JP2001227094A - 鉄骨ビルの階床構造 - Google Patents
鉄骨ビルの階床構造Info
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- JP2001227094A JP2001227094A JP2000042761A JP2000042761A JP2001227094A JP 2001227094 A JP2001227094 A JP 2001227094A JP 2000042761 A JP2000042761 A JP 2000042761A JP 2000042761 A JP2000042761 A JP 2000042761A JP 2001227094 A JP2001227094 A JP 2001227094A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 組合わせが迅速で構造強度が優れた鉄骨ビル
の階床構造を提供する。 【解決手段】 主鉄骨1、補強連結具、支え枠2、連結
具3、彎曲抵抗具4、階床鉄筋5および網状板7を備え
る。主鉄骨1は柱および横梁を構成しており、横梁の主
鉄骨1の側壁に補強連結具が固設されている。支え枠2
は直線鉄材20および連結固定具を有し、横梁の主鉄骨
1の間に水平に跨設され、連結具3で横梁の主鉄骨1に
連結されている。支え枠2の間に彎曲抵抗具4が設置さ
れ、その彎曲抵抗具4の両端は各々補強連結具に連結さ
れ、支え枠2の間にはさらに階床鉄筋5が設置されてい
る。主鉄骨1、補強連結具、支え枠2、連結具3、彎曲
抵抗具4および階床鉄筋5を組合わせた構造の表面に網
状板7が取付けられ、その網状板7はコンクリート注入
時の外型網として使用される。
の階床構造を提供する。 【解決手段】 主鉄骨1、補強連結具、支え枠2、連結
具3、彎曲抵抗具4、階床鉄筋5および網状板7を備え
る。主鉄骨1は柱および横梁を構成しており、横梁の主
鉄骨1の側壁に補強連結具が固設されている。支え枠2
は直線鉄材20および連結固定具を有し、横梁の主鉄骨
1の間に水平に跨設され、連結具3で横梁の主鉄骨1に
連結されている。支え枠2の間に彎曲抵抗具4が設置さ
れ、その彎曲抵抗具4の両端は各々補強連結具に連結さ
れ、支え枠2の間にはさらに階床鉄筋5が設置されてい
る。主鉄骨1、補強連結具、支え枠2、連結具3、彎曲
抵抗具4および階床鉄筋5を組合わせた構造の表面に網
状板7が取付けられ、その網状板7はコンクリート注入
時の外型網として使用される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄骨ビルの階床構
造に関する。
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より一般に見られる鉄骨ビルの階床
構造は、例えば図1に示すようにその構造および運用の
技術において次に述べる欠点がある。 (1)従来の階床構造は、大多数が波形鉄板(Deck)
を建築材料とし、僅かにせん断力釘でもって横梁と固く
連結されているが、両者の接触面の鉄材は錆止めの処理
が容易にできず、鉄材構造ビルの一弱点を形成する。
構造は、例えば図1に示すようにその構造および運用の
技術において次に述べる欠点がある。 (1)従来の階床構造は、大多数が波形鉄板(Deck)
を建築材料とし、僅かにせん断力釘でもって横梁と固く
連結されているが、両者の接触面の鉄材は錆止めの処理
が容易にできず、鉄材構造ビルの一弱点を形成する。
【0003】(2)従来の鉄筋コンクリートまたは鉄骨鉄
筋コンクリートの階床板は波形鉄板を採用しているの
で、施工上、柱と梁との接触面のコンクリートの連続性
を阻害して構造の全体性に影響し、応力を最大に有する
べき箇所の柱、梁の連結部は良好かつ完全なコンクリー
トの保護および外力分散がない。したがって、鉄筋コン
クリートまたは鉄骨鉄筋コンクリートの元来有するべき
効能がないうえに、柱や梁を被覆するコンクリートはた
だ鉄材の錆び防止という主要でない効能しかない。
筋コンクリートの階床板は波形鉄板を採用しているの
で、施工上、柱と梁との接触面のコンクリートの連続性
を阻害して構造の全体性に影響し、応力を最大に有する
べき箇所の柱、梁の連結部は良好かつ完全なコンクリー
トの保護および外力分散がない。したがって、鉄筋コン
クリートまたは鉄骨鉄筋コンクリートの元来有するべき
効能がないうえに、柱や梁を被覆するコンクリートはた
だ鉄材の錆び防止という主要でない効能しかない。
【0004】(3)波形鉄板の階床は平らでなく凹凸のあ
る天井板であるので、平坦な天井板面を好むという中国
人の習慣に合わず、補修を必要とし、資源を浪費しかつ
階床の高さを減少させ、居住性に影響する。 (4)従来の波形鉄板とコンクリートとの接触面の連結性
は不良で、波形鉄板を型とするので、コンクリートを注
入して形成される階床は厚みが均一でなく、その配置が
単一方向であり、亀裂が発生したり水が浸み込んだりす
るなどの悪い状況が発生する。
る天井板であるので、平坦な天井板面を好むという中国
人の習慣に合わず、補修を必要とし、資源を浪費しかつ
階床の高さを減少させ、居住性に影響する。 (4)従来の波形鉄板とコンクリートとの接触面の連結性
は不良で、波形鉄板を型とするので、コンクリートを注
入して形成される階床は厚みが均一でなく、その配置が
単一方向であり、亀裂が発生したり水が浸み込んだりす
るなどの悪い状況が発生する。
【0005】(5)従来の波形鉄板はその施工中にコンク
リートを注入するとき、コンクリートの流動が阻止され
易く、コンクリートの品質に影響を与える。
リートを注入するとき、コンクリートの流動が阻止され
易く、コンクリートの品質に影響を与える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、組合わせが迅速で構造強度が優れた鉄骨ビルの
階床構造を提供することにある。
目的は、組合わせが迅速で構造強度が優れた鉄骨ビルの
階床構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めの本発明の請求項1に記載の鉄骨ビルの階床構造は、
主鉄骨、補強連結具、支え枠、第1連結具、彎曲抵抗
具、階床鉄筋および網状板を備える。主鉄骨は鉄材から
なり、柱および横梁を構成しており、その横梁の主鉄骨
の側壁に補強連結具は固設されている。支え枠は直線鉄
材および連結固定鉄筋を有し、横梁の主鉄骨の間に水平
に跨設され、第1連結具で横梁の主鉄骨に連結されてい
る。支え枠の間に彎曲抵抗具が設置され、その彎曲抵抗
具の両端は各々補強連結具に連結され、支え枠の間には
さらに階床鉄筋が設置されている。主鉄骨、補強連結
具、支え枠、第1連結具、彎曲抵抗具および階床鉄筋を
組合わせた構造体の表面に網状板が取付けられ、その網
状板はコンクリート注入時の外型網として使用される。
めの本発明の請求項1に記載の鉄骨ビルの階床構造は、
主鉄骨、補強連結具、支え枠、第1連結具、彎曲抵抗
具、階床鉄筋および網状板を備える。主鉄骨は鉄材から
なり、柱および横梁を構成しており、その横梁の主鉄骨
の側壁に補強連結具は固設されている。支え枠は直線鉄
材および連結固定鉄筋を有し、横梁の主鉄骨の間に水平
に跨設され、第1連結具で横梁の主鉄骨に連結されてい
る。支え枠の間に彎曲抵抗具が設置され、その彎曲抵抗
具の両端は各々補強連結具に連結され、支え枠の間には
さらに階床鉄筋が設置されている。主鉄骨、補強連結
具、支え枠、第1連結具、彎曲抵抗具および階床鉄筋を
組合わせた構造体の表面に網状板が取付けられ、その網
状板はコンクリート注入時の外型網として使用される。
【0008】本発明の請求項2に記載の鉄骨ビルの階床
構造は、主鉄骨が表面に第2連結具を有する。本発明の
請求項3に記載の鉄骨ビルの階床構造は、補強連結具が
表面に接続孔を有する。本発明の請求項4に記載の鉄骨
ビルの階床構造は、柱の主鉄骨の外周、ならびに横梁の
主鉄骨の下部縁を包囲するように包囲枠が設置され、そ
の包囲枠は主鉄骨の周縁を包囲するように設けられた隅
枠を有する。
構造は、主鉄骨が表面に第2連結具を有する。本発明の
請求項3に記載の鉄骨ビルの階床構造は、補強連結具が
表面に接続孔を有する。本発明の請求項4に記載の鉄骨
ビルの階床構造は、柱の主鉄骨の外周、ならびに横梁の
主鉄骨の下部縁を包囲するように包囲枠が設置され、そ
の包囲枠は主鉄骨の周縁を包囲するように設けられた隅
枠を有する。
【0009】本発明の請求項5に記載の鉄骨ビルの階床
構造は、直線鉄材がチャンネル、アングル、鉄板または
同様な効能を有する材料のいずれかからなり、平坦な表
面を有する。また直線鉄材は一対が上下に対向するよう
に設置され、平坦な表面が鉄骨ビルの階床構造の上、下
部にそれぞれ設置され、上下一対の構造の側面には連結
固定板が固定され、その連結固定板ははしご状、または
彎曲した桁枠状である。
構造は、直線鉄材がチャンネル、アングル、鉄板または
同様な効能を有する材料のいずれかからなり、平坦な表
面を有する。また直線鉄材は一対が上下に対向するよう
に設置され、平坦な表面が鉄骨ビルの階床構造の上、下
部にそれぞれ設置され、上下一対の構造の側面には連結
固定板が固定され、その連結固定板ははしご状、または
彎曲した桁枠状である。
【0010】本発明の請求項6に記載の鉄骨ビルの階床
構造は、階床鉄筋の両端が横梁の主鉄骨の表面に設置さ
れ、さらに階床鉄筋は両端に彎曲した固定末端部を有
し、その固定末端部は壁面構造鉄材と連結するために横
梁の主鉄骨の外側で上向きまたは下向きに延伸してい
る。本発明の請求項7に記載の鉄骨ビルの階床構造は、
支え枠の下部に直線鉄材が設けられ、直線鉄材の上に挿
入鉄筋が設置され、その挿入鉄筋の両端は横梁の主鉄骨
の内壁に固設されている。
構造は、階床鉄筋の両端が横梁の主鉄骨の表面に設置さ
れ、さらに階床鉄筋は両端に彎曲した固定末端部を有
し、その固定末端部は壁面構造鉄材と連結するために横
梁の主鉄骨の外側で上向きまたは下向きに延伸してい
る。本発明の請求項7に記載の鉄骨ビルの階床構造は、
支え枠の下部に直線鉄材が設けられ、直線鉄材の上に挿
入鉄筋が設置され、その挿入鉄筋の両端は横梁の主鉄骨
の内壁に固設されている。
【0011】本発明の請求項8に記載の鉄骨ビルの階床
構造は、支え枠および彎曲抵抗具を組付ける場合に、横
梁の主鉄骨の上表面に吊り環を一時的に設置し、その吊
り環に支え枠を配置して彎曲抵抗具を挿入し、支え枠を
組付位置に配置して第1連結具で横梁の主鉄骨に固設す
る。本発明の請求項9に記載の鉄骨ビルの階床構造は、
支え枠を組付ける場合、彎曲抵抗具の一端と補強連結具
とを一時的に螺合し、彎曲抵抗具の底部に吊り環を付設
し、その吊り環に吊り具を引っ掛けて彎曲抵抗具を吊り
上げ、支え枠を挿入して彎曲抵抗具に設けられた接続部
と補強連結具とを螺合し、支え枠を組付位置に組付け
る。
構造は、支え枠および彎曲抵抗具を組付ける場合に、横
梁の主鉄骨の上表面に吊り環を一時的に設置し、その吊
り環に支え枠を配置して彎曲抵抗具を挿入し、支え枠を
組付位置に配置して第1連結具で横梁の主鉄骨に固設す
る。本発明の請求項9に記載の鉄骨ビルの階床構造は、
支え枠を組付ける場合、彎曲抵抗具の一端と補強連結具
とを一時的に螺合し、彎曲抵抗具の底部に吊り環を付設
し、その吊り環に吊り具を引っ掛けて彎曲抵抗具を吊り
上げ、支え枠を挿入して彎曲抵抗具に設けられた接続部
と補強連結具とを螺合し、支え枠を組付位置に組付け
る。
【0012】本発明の請求項10に記載の鉄骨ビルの階
床構造は、第2連結具がせん断力釘状であって、第2連
結具の内端は電気熔接で主鉄骨の表面に一体的に接続さ
れ、外端は別の第2連結具と連結された接続部を形成し
ている。本発明の請求項11に記載の鉄骨ビルの階床構
造は、支え枠の上、下部に直線鉄材が設けられ、第1連
結具は逆L字形であって支え枠を支持している。第1連
結具は、垂直部に支え枠の下部の直線鉄材が貫通した開
口を有し、水平部および垂直部には各々第2連結具と対
応して螺合された孔を有し、開口の下端面は孔に組付け
られた第2連結具とは別の第2連結具ならびに連結板と
組合わせられ、水平部には支え枠の上部の直線鉄材が配
置されている。
床構造は、第2連結具がせん断力釘状であって、第2連
結具の内端は電気熔接で主鉄骨の表面に一体的に接続さ
れ、外端は別の第2連結具と連結された接続部を形成し
ている。本発明の請求項11に記載の鉄骨ビルの階床構
造は、支え枠の上、下部に直線鉄材が設けられ、第1連
結具は逆L字形であって支え枠を支持している。第1連
結具は、垂直部に支え枠の下部の直線鉄材が貫通した開
口を有し、水平部および垂直部には各々第2連結具と対
応して螺合された孔を有し、開口の下端面は孔に組付け
られた第2連結具とは別の第2連結具ならびに連結板と
組合わせられ、水平部には支え枠の上部の直線鉄材が配
置されている。
【0013】本発明の請求項12に記載の鉄骨ビルの階
床構造は、つかみ鉄筋をさらに備え、そのつかみ鉄筋
は、鉄骨ビルの階床構造のコンクリートに対するつかみ
効果を強化するために、第2連結具に連結され、一端が
支え枠の中に延伸し末端部が彎曲して引っ掛け部を形成
している。本発明の請求項13に記載の鉄骨ビルの階床
構造は、彎曲抵抗具が鉄材または桁枠からなり、一端は
補強連結具に固設された接続部をなし、その接続部は接
続孔を有し、その接続孔は補強連結具の接続孔と対応し
螺合されている。
床構造は、つかみ鉄筋をさらに備え、そのつかみ鉄筋
は、鉄骨ビルの階床構造のコンクリートに対するつかみ
効果を強化するために、第2連結具に連結され、一端が
支え枠の中に延伸し末端部が彎曲して引っ掛け部を形成
している。本発明の請求項13に記載の鉄骨ビルの階床
構造は、彎曲抵抗具が鉄材または桁枠からなり、一端は
補強連結具に固設された接続部をなし、その接続部は接
続孔を有し、その接続孔は補強連結具の接続孔と対応し
螺合されている。
【0014】本発明の請求項14に記載の鉄骨ビルの階
床構造は、主鉄骨が第2連結具を有し、隅枠はコンクリ
ートの流動を順調にするコンクリート流通孔を有し、第
2連結具に螺合されている。横梁の主鉄骨の下に設けら
れた包囲枠の隅枠は、コンクリートの流動を順調にする
案内斜面を有する。本発明の請求項15に記載の鉄骨ビ
ルの階床構造は、隅枠の対向した二側面の間に連結板が
設けられ、主鉄骨の内部空間には包囲枠で包囲され構造
系統を強化して耐震力を増加する補強鉄筋が設置されて
いる。
床構造は、主鉄骨が第2連結具を有し、隅枠はコンクリ
ートの流動を順調にするコンクリート流通孔を有し、第
2連結具に螺合されている。横梁の主鉄骨の下に設けら
れた包囲枠の隅枠は、コンクリートの流動を順調にする
案内斜面を有する。本発明の請求項15に記載の鉄骨ビ
ルの階床構造は、隅枠の対向した二側面の間に連結板が
設けられ、主鉄骨の内部空間には包囲枠で包囲され構造
系統を強化して耐震力を増加する補強鉄筋が設置されて
いる。
【0015】以上のように、本発明は、横梁の主鉄骨の
間が支え枠で支持され、また支え枠の間には彎曲抵抗具
が設置され、いろいろな連結具で水平な支え枠と横梁の
主鉄骨とが固く連結されるので、鉄骨ビルの階床は極め
て堅固である。また構造の表面に貼付けられている網状
板はコンクリートの外型板の代用となり、木型板の作用
をするので、面倒な木型板を使用する必要がなく、施工
が迅速に行えるうえに階床構造の品質を優れたものにす
る。
間が支え枠で支持され、また支え枠の間には彎曲抵抗具
が設置され、いろいろな連結具で水平な支え枠と横梁の
主鉄骨とが固く連結されるので、鉄骨ビルの階床は極め
て堅固である。また構造の表面に貼付けられている網状
板はコンクリートの外型板の代用となり、木型板の作用
をするので、面倒な木型板を使用する必要がなく、施工
が迅速に行えるうえに階床構造の品質を優れたものにす
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。本発明の一実施例による鉄骨ビルの階
床構造は、図2から図4に示すように、鉄材から構成さ
れる柱および横梁の主鉄骨1と、この主鉄骨1の表面に
予め設置される複数のせん断力釘状の連結具10とを備
え、この連結具10の内端は電気熔接で鉄材表面と一体
的に連結され、その外端は接続部100を形成し、別の
連結具と連結される。横梁の主鉄骨1の側面壁の複数の
適当な箇所には、外側に伸び出る板状の補強連結具11
を設け、また図4に示すように、補強連結具11の表面
に接続孔110を設ける。さらに、柱鉄材1の外周、な
らびに横梁の下方の突出した外周を包むように包囲枠1
2を設置し、この包囲枠12は複数の主鉄骨1の外側に
設けられる隅枠120を有し、そのうち主鉄骨の階板の
下方にある隅枠120は(図2、図3および図6参照)
流動案内斜面122を有し、コンクリートの流動を助け
る。また隅枠120の表面は連結具10とねじ合って固
定され、そのうちの若干の隅枠120の表面には予めコ
ンクリートの流通孔を設け、コンクリートの流動を順調
にさせる。その他、二本の対向する隅枠120は連結板
121でねじ合って連結する。また、鉄材柱(梁)の内
部空間には複数の補強鉄筋I(図6参照)を差し込んで
設け、この補強鉄筋Iは構造の硬度および強度を補助的
に増加し、梁や柱の枠で包囲されて地震に耐えるように
構造系統を強化する。
づいて説明する。本発明の一実施例による鉄骨ビルの階
床構造は、図2から図4に示すように、鉄材から構成さ
れる柱および横梁の主鉄骨1と、この主鉄骨1の表面に
予め設置される複数のせん断力釘状の連結具10とを備
え、この連結具10の内端は電気熔接で鉄材表面と一体
的に連結され、その外端は接続部100を形成し、別の
連結具と連結される。横梁の主鉄骨1の側面壁の複数の
適当な箇所には、外側に伸び出る板状の補強連結具11
を設け、また図4に示すように、補強連結具11の表面
に接続孔110を設ける。さらに、柱鉄材1の外周、な
らびに横梁の下方の突出した外周を包むように包囲枠1
2を設置し、この包囲枠12は複数の主鉄骨1の外側に
設けられる隅枠120を有し、そのうち主鉄骨の階板の
下方にある隅枠120は(図2、図3および図6参照)
流動案内斜面122を有し、コンクリートの流動を助け
る。また隅枠120の表面は連結具10とねじ合って固
定され、そのうちの若干の隅枠120の表面には予めコ
ンクリートの流通孔を設け、コンクリートの流動を順調
にさせる。その他、二本の対向する隅枠120は連結板
121でねじ合って連結する。また、鉄材柱(梁)の内
部空間には複数の補強鉄筋I(図6参照)を差し込んで
設け、この補強鉄筋Iは構造の硬度および強度を補助的
に増加し、梁や柱の枠で包囲されて地震に耐えるように
構造系統を強化する。
【0017】さらに図2および図3に示すように、水平
に配置された複数の支え枠2は二本の横梁の主鉄骨1の
間を跨ぐように設けられ、また適当な平坦表面を有する
二本の直線鉄材20を相向かわせて設置する。この直線
鉄材20はチャンネルやアングルや鉄板やその他同じ効
能を有する鉄材からなり、その平坦表面は各々階床板面
の上下に設置され、網状板7が張り付けられている。ま
た上下一対の直接鉄材20の側面には直立の複数の連結
固定具21を固定する。この連結固定具21は長い板状
で、はしご状(図3参照)あるいは彎曲した桁形(図7
参照)にしてもよい。
に配置された複数の支え枠2は二本の横梁の主鉄骨1の
間を跨ぐように設けられ、また適当な平坦表面を有する
二本の直線鉄材20を相向かわせて設置する。この直線
鉄材20はチャンネルやアングルや鉄板やその他同じ効
能を有する鉄材からなり、その平坦表面は各々階床板面
の上下に設置され、網状板7が張り付けられている。ま
た上下一対の直接鉄材20の側面には直立の複数の連結
固定具21を固定する。この連結固定具21は長い板状
で、はしご状(図3参照)あるいは彎曲した桁形(図7
参照)にしてもよい。
【0018】次に連結具3は、図2および図3に示すよ
うに、水平な支え枠2を支えるとともに横梁の主鉄骨1
と固く連結される。その形状は逆L字形であって、その
水平部および垂直部に各主鉄骨1の連結具10と対応し
た孔30を設けてボルトNで固く組合わせる。垂直部に
は横向きの開口31(図3および図8参照)を設け、水
平な支え枠2の直線鉄材20を通して組付ける。なお、
開口31は欠口状あるいは孔状でもよい。直線鉄材20
の開口31の下端面は、連結具10の連結板121と組
合わせる。水平な支え枠2の上方の直線鉄材2は、連結
具3の水平表面に置かれる。
うに、水平な支え枠2を支えるとともに横梁の主鉄骨1
と固く連結される。その形状は逆L字形であって、その
水平部および垂直部に各主鉄骨1の連結具10と対応し
た孔30を設けてボルトNで固く組合わせる。垂直部に
は横向きの開口31(図3および図8参照)を設け、水
平な支え枠2の直線鉄材20を通して組付ける。なお、
開口31は欠口状あるいは孔状でもよい。直線鉄材20
の開口31の下端面は、連結具10の連結板121と組
合わせる。水平な支え枠2の上方の直線鉄材2は、連結
具3の水平表面に置かれる。
【0019】次に、複数の彎曲抵抗具4は、二本の支え
枠2の間に上下に設置され、その両端は相対する二本の
横梁に各々連結される。図2、図4および図5に示すよ
うに、主鉄骨1の補強連結具11の末端と組付けられる
接続末端部40を有し、さらに接続孔400が接続末端
部40に設けられ、接続孔400に補強連結具11をボ
ルトで固くねじ付ける。この彎曲抵抗具40はある形状
を有する鉄材、あるいは桁状にしてもよい。
枠2の間に上下に設置され、その両端は相対する二本の
横梁に各々連結される。図2、図4および図5に示すよ
うに、主鉄骨1の補強連結具11の末端と組付けられる
接続末端部40を有し、さらに接続孔400が接続末端
部40に設けられ、接続孔400に補強連結具11をボ
ルトで固くねじ付ける。この彎曲抵抗具40はある形状
を有する鉄材、あるいは桁状にしてもよい。
【0020】階床鉄筋5は、水平な支え枠2の間に配置
され、その両端は横梁の主鉄骨1の表面上に設置され
る。さらに各階床鉄筋5の両端は、彎曲した固定部50
を有し、固定部50は横梁の主鉄骨1の外側で上または
下に伸びる(図2参照)。ゆえに、他の壁面構造の鉄材
と連結し易い。また、水平な支え枠2の下方の直線鉄材
20の上には別の挿入鉄筋51を差し込んで設置し(図
6参照)、その両端は両側の横梁の内壁に熔接するか、
ボルトでしめ付けるか、あるいは支え枠に固く縛ること
により固設する。
され、その両端は横梁の主鉄骨1の表面上に設置され
る。さらに各階床鉄筋5の両端は、彎曲した固定部50
を有し、固定部50は横梁の主鉄骨1の外側で上または
下に伸びる(図2参照)。ゆえに、他の壁面構造の鉄材
と連結し易い。また、水平な支え枠2の下方の直線鉄材
20の上には別の挿入鉄筋51を差し込んで設置し(図
6参照)、その両端は両側の横梁の内壁に熔接するか、
ボルトでしめ付けるか、あるいは支え枠に固く縛ること
により固設する。
【0021】つかみ鉄筋6は、図6に示すように、主鉄
骨1の連結具10と組付け、その一端は階床構造と水平
な支え枠2の中に差し込まれ、かつ円弧形に彎曲した引
っ掛け部60を形成し、階床鉄材構造がコンクリートを
つかむ効能を強化する。網状板7は、上述の部材を組合
わせた構造の表面に張付けて、ボルトで構造鉄材に固く
取付ける。これにより、コンクリートを注ぎ込むときの
外型板として代用でき、型板を取付けたり外したりする
面倒な施工をする必要がない。
骨1の連結具10と組付け、その一端は階床構造と水平
な支え枠2の中に差し込まれ、かつ円弧形に彎曲した引
っ掛け部60を形成し、階床鉄材構造がコンクリートを
つかむ効能を強化する。網状板7は、上述の部材を組合
わせた構造の表面に張付けて、ボルトで構造鉄材に固く
取付ける。これにより、コンクリートを注ぎ込むときの
外型板として代用でき、型板を取付けたり外したりする
面倒な施工をする必要がない。
【0022】上述の階床各部を組合わせるときは、主鉄
骨1で構造鉄骨主体をまず設置し、そのうちの一横梁の
側端に一時的に若干の吊り具J(熔接した鉄筋やボルト
と組付けられた鉄板など)を設置し、次に水平な支え枠
2の両端に各々連結具6を連結したあと、臨時の吊り具
Jに引っ掛けておく。また図6に示すように、彎曲抵抗
具4を吊り環Jに吊るして支え枠2の間に設置し、その
接続末端部40を主鉄骨1の側板面の補強連結具11と
対応して張り合わせ、接続孔400、110を相互に向
い合わせボルトで固く締付ける。図2および図4に示す
ように、水平な支え枠2の間に配置された彎曲抵抗具4
の上(図2参照)の水平な支え枠2の両端を、連結具3
でもって横梁の主鉄骨1の連結具10と固く連結する。
次に包囲枠12を柱および横梁の主鉄骨1の下縁に設置
し、包囲枠12の連結板121を隅枠120と相対する
連結具3の表面の間に連結する(図6参照)。次に、階
床鉄筋5を支え枠2の間に差し込み、その両端の固定末
端部50を各々横梁の主鉄骨1の外側に置き、さらに水
平な支え枠2の下方の直線鉄材20の上に設置された挿
入鉄筋51とつかみ鉄筋6と主鉄骨1の内側の連結具1
0とを連結し、引っ掛け部60の一端を水平な支え枠2
の中に伸ばす(図6参照)。次に、組合わせた構造の表
面に網状板7を取付けてボルト70で固く締付けてお
き、コンクリートの注ぎ込み作業を行う。コンクリート
が硬化したら、階床表面を仕上げ加工、あるいは他の装
飾をして完成させる。
骨1で構造鉄骨主体をまず設置し、そのうちの一横梁の
側端に一時的に若干の吊り具J(熔接した鉄筋やボルト
と組付けられた鉄板など)を設置し、次に水平な支え枠
2の両端に各々連結具6を連結したあと、臨時の吊り具
Jに引っ掛けておく。また図6に示すように、彎曲抵抗
具4を吊り環Jに吊るして支え枠2の間に設置し、その
接続末端部40を主鉄骨1の側板面の補強連結具11と
対応して張り合わせ、接続孔400、110を相互に向
い合わせボルトで固く締付ける。図2および図4に示す
ように、水平な支え枠2の間に配置された彎曲抵抗具4
の上(図2参照)の水平な支え枠2の両端を、連結具3
でもって横梁の主鉄骨1の連結具10と固く連結する。
次に包囲枠12を柱および横梁の主鉄骨1の下縁に設置
し、包囲枠12の連結板121を隅枠120と相対する
連結具3の表面の間に連結する(図6参照)。次に、階
床鉄筋5を支え枠2の間に差し込み、その両端の固定末
端部50を各々横梁の主鉄骨1の外側に置き、さらに水
平な支え枠2の下方の直線鉄材20の上に設置された挿
入鉄筋51とつかみ鉄筋6と主鉄骨1の内側の連結具1
0とを連結し、引っ掛け部60の一端を水平な支え枠2
の中に伸ばす(図6参照)。次に、組合わせた構造の表
面に網状板7を取付けてボルト70で固く締付けてお
き、コンクリートの注ぎ込み作業を行う。コンクリート
が硬化したら、階床表面を仕上げ加工、あるいは他の装
飾をして完成させる。
【0023】支え枠2の組付に関しては、図9に示す別
の方法によっても行うことができる。すなわち、彎曲抵
抗具4の底部に吊り環Jを付設しておく。彎曲抵抗具4
の接続末端部40の接続孔400と、横梁の主鉄骨1の
補強連結具11の接続孔110とをボルトで一時的に締
付け合わせると、彎曲抵抗具4はそのねじ部で上方に旋
回移転でき、次に吊り具Cを彎曲抵抗具4の底部にある
吊り環Jに引っ掛けて、彎曲抵抗具4を吊り上げ傾斜さ
せ、再び彎曲抵抗具4を水平にしてその接続末端部40
を主鉄骨1の側面板の補強連結具11と固く組付けたあ
と、水平な支え枠2を所定の間隔で彎曲抵抗具4の上に
配置する(図2参照)。またその両端は、連結具3でも
って、横梁の主鉄骨1の上にある連結具10と固く連結
される。これで支え枠2の組付が完了する。
の方法によっても行うことができる。すなわち、彎曲抵
抗具4の底部に吊り環Jを付設しておく。彎曲抵抗具4
の接続末端部40の接続孔400と、横梁の主鉄骨1の
補強連結具11の接続孔110とをボルトで一時的に締
付け合わせると、彎曲抵抗具4はそのねじ部で上方に旋
回移転でき、次に吊り具Cを彎曲抵抗具4の底部にある
吊り環Jに引っ掛けて、彎曲抵抗具4を吊り上げ傾斜さ
せ、再び彎曲抵抗具4を水平にしてその接続末端部40
を主鉄骨1の側面板の補強連結具11と固く組付けたあ
と、水平な支え枠2を所定の間隔で彎曲抵抗具4の上に
配置する(図2参照)。またその両端は、連結具3でも
って、横梁の主鉄骨1の上にある連結具10と固く連結
される。これで支え枠2の組付が完了する。
【0024】
【発明の効果】本発明は、次の効果がある。 (1)鉄材の主鉄骨は予め設置された連結具を有し、その
他の連結具との連結の施工が便利かつ迅速にでき、階床
板と横梁とが固く連結され、構造の強度を高める。 (2)柱、梁の主鉄骨、その補強連結具、構造の包囲枠、
水平な支え枠、ならびに彎曲抵抗具などは皆工場で加工
してから施工現場に運ばれるので、その生産および施工
が迅速に進行でき、品質が安定し、作業能率が高いほ
か、自動生産の目標を達成できる。
他の連結具との連結の施工が便利かつ迅速にでき、階床
板と横梁とが固く連結され、構造の強度を高める。 (2)柱、梁の主鉄骨、その補強連結具、構造の包囲枠、
水平な支え枠、ならびに彎曲抵抗具などは皆工場で加工
してから施工現場に運ばれるので、その生産および施工
が迅速に進行でき、品質が安定し、作業能率が高いほ
か、自動生産の目標を達成できる。
【0025】(3)階床構造の階床鉄筋には上向きおよび
下向きに彎曲した固定末端部があるので、その他の壁面
構造と連結するのが便利で、構造に実用的な価格を与え
る。 (4)網状板で型板を代用し、ボルトで鉄枠が固く取付け
られて、鉄骨と支え枠と網状板全体とが連結されるほ
か、さらに網状板は強靱性が高く、網状板内のコンクリ
ートは完全な束縛を受けるので、地震や衝撃などでコン
クリートが裂け開いたり破砕したりすることはない。
下向きに彎曲した固定末端部があるので、その他の壁面
構造と連結するのが便利で、構造に実用的な価格を与え
る。 (4)網状板で型板を代用し、ボルトで鉄枠が固く取付け
られて、鉄骨と支え枠と網状板全体とが連結されるほ
か、さらに網状板は強靱性が高く、網状板内のコンクリ
ートは完全な束縛を受けるので、地震や衝撃などでコン
クリートが裂け開いたり破砕したりすることはない。
【0026】(5)網状板で型板あるいは波形鉄板の代用
をし、網状板の取付が容易であるほか、さらに型板屑や
型板面にひっつくゴミなどがコンクリートの中に混合さ
れないからコンクリートの品質が良好であり、また支え
具や吊り具や吊り棒などの補助施工器具は皆必要でない
から現場の作業空間が増大され、また型板などの材料を
置く空間も必要でないから現場の環境が清潔であり、木
製型板を過度に使用せず、森林資源が確保され、生活環
境が改善される。
をし、網状板の取付が容易であるほか、さらに型板屑や
型板面にひっつくゴミなどがコンクリートの中に混合さ
れないからコンクリートの品質が良好であり、また支え
具や吊り具や吊り棒などの補助施工器具は皆必要でない
から現場の作業空間が増大され、また型板などの材料を
置く空間も必要でないから現場の環境が清潔であり、木
製型板を過度に使用せず、森林資源が確保され、生活環
境が改善される。
【0027】(6)階床構造全体は、鉄材鉄骨と、彎曲抵
抗具や桁形式の支え枠などとを主要な構造とし、鉄骨や
コンクリートを補助構造とするので、材料の大多数は皆
工場で加工されてから現場に運ばれ、組付施工およびコ
ンクリート注ぎ込み作業を行う。さらに、網状板で木型
の代用をするので、その連接が信頼性があるほか施工箇
所および施工人員が減少され、管理が容易で工程の品質
が保障される。
抗具や桁形式の支え枠などとを主要な構造とし、鉄骨や
コンクリートを補助構造とするので、材料の大多数は皆
工場で加工されてから現場に運ばれ、組付施工およびコ
ンクリート注ぎ込み作業を行う。さらに、網状板で木型
の代用をするので、その連接が信頼性があるほか施工箇
所および施工人員が減少され、管理が容易で工程の品質
が保障される。
【0028】(7)網状板で型板あるいは波形鉄板の代用
をし、コンクリートを注ぎ込むときは気泡が網目から外
に逃げ出し、同時にコンクリートは網目を充填し、型板
あるいは波形鉄板を材料とする従来の施工に発生し易い
蜂の巣構造(すなわちコンクリートの中の小さい空間)
は発生しない。さらに、コンクリートの硬化後型板を取
り外す必要がなく、階床表面や壁表面などは平坦性に優
れ、その表面の仕上げは簡単であり、仕上げたセメント
のりは安定し壁面は亀裂を容易に発生しない。
をし、コンクリートを注ぎ込むときは気泡が網目から外
に逃げ出し、同時にコンクリートは網目を充填し、型板
あるいは波形鉄板を材料とする従来の施工に発生し易い
蜂の巣構造(すなわちコンクリートの中の小さい空間)
は発生しない。さらに、コンクリートの硬化後型板を取
り外す必要がなく、階床表面や壁表面などは平坦性に優
れ、その表面の仕上げは簡単であり、仕上げたセメント
のりは安定し壁面は亀裂を容易に発生しない。
【図1】従来の鉄骨ビルの階床構造を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施例による鉄骨ビルの階床構造を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例による支え枠と横梁の主鉄骨
との連結状態を示す斜視図である。
との連結状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施例による彎曲抵抗具と横梁の主
鉄骨との連結状態を示す斜視図である。
鉄骨との連結状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施例による吊り具の使用状況を示
す側面図である。
す側面図である。
【図6】本発明の一実施例による階床板ならびに横梁の
主鉄骨を示す断面図である。
主鉄骨を示す断面図である。
【図7】本発明の別の実施例による支え枠および連結具
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図8】本発明の別の実施例による支え枠と横梁の主鉄
骨との連結状態を示す斜視図である。
骨との連結状態を示す斜視図である。
【図9】本発明の別の実施例による吊り環の使用状況を
示す側面図である。
示す側面図である。
1 主鉄骨 2 支え枠 3 連結具 4 彎曲抵抗具 5 階床鉄筋 7 網状板 11 補強連結具 20 直線鉄筋 21 連結固定具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 盧 ▲析▼陽 台湾台南県關廟郷松脚村松脚123号之2 Fターム(参考) 2E164 CA02 CA25 CB12
Claims (15)
- 【請求項1】 鉄材からなり、柱および横梁を構成して
いる主鉄骨と、 前記横梁の主鉄骨の側壁に固設された補強連結具と、 直線鉄材および連結固定鉄筋を有し、前記横梁の主鉄骨
の間に水平に跨設された支え枠と、 前記支え枠を前記横梁の主鉄骨に連結している第1連結
具と、 前記支え枠の間に設置され、両端が各々前記補強連結具
に連結された彎曲抵抗具と、 前記支え枠の間に設置された階床鉄筋と、 前記主鉄骨、前記補強連結具、前記支え枠、前記第1連
結具、前記彎曲抵抗具および前記階床鉄筋を組合わせた
構造体の表面に取付けられ、コンクリート注入時の外型
網として使用される網状板と、 を備えることを特徴とする鉄骨ビルの階床構造。 - 【請求項2】 前記主鉄骨は、表面に第2連結具を有す
ることを特徴とする請求項1に記載の鉄骨ビルの階床構
造。 - 【請求項3】 前記補強連結具は、表面に接続孔を有す
ることを特徴とする請求項1に記載の鉄骨ビルの階床構
造。 - 【請求項4】 前記柱の主鉄骨の外周、ならびに前記横
梁の主鉄骨の下部縁を包囲するように包囲枠が設置さ
れ、その包囲枠は前記主鉄骨の周縁を包囲するように設
けられた隅枠を有することを特徴とする請求項1に記載
の鉄骨ビルの階床構造。 - 【請求項5】 前記直線鉄材は、チャンネル、アング
ル、鉄板または同様な効能を有する材料のいずれかから
なり、平坦な表面を有し、一対が上下に対向するように
設置され、前記平坦な表面は前記鉄骨ビルの階床構造の
上、下部にそれぞれ設置され、前記上下一対の構造の側
面に連結固定板が固定され、その連結固定板ははしご
状、または彎曲した桁枠状であることを特徴とする請求
項1に記載の鉄骨ビルの階床構造。 - 【請求項6】 前記階床鉄筋は、両端が前記横梁の主鉄
骨の表面に設置され、さらに両端に彎曲した固定末端部
を有し、その固定末端部は壁面構造鉄材と連結するため
に前記横梁の主鉄骨の外側で上向きまたは下向きに延伸
していることを特徴とする請求項1に記載の鉄骨ビルの
階床構造。 - 【請求項7】 前記支え枠の下部に前記直線鉄材が設け
られ、前記直線鉄材の上に挿入鉄筋が設置され、その挿
入鉄筋の両端は前記横梁の主鉄骨の内壁に固設されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の鉄骨ビルの階床構
造。 - 【請求項8】 前記横梁の主鉄骨の上表面に吊り環を一
時的に設置し、その吊り環に前記支え枠を配置して前記
彎曲抵抗具を挿入し、前記支え枠を組付位置に配置して
前記第1連結具で前記横梁の主鉄骨に固設することを特
徴とする請求項1に記載の鉄骨ビルの階床構造。 - 【請求項9】 前記彎曲抵抗具は、接続部を有し、 前記彎曲抵抗具の一端と前記補強連結具とを一時的に螺
合し、前記彎曲抵抗具の底部に吊り環を付設し、その吊
り環に吊り具を引っ掛けて前記彎曲抵抗具を吊り上げ、
前記支え枠を挿入して前記彎曲抵抗具の接続部と前記補
強連結具とを螺合し、前記支え枠を組付位置に組付ける
ことを特徴とする請求項1に記載の鉄骨ビルの階床構
造。 - 【請求項10】 前記第2連結具は、せん断力釘状であ
って、内端は電気熔接で前記主鉄骨の表面に一体的に接
続され、外端は別の第2連結具と連結された接続部を形
成していることを特徴とする請求項2に記載の鉄骨ビル
の階床構造。 - 【請求項11】 前記支え枠の上、下部に前記直線鉄材
が設けられ、 前記第1連結具は、逆L字形であって、前記支え枠を支
持し、垂直部には前記支え枠の下部の直線鉄材が貫通し
た開口を有し、水平部および垂直部には各々前記第2連
結具と対応して螺合された孔を有し、前記開口の下端面
は前記孔に組付けられた第2連結具とは別の第2連結具
ならびに連結板と組合わせられ、前記水平部には前記支
え枠の上部の直線鉄材が配置されていることを特徴とす
る請求項2に記載の鉄骨ビルの階床構造。 - 【請求項12】 つかみ鉄筋をさらに備え、 前記つかみ鉄筋は、前記鉄骨ビルの階床構造のコンクリ
ートに対するつかみ効果を強化するために、前記第2連
結具に連結され、一端が前記支え枠の中に延伸し末端部
が彎曲して引っ掛け部を形成していることを特徴とする
請求項2に記載の鉄骨ビルの階床構造。 - 【請求項13】 前記彎曲抵抗具は、鉄材または桁枠か
らなり、一端は前記補強連結具に固設された接続部をな
し、その接続部は接続孔を有し、その接続孔は前記補強
連結具の接続孔と対応し螺合されていることを特徴とす
る請求項3に記載の鉄骨ビルの階床構造。 - 【請求項14】 前記主鉄骨は、第2連結具を有し、 前記隅枠は、コンクリートの流動を順調にするコンクリ
ート流通孔を有し、前記第2連結具に螺合され、 前記横梁の主鉄骨の下に設けられた包囲枠の隅枠は、コ
ンクリートの流動を順調にする案内斜面を有することを
特徴とする請求項4に記載の鉄骨ビルの階床構造。 - 【請求項15】 前記隅枠の対向した二側面の間に連結
板が設けられ、 前記主鉄骨の内部空間には前記包囲枠で包囲され構造系
統を強化して耐震力を増加する補強鉄筋が設置されてい
ることを特徴とする請求項4に記載の鉄骨ビルの階床構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000042761A JP2001227094A (ja) | 2000-02-21 | 2000-02-21 | 鉄骨ビルの階床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000042761A JP2001227094A (ja) | 2000-02-21 | 2000-02-21 | 鉄骨ビルの階床構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001227094A true JP2001227094A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18565793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000042761A Pending JP2001227094A (ja) | 2000-02-21 | 2000-02-21 | 鉄骨ビルの階床構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001227094A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101818570A (zh) * | 2010-03-23 | 2010-09-01 | 南通宏华建筑安装有限公司 | 高层建筑梁式结构转换层的施工方法 |
CN110258879A (zh) * | 2019-07-09 | 2019-09-20 | 四川福美来新型建筑材料有限公司 | 一种集成房屋的楼层板 |
CN115126223A (zh) * | 2022-06-30 | 2022-09-30 | 歌山建设集团有限公司 | 一种附梁式楼承板简化支模体系及其施工方法 |
CN118531903A (zh) * | 2024-07-29 | 2024-08-23 | 辽宁中盛工业建筑系统股份有限公司 | 一种钢结构建筑用装配式钢架体组件及其装配方法 |
-
2000
- 2000-02-21 JP JP2000042761A patent/JP2001227094A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101818570A (zh) * | 2010-03-23 | 2010-09-01 | 南通宏华建筑安装有限公司 | 高层建筑梁式结构转换层的施工方法 |
CN110258879A (zh) * | 2019-07-09 | 2019-09-20 | 四川福美来新型建筑材料有限公司 | 一种集成房屋的楼层板 |
CN115126223A (zh) * | 2022-06-30 | 2022-09-30 | 歌山建设集团有限公司 | 一种附梁式楼承板简化支模体系及其施工方法 |
CN118531903A (zh) * | 2024-07-29 | 2024-08-23 | 辽宁中盛工业建筑系统股份有限公司 | 一种钢结构建筑用装配式钢架体组件及其装配方法 |
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