JPH0541661B2 - - Google Patents

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JPH0541661B2
JPH0541661B2 JP58235228A JP23522883A JPH0541661B2 JP H0541661 B2 JPH0541661 B2 JP H0541661B2 JP 58235228 A JP58235228 A JP 58235228A JP 23522883 A JP23522883 A JP 23522883A JP H0541661 B2 JPH0541661 B2 JP H0541661B2
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JP
Japan
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weight
polyvinyl acetal
graft copolymer
polyethylene oxide
electrolyte
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JP58235228A
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JPS59117505A (ja
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Deiiteru Heruman Hansu
Marutein Futsuten Ururitsuhi
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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Publication date
Application filed by Hoechst AG filed Critical Hoechst AG
Publication of JPS59117505A publication Critical patent/JPS59117505A/ja
Publication of JPH0541661B2 publication Critical patent/JPH0541661B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B17/00Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
    • B32B17/06Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
    • B32B17/10Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
    • B32B17/10005Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
    • B32B17/1055Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the resin layer, i.e. interlayer
    • B32B17/10761Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the resin layer, i.e. interlayer containing vinyl acetal
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/48Isomerisation; Cyclisation

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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電解質の乏しい水性懸濁状態のまた
は場合によつては、懸濁物から脱水によつて得ら
れた粉末状態の平均粒度0.5〜10μmのポリビニル
アセタール組成物、それの製造方法並びにそれを
焼付塗料に用いることに関する。
粉末状重合体は塗料にとつて増々重要に成つて
いる。このものは一般に溶剤を全く含まないかま
たは僅かしか含まないので、用いる時に環境を全
く害しない。
しかし乾燥した重合体粉末で塗装する為には、
まだ色々な欠点がある。粉末を付着させる為に、
塗装する際に支持体および場合によつては重合体
を加熱しなければならない。更に、滑らかな表面
を有する塗膜を得ることも困難である。何故なら
ば重合体−または樹脂粒子が比較的に粗いはずだ
からである。これに対して、水性分散物より成る
塗料も既に久しい以前から製造されている。かゝ
る水性分散物は大抵は0.5μm以下の粒度の重合体
を含有している。これらの重合体は大部分が20℃
以下の膜形成温度を有している。金属の塗装には
これらは、多大な費用を掛けて、電解質の乏しい
状態または主として電解質不含の状態で、例えば
限外過によつて製造しなければならない(ドイ
ツ特許出願公開第2817231号明細書参照)。重合体
のガラス転移温度が20℃以上である場合には一般
に、高温のもとで焼付けてひび割れのない被覆物
とすることのできるひび割れのない塗膜を製造す
るのに成功していない。
これに比べて、約0.5μm〜20μmの粒度を有す
る重合体水性分散物がより有利な性質を示す。重
合体のガラス転移温度が20℃以上の場合にも、こ
のものは例えば金属支持体上で、高温のもとで滑
らかな塗膜に焼付けることのできるひび割れの無
い被覆物に乾燥する。金属への強い接着を達成す
る為には、水性懸濁物は同様に出来るだけ電解質
を含有すべきでない。
かゝる微細な水性懸濁物を製造するには、勿論
現在は相当に費用が掛かる。
1つの可能性は、例えば重合体または樹脂を粉
砕することである。しかしこの方法には非常に高
い安全性および多大のエネルギーが要求される。
他の1つの可能性は、乳化重合によつて0.5〜
10μmの粒度の重合体分散物を製造することであ
る。しかしこの方法は時間が掛かり且つ工業的に
複雑な重合技術を必要としている(ドイツ特許出
願公開第2416446号明細書参照)。
本発明者は驚ろくべきことに、ポリビニルアル
コールを少なくとも3個のC−原子を有する脂肪
族アルデヒドにてアセタール化する際に特定の条
件下に水性相中で直接的に0.5〜10μmの所望の粒
度の重合体分散物とすることができることを見出
した。その際に得られる水性懸濁物は既に最初か
ら比較的に低い電解質含量で生ずる。更にこのも
のから、通例の過技術によつて完全にまたは部
分的に電解質および他の水溶性成分を容易に除く
ことができる。
それ故に本発明の対象は、ポリビニルアルコー
ル水溶液と少なくとも3個のC−原子を有する少
なくとも1種類の脂肪族アルデヒドとを、酸性触
媒の存在下および乳化剤の不存在下または存在下
で反応させることによつて、水性懸濁物の状態、
または場合により該懸濁物を脱水することによつ
て形成される粉末の状態にある平均粒度0.5〜10μ
mの微細なポリビニルアセタール組成物を製造す
る方法において、ポリエチレンオキサイドまたは
ポリエチレンオキサイド誘導体にビニルエステ
ル、殊にビニルアセテートがグラフトした完全ケ
ン化−または部分ケン化グラフト共重合体が、用
いられるポリビニルアルコールに対して0.1〜10
重量%存在するもとで、アセタール化反応を遂行
することを特徴とする、上記微細なポリビニルア
セタール組成物の製造方法である。
本発明の対象は更に、ポリビニルアルコールの
水溶液と、少なくとも3個のC−原子を有する少
なくとも1種類の脂肪族アルデヒドとから製造さ
れた、水性懸濁物の状態または場合によつては粉
末の状態にある微細なポリビニルアセタール組成
物において、該ポリビニルアセタール組成物が、
ポリエチレンオキサイドまたはポリエチレンオキ
サイド誘導体にビニルエステル、特にビニルアセ
テートがグラフトされ、そしてポリビニルアルコ
ールとの混合状態でアセタール化された完全ケン
化−または部分ケン化−グラフト共重合体を、ポ
リビニルアセタールに対して0.1〜10重量%、殊
に0.5〜10重量%、特に1〜3重量%含有してい
ることを特徴とする、上記微細なポリビニルアセ
タール組成物である。
この場合、平均粒度が0.5〜10μmの間にある微
細なポリビニルアセタール組成物が特に有利であ
る。
本発明に従つて用いるべき完全ケン化−または
部分ケン化グラフト共重合体の製造は、公知の方
法によつて例えば、ドイツ特許第1077430号およ
びドイツ特許第1084917号明細書に従つてビニル
エステルをポリエチレングリコールの存在下に重
合しそして次にドイツ特許第1081229号明細書に
従つてケン化あるいはエステル交換してポリビニ
ルアルコール−グラフト共重合体とすることによ
つて行なう。
そうして得られたポリビニルアルコール−グラ
フト共重合体のアセタール化はドイツ特許第
1086435号によつて同様に公知であり、その場合
反応生成物として0.5μm以下の粒度の水性分散物
または水溶液が得られる。しかしこの生成物は高
い水敏感性である為に金属を被覆するのに適して
いない。
それ故に、ポリエチレングリコールとビニルエ
ステルとより成る完全ケン化−または部分ケン化
グラフト共重合体を通例のポリビニルアルコール
のアセタール化の際に反応混合物に少量添加し、
得られるポリビニルアセタール組成物の粒度を所
望の様に減少させしかも得られるポリビニルアセ
タール組成物から製造される焼付塗膜の耐水性が
害されないことは驚ろくべきことであつた。
本発明に従つて用いる完全ケン化−または部分
ケン化グラフト共重合体は殊に1〜50重量%、特
に5〜40重量%のポリオキシエチレン基を含有し
ており、その際互に結合し合つたオキシエチレン
単位の数が5〜5000、特に10〜1000であるのが好
ましい。グラフト共重合体中の残りの成分は、該
残りの成分全体に対して好ましくは60〜100重量
%のビニルアルコール単位および好ましくは0〜
40重量%のビニルエステル単位、特にビニルアセ
テート単位からなる。更にその他に30重量%まで
の他の単量体単位(グラフト共重合体中の上記残
り成分に対して)例えばアクリルエステル−、ビ
ニルクロライド−および/またはエチレン単位を
グラフト共重合体分子中に組入れてもよい。
本発明に従つて用いる完全ケン化−または部分
ケン化グラフト共重合体の分子量は広い範囲で変
えることができる。しかしながら一般には比較的
に低分子量の完全ケン化−または部分ケン化グラ
フト共重合体、例えばDIN53015に従う2〜20m
Pas、殊に3〜10mPasの粘度(4%濃度水溶液
にて20℃のもとで測定)を有するものが、利用し
易いので有利である。容易に水に溶解する完全ケ
ン化−または部分ケン化グラフト共重合体が特に
有利である。
本発明によればポリビニルアルコールのアセタ
ール化の場合に、用いるべき完全ケン化−または
部分ケン化グラフト共重合体を水溶液状態でアル
デヒドとの反応前にポリビニルアルコール水溶液
に加える。その際に、完全ケン化−または部分ケ
ン化グラフト共重合体の割合が、アセタール化に
用いるポリビニルアルコールに対して0.1〜10重
量%、特に0.5〜5重量%であるのが好ましい。
完全ケン化−または部分ケン化グラフト共重合体
が1〜3重量%であるのが特に有利である。
アセタール化の為の原料ポリビニルアルコール
としては原則として公知のあらゆる部分ケン化−
および完全ケン化ポリビニルアルコールが適して
いる。しかしながらいわゆる高ケン化度の比較的
低分子量ポリビニルアルコールを用いるのが好ま
しい。これらは0.5〜3重量%のビニルアセテー
ト単位を有しているのが好ましく且つその粘度
は、DIN53015に従つて20℃のもとで4%濃度水
溶液で測定し、2〜20mPas、殊に3〜10mPas
であるべきである。
アルデヒドとの反応は、重合体の全濃度が1〜
20重量%であるかあるいはそれ以上であつてもよ
い水溶液中で公知の様に行なう。
反応は少なくとも3個の炭素原子を有する脂肪
族アルデヒドを用いて遂行できる。殊に3〜20個
の炭素原子を有する飽和脂肪族アルデヒド、例え
ばプロピオンアルデヒド、n−ブチル−およびイ
ソブチルアルデヒド並びにオクタン−およびイソ
ノナンアルデヒドが反応させるのに適している。
n−ブチルアルデヒドが特に有利である。
本方法で用いるべき少なくとも3個のC−原子
を有する脂肪族アルデヒドは個別でもまたは相互
の混合状態でも反応させることができる。これら
は、用いるアルデヒドの全体量に対してその50重
量%までを、ポリビニルアルコールと反応してア
セタールを形成する他のアルデヒドに替えること
もできる。他のアルデヒドには例えば脂肪族−、
脂環族−または芳香族アルデヒド(例えばホルム
アルデヒド、アセトアルデヒド、ヘキサヒドロベ
ンズアルデヒドまたはベンズアルデヒド)、更に
は反応性基を含有するアルデヒド類(例えばアク
ロレイン、クロトンアルデヒド、シンナムアルデ
ヒド、クロロアセトアルデヒド、クロラール、ア
ミノアセトアルデヒド、p−ジメチルアミノベン
ズアルデヒドまたはグリオキシル酸)がある。こ
れらのアルデヒドはアルデヒド全混合物の20重量
%まで、特に10重量%までの割合で用いるのが好
ましい。
アセタール化反応は、通例の濃度、例えば水性
相に対して0.1〜10重量%、殊に0.2〜2重量%の
濃度で用いられる触媒的作用をする強酸の存在下
で行なう。酸は水性相の電解質含有の一因となり
そして若干の場合に重合体粒子の粗大化をもたら
し得るので、実地で必要とされる反応速度をぎり
ぎり丁度可能とする低い酸濃度で実施するのが有
利である。酸としては特に強い鉱酸、例えば
HCl、H2SO4、HNO3、HClO4、H3PO4等、更に
芳香族−および脂肪族スルホン酸が適する。上記
の酸の1種類を乳化作用する長鎖の脂肪族−また
はアルキル化芳香族スルホン酸と一緒に用いるの
が有利であり、その際に酸過剰の場合にはこれら
スルホン酸の塩も使用できる。特に有利な1つの
実施形態においては、リン酸と炭素原子数8〜18
の脂肪族アルキル−スルホン酸との混合物を用い
る。水性相に対して0.4〜1重量%の濃度でこれ
らの触媒混合物を用いることが、殆んど粗大な重
合体粒子を含まない非常に均一な微細がポリビニ
ルアセタール組成物の製造を許容するのである。
その際リン酸とスルホン酸との割合が5:1〜
1:2であることが有利であり得る。
アセタール化反応は通例の様に開始することが
できる。その際反応の間にアルデヒドおよび/ま
たは酸を、最初に導入したポリビニルアルコール
および完全ケン化−または部分ケン化グラフト共
重合体の水溶液に連続的にまたは回分的に添加し
てもよい。比較的僅な量で酸を用いる場合には、
全ての成分を直接的に一緒に添加してもよい。反
応混合物は絶えず攪拌しなければならない。その
際に、アセタール化した重合体が水性相から沈殿
する間、激しく攪拌するのが有利である得る。反
応は0℃とアルデヒドあるいは水の沸点との間の
通常用いられる温度のもとで遂行することができ
る。しかしながら反応温度の上限は反応混合物か
ら生ずるポリビニルアセタール重合体のガラス転
移点によつて決められる。この温度をいかなる場
合にも超えるべきでない。何故ならば、さもない
と重合体の集合半融化が生ずるからである。それ
故に特に有利な1つの実施形態は、アセタール化
を低温、例えば0〜20℃のもとで開始しそして後
で反応混合物を適当な高い温度、例えば30〜60℃
に加温しそして反応をこの温度のもとで、所望の
アセタール化度まで終らせるものである。
得られる重合体のアセタール化度はアルデヒ
ド/ポリビニルアルコール−割合によつて、また
反応時間および反応温度によつて決められる。こ
のアセタール化度は通例の範囲、例えばポリビニ
ルアルコールに対して約50〜80モル%であり得
る。65モル%以上のアセタール化度の重合体を製
造するのが好ましい。重合体の特性を示す最も簡
単な方法は、アセタール化した重合体中の未アセ
タール化ビニルアルコール単位の割合(重量%)
を公知の方法によつて測定することである。この
割合は9〜25重量%、殊に10〜20重量%であるべ
きである。
アセタール化前および−間に、反応混合物に
色々の物質を添加することも有利であり得る。
かゝるものとしては先ず第一にフエノール系酸化
防止剤、光安定剤またはポリビニルアセタールの
安定化の為に知られている他の化合物が用いられ
る。これらは、生じるアセタール化重合体に対し
て0.05〜1重量%の濃度で用いるのが有利であり
得る。
更に驚ろくべきことに顔料および填料もアセタ
ール化の際に存在していてもよい。この場合、こ
れらの添加物が反応媒体中において不活性である
こと、即ちこれらが問題にする程溶けず且つ問題
になる程酸ともアルデヒドとの反応しないことが
前提条件である。適する顔料には例えば二酸化チ
タンおよび酸化鉄がある。適する填料には例えば
タルクまたは二酸化珪素がある。これらは全体と
して、生ずるアセタール化重合体に対して1〜
100重量%、殊に10〜50重量%の濃度で添加する
ことができる。
更に、塗膜の焼付で膜を形成するのを容易にす
る流動調節剤のアセタール化の際に添加するのが
有利である。かゝる流動調節剤としては原則とし
て、重合体を溶解し得て且つ水に不溶性でそして
殊に難揮発性であるあらゆる液体が適している。
例えばポリビニルアセタールにとつて公知の100
℃以上の沸点の溶剤および可塑剤、例えば芳香族
炭化水素、エステル、アルコールおよびエーテル
(例えばトルエン、キシレン、エチルグリコール
アセテート、ジヘキシルアジペート、トリオクチ
ルホスフエート、トリエチレングリコール−ビス
−2−エチル酪酸エステル)並びに特にR−
(OCH2CH2oOHなる構造の化合物が適してい
る。上記式中、Rは炭素原子数8〜30の疎水性の
脂肪族−またはアルキル芳香族基またはポリプロ
ピレンオキサイド基を意味しそしてnは整数、殊
に1〜10、特に1〜4の整数を意味する。
流動調節剤と称するこれらの化合物は重合体粒
子中に拡散しそして焼付の際に塗膜の流れを良好
にする。しかしこのものは同時に重合体のガラス
転移温度をも下げる。それ故にこの剤の最適な濃
度は重合体の種類およびアセタール化の際の反応
過程に応じてその都度決めなければならない。こ
れは一般に、ポリビニルアセタールに対して1〜
10重量%である。
乳化作用をする物質、特にアニオン系−および
両性乳化剤を加えることも度々有利であり得る。
両性乳化剤は殊に例えば“両性セツケン
(amphosoap)”という市販名称で入手し得るも
のが好ましい。これらの乳化剤にて粗い重合体粒
子の形成を補足的に抑制することができそして平
均粒度を小さい粒子の方へずらすことができ、驚
ろくべきことにそれによつてポリビニルアセター
ル膜の水敏感性が実質的に高められることがな
い。適する乳化剤には例えばアルカンスルホナー
ト、アルキルフエニルスルホナート、アルキル−
ホスホナートおよび長鎖ベンタイン類がある。乳
化作用をする化合物は場合によつては、用いるポ
リビニルアルコールに対して0.1〜5重量%の濃
度で用いるのが好ましい。
ポリビニルアセタールは、固形分含有量が5〜
25重量%である強酸性の水性懸濁物の状態で生ず
る。これらの懸濁物は通例の方法によつて、例え
ばデカンテーシヨン、遠心分離、過、洗浄並び
にこれらの手段の前、間または後の中和またはア
ルカリ化処理によつて電解質の乏しい貯蔵可能な
濃厚物に変えることができる。その場合その場で
必要とされる洗浄強さは粗懸濁物中の電解質成分
の大きさにおよび部分的には該成分の種類に左右
される。
例えば細かい紙製−または膜フイルターを通し
て加圧過し、過ケークを水中に懸濁させそし
て繰り返えし過するのが有利である。連続的な
過技術も非常に適している。過の終りに過
ケークを水の添加下にアルカリ、殊にアミンにて
PH7〜10に調整する。湿つた過ケークは通例の
攪拌装置にて水中に容易に再懸濁できる。得られ
る懸濁物は度々、70重量%までの固形分含有量で
もまだ流動し得る。
電解質の乏しいあるいは電解質不含のポリビニ
ルアセタール組成物水性懸濁物中の有利な固形分
含有量は、電解質の乏しいあるいは電解質不含
の、場合によつては更に流動調節剤および/また
は溶剤および/または可塑剤および/または顔料
および/または填料を含有する水性懸濁物全体に
対して5〜70重量%、好ましくは25〜60重量%、
特に40〜60重量%である。
微細なポリビニルアセタール組成物を去しそ
して乾燥するかあるいは場合によつては電解質不
含状態に洗浄した懸濁物を噴霧乾燥処理に委ねる
ことも可能である。
ポリビニルアセタール組成物粒子は0.5〜10μm
の大きさ(=平均粒子径)を有しているのが好ま
しい。このものは球状でも、楕円形でもまたは棒
状でもよくそして滑らかな表面を有している。
微細なポリビニルアセタール組成物は、かゝる
重合体の種類にとつて知られているあらゆる用途
に適している。このものは先ず第1に、任意の被
覆可能なベースまたは支持体、例えば木材、ガラ
ス、建材、繊維材料、殊に金属を被覆するのに使
用される。ポリビニルアセタール組成物水性懸濁
物は迅速に乾燥して、決してまたは僅かしか半融
化せず且つ水で再び洗い除けるひびの無い白色被
覆層を形成する。90〜200℃で焼付けることによ
つてこのものから、腐蝕防止作用も有することが
できる。良好に付着する滑らかで孔不有の耐水性
膜が生ずる。
本発明を以下の実施例によつて更に詳細に説明
する。但し本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
実施例 1 原料として、ビニルアセテート単位を2重量%
含有しそして4%濃度水溶液が20℃のもとで9.1
mPasの粘度を有しているポリビニルアルコール
を用いる。このポリビニルアルコールの15重量%
濃度水溶液400gを34gのn−ブチルアルデヒド
と一緒に16℃に冷却する。この温度のもとで、
144mlの水に1gのドデシルベンゼンスルホン酸、
0.4gの塩化水素および1.2gの部分ケン化グラフ
ト共重合体を溶解した溶液を攪拌下に20分に亘つ
て添加する。グラフト共重合体は30重量%の、分
子量10000のポリエチレングリコール単位、13重
量%のビニルアセテート単位および57重量%のビ
ニルアルコール単位より構成されている。このも
のゝ4%濃度水溶液は20℃のもとで3.5mPasの粘
度を示す。
添加終了後に反応混合物を連続的な攪拌下に更
に100分、16℃に保持し、次に60分間45℃に加熱
しそして更に180分この温度に保持する。6〜
10μmの粒度を有するポリビニルブチラール懸濁
物が得られる。このポリビニルブチラールは21.2
重量%の未アセタール化ビニルアルコール単位を
含有している。
実施例 2 実施例1に記載されているのと同様に以下の成
分を反応させる: 400gの15%濃度ポリビニルアルコール(4%
濃度水溶液にて20℃のもとでの粘度11.5mPas、
ビニルアセテート単位含有量2.5重量%)水溶液、 44gのn−ブチルアルデヒド、 2.4gのペンタデシルスルホン酸 2.4gのペンタデシルスルホン酸 0.8gの実施例1記載の部分ケン化グラフト共重合体150
mlの水に溶解したもの 0.5〜5μmの粒度および15.6重量%の未アセタ
ール化ビニルアルコール単位含有量を有する微細
なポリビニルブチラールが得られる。
実施例 3 4.5mPasの粘度(20℃のもとで4%濃度水溶液
で測定)を有し且つビニルアセテート単位を3重
量%含有するポリビニルアルコールから13重量%
濃度水溶液を製造する。2300gのこの溶液を、部
分ケン化グラフト共重合体の10重量%水溶液60g
およびn−ブチルアルデヒド220gと一緒に12℃
に冷却する。この部分ケン化グラフト共重合体は
分子量20000のポリエチレングリコール単位25重
量%、ビニルアセテート単位18重量%およびビニ
ルアルコール単位57重量%を含有している。次に
反応混合物を攪拌下に15gのトリエチレングリコ
ール−モノノニルフエニルエーテルおよび400ml
の水に5gのペンタデシルスルホン酸と10gのリ
ン酸とを溶解した溶液と混合する。この混合物を
12℃のもとで150分攪拌し、60分間40℃に加熱し
そしてこの温度のもとに180分保持する。得られ
る懸濁物から、2回の遠心分離および懸濁によつ
て電解質を充分に除き、52%の固形分含有量に濃
縮しそしてトリエチルアミンの添加によつてPH9
に調整する。この重合体粒子は1〜5μmの粒度
および11重量%の未アセタール化ビニルアルコー
ル単位含有量を有している。
この懸濁物を150μmのウエツト塗膜厚さでガ
ラスに塗布した塗膜は迅速に乾燥して、120℃の
もとで5分間焼付けると均一な膜となる白色の被
覆物と成る。
実施例 4 20℃での4%濃度水溶液が4.7mPasの粘度を有
し且つ2.5重量%の割合でビニルアセテート単位
を有しているポリビニルアルコールの14.4%濃度
水溶液4160g中に、実施例3の部分ケン化グラフ
ト共重合体の10%濃度水溶液120g、ポリ燐酸ナ
トリウム1g、イソトリデシル−モノ−トリエチ
レングリコールエーテル30g、水1000gおよび二
酸化チタン225gを添加して激しい攪拌下に分散
させる。
次にこの混合物に、6gの2,6−ジ−第3ブ
チル−P−クレゾールを溶解含有する440gのn
−ブチルアルデヒドを加える。このバツチを10℃
に冷却しそして180gの水に20gのペンタデシル
スルホン酸および20gのリン酸を入れた液を添加
することによつてアセタール化を開始する。反応
の際の温度経過は10℃で150分、60分間に40℃に
加熱しそして40℃で180分である。反応終了後に
得られる懸濁物から、数回の過および懸濁によ
つて電解質を充分に除き、48重量%の固形分含有
量に濃縮しそしてトリエタノールアミンにてPH9
に調整する。重合体粒子の大きさは0.5〜5μmの
範囲にある。
そうして得られるポリビニルアセタール懸濁物
を、掃除したスチール製薄板上に、100μmのウ
エツト塗膜厚さで塗布した被覆物は、水で容易に
再び除くことのできる滑らかでひび割れの無い層
を形成する。この層は150℃のもとで焼付けた時
に、しつかり付着するひび割れのない白色被覆物
に成り得る。
実施例 5 実施例2に従つて用いたポリビニルアルコール
から15重量%濃度の水溶液を製造する。この溶液
の4000g中に5gの微細なSiO2を混入攪拌する。
その後、以下の成分を順に添加する: 180gの、30重量%のポリエチレングリコール
単位(分子量2000)、8重量%のビニルアセテー
ト単位および62重量%のビニルアルコール単位よ
り構成されている高ケン化度のグラフト共重合体
10%水溶液、 4gの両性セツケン(100gの水に溶解)、 420gのn−ブチルアルデヒド、 40gのトルエンおよび 40gのイソトリデシル−モノ−トリエチレング
リコールエーテル。
400回転/分で回転するフアン形攪拌機を備え
た12のガラス製円筒状物中で行なうアセタール
化反応を、1200gの水に10gのオクタデシルスル
ホン酸および30gのリン酸を入れた液の添加によ
つて開始する。
反応の際の温度経過は実施例4に記載したのと
同じである。得られる懸濁物の後処理および中和
も実施例4と同様に行なう。
得られる懸濁物は良好な流動性および3μmの
平均粒度の他に56重量%の固形分含有量を有して
いる。
得られるポリビニルブチラール中の未アセター
ル化ビニルアルコール単位の含有量は13.1重量%
である。この懸濁物から滑らかでひび割れのない
被覆物が製造できる。
実施例 6 実施例4で用いたポリビニルアルコールから
14.6重量%濃度水溶液を製造する。この溶液2050
gを、25重量%のポリエチレングリコール単位
(分子量20000)、18重量%のビニルアセテート単
位および57重量%のビニルアルコール単位より構
成されている部分ケン化グラフト共重合体の10重
量%濃度水溶液60gと混合する。次に376gのイ
ソノナンアルデヒドおよび15gのイソトリデシル
モノトリエチレングリコールエーテルを添加しそ
してこの混合物を強力な攪拌下に10℃に冷却す
る。この温度のもとでアセタール化反応を、800
mlの水に15gのペンタデシルスルホン酸および10
gのリン酸を入れた液の添加によつて開始する。
このバツチを最初に10℃で5時間攪拌し、次に1
時間の間に40℃に加温しそしてこの温度に2時間
維持する。
2μmの平均粒度を有するポリビニルイソノナ
ナルの微細分散物が得られる。その固形分成分を
細かい多孔質ガラス製吸引過器で過して水を
除く。この過ケークから濃厚な懸濁物を製造
し、これをガラス製板に塗布しそして焼付けた後
にひび割れのない良好に焼結した膜を得ることが
できる。
実施例 7 実施例2で用いたポリビニルアルコールの8重
量%濃度水溶液2375gを、実施例6で用いた部分
ケン化グラフト共重合体の10重量%濃度水溶液45
gと混合する。139gのn−ブチルアルデヒドの
添加後にこの混合物を10℃に冷却しそしてこのバ
ツチを385mlの水中に5mlの濃塩酸を入れた液と
混合する。反応混合物を2 1/2時間、10℃のもと
で攪拌し、1時間の間に40℃に加温しそして40℃
のもとに5時間維持する。得られるポリビニルブ
チラール懸濁物は粒子径が0.5〜5μmである球状
の粒子より成る。
この懸濁物を実施例4に記載の如く後処理す
る。このものから室温で得られる膜は白色で、滑
らかでひび割れを有さずそして水にて再び洗い除
くことができる。180℃のもとで焼付けると、透
明で且つ良好に付着する被覆物と成り得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリビニルアルコールと、少なくとも3個の
    C−原子を有する少なくとも1種類の脂肪族アル
    デヒドとから製造された、水性懸濁物の状態また
    は場合によつては粉末の状態にある微細なポリビ
    ニルアセタールの組成物において、ポリエチレン
    オキサイドまたはポリエチレンオキサイド誘導体
    にビニルエステルがグラフトされ、そしてポリビ
    ニルアルコールとの混合状態でアセタール化され
    た完全ケン化−または部分ケン化−グラフト共重
    合体を、ポリビニルアセタールに対して0.1〜10
    重量%含有していることを特徴とする、上記微細
    なポリビニルアセタール組成物。 2 平均粒度が0.5〜10μmの間にある特許請求の
    範囲第1項記載のポリビニルアセタール組成物。 3 脂肪族アルデヒドとしてn−ブチルアルデヒ
    ドを含有している特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の微細なポリビニルアセタール組成物。 4 ポリエチレンオキサイドまたはポリエチレン
    オキサイド誘導体にビニルアセテールをグラフト
    させた完全ケン化−または部分ケン化グラフト共
    重合体のアセタール化生成物を含有している特許
    請求の範囲第1〜3項のいずれか1つに記載の微
    細なポリビニルアセタール組成物。 5 アセタール重合体を40〜60重量%含有し、且
    つ電解質が乏しいか、または電解質を含まない水
    性懸濁物の状態で存在する特許請求の範囲第1〜
    4項のいずれか1つに記載の微細なポリビニルア
    セタール組成物。 6 流動調節剤および/または溶剤および/また
    は可塑剤および/または顔料および/または填料
    を含有しており、その際懸濁状態の場合に固形分
    総含有量が、電解質が乏しいか、または電解質を
    含まない水性懸濁物全体に対して5〜70重量%で
    ある特許請求の範囲第1〜3項の何れか一つに記
    載のポリビニルアセタール組成物。 7 ポリビニルアルコールと、少なくとも3個の
    C−原子を有する少なくとも1種類の脂肪族アル
    デヒドとを、酸性触媒の存在下におよび乳化剤の
    不存在下または存在下で反応させることによつ
    て、水性懸濁物の状態または場合により該懸濁物
    を脱水することによつて形成される粉末の状態に
    ある平均粒度0.5〜10μmの微細なポリビニルアセ
    タールの組成物を製造する方法において、ポリエ
    チレンオキサイドまたはポリエチレンオキサイド
    誘導体にビニルエステルがグラフトした完全ケン
    化−または部分ケン化−グラフト共重合体が、用
    いられるポリビニルアルコールに対して0.1〜10
    重量%存在するもとで、アセタール化反応を遂行
    することを特徴とする、上記微細なポリビニルア
    セタール組成物の製造方法。 8 ビニルアセテートのグラフト共重合体から出
    発する特許請求の範囲第7項記載の方法。 9 完全ケン化−または部分ケン化−グラフト共
    重合体の1〜50重量%がポリオキシエチレン残基
    より成り、そしてこのグラフト共重合体中の残り
    の成分が60〜100重量%のビニルアルコール単位
    および0〜40重量%のビニルエステル単位より成
    る特許請求の範囲第7項または第8項記載の方
    法。 10 ポリオキシエチレン残基中の互いに結合し
    たオキシエチレン単位の数が5〜5000である特許
    請求の範囲第7〜9項のいずれか1つに記載の方
    法。 11 グラフト共重合体中のポリオキシエチレン
    残基の他に存在する残りの成分が、30重量%まで
    の、アクリルエステル−、ビニルクロライド−お
    よび/またはエチレン単位から選ばれる他の単量
    体単位より成る特許請求の範囲第7〜10項の何
    れか1つに記載の方法。 12 脂肪族アルデヒドとしてn−ブチルアルデ
    ヒドを用いる特許請求の範囲第7〜11項の何れ
    か1つに記載の方法。 13 少なくとも3個のC−原子を有する脂肪族
    アルデヒドの50重量%までをこれと異なるアルデ
    ヒドに替える特許請求の範囲第7〜12項の何れ
    か1つに記載の方法。 14 酸性触媒として鉱酸および/または乳化性
    スルホン酸を用いる特許請求の範囲第7〜13項
    の何れか1つに記載の方法。 15 酸性触媒としてリン酸と(C8〜C18)−アル
    キルスルホン酸との混合物を水性相に対して0.4
    〜1重量%使用する特許請求の範囲第14項記載
    の方法。 16 生成するポリビニルアセタール用の流動調
    節剤、溶剤および/または可塑剤を反応混合物に
    添加する特許請求の範囲第7〜15項の何れか1
    つに記載の方法。 17 反応を不活性の顔料および/または填料の
    添加下に遂行する特許請求の範囲第7〜16項の
    何れか1つに記載の方法。 18 ポリビニルアルコールと、少なくとも3個
    のC−原子を有する少なくとも1種類の脂肪族ア
    ルデヒドとから製造された、水性懸濁物の状態ま
    たは場合によつては粉末の状態にある微細なポリ
    ビニルアセタールの組成物において、ポリエチレ
    ンオキサイドまたはポリエチレンオキサイド誘導
    体にビニルエステルがグラフトされ、そしてポリ
    ビニルアルコールとの混合状態でアセタール化さ
    れた完全ケン化−または部分ケン化−グラフト共
    重合体を、ポリビニルアセタールに対して0.1〜
    10重量%含有している上記微細なポリビニルアセ
    タール組成物から成る焼付塗料。 19 電解質が乏しいか、または電解質を含まな
    い水性懸濁物の状態にある微細なポリビニルアセ
    タール組成物から成る特許請求の範囲第18項記
    載の焼付塗料。
JP58235228A 1982-12-16 1983-12-15 微細なポリビニルアセタ−ル,その製造方法およびその用途 Granted JPS59117505A (ja)

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