JPH0542553B2 - - Google Patents
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- JPH0542553B2 JPH0542553B2 JP60178515A JP17851585A JPH0542553B2 JP H0542553 B2 JPH0542553 B2 JP H0542553B2 JP 60178515 A JP60178515 A JP 60178515A JP 17851585 A JP17851585 A JP 17851585A JP H0542553 B2 JPH0542553 B2 JP H0542553B2
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- reinforcing
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Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
≪産業上の利用分野≫
この発明は、既存構造物の梁、スラブの補強方
法に関する。
法に関する。
≪従来技術と問題点≫
周知のように既存建築構造物では、用途の変更
あるいは機器の新設、増設などにより構造物の梁
あるいはスラブの負担する荷重が変動し、建築当
時の設計荷重を超過する事態が発生する。
あるいは機器の新設、増設などにより構造物の梁
あるいはスラブの負担する荷重が変動し、建築当
時の設計荷重を超過する事態が発生する。
超過状態での使用は、梁、スラブに過剰な荷重
が加わり、それ自体の撓みやひび割れなどを生じ
て耐力の低下が懸念されるため、何らかの方法に
より補強が必要となる。
が加わり、それ自体の撓みやひび割れなどを生じ
て耐力の低下が懸念されるため、何らかの方法に
より補強が必要となる。
従来、このような場合の補強方法としては、鉄
筋、鉄骨などの補強材を梁またはスラブに添設し
て、コンクリートを打ち増すことで対処していた
が、補強部分と既存部分との一体性を確保するた
めには、単に打ち増しだけでは不十分なため、既
存部分のはつり出しなどを伴うため、施工が面倒
で工費が嵩むという問題があつた。
筋、鉄骨などの補強材を梁またはスラブに添設し
て、コンクリートを打ち増すことで対処していた
が、補強部分と既存部分との一体性を確保するた
めには、単に打ち増しだけでは不十分なため、既
存部分のはつり出しなどを伴うため、施工が面倒
で工費が嵩むという問題があつた。
この発明は、このような問題点に鑑みてなされ
たものであつて、その目的とするところは、施工
が簡単で且つ経済的な既存構造物の補強方法を提
供することにある。
たものであつて、その目的とするところは、施工
が簡単で且つ経済的な既存構造物の補強方法を提
供することにある。
≪問題点を解決するための手段≫
上記目的を達成するため、この発明は既存構造
物の梁、スラブの補強方法において、少くとも
梁、スラブの下面に近接して支点を設け、該支点
の下側に中間部が接触して両端部がこれらの梁、
スラブの支持部材に該支点部より高い位置で定着
される補強線材を付設し、該補強線材を緊張する
ことにより該梁、スラブに上向きの力を付与する
ことを特徴とする。
物の梁、スラブの補強方法において、少くとも
梁、スラブの下面に近接して支点を設け、該支点
の下側に中間部が接触して両端部がこれらの梁、
スラブの支持部材に該支点部より高い位置で定着
される補強線材を付設し、該補強線材を緊張する
ことにより該梁、スラブに上向きの力を付与する
ことを特徴とする。
≪作用≫
補強線材の緊張度合いに応じて支点部に上向き
の力が作用するとともに、梁、スラブとその支持
部材との接合部には支点部までの距離に比例して
上記上向きの力に応じたモーメントが作用し、こ
れら上向きの力およびモーメントは、梁、スラブ
上に加わる荷重およびこの荷重により生ずるモー
メントを相殺させる。
の力が作用するとともに、梁、スラブとその支持
部材との接合部には支点部までの距離に比例して
上記上向きの力に応じたモーメントが作用し、こ
れら上向きの力およびモーメントは、梁、スラブ
上に加わる荷重およびこの荷重により生ずるモー
メントを相殺させる。
≪実施例≫
以下、この発明の好適な実施例について添附図
面を参照にして詳細に説明する。
面を参照にして詳細に説明する。
尚、以下の説明では同一若しくは相当する部分
には同符号を用いる。
には同符号を用いる。
第1図から第3図は、この発明に係る既存構造
物の補強方法の第1実施例を示しており、この実
施例では既存構造物の鉄骨梁1を補強対象として
いる。
物の補強方法の第1実施例を示しており、この実
施例では既存構造物の鉄骨梁1を補強対象として
いる。
同図に示す補強方法では、H鋼製の支持部材
2,2に両端が支持された1スパンの鉄骨梁1を
補強するため、鉄骨梁1の両側面に沿うようにし
て2本の補強線材6,6を付設する。
2,2に両端が支持された1スパンの鉄骨梁1を
補強するため、鉄骨梁1の両側面に沿うようにし
て2本の補強線材6,6を付設する。
補強線材6は、例えばアンボンドPC鋼材(単
鋼線、撚鋼線)、不錆性高性能連続繊維(炭素繊
維、アラミド繊維)、およびこれらの複合線材な
どが使用され、補強すべき荷重に対して本数や種
類が適宜選択される。鉄骨梁1の下面中央部分に
は、これに近接して2個所の支点3,3が設けら
れ、補強線材6の両端は鉄骨梁1の端部まで延
び、その上面に近接した個所で、つまり上記支点
3,3より高い位置で上記支持部材2,2にそれ
ぞれ定着される。
鋼線、撚鋼線)、不錆性高性能連続繊維(炭素繊
維、アラミド繊維)、およびこれらの複合線材な
どが使用され、補強すべき荷重に対して本数や種
類が適宜選択される。鉄骨梁1の下面中央部分に
は、これに近接して2個所の支点3,3が設けら
れ、補強線材6の両端は鉄骨梁1の端部まで延
び、その上面に近接した個所で、つまり上記支点
3,3より高い位置で上記支持部材2,2にそれ
ぞれ定着される。
支点3の構造例を第2図に示す。
同図に示す構造は、鉄骨材1の下面フランジの
両端に溶着された一対のプレート8,8と、これ
を補強支持するリブプレート9,9と、各プレー
ト8,8の下面に突設されたガイドプレート1
1,11と、ガイドプレート11,11間に挾み
込まれた台座10とからなり、該台座10の下面
は曲面となつている。
両端に溶着された一対のプレート8,8と、これ
を補強支持するリブプレート9,9と、各プレー
ト8,8の下面に突設されたガイドプレート1
1,11と、ガイドプレート11,11間に挾み
込まれた台座10とからなり、該台座10の下面
は曲面となつている。
補強線材6は鉄骨梁1の下側ではガイドプレー
ト11間に収納され、これによつて側方への移動
が規制されるとともに、線材6と台座10の接触
した部分が支点3となる。
ト11間に収納され、これによつて側方への移動
が規制されるとともに、線材6と台座10の接触
した部分が支点3となる。
定着部の一例を第3図に示す。
この例では、支持部材2に補強ブレート5を固
着し、鉄骨梁1の端部上面フランジ20と、補強
プレート5間に斜交して固着された定着プレート
4と、定着プレート4の補強用のリブプレート1
2とで定着部を構成している。
着し、鉄骨梁1の端部上面フランジ20と、補強
プレート5間に斜交して固着された定着プレート
4と、定着プレート4の補強用のリブプレート1
2とで定着部を構成している。
鉄骨梁1の補強は、上記ガイドプレート11内
に補強線材6を収納し、線材6の両端を定着プレ
ート4の孔部に挿通し、一方の定着プレート4か
ら2つの支点3を通つて他方の定着板4に至るよ
うに配置した後、両端にジヤツキを取付けて、ジ
ヤツキを駆動することにより、補強線材6を緊張
することによつて行なわれる。緊張は補強線材6
を両端から同時に行なうか、あるいは片端ずつ行
つてもよく、所定の緊張力が加えられた状態で補
強線材6の両端を定着具7を介して定着プレート
4に係止すると施工が終了する。
に補強線材6を収納し、線材6の両端を定着プレ
ート4の孔部に挿通し、一方の定着プレート4か
ら2つの支点3を通つて他方の定着板4に至るよ
うに配置した後、両端にジヤツキを取付けて、ジ
ヤツキを駆動することにより、補強線材6を緊張
することによつて行なわれる。緊張は補強線材6
を両端から同時に行なうか、あるいは片端ずつ行
つてもよく、所定の緊張力が加えられた状態で補
強線材6の両端を定着具7を介して定着プレート
4に係止すると施工が終了する。
このようにして緊張された鉄骨梁1には、支点
3の位置で上向きの力が付与される。また、この
鉄骨梁1とその支持部材2と接続部には支点3ま
での距離に比例して上記上向きの力に応じたモー
メントが作用する。
3の位置で上向きの力が付与される。また、この
鉄骨梁1とその支持部材2と接続部には支点3ま
での距離に比例して上記上向きの力に応じたモー
メントが作用する。
ここで、上記上向きの力は、鉄骨梁1に加わる
荷重と逆向きのため、梁1に荷重がかかつた際
に、荷重と相殺される。同様に上記上向きの力に
よるモーメントは荷重によるモーメントと相殺さ
れる。
荷重と逆向きのため、梁1に荷重がかかつた際
に、荷重と相殺される。同様に上記上向きの力に
よるモーメントは荷重によるモーメントと相殺さ
れる。
従つて、鉄骨梁1で負担すべき荷重および接合
部で負担するモーメントは、既存の状態の荷重お
よびモーメント負担とほぼ同程度で済むことにな
る。
部で負担するモーメントは、既存の状態の荷重お
よびモーメント負担とほぼ同程度で済むことにな
る。
第4図は定着部分の他の構造例を示しており、
この構造は既存の鉄骨梁1の端部耐力に余裕があ
る場合に適用される。
この構造は既存の鉄骨梁1の端部耐力に余裕があ
る場合に適用される。
同図に示す定着部は、鉄骨梁1の端部近傍の上
面フランジに幅方向に突出するプレート13を溶
着し、これに補強部線6を連通するルーズホール
21を穿設するとともに、プレート13上に傾斜
状態で定着プレート4を固着し、且つプレート1
3および定着プレート4をそれぞれ補強プレート
14,15,16で支持している。
面フランジに幅方向に突出するプレート13を溶
着し、これに補強部線6を連通するルーズホール
21を穿設するとともに、プレート13上に傾斜
状態で定着プレート4を固着し、且つプレート1
3および定着プレート4をそれぞれ補強プレート
14,15,16で支持している。
定着部分をこのような構造としても上記実施例
と同じ作用が得られる。
と同じ作用が得られる。
第5図は鉄骨梁1の2スパンを一度に補強する
場合を示しており、この場合には長手方向に隣接
する鉄骨梁1,1間の中心部上面にも支点3を設
け、2スパン分の補強線材6を鉄骨梁1,1の両
側に沿つて2本付設する。
場合を示しており、この場合には長手方向に隣接
する鉄骨梁1,1間の中心部上面にも支点3を設
け、2スパン分の補強線材6を鉄骨梁1,1の両
側に沿つて2本付設する。
なお、上記実施例で説明した鉄骨梁1の下面中
心部近傍に設けた支点3は、中心線上に1個所だ
け設けてもよく、また、3個所以上設けてもよ
い。
心部近傍に設けた支点3は、中心線上に1個所だ
け設けてもよく、また、3個所以上設けてもよ
い。
第6図から第9図は、この発明に係る既存構造
物の補強方法の他の実施例を示しており、この実
施例の補強対象は鉄筋コンクリート梁30であ
る。
物の補強方法の他の実施例を示しており、この実
施例の補強対象は鉄筋コンクリート梁30であ
る。
同図に示す補強方法は、両端をこれと直交する
他の梁と柱で構成した支持軸2,2に支持された
1スパンの鉄筋コンクリート梁30を補強する場
合を例示しており、補強線材6は、この梁30の
両側面に沿つて2本付設される。
他の梁と柱で構成した支持軸2,2に支持された
1スパンの鉄筋コンクリート梁30を補強する場
合を例示しており、補強線材6は、この梁30の
両側面に沿つて2本付設される。
補強線材6の支点3は、コンクリート梁30の
ほぼ中心線上に1個所設けられているとともに、
その両端は支持部材2に上記支点3よりも高い位
置でそれぞれ定着される。
ほぼ中心線上に1個所設けられているとともに、
その両端は支持部材2に上記支点3よりも高い位
置でそれぞれ定着される。
支点3部分の一例を第8図に示す。
同図に示す例では、鉄筋コンクリート梁30の
ほぼ中心に沿つて、その幅よりも長いH形断面の
鋼材31を直交するようにしてホールインアンカ
ー32で固定し、鋼材31の両端下面にこれと直
交する一対のガイドプレート11を突設し、ガイ
ドプレート11,11間に台座10を挿入して溶
着する。
ほぼ中心に沿つて、その幅よりも長いH形断面の
鋼材31を直交するようにしてホールインアンカ
ー32で固定し、鋼材31の両端下面にこれと直
交する一対のガイドプレート11を突設し、ガイ
ドプレート11,11間に台座10を挿入して溶
着する。
補強線材6は台座10の下面と接してガイドプ
レート11間に収容され、上述した実施例と同様
に台座10との接触点が支点3となる。
レート11間に収容され、上述した実施例と同様
に台座10との接触点が支点3となる。
一方、定着部分は第9図に示すように構成され
る。
る。
定着部分は、支持部材2の梁部分にコアボーリ
ングによつて貫通孔33を穿設し、貫通孔33内
にポリエチレン、ゴムなどの材料で形成した保護
チユーブ34を挿入し、定着プレート4には補強
用線材6よりも少し大径の孔部を設けて、支持部
材2の外側に密着しておく。
ングによつて貫通孔33を穿設し、貫通孔33内
にポリエチレン、ゴムなどの材料で形成した保護
チユーブ34を挿入し、定着プレート4には補強
用線材6よりも少し大径の孔部を設けて、支持部
材2の外側に密着しておく。
鉄筋コンクリート梁30の補強方法は、補強線
材6を一方の定着プレート4の孔部と保護チユー
ブ34とに挿通し、支点3を経て他方の定着プレ
ート4に到達するように配置した後、上記実施例
と同様にジヤツキを用いて緊張し、定着具7によ
つて両端を定着プレート4,4に固定して行なわ
れ、上記実施例と同様な作用効果が得られる。
材6を一方の定着プレート4の孔部と保護チユー
ブ34とに挿通し、支点3を経て他方の定着プレ
ート4に到達するように配置した後、上記実施例
と同様にジヤツキを用いて緊張し、定着具7によ
つて両端を定着プレート4,4に固定して行なわ
れ、上記実施例と同様な作用効果が得られる。
また、鉄筋コンクリート梁30も第10図に示
すような方法で、複数のスパンに渡る梁30,3
0を一度に補強することもできる。
すような方法で、複数のスパンに渡る梁30,3
0を一度に補強することもできる。
第11図から第13図は、この発明に係る既存
構造物の補強方法のさらに別の実施例を示してお
り、この実施例での補強対象は鉄筋コンクリート
製のスラブ40である。
構造物の補強方法のさらに別の実施例を示してお
り、この実施例での補強対象は鉄筋コンクリート
製のスラブ40である。
同図に示す補強方法は、両端をこれと直交する
梁からなる支持部材2,2に支持された1スパン
のスラブ40を補強する場合を例示しており、補
強線材6は、スラブ40の下面に沿つて付設され
る。
梁からなる支持部材2,2に支持された1スパン
のスラブ40を補強する場合を例示しており、補
強線材6は、スラブ40の下面に沿つて付設され
る。
補強線材6は、スラブ40のスパン間の中心線
Cを挾んで、その両側の等間隔点に2個所の支点
3,3が設けられるとともに、スラブ40の下面
に沿つて水平方向に適宜本数が配置され、線材6
の両端は支持部材2,2に上記支点3,3よりも
高い位置で定着される。
Cを挾んで、その両側の等間隔点に2個所の支点
3,3が設けられるとともに、スラブ40の下面
に沿つて水平方向に適宜本数が配置され、線材6
の両端は支持部材2,2に上記支点3,3よりも
高い位置で定着される。
支点3部分の一例を第12図に示す。
この例では、スラブ40の下面にパイプの両端
にプレート材を固着した間隔保持材41を、ホー
ルインアンカー32によつて固設し、間隔保持材
41の下端プレートに、補強線材6と直交する丸
鋼42を固着しており、補強線材6と丸鋼42と
が接する点が支点3となる。
にプレート材を固着した間隔保持材41を、ホー
ルインアンカー32によつて固設し、間隔保持材
41の下端プレートに、補強線材6と直交する丸
鋼42を固着しており、補強線材6と丸鋼42と
が接する点が支点3となる。
定着部分の構造例を第13図に示す。
この構造例は上記鉄筋コンクリート梁30の定
着部分と同じであり、貫通孔33、保護チユーブ
34および定着板4とから構成されている。
着部分と同じであり、貫通孔33、保護チユーブ
34および定着板4とから構成されている。
スラブ40の補強方法は、上記鉄骨梁1、鉄筋
コンクリート梁30と同じように、補強線材6を
緊張して、スラブ40に上向きの力を付与するこ
とで行なわれる。
コンクリート梁30と同じように、補強線材6を
緊張して、スラブ40に上向きの力を付与するこ
とで行なわれる。
また、第14図に示すように、複数のスパンに
跨がるスラブ40を一度に補強することも可能で
ある。
跨がるスラブ40を一度に補強することも可能で
ある。
なお、上記実施例では梁またはスラブの補強方
法を個別に説明したが、これら双方を同時に補強
することも勿論可能である。
法を個別に説明したが、これら双方を同時に補強
することも勿論可能である。
≪発明の効果≫
以上、実施例で詳細に説明したように、この発
明に係る既存構造物の補強方法によれば、補強線
材の緊張度合いに応じて支点部に上向きの力が作
用するとともに、梁、スラブとその支持部材との
接合部には支点部までの距離に比例して上記上向
きの力に応じたモーメントが作用し、これら上向
きの力およびモーメントは、梁、スラブ上に加わ
る荷重およびこの荷重により生ずるモーメントを
相殺することができる。
明に係る既存構造物の補強方法によれば、補強線
材の緊張度合いに応じて支点部に上向きの力が作
用するとともに、梁、スラブとその支持部材との
接合部には支点部までの距離に比例して上記上向
きの力に応じたモーメントが作用し、これら上向
きの力およびモーメントは、梁、スラブ上に加わ
る荷重およびこの荷重により生ずるモーメントを
相殺することができる。
また、用途変更などによつて生じる梁、スラブ
の荷重増に対して、補強線材を付設して緊張する
という比較的簡単な構成で対応でき、施工も容易
なため経済的効果は極めて大きい。
の荷重増に対して、補強線材を付設して緊張する
という比較的簡単な構成で対応でき、施工も容易
なため経済的効果は極めて大きい。
さらに、荷重増に対しては補強線材の材質、本
数と緊張力とを適宜選択できるため、再度の用途
変更など幅広い荷重増に対応できる。
数と緊張力とを適宜選択できるため、再度の用途
変更など幅広い荷重増に対応できる。
第1図から第3図は本発明方法の第1実施例を
示しており、第1図はその全体図、第2図はその
支点部の詳細部、第3図はその定着部の詳細部、
第4図は定着部の他の例を示す要部説明図、第5
図は同方法を複数スパンに適用した場合の説明図
である。第6図から第9図は本発明方法の第2実
施例を示しており、第6図はその側面図、第7図
はその下面図、第8図はその支点部の詳細図、第
9図はその定着部の詳細図、第10図は同方法を
複数スパンに適用した場合の説明図である。第1
1図から第14図は、本発明方法の第3実施例を
示しており、第11図はその側面図、第12図は
その支点部の詳細図、第13図はその定着部の詳
細図、第14図は同方法を複数スパンに適用した
場合の説明図である。 1……鉄骨梁、2……支持部材、3……支点、
4……定着プレート、5……補強プレート、6…
…補強線材、7……定着具、8……プレート、9
……リブプレート、10……台座、11……ガイ
ドプレート、12……リブプレート、13……プ
レート、14,15,16……補強プレート、2
0……上面フランジ、21……ルーズホール、3
0……鉄筋コンクリート梁、31……鋼材、32
……ホールインアンカー、33……貫通孔、34
……保護チユーブ、40……スラブ、41……間
隔保持材、42……丸鋼。
示しており、第1図はその全体図、第2図はその
支点部の詳細部、第3図はその定着部の詳細部、
第4図は定着部の他の例を示す要部説明図、第5
図は同方法を複数スパンに適用した場合の説明図
である。第6図から第9図は本発明方法の第2実
施例を示しており、第6図はその側面図、第7図
はその下面図、第8図はその支点部の詳細図、第
9図はその定着部の詳細図、第10図は同方法を
複数スパンに適用した場合の説明図である。第1
1図から第14図は、本発明方法の第3実施例を
示しており、第11図はその側面図、第12図は
その支点部の詳細図、第13図はその定着部の詳
細図、第14図は同方法を複数スパンに適用した
場合の説明図である。 1……鉄骨梁、2……支持部材、3……支点、
4……定着プレート、5……補強プレート、6…
…補強線材、7……定着具、8……プレート、9
……リブプレート、10……台座、11……ガイ
ドプレート、12……リブプレート、13……プ
レート、14,15,16……補強プレート、2
0……上面フランジ、21……ルーズホール、3
0……鉄筋コンクリート梁、31……鋼材、32
……ホールインアンカー、33……貫通孔、34
……保護チユーブ、40……スラブ、41……間
隔保持材、42……丸鋼。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 既存構造物の梁、スラブの補強方法におい
て、少くとも該梁、スラブの下面に近接して支点
を設け、該支点の下側に中間部が接触して両端部
がこれらの梁、スラブの支持部材に該支点部より
高い位置で定着される補強線材を付設し、該補強
線材を緊張することにより該梁、スラブに上向き
の力を付与することを特徴とする既存構造物の補
強方法。 2 上記既存構造物の補強対象が梁であつて、上
記補強線材を該梁の両側面に沿つて複数本付設す
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
既存構造物の補強方法。 3 上記既存構造物の補強対象がスラブであつ
て、上記補強線材を該スラブの下面に沿つて付設
することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の既存構造物の補強方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17851585A JPS6241869A (ja) | 1985-08-15 | 1985-08-15 | 既存構造物の補強方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17851585A JPS6241869A (ja) | 1985-08-15 | 1985-08-15 | 既存構造物の補強方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6241869A JPS6241869A (ja) | 1987-02-23 |
JPH0542553B2 true JPH0542553B2 (ja) | 1993-06-28 |
Family
ID=16049820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17851585A Granted JPS6241869A (ja) | 1985-08-15 | 1985-08-15 | 既存構造物の補強方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6241869A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0772444B2 (ja) * | 1987-07-16 | 1995-08-02 | 株式会社竹中工務店 | 床の補強方法 |
JPS6462558A (en) * | 1987-09-01 | 1989-03-09 | Ohbayashi Corp | Method of reinforcing existing structure |
JPH02161074A (ja) * | 1988-12-12 | 1990-06-20 | Shimizu Corp | 既設スラブの補強法 |
KR100581981B1 (ko) * | 2004-04-26 | 2006-05-25 | 주식회사 도화구조 | 콘크리트보 강선 보강구조물 |
KR100648046B1 (ko) | 2004-07-05 | 2006-11-23 | 강신량 | 외적 포스트텐션 방법을 이용한 보 및 거더 보강장치 및 그를 이용한 보 및 거더의 보강방법 |
KR100743864B1 (ko) * | 2005-02-02 | 2007-07-30 | 김두희 | 스트랜드를 이용한 슬래브 내력 보강 구조 및 그 방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5134519A (ja) * | 1974-09-17 | 1976-03-24 | Yataro Togashi | Hokyobari |
JPS58138864A (ja) * | 1982-02-15 | 1983-08-17 | フジタ工業株式会社 | 小梁の補強工法 |
-
1985
- 1985-08-15 JP JP17851585A patent/JPS6241869A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5134519A (ja) * | 1974-09-17 | 1976-03-24 | Yataro Togashi | Hokyobari |
JPS58138864A (ja) * | 1982-02-15 | 1983-08-17 | フジタ工業株式会社 | 小梁の補強工法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6241869A (ja) | 1987-02-23 |
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