JPH02118903A - 回転ヘッド型記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は回転ヘッド型記録再生装置に関し、特にビデオ
信号の転写（ダビング）を行い得る回転ヘッド型記録再
生装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来、回転ヘッドを用いるビデオテープレコーダ（ＶＴ
Ｒ）に於いて転写等の編集を行う場合には、−台のＶＴ
Ｒの再生機、他の一台のＶＴＲを記録機とし、これら２
台のＶＴＲの間でビデオ信号及び制御信号の授受を行わ
しめることにより編集作業を行っていた。

第４図は２台のＶＴＲを用いる従来の編集システムの構
成を示す図である。図中、ｌ９．２は夫々ＶＴＲであり
枠内はこれらの各ＶＴ４１，２の筺体内に収納されてい
る部分を示す。ＶＴＲＩ。

２は全く同一の構成であるので図中ＶＴＲ２については
枠内の構成は省略する。

以下ＶＴＲＩを例にとってビデオ信号の記録再生動作を
説明する。

操作部１０により不図示の記録キーの操作に伴い記録開
始命令がシス誉ムコントローラ１２に与えられると、該
システムコントローラ１２は端子１４へ記録モードであ
ることを示すモードデータを出力すると共にスイッチＳ
ＷＩをＲ側に接続する。そしてドラムモータ制御回路１
６をしてトラムモータ１８を毎秒３０回転させる。これ
によって回転ヘッドＨ１，Ｈ２を固設した回転ドラム２
０が毎秒３０回転することになる。またキャプスタンモ
ータ制御回路２２をしてキャプスタンモータ２４を所定
の速度で回転させる。これに伴いキャプスタン２６はＩ
Ｊ気テープＴを所定速度で搬送することになる。

この状態でビデオ入力端子２８から人力されたテレビジ
ョン信号は周知の如く記録信号処理回路３０にて輝ｉ信
号についてはＦＭ変調、クロマ信号については一低域変
換されてＲＦ信号とされる。

このＲＦ１ｇ号は記録アンプ３２、スイッチＳＷＩのＲ
端子を介して１／６０秒毎に切り換られるスイッチＳＷ
２によりヘッドＨ１，Ｈ２に交互に供給され１．テープ
Ｔ上に記録されていく。第５図はテープＴ上の記録パタ
ーンを示す図で、■はテープの搬送、Ｒはヘッドのトレ
ース速度を示している。

次に再生時の動作について説明する。操作部１０から不
図示の再生キーの操作に伴い再生開始命令がシステムコ
ントローラ１２に与えられると、システムコントローラ
１２は記録開始時と同様に回転ドラム２０を毎秒３０回
転させ、磁気テープＴを所定速度で搬送すると共にスイ
ッチｓｗｉをＰ側に切換える。

スイッチＳＷ２もシステムコントローラ１２により１／
６０秒毎に切換えられ、ヘットＨ１゜Ｈ２からの再生信
号が交互に出力され、連続な再生ＲＦ信号を得る。この
再生ＲＦ信号はスイッチＳＷＩのＰ側、再生アンプ３４
を介して再生信号処理回路３６に供給され、元のテレビ
ジョン信号に戻されて後端子３８から出力される。尚、
ＶＴＲＩに於いて４０は制御データの入力端子である。

ダビング時にはＶ　Ｔ　Ｒ１を操作部１０の操作キーに
従って再生モードとすると共に他方のＶＴＲ２を記録モ
ードとする。尚以下ＶＴＲＺ内の各構成要素には添字°
を付記する。

ＶＴＲＩの端子３８から出力された再生テレビジョン信
号はＶＴＲ２の入力端子２８″に入力され、ＶＴＲ２の
記録信号処理回路３０°にて再びＲＦ信号とされて磁気
テープＴ′上に記録される。また、ＶＴＲＩのシステム
コントローラ１２から端子１４を介して出力されたモー
ドデータはＶＴＲ２の制御入力端子４０°に供給されＶ
ＴＲＩの再生開始に伴いＶＴＲ２か記録を開始する様構
成されている。

［発明か解決しようとする問題点］ しかしながら上述の如きシステムではビデオ信号の転写
（ダビング）を高速で行えずかつビデオ信号か多くの一
処理回路を介してダビングされるため画質の劣化も大き
い。また、操作面でも２台のＶＴＲを操作する必要があ
る上に制御データも２台のＶＴＲ間で授受する構成とす
るため接続等も煩わしい。

かかる背景下に於いて本発明はビデオ信号のダビングを
高速でかつ画質劣化させることなく行い得、構成面、操
作面でも簡略化の図れる回転ヘツド型記録再生装置を提
供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ かかる目的下に於いて、本発明に回転ヘッド型記録再生
装首にあっては、夫々回転ヘッドを具える第１、第２の
回転ヘッドアセンブリを同一筺体内に有し、該第１、第
２の回転ヘッドアセンブリに夫々テープ状記録媒体を添
接可能とし、前記第１または第２の回転ヘッドアセンブ
リに添接されたテープ状記録媒体に記録信号処理回路で
処理されたビデオ信号を記録する記録モードと、前記第
１または第２の回転ヘッドアセンブリに添接されたテー
プ状記録媒体から再生されたビデオ信号を再生信号処理
回路でＩＡ理する再生モードと、前記第１及び第２の回
転ヘッドアセンブリの回転ヘッドを夫々前記記録モード
及び舶記再生モードのｎ（ｎ＞１）倍の速度で回転させ
ると共に前記第１及び第２の回転ヘッドアセンブリに添
接されたテープ状記録媒体を前記記録モード及び前記再
生モードのｎ倍の速度で搬送して、前記第１の回転ヘッ
ドアセンブリに添接されたテープ状記録媒体から再生さ
れたビデオ信号を前記記録信号処理回路及び前記再生信
号処理回路を介することなく前記第２の回転ヘッドアセ
ンブリに添接されたテープ状記録媒体上に記録するダビ
ングモードとを有する構成とした。

［作用］ 上述の如く構成することにより、ビデオ信号は記録再生
時に行われる処理を再度行うことなく高速でダビングで
きる。また単一筺体内でダビングを行い得るので操作性
に優れ、かつ２つの筐体を接続する必要もない。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例について説明する。

第１図は本発明の一実施例としてのＶＴＲの概略構成を
示す図、第２図は第１図のＶＴＲの動作を説明するため
のフローチャートであり、以下第２図に従って動作の説
明を行う。

図示の如く本実施例のＶＴＲは２つの回転ドラム５０Ａ
、５０Ｂを有し、各回転シリンダは夫々２つの回転ヘッ
ドを具えている。即ちいずれの回転ドラム５０Ａ、５０
Ｂに添接されたテープＴＡ、ＴＢに対してもビデオ信号
の記録、再生を行うことかできる。

操作部５２は通常の記録キー、再生キー以外にテープ切
換キー　ダビングキーを有する。システムコントローラ
５４は記ｇ３キーまたは再生キーがオンされると（第２
図フローチャート中のステップＳ１．以下単に５１と記
す）テープ切換キーがテープＴＡを指定しているか、テ
ープＴＢを指定しているかを見て（Ｓ２）、テープＴＡ
が指定されている時はステップＳ３に、テープＴＢが指
定されている時はステップＳ１２へ進む。

ステップＳ３ではドラムモード・制御回路５６Ａをして
ドラムモータ５８Ａを制御し、ドラム５０Ａを毎秒３０
回転させる。また、キャプスタンモータ制御回路６０Ａ
をしてキャプスタンモータ６２Ａを制御し、キャプスタ
ン６４ＡによりテープＴＡを所定速度Ｖで搬送する。ま
たスイッチＳＷ３．ＳＷ４をＡ側に接続し、スイッチＳ
Ｗ７を１／６０秒毎に切換える。

次にオンされたキーが記録キーか再生キーかを見て（Ｓ
４）、記録キーがオンされている場合にはスイッチＳＷ
５がＲに接続され記録か開始される（Ｓ５）。つまり、
端子６６から人力されたテレビジョン信号が、第４図の
各ＶＴＲと同様に記録信号処理回路６８でＲＦ倍信号さ
れ、このＲＦ倍信号記録アンプ７０、スイッチＳＷ３の
Ａ端子、スイッチＳＷ５のＲ端子、スイッチＳＷ７を介
してヘッドＨＡＩ、ＨＡ２に供給され、テープＴＡ上に
記録されていく。記録キーがオフされると（Ｓ６）、記
録を終了し、ドラム５０Ａ及びキャプスタン６４Ａを停
止させ（Ｓｌｌ）、ステップ１に戻る。

一方、再生キーがオンされている場合にはスイッチＳＷ
５がＰに接続され、再生が開始される（Ｓ８）。つまり
、ヘッドＨＡＩ、ＨＡ２で再生されたＲＦ倍信号スイッ
チＳＷ７で連続信号とされ、スイッチＳＷ５のＰ端子、
スイッチＳＷ４のＡ端子、再生アンプ７２を介して再生
信号処理回路７４に供給され、該回路７４で元のテレビ
ジョン信号に戻されて後端子７６を介して出力される。

再生キーがオフされると（Ｓ９）、再生を絡了し、ステ
ップＳｌｌでドラム５０Ａ１キヤプスタン６４Ａを停止
させた後ステップ１に戻る・ステップ２にてテープＴＢ
が指定されていた場合は、ステップＳ１２にてトラムモ
ータ制御回路５６Ｂをしてドラムモータ５８Ｂを制御し
、ドラム５０Ｂを毎秒３０回転させる。またキャプスタ
ンモータ制御回路６０Ｂをしてキャプスタンモータ６２
Ｂを制御し、キャプスタン６４ＢによりテープＴＢを所
定速度■で搬送する。また、スイッチＳＷ３．ＳＷ４を
Ｂ側に接続し、スイッチＳＷ８を１／６０秒毎に切換え
る。以下ステップ５１４〜Ｓ２０に至る処理は前述した
ステップ５５〜Ｓｌｌに至る処理と同様で車に用いるド
ラムか５０Ａから５０Ｂ、スイッチがＳＷ５からＳＷ６
に切換わる以外は全く同様であるので説明は省略するが
、これらのステップによりドラム５０Ｂ、即ち回転ヘッ
ドＨＢＩ、ＨＢ２を用いたビデオ信号の記録再生が行わ
れるのは明らかであろう。

次にダビング時の動作について説明する。

ダビングキーがオンされると（Ｓ２１）、ステップ３２
２にてドラムモータ制御回路５６Ａ５６Ｂをしてドラ・
ムモータ５８Ａ、５８Ｂを制御し、ドラム５０Ａ、５０
Ｂを共に毎秒６０回転させる。また、キャプスタンモー
タ制御回路６０Ａ、６０Ｂをしてキャプスタンモータ６
２Ａ、６２Ｂを制御し、キャプスタン６４Ａ６４Ｂによ
りテープＴＡ、ＴＢを共に記録モードの２倍の速度２Ｖ
で搬送する。また、スイッチＳＷ５．ＳＷ６をＤに接続
すると共に、スイッチＳＷ７．ＳＷ８を共に１／１２０
秒毎に切換える。

この状態でダビングが開始される（Ｓ２３）。

つまり、毎秒６０回転するドラム５０Ｂのヘッド）（Ｂ
ｌ、ＨＢ２で速度２ｖで搬送されているテープ°１’　
Ｂから再生された信号は１７１２０秒毎に切換えられる
スイッチＳＷ８で連続したＲＦ傷信号される。このＲＦ
傷信号記録される時のＲＦ　（：号の微分波形となって
いるので、波形整形回路７８にて記録時の波形に戻し、
記録アンプ８０、スイッチＳＷ５のＤ端子を介してスイ
ッチＳＷ７に供給される。スイッチＳＷ７も１／１２０
秒毎に切換えられており、ヘットＨＡＩ。

ＨＡ２により交互にテープＴＡ上に記′ｊ！されていく
。

第３図はダビング時の記録パターンを示し、図示の如く
テープの搬送速度を通常記録時のＮ　イ８（Ｎｖ）、ヘ
ットの回転数を通常記録時のＮ倍に設定すればヘットの
トレース速度もＮ倍（ＮＲ）となり、ヘッドの切換周期
を１／Ｎとすれは通常記録時と全く同一のパターンでの
記録再生が行える。本実施例ではＮ　＝　２の場合につ
いて説明しているのは云うまでもない。

その後ダビングスイッチをオフすると （Ｓ２４）、ダビングを終了しドラム５０Ａ。

５０Ｂを停止し、トラム５０Ａ、５０Ｂ及びキャプスタ
ン６４Ａ、６４Ｂの動作を停止しく５２５）、ステップ
１に戻る。

上述の如き構成の装置によれはダビングキーを操作する
だけでダビングが実現でき、かつダビング速度か従来の
２倍となり、かつダビング時の画質も向上する。また２
台のＶ　Ｔ　Ｒを用いる必要かないのでＶＴＲの接続等
の煩わしい操作を行う必要もない。

尚、上述の実施例ではドラム５０Ａ、５０Ｂの双方によ
り、記録及び再生ができ得る構成としたが、ドラム５０
Ａを再生専用、ドラム５０Ｂを記録専用として用いるこ
とも可能で、この場合スイッチ等が削減できる。

また、各ドラム専用に夫々記録信号処理回路、再生信号
処理回路を設ける構成とすることも可能で、この場合２
系統の信号の同時記録、同時再生、合成画面の出力等が
可能である。

［発明の効果コ 以上説明した様に、本発明の装置によればビデオ信号の
ダビングを高速でかつ信号劣化を伴わず行うことができ
、操作面でも簡略化できた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例としてのＶＴＲの概略構成を
示す図、 第２図は第１図のＶＴＲの動作を説明するためのタイミ
ングチャート、 第３図は第１図のＶＴＲによる記録パターンを示す図、 第４図は従来の２台のＶＴＲを用いたダビングシステム
の構成を示す図、 第５図は第４図のＶＴＲによる記録パターンを示す図で
ある。 ＨＡｌ、ＨＡ２．ＨＢＩ、ＨＢ２は回転ヘッド、５０Ａ
、５０Ｂは回転ドラム、５２は操作部、５４はシステム
コントローラ、５６Ａ。 ５６Ｂはドラムモータ制御回路、６０Ａ。 ６０Ｂはキャプスタンモータ制御回路、６４Ａ６４Ｂは
キャプスタン、６８は記録信号処理回路、７４は再生信
号処理回路、７８は波形整形回路、ＳＷ３．ＳＷ４．Ｓ
Ｗ５．ＳＷ６．ＳＷ７゜ＳＷ８は夫々スイッチ、ＴＡ、
ＴＢは磁気テーツである。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）夫々回転ヘッドを具える第１、第２の回転ヘッド
   アセンブリを同一筺体内に有し、該第１、第２の回転ヘ
   ッドアセンブリに夫々テープ状記録媒体を添接可能な回
   転ヘッド型記録再生装置であって、前記第１または第２
   の回転ヘッドアセンブリに添接されたテープ状記録媒体
   に記録信号処理回路で処理されたビデオ信号を記録する
   記録モードと、前記第１または第２の回転ヘッドアセン
   ブリに添接されたテープ状記録媒体から再生されたビデ
   オ信号を再生信号処理回路で処理する再生モードと、前
   記第１及び第２の回転ヘッドアセンブリの回転ヘッドを
   夫々前記記録モード及び前記再生モードのｎ（ｎ＞１）
   倍の速度で回転させると共に前記第１及び第２の回転ヘ
   ッドアセンブリに添接されたテープ状記録媒体を前記記
   録モード及び前記再生モードのｎ倍の速度で搬送して、
   前記第１の回転ヘッドアセンブリに添接されたテープ状
   記録媒体から再生されたビデオ信号を前記記録信号処理
   回路及び前記再生信号処理回路を介することなく前記第
   ２の回転ヘッドアセンブリに添接されたテープ状記録媒
   体上に記録するダビングモードとを有する回転ヘッド型
   記録再生装置。
2. （２）前記ダビングモードに於いて前記第１の回転ヘッ
   ドアセンブリに添接されたテープ状記録媒体から再生さ
   れたビデオ信号は波形整形回路を介して前記第２の回転
   ヘッドアセンブリに添接されたテープ状記録媒体に記録
   されることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載
   の回転ヘッド型記録再生装置。