JPS59117505A - 微細なポリビニルアセタ−ル,その製造方法およびその用途 - Google Patents

微細なポリビニルアセタ−ル,その製造方法およびその用途

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JPS59117505A
JPS59117505A JP58235228A JP23522883A JPS59117505A JP S59117505 A JPS59117505 A JP S59117505A JP 58235228 A JP58235228 A JP 58235228A JP 23522883 A JP23522883 A JP 23522883A JP S59117505 A JPS59117505 A JP S59117505A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電解質の乏しい水性懸濁状態のまたは場合に
よっては、懸濁物の脱水によって゛、。
(6) 粉末状態の平均粒度0.5〜10μmの微細なポリビニ
ルアセタールの製造方法並びに該微細なポリビニルアセ
タールを焼付塗料の為に用いるととに関する。
粉末状重合体は塗料にとって増々重要に成っている。こ
のものは一般に溶剤を全く含まないかまたは僅かしか含
まないので、用いる時に環境を全く害しない。
しかし乾燥した重合体粉末で塗装する為には、まだ色々
な欠点がある。粉末を付着させる為に、塗装する際に基
材および場合によっては重合体を加熱しなければならな
い。更に、滑らかな表面を有する塗膜を得ることも困難
である。何故ならば重合体−または樹脂粒子が比較的に
粗いはずだからである。これに対して、水性分散物より
成る塗料も既に久しい以前から製造されている。か\る
水性分散物は大抵は0.5μm以下の粒度の重合体を含
有している。これらの重合体は大部分が20℃以下の膜
形成温度を有している。金属の塗装にはこれらは、多大
な費用を掛(7) けて、電解質の乏しい状態または主として電解質不含の
状態で1例えば限外濾過によって製造しなければならな
い(ドイツ特許出願公開第2817231号明細書参照
)0重合体のガラス転移温度が20℃以上である場合に
は一般に、高温のもとで焼付けてひび割れのない被覆物
とすることのできるひび割れのない塗膜を製造するのに
成功していない。
これに比べて、約0.5μm〜20μmの粒度を有する
重合体水性分散物がより有利な性質を示す。
重合体のガラス転移温度が20℃以上の場合にも、この
ものは例えば金属基材上で、高温のもとで滑らかな塗膜
に焼付けるととのできるひび割れの無い被覆物に乾燥す
る。金属への強い接着を達成する為には、水性懸濁物は
同様に出来るだけ電解質を含有していないべきである。
か\る微細な水性懸濁物を製造するには、勿論現在は相
当に費用が掛かる。
1つの可能性は、例えば重合体または樹脂を粉砕するこ
とである。しかしこの方法には非常(8) に高い安全性および多大なエネルギーが要求される。
他の1つの可能性は、乳化重合によって0.5〜10μ
mの粒度の重合体分散物を製造することである。しかし
この方法は時間が掛かり且つ工業的に複雑な重合技術を
必要としている(ドイツ特許出願公開第2416446
号明細書参照)。
本発明者は驚ろくべきことに、ポリビニルアルコールを
少なくとも3個のC−原子を有する脂肪族アルデヒドに
てアセタール化する際に特定の条件下に水性相中で直接
的に0.5〜10μmの所望の粒度の重合体分散物とす
ることかで蛭ることを見出した。その際に得られる水性
懸濁物は既に最初から比較的に低い電解質含量で生ずる
。更にこのものから、通例の濾過技術によって完全にま
たは部分的に電解質および他の水溶性成分を容易に除く
ことができる。
それ故に本発明の対象は、ポリビニルアルコールと少な
くとも3個のC−原子を有する少なくとも1種類の脂肪
族アルデヒドとを酸性触媒(9) の存在下および場合によっては乳化剤の添加下に反応さ
せることによって、水性懸濁状態のまたは場合によって
該懸濁物の脱水によって粉末状態の平均粒度0.5〜1
0μmの微細なポリビニルアセタールを製造するに肖っ
て、ポリエチレンオキサイドまたはポリエチレンオキサ
イド誘導体ニビニルエステル、殊にビニルアセテートが
グラフトした完全ケン化−または部分ケン化−グラフト
共重合体が、用いるポリビニルアルコールに対して0.
1〜10重量%存在するもとてアセタール化反応を実施
することを特徴とする、上記微細なポリビニルアセター
ルの製造方法である。
本発明の対象は更に、ポリビニルアルコールと少なくと
も3個のC−原子を有する少なくとも1種類の脂肪族ア
ルデヒドとより成る水性懸濁状態のまたは場合によって
は粉末状態の微細なポリビニルアセゝ≦に′−ルにおい
て、ポリエチレパンオキサイドまたはポリエチレンオキ
サイド誘導体にビニルエステル、特にビニルアセテート
(10) がグラフトされそしてポリビニルアルコールとの混合状
態でアセタール化された完全ケン化−または部分ケン化
−グラフト共重合体を、ポリビニルアセタールに対して
0.1〜10重量%、殊に0.5〜10重量%、特に1
〜3重量%含有していることを特徴とする、上記微細な
ポリビニルアセタールである。
この場合、平均粒度が0.5〜10μmの間にある微細
なポリビニルアセタールが特に有利である。
本発明に従って用いるべき完全ケン化−または部分ケン
化グラフト共重合体の製造は、公知の方法によって例え
ば、ドイツ特許第1077430号およびドイツ特許第
1084917号明細書に従ってビニルエステルをポリ
エチレングリコールの存在下に重合しそして次にドイツ
特許第1081229号明細書に従ってケン化あるいは
エステル交換してポリビニルアルコール−グラフト共重
合体とすることによって行なう。
そうして得られたポリビニルアセタールーグ(11) ラフト共重合体のアセタール化はドイツ特許第1086
435号によって同様に公知であり、その場合反応生成
物として0.5μm以下の粒度の水性分散物または水溶
液が得られる。しかしこの生成物は高い水散感性である
為に金属を被覆するのに適していない。
それ故に、ポリエチレングリコールとビニルエステルと
より成る完全ケン化−または部分ケン化グラフト共重合
体を通例のポリビニルアルコールのアセタール化の際に
反応混合物に少量添加し、得られるポリビニルアセター
ルの粒度を所望の様に減少させしかも得られるポリビニ
ールアセタールから製造される焼付塗膜の耐水性が害さ
れないことは驚ろくべきことであった。
本発明に従って用いる完全ケン化−または部分ケン化グ
ラフト共重合体は殊に1〜50重量%、特に5〜40重
量%のポリオキシエチレン基を含有しており、その際互
に結合し合ったオキシエチレン単位の数が5〜5. O
OO、特に10〜1.000であるのが好ましい。グラ
フト共電θ2) 合体中の残シの成分は、該残ヤの成分全体に対して好ま
しくは60〜100重量%がビニルアルコール単位でそ
して好ましくは0〜40重量%がビニルエステル単位、
特にビニルアセテート単位である。更にその他に30重
量%までの他の単量体単位(グラフト共重合体中の上記
残り成分に対して)例えばアクリルエステル−、ビニル
クロライド−および/またはエチレン単位をグラフト共
重合体分子中に組入れてもよい。
本発明に従って用いる完全ケン化−または部分ケン化グ
ラフト共重合体の分子量は広い範囲で変えることができ
る。しかしながら一般には比較的に低分子量の完全ケン
化−または部分ケン化グラフト共重合体、例えばD工N
53015に従う2〜20 mPa5 、殊に3〜10
 mPa5の粘度(4%濃度水溶液にて20”Cのもと
て測定)を有するものが、利用し易いので有利である。
容易に水に溶解する完全ケン化−または部分ケン化グラ
フト共重合体が特に有利である。
本発明によればポリビニルアルコールのアセ(13) タール化の場合に、用いるべき完全ケン化−または部分
ケン化グラフト共重合体を水溶液状態でアルデヒドとの
反応前にポリビニルアルコール水溶液に加える。その際
に、完全ケン化−または部分ケン化グラフト共重合体の
割合が、アセタール化に用いるポリビニルアセタールニ
対して0.1〜10重量%、特に0.5〜5重量%であ
るのが好ましい。完全ケン化−または部分ケン化グラフ
ト共重合体が1〜3重量%であるのが特に有利である。
アセタール化の為の原料ポリビニルアルコールとしては
原則として公知のあらゆる部分ケン化−および完全ケン
化ポリビニルアルコールカ適している6しかしながらい
わゆる高ケン化度の比較的低分子量ポリビニルアセター
ルヲ用いるのが好ましい、これらは0.5〜3重量%の
ビニルアセテート単位を有しているのが好ましく且つそ
の粘度は、IHN 53015に従って20℃の本とで
4%濃度水溶液で測定して、2〜20mPa5 、殊に
3〜10 mPa5であるべきである。
(14) アルデヒドとの反応は、重合体の全濃度が1〜20重量
%であるかあるいはそれ以上であってもよい水溶液中で
公知の様に行なう。
反応は少なくと413個の炭素原子を有する脂肪族アル
デヒドを用いて実施できる。殊に3〜20個の炭素原子
を有する飽和脂肪族アルデヒド、例えばプロピオンアル
デヒド、n−ブチル−およびイソブチルアルデヒド並び
にオクタン−およびイソノナンアルデヒドが反応させる
のに適している。n−ブチルアルデヒドが特に有利であ
る。
本方法で用いるべき少なくとも3個のC−原子を有する
脂肪族アルデヒドは個別で′4%または相互の混合状態
でも反応させることができる。
これらは、用いるアルデヒドの全体量に対して50重量
%までを、ポリビニルアルコールド反応してアセタール
を形成する他のアルデヒドに替えることもできる。他の
アルデヒドには例えば脂肪族−1脂環族−または芳香族
アルデヒド(例えばホルムアルデヒド、アセトアルデヒ
ド、(15) ヘキサヒドロベンズアルデヒドまたはベンズアルデヒド
)、更には反応性基を含有するアルデヒド類(例えばア
クロレイン、クロトンアルデヒド、シンナムアルデヒド
、クロロアセトアルデヒド、クロラール、アミノアセト
アルデヒド、p−ジメチルアミノベンズアルデヒドまた
はグリオキシル酸)がある、これらのアルデヒドはアル
デヒド全混合物の20重量%まで、特に10重量%まで
の割合で用いるのが好ましい。
アセタール化反応は、通例の濃度、例えば水性相に対し
て0.1〜10重量%、殊に0.2〜2重量%の濃度で
用いられる触媒的作用をする強酸の存在下で行なう。酸
は水性相の電解質含有の一因となりそして若干の場合に
重合体粒子の粗大化をもたらし得るので、実地で必要と
される反応速度をぎりぎり丁度可能とする低い酸濃度で
実施するのが有利である。酸としては特に強い鉱酸、例
えばHOA’ 、 H2BO3,HNO3,He104
.H3PO4等、更に芳香族−および脂肪族スルホン酸
が適する。上記の酸の1種類を乳化作用する長鎖の(1
6) 脂肪族−またはアルキル化芳香族スルホン酸と一緒に用
いるのが有利であり、その際に酸過剰の場合にはこれら
スルホン酸の塩も使用できる。
特に有利な1つの実施形態においては、リン酸と炭素原
子数8〜18の脂肪族アルキル−スルホン酸との混合物
を用いる。水性相に対して0.4〜1重量%の濃度でこ
れらの触媒混合物を用いることが、殆んど粗大な重合体
粒子を含まない非常に均一な微細なポリビニルアセター
ル重合体を許容するのである。その際リン酸とスルホン
酸との割合が5:1〜1:2であることが有利であり得
る。
アセタール化反応は通例の様に開始することができる。
その際反応の間にアルデヒドおよび/または酸を、最初
に導入したポリビニルアルコールおよび完全ケン化−ま
たは部分ケン化グラフト共重合体の水溶液に連続的にま
たは回分的に添加してもよい。比較的価な量で酸を用い
る場合には、全ての成分を直接的に一緒に添加してもよ
い。反応混合物は不変的に撹拌しなけ07) ればならない。その際に、アセタール化した重合体が水
性相から沈殿する間、激しく撹拌するのが有利であシ得
る。反応は0℃とアルデヒドあるいは水の沸点との間の
通常用いられる温度のもとで実施することができる。し
かしながら反応温度の上限は反応混合物から生ずるポリ
ビニルアセタール重合体のガラス転移点によって決めら
れる。この温度をいがなる場合にも超えるべきでない。
何故ならば、さもないと重合体の集合半融化が生ずるか
らである。それ故に特に有利な1つの実施形態は、アセ
タール化を低温、例えば0〜20℃のもとで開始しそし
て後で反応混合物を適当か高い温度、例えば30〜60
℃に加温しそして反応をこの温度のもとで、所望のアセ
タール化度まで終らせるものである。
得られる重合体のアセタール化度はアルデヒド/ポリビ
ニルアルコール−割合によっテ、マた反応時間および反
応温度によって決められる。
このアセタール化度は通例の範囲、例えばポリビニルア
ルコールニ対シて約50〜80モルX08) でアリ得る。65モル%以上のアセタール化II。
の重合体を製造するのが好ましい。重合体の特性を示す
最も簡単な方法は、アセタール化した重合体中の未アセ
タール化ビニルアルコール単位の割合(重量%)を公知
の方法によって測定することである。この割合は9〜2
5重量%、殊に10〜20重量%であるべきである。
アセタール化前および一間に、反応混合物に色々の物質
を添加することも有利であシ得る。
か\るものとしては先ず第一にフェノール系酸化防止剤
、光安定剤またはポリビニルアセタールの安定化の為に
知られている他の化合物が用いられる。これらは、生じ
るアセタール化重合体に対して0.05〜1重量%の濃
度で用いるのが有利であり得る。
更に驚ろくべきことに顔料および填料本アセタール化の
際に存在していてもよい。この場合、これらの添加物が
反応媒体中において不活性であること、即ちこれらが問
題にする程溶けず且つ問題になる程酸ともアルデヒドと
も反応しな(19) いことが前提条件である。適する顔料には例えば二酸化
チタンおよび酸化鉄がある。適する填料には例えばメル
クまたは二酸化珪素がある。
これらは全体として、生ずるアセタール化重合体に対し
て1〜100重量%、殊に10〜50重量%の濃度で添
加することができる。
更に、塗膜の焼付で膜を形成するのを容易にする流動調
節剤をアセタール化の際に添加するのが有利である。か
\る流動調節剤としては原則として、重合体を溶解し得
て且つ水に不溶性でそして殊に難揮発性であるあらゆる
液体が適している。例えばポリビニルアセタールにとっ
て公知の100℃以上の沸点の溶剤および可塑剤、例え
ば芳香族炭化水素、エステル、アルコールおよびエーテ
ル(例えバドルエン、キシレン、エチルグリコールアセ
テート、ジヘキシルアジペート、トリオクチルホスフェ
ート、トリエチレングリコール−ビス−2−エチル酪酸
エステル)並びに特にR−(OOH20H2) nOH
なる構造の化合物が適している。上記式中、Rは炭素原
子(20) 数8〜60の疎水性の脂肪族−または芳香族基またはポ
リプロピレンオキサイド基を意味しそしてnは整数、殊
に1〜10、特に1〜4の整数を意味する。
流動調節剤と称するこれらの化合物は重合体粒子中に浸
透しそして焼付の際に塗膜の流れを良好にする。しかし
このものは同時に重合体のガラス転移温度をも下げる。
それ故にこの剤の最適な濃度は重合体の種類およびアセ
タール化の際の反応過程に応じてその都度法めなければ
ならない。これは一般に、ポリビニルアセタールに対し
て1〜10重量%である。
乳化作用をする物質、特にアニオン系−および両性乳化
剤を加えることも度々有利であシ得る。両性乳化剤は殊
に例えば1両性セッケン(amp hosoap )″
という市販名称で入手し得るものが好ましい。これらの
乳化剤にて粗い重合体粒子の形成を補足的に抑制するこ
とができそして平均粒度を小さい粒子の方へずらすこと
ができ、驚ろくべきことにそれによってポリビニ(21
) ルアセタール膜の水散感性が実質的に高められることが
ない。適する乳化剤には例えばアルカンスルホナート、
アルキルフェニルスルホナート、アルキル−ホスホナー
トおよび長鎖ベンタイン類がある。乳化作用をする化合
物は場合によっては、用いるポリビニルアルコールに対
して0.1〜5重量%の濃度で用いるのが好ましい。
ポリビニルアセタールは、固形分含有量が5〜25重量
%である強酸性の水性懸濁液の状態で生ずる。これらの
懸濁物は通例の方法によって、例えばデカンテーション
、遠心分離、濾過、洗浄並びにこれらの手段の前、間ま
たは後の中和またはアルカリ化処理によって電解質の乏
しい貯蔵可能な濃厚物に変えるととができる。その場合
その場で必要とされる洗浄強さは粗懸濁物中の電解質成
分の大きさにおよび部分的には該成分の種類に左右され
る。
例えば細かい紙製−または膜フィルターを通して加圧濾
過し、濾過ケークを水中に懸濁させそして繰り返えし炉
遇するのが有利である。連(22) 続的な濾過技術も非常に適している。濾過の終りに濾過
ケークを水の添加下にアルカリ、殊にアミンにてp)1
7〜10に調整する。湿った濾過ケークは通例の撹拌装
置にて水中に容易に再懸濁できる。得られる懸濁物1度
々、700重量までの固形分含有量でもまだ流動し得る
電解質の乏しいあるいは電解質不含のポリビニルアセタ
ール水性懸濁物中の有利な固形分含有量は、電解質の乏
しいあるいは電解質不含の、場合によっては更に流動調
節剤および/または溶剤および/または可塑剤および/
または顔料および/または填料を含有する水性懸濁物全
体に対して5〜70重量%、好ましくは25〜60重量
%、特に40〜60重量%である。
微細なポリビニルアセクールを炉去しそして乾燥するか
あるいは場合によっては電解質不含状態に洗浄した懸濁
物を噴霧乾燥処理に委ねることも可能である。
ポリビニルアセタール粒子は0.5〜10μmの大きさ
く=平均粒子径)を有しているのが好ま(23) しい。このものは球状でも、楕円形でもまたは棒状でも
よくそして滑らかな表面を有している。
微細なポリビニルアセタールは、か\る重合体の種類に
とって知られているあらゆる用途に適している。このも
のは先ず第1に、任意の被覆可能な基材、例えば木材、
ガラス、建材、繊維材料、殊に金属を被覆するのに使用
される。
ポリビニルアセタール水性懸濁物は迅速に乾燥して、決
してまたは僅かしか半融化せず且つ水で再び洗い除ける
ひびの無い白色被覆物を形成する。90〜200℃で焼
付けることによってこのものから、腐蝕防止作用も得る
良好に付着する滑らかで孔不有の耐水性膜が生ずる。
本発明を以下の実施例によって更に詳細に説明する。但
し本発明けこれらに限定されるものではない。
実施例1 原料として、ビニルアセテート単位を2重量%含有しそ
して4%濃度水溶液が20℃のもとて9.1mPa5の
粘度を有しているポリビニルアル(24) コールを用いる。このポリビニルアルコールの15重量
%濃度水溶液400gを349のn−ブチルアルデヒド
と一緒に16℃に冷却する。
この温度のもとで、144dの水に1gのドデシルベン
ゼンスルホン酸、0.49の塩化水素および1.2gの
部分ケン化グラフト共重合体を溶解した溶液を撹拌下に
20分に亘って添加する。
グラフト共重合体は30重量%の、分子量10,000
のポリエチレングリコール単位、13重量%のビニルア
セテート単位および57重量%ノヒビニアルコール単位
よ多構成されている。このもの\4%4%濃溶液は20
℃のもとで3.5mPaeの粘度を示す。
添加終了後に反応混合物を不変的な撹拌下に更に100
分、16℃に保持し、次に60分間45℃に加熱しそし
て更に180分この温度に保持する。6〜10μmの粒
度を有するポリビニルブチラール懸濁物が得られる。ど
のポリビニルブチラールは21.2重量%の未アセター
ル化ビニルアルコール単位を含有している。
(25) 実施例2 実施例1に記載されているのと同様に以下の成分を反応
させる: 400gの15%濃度ポリビニルアルコール(4%濃度
水溶液にて20℃のもと ての粘度11.5mPa日、ビニルアセテート単位含有
量2.5重量に)水溶液、449のn−ブチルアルデヒ
ド、 0.5〜5μmの粒度および15.6重量%の未アセタ
ール化ビニルアルコール単位含有量を有する微細なポリ
ビニルブチラールが得られる。
実施例3 4.5 mPaeの粘度(20℃のもとで4%濃度水溶
液で測定)を有し且つビニルアセテート単位を3重量%
含有するポリビニルアルコールかう15重量%濃度水溶
液を製造する。2300gのこの溶液を、部分ケン化グ
ラフト共重合体の(26) 10重量%水溶液60gおよびn−ブチルアルデヒド2
209と一緒に12℃に冷却する。この部分ケン化グラ
フト共重合体は分子量20,000のポリエチレングリ
コール単位25重量%、ビニルアセテート単位18重量
%およびビニルアルコール単位57重量%を含有してい
る。次に反応混合物を撹拌下に15gのトリエチレング
リコール−モノノニルフェニルエーテルおヨヒ400g
の水に5gのペンタデシルスルホン酸と109のリン酸
とを溶解した溶液と混合する。
この混合物を12℃のもとて15分撹拌し、60分間4
0℃に加熱しそしてこの温度のもとに180分保持する
。得られる懸濁物から、2回の遠心分離および懸濁によ
って電解質を充分に除き、52%の固形分含有量に濃縮
しそしてトリエチルアミンの添加によってpH9に調整
する。どの重合体粒子は1〜5μmの粒度および11重
量%の未アセタール化ビニルアルコール単位含有量を有
している。
この懸濁物を150μmのウェット塗膜厚さで(27) ガラスに塗布した塗膜は迅速に乾燥して、120℃のも
とで5分間焼付けると均一な膜となる白色の被覆物と成
る。
実施例4 20℃での4%濃度水溶液が4.7mPa5の粘度ヲ有
シ且つ2.5重量%の割合でビニルアセテート単位を有
しているポリビニルアルコールの14.4%濃度水溶液
4160g中に、実施例3の部分ケン化グラフト共重合
体の10%濃度水溶液120g1イソトリデシル−モノ
−トリエチレングリコールエーテル309、水100口
Iおよび二酸化チタン225gを添加して激しい撹拌下
に分散させる。
次にこの混合物に、6gの2,6−ジー第3ブチル−P
−クレゾールを溶解含有する4409のn−ブチルアル
デヒドを加える。このバッチを10℃に冷却しそして1
80gの水に209のペンタデシルスルホン酸および2
09のリン酸を入れた液を添加することによってアセタ
ール化を開始する。反応の際の温度経過は10℃(28
) で150分、60分間に40℃に加熱しそして40℃で
180分である。反応終了後に得られる懸濁物から、数
回のν過および懸濁によって電解質を充分に除き、48
重量%の固形分含有量に濃縮しそしてトリエタノールア
ミンにて声9に調整する。重合体粒子の大なさは0.5
〜5μmの範囲にある。
そうして得られるポリビニルアセタール懸濁物を100
μmのウェット塗膜厚さで掃除したスチール製薄板上に
塗布した被覆物は、水で容易に再び除くことのできる滑
らかでひび割れの無い層を形成する。この層は150’
Cのもとで焼付けた時に、しつかシ付着するひび割れの
ない白色被覆物に成り得る。
実施例5 実施例2に従って用いたポリビニルアルコールから15
重量%濃度の水溶液を製造する。この溶液の4000g
中に59の微細なり102を混入撹拌する。次に前後し
て以下の成分を添加する: (29) 180gの、30重重量のポリエチレングリコール単位
(分子量2.000 )、8重量%のビニルアセテート
単位およ び62重量%のビニルアルコール単 位より構成されている高ケン化度の グラフト共重合体10%水溶液、 490両性セッケン(100gの水に溶解)、 420gのn−ブチルアルデヒド、 40gのトルエンおよび 40gのイソトリデシル−モノ−トリエチレングリコー
ル。
400回転/分で回転するファン形撹拌機を備えた12
1のガラス製円筒状物中で行なうアセタール化反応を、
1200.litの水に10gのオクタデシルスルホン
酸および30gのリン酸を入れた液の添加によって開始
する。
反応の際の温度経過は実施例4に記載したのと同じであ
る。得られる懸濁物の後処理および中和も実施例4と同
様に行なう。
(30) 得られる懸濁物は良好な流動性および3μmの平均粒度
の他に56重量%の固形分含有量を有している。
得られるポリビニルブチラール中の未アセタール化ビニ
ルアルコール単位の含有J[13,1重量%である。こ
の懸濁物から滑らかでひび割れのない被覆物が製造でき
る。
実施例6 実施例4で用いたポリビニルアルコールから14.6重
量%濃度水溶液を製造する。この溶液2050gを、2
5重重量のポリエチレングリコール単位(分子量20.
 OOO)、18重量%のビニルアセテート単位および
57重量%ノビニルアルコール単位よシ構成されている
部分ケン化グラフト共重合体の10重量%濃度水溶液6
077と混合する。次に3769のイソノナンアルデヒ
ドおよび159のイソトリデシルモノトリエチレングリ
コールエーテルを添加しそしてこの混合物を強力の撹拌
下に10℃に冷却する。この温度のもとでアセタール化
反応を、800◇1) −の水に15gのペンタデシルスルホン酸および10g
のリン酸を入れた液の添加によって開始する。このバッ
チを最初に10℃で5時間撹拌し、次に1時間の間に4
0℃に加温しそしてこの温度に2時間維持する。
2μmの平均粒度を有するポリビニルイソノナナルの微
細分散物が得られる。その固形分成分を細かい多孔質ガ
ラス製吸引−過器で濾過して水を除く。この濾過ケーク
から濃厚な懸濁物を製造し、これをガラス製板に塗布し
そして焼付けた後にひび割れのない良好に焼結した膜を
得ることができる。
実施例7 実施例2で用いたポリビニルアルコールの8重量%濃度
水溶液2575gを、実施例6で用いた部分ケン化グラ
フト共重合体の10重量%濃度水溶45gと混合する。
138gのn−ブチルアルデヒドの添加後にこの混合物
を1[1”Cに冷却しそしてこのバッチを585mの水
中に51dJの濃塩酸を入れた液と混合する。反応混合
(32) 物を2%時間、10℃の本とで撹拌し、1時間の間に4
0℃に加温しそして40℃のもとに5時間維持する。得
られるポリビニルブチラール懸濁物は粒子径が0.5〜
5μmである球状の粒子より成る。
この懸濁物を実施例4に記載の如く後処理する。このも
のから室温で得られる膜は白色で、滑らかでひび割れを
有さすそして水にて再び洗い除くことかで色る。180
℃のもとで焼付けると、透明で且つ良好に付着する被覆
物と成り得る。
代理人江崎光好 代理人江崎光史 c33) チン ドイツ連邦共和国ケルクハイ ム/タウヌス・フィリップ−ク レーメルーストラーセ35

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)ポリビニルアルコールと少なくとも3個の〇一原
    子を有する少なくとも1種類の脂肪族アルデヒドとよシ
    成る水性懸濁状態のまたは場合によっては粉末状態の微
    細なポリビニルアセや−ルにおいて、ポリエチレンオキ
    サイドまたはポリエチレンオキサイド誘導体にビニルエ
    ステルがグラフトされそしてポリビニルアルコールとの
    混合状態でアセタール化された完全ケン化−または部分
    ケン化−グラフト共重合体を、ポリビニルアセタールに
    対して0.1〜10重量%含有していることを特徴とす
    る、上記微細なポリビニルアセタール。 (2)平均粒度が0.5〜10μmの間にある特許請求
    の範囲第1項記載の微細なポリビニルアセタール。 (3)脂肪族アルデヒドとしてn−プチルアルデ(1) ヒトを含有している特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の微細なポリビニルアセタール。 (4)  ポリエチレンオキサイドまたはポリエチレン
    オキサイド誘導体にビニルアセテートをグラフトさせた
    完全ケン化−または部分ケン化グラフト共重合体のアセ
    タール化生成物を含有している特許請求の範囲第1〜3
    項のいずれか1つに記載の微細なポリビニルアセタール
    。 (5)アセタール重合体を40〜60重号%含有してお
    り且つ電解質が乏しいかまたは電解質を含まない水性懸
    濁物の状態で存在する特許請求の範囲第1〜4項のいず
    れか1つに記載の微細なポリビニルアセタール。 (6)流動調節剤および/または溶剤および/または可
    塑剤および/または顔料および/または填料を含有して
    おシ、その際懸濁状態の場合に固形分総合有量が、電解
    質が乏しいかまたは電解質を含まない水性懸濁物全体に
    対しく2) て5〜70重量%である特許請求の範囲第1〜4項のい
    ずれか1つに記載の微細なポリビニルアセタール。 (7)  ポリビニルアルコールと少なくとも3個のC
    −原子を有する少なくとも1種類の脂肪族アルデヒドと
    を酸性触媒の存在下および場合によっては乳化剤の添加
    下に反応させることによって、水性懸濁状態のまたは場
    合によって、咳懸濁物の脱水によって、粉末状態の平均
    粒度0.5〜10μmの微細なポリビニルアセタールを
    製造するに当って、ポリエチレンオキサイドまたはポリ
    エチレンオキサイド誘導体にビニルエステルがグラフト
    した完全ケン化−または部分ケン化−グラフト共重合体
    が、用いるポリビニルアルコールに対して0.1〜10
    重量%存在するもとでアセタール化反応を実施すること
    を特徴とする、上記微細なポリビニルアセタールの製造
    方法。 (8)  ビニルアセテートのグラフト共重合体から出
    発する特許請求の範囲第7項記載の方法。 (3) (9)完全ケン化−または部分ケン化−グラフト共重合
    体の1〜50重量%がポリオキシエチレン基より成り、
    そしてグラフト共重合体中の残りの成分は60〜100
    重量%がビニルアルコール単位より成りそして0〜40
    重量%がビニルエステル単位より成る特許請求の範囲第
    7項または第8項記載の方法。 (10)ポリオキシエチレン残基中の互に結合したオキ
    シエチレン単位の数が5〜5000である特許請求の範
    囲第7〜9項のいずれか1つに記載の方法。 (11)グラフト共重合体中のポリオキシエチレン残基
    の他になお存在する残りの成分が60重量%まで、アク
    リルエステル−、ビニルクロライド−および/またはエ
    チレン単位の群の内の他の単量体単位よシ成る特許請求
    の範囲第7〜10項までのいずれか1つに記載の方法。 (12)脂肪族アルデヒドとしてn−ブチルアルデヒド
    を用いる特許請求の範囲第7〜11項の(4) いずれか1つに記載の方法。 (13)少なくとも3個のC−原子を有する脂肪族アル
    デヒドの50重量%までをこれと異なるアルデヒドに替
    える特許請求の範囲第7〜12項のいずれか1つに記載
    の方法。 (14)酸性触媒として鉱酸および乳化性スルホン酸を
    用いる特許請求の範囲第7〜13項のいずれか1つに記
    載の方法。 θ5)酸性触媒としてリン酸と(08〜Cl8)−アル
    キルスルホン酸との混合物を水性相に対して0.4〜1
    重量%使用する特許請求の範囲第14項に記載の方法。 (16)反応混合物に得られるポリビニルアセタールの
    為の流動調節剤、溶剤および/または可塑剤を添加する
    特許請求の範囲第7〜15項のいずれか1つに記載の方
    法。 (17)反応を不活性の顔料および/または填料の添加
    下に実施する特許請求の範囲第7〜16項のいずれか1
    つに記載の方法。 (18)ポリビニルアルコールと少なくとも3個の(5
    ) C−原子を有する少なくとも1種類の脂肪族アルデヒド
    とよシ成る水性懸濁状態のまたはり ドまたはポリエチレンオキサイド誘導体にビニルエステ
    ルがグラフトされそしてポリビニルアルコールとの混合
    状態でアセメール化された完全ケン化−または部分ケン
    化−グラフト共重合体を、ポリビニルアセタールに対し
    て0.1〜10重量%含有している上記微細なポリビニ
    ルアセタールを、被覆可能な任意の基材、殊に木材、ガ
    ラス、建材、繊維材料、特に金属の焼付塗料の為に用い
    る方法。 (19)電解質が乏しいまたは電解質を含まない水性分
    散物よシ成る微細なポリビニルアセタールを用いる特許
    請求の範囲第18項記載の方法。
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