JPH054103B2 - - Google Patents

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JPH054103B2
JPH054103B2 JP2097018A JP9701890A JPH054103B2 JP H054103 B2 JPH054103 B2 JP H054103B2 JP 2097018 A JP2097018 A JP 2097018A JP 9701890 A JP9701890 A JP 9701890A JP H054103 B2 JPH054103 B2 JP H054103B2
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Hideaki Nagase
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、浴槽内水に気泡を噴出させるエアブ
ロー機構と、浴槽内水を清浄化する過機構とを
備えた浴槽システムに関する。
〈従来の技術〉 エアブロー機構は、浴槽底面から浴槽内水に噴
出する多数の気泡によつて入浴者の全身を包み込
み、入浴者に対してマツサージ効果とともに快適
な入浴感を与えるものである。
このエアブローでは、その気泡によつて身体の
垢がとれやすくなるため、浴槽内水が運転継続と
ともに次第に汚れてくることが判つた。このこと
から、快適入浴性が損なわれるので、過機構を
駆動して汚れを除去する必要がある。
過機構は、浴槽内水を取り出して過槽にま
で導いて過することによつて清浄化し、それを
浴槽内へ還流するものである。なお、過運転
は、過後の還流水量を大とする急速過(強運
転)と還流水量を小とする低速過(弱運転)と
が使い分けられるようになつている。
従来、エアブロー機構と過機構とは各々単独
で使用されるものであつて、それぞれ入浴者の操
作に応じて、運転が実行される。ゆえに、エアブ
ロー運転と過運転とを併用することが可能にな
つている。
〈発明が解決しようとする課題〉 エアブローモードを楽しみながら入浴している
人は、一般的には、浴槽内水の汚れがある程度以
上に進行してきたときにそのことに気付き、その
とき初めて過モードを併用する。
しかし、このような状況においては、すでに浴
槽内水が汚れているので、入浴者は不快な気分を
あじわうことになる。しかも、入浴者が、過モ
ードを機能させるための操作を行わなければなら
ず、面倒である。
また、過機構を運転させる際に、もし、急速
過モードを選択した場合には、清浄水が浴槽内
水へ還流する勢いが強過ぎるため、エアブローの
気泡の流れが乱れてしまい全身を包み込まなくな
つたり、還流水が入浴者の身体に強く当たつたり
するために、本来の比較的穏やかなエアブローモ
ードを楽しむことができなくなる。但し、低速
過モードを選択した場合には、そのような問題は
生じない。つまり、エアブローモード時において
は低速過モードを選択せねばならず、操作の煩
わしさを実感することになる。
本発明は、このような事情に鑑みて創案された
ものであつて、煩わしい操作なしに、浴槽内水の
汚れを防止して、快適なエアブロー浴を楽しめる
ようにすることを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、このような目的を達成するために、
次のような構成をとる。
本発明の浴槽システムは、浴槽の底面より気泡
を噴出させる気泡噴出手段と、浴槽より浴槽内水
を循環ポンプで吸い出して、浴槽へその側面から
還流させる循環水路と、この循環水路の循環ポン
プの吐出側から一部の循環水を取り込んで過槽
を通して前記循環ポンプの吸入側に戻す過水路
と、循環水路において循環ポンプの吐出側で循環
水に気泡を混入させるエア導入手段と、浴槽より
吸い出した浴槽内水に気泡を混入させて還流させ
るジエツトモード、浴槽底面より気泡を噴出させ
るエアブローモード、浴槽より吸い出した浴槽内
水を過して還流させる弱過モード、浴槽より
吸い出した浴槽内水を過しつつ気泡混入して浴
槽へ還流させる強過モードを選択指定して実行
させる選択手段と、選択手段により選択指定され
るモードに応じて循環ポンプ、エア導入手段、気
泡噴出手段および切換弁を適宜動作させるととも
に、エアブローモードが選択された場合には気泡
噴出手段および循環ポンプを動作させる制御手段
とを備えている。
〈作用〉 選択手段によりエアブローモードを選択指定す
ると、制御手段は、気泡噴出手段および循環ポン
プを動作させる。このため、エアブローの気泡に
よつて入浴者の身体から落とされた垢は直ちに
過されて除去されるから、浴槽内水が汚れにくく
なる。しかも、弱過モードなので、過後の清
浄水が浴槽へと穏やかに還流させられるようにな
り、エアブローの気泡が乱されることがなくな
り、入浴者の身体を圧迫することがない。つま
り、エアブローモードと同時に弱過モードを行
つてもエアブローの気泡が入浴者の全身を包み込
んだ状態のままに保たれるから、エアブロー浴が
損なわれずに済む。さらに、入浴者にとつては、
エアブローモードを選択するだけで事足るから、
従来のように途中で弱過モードを併せて選択せ
ずに済んで便利となる。
また、過については、循環水路から一部の循
環水を過水路へ送るようにしているから、循環
水路を通る循環水の流れが過に関連した抵抗を
受けなくなる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
ここでは、エアブロー機能および強・弱二つの
過機能とともに、ジエツト機能とフオール機能
とを併せもつた浴槽システムを例に挙げて説明す
る。
第1図および第2図において、2は浴槽、4は
位相制御可能なエアポンプ、6は消音タンク、8
は分流用のヘツダ、10は浴槽2の底壁に複数設
けられたエアブローノズルである。エアポンプ4
と複数のエアブローノズル10のヘツダ8とは配
管接続されており、エアポンプ4の下流側近傍に
消音タンク6が介在されている。
以上のエアポンプ4、消音タンク6、ヘツダ
8、エアブローノズル10およびそれらを接続す
る配管をもつて、浴槽2の底面から浴槽内水Wに
対して、入浴者を包み込むようにして気泡を噴出
するエアブロー機構A(請求項の気泡噴出手段に
相当)が構成されている。
なお、消音タンク6は、エアポンプ4が商用電
源によつて駆動されることに起因して圧送エアが
断続流となり浴槽2に共鳴音を発生することを防
止するものであるが、この消音タンク6の有無は
特に限定されない。
12は浴槽2の底壁に設けられた吸込み口、1
4は循環ポンプ、50は気水分離タンク、52は
水位スイツチ、54はエア抜き弁、56は過
槽、58はエア抜き弁、60および62は三方
弁、64は排水管である。循環ポンプ14の吸入
側は吸込み口12に接続され、吐出側は気水分離
タンク50に接続されている。気水分離タンク5
0の出口は三方弁60を介して過槽56の上部
に接続され、過槽56の下部は三方弁62を介
して循環ポンプ14の吸入側に接続されている。
気水分離タンク50の短絡出口は三方弁62を介
して過槽56の下部に接続され、過槽56の
上部は三方弁60を介して排水管64に接続され
ている。循環ポンプ14の吐出側は、分岐され
て、分流用のヘツダ16および水量切換弁20を
介して浴槽2の側壁の足側に設けられた清浄水還
流ノズル24に対して配管接続されている。
以上の吸込み口12、循環ポンプ14、気水分
離タンク50、三方弁60、過槽56、三方弁
62、水量切換弁20、清浄水還流ノズル24お
よびこれらを接続する配管をもつて、浴槽2から
浴槽内水Wを吸い込んでこれを過した後の清浄
水を浴槽内水Wに還流する過機構Dを構成して
いる。
18はヘツダ16に接続された水量切換弁、2
2は浴槽2の側壁の背側に設けられた背側ジエツ
トノズル、26はエアサーボ(請求項に記載のエ
ア導入手段に相当)である。水量切換弁18は背
側ジエツトノズル22に接続され、エアサーボ2
6は背側ジエツトノズル22のエア吸込み口に接
続されている。エアサーボ26は、背側ジエツト
ノズル22において勢いよく噴射される水流に起
因して生じる負圧により、外気からエアを吸引す
るものであり、その開度調整によつて吸引エア量
が調整可能になつている。清浄水還流ノズル24
にもエア吸込み口が設けられ、このエア吸込み口
に対してもエアサーボ26が接続されている。し
たがつて、循環ポンプ14から清浄水還流ノズル
24に圧送される水量が大きいときには、清浄水
還流ノズル24は、背側ジエツトノズル22と同
様の足側ジエツトノズルとして機能することにな
る。
吸込み口12、循環ポンプ14、ヘツダ16、
水量切換弁18,20、エアサーボ26、背側ジ
エツトノズル22、足側ジエツトノズルを兼ねる
清浄水還流ノズル24およびそれらを接続する配
管をもつて、浴槽2から浴槽内水Wを吸い込んで
これにエアを混入させたジエツト流を浴槽2の側
壁から浴槽内水Wに還流噴射するジエツト機構B
を構成している。
28,30は開閉弁、32,34は浴槽2の上
部の背側と足側とに設けられた背側フオールノズ
ルと足側フオールノズルである。開閉弁28は、
ヘツダ16と背側フオールノズル32との配管系
に介在され、開閉弁30は、ヘツダ16と足側フ
オールノズル34との配管系に介在されている。
吸込み口12、循環ポンプ14、ヘツダ16、開
閉弁28,30、背側フオールノズル32、足側
フオールノズル34およびそれらを接続する配管
をもつて、浴槽2から浴槽内水Wを吸い込んでこ
れを浴槽2の上部からフオール流として浴槽内水
Wに落流するフオール機構Cを構成している。
80は浴室の壁に設けられたリモコン操作部
(請求項の選択手段に相当)であり、このリモコ
ン操作部80には、第2図に示すように、運転ス
イツチS2、エアブロースイツチS4、背側ジエツト
スイツチS6、足側ジエツトスイツチS8、背側フオ
ールスイツチS10、足側フオールスイツチS12
過スイツチS11、エアブロー泡量切換スイツチ
S14、背側ジエツト水量切換スイツチS16、足側ジ
エツト水量切換スイツチS18、ジエツト泡量切換
スイツチS20、過強弱スイツチS22および洗浄ス
イツチS24と、液晶表示パネル82が設けられて
いる。
100はマイクロコンピユータをもつて構成さ
れたシーケンスコントローラであり、二点鎖線で
示す制御系統をもつて各部を制御するようになつ
ている。このシーケンスコントローラ100は、
請求項に記載の制御手段に相当する。
次に、この実施例の浴槽システムの動作を説明
する。
運転スイツチS2を押すと、電源が投入され、シ
ーケンスコントローラ100がアクテイブにされ
る。
エアブローモード エアブロースイツチS4を押すとエアブローモー
ドと同時に弱過モードが選択され、シーケンス
コントローラ100はエアブロー機構Aと過機
構Dとを駆動する。すなわち、エアポンプ4を起
動するとともに、水量切換弁20の開度を「強」、
「中」、「弱」のうちの「中」に設定し、かつ、循
環ポンプ14を起動する。また、三方弁60を気
水分離タンク50と過槽56とを接続する状態
とし、三方弁62を過槽56と循環ポンプ14
の吸入側とを接続する状態とする。水量切換弁1
8、開閉弁28,30、エアサーボ26は「閉」
状態に保つ。
エアポンプ4は圧縮エアを発生させ、この圧縮
エアをヘツダ8を介して複数のエアブローノズル
10に圧送する。そして、各エアブローノズル1
0から浴槽内水Wに対してエアブローが行われ
る。そのエアブローによる気泡は入浴者の全身を
包み込み比較的穏やかなマツサージ効果を与え
る。
同時に、循環ポンプ14は浴槽内水Wを吸込み
口12から吸引し、実線矢印で示すように、循環
ポンプ14から気水分離タンク50、三方弁60
を介して過槽56に送り込み、過槽56で
過された清浄水を三方弁62を介して循環ポンプ
14に戻す。循環ポンプ14に戻つた清浄水は、
ヘツダ16、水量切換弁20から清浄水還流ノズ
ル24に至り、浴槽内水Wに還流される。
このようにエアブロー中に浴槽内水Wを過す
ることにより、エアブローの気泡流れによつて身
体から落ちた垢を直ちに清浄化するため、浴槽内
水Wの汚れが進行することがない。また、水量切
換弁20の開度が「中」に設定されていて弱過
モードで過を行うので、清浄水還流ノズル24
から浴槽内水Wへの清浄水の還流は穏やかに行わ
れ、エアブローの気泡の流れを乱すことなく、気
泡が全身を包み込む状態が保たれる。後述するジ
エツトモードの場合のようなジエツト流が清浄水
還流ノズル24から噴射されるのではなく、穏や
かに還流されるため、入浴者に圧迫感を与えな
い。エアサーボ26が「閉」となつているので、
清浄水還流ノズル24からの泡の発生もなく、大
きな泡音が生じることも避けられ、全体として快
適入浴性が保たれる。
エアブローの強弱制御は、エアポンプ4の位相
制御によつて行われる。すなわち、エアブロー泡
量切換スイツチS14を1回押すと「強」に、2回
押すと「中」に、3回押すと「弱」に切り換えら
れる。さらに押すと再び「強」に戻る。エアブロ
ースイツチS4をもう一度押すとエアポンプ4が停
止する。
なお、エアポンプ4によつて発生された断続流
の圧縮エアは、消音タンク6においてオリフイス
等で一旦絞り込まれた後、拡げられて連続流に変
化するため、エアブローノズル10から浴槽2に
対する振動伝播は防止される。
過を弱過モードで行うために、水量切換弁
20の開度を「中」にすることに代えて、エアポ
ンプ4の位相制御によつてポンプ吐出流量を小さ
くしてもよい。
ジエツトモード 背側ジエツトスイツチS6または足側ジエツトス
イツチS8を押すと背側または足側のジエツトモー
ドが選択され、シーケンスコントローラ100は
ジエツト機構Bを駆動する。すなわち、循環ポン
プ14を起動するとともに、水量切換弁18また
は20を開き、エアサーボ26も開く。これによ
り、浴槽内水Wが吸込み口12から吸引され、背
側ジエツトノズル22または足側ジエツトノズル
を兼ねる清浄水還流ノズル24から浴槽内水Wに
勢いよく還流噴射される。このときに生じる負圧
によつてエアサーボ26からエア(外気)が吸引
され、背側ジエツトノズル22または足側ジエツ
トノズルを兼ねる清浄水還流ノズル24において
噴射水流に混入され、エアを含むジエツト水流と
なつて浴槽内水Wに噴射される。そのジエツト水
流は入浴者の背中または脚部に衝突し、強いマツ
サージ効果を与える。
ジエツト水量の強弱制御は、水量切換弁18ま
たは20の開度制御によつて行われる。すなわ
ち、背側ジエツト水量切換スイツチS16または足
側ジエツト水量切換スイツチS18を1回押すと
「強」に、2回押すと「中」に、3回押すと「弱」
に切り換えられる。さらに押すと再び「強」に戻
る。
ジエツト泡量の強弱制御は、エアサーボ26の
開度制御によつて行われる。すなわち、ジエツト
泡量切換スイツチS20を1回押すと「強」に、2
回押すと「中」に、3回押すと「弱」に切り換え
られる。さらに押すと再び「強」に戻る。背側ジ
エツトスイツチS6または足側ジエツトスイツチS8
をもう一度押すと循環ポンプ14が停止する。
背側ジエツトスイツチS6と足側ジエツトスイツ
チS8とをともに押すことにより、背側と足側のジ
エツト噴射を併用することができる。
なお、背側、足側のいずれのジエツトモードに
おいても、実線矢印で示すように、循環ポンプ1
4から一部の水が気水分離タンク50、三方弁6
0、過槽56、三方弁62、循環ポンプ14の
経路で流れ、浴槽水の過洗浄が行われる。この
ときの過能力は、弱過モードに設定されてい
る。
フオールモード 背側フオールスイツチS10または足側フオール
スイツチS12を押すと背側または足側のフオール
モードが選択され、シーケンスコントローラ10
0はフオール機構Cを駆動する。すなわち、循環
ポンプ14を起動するとともに、開閉弁28また
は30を開く。これにより、浴槽内水Wが吸込み
口12から吸引され、背側フオールノズル32ま
たは足側フオールノズル34から浴槽2に落流さ
れる。背側フオールスイツチS10または足側フオ
ールスイツチS12をもう一度押すと循環ポンプ1
4は停止される。
背側フオールスイツチS10と足側フオールスイ
ツチS12とをともに押すことにより、背側と足側
のフオール落流を併用することができる。
過モード 過スイツチS11を押すと過モードが選択さ
れ、実線矢印で示すように、循環ポンプ14から
一部の水が気水分離タンク50、三方弁60、
過槽56、三方弁62、循環ポンプ14の経路で
流れ、浴槽水の過洗浄が行われる。なお、この
ときの過能力は、過強弱スイツチS22の操作
により弱過モードと強過モードが選択できる
ようになつている。弱過モードは還流水に気泡
を混入させないが、強過モードは還流水にエア
サーボ26を介して気泡を混入させるようになつ
ている。この強過モードだと、弱過モードに
比べて浴槽2内における湯水の攪拌力が大となる
ので、過能力が高まる。
この過単独運転は、本実施例のようにエアブ
ロー運転中やジエツト運転中にも過を行うよう
にしていれば、特に使用する必要もないが、機能
を充実させるために設けられている。
逆洗モード 洗浄スイツチS24を押すと逆洗モードが選択さ
れ、破線矢印で示すように、循環ポンプ14から
の一部の水が気水分離タンク50を短絡し、三方
弁62、過槽56、三方弁60、排水管64を
介して外部に排出され、過槽56の逆洗が行わ
れる。
上記実施例においては、過機構Dをジエツト
機構Bの一部に兼ねさせた構造を例に挙げている
が、過機構Dとジエツト機構Bとを完全に分離
した構造や、また、ジエツト機構Bを備えない構
造であつても本発明に含む。また、過機構Dに
おける清浄水還流ノズル24を足側に設けたが、
これは背側や底面に設けてもよい。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明では、エアブロー
浴を行う際、それと同時に弱過を行うようにし
ているから、過後の還流水で入浴者に圧迫感を
与えることがなく、また、弱過であつてもエア
ブローにより浴槽内水の攪拌力が強過と同等に
高められるためにエアブロー浴に伴つて入浴者の
身体から落ちやすい垢を効率よく除去できるよう
になる。このように本発明によれば、身体から垢
が落ちやすくなるエアブロー浴を行う場合、わざ
わざ過指定を行うといつた操作の煩わしさもな
しに、浴槽内水を常に清浄に保ちながら、快適な
エアブロー浴が行えるようになる。また、本発明
の過については、循環水路を流れる一部の循環
水が過水路へ送られるようになつているから、
循環水路を通る循環水の流れが過に関連した抵
抗を受けなくなり、過後の還流水の流れがスム
ーズになる他、循環ポンプの駆動力負担が少なく
て済む。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例に係
り、第1図は浴槽システムの概略構成図、第2図
はリモコン操作部の正面図である。 A……エアブロー機構、D……過機構、W…
…浴槽内水、S4……エアブロースイツチ、2……
浴槽、4……エアポンプ、10……エアブローノ
ズル、14……循環ポンプ、20……水量切換
弁、24……清浄水還流ノズル、80……リモコ
ン操作部、100……シーケンスコントローラ
(制御部)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 浴槽の底面より気泡を噴出させる気泡噴出手
    段と、 浴槽より浴槽内水を循環ポンプで吸い出して、
    浴槽へその側面から還流させる循環水路と、 この循環水路の循環ポンプの吐出側から一部の
    循環水を取り込んで過槽を通して前記循環ポン
    プの吸入側に戻す過水路と、 循環水路において循環ポンプの吐出側で循環水
    に気泡を混入させるエア導入手段と、 浴槽より吸い出した浴槽内水に気泡を混入させ
    て還流させるジエツトモード、浴槽底面より気泡
    を噴出させるエアブローモード、浴槽より吸い出
    した浴槽内水を過して還流させる弱過モー
    ド、浴槽より吸い出した浴槽内水を過しつつ気
    泡混入して浴槽へ還流させる強過モードを選択
    指定して実行させる選択手段と、 選択手段により選択指定されるモードに応じて
    循環ポンプ、エア導入手段、気泡噴出手段および
    切換弁を適宜動作させるとともに、エアブローモ
    ードが選択された場合には気泡噴出手段および循
    環ポンプを動作させる制御手段と、 を備えていることを特徴とする浴槽システム。
JP9701890A 1990-04-12 1990-04-12 浴槽システム Granted JPH03295556A (ja)

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