舵機構がアッカーマン・リンク
    とアクチュエータとを備えていることを特徴とする重量
    物搬送車。
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