JPH0630371A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH0630371A
JPH0630371A JP4183942A JP18394292A JPH0630371A JP H0630371 A JPH0630371 A JP H0630371A JP 4183942 A JP4183942 A JP 4183942A JP 18394292 A JP18394292 A JP 18394292A JP H0630371 A JPH0630371 A JP H0630371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
mode
speed
reproducing
magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP4183942A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeharu Kitagawa
重治 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4183942A priority Critical patent/JPH0630371A/ja
Publication of JPH0630371A publication Critical patent/JPH0630371A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の異なる記録再生モードを持ったディジ
タル方式の磁気記録再生装置で、どの記録再生モードに
対しても常に安定した記録再生を行えるようにするこ
と。 【構成】 データ圧縮率の異なる複数のデータ圧縮器
3,4を備え、該圧縮器3,4を要求される記録モード
(標準モード又は長時間モード)に合わせて選択できる
ようにすると共に、前記データ圧縮率に連動して、磁気
ヘッド7を搭載したドラムの回転速度と磁気テープ21
の送り速度を、それぞれの比率を変えないで同時に可変
させるようにする。これにより、どのモードにおいても
最短記録波長及びトラック幅が一定となり、再生時のC
N比を良好に保ち、画質劣化を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置に係
り、特に複数の異なる記録再生モードを持ったディジタ
ル方式の磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アナログ方式のビデオテープレコ
ーダ(以下、VTRという)の記録再生モードには、高
画質の標準モードと、画質を若干犠牲にしても長時間の
記録再生が可能な長時間記録再生が可能な長時間モード
がある。
【0003】図3は従来のアナログ方式のVTRにおけ
るテープパターンを示すものである。 図3において、
(a)は標準記録再生モードの場合、(b)は長時間記録再生
モードの場合のテープパターンを示している。ここで、
標準記録再生モードにおける磁気テープの走行速度をV
T ,磁気ヘッドの走査速度をVH ,テープに記録されて
いるビデオトラックの幅をWとし、また長時間記録再生
モードにおけるテープ走行速度をVT ′,ヘッド走査速
度をVH ,テープに記録されるトラック幅をW′とする
と、標準記録再生モードに対して3倍の長時間記録再生
モードでは、 VT ′=(1/3)VT ,VH ′=VH であり、 W′
=(1/3)W となる。
【0004】これは、標準記録再生モード,長時間記録
再生モードとも、磁気ヘッドを搭載したドラムの回転速
度VH ,VH ′は一定で、かつキャプスタンによるテー
プ走行速度は長時間記録再生モードの場合は標準記録再
生モードの場合の1/3となるので、結果として長時間
記録再生モードの場合のトラック幅W′は標準記録再生
モードの場合のトラック幅Wの1/3になることを意味
している。
【0005】近年、VTRでは、業務用を中心にディジ
タル化が急速に進んでおり、高画質を維持しつつ、記
録,編集が可能となっている。一方、ハイビジョンに代
表される高精細型VTRにおいては帯域が現行方式の5
倍以上にもなり、ディジタル化するためには大型のシス
テムになってしまう。そこで、テープを含めた機器の小
型化,低コスト化のため、視覚上の画質を落とさずに記
録信号を大幅に低減できるデータ圧縮技術を用いたディ
ジタルVTRが開発されつつある。
【0006】ところで、例えば、高画質の標準記録モー
ドと、画質を若干犠牲にしても長時間記録再生が可能な
長時間記録モードを備えたディジタル方式のVTRを実
現しようとした場合、長時間モードでは従来のアナログ
方式のVTRのようにテープの送り速度のみを遅くすれ
ばトラック幅が狭くなるため、再生時においてCN比が
低下し、エラーレートが急増してしまう。ディジタル方
式のVTRにおいては、エラーレートがある値以上にな
ると画質が急激に悪化してしまうため、これは致命的な
問題である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、ディジタ
ル方式のVTRで、長時間モードを実現するためテープ
の送り速度のみを遅くすれば、記録トラック幅が狭くな
るため、再生時においてCN比が低下し、エラーレート
が急増し、画質の急激な劣化を招くという問題があっ
た。
【0008】そこで、本発明は上記の問題に鑑み、複数
の異なる記録再生モードを持ったディジタル方式のVT
Rでの記録再生モードにおいても常に安定した記録再生
を行え、画質劣化の少ない磁気記録再生装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による磁気記録再
生装置は、複数の異なる記録再生モードを選択するモー
ド選択信号を発生する手段と、入力される記録信号を、
前記モード選択信号に応じて異なる圧縮率で圧縮するデ
ータ圧縮手段と、このデータ圧縮手段からの記録信号を
磁気ヘッドに出力する手段と、磁気テープを走行させる
キャプスタンの速度を前記モード選択信号に応じて変更
して設定するための第1の速度設定手段と、この第1の
速度設定手段からの設定値に応じてキャプスタンを駆動
するための手段と、磁気ヘッドを搭載したドラムの回転
速度を前記モード選択信号に応じ、前記第1の速度設定
手段によるキャプスタン速度と同じ比率で可変して設定
するための第2の速度設定手段と、この第2の速度設定
手段からの設定値に応じてドラムを駆動するための手段
とを具備したものである。
【0010】
【作用】本発明においては、データ圧縮率の異なる複数
のデータ圧縮器を備え、該圧縮器を要求される記録モー
ドに合わせて選択できるようにすると共に、前記データ
圧縮率に連動して、磁気ヘッドを搭載したドラムの回転
速度と磁気テープの送り速度を、それぞれの比率を変え
ないで同時に可変させるようにする。これにより、記録
モードに関係なくテープ上のトラック幅が一定になり、
且つ最短記録波長も一定にできる。即ち、面記録密度を
一定にできる。
【0011】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の一実施例の磁気記録再生装置を概略構成を
示すブロック図である。
【0012】図1において、入力端子1に入力された記
録信号は、入力側スイッチ2を通してデータ圧縮率の異
なるデータ圧縮器(A)3又はデータ圧縮器(B)4に
選択的に入力可能となっており、データ圧縮器(A)3
又はデータ圧縮器(B)4の出力は出力側スイッチ5を
通して選択的に出力可能となっている。スイッチ5の出
力はアンプ6を通して磁気ヘッド7に供給され磁気テー
プ21に記録されるようになっている。ここで、
(A),(B)はそれぞれ標準記録再生モード側,長時
間記録再生モード側を指しており、入力側スイッチ2,
出力側スイッチ5は同時に(A)側又は(B)側を選択
するようになっている。また、キャプスタンモータの速
度設定値を決める速度設定器(A)8又は速度設定器
(B)9の出力はスイッチ10を通して選択的に出力可
能となっており、スイッチ10の出力は駆動アンプ11
を通してキャプスタンモータ12に供給される。ドラム
モータの速度設定値を決める速度設定器(A)13又は
速度設定器(B)14の出力はスイッチ15を通して選
択的に出力可能となっており、スイッチ15の出力は駆
動アンプ16を通してドラムモータ17に供給される。
スイッチ2,5,10,16は、マイコン等で構成され
るモード選択コントローラ18からのモード選択信号に
て(A)側又は(B)側に同時に切り換えられるように
なっている。即ち、データ圧縮器3,4のデータ圧縮率
に連動して、ドラム回転速度とテープの送り速度を同じ
割合で同時に可変させる。このとき、標準記録再生モー
ド時に選択される、データ圧縮器(A)3の圧縮率と、
キャプスタン速度設定器(A)8とドラム速度設定器
(A)13の各速度設定値は、テープ,ヘッド間の磁気
変換の条件(最短記録波長,トラック幅,CN比)が安
定になる値にしておくことが必要である。
【0013】例えば、標準記録再生モードに対して3倍
の長時間記録再生モードでは、データ圧縮器(B)4の
圧縮率をデータ圧縮器(A)3のそれの3倍に設定し、
記録ビットレートを1/3にすると共に、キャプスタ
ン,ドラム速度も1/3になるようにキャプスタン速度
設定器(B)9,ドラム速度設定器(B)14の各速度
設定値を設定する。
【0014】図2に、図1の装置によって記録されたテ
ープパターンを示す。図2において、(a)は標準記録再
生モードの場合、(b)は長時間記録再生モードの場合で
ある。標準記録再生モードにおけるテープ走行速度をV
T ,ヘッド走査速度をVH ,トラック幅をWとし、長時
間記録再生モードにおけるテープ走行速度をVT ′,ヘ
ッド走査速度をVH ,トラック幅をW′とすると、標準
記録再生モードに対して3倍の長時間記録再生モードで
は、 VT ′=(1/3)VT , VH ′=(1/3)VH であ
り、 W′=W となる。
【0015】これは、標準記録再生モードで1フィール
ドが仮に6トラックで構成されているとすると、長時間
記録再生モードでは、ドラム回転速度VH ′とテープ走
行速度VT ′が共に1/3になるため、トラック幅W′
は標準記録再生モードと変わらないが、1フィールドで
はドラム回転速度が1/3になるため、6×(1/3)
=2トラックで構成されることを意味している。このよ
うに長時間記録再生モードでは、データが1/3に圧縮
され1フィールドのトラック数が1/3になるが、磁気
テープ上に記録される最短記録波長及びトラック幅は、
標準記録再生モードと変わらず常に一定であり、再生時
にテープから再生される信号のCN比等の磁気変換特性
は標準記録再生モードと同様に良好に確保される。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、高密
度記録が要求されるディジタル方式の磁気記録再生装置
において、記録ビットレートが異なる記録再生モードに
対しても、最も重要な磁気変換系の条件(最短記録波
長,トラック幅,CN比)が常に一定となり、画質劣化
の少ない常に安定した記録再生が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の磁気記録再生装置の構成を
示すブロック図。
【図2】図1の装置におけるテープパターンを示す図。
【図3】従来のアナログ方式磁気記録再生装置における
テープパターンを示す図。
【符号の説明】
1…記録信号入力端子 2,5,10,15…スイッチ 3,4…データ圧縮器 7…磁気ヘッド 8,9…キャプスタンの速度設定手段 12…キャプスタンモータ 13,14…ドラムの速度設定手段 17…ドラムモータ 18…モード選択コントローラ 21…磁気テープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の異なる記録再生モードを選択するモ
    ード選択信号を発生する手段と、 入力される記録信号を、前記モード選択信号に応じて異
    なる圧縮率で圧縮するデータ圧縮手段と、 このデータ圧縮手段からの記録信号を磁気ヘッドに出力
    する手段と、 磁気テープを走行させるキャプスタンの速度を前記モー
    ド選択信号に応じて変更して設定するための第1の速度
    設定手段と、 この第1の速度設定手段からの設定値に応じてキャプス
    タンを駆動するための手段と、 磁気ヘッドを搭載したドラムの回転速度を前記モード選
    択信号に応じ、前記第1の速度設定手段によるキャプス
    タン速度と同じ比率で可変して設定するための第2の速
    度設定手段と、 この第2の速度設定手段からの設定値に応じてドラムを
    駆動するための手段とを具備したことを特徴とする磁気
    記録再生装置。
JP4183942A 1992-07-10 1992-07-10 磁気記録再生装置 Pending JPH0630371A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4183942A JPH0630371A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4183942A JPH0630371A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0630371A true JPH0630371A (ja) 1994-02-04

Family

ID=16144510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4183942A Pending JPH0630371A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 磁気記録再生装置

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JP (1) JPH0630371A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3822129A1 (de) * 1988-06-30 1990-01-04 Siemens Ag Vorrichtung zur robotergerechten montage von zahnriemen

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3822129A1 (de) * 1988-06-30 1990-01-04 Siemens Ag Vorrichtung zur robotergerechten montage von zahnriemen

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