JP3346046B2 - アンチスキッド制御装置 - Google Patents
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Description
する制動力を制御し車輪のロックを防止するアンチスキ
ッド制御装置に関し、特にブレーキ液圧制御開始前に走
行路面の摩擦係数を推定して制動力制御を行なうアンチ
スキッド制御装置に係る。
類、走行路面の状態等により異なるものとなるが、例え
ば乾いた路面と濡れた路面というように特に走行路面の
状態に応じて大きく異なる。このため、アンチスキッド
制御装置においては走行路面の摩擦係数μ(以下路面μ
という)の検出が極めて重要であり、車両の安定性を確
保しつつ制動効率を高めるには路面μに応じた制動力の
制御が必要となる。もっとも、走行中の車両において路
面μを直接検出することはできないので、例えば特開昭
60−35647号公報記載の装置においては、複数の
基準速度データを基に、個々の車輪毎に、車輪速度、車
輪加速度と、基準速度、基準加速度との各種組合せによ
る大小比較に対応する処理を行ない路面μを判定するこ
ととしている。しかし、上記公報に記載の装置において
は、路面μの推定は各車輪のホイールシリンダに対する
ブレーキ液圧の減圧作動が開始した後に行なわれるもの
であり、ブレーキ液圧制御中に限られる。従って、ブレ
ーキ液圧の減圧作動の開始前においては、ブレーキ液圧
が不明かつ不定であるため、この種の路面μの推定は不
可能である。
報に記載の比例制御電磁弁を用いたブレーキ液圧制御装
置において、ブレーキ液圧調整の開始時に路面μを検出
して、開始時のブレーキ液圧調整を路面状態に対応した
適切なものとするため、ブレーキ液圧調整要否を決定す
る決定手段がブレーキ液圧調整要と決定したときの基準
速度の加速度より路面μを推定することとしている。即
ち、ブレーキ液圧制御開始前の四つの車輪の車輪速度の
最大値に基づき推定車体速度Vsを算出し、この推定車
体速度Vsの加速度Vsdに基づき路面μを求め、この
路面μに応じて各ブレーキ液圧を算出することとしてい
る。
制御開始時のブレーキ液圧設定値が不明であり、推定車
体速度Vsの加速度Vsd、即ち推定車体速度Vsの一
定時間毎の変化量に基づく路面μの推定は、全ての車輪
が同時にロックした場合には不可能となることに鑑み、
本件出願人は特開平5−131912号に記載のアンチ
スキッド制御装置を提案している。この装置は、推定車
体速度の一定時間毎の変化量を演算する変化量演算手段
と、この変化量を所定値と比較し走行路面の摩擦係数を
推定する路面摩擦係数推定手段と、少くとも路面摩擦係
数推定手段の推定結果に応じて液圧制御装置を駆動しホ
イールシリンダに供給するブレーキ液圧を制御して車輪
に対する制動力を制御する制動力制御手段と、この制動
力制御手段によるブレーキ液圧制御開始前に、変化量が
所定時間内に所定値を所定回数越えたときには変化量演
算手段の演算を禁止し、推定路面摩擦係数の値を低く設
定するように調整する調整手段を備えたもので、この調
整手段によって、仮に全ての車輪が同時にロックしても
ブレーキ液圧制御前に路面の摩擦係数を推定することが
できる。
−131912号に記載の装置においても、例えば緩や
かに制動力が加えられる所謂追い込み制動時には車輪速
度も緩やかに低下するので、車輪のロック傾向を検知す
ることが困難であり、車輪速度がかなり低下するまでロ
ック状態を検知できず、従って制御開始が遅れ全ての車
輪が同時にロックに至るおそれが生ずる。
を行なう場合、荷重移動により車両の前後の軸重が異な
り、四つの車輪が同時にロックするために必要な車両前
方の車輪(前輪)に対する制動力と後方の車輪(後輪)
に対する制動力は正比例の関係にはなく、理想制動力配
分と呼ばれる関係に設定されており、この配分は積載荷
重の有無によっても異なる。これに関し、後輪に対する
制動力が前輪に対する制動力を上回ると車両の方向安定
性が損なわれることから、これより低く抑えつつ、でき
るだけ理想制動力配分に近づけるべく、後輪のホイール
シリンダとマスタシリンダとの間にプロポーショニング
バルブが介装されており、一般的に後輪に対する制動力
は前輪に対する制動力より低く抑えられている。
分に近い関係となる場合が生じ、あるいは後輪側寄りの
配分となることもあり得る。このような場合に低摩擦係
数路面で前述の追い込み制動が行なわれると、四輪が同
時にロックに至り、あるいは後輪先行ロックとなる。し
かも、一般的にアンチスキッド制御開始時には高摩擦係
数路面制御用に設定されているので、全車輪の車輪速度
が急激に低下することになる。また、例えば最高車輪速
度に基づいて推定車体速度が設定され、これに基づき制
動力制御が行なわれる場合には、推定車体速度は車輪速
度と共に急激に低下し実車体速度から大きく外れること
となる。
率(μ−S)特性を示すものである。一般にアンチスキ
ッド制御が開始するのは摩擦係数のピークを超えたとこ
ろとされるので、このピークに至る迄のスリップ率に着
目すると、図9に二点鎖線で示す高摩擦係数の路面走行
時には、摩擦係数μのピーク値(μピーク)を超える前
であれば、A点で後輪のホイールシリンダのブレーキ液
圧(ホイールシリンダ液圧)を保持し、その状態で前輪
の制動力を上昇させると、例えばB点に至りスリップ率
の差が生ずる。この間のホイールシリンダ液圧と車輪速
度の関係を図10に示している。即ち、実線で示す前輪
に対し破線で示すように後輪側のホイールシリンダ液圧
をA点で保持すると、μピークを超えていなければ後輪
の車輪速度は破線で示すように緩やかに低下するのに対
し、前輪の車輪速度は実線で示すように急激に低下し両
者間に差が生ずる(即ち、スリップ率差となる)。これ
に対し、μピークを超えている場合には後輪側のホイー
ルシリンダ液圧を保持してもスリップ率差が生ずること
なく前後輪が同時に低下することとなる。特に、差動制
限装置(LSD)付センターディファレンシャルを備え
た四輪駆動車においてはスリップ率差は殆ど生じない。
従って、後輪側のホイールシリンダ液圧を保持したとき
の前後輪のスリップ率差に基づいて路面の摩擦係数の高
低を判定することが可能であり、この推定はアンチスキ
ッド制御開始前から行なうことができる。
前に路面の摩擦係数を推定するアンチスキッド制御装置
において、制動力配分の状態に影響されることなく路面
の摩擦係数を適切に推定し得るようにすることを目的と
する。
め、本発明のアンチスキッド制御装置は、図1に構成の
概要を示したように、車両の前方の車輪FR,FL、及
び後方の車輪RR,RLの各々に装着し制動力を付与す
るホイールシリンダWfr,Wfl,Wrr,Wrl
と、これらホイールシリンダWfr等の各々にブレーキ
液圧を供給する液圧発生装置PGと、この液圧発生装置
PGとホイールシリンダWfr等との間に介装しホイー
ルシリンダWfr等のブレーキ液圧を制御する液圧制御
装置FVと、車輪の各々の車輪速度を検出する車輪速度
検出手段Sfr,Sfl,Srr,Srlと、これら車
輪速度検出手段Sfr等の検出出力に基づき車輪FR等
の各々の加速度を演算する車輪加速度演算手段Afr,
Afl,Arr,Arlと、これら車輪加速度演算手段
Afr等が演算した全車輪の加速度を平均し平均加速度
を演算する平均加速度演算手段AAと、車輪速度検出手
段Sfr,Sflの検出出力に基づき車両前方の車輪F
R,FLの車輪速度の平均値を演算する前輪速度平均手
段FAと、車輪速度検出手段Srr,Srlの検出出力
に基づき車両後方の車輪RR,RLの車輪速度の平均値
を演算する後輪速度平均手段RAと、後輪速度平均手段
RAの演算結果と前輪速度平均手段FAの演算結果の速
度差を演算する前後輪速度差演算手段VDと、平均加速
度演算手段AAの演算結果が所定の第1の基準加速度を
下回り、且つ前後輪速度差演算手段VDの演算結果が所
定の基準速度差を下回るときには液圧制御装置FVを駆
動し、車両後方の車輪RR,RLに装着したホイールシ
リンダWrr,Wrlのブレーキ液圧を制限する後輪液
圧制限手段RFと、平均加速度演算手段AAの演算結果
が所定の第2の基準加速度を下回り、且つ後輪液圧制限
手段RFによるブレーキ液圧制限実行中に前後輪速度差
演算手段VDが演算した速度差を、後輪液圧制限手段R
Fによるブレーキ液圧制限開始時に前後輪速度差演算手
段VDが演算した速度差と比較し、比較結果に基づき走
行路面の摩擦係数を推定する路面摩擦係数推定手段EF
と、少くとも路面摩擦係数推定手段EFの推定結果に基
づき且つ車輪速度検出手段Sfr等の検出出力に応じて
液圧制御装置FVを駆動しホイールシリンダWfr等に
供給するブレーキ液圧を制御して車輪FR等の各々に対
する制動力を制御する制動力制御手段BCとを備えるこ
ととしたものである。
度検出手段Sfr等の検出出力に基づき車両の推定車体
速度を演算する推定車体速度演算手段を設けると共に、
前後輪速度差演算手段VDに代えて、推定車体速度演算
手段の演算結果及び車輪速度検出手段Sfr等の検出出
力に基づき車両前方の車輪FR,FLのスリップ率の平
均値を演算する前輪スリップ率平均手段と、推定車体速
度演算手段の演算結果及び車輪速度検出手段Srr等の
検出出力に基づき車両後方の車輪RR,RLのスリップ
率の平均値を演算する後輪スリップ率平均手段と、この
後輪スリップ率平均手段の演算結果と前輪スリップ率平
均手段の演算結果のスリップ率差を演算する前後輪スリ
ップ率差演算手段を設け、平均加速度演算手段AAの演
算結果が所定の第1の基準加速度を下回り、且つ前後輪
スリップ率差演算手段の演算結果が所定の基準スリップ
率差を下回るときには液圧制御装置FVを駆動し、車両
後方の車輪RR,RLに装着したホイールシリンダWr
r,Wrlのブレーキ液圧を制限する後輪液圧制限手段
RFと、平均加速度演算手段AAの演算結果が所定の第
2の基準加速度を下回り、且つ後輪液圧制限手段RFに
よるブレーキ液圧制限実行中に前後輪スリップ率差演算
手段が演算したスリップ率差を、後輪液圧制限手段RF
によるブレーキ液圧制限開始時に前後輪スリップ率差演
算手段が演算したスリップ率差と比較し、比較結果に基
づき走行路面の摩擦係数を推定するように構成してもよ
い。
は4に記載のように、車両後方の車輪に装着したホイー
ルシリンダのブレーキ液圧を保持する液圧保持手段を具
備したものとしてもよいし、車両後方の車輪に装着した
ホイールシリンダのブレーキ液圧の増圧及び保持を所定
時間間隔で繰り返すパルス増圧手段を具備したものとし
てもよい。
いては、液圧発生装置PGを駆動すると液圧制御装置F
Vを介してホイールシリンダWfr,Wfl,Wrr,
Wrlの各々にブレーキ液圧が供給され、車両前方の車
輪FR,FL及び後方の車輪RR,RLに対し制動力が
付与される。一方、車輪速度検出手段Sfr,Sfl,
Srr,Srlによって車輪FR,FL,RR,RLの
車輪速度が検出され、これらの車輪速度に基づき車輪加
速度演算手段Afr,Afl,Arr,Arlにて車輪
FR等の各々の加速度が演算される。続いて、平均加速
度演算手段AAにより全車輪の加速度が平均され平均加
速度が求められる。また、前輪速度平均手段FAにて車
輪速度検出手段Sfr,Sflの検出出力に基づき車両
前方の車輪FR,FLの車輪速度の平均値が演算される
と共に、後輪速度平均手段RAにて車輪速度検出手段S
rr,Srlの検出出力に基づき車両後方の車輪RR,
RLの車輪速度の平均値が演算され、前後輪速度差演算
手段VDによって後輪速度平均手段RAの演算結果と前
輪速度平均手段FAの演算結果の速度差が演算される。
前述の平均加速度演算手段AAの演算結果が所定の第1
の基準加速度を下回り、且つ前後輪速度差演算手段VD
の演算結果が所定の基準速度差を下回るときには、後輪
液圧制限手段RFにより液圧制御装置FVが駆動され、
車両後方の車輪RR,RLに装着したホイールシリンダ
Wrr,Wrlのブレーキ液圧が制限される。そして、
路面摩擦係数推定手段EFにより、平均加速度演算手段
AAの演算結果が所定の第2の基準加速度を下回り、且
つ後輪液圧制限手段RFによるブレーキ液圧制限実行中
に前後輪速度差演算手段VDにて演算された速度差が、
後輪液圧制限手段RFによるブレーキ液圧制限開始時に
前後輪速度差演算手段VDにて演算された速度差と比較
され、この比較結果に基づき走行路面の摩擦係数が推定
される。而して、制動力制御手段BCにより、少くとも
路面摩擦係数推定手段EFの推定結果に基づくと共に車
輪速度検出手段Sfr等の検出出力に応じて液圧制御装
置FVが駆動され、ホイールシリンダWfr等に供給さ
れるブレーキ液圧が制御され車輪FR等に対する制動力
が適切に制御される。
御装置においては、推定車体速度演算手段が設けられ、
車輪速度検出手段Sfr等の検出出力に基づき車両の推
定車体速度が演算され、前輪スリップ率平均手段によっ
て推定車体速度演算手段の演算結果及び車輪速度検出手
段Sfr等の検出出力に基づき車両前方の車輪FR,F
Lのスリップ率の平均値が演算されると共に、後輪スリ
ップ率平均手段によって推定車体速度演算手段の演算結
果及び車輪速度検出手段Srr等の検出出力に基づきス
リップ率の平均値が演算される。そして、前後輪スリッ
プ率差演算手段にて後輪スリップ率平均手段の演算結果
と前輪スリップ率平均手段の演算結果のスリップ率差が
演算される。平均加速度演算手段AAの演算結果が所定
の第1の基準加速度を下回り、且つ前後輪スリップ率差
演算手段の演算結果が所定の基準スリップ率差を下回る
ときには、後輪液圧制限手段RFにより液圧制御装置F
Vが駆動され、車両後方の車輪RR,RLに装着したホ
イールシリンダWrr,Wrlのブレーキ液圧が制限さ
れる。そして、平均加速度演算手段AAの演算結果が所
定の第2の基準加速度を下回り、且つ後輪液圧制限手段
RFによるブレーキ液圧制限実行中に前後輪スリップ率
差演算手段にて演算されたスリップ率差が、後輪液圧制
限手段RFによるブレーキ液圧制限開始時に前後輪スリ
ップ率差演算手段にて演算されたスリップ率差と比較さ
れ、この比較結果に基づき走行路面の摩擦係数が推定さ
れる。
ッド制御装置においては、液圧保持手段によって車両後
方の車輪RR,RLのホイールシリンダWrr,Wrl
のブレーキ液圧が保持され、あるいはパルス増圧手段に
よってホイールシリンダWrr,Wrlのブレーキ液圧
に対し所定時間間隔で増圧及び保持が繰り返される。
する。図2は本発明の一実施例のアンチスキッド制御装
置を示すもので、マスタシリンダ2a及びブースタ2b
から成り、ブレーキペダル3によって駆動される液圧発
生装置2と、車輪FR,FL,RR,RLに配設された
ホイールシリンダ51乃至54の各々とが接続される液
圧路に、ポンプ21,22、リザーバ23,24及び電
磁弁31乃至38が介装されている。尚、車輪FRは運
転席からみて前方右側の車輪を示し、以下車輪FLは前
方左側、車輪RRは後方右側、車輪RLは後方左側の車
輪を示しており、本実施例では所謂センタディファレン
シャル(図示せず)で連結され、全輪が駆動輪となる四
輪駆動車が構成されている。ブレーキシステムについて
は、図2に明らかなように所謂ダイアゴナル配管が構成
されている。
至54との間には本発明にいう液圧制御装置たるアクチ
ュエータ30が介装されている。このアクチュエータ3
0は、マスタシリンダ2aの一方の出力ポートとホイー
ルシリンダ51,54の各々を接続する液圧路に夫々電
磁弁31,32及び電磁弁33,34が介装され、これ
らとマスタシリンダ2aとの間にポンプ21が介装され
て成る。同様に、マスタシリンダ2aの他方の出力ポー
トとホイールシリンダ52,53の各々を接続する液圧
路に夫々電磁弁35,36及び電磁弁37,38が介装
され、これらとマスタシリンダ2aとの間にポンプ22
が介装されている。ポンプ21,22は電動モータ20
によって駆動され、これらの液圧路に所定の圧力に昇圧
されたブレーキ液が供給される。従って、これらの液圧
路が常開の電磁弁31,33,35,37に対するブレ
ーキ液圧の供給側となっている。
リザーバ23を介してポンプ21に接続され、同じく常
閉の電磁弁36,38の排出側液圧路はリザーバ24を
介してポンプ22に接続されている。リザーバ23,2
4は夫々ピストンとスプリングを備えており、電磁弁3
2,34,36,38から排出側液圧路を介して還流さ
れるブレーキ液を収容し、ポンプ21,22作動時にこ
れらに対しブレーキ液を供給するものである。
切替弁であり、夫々ソレノイドコイル非通電時には図2
に示す第1位置にあって、各ホイールシリンダ51乃至
54は液圧発生装置2及びポンプ21あるいは22と連
通している。ソレノイドコイル通電時には第2位置とな
り、各ホイールシリンダ51乃至54は液圧発生装置2
及びポンプ21,22とは遮断され、リザーバ23ある
いは24と連通する。尚、図2中のチェックバルブはホ
イールシリンダ51乃至54及びリザーバ23,24側
から液圧発生装置2側への還流を許容し、逆方向の流れ
を遮断するものである。
レノイドコイルに対する通電、非通電を制御することに
よりホイールシリンダ51乃至54内のブレーキ液圧を
増圧、減圧、又は保持することができる。即ち、電磁弁
31乃至38のソレノイドコイル非通電時にはホイール
シリンダ51乃至54に液圧発生装置2及びポンプ21
あるいは22からブレーキ液圧が供給されて増圧し、通
電時にはリザーバ23あるいは24側に連通し減圧す
る。また、電磁弁31,33,35,37のソレノイド
コイルに通電しその余の電磁弁のソレノイドコイルを非
通電とすれば、ホイールシリンダ51乃至54内のブレ
ーキ液圧が保持される。従って、通電、非通電の時間間
隔を調整することにより所謂パルス増圧(ステップ増
圧)又はパルス減圧を行ない、緩やかに増圧又は減圧す
るように制御することができる。
0に接続され、各々のソレノイドコイルに対する通電、
非通電が制御される。電動モータ20も電子制御装置1
0に接続され、これにより駆動制御される。また、車輪
FR,FL,RR,RLには夫々本発明にいう車輪速度
検出手段たる車輪速度センサ41乃至44が配設され、
これらが電子制御装置10に接続されており、各車輪の
回転速度、即ち車輪速度信号が電子制御装置10に入力
されるように構成されている。車輪速度センサ41乃至
44としては、例えば各車輪の回転に伴って回転する歯
付ロータと、このロータの歯部に対向して設けられたピ
ックアップから成る周知の電磁誘導方式のセンサであ
り、各車輪の回転速度に比例した周波数の電圧を出力す
るものが用いられるが、他の方式のものでもよい。更
に、ブレーキペダル3が踏み込まれたときオンとなるブ
レーキスイッチ45が電子制御装置10に接続されてい
る。
バスを介して相互に接続されたCPU14、ROM1
5、RAM16、タイマ17、入力ポート12及び出力
ポート13から成るマイクロコンピュータ11を備えて
いる。上記車輪速度センサ41乃至44及びブレーキス
イッチ45の出力信号は増幅回路18a乃至18eを介
して夫々入力ポート12からCPU14に入力されるよ
うに構成されている。また、出力ポート13からは駆動
回路19aを介して電動モータ20に制御信号が出力さ
れると共に、駆動回路19b乃至19iを介して夫々電
磁弁31乃至38に制御信号が出力されるように構成さ
れている。マイクロコンピュータ11においては、RO
M15は図4乃至図6に示した各フローチャートに対応
したプログラムを記憶し、CPU14は図示しないイグ
ニッションスイッチが閉成されている間当該プログラム
を実行し、RAM16は当該プログラムの実行に必要な
変数データを一時的に記憶する。
は、イグニッションスイッチ(図示せず)が閉成される
と図4乃至図6のフローチャートに対応したプログラム
の実行が開始する。プログラムの実行が開始すると、ま
ず図4のステップ101にてマイクロコンピュータ11
が初期化され、各種の演算値、車速を表す推定車体速度
Vso(これについては後段にて詳述する)、各車輪の
車輪速度Vw及び車輪加速度DVw等がクリアされる。
そして、ステップ102において車輪速度センサ41乃
至44の出力信号から各車輪の車輪速度Vwが演算さ
れ、ステップ103に進みこれらの値から車輪加速度D
Vwが演算される。次に、ステップ104にて、後述す
る制御前路面摩擦係数推定の処理が行なわれ、走行路面
の摩擦係数が高μ又は低μに特定される。
いてアンチスキッド制御中(図4においてはABS制御
中として表す)か否かが判定され、制御中であればステ
ップ107に進み、そうでなければステップ106にて
各車輪に関しアンチスキッド制御開始条件が成立したか
否かが判定され、開始と判定されればステップ107に
進む。アンチスキッド制御開始条件を充足していなけれ
ばそのままステップ113にジャンプする。ステップ1
07においては、上記車輪速度Vw、車輪加速度DVw
及び後述の推定車体速度Vsoに基づいて判定される制
動状況、及び路面の摩擦係数に応じて減圧、パルス増圧
及び保持の何れかの制御モードに設定される。尚、路面
の摩擦係数は制御前においては上記ステップ104の推
定結果に基づいて設定されるが、制御開始後は例えばス
リップ率に応じて高μ、中μ及び低μの何れかに特定さ
れる。
減圧モードか否かが判定され、減圧モードであればステ
ップ109に進み減圧信号が出力され、そうでなければ
ステップ110に進みパルス増圧モードか否かが判定さ
れる。パルス増圧モードと判定されるとステップ111
に進み、増圧と保持を交互に繰り返すパルス増圧信号が
出力され、ホイールシリンダ51乃至54のうちの制御
対象が徐々に増圧される。パルス増圧モードでなければ
ステップ112に進み保持信号が出力され、ホイールシ
リンダ液圧が保持される。上記制御モードの設定及び増
減圧信号の出力は各車輪のホイールシリンダについても
同様に行なわれ、ステップ113にて四つの車輪FR,
FL,RR,RLの全てに関し処理が行なわれたか否か
が判定され、四輪全てについて処理が完了するまで上記
ルーチンが繰り返される。これが完了するとステップ1
14にて推定車体速度Vsoが演算されステップ102
に戻る。
ャートに従って設定される。即ち、先ずステップ201
において、制御サイクル(例えば、5ms)毎に四つの
車輪の車輪速度VwFR(n) 等の最大値が求められ、最大
車輪速度Vwo(n) とされる。尚、MAXは最大値を求
める関数を表し、FR等は車輪の種類を表す。また、(n)
はnサイクル時の値を表し、nは1以上の整数である。
次に、ステップ202において路面の摩擦係数が高μか
否かが判定され、高μであればステップ203にて減速
度αDWとして所定の値、例えば1.1G(Gは重力加速
度)が設定される。ステップ202にて高μと判定され
なければステップ204に進み中μか否かが判定され
る。ここで中μと判定された場合には、減速度αDWとし
て例えば0.6Gが設定され、そうでなければ低μと判
定され、ステップ206にて減速度αDWとして例えば
0.4Gが設定される。
して例えば0.5Gが設定された後、ステップ208に
おいて推定車体速度Vso(n) が演算される。即ち、ス
テップ201で求められた最大車輪速度Vwo(n) 、前
回の制御サイクル時の推定車体速度Vso(n-1) に加速
度αUPと制御サイクル時間Tの積を加算した値(Vso
(n-1) +αUP・T)、及び前回の制御サイクル時の推定
車体速度Vso(n-1)から減速度αDWと制御サイクル時
間Tの積を減算した値(Vso(n-1) −αDW・T)の三
つの値の中間値が求められ、推定車体速度Vso(n) と
される。尚、図5のMEDは中間値を求める関数であ
る。
摩擦係数推定の処理を示すもので、その制御状況の一例
を示す図7を参照しながら説明する。尚、図7におい
て、実線のVwは全車輪が同時に低下する場合(同時落
ち込み)の車輪速度を示し、破線のVAは実車体速度を
示し、DVaは全車輪の平均加速度を示している。先ず
ステップ301において、四つの車輪(FR等)の各々
の加速度(DVwFR等)の平均値が演算され平均加速度
DVaが求められる。次に、ステップ302にて車両前
方の車輪FR,FLの車輪速度VwFR,VwFLの平均値
Vfaが求められると共に、ステップ303にて車両後
方の車輪RR,RLの車輪速度VwRR,VwRLの平均値
Vraが求められる。そして、ステップ304にて後輪
の車輪速度の平均値Vraから前輪の車輪速度の平均値
Vfaが減算され速度差Vdが求められる。
ッド制御が開始する前か否かが判定され、開始前である
場合にはステップ306に進み、後方の車輪RR,RL
に関し、アンチスキッド制御が開始する前にホイールシ
リンダ53,54のブレーキ液圧の増圧と保持が交互に
繰り返される制御モードにあるか否か、即ち制御前パル
ス増圧中か否かが判定される。制御前パルス増圧が行な
われていなければ、平均加速度DVaが第1の基準加速
度G1(例えば−0.6G)と比較され、これを下回れ
ばステップ308に進むが、第1の基準加速度G1以上
であればそのままメインルーチンに戻る。ステップ30
8においては、更に前後輪の平均車輪速度の速度差Vd
が基準速度差Vkと比較され、速度差Vdが基準速度差
Vk以上であればそのままメインルーチンに戻るが、基
準速度差Vkを下回る場合にはステップ309に進み、
このときの速度差Vdrpが速度差Veとしてメモリに格
納されると共に、ステップ310に進み後方の車輪R
R,RLに関する制御前パルス増圧が開始する(図7の
a点)。
RR,RLに関し制御前パルス増圧が行なわれていると
判定された場合には、ステップ311において平均加速
度DVaが第2の基準加速度G2(第1の基準加速度G
1より小の値で、例えば−0.8G)と比較される。平
均加速度DVaが第2の基準加速度G2以上であればそ
のままメインルーチンに戻るが、第2の基準加速度G2
を下回り大きく落ち込んでいる場合には(図7のb
点)、ステップ312に進み速度差Vdが速度差Veと
比較される。速度差Vdが速度差Veを下回る場合には
減速が継続しているので、走行路面が低摩擦係数(低
μ)路面と推定され(ステップ313)、推定車体速度
Vsoを演算するときの減速度dDWは0.4Gに設定さ
れる。速度差Vdが速度差Ve以上であれば高摩擦係数
(高μ)路面と推定される(ステップ314)。而し
て、ステップ315において、車輪RR,RLの制御前
パルス増圧が終了する。
においては、図8に示すように、制御開始前には路面μ
が判定されず、c点の制御開始時には推定車体速度Vs
oを演算する際の減速度αDWが1.1G(図8では加速
度として−1.1Gで表している)に設定されるため、
全車輪の車輪速度Vwはそのまま更に低下することとな
る。而して、図7と図8とを対比すれば明らかなよう
に、本実施例によれば、低μ路面を走行中でもアンチス
キッド制御開始前から正しく推定されるので、早期に適
切なブレーキ液圧制御に移行し得る。特に、たとえ緩や
かな制動作動によって全ての車輪が同時にロック状態と
なる場合にも、事前に適切に路面μを推定することがで
き、これに応じたブレーキ液圧制御を行なうことができ
る。
加速度DVaと第1及び第2の基準速度G1,G2との
比較は、速度差Vdと基準速度差Kv及び速度差Keと
の比較の後に行なうこととしてもよい。また、上記実施
例では、制御前路面摩擦係数推定に際し前後輪の平均車
輪速度の差を所定値と比較することとしているが、各車
輪の車輪速度と推定車体速度に基づき車輪毎のスリップ
率を演算し、前後輪の夫々のスリップ率の平均値を演算
し、これらのスリップ率の平均値の差をステップ30
4,308,312の速度差Vdに代えて用いるように
構成することもできる。上記実施例は四輪駆動車に係る
ものであるが、もちろん二輪駆動車に適用することもで
き、3チャンネル制御等の各装置にも適用し得る。
で以下の効果を奏する。即ち、本発明のアンチスキッド
制御装置によれば、平均加速度演算手段の演算結果が所
定の第1の基準加速度を下回り、且つ前後輪速度差演算
手段(もしくは、前後輪スリップ率差演算手段)の演算
結果が所定の基準速度差(もしくは、基準スリップ率
差)を下回るときには、後輪液圧制限手段により液圧制
御装置が駆動され、車両後方の車輪に装着したホイール
シリンダのブレーキ液圧が制限され、路面摩擦係数推定
手段においては、平均加速度演算手段の演算結果が所定
の第2の基準加速度を下回り、且つ後輪液圧制限手段に
よるブレーキ液圧制限実行中に前後輪速度差演算手段
(もしくは、前後輪スリップ率差演算手段)にて演算さ
れた速度差(もしくは、基準スリップ率差)が、後輪液
圧制限手段によるブレーキ液圧制限開始時に前後輪速度
差演算手段(もしくは、前後輪スリップ率差演算手段)
にて演算された速度差(もしくは、基準スリップ率差)
と比較され、この比較結果に基づき走行路面の摩擦係数
が推定されるように構成されているので、前後輪の制動
力配分の状態に影響されることなく、アンチスキッド制
御開始前に路面の摩擦係数を適切に推定することがで
き、遅滞なくブレーキ液圧制御に移行することができ、
安定した制動作動を確保することができる。
御装置によれば、液圧保持手段によって車両後方の車輪
のホイールシリンダのブレーキ液圧が保持され、あるい
はパルス増圧手段によってホイールシリンダのブレーキ
液圧に対し所定時間間隔で増圧及び保持が繰り返される
ように構成されているので、上記路面の摩擦係数の推定
に際し後輪の液圧を容易且つ適切に制限することができ
る。
ブロック図である。
体構成図である。
ある。
の処理を示すフローチャートである。
処理を示すフローチャートである。
推定の処理を示すフローチャートである。
均車輪加速度との関係を示すグラフである。
速度との関係を示すグラフである。
ップ率特性を示すグラフである。
イールシリンダ液圧の関係を示すグラフである。
Claims (4)
- 【請求項1】 車両の前方及び後方の車輪の各々に装着
し制動力を付与するホイールシリンダと、該ホイールシ
リンダの各々にブレーキ液圧を供給する液圧発生装置
と、該液圧発生装置と前記ホイールシリンダとの間に介
装し前記ホイールシリンダのブレーキ液圧を制御する液
圧制御装置と、前記車輪の各々の車輪速度を検出する車
輪速度検出手段と、該車輪速度検出手段の検出出力に基
づき前記車輪の各々の加速度を演算する車輪加速度演算
手段と、該車輪加速度演算手段が演算した全車輪の加速
度を平均し平均加速度を演算する平均加速度演算手段
と、前記車輪速度検出手段の検出出力に基づき前記車両
前方の車輪の車輪速度の平均値を演算する前輪速度平均
手段と、前記車輪速度検出手段の検出出力に基づき前記
車両後方の車輪の車輪速度の平均値を演算する後輪速度
平均手段と、該後輪速度平均手段の演算結果と前記前輪
速度平均手段の演算結果の速度差を演算する前後輪速度
差演算手段と、前記平均加速度演算手段の演算結果が所
定の第1の基準加速度を下回り、且つ前記前後輪速度差
演算手段の演算結果が所定の基準速度差を下回るときに
は前記液圧制御装置を駆動し、前記車両後方の車輪に装
着したホイールシリンダのブレーキ液圧を制限する後輪
液圧制限手段と、前記平均加速度演算手段の演算結果が
所定の第2の基準加速度を下回り、且つ前記後輪液圧制
限手段によるブレーキ液圧制限実行中に前記前後輪速度
差演算手段が演算した速度差を、前記後輪液圧制限手段
によるブレーキ液圧制限開始時に前記前後輪速度差演算
手段が演算した速度差と比較し、比較結果に基づき走行
路面の摩擦係数を推定する路面摩擦係数推定手段と、少
くとも該路面摩擦係数推定手段の推定結果に基づき且つ
前記車輪速度検出手段の検出出力に応じて前記液圧制御
装置を駆動し前記ホイールシリンダに供給するブレーキ
液圧を制御して前記車輪の各々に対する制動力を制御す
る制動力制御手段とを備えたことを特徴とするアンチス
キッド制御装置。 - 【請求項2】 車両の前方及び後方の車輪の各々に装着
し制動力を付与するホイールシリンダと、該ホイールシ
リンダの各々にブレーキ液圧を供給する液圧発生装置
と、該液圧発生装置と前記ホイールシリンダとの間に介
装し前記ホイールシリンダのブレーキ液圧を制御する液
圧制御装置と、前記車輪の各々の車輪速度を検出する車
輪速度検出手段と、該車輪速度検出手段の検出出力に基
づき前記車輪の各々の加速度を演算する車輪加速度演算
手段と、該車輪加速度演算手段が演算した全車輪の加速
度を平均し平均加速度を演算する平均加速度演算手段
と、前記車輪速度検出手段の検出出力に基づき前記車両
の推定車体速度を演算する推定車体速度演算手段と、該
推定車体速度演算手段の演算結果及び前記車輪速度検出
手段の検出出力に基づき前記車両前方の車輪のスリップ
率の平均値を演算する前輪スリップ率平均手段と、前記
推定車体速度演算手段の演算結果及び前記車輪速度検出
手段の検出出力に基づき前記車両後方の車輪のスリップ
率の平均値を演算する後輪スリップ率平均手段と、該後
輪スリップ率平均手段の演算結果と前記前輪スリップ率
平均手段の演算結果のスリップ率差を演算する前後輪ス
リップ率差演算手段と、前記平均加速度演算手段の演算
結果が所定の第1の基準加速度を下回り、且つ前記前後
輪スリップ率差演算手段の演算結果が所定の基準スリッ
プ率差を下回るときには前記液圧制御装置を駆動し、前
記車両後方の車輪に装着したホイールシリンダのブレー
キ液圧を制限する後輪液圧制限手段と、前記平均加速度
演算手段の演算結果が所定の第2の基準加速度を下回
り、且つ前記後輪液圧制限手段によるブレーキ液圧制限
実行中に前記前後輪スリップ率差演算手段が演算したス
リップ率差を、前記後輪液圧制限手段によるブレーキ液
圧制限開始時に前記前後輪スリップ率差演算手段が演算
したスリップ率差と比較し、比較結果に基づき走行路面
の摩擦係数を推定する路面摩擦係数推定手段と、少くと
も該路面摩擦係数推定手段の推定結果に基づき且つ前記
車輪速度検出手段の検出出力に応じて前記液圧制御装置
を駆動し前記ホイールシリンダに供給するブレーキ液圧
を制御して前記車輪の各々に対する制動力を制御する制
動力制御手段とを備えたことを特徴とするアンチスキッ
ド制御装置。 - 【請求項3】 前記後輪液圧制限手段が、前記車両後方
の車輪に装着したホイールシリンダのブレーキ液圧を保
持する液圧保持手段を具備したことを特徴とする請求項
1又は2記載のアンチスキッド制御装置。 - 【請求項4】 前記後輪液圧制限手段が、前記車両後方
の車輪に装着したホイールシリンダのブレーキ液圧の増
圧及び保持を所定時間間隔で繰り返すパルス増圧手段を
具備したことを特徴とする請求項1又は2記載のアンチ
スキッド制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22590194A JP3346046B2 (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | アンチスキッド制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22590194A JP3346046B2 (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | アンチスキッド制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0858554A JPH0858554A (ja) | 1996-03-05 |
JP3346046B2 true JP3346046B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=16836665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22590194A Expired - Fee Related JP3346046B2 (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | アンチスキッド制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3346046B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5421222B2 (ja) | 2010-11-08 | 2014-02-19 | トヨタ自動車株式会社 | 制動力制御装置 |
JP6178583B2 (ja) * | 2013-02-14 | 2017-08-09 | 本田技研工業株式会社 | 直進旋回判定装置 |
-
1994
- 1994-08-25 JP JP22590194A patent/JP3346046B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0858554A (ja) | 1996-03-05 |
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