JPH0542865A - アンチスキツド制御装置 - Google Patents
アンチスキツド制御装置Info
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- JPH0542865A JPH0542865A JP3225167A JP22516791A JPH0542865A JP H0542865 A JPH0542865 A JP H0542865A JP 3225167 A JP3225167 A JP 3225167A JP 22516791 A JP22516791 A JP 22516791A JP H0542865 A JPH0542865 A JP H0542865A
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- wheel
- vehicle
- speed
- deceleration
- wheels
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/343—Systems characterised by their lay-out
- B60T8/344—Hydraulic systems
- B60T8/347—3 Channel systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/17—Using electrical or electronic regulation means to control braking
- B60T8/176—Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS
- B60T8/1769—Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS specially adapted for vehicles having more than one driven axle, e.g. four-wheel drive vehicles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/321—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration deceleration
- B60T8/322—Systems specially adapted for vehicles driven by more than one axle, e.g. Four Wheel-Drive vehicles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 二輪駆動と四輪駆動とを切換可能な車両のア
ンチスキッド制御装置において、切換スイッチを利用す
ることなく、二輪駆動から四輪駆動への切換を検出し得
るようにする。 【構成】 車輪速度検出手段S1乃至S4によって四つ
の車輪FR,FL,RR,RLの各回転速度を検出する
と共に、車両減速度検出手段Gによって車両の減速度を
検出する。そして、カウント手段M1にて各車輪の車輪
速度が所定の基準速度を下回った後回復した回数をカウ
ントし、所定時間内のカウント値を比較手段M2にて所
定値と比較する。各車輪のカウント値の全てが所定値以
上と判定され、且つ車両が所定の減速度に到達しないと
きには、駆動方式判定手段M3にて、この車両が四輪駆
動状態にあると判定される。
ンチスキッド制御装置において、切換スイッチを利用す
ることなく、二輪駆動から四輪駆動への切換を検出し得
るようにする。 【構成】 車輪速度検出手段S1乃至S4によって四つ
の車輪FR,FL,RR,RLの各回転速度を検出する
と共に、車両減速度検出手段Gによって車両の減速度を
検出する。そして、カウント手段M1にて各車輪の車輪
速度が所定の基準速度を下回った後回復した回数をカウ
ントし、所定時間内のカウント値を比較手段M2にて所
定値と比較する。各車輪のカウント値の全てが所定値以
上と判定され、且つ車両が所定の減速度に到達しないと
きには、駆動方式判定手段M3にて、この車両が四輪駆
動状態にあると判定される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両制動時に車輪に対
する制動力を制御し車輪のロックを防止するアンチスキ
ッド制御装置に関し、特に二輪駆動と四輪駆動とを切換
可能な車両に好適なアンチスキッド制御装置に係る。
する制動力を制御し車輪のロックを防止するアンチスキ
ッド制御装置に関し、特に二輪駆動と四輪駆動とを切換
可能な車両に好適なアンチスキッド制御装置に係る。
【0002】
【従来の技術】車両の急制動時に車輪がロックしないよ
うに、各車輪のホイールシリンダに対するブレーキ液圧
を減圧、増圧あるいは圧力保持することにより制動力を
制御するアンチスキッド制御装置が普及している。この
アンチスキッド制御装置としては、車両の各車輪の車輪
速度を検出し、その検出結果に応じて各車輪のホイール
シリンダに対するブレーキ液圧を制御し、最大摩擦係数
が得られるように制動力を制御する装置が一般的であ
る。
うに、各車輪のホイールシリンダに対するブレーキ液圧
を減圧、増圧あるいは圧力保持することにより制動力を
制御するアンチスキッド制御装置が普及している。この
アンチスキッド制御装置としては、車両の各車輪の車輪
速度を検出し、その検出結果に応じて各車輪のホイール
シリンダに対するブレーキ液圧を制御し、最大摩擦係数
が得られるように制動力を制御する装置が一般的であ
る。
【0003】ところで、車両の駆動方式として、車両の
前方及び後方の車輪の何れか一方の軸を駆動する二輪駆
動(2WD)と、前後輪を直結して駆動する四輪駆動
(4WD)とを切換えることができるものがあり、パー
トタイム4WDと呼ばれている。この駆動方式の車両に
おいては、四輪駆動時に前輪と後輪とが直結され、ある
いは差動制限されるため、特に摩擦係数が小さい路面上
では各車輪の車輪速度が同期する傾向が大となる。従っ
て、二輪駆動車両のアンチスキッド制御装置において一
般的な制御、例えば前輪側は各輪独立制御、後輪側はロ
ーセレクト制御とする三系統方式の制御をそのまま適用
することはできない。
前方及び後方の車輪の何れか一方の軸を駆動する二輪駆
動(2WD)と、前後輪を直結して駆動する四輪駆動
(4WD)とを切換えることができるものがあり、パー
トタイム4WDと呼ばれている。この駆動方式の車両に
おいては、四輪駆動時に前輪と後輪とが直結され、ある
いは差動制限されるため、特に摩擦係数が小さい路面上
では各車輪の車輪速度が同期する傾向が大となる。従っ
て、二輪駆動車両のアンチスキッド制御装置において一
般的な制御、例えば前輪側は各輪独立制御、後輪側はロ
ーセレクト制御とする三系統方式の制御をそのまま適用
することはできない。
【0004】而して、上記パートタイム4WDの車両に
おいて、四輪駆動時に適切なアンチスキッド制御を行な
うべく、例えば特開昭62−251264号公報には、
切換スイッチの作動に応じ、四輪駆動時には制動力制御
を全輪同時制御に切換えるようにすることが提案されて
いる。
おいて、四輪駆動時に適切なアンチスキッド制御を行な
うべく、例えば特開昭62−251264号公報には、
切換スイッチの作動に応じ、四輪駆動時には制動力制御
を全輪同時制御に切換えるようにすることが提案されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、切換スイッ
チは高価であるだけでなく故障の可能性が大である。ま
た、切換スイッチによって制動力制御を切換えることと
すると、高摩擦係数路面上での制動性能を犠牲にせざる
を得なくなる。即ち、高摩擦係数路面上では、直結四輪
駆動を利用して二輪駆動時の制動力制御を行なうことと
しても制動距離が短くなり適切な制御となる。
チは高価であるだけでなく故障の可能性が大である。ま
た、切換スイッチによって制動力制御を切換えることと
すると、高摩擦係数路面上での制動性能を犠牲にせざる
を得なくなる。即ち、高摩擦係数路面上では、直結四輪
駆動を利用して二輪駆動時の制動力制御を行なうことと
しても制動距離が短くなり適切な制御となる。
【0006】そこで、本発明は切換スイッチを利用する
ことなく、二輪駆動から四輪駆動への切換を検出し得る
手段を備えたアンチスキッド制御装置を提供することを
目的とする。また、本発明の別の目的は、低摩擦係数路
面上を走行している場合にのみ車両の駆動方式に応じて
制動力制御を切換えるようにしたアンチスキッド制御装
置を提供することを目的とする。
ことなく、二輪駆動から四輪駆動への切換を検出し得る
手段を備えたアンチスキッド制御装置を提供することを
目的とする。また、本発明の別の目的は、低摩擦係数路
面上を走行している場合にのみ車両の駆動方式に応じて
制動力制御を切換えるようにしたアンチスキッド制御装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、二輪駆動と四輪駆動とを切換可能な車両に適用され
る本発明のアンチスキッド制御装置は、図1に構成の概
要を示したように、四つの車輪FR,FL,RR,RL
の各々の回転速度を検出する車輪速度検出手段S1乃至
S4と、車両の減速度を検出する車両減速度検出手段G
と、車輪速度検出手段S1乃至S4が検出した各車輪の
車輪速度が所定の基準速度を下回った後回復した回数を
カウントするカウント手段M1と、このカウント手段M
1の各車輪の所定時間内のカウント値を所定値と比較す
る比較手段M2と、比較手段M2により各車輪のカウン
ト値の全てが所定値以上と判定され、且つ車両減速度検
出手段Gの検出減速度が所定の減速度に到達しないとき
車両が四輪駆動状態にあると判定する駆動方式判定手段
M3を備えている。
め、二輪駆動と四輪駆動とを切換可能な車両に適用され
る本発明のアンチスキッド制御装置は、図1に構成の概
要を示したように、四つの車輪FR,FL,RR,RL
の各々の回転速度を検出する車輪速度検出手段S1乃至
S4と、車両の減速度を検出する車両減速度検出手段G
と、車輪速度検出手段S1乃至S4が検出した各車輪の
車輪速度が所定の基準速度を下回った後回復した回数を
カウントするカウント手段M1と、このカウント手段M
1の各車輪の所定時間内のカウント値を所定値と比較す
る比較手段M2と、比較手段M2により各車輪のカウン
ト値の全てが所定値以上と判定され、且つ車両減速度検
出手段Gの検出減速度が所定の減速度に到達しないとき
車両が四輪駆動状態にあると判定する駆動方式判定手段
M3を備えている。
【0008】また、本発明は、二輪駆動と四輪駆動とを
切換可能な車両において、その前方及び後方両側の車輪
FR,FL,RR,RLの各々に装着し制動力を付与す
るホイールシリンダ51乃至54と、このホイールシリ
ンダ51乃至54の各々にブレーキ液圧を供給する液圧
発生装置PGと、この液圧発生装置PG及びホイールシ
リンダ51乃至54の各々を連通接続する液圧路の各々
に介装した圧力制御弁V1乃至V4と、車輪FR,F
L,RR,RLの各々の回転速度を検出する車輪速度検
出手段S1乃至S4と、この車輪速度検出手段S1乃至
S4の各々の出力信号に応じて圧力制御弁V1乃至V4
の各々を駆動しホイールシリンダ51乃至54の各々に
供給するブレーキ液圧を制御する制動力制御手段M4を
備えた装置とし、以下のように構成することができる。
切換可能な車両において、その前方及び後方両側の車輪
FR,FL,RR,RLの各々に装着し制動力を付与す
るホイールシリンダ51乃至54と、このホイールシリ
ンダ51乃至54の各々にブレーキ液圧を供給する液圧
発生装置PGと、この液圧発生装置PG及びホイールシ
リンダ51乃至54の各々を連通接続する液圧路の各々
に介装した圧力制御弁V1乃至V4と、車輪FR,F
L,RR,RLの各々の回転速度を検出する車輪速度検
出手段S1乃至S4と、この車輪速度検出手段S1乃至
S4の各々の出力信号に応じて圧力制御弁V1乃至V4
の各々を駆動しホイールシリンダ51乃至54の各々に
供給するブレーキ液圧を制御する制動力制御手段M4を
備えた装置とし、以下のように構成することができる。
【0009】即ち、車両の減速度を検出する車両減速度
検出手段Gと、車輪速度検出手段S1乃至S4が検出し
た各車輪の車輪速度が所定の基準速度を下回った後回復
した回数をカウントするカウント手段M1と、このカウ
ント手段M1の各車輪の所定時間内のカウント値を所定
値と比較する比較手段M2と、この比較手段M2により
各車輪のカウント値の全てが所定値以上と判定され、且
つ車両減速度検出手段Gの検出減速度が所定の減速度に
到達しないとき車両が四輪駆動状態にあると判定する駆
動方式判定手段M3とを備えたものとし、制動力制御手
段M4による制動力制御を駆動方式判定手段M3の判定
結果に応じて切換えるように構成することができる。
検出手段Gと、車輪速度検出手段S1乃至S4が検出し
た各車輪の車輪速度が所定の基準速度を下回った後回復
した回数をカウントするカウント手段M1と、このカウ
ント手段M1の各車輪の所定時間内のカウント値を所定
値と比較する比較手段M2と、この比較手段M2により
各車輪のカウント値の全てが所定値以上と判定され、且
つ車両減速度検出手段Gの検出減速度が所定の減速度に
到達しないとき車両が四輪駆動状態にあると判定する駆
動方式判定手段M3とを備えたものとし、制動力制御手
段M4による制動力制御を駆動方式判定手段M3の判定
結果に応じて切換えるように構成することができる。
【0010】
【作用】上記の構成になるアンチスキッド制御装置にお
いて、車輪速度検出手段S1乃至S4によって四つの車
輪FR,FL,RR,RLの各回転速度が検出されると
共に、車両減速度検出手段Gによって車両の減速度が検
出される。そして、カウント手段M1にて各車輪の車輪
速度が所定の基準速度を下回った後回復した回数がカウ
ントされ、所定時間内のカウント値が比較手段M2にて
所定値と比較される。各車輪のカウント値の全てが所定
値以上と判定され、且つ車両が所定の減速度に到達しな
いときには、駆動方式判定手段M3において、この車両
が四輪駆動状態にあると判定される。
いて、車輪速度検出手段S1乃至S4によって四つの車
輪FR,FL,RR,RLの各回転速度が検出されると
共に、車両減速度検出手段Gによって車両の減速度が検
出される。そして、カウント手段M1にて各車輪の車輪
速度が所定の基準速度を下回った後回復した回数がカウ
ントされ、所定時間内のカウント値が比較手段M2にて
所定値と比較される。各車輪のカウント値の全てが所定
値以上と判定され、且つ車両が所定の減速度に到達しな
いときには、駆動方式判定手段M3において、この車両
が四輪駆動状態にあると判定される。
【0011】また、請求項2に示すアンチスキッド制御
装置においては、液圧発生装置PGを駆動すると圧力制
御弁V1乃至V4を介してホイールシリンダ51乃至5
4の各々にブレーキ液圧が供給され、車両前方右側及び
左側の車輪FR,FL並びに車両後方右側及び左側の車
輪RR,RLの各々に対し制動力が付与される。そし
て、各車輪の車輪速度が車輪速度検出手段S1乃至S4
によって検出される。この車輪速度検出手段S1乃至S
4の出力信号に基づき制動力制御手段M4によって上記
圧力制御弁V1乃至V4の作動が制御され、制動力制御
が行なわれる。
装置においては、液圧発生装置PGを駆動すると圧力制
御弁V1乃至V4を介してホイールシリンダ51乃至5
4の各々にブレーキ液圧が供給され、車両前方右側及び
左側の車輪FR,FL並びに車両後方右側及び左側の車
輪RR,RLの各々に対し制動力が付与される。そし
て、各車輪の車輪速度が車輪速度検出手段S1乃至S4
によって検出される。この車輪速度検出手段S1乃至S
4の出力信号に基づき制動力制御手段M4によって上記
圧力制御弁V1乃至V4の作動が制御され、制動力制御
が行なわれる。
【0012】特に、上述の駆動方式判定手段M3におい
て、各車輪のカウント値の全てが所定値以上で車両が所
定の減速度に到達しない場合には、四輪駆動状態にある
と判定され、これに応じた四輪駆動時の制動力制御が行
なわれる。例えば、四輪駆動時に低摩擦係数路面上で制
動作動を行なった場合において、ピーク車輪速度に到達
する前であれば増圧許可状態にあっても保持信号が出力
されるというように、駆動方式判定手段M3の判定結果
に応じて制動力制御が切換えられる。
て、各車輪のカウント値の全てが所定値以上で車両が所
定の減速度に到達しない場合には、四輪駆動状態にある
と判定され、これに応じた四輪駆動時の制動力制御が行
なわれる。例えば、四輪駆動時に低摩擦係数路面上で制
動作動を行なった場合において、ピーク車輪速度に到達
する前であれば増圧許可状態にあっても保持信号が出力
されるというように、駆動方式判定手段M3の判定結果
に応じて制動力制御が切換えられる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図2は本発明の一実施例のアンチスキッド制御装
置を示すもので、マスタシリンダ2a及びブースタ2b
から成り、ブレーキペダル3によって駆動される液圧発
生装置2と、車輪FR,FL,RR,RLに配設された
ホイールシリンダ51乃至54の各々とが接続される液
圧路に、ポンプ21,22、リザーバ23,24及び電
磁弁31乃至38が介装されている。尚、車輪FRは運
転席からみて前方右側の車輪を示し、以下車輪FLは前
方左側、車輪RRは後方右側、車輪RLは後方左側の車
輪を示しており、前方の車輪FR,FL及び後方の車輪
RR,RLが直結して駆動される四輪駆動状態と、後方
の車輪RR,RLのみが駆動される二輪駆動状態に切換
可能なパートタイム4WDが構成されている。
する。図2は本発明の一実施例のアンチスキッド制御装
置を示すもので、マスタシリンダ2a及びブースタ2b
から成り、ブレーキペダル3によって駆動される液圧発
生装置2と、車輪FR,FL,RR,RLに配設された
ホイールシリンダ51乃至54の各々とが接続される液
圧路に、ポンプ21,22、リザーバ23,24及び電
磁弁31乃至38が介装されている。尚、車輪FRは運
転席からみて前方右側の車輪を示し、以下車輪FLは前
方左側、車輪RRは後方右側、車輪RLは後方左側の車
輪を示しており、前方の車輪FR,FL及び後方の車輪
RR,RLが直結して駆動される四輪駆動状態と、後方
の車輪RR,RLのみが駆動される二輪駆動状態に切換
可能なパートタイム4WDが構成されている。
【0014】マスタシリンダ2aの一方の出力ポートと
ホイールシリンダ51,52の各々を接続する液圧路に
夫々電磁弁31,32及び電磁弁33,34が介装さ
れ、これらとマスタシリンダ2aとの間にポンプ21が
介装されている。同様に、マスタシリンダ2aの他方の
出力ポートとホイールシリンダ53,54の両者を接続
する液圧路に電磁弁35,36が介装され、これらとマ
スタシリンダ2aとの間にポンプ22が介装されてい
る。ポンプ21,22は電動モータ20によって駆動さ
れ、これらの液圧路に所定の圧力に昇圧されたブレーキ
液が供給される。従って、これらの液圧路が常開の電磁
弁31,33,35に対するブレーキ液圧の供給側とな
っている。常閉の電磁弁32,34の排出側液圧路はリ
ザーバ23を介してポンプ21に接続され、同じく常閉
の電磁弁36の排出側液圧路はリザーバ24を介してポ
ンプ22に接続されている。リザーバ23,24は夫々
ピストンとスプリングを備えており、電磁弁32,3
4,36から排出側液圧路を介して還流されるブレーキ
液を収容し、ポンプ21,22作動時にマスタシリンダ
2aに還流するものである。
ホイールシリンダ51,52の各々を接続する液圧路に
夫々電磁弁31,32及び電磁弁33,34が介装さ
れ、これらとマスタシリンダ2aとの間にポンプ21が
介装されている。同様に、マスタシリンダ2aの他方の
出力ポートとホイールシリンダ53,54の両者を接続
する液圧路に電磁弁35,36が介装され、これらとマ
スタシリンダ2aとの間にポンプ22が介装されてい
る。ポンプ21,22は電動モータ20によって駆動さ
れ、これらの液圧路に所定の圧力に昇圧されたブレーキ
液が供給される。従って、これらの液圧路が常開の電磁
弁31,33,35に対するブレーキ液圧の供給側とな
っている。常閉の電磁弁32,34の排出側液圧路はリ
ザーバ23を介してポンプ21に接続され、同じく常閉
の電磁弁36の排出側液圧路はリザーバ24を介してポ
ンプ22に接続されている。リザーバ23,24は夫々
ピストンとスプリングを備えており、電磁弁32,3
4,36から排出側液圧路を介して還流されるブレーキ
液を収容し、ポンプ21,22作動時にマスタシリンダ
2aに還流するものである。
【0015】電磁弁31乃至36は2ポート2位置電磁
切替弁であり、夫々ソレノイドコイル非通電時には図2
に示す第1位置にあって、各ホイールシリンダ51乃至
54は液圧発生装置2及びポンプ21あるいは22と連
通している。ソレノイドコイル通電時には第2位置とな
り、各ホイールシリンダ51乃至54は液圧発生装置2
及びポンプ21,22とは遮断され、リザーバ23ある
いは24と連通する。尚、図2中CHを付した記号はチ
ェックバルブであり、ホイールシリンダ51乃至54及
びリザーバ23,24側から液圧発生装置2側への還流
を許容し、逆方向の流れを遮断するものである。また、
FLを付した記号はフィルタ、ORを付した記号はオリ
フィス、DPを付した記号はダンパを夫々表し、これら
は周知であるので説明は省略するが、液圧路中のブレー
キ液圧の脈動を防止するダンパDPは設計条件によって
は必ずしも設ける必要はない。LSPVを付した記号は
ロードセンシング・プロポーショニングバルブを表し、
これは前後輪の制動力配分を理想配分に近似させるため
に設けるプロポーショニングバルブに関し、折点液圧を
車両のリヤ軸重に応じて変化させるもので、その構成は
周知であるので説明は省略する。
切替弁であり、夫々ソレノイドコイル非通電時には図2
に示す第1位置にあって、各ホイールシリンダ51乃至
54は液圧発生装置2及びポンプ21あるいは22と連
通している。ソレノイドコイル通電時には第2位置とな
り、各ホイールシリンダ51乃至54は液圧発生装置2
及びポンプ21,22とは遮断され、リザーバ23ある
いは24と連通する。尚、図2中CHを付した記号はチ
ェックバルブであり、ホイールシリンダ51乃至54及
びリザーバ23,24側から液圧発生装置2側への還流
を許容し、逆方向の流れを遮断するものである。また、
FLを付した記号はフィルタ、ORを付した記号はオリ
フィス、DPを付した記号はダンパを夫々表し、これら
は周知であるので説明は省略するが、液圧路中のブレー
キ液圧の脈動を防止するダンパDPは設計条件によって
は必ずしも設ける必要はない。LSPVを付した記号は
ロードセンシング・プロポーショニングバルブを表し、
これは前後輪の制動力配分を理想配分に近似させるため
に設けるプロポーショニングバルブに関し、折点液圧を
車両のリヤ軸重に応じて変化させるもので、その構成は
周知であるので説明は省略する。
【0016】而して、これらの電磁弁31乃至36のソ
レノイドコイルに対する通電、非通電を制御することに
よりホイールシリンダ51乃至54内のブレーキ液圧を
増圧、減圧、又は保持することができる。即ち、電磁弁
31乃至36のソレノイドコイル非通電時にはホイール
シリンダ51乃至54に液圧発生装置2及びポンプ21
あるいは22からブレーキ液圧が供給されて増圧し、通
電時にはリザーバ23あるいは24側に連通し減圧す
る。また、電磁弁31,33,35のソレノイドコイル
に通電しその余の電磁弁のソレノイドコイルを非通電と
すれば、ホイールシリンダ51乃至54内のブレーキ液
圧が保持される。尚、電磁弁31乃至36に替えて半数
の3ポート2位置電磁切替弁を用いることとしてもよ
い。
レノイドコイルに対する通電、非通電を制御することに
よりホイールシリンダ51乃至54内のブレーキ液圧を
増圧、減圧、又は保持することができる。即ち、電磁弁
31乃至36のソレノイドコイル非通電時にはホイール
シリンダ51乃至54に液圧発生装置2及びポンプ21
あるいは22からブレーキ液圧が供給されて増圧し、通
電時にはリザーバ23あるいは24側に連通し減圧す
る。また、電磁弁31,33,35のソレノイドコイル
に通電しその余の電磁弁のソレノイドコイルを非通電と
すれば、ホイールシリンダ51乃至54内のブレーキ液
圧が保持される。尚、電磁弁31乃至36に替えて半数
の3ポート2位置電磁切替弁を用いることとしてもよ
い。
【0017】上記電磁弁31乃至36は電子制御装置1
0に接続され、各々のソレノイドコイルに対する通電、
非通電が制御される。電動モータ20も電子制御装置1
0に接続され、これにより駆動制御される。また、車輪
FR,FL,RR,RLには夫々本発明にいう車輪速度
検出手段たる車輪速度センサ41乃至44が配設され、
これらが電子制御装置10に接続されており、各車輪の
回転速度、即ち車輪速度信号が電子制御装置10に入力
されるように構成されている。車輪速度センサ41乃至
44は周知の電磁誘導方式のセンサであり、各車輪の回
転速度に比例した周波数の電圧を出力するものである
が、これに替えホールIC、光センサ等を用いることと
してもよい。
0に接続され、各々のソレノイドコイルに対する通電、
非通電が制御される。電動モータ20も電子制御装置1
0に接続され、これにより駆動制御される。また、車輪
FR,FL,RR,RLには夫々本発明にいう車輪速度
検出手段たる車輪速度センサ41乃至44が配設され、
これらが電子制御装置10に接続されており、各車輪の
回転速度、即ち車輪速度信号が電子制御装置10に入力
されるように構成されている。車輪速度センサ41乃至
44は周知の電磁誘導方式のセンサであり、各車輪の回
転速度に比例した周波数の電圧を出力するものである
が、これに替えホールIC、光センサ等を用いることと
してもよい。
【0018】更に、電子制御装置10には、本発明にい
う車両減速度検出手段たる加速度センサ40が接続され
ている。加速度センサ40はGセンサとも呼ばれ、水
銀、光学素子、ホール素子等を利用した種々の形式のも
のが知られており、これにより車両の減速度、即ち負の
加速度が検出され、その出力信号が電子制御装置10に
供給される。また、ブレーキペダル3には、これに踏力
が加えられるとオンとなり踏力が除かれるとオフとなる
ブレーキスイッチ45が配設され、電子制御装置10に
接続されている。
う車両減速度検出手段たる加速度センサ40が接続され
ている。加速度センサ40はGセンサとも呼ばれ、水
銀、光学素子、ホール素子等を利用した種々の形式のも
のが知られており、これにより車両の減速度、即ち負の
加速度が検出され、その出力信号が電子制御装置10に
供給される。また、ブレーキペダル3には、これに踏力
が加えられるとオンとなり踏力が除かれるとオフとなる
ブレーキスイッチ45が配設され、電子制御装置10に
接続されている。
【0019】電子制御装置10は、図3に示すように、
CPU14、ROM15及びRAM16等を有しコモン
バスを介して入力ポート12及び出力ポート13に接続
されて外部との入出力を行なうワンチップマイクロコン
ピュータ11を備えている。上記加速度センサ40、車
輪速度センサ41乃至44及びブレーキスイッチ45の
検出信号は増幅回路17a乃至17fを介して入力ポー
ト12からCPU14に入力される。そして、出力ポー
ト13からは駆動回路18aを介して電動モータ20に
制御信号が出力されると共に、駆動回路18b乃至18
gを介して夫々電磁弁31乃至36に制御信号が出力さ
れる。
CPU14、ROM15及びRAM16等を有しコモン
バスを介して入力ポート12及び出力ポート13に接続
されて外部との入出力を行なうワンチップマイクロコン
ピュータ11を備えている。上記加速度センサ40、車
輪速度センサ41乃至44及びブレーキスイッチ45の
検出信号は増幅回路17a乃至17fを介して入力ポー
ト12からCPU14に入力される。そして、出力ポー
ト13からは駆動回路18aを介して電動モータ20に
制御信号が出力されると共に、駆動回路18b乃至18
gを介して夫々電磁弁31乃至36に制御信号が出力さ
れる。
【0020】上記電子制御装置10においてはアンチス
キッド制御のための一連の処理が行なわれるが、以下こ
れを図4及び図5に基づいて説明する。図4は本発明の
アンチスキッド制御装置の一実施例の制御のメインルー
チンを示すフローチャートであり、所定時間毎に繰り返
し実行される。
キッド制御のための一連の処理が行なわれるが、以下こ
れを図4及び図5に基づいて説明する。図4は本発明の
アンチスキッド制御装置の一実施例の制御のメインルー
チンを示すフローチャートであり、所定時間毎に繰り返
し実行される。
【0021】図4において電源オンとなりルーチンが開
始されると、まずステップ100にて初期化され、車速
を表す推定車体速度Vs、各車輪の車輪速度Vw及び車
輪加速度DVwが0とされる。そして、ステップ102
において車輪速度センサ41乃至44の出力信号から各
車輪の車輪速度Vwが演算され、ステップ104に進み
この値から車輪加速度DVwが演算される。尚、上記推
定車体速度Vsは制動時の車輪速度を基準に所定の減速
度で減速したと仮定したときの値を車速として設定し、
四つの車輪の内一つでもこの値を超えたときにはその値
から再度所定の減速度で減速したときの値を車速と設定
するものである。即ち、推定車体速度Vsは各車輪の車
輪速度の最大値に基づいて設定される。
始されると、まずステップ100にて初期化され、車速
を表す推定車体速度Vs、各車輪の車輪速度Vw及び車
輪加速度DVwが0とされる。そして、ステップ102
において車輪速度センサ41乃至44の出力信号から各
車輪の車輪速度Vwが演算され、ステップ104に進み
この値から車輪加速度DVwが演算される。尚、上記推
定車体速度Vsは制動時の車輪速度を基準に所定の減速
度で減速したと仮定したときの値を車速として設定し、
四つの車輪の内一つでもこの値を超えたときにはその値
から再度所定の減速度で減速したときの値を車速と設定
するものである。即ち、推定車体速度Vsは各車輪の車
輪速度の最大値に基づいて設定される。
【0022】次に、ステップ106にて、ブレーキスイ
ッチ45の出力の有無、上記車輪速度及び車輪加速度に
基づき各車輪のロック状態が判定され、アンチスキッド
制御の開始条件を充足しているか否かが判定される。開
始条件を充足していればステップ108に進み、充足し
ていなければそのままステップ110にジャンプする。
ステップ108においては各車輪のロック状態に応じて
電磁弁31乃至36の通電、非通電が制御され、ホイー
ルシリンダ51乃至54内のブレーキ液圧が増減され
る。そして、各車輪の全てに関し処理が完了するまで上
記ルーチンが繰り返される。これが完了するとステップ
110にて新たに推定車体速度Vsが演算され、ステッ
プ112にてフェイルセーフ処理が行なわれた後ステッ
プ102に戻る。
ッチ45の出力の有無、上記車輪速度及び車輪加速度に
基づき各車輪のロック状態が判定され、アンチスキッド
制御の開始条件を充足しているか否かが判定される。開
始条件を充足していればステップ108に進み、充足し
ていなければそのままステップ110にジャンプする。
ステップ108においては各車輪のロック状態に応じて
電磁弁31乃至36の通電、非通電が制御され、ホイー
ルシリンダ51乃至54内のブレーキ液圧が増減され
る。そして、各車輪の全てに関し処理が完了するまで上
記ルーチンが繰り返される。これが完了するとステップ
110にて新たに推定車体速度Vsが演算され、ステッ
プ112にてフェイルセーフ処理が行なわれた後ステッ
プ102に戻る。
【0023】図5は図4のステップ108で処理される
ブレーキ液圧制御の処理内容を示すもので、以下順次説
明する。尚、図5のフローチャートにおいて、YはYe
s、NはNoを簡略して示したものである。
ブレーキ液圧制御の処理内容を示すもので、以下順次説
明する。尚、図5のフローチャートにおいて、YはYe
s、NはNoを簡略して示したものである。
【0024】先ず、ステップ201において、四輪駆動
制御が実行中であることを示す四駆フラグがセットされ
ているか否か判定され、セットされていれば(「1」で
あれば)ステップ202にて低μ用定数Ksが設定され
る。
制御が実行中であることを示す四駆フラグがセットされ
ているか否か判定され、セットされていれば(「1」で
あれば)ステップ202にて低μ用定数Ksが設定され
る。
【0025】一方、ステップ201にて四駆フラグがセ
ットされていないと判定された場合には、ステップ22
1乃至235に進み後述するように所定の処理が行なわ
れた後、ステップ203及び205にて路面μ判定が行
なわれる。即ち、例えば車輪加速度DVwが所定の基準
値と比較され、あるいは加速度センサ40の出力が所定
の基準値と比較され、ステップ203にて走行路の路面
μが高μか否かが判定される。路面μが高μと判定され
るとステップ204に進み高μ用定数Khが設定され、
高μでなければステップ205に進み低μか否かが判定
される。ここで低μと判定されればステップ202にて
低μ用定数Ksが設定され、そうでなければステップ2
06にて中μ用定数Kmが設定される。これらの定数K
h,Km,Ksに応じてステップ207,208におい
て基準速度A1及び基準加速度B1が適宜設定される。
ットされていないと判定された場合には、ステップ22
1乃至235に進み後述するように所定の処理が行なわ
れた後、ステップ203及び205にて路面μ判定が行
なわれる。即ち、例えば車輪加速度DVwが所定の基準
値と比較され、あるいは加速度センサ40の出力が所定
の基準値と比較され、ステップ203にて走行路の路面
μが高μか否かが判定される。路面μが高μと判定され
るとステップ204に進み高μ用定数Khが設定され、
高μでなければステップ205に進み低μか否かが判定
される。ここで低μと判定されればステップ202にて
低μ用定数Ksが設定され、そうでなければステップ2
06にて中μ用定数Kmが設定される。これらの定数K
h,Km,Ksに応じてステップ207,208におい
て基準速度A1及び基準加速度B1が適宜設定される。
【0026】そして、ステップ209に進み車輪速度V
wが基準速度A1と比較され、これを下回るときにはス
テップ210に進み車輪加速度DVwが基準加速度B1
と比較される。ステップ210にて車輪加速度DVwが
基準加速度B1以上であると判定されるとステップ21
1にて保持信号が出力され、基準加速度B1を下回ると
判定されるとステップ212にて減圧信号が出力され、
メインルーチンに戻る。
wが基準速度A1と比較され、これを下回るときにはス
テップ210に進み車輪加速度DVwが基準加速度B1
と比較される。ステップ210にて車輪加速度DVwが
基準加速度B1以上であると判定されるとステップ21
1にて保持信号が出力され、基準加速度B1を下回ると
判定されるとステップ212にて減圧信号が出力され、
メインルーチンに戻る。
【0027】ステップ209において車輪速度Vwが基
準速度A1以上と判定された場合には、ステップ213
に進み四駆フラグがセットされているか否かが判定さ
れ、セットされていればステップ214の判定が行なわ
れる。即ち、車輪速度Vwがピーク車輪速度に到達した
か否かが判定され、ピーク車輪速度に到達しておればス
テップ215に進み増圧信号が出力されるが、到達して
いなければ保持信号が出力される。また、ステップ21
3にて四駆フラグがセットされていないと判定されたと
きにも同様に増圧信号が出力される。
準速度A1以上と判定された場合には、ステップ213
に進み四駆フラグがセットされているか否かが判定さ
れ、セットされていればステップ214の判定が行なわ
れる。即ち、車輪速度Vwがピーク車輪速度に到達した
か否かが判定され、ピーク車輪速度に到達しておればス
テップ215に進み増圧信号が出力されるが、到達して
いなければ保持信号が出力される。また、ステップ21
3にて四駆フラグがセットされていないと判定されたと
きにも同様に増圧信号が出力される。
【0028】次に、ステップ221乃至235の処理に
ついて説明する。ステップ201にて四駆フラグがセッ
トされていないと判定されたときには、ステップ221
に進み、マイクロコンピュータ11内に設けられた制御
中カウンタのデータに基づき制御中か否か判定され、制
御中であればステップ222乃至229にて四つの車輪
の各々についてスリップ状態が判定され、この判定結果
に応じてマイクロコンピュータ11内に設けられたスリ
ップカウンタが駆動される。即ち、前方右側の車輪FR
に関し車輪速度Vwが基準速度A1を下回るスリップ状
態から基準速度A1以上となって回復したか否かが判定
され、回復しておれば車輪FRに関するスリップカウン
タのカウント値Csに1が加算される。続いて、ステッ
プ224乃至229にて他の車輪についても同様の処理
が行なわれる。このように、四輪駆動時においては、制
動時における各車輪の車輪速度の低下と回復の動作が同
期もしくは半周期遅れで全ての車輪に同様に生ずるの
で、その動作の回数に基づいて四輪駆動か否かを判定す
ることができる。そして、ステップ230にて、アンチ
スキッド制御開始と同時に起動する制御中カウンタのカ
ウント値Ccに1が加算された後、ステップ231にて
所定の基準値C1と比較される。
ついて説明する。ステップ201にて四駆フラグがセッ
トされていないと判定されたときには、ステップ221
に進み、マイクロコンピュータ11内に設けられた制御
中カウンタのデータに基づき制御中か否か判定され、制
御中であればステップ222乃至229にて四つの車輪
の各々についてスリップ状態が判定され、この判定結果
に応じてマイクロコンピュータ11内に設けられたスリ
ップカウンタが駆動される。即ち、前方右側の車輪FR
に関し車輪速度Vwが基準速度A1を下回るスリップ状
態から基準速度A1以上となって回復したか否かが判定
され、回復しておれば車輪FRに関するスリップカウン
タのカウント値Csに1が加算される。続いて、ステッ
プ224乃至229にて他の車輪についても同様の処理
が行なわれる。このように、四輪駆動時においては、制
動時における各車輪の車輪速度の低下と回復の動作が同
期もしくは半周期遅れで全ての車輪に同様に生ずるの
で、その動作の回数に基づいて四輪駆動か否かを判定す
ることができる。そして、ステップ230にて、アンチ
スキッド制御開始と同時に起動する制御中カウンタのカ
ウント値Ccに1が加算された後、ステップ231にて
所定の基準値C1と比較される。
【0029】ステップ231において制御中カウンタの
カウント値Ccが基準値C1以下であるとき、即ち制御
開始後所定時間以内であるときには、ステップ232に
進み四つの車輪のスリップカウンタのカウント値Csの
最小値MIN(Cs)が所定の基準値D1と比較され
る。この最小値MIN(Cs)が基準値D1以上と判定
されると、換言すれば各車輪のスリップカウンタのカウ
ント値の全てが基準値D1以上と判定されると、更にス
テップ233にて加速度センサ40の出力値Goが所定
の基準値E1と比較され、減速度が大でこの基準値E1
を下回っているときにはステップ234に進み四駆フラ
グがセット(1)され、ステップ203に進み前述のよ
うに路面の摩擦係数が判定される。制御中カウンタの値
Ccが基準値C1を超えているときには、ステップ23
2乃至234を経ることなくステップ203に進む。ま
た、ステップ232にて最小値MIN(Cs)が基準値
D1を下回っていると判定されたとき、もしくはステッ
プ233にて加速度センサ40の出力Goが基準値E1
以上であると判定されたときには、そのままステップ2
03に進み路面の摩擦係数が判定される。
カウント値Ccが基準値C1以下であるとき、即ち制御
開始後所定時間以内であるときには、ステップ232に
進み四つの車輪のスリップカウンタのカウント値Csの
最小値MIN(Cs)が所定の基準値D1と比較され
る。この最小値MIN(Cs)が基準値D1以上と判定
されると、換言すれば各車輪のスリップカウンタのカウ
ント値の全てが基準値D1以上と判定されると、更にス
テップ233にて加速度センサ40の出力値Goが所定
の基準値E1と比較され、減速度が大でこの基準値E1
を下回っているときにはステップ234に進み四駆フラ
グがセット(1)され、ステップ203に進み前述のよ
うに路面の摩擦係数が判定される。制御中カウンタの値
Ccが基準値C1を超えているときには、ステップ23
2乃至234を経ることなくステップ203に進む。ま
た、ステップ232にて最小値MIN(Cs)が基準値
D1を下回っていると判定されたとき、もしくはステッ
プ233にて加速度センサ40の出力Goが基準値E1
以上であると判定されたときには、そのままステップ2
03に進み路面の摩擦係数が判定される。
【0030】これに対し、ステップ221において制御
中でないと判定されたときには、ステップ235にて四
駆フラグがリセット(0) されると共に、四つの車輪の
スリップカウンタ及び制御中カウンタがクリアされた
後、ステップ204に進み高μ用定数Khが設定され
る。
中でないと判定されたときには、ステップ235にて四
駆フラグがリセット(0) されると共に、四つの車輪の
スリップカウンタ及び制御中カウンタがクリアされた
後、ステップ204に進み高μ用定数Khが設定され
る。
【0031】図6は、各車輪FR,FL,RR,RLの
車輪速度Vwfr,Vwfl,Vwrr,Vwrl、加
速度センサ40の出力Go、並びに各スリップカウンタ
及び四駆フラグの状態に関し、上述のブレーキ液圧制御
時の変動の一例を示したもので、図中Vは実車体速度、
Vsは推定車体速度、A1は基準速度を示している。同
図においては、ブレーキスイッチ45がオンとなりブレ
ーキ液圧制御が開始した後、制御中カウンタが基準値C
1を超えるまでの期間に、加速度センサ40の出力Go
が基準値E1を下回っている状態で、後輪側のスリップ
カウンタが2となったところで、四駆フラグがセットさ
れる。
車輪速度Vwfr,Vwfl,Vwrr,Vwrl、加
速度センサ40の出力Go、並びに各スリップカウンタ
及び四駆フラグの状態に関し、上述のブレーキ液圧制御
時の変動の一例を示したもので、図中Vは実車体速度、
Vsは推定車体速度、A1は基準速度を示している。同
図においては、ブレーキスイッチ45がオンとなりブレ
ーキ液圧制御が開始した後、制御中カウンタが基準値C
1を超えるまでの期間に、加速度センサ40の出力Go
が基準値E1を下回っている状態で、後輪側のスリップ
カウンタが2となったところで、四駆フラグがセットさ
れる。
【0032】以上のように、ステップ201にて四駆フ
ラグがセットされていると判定されたときには先ず低μ
用定数Ksが設定される。四駆フラグがセットされてい
なければ、所定の処理の後二輪駆動時のブレーキ液圧制
御同様、路面状態即ち摩擦係数に応じて定数Kh,K
m,Ksの何れかが設定される(ステップ203乃至2
06)。これに対し、四輪駆動制御時に低摩擦係数路面
上で制動作動を行なうと四駆フラグがセットされる(ス
テップ234)。即ち、四輪駆動制御であるか否かは、
アンチスキッド制御開始後所定時間内(制御中カウンタ
が基準値C1に達する迄)に、電子制御装置10に内蔵
された四つの車輪のスリップカウンタの最小値及び加速
度センサ40の出力値に基づいて容易に判定される。従
って、この場合には増圧許可状態にあってもステップ2
14にてピーク車輪速度が検出されるまでは保持信号が
出力されるように切換えられ、ピーク車輪速度が検出さ
れた後はじめて増圧信号が出力されるように制御され
る。換言すれば、高摩擦係数路面上では四輪駆動時には
車輪相互の干渉により二輪駆動用のブレーキ液圧制御の
ままでも制動距離を短くすることができる。これに対し
低摩擦係数路面上では、四輪駆動時には各車輪速度の低
下が大きくなるので、ブレーキ液圧制御が増圧から保持
に切換えられ、安定した制動作動が確保される。
ラグがセットされていると判定されたときには先ず低μ
用定数Ksが設定される。四駆フラグがセットされてい
なければ、所定の処理の後二輪駆動時のブレーキ液圧制
御同様、路面状態即ち摩擦係数に応じて定数Kh,K
m,Ksの何れかが設定される(ステップ203乃至2
06)。これに対し、四輪駆動制御時に低摩擦係数路面
上で制動作動を行なうと四駆フラグがセットされる(ス
テップ234)。即ち、四輪駆動制御であるか否かは、
アンチスキッド制御開始後所定時間内(制御中カウンタ
が基準値C1に達する迄)に、電子制御装置10に内蔵
された四つの車輪のスリップカウンタの最小値及び加速
度センサ40の出力値に基づいて容易に判定される。従
って、この場合には増圧許可状態にあってもステップ2
14にてピーク車輪速度が検出されるまでは保持信号が
出力されるように切換えられ、ピーク車輪速度が検出さ
れた後はじめて増圧信号が出力されるように制御され
る。換言すれば、高摩擦係数路面上では四輪駆動時には
車輪相互の干渉により二輪駆動用のブレーキ液圧制御の
ままでも制動距離を短くすることができる。これに対し
低摩擦係数路面上では、四輪駆動時には各車輪速度の低
下が大きくなるので、ブレーキ液圧制御が増圧から保持
に切換えられ、安定した制動作動が確保される。
【0033】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下の効果を奏する。即ち、本発明のアンチスキッド
制御装置においては、切換スイッチ等に依ることなく、
前述の駆動方式判定手段によって車両の駆動方式を容易
に判別し得る。そして、この駆動方式判定手段の判定結
果に応じて、制動力制御手段による制動力制御を切換え
ることができ、低摩擦係数路面上での四輪駆動時におけ
る制動力制御を適切に行なうことができる。従って、車
両が二輪駆動から四輪駆動に切換った場合において、高
摩擦係数路面上では制動距離を短くすることができると
共に、低摩擦係数路面上でも安定した制動作動を確保す
ることができる。
で以下の効果を奏する。即ち、本発明のアンチスキッド
制御装置においては、切換スイッチ等に依ることなく、
前述の駆動方式判定手段によって車両の駆動方式を容易
に判別し得る。そして、この駆動方式判定手段の判定結
果に応じて、制動力制御手段による制動力制御を切換え
ることができ、低摩擦係数路面上での四輪駆動時におけ
る制動力制御を適切に行なうことができる。従って、車
両が二輪駆動から四輪駆動に切換った場合において、高
摩擦係数路面上では制動距離を短くすることができると
共に、低摩擦係数路面上でも安定した制動作動を確保す
ることができる。
【図1】本発明のアンチスキッド制御装置の概要を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】本発明のアンチスキッド制御装置の実施例の全
体構成図である。
体構成図である。
【図3】図2の電子制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図4】本発明の一実施例の制動力制御のためのメイン
ルーチンの処理を示すフローチャートである。
ルーチンの処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例の制動力制御におけるブレー
キ液圧制御の処理を示すフローチャートである。
キ液圧制御の処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例における四つの車輪の制御状
況を示すグラフである。
況を示すグラフである。
2 液圧発生装置 2a マスタシリンダ 2b ブースタ 3 ブレーキペダル 10 電子制御装置 17a〜17f 増幅回路 18a〜18g 駆動回路 20 電動モータ 21,22 ポンプ 23,24 リザーバ 31〜36 電磁弁 40 加速度センサ(車両減速度検出手段) 41〜44 車輪速度センサ(車輪速度検出手段) 45 ブレーキスイッチ 51〜54 ホイールシリンダ FR,FL,RR,RL 車輪
Claims (2)
- 【請求項1】 二輪駆動と四輪駆動とを切換可能な車両
のアンチスキッド制御装置において、四つの車輪の各々
の回転速度を検出する車輪速度検出手段と、前記車両の
減速度を検出する車両減速度検出手段と、前記車輪速度
検出手段が検出した各車輪の車輪速度が所定の基準速度
を下回った後回復した回数をカウントするカウント手段
と、該カウント手段の各車輪の所定時間内のカウント値
を所定値と比較する比較手段と、該比較手段により前記
各車輪のカウント値の全てが所定値以上と判定され、且
つ前記車両減速度検出手段の検出減速度が所定の減速度
に到達しないとき前記車両が四輪駆動状態にあると判定
する駆動方式判定手段とを備えたことを特徴とするアン
チスキッド制御装置。 - 【請求項2】 二輪駆動と四輪駆動とを切換可能な車両
の、前方及び後方両側の車輪の各々に装着し制動力を付
与するホイールシリンダと、該ホイールシリンダの各々
にブレーキ液圧を供給する液圧発生装置と、該液圧発生
装置及び前記ホイールシリンダの各々を連通接続する液
圧路の各々に介装した圧力制御弁と、前記車輪の各々の
回転速度を検出する車輪速度検出手段と、該車輪速度検
出手段の各々の出力信号に応じて前記圧力制御弁の各々
を駆動し前記ホイールシリンダの各々に供給するブレー
キ液圧を制御する制動力制御手段を備えたアンチスキッ
ド制御装置において、前記車両の減速度を検出する車両
減速度検出手段と、前記車輪速度検出手段が検出した各
車輪の車輪速度が所定の基準速度を下回った後回復した
回数をカウントするカウント手段と、該カウント手段の
各車輪の所定時間内のカウント値を所定値と比較する比
較手段と、該比較手段により前記各車輪のカウント値の
全てが所定値以上と判定され、且つ前記車両減速度検出
手段の検出減速度が所定の減速度に到達しないとき前記
車両が四輪駆動状態にあると判定する駆動方式判定手段
とを備え、前記制動力制御手段による制動力制御を前記
駆動方式判定手段の判定結果に応じて切換えるようにし
たことを特徴とするアンチスキッド制御装置。
Priority Applications (2)
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