JPH02161074A - 既設スラブの補強法 - Google Patents

既設スラブの補強法

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JPH02161074A
JPH02161074A JP31197088A JP31197088A JPH02161074A JP H02161074 A JPH02161074 A JP H02161074A JP 31197088 A JP31197088 A JP 31197088A JP 31197088 A JP31197088 A JP 31197088A JP H02161074 A JPH02161074 A JP H02161074A
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JP
Japan
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cable
slab
existing
existing slab
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Application number
JP31197088A
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English (en)
Inventor
Kusuo Honda
本田 九州男
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は既設スラブの補強法に関する。
(従来の技術) 昨今の急速な情報化社会の発展に伴なって既設建物の使
用もその対応をせまられている。建物の各室の用途の変
更によりスラブの積載荷重の増大やひび割れ等がスラブ
の振動障害を引起し、また人に対しては振動による不快
感の増大を起しており、その対策に苦慮しているのが現
状である。この対策として、従来では第3,4図に示す
ように既設スラブSの下部に鉄骨Tを当てて、既設スラ
ブの下部を補強することが行われていた。
(発明が解決しようとする課題) 従来例によると、鉄骨を用いる補強法であるから、補強
コストがかかる上、重量のある鋼材の運搬を必要とする
ために経費がかかり、さらに補強工事の際に、鉄骨を仮
設するためのサポートを必要とする等仮設作業が大掛り
なものとなっていた。
さらに、補強鉄骨梁とスラブ下面との間に隙間なく充填
するためのモルタル等の圧入が必要であり、工事が大掛
かりであると共に充填の確実性に疑問もあり、品質上の
課題が残る。また鉄骨が剥き出しのため、耐火被覆を行
う必要があった。
本発明の目的は、従来例に比較してコストがかからず、
施工の省力化を図り、補強作業も簡易にすることができ
る既設スラブの補強法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の既設スラブの補強法は、既設スラブ1の下部に
PCケーブル2を配線し、このPCケープルの一端を既
設スラブの一側に固定し、他端を既設スラブの他側上方
に引出してPCケーブルに緊張力を付与して、スラブを
吊り上げるようにしたものである。
(作用) PCケーブル2に緊張力を付与することにより、既設ス
ラブ1のコンクリートが圧縮されて、ひび割れがふさが
り、かつ増加荷重に応じたスラブ下端に生じる曲げモー
メントを減少させることができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1,2図を参照して説明する
まず、既設スラブ1の下部にPCケーブル2を配線する
が、この際PCケーブルの一端を既設スラブ1の一側(
右側)の梁3の外側の位置に固定し、他端を梁3aを貫
通させ、既設スラブ上方に引出す。この状態から、PC
ケーブル2の他端に緊張ノJを付与して、既設スラブ1
を吊り上げるようにする。その後、既設スラブ1の下面
に露出しているPCケーブル部分を被覆する被覆部4を
形成する。被覆部4の形成法としては、耐火被覆材の吹
付けによっても、またはコンクリートをPCケーブルの
上から塗付する方法などであってもよい。
(発明の効果) 本発明によれば、PCケーブルを用いる補強法であるか
ら、補強が大樹りな仮設作業を要することなく簡易に行
うことができ、スラブ上での作業が中心となるので、天
井裏の高所作業を中心とする在来工法に比べて、墜落防
止等安全上のメリットが大きい。そして従来例に比較し
て運搬も簡単であり、経費がかからない。PCケーブル
に緊張力を付与することにより、スラブが圧縮されて、
ひび割れがふさがり、既設スラブの品質の向上が図れる
。さらには増加荷重に対してもPCケーブルによるプレ
ストレス力を荷重に応じて任意に選定してスラブの耐力
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す一部断面底面図、 第2図は第1図n−n線断面図、 第3図は従来例を示す一部断面底面図、第4図は第1図
n−n線断面図である。 1・・・既設スラブ、2・・・PCケーブル、4・・・
被覆部。 以  上 特許出願人  清水建設株式会社 第1図 第2図 1;既設スラブ 2:PCケーブル 4:被覆部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 既設スラブの下部にPCケーブルを配線し、このPCケ
    ーブルの一端を既設スラブの一側に固定し、他端を既設
    スラブの他側上方に引出してPCケーブルに緊張力を付
    与することを特徴とする既設スラブの補強法。
JP31197088A 1988-12-12 1988-12-12 既設スラブの補強法 Pending JPH02161074A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2169696A1 (es) * 2000-10-13 2002-07-01 Maimo Martin Mas Procedimiento para la reparacion de forjados ceramicos.
KR100439685B1 (ko) * 2001-11-14 2004-07-12 강신량 와이어 텐션장치를 이용한 바닥 슬래브 보강공법
KR100743864B1 (ko) * 2005-02-02 2007-07-30 김두희 스트랜드를 이용한 슬래브 내력 보강 구조 및 그 방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6241869A (ja) * 1985-08-15 1987-02-23 株式会社大林組 既存構造物の補強方法

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