JPH0541032A - デイジタル信号の高速ダビング装置 - Google Patents

デイジタル信号の高速ダビング装置

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JPH0541032A
JPH0541032A JP3194162A JP19416291A JPH0541032A JP H0541032 A JPH0541032 A JP H0541032A JP 3194162 A JP3194162 A JP 3194162A JP 19416291 A JP19416291 A JP 19416291A JP H0541032 A JPH0541032 A JP H0541032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
digital signal
recording
dubbing
signal processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP3194162A
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English (en)
Inventor
Mamoru Ueda
衛 上田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH0541032A publication Critical patent/JPH0541032A/ja
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常時との互換性を取りながら高速ダビング
を実現する。 【構成】 スレーブ側記録再生部10Aの回転ドラム1
1および磁気テープ12を通常再生時のM倍(Mは整
数)の速度で駆動することによってディジタル信号を再
生する。ディジタル信号処理回路16ではM倍速のクロ
ック周波数をもつクロック信号CK4によって信号処理
すると共に、ディジタルインタフェース35を介して記
録系(マスター側記録再生部1B)に伝送する。マスタ
ー側記録再生部10Bでも、ディジタル信号処理回路2
6でM倍のクロック周波数に基づいてディジタル信号処
理され、これがM倍の速度で磁気テープ22上に記録さ
れる。回転系から信号処理系までを全てM倍の処理速度
に統一することによって、通常時のフォーマットにその
全てを一致させることができるので、高速ダビング処理
を行なっても互換性が崩れない。通常時のM倍の速度で
高速ダビングできるから、長時間の編集でもその待ち時
間を1/Mに短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、VTRなどを使用し
たディジタル信号の高速ダビング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】VTRを使用した番組製作においては、
ビデオ信号(音声信号を含む)のダビングが繰り返され
ることが多い。特に、編集の段階では素材収録テープか
らビデオ信号をダビングして、これに編集・特殊効果な
どの複雑な信号処理を施すため、最終的な完成品ができ
あがるまでには10〜20回のダビング操作が繰り返さ
れることはしばしば経験するところである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ダビング処理にあって、短いカットの編集などのときに
は画面上での確認が必要なためにカット時間だけダビン
グ時間がかかる。しかし、長時間部分の編集時には画面
の細部にわたりその映像内容などを確認する必然性はあ
まりなく、通常はカット点での映像内容のみ確認すれば
十分であることが多い。そのため、長時間部分の編集で
はカット点の確認をすると後は全て待ち時間となる。
【0004】このような問題はVTRに記録すべき信号
がビデオ信号であると、オーディオ信号であるとを問わ
ず、発生する。
【0005】そこで、この発明ではこのような従来の課
題を解決したものであって、長時間編集のようなダビン
グモードであっても、これを高速処理できるようにした
ディジタル信号の高速ダビング装置を提案するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明においては、ディジタル信号を再生してこ
れを別の記録系に設けられた媒体にダビングするに際
し、再生系にあっては、通常再生時のM倍(Mは整数)
の速度で再生し、これをM倍のクロック周波数によって
信号処理すると共に、ディジタルインタフェースを介し
て記録系に伝送し、記録系においては、上記M倍のクロ
ック周波数に基づいてディジタル信号処理し、これをM
倍の速度で記録媒体上に記録するようになされ、上記M
倍のクロック周波数の1周期は上記ディジタル信号処理
回路の遅延時間を越えない任意のクロック周波数に選定
されてなることことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】図1において、スレーブ側記録再生部10Aを
駆動してダビングすべきディジタル信号を再生してこれ
をマスター側記録再生部10Bを駆動してこれに設けら
れた例えば別の記録媒体22にダビングするには次のよ
うなダビング処理が行なわれる。
【0008】再生系つまり、スレーブ側記録再生部10
Aにあっては、回転ドラム11および磁気テープ12を
通常再生時のM倍(Mは整数)の速度で駆動することに
よってディジタル信号を再生する。そして、ディジタル
信号処理回路16ではM倍速のクロック周波数をもつク
ロック信号CK4によって信号処理すると共に、ディジ
タルインタフェース35を介して記録系(マスター側記
録再生部1B)に伝送する。
【0009】記録系であるマスター側記録再生部10B
においては、ディジタル信号処理回路26でM倍のクロ
ック周波数に基づいてディジタル信号処理され、これが
M倍の速度で記録媒体(例えば、磁気テープ22)上に
記録される。そのため、回転ドラム21および磁気テー
プ22は通常時のM倍の回転速度およびテープ速度とな
るように駆動、制御される。
【0010】回転系から信号処理系までを全てM倍の処
理速度に統一することによって、通常時のフォーマット
にその全てを一致させることができるので、このような
高速ダビング処理を行なっても互換性が崩れることはな
い。
【0011】こうすることによって、通常時のM倍の速
度で高速ダビングできるから、長時間の編集でもその待
ち時間を1/Mに短縮できる。
【0012】M倍のクロック周波数の1周期はディジタ
ル信号処理回路16、26の遅延時間を越えない任意の
クロック周波数に選定することができる。
【0013】
【実施例】続いて、この発明に係るディジタル信号の高
速ダビング装置の一例を上述したディジタルVTRに適
用した場合につき、図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1はこの発明に係る高速ダビング装置1
0の概要を示すものであって、10Aは再生系であるス
レーブ側の記録再生部を示し、10Bは記録系であるマ
スター側の記録再生部を示す。
【0015】説明の都合上通常の速度でダビングする場
合をまず例示する。スレーブ側の記録再生部10Aから
説明すると、11は回転ドラム、12は記録媒体である
磁気テープを示す。13はキャプスタンであり、14が
その駆動モータである。回転ドラム11には一対の回転
磁気ヘッドHA,HBが設けられ、これら一対の回転磁
気ヘッドHA,HBによって再生されたダビングすべき
ディジタル信号(ビデオ信号やオーディオ信号など)は
再生回路15を経てディジタル信号処理回路16に供給
される。
【0016】ディジタル信号処理回路16では入力した
ディジタル信号よりクロック信号、同期データ、IDコ
ードなどが再生されると共に、デシャフリング処理、誤
り訂正処理などが再生クロックや外部より供給された基
準クロック信号CK1に基づいて処理される。ディジタ
ル処理されたディジタル再生信号はディジタルインタフ
ェース35を介してマスター側記録再生部10Bに伝送
される。
【0017】マスター側記録再生部10Bにおいて、入
力したディジタル再生信号はまずディジタル信号処理回
路26に供給されてスレーブ側とは逆の処理が実行され
る。つまり、シャフリング処理、誤り訂正符号化処理や
同期データ、IDコードなどが付加される。このような
ディジタル処理された信号はさらに記録回路25を介し
て回転ドラム21に設けられた一対の回転磁気ヘッドH
A′,HB′に供給されて磁気テープ22上に記録され
る。
【0018】なお、図1において、17はD/A変換
器、27はA/D変換器、28,29は切替スイッチで
ある。
【0019】さて、この発明ではディジタル信号のダビ
ング処理を高速で行なうようにするため、本例ではマス
ター側記録再生部10Bにダビング制御回路30が設け
られ、高速ダビング時はスレーブ側とマスター側の双方
が同時に通常時のM倍速モードに切り換えられる。
【0020】ここで、ディジタルVTRのテープフォー
マットでは、テープ幅、1フィールド当りのトラック
数、トラックピッチ、トラック長、最小ビット長、記録
データレイアウトなど細部に亘って規格化されている。
これらのパラメータに基づいてテープ速度、記録ヘッド
数、ヘッド回転数、ドラム径、記録データレートなどの
諸数値が設計されるのは周知の通りである。
【0021】そこで、いま通常再生モードが、テープ速
度T(m/sec)、ドラム回転数N(回転/フィール
ド)で、ヘッド記録データレートf(Pビット/se
c)であったとき、磁気テープを通常のM倍のMTで走
行させ、回転ドラムを通常のM倍のMNで回転させる
と、M倍速のときも通常速度のときと同じヘッド軌跡を
実現できる。
【0022】このとき、テープ対ヘッドの相対速度も通
常のM倍となるので、Mfのデータレートでディジタル
信号を記録すれば、テープフォーマットに合致した記録
テープパターンを形成できる。
【0023】再生時においても記録時と同様に、磁気テ
ープをMTで走行させ、回転ドラムをMNで回転させる
ことによってM倍速で記録された記録トラックとそのト
ラッキングをとることができる。このとき、回転磁気ヘ
ッドからはMfのデータレートでディジタル信号を再生
できる。
【0024】したがって、テープ速度やドラム速度、記
録再生データレートなどを通常時のM倍とすることによ
って、規格化された上述の諸数値を変更することなく通
常時との互換性を取りながら、高速ダビング処理が可能
になる。
【0025】以上のことから、M倍速モードを指定した
場合にはダビング制御回路30からは以下のような制御
信号がそれぞれ対応する部署に供給される。 (1)回転ドラム11,21の駆動モータ(図示はして
いない)に対してドラム速度制御信号(通常速度用とM
倍速用)が供給される。 (2)キャプスタン駆動モータ14,24に対してテー
プ速度制御信号(通常速度用とM倍速用)が供給され
る。 (3)再生回路15および記録回路25に特性制御信号
が供給される。これは、M倍速となることによって周波
数帯域や記録電流値などが異なることから、それに合わ
せて周波数特性なども変更する必要があるからである。 (4)ディジタル信号処理回路16,26に対し、制御
されたM倍速後のクロック信号CKが供給される。処理
レートがM倍となるためそれに合わせてクロック周波数
も変更しなければならないからである。 (5)D/A変換器17やA/D変換器27を使用する
ときには、これらに対しても通常速度用とM倍速用のク
ロック信号が供給される。
【0026】Mは任意の整数であるが、これは使用する
クロック信号の周波数とディジタル信号処理系の処理速
度から自ずと制約される。通常、ディジタル信号処理回
路16,26は図2に示すように、クロック信号で動作
するフリップフロップ41、43とその間に配された組
み合せゲート回路などで構成されたディジタル信号処理
ブロック群42とで構成されているのが普通である。
【0027】フリップフロップ41,43やディジタル
信号処理ブロック群42は何れもその処理のために所定
の時間だけ信号が遅延される。例えば、M=4を例示す
ると、図3に示すように通常のクロック信号CK1の1
周期をtとしたとき、初段のフリップフロップ41では
t1だけ遅延され、ディジタル信号処理ブロック群42
でt2だけ遅延され、さらに後段のフリップフロップ4
3のセットアップ時間t3だけ遅延されるため、トータ
ルの遅延時間が4倍速のクロック信号CK4の1周期s
を越えなければ、4倍速のクロック信号を使用できるこ
とになる。
【0028】ディジタルVTRとして、M倍のクロック
周波数でも動作が可能なようなものであれば、これを高
速ダビング装置としても利用することができる。もちろ
ん、通常のM倍のフレーム周波数で画像を走査するスー
パーモーションカメラを接続すれば、M倍速のスーパモ
ーションシステムにおけるダビング装置としても使用で
きる。ディジタル信号としてはビデオ信号、オーディオ
信号を問わない。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るディジタ
ル信号の高速ダビング装置においては、通常再生時のM
倍(Mは整数)の速度で再生し、これをM倍のクロック
周波数によって信号処理すると共に、ディジタルインタ
フェースを介して記録系に伝送し、記録系においては、
M倍のクロック周波数に基づいてディジタル信号処理
し、これをM倍の速度で記録媒体上に記録するようにし
たものである。
【0030】これによれば、テープ速度やドラム速度、
記録再生データレートなどを通常時のM倍とすることに
よって、規格化された諸数値を変更することなく通常時
との互換性を取りながら、高速ダビング処理が可能にな
る。そのため、長時間の編集などの場合でもその待ち時
間を大幅に短縮できるようになるから、編集作業の高効
率化を達成できる特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るディジタル信号の高速ダビング
装置の一例を示す系統図である。
【図2】ディジタル信号処理回路の一例を示す系統図で
ある。
【図3】図2の動作説明に供する波形図である。
【符号の説明】
10 高速ダビング装置 10A スレーブ側記録再生部 10B マスター側記録再生部 11,21 回転ドラム 12,22 磁気テープ 13,23 キャプスタン 14,24 駆動モータ 15 再生回路 16,26 ディジタル信号処理回路 25 記録回路 30 ダビング制御回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 27/032

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号を再生してこれを別の記
    録系に設けられた媒体にダビングするに際し、 再生系にあっては、通常再生時のM倍(Mは整数)の速
    度で再生し、これをM倍のクロック周波数によって信号
    処理すると共に、ディジタルインタフェースを介して記
    録系に伝送し、 記録系においては、上記M倍のクロック周波数に基づい
    てディジタル信号処理し、これをM倍の速度で記録媒体
    上に記録するようになされ、 上記M倍のクロック周波数の1周期は上記ディジタル信
    号処理回路の遅延時間を越えない任意のクロック周波数
    に選定されてなることことを特徴とするディジタル信号
    の高速ダビング装置。
JP3194162A 1991-08-02 1991-08-02 デイジタル信号の高速ダビング装置 Pending JPH0541032A (ja)

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JP3194162A JPH0541032A (ja) 1991-08-02 1991-08-02 デイジタル信号の高速ダビング装置

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