JP2003003603A - プレキャストコンクリート梁 - Google Patents
プレキャストコンクリート梁Info
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- JP2003003603A JP2003003603A JP2001186641A JP2001186641A JP2003003603A JP 2003003603 A JP2003003603 A JP 2003003603A JP 2001186641 A JP2001186641 A JP 2001186641A JP 2001186641 A JP2001186641 A JP 2001186641A JP 2003003603 A JP2003003603 A JP 2003003603A
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- precast concrete
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吊り天井内に排水管などを配管する場合であ
っても、階高を大きく取ることができるようにすること
である。 【解決手段】 PC梁1は、鉄骨梁2の周囲を被覆した
コンクリート3にPC鋼材7でプレストレスが付与さ
れ、前記コンクリート3と鉄骨梁2のウエブ4とを貫通
した配管孔5が設けられてなる。
っても、階高を大きく取ることができるようにすること
である。 【解決手段】 PC梁1は、鉄骨梁2の周囲を被覆した
コンクリート3にPC鋼材7でプレストレスが付与さ
れ、前記コンクリート3と鉄骨梁2のウエブ4とを貫通
した配管孔5が設けられてなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプレキャストコンク
リート梁に関するものである。
リート梁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、天井内に排水管などを配設する場
合は、図7に示すように、梁15の下側に形成した吊り
天井16内に設備配管17などを配管し、これを床18
から吊り金物19で吊り下げていた。
合は、図7に示すように、梁15の下側に形成した吊り
天井16内に設備配管17などを配管し、これを床18
から吊り金物19で吊り下げていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
梁の下側に天井を形成する場合は、天井の間隔が大きく
なるため階高が小さくなってしまうという問題があっ
た。
梁の下側に天井を形成する場合は、天井の間隔が大きく
なるため階高が小さくなってしまうという問題があっ
た。
【0004】本発明は上記のような問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、吊り天井内に排水管などを
配管する場合であっても、階高を大きく取ることができ
るようにすることである。
たものであり、その目的は、吊り天井内に排水管などを
配管する場合であっても、階高を大きく取ることができ
るようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段である請求項1の発明は、鉄骨梁の周囲を被覆
したコンクリートにPC鋼材でプレストレスが付与さ
れ、前記コンクリートと鉄骨梁のウエブとを貫通した配
管孔が設けられたことを特徴とする。また請求項2の発
明は、請求項1において、鉄骨梁のウエブに配管孔を補
強する補強板が取り付けられたことを特徴とする。また
請求項3の発明は、請求項1または2において、コンク
リートが鉄骨梁の両端部を残して被覆されたことを特徴
とする。
めの手段である請求項1の発明は、鉄骨梁の周囲を被覆
したコンクリートにPC鋼材でプレストレスが付与さ
れ、前記コンクリートと鉄骨梁のウエブとを貫通した配
管孔が設けられたことを特徴とする。また請求項2の発
明は、請求項1において、鉄骨梁のウエブに配管孔を補
強する補強板が取り付けられたことを特徴とする。また
請求項3の発明は、請求項1または2において、コンク
リートが鉄骨梁の両端部を残して被覆されたことを特徴
とする。
【0006】プレキャストコンクリート梁の配管孔に排
水管などを配管することができるので、吊り天井の間隔
を狭くすることができる。鉄骨梁のウエブの補強板で配
管孔を補強することができる。コンクリートが被覆され
ていない鉄骨梁の両端部で大梁間にプレキャストコンク
リート梁を接合することができる。
水管などを配管することができるので、吊り天井の間隔
を狭くすることができる。鉄骨梁のウエブの補強板で配
管孔を補強することができる。コンクリートが被覆され
ていない鉄骨梁の両端部で大梁間にプレキャストコンク
リート梁を接合することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のプレキャストコン
クリート梁(以下PC梁)の実施の形態について説明す
る。
クリート梁(以下PC梁)の実施の形態について説明す
る。
【0008】図1はPC梁1の実施の形態を示したもの
であり、両端部を残した状態で鉄骨梁2の周囲にコンク
リート3が被覆され、該コンクリート3と鉄骨梁のウエ
ブ4とを貫通した配管孔5が適宜間隔ごとに設けられて
いる。この配管孔5は排水管などの設備配管を配設する
ものであり、ウエブ4に取り付けた補強板6で補強され
ている。また配管孔5の上下におけるコンクリート3に
はPC鋼棒、PC鋼撚線、PC鋼線などのPC鋼材7が
配設されて、これにより所定のプレストレスが付与さ
れ、このプレストレスによって配管孔5の断面欠損をカ
バーしている。またコンクリート3が被覆されない両端
部は、大梁間に架設する場合の接合端部8となってい
る。
であり、両端部を残した状態で鉄骨梁2の周囲にコンク
リート3が被覆され、該コンクリート3と鉄骨梁のウエ
ブ4とを貫通した配管孔5が適宜間隔ごとに設けられて
いる。この配管孔5は排水管などの設備配管を配設する
ものであり、ウエブ4に取り付けた補強板6で補強され
ている。また配管孔5の上下におけるコンクリート3に
はPC鋼棒、PC鋼撚線、PC鋼線などのPC鋼材7が
配設されて、これにより所定のプレストレスが付与さ
れ、このプレストレスによって配管孔5の断面欠損をカ
バーしている。またコンクリート3が被覆されない両端
部は、大梁間に架設する場合の接合端部8となってい
る。
【0009】図4は、上記のPC梁1を大梁9間に架設
したものであり、該大梁9のウエブ10に接合されたプ
レート11が接合端部8にボルト12で接合されてい
る。そして、このPC梁1の配管孔5に排水管などの設
備配管13を配設することができるため、吊り天井の間
隔を小さくして階高を大きくとることができる。また、
このようなPC梁1を大梁9や小梁に使用することによ
り、設備配管13などを床14の真下に自由に配管する
ことができるようになる。
したものであり、該大梁9のウエブ10に接合されたプ
レート11が接合端部8にボルト12で接合されてい
る。そして、このPC梁1の配管孔5に排水管などの設
備配管13を配設することができるため、吊り天井の間
隔を小さくして階高を大きくとることができる。また、
このようなPC梁1を大梁9や小梁に使用することによ
り、設備配管13などを床14の真下に自由に配管する
ことができるようになる。
【0010】
【発明の効果】プレキャストコンクリート梁の配管孔に
排水管などを配管することができるので、吊り天井の間
隔を小さくして階高を大きくとることができる。
排水管などを配管することができるので、吊り天井の間
隔を小さくして階高を大きくとることができる。
【0011】鉄骨梁のウエブに取り付けた補強板により
配管孔を補強することができる。
配管孔を補強することができる。
【0012】コンクリートが被覆されていない鉄骨梁の
両端部で大梁間にプレキャストコンクリート梁を接合す
ることができる。
両端部で大梁間にプレキャストコンクリート梁を接合す
ることができる。
【図1】PC梁の正面図である。
【図2】図1のPC梁の要部の拡大断面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】PC梁を大梁間に架設した断面図である。
【図5】図4の要部の拡大断面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】従来の吊り天井の断面図である。
1 PC梁
2 鉄骨梁
3 コンクリート
4、10 ウエブ
5 配管孔
6 補強板
7 PC鋼材
8 接合端部
9 大梁
11 プレート
12 ボルト
13、17 設備配管
14、18 床
15 梁
16 吊り天井
19 吊り金物
Claims (3)
- 【請求項1】 鉄骨梁の周囲を被覆したコンクリートに
PC鋼材でプレストレスが付与され、前記コンクリート
と鉄骨梁のウエブとを貫通した配管孔が設けられたこと
を特徴とするプレキャストコンクリート梁。 - 【請求項2】 鉄骨梁のウエブに配管孔を補強する補強
板が取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載の
プレキャストコンクリート梁。 - 【請求項3】 コンクリートは鉄骨梁の両端部を残して
被覆されたことを特徴とする請求項1または2に記載の
プレキャストコンクリート梁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001186641A JP2003003603A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | プレキャストコンクリート梁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001186641A JP2003003603A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | プレキャストコンクリート梁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003003603A true JP2003003603A (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=19026058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001186641A Pending JP2003003603A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | プレキャストコンクリート梁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003003603A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100646661B1 (ko) | 2005-09-14 | 2006-11-23 | 지에스건설 주식회사 | 슬림플로어를 위한 변형단면 합성보 및 이를 이용한슬림플로어 구조 |
KR100729370B1 (ko) | 2006-03-02 | 2007-06-15 | 심태영 | 합성거더 |
WO2007100226A1 (en) * | 2006-03-02 | 2007-09-07 | Tae Young Sim | Composite beam for girder |
KR100784191B1 (ko) | 2006-10-17 | 2007-12-11 | 한국건설기술연구원 | 복부에 관통홀이 형성된 강재빔을 이용한 합성 바닥판 구조및 그 시공방법 |
JP2010203103A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Takenaka Komuten Co Ltd | 合成梁及び建築物 |
CN104499644A (zh) * | 2014-11-25 | 2015-04-08 | 张跃 | 一种带搭条和三角筋板的大梁 |
JP2016008384A (ja) * | 2014-06-23 | 2016-01-18 | 株式会社フジタ | ハイブリッド梁 |
-
2001
- 2001-06-20 JP JP2001186641A patent/JP2003003603A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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