JPH0541948B2 - - Google Patents

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JPH0541948B2
JPH0541948B2 JP62331882A JP33188287A JPH0541948B2 JP H0541948 B2 JPH0541948 B2 JP H0541948B2 JP 62331882 A JP62331882 A JP 62331882A JP 33188287 A JP33188287 A JP 33188287A JP H0541948 B2 JPH0541948 B2 JP H0541948B2
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Tektronix Inc
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R19/00Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof
    • G01R19/165Indicating that current or voltage is either above or below a predetermined value or within or outside a predetermined range of values
    • G01R19/16566Circuits and arrangements for comparing voltage or current with one or several thresholds and for indicating the result not covered by subgroups G01R19/16504, G01R19/16528, G01R19/16533
    • G01R19/16585Circuits and arrangements for comparing voltage or current with one or several thresholds and for indicating the result not covered by subgroups G01R19/16504, G01R19/16528, G01R19/16533 for individual pulses, ripple or noise and other applications where timing or duration is of importance

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子的なトリガ装置、特に、単一信
号内のイベントの所定タイム・シーケンスを検出
し、その結果を指示するイベント検出装置に関す
る。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
電子的モニタのアプリケーシヨンにおいて、選
択したイベント(事象)が発生したのを検出する
ために、信号をモニタし、そのイベントに応じた
指示信号(以下、単に指示ということがある)を
発生することがしばしば望まれる。その際、単一
信号又は複数の信号に対して、その動きをモニタ
する。本発明では、単一信号をモニタし、その中
に生じる複数の一連のイベントを検出し、それに
応じた指示を発生する。
従来は、レベル及び傾きのトリガ判断条件(以
下、単に条件ということがある)に応じて単一信
号をモニタした。特に、モニタする信号のレベル
及び傾きが選択したレベル及び傾きに等しくなる
と、指示を発生する。かかるアプローチは、例え
ば、トリガ掃引オシロスコープ等の種々のアプリ
ケーシヨンに有効であるが、一層複雑なモニタ能
力が必要になる多くのアプリケーシヨンがある。
レベル及び傾き情報を他の情報と組み合わせ
て、一層複雑なトリガ条件を作成できる。この例
としては、レベル及び傾き条件が満足したことに
より発生する指示を用いて、タイミング装置をト
リガする。その後、このタイミング装置は、選択
された期間を測定し、その期間の経過結果を指示
する。遅延トリガ掃引オシロスコープは、かかる
アプリケーシヨンの一例である。
上述のアプリケーシヨンは、単一イベントの検
出を指向したが、一層複雑なモニタ動作により、
単一信号内の直列イベント・シーケンスを検出で
きる。例として、各イベントのレベル及び傾きを
特定するとにより、被モニタ信号内に複数のイベ
ントを定義できる。さらに、イベントの各々をか
かるシーケンス内の隣接したイベント又は最終イ
ベントからの時間を特定することもできる。その
後、レベル及び傾斜モニタ装置を用いて、かかる
イベントの各々の発生を検出できると共に、タイ
ミング装置と関連させて、かかるシーケンスの最
終イベントが生じるときはトリガを発生すること
もできる。かかる装置はもつともらしいが、実際
には多くの考慮をしなければならず、かかるアプ
ローチの効果的な使用が困難になる。特に、かか
るシーケンスのイベント間の時間を正確に特定す
ることは、しばしば困難である。さらに、イベン
トが生じる時点は、変化するであろう。かかるタ
イミングの不正確さは、単一信号内のイベント・
シーケンスの連続検出を一般には不可能にする。
同様に、選択したパターン情報の発生を検出す
るのに、2進信号をモニタすることがしばしば望
ましい。従来、これは一般にステート・マシンを
用いて実行しており、このステート・マシンは信
号を連続的にモニタし、2進信号内に各変化が生
じるとその出力状態を変化させていた。理論上、
かかるアプローチは可能であるが、実際上は、か
かるアプローチの有効性がしばしば制限される。
実際には、一般に、2進信号に関連したクロツク
が同期の目的に利用できないので、モニタ装置の
クロツクと2進信号発生装置のクロツクの時間差
により、パターン情報を正確に検出することがし
ばしば不可能である。
したがつて本発明の目的は、一連のイベントの
各イベント間に生じるタイミング差に関係なく、
単一信号内の所望イベント・シーケンスを検出で
きるイベント検出装置の提供にある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本発明のイベント検出装置によれば、各イベン
トの正確な発生時点が不明であつても、被モニタ
単一信号内から複数の選択された直列イベントを
検出できる。複数のトリガ検出装置の各々は、選
択したイベントの1つの発生をモニタし、関連し
たイベントを検出すると選択した期間だけ指示を
行う。そして、このように発生した指示をステー
ト・マシン(トリガ発生手段)において組み合わ
せ、選択した直列イベントの検出を指示する最終
トリガ信号を発生する。
本発明の一実施例において、トリガ検出装置の
各々の指示をステート・マシンが、適当な時間だ
け遅延させる。なお、関連したトリガ検出装置が
検出するイベントは、直列イベント・シーケンス
の最終イベントから時間的に異なつている。その
後、トリガ検出装置の各々からの遅延した指示を
選択した方法で組み合わせ、最終トリガ信号を発
生する。トリガ検出装置が発生する指示の期間に
よつて、その期間に対する対応イベントの発生の
連続指示を与える。よつて、イベントの各々が発
生する正確な時点があいまいであつても、複数の
選択した直列イベントを検出できる。
本発明の他の実施例においては、ステート・マ
シンが、第1トリガ検出装置からの指示を適当に
選択した時間だけ遅延させる。これによつて、選
択したイベントを直列イベント・シーケンスのそ
の後のイベントと時間的に合わせる。その後のイ
ベントを検出するように機能するトリガ検出装置
からの指示を、第1トリガ検出装置により発生さ
れ遅延された指示と、選択した方法で組み合わせ
る。この方法により、第1トリガ検出装置が発生
した信号の期間により、この期間に対する第1イ
ベントの発生の連続した指示を与えることが判
る。よつて、第1及び第2イベントが発生した正
確な時点が曖昧にもかかわらず、第1及び第2イ
ベントの両方を検出できる。次に、別のトリガ検
出装置が発生した指示を同様な方法で組み合わせ
て、選択した直列イベント発生の指示を得る。
〔実施例〕
第1図は、本発明のイベント検出装置の機能ブ
ロツク図である。第1図に概略的に示したよう
に、1組の所定条件が直列に発生するのを検出す
るために単一入力信号を連続的にモニタし、その
発生に応じて指示を与える。第1図において、ト
リガ検出器20は、入力端子22,24及び出力
端子26を具えている。トリガ検出器20は、端
子24に供給された信号をモニタし、入力端子2
4に前もつて供給されたトリガ(イベント)条件
に対応する信号部分を識別する。詳細は後述する
が、入力端子22に供給するトリガ条件は、レベ
ル及び傾き情報を含んだ所望トリガ条件を記述す
る種々の情報の任意のものでよい。入力端子22
に供給されたトリガ条件が入力端子24に供給さ
れた入力信号内に見つかると、トリガ検出器20
はその出力端子26に所定期間の信号を発生す
る。
トリガ検出器20と同様な任意の数の複数のト
リガ装置、例えば、トリガ検出器30及び50を
設ける。トリガ検出器30及び50は、入力端子
32,52,34及び54並びに出力端子36及
び56を夫々具えている。トリガ検出器30及び
50は、入力端子34及び54に供給された同じ
入力信号を、入力端子32及び52に前もつて供
給されたトリガ条件と夫々比較する。入力端子3
2及び52に供給されるトリガ条件も、トリガ検
出器20に関して上述した如く、所望トリガ条件
を表す種々の情報の任意のものでよい。選択した
トリガ条件が入力信号内に見つかると、トリガ検
出器30及び50の各々は、その出力端子36及
び56に選択した期間の間だけ信号を発生する。
複数のトリガ検出装置(トリガ検出手段)、即
ち、トリガ検出器20,30及び50が存在する
が、その数は、詳細に後述する如く、検出しよう
とする所定の直列イベント・シーケンスの特性で
決まる。よつて、第1図は、3個のトリガ検出装
置、即ちトリガ検出器20,30及び50を示す
が、任意の数のトリガ検出器を利用できることが
理解できよう。
トリガ条件制御器(トリガ条件制御手段)60
は、端子62,64及び66を具えており、詳細
に後述する如く、選択したトリガ条件を各トリガ
検出器に供給する。
ステート・マシン(トリガ発生手段)70は、
各トリガ検出器が発生した信号をモニタし、これ
らトリガ検出器からの信号が所定シーケンスの
時、トリガ信号を発生する。ステート・マシン7
0は、複数の入力端子、例えば、入力端子72,
74及び76と、出力端子78を具えている。ト
リガ検出器の数の場合と同様に、ステート・マシ
ン70の入力端子の数は、特定のアプリケーシヨ
ンに用いるトリガ検出器の数で決まり、これら入
力端子は各トリガ検出器からの信号をステート・
マシン70に受けるためのものである。
上述のイベント検出装置は、次のように構成さ
れている。モニタをしたい単一信号、即ち、被モ
ニタ信号10を、トリガ検出器の入力端子、即
ち、端子24,34及び54の各々に供給する。
トリガ条件制御器60からのトリガ条件を各トリ
ガ検出器に供給する。
上述のイベント検出装置は、次のように動作す
る。トリガ条件制御器60は、先ず、予め選択し
たトリガ条件を各トリガ検出器に供給する。詳細
に後述するように、レベル及び傾き情報の組み合
わせを含む所望モニタ動作に応じて、上述のトリ
ガ検出器の各々に供給するトリガ条件の正確な特
性を決める。さらに詳細に後述するように、トリ
ガ条件制御器60は、時間情報を各トリガ検出器
に供給する。その後、トリガ検出器20,30及
び50の各々は、独立して動作し、被モニタ信号
10を予め供給されたトリガ条件と連続的に比較
する。関心のあるトリガ条件が被モニタ条件10
内に存在すると、対応するトリガ検出器は、予め
供給された時間情報に応じた期間だけ出力端子に
指示を発生する。ステート・マシン70は、その
入力端子に現れる信号をモニタし、詳細に後述す
る如く、予め定めたシーケンスが発生されると、
その出力端子78に指示を発生する。この点に関
して、ステート・マシン70の入力端子に現れる
種々の条件の任意のものを検出できるように、ス
テート・マシンを構成できることが理解できよ
う。
第2図は、第1図のステート・マシン70の機
能を実現するブロツク図である。この第2図にお
いて、可変デジタル遅延回路100は、入力端子
102及び出力端子104を具えている。さら
に、詳細に後述する如く、可変デジタル遅延回路
100は制御端子106を具えており、かかる端
子を介して、制御情報、即ち、クロツク信号、ロ
ード信号及びタイミング情報信号を可変デジタル
遅延回路100に供給する。可変デジタル遅延回
路100は、入力端子102に供給された第1信
号に応答して、選択した期間後、出力端子104
に第2信号を発生する。特に、可変デジタル遅延
回路104は、選択した遅延時間の遅延線として
機能する。よつて、入力端子102に供給された
信号「低」から「高」への遷移が生じると、選択
した遅延時間の経過後、出力端子104に「低」
から「高」への遷移が生じる。詳細に後述する如
く、制御端子106に予め供給した情報により遅
延時間を決定する。可変デジタル遅延回路110
及び130も同様に、入力端子112,132及
び制御端子114及び134を夫々具えている。
これら可変デジタル遅延回路110及び130
は、可変デジタル遅延回路100と同じように機
能する。ステート・マシン70は、一般的に可変
デジタル遅延回路100,110及び130で示
すような複数の回路を具えている。特定のインプ
リメンテーシヨンで用いる可変デジタル遅延回路
の数は、特定のアプリケーシヨンに用いるトリガ
検出装置、例えば第1図のトリガ検出器20,3
0及び50の数で決まる。
ロジツク回路150は、入力端子154及び出
力端子156を具えている。ロジツク回路150
は、詳細に後述する如く、所定のロジツク動作
で、入力端子154に供給された信号に応答して
出力端子156に信号を発生する。ロジツク回路
160及び180も、入力端子162,164及
び182,184並びに出力端子166及び18
6を夫々有する。ロジツク回路160及び180
は、詳細に後述する如く、所定のロジツク動作に
より、入力端子162,164及び182,18
4に夫々供給された信号に応答して出力端子16
6及び186に信号を夫々発生する。ステート・
マシン70は、このような複数のロジツク回路を
具えている。あるアプリケーシヨンに用いるロジ
ツク回路の数は、可変デジタル遅延回路の対応す
る数で決まり、第2図に示したステート・マシン
70の機能的インプリメンテーシヨンにおいて
は、1個のロジツク回路が各可変デジタル遅延回
路に関連している。
ステート・マシン制御器190は、ステート・
マシン70に関連した可変デジタル遅延回路の動
作に必要な信号を発生する。特に、ステートマシ
ン制御器190は、予め選択した時間情報を可変
デジタル遅延回路100,110及び130に供
給する。各可変デジタル遅延回路に供給される時
間情報は、詳細に後述する如く、関連したトリガ
検出器が検出したイベントと直列イベント・シー
ケンスの最終イベントとの間の適当な期間に対応
する。ステート・マシン制御器190が上述の信
号を発生する方法は、当業者に周知である。
上述の装置を次のように構成する。各トリガ検
出器(第1図)の出力端子をステート・マシン7
0の可変デジタル遅延回路の異なる入力端子に接
続する。第1可変デジタル遅延回路100の出力
端子104をロジツク回路150の端子154に
結合する。ロジツク回路150の出力端子156
をロジツク回路160の入力端子162に結合す
る。可変デジタル遅延回路100に関連して上述
したのと同様な方法で、可変デジタル遅延回路1
10及び130の入力端子112及び132を関
連したトリガ検出器(第1図)の対応出力端子に
結合する。可変デジタル遅延回路110の出力端
子114をロジツク回路160の入力端子164
に結合する。可変デジタル遅延回路及び関連した
ロジツク回路の他の組み合わせも同様に構成す
る。可変デジタル遅延回路130の出力端子13
4をロジツク回路180の入力端子184に結合
する。ロジツク回路180の端子182は、前の
ロジツク回路の出力を受ける。3個のトリガ検出
装置、即ち、トリガ検出器20,30及び50
(第1図)を用いるインプリメンテーシヨンにお
いては、ロジツク回路160の出力端子166を
ロジツク回路180の端子182に結合する。ス
テート・マシン70の出力、即ち、第1図の端子
78からの出力は、最終ロジツク回路の出力端
子、例えば、ロジツク回路180の端子186か
ら得る。
上述の第2図の装置は、次のように動作する。
ステート・マシン70の各入力端子に供給された
関連トリガ検出器からの所定継続期間の信号に応
答して、ステート・マシン制御器190が別々に
各可変デジタル遅延回路に予めロードした値によ
つて決まる時間が経過した後に、各可変デジタル
遅延回路はその出力端子に信号を発生する。この
点に関し、可変デジタル遅延回路100に関連し
た時間は、詳細に後述する如く、トリガ検出器2
0が検出したイベントの発生から直列イベント・
シーケンスの最終イベントまでの適当な期間に対
応することが理解できよう。よつて、被モニタ信
号10内からのトリガ条件の検出、及びトリガ検
出器20により、指示を所定継続期間だけ発生さ
せることに応答して、可変デジタル遅延回路10
0は、検出イベントの発生及びイベント・シーケ
ンスの最終イベント間の時間に等しい適当な期間
だけ指示を遅延させることが判る。また、詳細に
後述する如く、ロジツク回路150は、可変デジ
タル遅延回路100からの信号に応答して、予め
選択されたロジツク動作に応じて、信号を発生す
る。同様な方法で、端子74に供給されたトリガ
検出器30からの所定継続期間の信号に応答し
て、ステート・マシン制御器190が予め可変デ
ジタル遅延回路110にロードした値で決まる期
間終了後、可変デジタル遅延回路110は端子1
14に信号を発生する。この点について、可変デ
ジタル遅延回路110に関連した時間は、詳細に
後述する如く、トリガ検出器30が検出したイベ
ントの発生及び直列イベント・シーケンスの最終
イベント間の適当な期間に対応することが理解で
きよう。可変デジタル遅延回路100の場合と同
様に、被モニタ信号10からのトリガ条件の検
出、及びトリガ検出器30による所定継続期間の
対応指示の発生に応じて、検出したイベントの発
生及びイベント・シーケンスの最終イベント間の
時間に実質的に等しい期間だけ、可変デジタル遅
延回路110はこの指示を遅延させることが判
る。また、トリガ検出器20及び30が発生する
上述の信号は、ほぼ同じ時間に可変デジタル遅延
回路100及び110の端子104及び114に
現れることも理解できよう。よつて、ロジツク回
路150及び160に供給される信号もほぼ同時
に現れる。これらの信号の各々が所定継続期間を
有するように、トリガ検出器20及び30が検出
したイベントの発生時点間のタイミング差により
ロジツク回路150及び160によるイベント検
出が不可能になるということはなく、詳細に後述
する如く、夫々のトリガ検出器が発生した指示の
継続期間はいかなるタイミング差よりも長くな
る。ロジツク回路160は、詳細に後述する如
く、可変デジタル遅延回路110からの信号及び
ロジツク回路150からの信号に応答して、所定
のロジツク動作により信号を発生する。さらに、
可変デジタル遅延回路及びロジツク回路の組み合
わせは、ロジツク回路180の端子186に現れ
るステート・マシン70からの最終出力と類似の
カスケード形式で動作する。
第2図に示したステート・マシン70の機能イ
ンプリメンテーシヨンに関して、各可変デジタル
遅延回路の動作は、接続されたトリガ検出器によ
る信号発生のみに依存する。
第3図は、ステート・マシン70の他の実施例
の機能ブロツク図である。第3図において、可変
デジタル遅延回路200,210及び230は、
入力端子202,212,232、出力端子20
4,214,234及び制御端子206,21
6,236を夫々具えている。第2図に参照して
上述した可変デジタル遅延回路100と同じ動作
で、可変デジタル遅延回路200,210及び2
30は動作する。
ロジツク回路260及び280は、入力端子2
62,264及び282,284並びに出力端子
266及び286を夫々有する。詳細に後述する
如く、ロジツク回路260及び280は、所定の
ロジツク動作により、夫々の入力端子に供給され
た信号に応答して出力端子266及び286に信
号を発生する。
ステート・マシン290は、第2図で説明した
ステート・マシン190と同様に機能する。
この装置は、次のように構成する。トリガ検出
器20(第1図)の出力端子26を可変デジタル
遅延回路200の端子202に結合する。可変デ
ジタル遅延回路200の出力端子204をロジツ
ク回路260の端子262に結合する。トリガ検
出器30(第1図)の出力端子36をロジツク回
路260の端子264に結合する。ロジツク回路
260の出力端子266を可変デジタル遅延回路
210の端子212に結合する。第2図に関して
上述した場合と同様に、第3図のステート・マシ
ンに用いた可変デジタル遅延回路の数は、特定ア
プリケーシヨンに用いるトリガ検出器の数で決ま
り、等しい数の可変デジタル遅延回路とトリガ検
出器とがある。他のトリガ検出器からの出力信号
は、トリガ検出器30、ロジツク回路260及び
可変デジタル遅延回路210に関して上述したの
と同様な方法で第3図の回路に接続する。すなわ
ち、トリガ検出器からの出力は関連したロジツク
回路の1個の入力端子に結合し、ロジツク回路の
第2入力は前段の可変デジタル遅延回路の出力か
ら得、ロジツク回路の出力は関連した可変デジタ
ル遅延回路の入力端子に供給する。3個のトリガ
検出装置、例えば、トリガ検出器20,30及び
50(第1図)を用いるアプリケーシヨンにおい
て、可変デジタル遅延回路210の出力端子21
4をロジツク回路280の端子282に結合す
る。トリガ検出器50の出力端子56をロジツク
回路280の端子284に結合し、ロジツク回路
280の出力端子286を可変デジタル遅延回路
230の端子232に結合する。ステート・マシ
ン70の出力を、可変デジタル遅延回路230の
端子234から得る。
第3図のステート・マシンは、次のように動作
する。トリガ検出器20から端子202に供給さ
れる所定継続期間の信号に応答して、ステート・
マシン制御器290が可変デジタル遅延回路20
0に前もつてロードした値で決まる如き期間が満
了すると、可変デジタル遅延回路200は信号を
発生する。この点に関して、可変デジタル遅延回
路200に関連した期間は、詳細に後述する如
く、トリガ検出器20が検出したイベントとトリ
ガ検出器30が検出したイベントとの間のおおよ
その期間に対応する。被モニタ信号10からのト
リガ条件の検出、及びトリガ検出器20により所
定期間の対応指示を発生することにより、トリガ
検出器20が検出したイベント及びその次のイベ
ント、即ち、トリガ検出器30が検出したイベン
ト間の時間にほぼ等しい時間だけ、可変デジタル
遅延回路200は指示を遅延させる。よつて、ト
リガ検出器20及び30からの指示は、ロジツク
回路260の端子262及び264にほぼ同時に
現れる。トリガ検出器20及び30が発生した指
示は選択した継続期間を有するので、トリガ検出
器20及び30が検出した各イベント間のタイミ
ング差により、ロジツク回路260による同時検
出が不可能になるということはなく、詳細に後述
する如く、各トリガ検出器が発生した指示の継続
期間はいかなるタイミング差よりも長い。ロジツ
ク回路260は、所定ロジツク動作に応じて、可
変デジタル遅延回路200が発生した信号をトリ
ガ検出器30が発生した信号と組み合わせ、それ
に応じて発生した信号を可変デジタル遅延回路2
10の端子212に供給する。この点に関し、可
変デジタル遅延回路210が関連した期間は、詳
細に後述する如く、トリガ検出器30が検出した
イベントとトリガ検出器50が検出すべきイベン
トとの間のおおよその期間に対応することが理解
できよう。このステート・マシンの残りの部分も
同様に動作する。
第3図に示すステート・マシン70の機能イン
プリメンテーシヨンに関して、最初の1つを除い
て、各可変デジタル遅延回路の動作は、関連した
トリガ検出器による信号発生に依存するばかりで
なく、前段の可変デジタル遅延回路からの信号の
発生にも依存する。第2図の可変デジタル遅延回
路による遅延期間は絶対的である。すなわち、こ
の遅延回路は、最終イベントから逆検知で測定で
きる。一方、第3図の可変デジタル遅延回路によ
る遅延期間は相対的である。すなわち、こ遅延期
間は、シーケンス・イベント間で測定できる。よ
つて、第2図のステート・マシン70は機能のイ
ンプリメンテーシヨンが、第3図のステート・マ
シンよりも一層一般的な特性である。
トリガ検出器20,30及び50の各々は、
種々の方法で実現できるが、第4図は、トリガ検
出器の可能な1つのインプリメンテーシヨンを示
す。第4図において、トリガ条件制御器60(第
1図)は、トリガ検出器20,30及び50に関
して上述した所定期間に対応する予め選択した数
値を可変デジタル遅延回路360に供給するが、
その際、この数値を表す信号(継続期間設定信
号)を端子362に加え、対応するロード命令信
号を端子364に加える。第4図の可変デジタル
遅延回路360は、第2図に関連して説明した可
変デジタル遅延回路100と同様に動作する。所
望トリガ・レベルの信号をトリガ条件制御器60
から比較器300の端子302に供給する。この
比較器300は、端子304に供給される信号、
即ち、被モニタ信号10のレベルを所望トリガ・
レベルと比較する。被モニタ信号10のレベルが
所望トリガ・レベルを越えると、比較器300は
その出力端子306に指示を発生する。正傾斜設
定の際、入力端子314の信号はロジツク0
(「低」)なので、出力端子316の信号は入力端
子312の信号と同じである。負傾斜設定に対し
ては、入力端子314に供給されるロジツク1
(「高」)なので、端子316からの信号は、端子
312に供給された信号の反転したもの(相補的
なもの)である。コンデンサ320及び抵抗器3
22は微分回路を構成する。端子316からの信
号に「低」から「高」への遷移が生じると、正パ
ルスが発生する。端子316からを信号に「高」
から「低」への遷移が生じると、ダイオード32
4がこれを接地に落とす。よつて、被モニタ信号
10が所望方向(傾斜)で所定しきい値を越えた
時のみ、R−Sフリツプ・フロツプ330のS入
力端子に正パルスが生じる。このR−Sフリツプ
フロツプ330のS入力端子に供給されたパルス
により、Q出力端子にロジツク1状態が発生す
る。マスタ・クロツク発生器380からの次のパ
ルスが発生するとR−Sフリツプ・フロツプ33
0のQ端子のロジツク1状態により、Tフリツ
プ・フロツプ340のQ出力端子にロジツク1が
発生し、Q′出力端子にロジツク0が発生する。
R−Sフリツプ・フロツプ330のR端子にTフ
リツプ・フロツプ340のQ端子のロジツク1が
供給されると、R−Sフリツプ・フロツプ330
はリセツト状態になる。Tフリツプ・フロツプ3
40のQ′端子に発生したロジツク0状態が可変
デジタル遅延回路360の端子368に供給さ
れ、可変デジタル遅延回路360に予め設定され
た所定期間の後、その端子370にロジツク0状
態が現れる。端子370にロジツク0が発生し、
更に端子346に供給されると、Tフリツプフロ
ツプ340はリセツト状態になる。即ち、Q出力
端子がロジツク0状態に戻る。よつて、Tフリツ
プ・フツロプ340のQ端子に発生した信号は、
可変デジタル遅延回路360に予め設定された時
間で決まる継続期間のパルスである。詳細に後述
する如く、スイツチ382は、第4図のトリガ検
出器の出力信号を、端子316又はTフリツプ・
フロツプ340のQ端子から得るのを選択する。
上述より明らかな如く、第4図のトリガ検出器
は、被モニタ信号10が比較器300の端子30
2に供給されたレベルに対応するレベルに等しく
なり、その傾斜が排他的オア・ゲート310の端
子314に供給された傾斜情報に対応すると、排
他的オア・ゲート310の端子316に出力信号
を発生する。さらに、Tフリツプ・フロツプ34
0のQ出力端子に発生する第2出力信号の継続期
間は、可変デジタル遅延回路360に予めロード
された数により決まる。
よつて、第4図のトリガ検出器は、選択したレ
ベル及び傾斜条件を満足する被モニタ信号10に
応じて、2つの指示を発生する。すなわち、排他
的オア・ゲート310の端子316に信号を発生
すると共に、Tフリツプ・フロツプ340のQ端
子に信号を発生する。被モニタ信号10のレベル
が所定レベルを越すと、端子316に信号が発生
し、被モニタ信号10のレベルがこの所定レベル
より大きい限り、端子316に信号が残る。しか
し、フリツプ・フロツプ340のQ端子に発生す
る信号の所定継続時間は、可変デジタル遅延回路
360に予め供給された情報に対応する。このよ
うに発生した信号の継続期間は、特に顕著であ
り、その期間にわたつて関連したトリガ状態を満
足することを連続的に指示する。そしてステー
ト・マシン70において、関連した遅延があり、
イベント・シーケンスの検出が妨げられることに
より、所定イベント間の差の計測が不可能にな
る。
第2、第3及び第4図に関連して説明した可変
デジタル遅延回路は、上述の如く遅延素子、例え
ば、遅延線で実現できるが、当業者に明らかなよ
うにカウンタを用いることもできる。
上述ではトリガ検出器のインプリメンテーシヨ
ンについて説明したが、かかる説明は単に例示の
ためであり、本発明を第4図に関するトリガ検出
器及びトリガ条件に限定するものではない。多く
の他の形式のトリガ検出器が同様に利用でき、そ
れらは当業者に明らかである。
第5図は、第2及び第3のロジツク装置、即
ち、ロジツク回路150,160,180,26
0及び280の好適な実施例を示す。しかし、か
かるロジツクは、所定のロジツク動作に応じた
種々の方法で実現できることが理解できよう。よ
つて、第5図の回路は、本発明を限定するもので
はない。第5図において、スイツチ420の端子
424は、ロジツク回路160及び180(第2
図)の夫々の端子162及び182に対応すると
共に、ロジツク回路260及び280(第3図)
の夫々の端子262及び282に対応することが
理解できよう。同様に、インバータ400及びバ
ツフア406の夫々の端子402及び408は、
ロジツク回路150,160及び180(第2
図)の端子154,164及び184に全体的に
対応すると共に、ロジツク回路260及び280
(第3図)の端子264及び284にも対応する。
スイツチ480の端子486は、ロジツク回路1
50,160及び180(第2図)の夫々の端子
156,166及び186に対応すると共に、ロ
ジツク回路260及び280(第3図)の夫々の
端子266及び286にも対応する。スイツチ4
12,420,450及び480は、第5図の回
路構成に柔軟性を与えて、選択したロジツク動作
を実行する。特に、スイツチ420が端子426
を端子422に結合するように構成されると、ス
イツチ450は、典型的には端子456を端子4
52に結合するように構成される。第5図の回路
が、インバータ400及びバツフア406の夫々
の端子402及び408に供給された信号に対し
てロジツク反転動作をできるようにスイツチ41
2及び480を構成できる。しかし、スイツチ4
20が端子426を端子424に接続すると、ス
イツチ450はスイツチ420の端子424に供
給された信号をロジツク・アンドするかロジツ
ク・オアするかを選択できる。また、スイツチ4
12の選択に応じて、インバータ400及びバツ
フア406の入力端子402及び408に供給さ
れた信号を反転又は非反転とする。スイツチ45
0により選択された結果の信号は、スイツチ48
0により反転又は非反転となる。スイツチ41
2,420,450及び480の機能は、当業者
に明らかな如く、手動スイツチ又は電子スイツチ
により実現できる。
単一信号の一連の所定直列イベント、例えば、
第6図に概略的に示すように、2つの予め選択し
た条件に先立つ所定条件の発生を検出する本発明
の動作を説明する。第6図は、非モニタ信号10
(第1図)の電圧波形を示し、検出しようとする
所定の直列イベント・シーケンスを有する。この
イベント・シーケンスの最終イベントは、時点
TEにおける傾きが負の電圧レベルLEである。こ
の最終イベントに時間的に先立つて、2つのイベ
ントがある。被モニタ信号10の第1イベント
は、最終所望イベントよりおおよそ時間t1だけ前
に生じた傾きが正の電圧レベルL1である。被モ
ニタ信号10の第2イベントは、最終イベントよ
りおおよそ時間t2だけ前に生じた傾きが正の電圧
レベルL2である。これらの検出には、3個のト
リガ検出器を用いる。各トリガ検出器は、第4図
を参照して説明した検出器により実現する。第2
図のステート・マシンに対するトリガ検出器20
及び30の出力信号として、スイツチ382は、
Tフリツプ・フロツプ340のQ端子から信号を
選択する。トリガ検出器50のインプリメンテー
シヨンの出力信号に対しては、スイツチ382が
端子316からの信号を選択する。更に。第2図
を参照して説明したように、ステート・マシン7
0もインプリメンテーシヨンする。特に、ステー
ト・マシン70は、ロジツク回路150,160
及び180を伴つた可変デジタル遅延回路10
0,110及び130(第2図)により構成す
る。
説明のため、ロジツク回路150のスイツチ4
12,420,450及び480(第5図)は次
のように設定する。すなわち、スイツチ412に
より端子418を端子416に結合し、バツフア
406の出力をアンド・ゲート430の端子43
4及びオア・ゲート440の端子444に接続す
る。また、スイツチ420は端子426を端子4
22に結合し、接地電位、即ち、ロジツク0をア
ンド・ゲート430及びオア・ゲート440の
夫々の端子432及び442に供給する。さら
に、スイツチ450は端子456を端子452に
結合し、オア・ゲート440の出力端子をバツフ
ア470の端子472及びインバータ460の端
子462に結合する。そして、スイツチ480は
端子486を端子484に結合する。
ロジツク回路160及び180のスイツチ41
2,420,450及び480の接続は異なり、
次のようになる。すなわち、スイツチ412によ
り端子418を端子416に結合し、バツフア4
06の出力をアンド・ゲート430の端子434
及びオア・ゲート440の端子444に接続す
る。また、スイツチ420は端子426を端子4
24に結合し、第1入力信号をアンド・ゲート4
30及びオア・ゲート440の夫々の端子432
及び442に供給する。さらに、スイツチ450
は端子456を端子454に結合し、アンド・ゲ
ート430の出力端子をバツフア470の端子4
72及びインバータ460の端子462に結合す
る。そして、スイツチ480は端子486を端子
484に結合する。
先ず第1図において、トリガ条件制御器60
は、最初にトリガ検出器20,30及び50の
夫々の端子22,32及び52にトリガ情報を供
給する。第4図において、トリガ条件制御器60
は、トリガ検出器20に対して、レベルL1を表
す情報を比較器300の端子302に供給し、正
の傾斜の検出を指示する信号を端子314に供給
し、期間t(不定)に対応する信号を可変デジタ
ル遅延回路360の端子362に供給し、対応す
るロード信号を端子364に供給する。また、ト
リガ条件制御器60は、トリガ検出器30に対し
て、レベルL2を表す情報を比較器300の端子
302に供給し、正の傾斜の検出を指示する信号
を端子314に供給し、期間t(不定)に対応す
る信号を可変デジタル遅延回路360の端子36
2に供給し、対応するロード信号を端子364に
供給する。さらに、トリガ条件制御器60は、ト
リガ検出器50に対して、レベルLEを表す情報
を比較器300の端子302に供給し、負の傾斜
の検出を指示する信号を端子314に供給し、期
間t(不定)に対応する信号を可変デジタル遅延
回路360の端子362に供給し、対応するロー
ド信号を端子364に供給する。第2図におい
て、ステート・マシン制御器190は、期間t1を
表す信号を可変デジタル遅延回路100の端子1
06に供給する。同様に、ステート・マシン制御
器190は、期間t2を表す信号を可変デジタル遅
延回路110の端子116に供給すると共に、期
間0を表す信号を可変デジタル遅延回路130の
端子136に供給する。
その後、被モニタ信号10のレベルが正の傾斜
でレベルL1に等しくなると、トリガ検出器20
(第1図)は、それを指示する信号を所定期間、
即ち、t(不定)の期間、端子26に発生する。
特に、Tフリツプ・フロツプ340(第4図)の
Q端子に、t(不定)の期間ロジツク1状態を発
生する。このようにトリガ検出器20が信号を発
生すると、期間t1の後、可変デジタル遅延回路1
00(第2図)の出力端子に期間t(不定)のパ
ルスが発生する。その後、可変デジタル遅延回路
100の出力は、ロジツク回路150、即ち、バ
ツフア406、オア・ゲート440及びバツフア
470を介してロジツク回路150の出力端子1
56に現れる。同様に、被モニタ信号10のレベ
ルが正の傾斜でレベルL2に等しくなると、トリ
ガ検出器30(第1図)は、これを指示する信号
を所定期間、即ち、t(不定)の期間だけ端子3
6に発生する。特に、Tフリツプ・フロツプ34
0(第4図)Q出力に、t(不定)の期間だけロ
ジツク1状態が発生する。このようにトリガ検出
器30が発生した信号を可変デジタル遅延回路1
10(第2図)に供給すると、期間t2後に端子1
14に現れる。その後、可変デジタル遅延回路1
10の出力信号をロジツク回路160に供給す
る。特に、可変デジタル遅延回路110の出力信
号は、バツフア406を介してアンド・ゲート4
30の端子434に供給する。ロジツク回路15
0の出力信号がアンド・ゲート430の端子43
2に現れるので、アンド・ゲート430の端子4
36からの出力信号はロジツク1であり、バツフ
ア470を介してその端子474、即ち、ロジツ
ク回路160の端子166に供給される。被モニ
タ信号10のレベルが負の傾斜でレベルLEに等
しくなると、トリガ検出器50はこれを指示する
信号を所定期間、即ち、t(不定)の期間、端子
56(第1図)に発生する。特に、Tフリツプ・
フロツプ340(第4図)のQ出力端子にロジツ
ク1状態がt(不定)の期間だけ発生する。トリ
ガ検出器50がこのように発生した信号を可変デ
ジタル遅延回路130(第2図)が0の期間だけ
遅延させる。その後、可変デジタル遅延回路13
0の出力信号をロジツク回路180に供給する。
特に、可変デジタル遅延回路130の出力信号
は、バツフア406(第5図)を介してアンド・
ゲート430の端子434に供給する。ロジツク
回路160の出力信号がアンド・ゲート430の
端子432に現れるので、アンド・ゲート430
の端子436からの出力信号は、ロジツク1であ
り、バツフア470を介してその端子474、即
ち、ステート・マシン70の端子78に供給され
る。よつて、ステート・マシン70に対するトリ
ガ信号が発生する。
上述の説明により、可変デジタル遅延回路10
0及び110の動作による遅延の結果、トリガ検
出器が発生した指示は、ほぼ同時に、関連したロ
ジツク装置、即ち、ロジツク回路150,160
及び180に供給されることが判る。さらに、各
トリガ検出器が発生した指示の期間はt(不定)
なので、各イベント間のタイミング差は、直列イ
ベント・シーケンスの検出を不可能にせず、これ
らイベントの各々の発生した時点は、予想時点か
らt(不定)/2より長く変動することはない。
上述では、t(不定)に等しい期間を、トリガ
検出器20,30及び50の可変デジタル遅延回
路360の各々に設定すると仮定したが、同様に
異なる期間を利用することもでき、選択した期間
を所望最終トリガ・イベントが発生した期間中の
許容期間として用いる。
また上述では、第2図の機能を実現したステー
ト・マシン70を有する第1図の装置の動作を説
明したが、第3図を参照して上述した機能装置に
応じてステート・マシン70を同様に実現できる
ことが理解できよう。この点に関し、上述したよ
うに、第3図の可変デジタル遅延回路200,2
10及び230に設定する期間は、検出しようと
する直列イベント内のシーケンス・イベント間に
生じるおよその期間に対応する。よつて、第1図
の上述の装置は、上述したのと同様な方法で動作
する。
〔発明の効果〕
上述の如く本発明のイベント検出装置によれ
ば、単一信号内のイベント・シーケンスの各イベ
ントの発生タイミングの差に関係なく、所望のイ
ベント・シーケンスが発生したことを検出でき
る。
又、本発明によれば、各イベントを検出するト
リガ検出手段の各々は、被モニタ信号から設定イ
ベントを検出すると、トリガ条件制御手段が設定
した継続期間の指示信号を夫々発生する。よつ
て、この継続期間の選択により、所望イベント・
シーケンスのイベント間の時間に所望の幅をもた
せることができ、各イベントの正確な発生時点が
不明であつても、所望のイベント・シーケンスを
検出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適な実施例のブロツク図、
第2図は第1図に用いるステート・マシン70を
実現する機能ブロツク図、第3図は第1図に用い
るステート・マシン70を実現する他の機能ブロ
ツク図、第4図は第1図に用いるトリガ検出器2
0を実現するブロツク図、第5図は第2図のロジ
ツク回路150,160及び180並びに第3図
のロジツク回路260及び280を実現するブロ
ツク図、第6図は本発明の動作を説明するブロツ
ク図である。 図において、20,30及び50はトリガ検出
手段、60はトリガ条件制御手段、70はトリガ
発生手段である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の所望イベント及び指示信号の継続期間
    を設定して、イベント設定信号及び継続期間設定
    信号を発生するトリガ条件制御手段と、 単一の被モニタ信号並びに上記トリガ条件制御
    手段が設定した上記イベント設定信号及び上記継
    続期間設定信号を夫々受け、上記イベント設定信
    号で決まる上記イベントを上記被モニタ信号から
    検出すると、上記継続期間設定信号で決まる継続
    期間の上記指示信号を夫々発生する複数のトリガ
    検出手段と、 該複数のトリガ検出手段からの上記指示信号を
    受け、該複数の指示信号を少なくとも1つの所望
    期間だけ遅延させて、これら指示信号を組み合わ
    せることにより、上記複数の所望イベントが所望
    の時間関係で発生したことを検出してトリガ信号
    を発生するトリガ発生手段とを具えたイベント検
    出装置。
JP62331882A 1986-12-29 1987-12-25 イベント検出装置 Granted JPS63169568A (ja)

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US06/947,156 US4748348A (en) 1986-12-29 1986-12-29 Multi-level pattern detector for a single signal

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