JP2765892B2 - 記録方式切換ビデオテープレコーダ - Google Patents
記録方式切換ビデオテープレコーダInfo
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- JP2765892B2 JP2765892B2 JP63312579A JP31257988A JP2765892B2 JP 2765892 B2 JP2765892 B2 JP 2765892B2 JP 63312579 A JP63312579 A JP 63312579A JP 31257988 A JP31257988 A JP 31257988A JP 2765892 B2 JP2765892 B2 JP 2765892B2
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- Japan
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- signal
- recorded
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Description
【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は信号帯域を異にする映像信号を記録する記録
方式切換ビデオテープレコーダに関する。
方式切換ビデオテープレコーダに関する。
（ロ）従来の技術 ハイビジョン信号を記録するビデオテープレコーダに
付いては、例えばIEEE Transaction on Consummer Elec
tronicsのVol34,No1（Februraly 1988）に“Two Channe
l Recording for High−Definition Baseband Signals"
と題して開示がされている。
付いては、例えばIEEE Transaction on Consummer Elec
tronicsのVol34,No1（Februraly 1988）に“Two Channe
l Recording for High−Definition Baseband Signals"
と題して開示がされている。
一方、ハイビジョン信号を帯域圧縮して成るMUSE信号
を記録するビデオテープレコーダに付いては、例えば、
テレビジョン学会技術報告のVol.12,No3,の第19〜24頁
に“長時間MUSE VTR"と題して開示がされている。
を記録するビデオテープレコーダに付いては、例えば、
テレビジョン学会技術報告のVol.12,No3,の第19〜24頁
に“長時間MUSE VTR"と題して開示がされている。
（ハ）発明が解決しようとする課題 従って、上述する各VTRは一方の映像信号しか記録出
来ない。MUSE VTRとMUSEエンコーダとを組合わせてハイ
ビジョン信号をMUSE信号に変換すれば両方の映像信号を
記録出来るが、MUSEエンコーダを追加しなければならな
いばかりか、ハイビジョン信号の周波数特性を落して記
録することになる。
来ない。MUSE VTRとMUSEエンコーダとを組合わせてハイ
ビジョン信号をMUSE信号に変換すれば両方の映像信号を
記録出来るが、MUSEエンコーダを追加しなければならな
いばかりか、ハイビジョン信号の周波数特性を落して記
録することになる。
そこで、本発明は記録すべき信号帯域を異にする映像
信号を共通の磁気記録装置にて選択記録し、更に１チャ
ンネル記録と２チャンネル記録を切換可能にするもので
ある。
信号を共通の磁気記録装置にて選択記録し、更に１チャ
ンネル記録と２チャンネル記録を切換可能にするもので
ある。
（ニ）課題を解決するための手段 そこで、本発明は記録すべき信号帯域をB1とする第１
映像信号とB2とする第２映像信号を選択記録すべく、第
１映像信号と第２映像信号を記録する場合の回転シリン
ダの回転速度をフレーム周波数に対応する数のそれぞれ
m1倍とm2倍に、また同時記録チャンネル数をl1とl2に、
更にテープ速度を基本速度ｖのn1倍とn2倍とするとき、 （但しm1、m2、l1、l2、n1、n2、は自然数でありl1≠l2
とする） なる関係を満足する様に各値を切換えることを第１の
特徴とし、 ２チャンネル記録モードとチャンネル記録モードとを
切換可能にするため180°対向する第１・第２ヘッドに
近接する第３・第４ヘッドの内少なくとも第１・第２・
第３ヘッドのアジマスを異ならしめることを第２の特徴
とする。
映像信号とB2とする第２映像信号を選択記録すべく、第
１映像信号と第２映像信号を記録する場合の回転シリン
ダの回転速度をフレーム周波数に対応する数のそれぞれ
m1倍とm2倍に、また同時記録チャンネル数をl1とl2に、
更にテープ速度を基本速度ｖのn1倍とn2倍とするとき、 （但しm1、m2、l1、l2、n1、n2、は自然数でありl1≠l2
とする） なる関係を満足する様に各値を切換えることを第１の
特徴とし、 ２チャンネル記録モードとチャンネル記録モードとを
切換可能にするため180°対向する第１・第２ヘッドに
近接する第３・第４ヘッドの内少なくとも第１・第２・
第３ヘッドのアジマスを異ならしめることを第２の特徴
とする。
（ホ）作用 よって、本発明によれば、映像信号の帯域の比に応じ
て同時記録されるトラック数やテープ速度が切換えら
れ、テープの記録密度はほぼ一定に保たれ、何れの映像
信号も同等の記録再生特性が得られる。
て同時記録されるトラック数やテープ速度が切換えら
れ、テープの記録密度はほぼ一定に保たれ、何れの映像
信号も同等の記録再生特性が得られる。
（ヘ）実施例 以下、まず本発明の原理に付いて説明する。まずハイ
ビジョン信号は20MHzの輝度成分と7MHzの２種類の色成
分の計34MHzより成るが、本実施例では記録時に色信号
を線順次で記録する都合上、記録すべき信号帯域は約27
MHzとなる。一方MUSE信号の信号帯域は8.1MHzである
が、記録再生に伴う周波数特性の劣化に関する許容量が
少ないため、記録すべき信号帯域はハイビジョン信号に
比し余欲を持って9MHzとする。
ビジョン信号は20MHzの輝度成分と7MHzの２種類の色成
分の計34MHzより成るが、本実施例では記録時に色信号
を線順次で記録する都合上、記録すべき信号帯域は約27
MHzとなる。一方MUSE信号の信号帯域は8.1MHzである
が、記録再生に伴う周波数特性の劣化に関する許容量が
少ないため、記録すべき信号帯域はハイビジョン信号に
比し余欲を持って9MHzとする。
従って両者の信号帯域の比は３倍になる。よってハイ
ビジョン信号の記録に際しては回転シリンダの回転速度
をMUSE信号の回転速度の３倍に設定しテープ速度も３倍
にすれば良いことになる。しかしハイビジョン信号の記
録すべき帯域は4.2MHzのNTSCカラー映像信号の約６倍で
あり、回転速度を通常の６倍に設定することになり、テ
ープ面を回転ヘッドが安定に走査する様に保つことは機
械的な困難を伴う。そこで、本実施例は、MUSE信号記録
時の回転シリンダの回転速度を通常時の２倍の60回転／
秒に設定し、ハイビジョン記録時の回転速度を３倍の90
回転／秒に留めるものとする。更にハイビジョン記録時
の回転速度を更にアップする代わりに同時記録する記録
トラックの本数を２本とする。尚、テープ速度に付いて
は、所定の記録密度を保つため、MUSE信号の記録の場合
は通常の２倍の40mm/sec、ハイビジョン信号の記録の場
合は通常の６倍の120mm/secとする必要がある。
ビジョン信号の記録に際しては回転シリンダの回転速度
をMUSE信号の回転速度の３倍に設定しテープ速度も３倍
にすれば良いことになる。しかしハイビジョン信号の記
録すべき帯域は4.2MHzのNTSCカラー映像信号の約６倍で
あり、回転速度を通常の６倍に設定することになり、テ
ープ面を回転ヘッドが安定に走査する様に保つことは機
械的な困難を伴う。そこで、本実施例は、MUSE信号記録
時の回転シリンダの回転速度を通常時の２倍の60回転／
秒に設定し、ハイビジョン記録時の回転速度を３倍の90
回転／秒に留めるものとする。更にハイビジョン記録時
の回転速度を更にアップする代わりに同時記録する記録
トラックの本数を２本とする。尚、テープ速度に付いて
は、所定の記録密度を保つため、MUSE信号の記録の場合
は通常の２倍の40mm/sec、ハイビジョン信号の記録の場
合は通常の６倍の120mm/secとする必要がある。
上述する関係を表にすると以下の様になる。
第１図に図示せる実施例は上述する関係を満足する様
に切換を為している。まず、ハイビジョン信号を入力す
る第２エンコーダ（２）は２種類の色成分を線順次形式
に変換した上で輝度成分（Ｙ）と共に２チャンネルの信
号に変換し1/3フィールド周期で時間軸圧縮して、それ
ぞれ第２・第3FM変調回路（８）（９）に入力してい
る。各変調出力は第１・第２アンプ（12）（13）を介し
てそれぞれ第１・第２回転ヘッド（H1）（H2）と第３・
第４回転ヘッド（H3）（H4）に供給している。尚、第１
・第２回転ヘッド（H1）（H2）は回転シリンダに比し18
0°対向配置せしめられており、第１回転ヘッド（H1）
対しトラック１ピッチ分だけずれた位置に第３回転ヘッ
ド（H3）が、また第２回転ヘッド（H2）に対してトラッ
ク１ビッチ分だけずれた位置に第４回転ヘッド（H4）が
近接固定されている。従って、第１・第３回転ヘッド
（H1）（H3）は同時記録を為し、第２・第４回転ヘッド
（H2）（H4）も対向して同時記録を為し、記録トラック
の両端に未記録部分を残して２チャンネル記録を為して
いる。上述するハイビジョン信号の記録に際し、ヘッド
サーボ（14）はヘッドモータ（HM）を90回転／秒の速度
で駆動し、キャプスタンサーボ（15）はキャプスタンモ
ータ（CM）がテープを120mm/秒の速度で走行せしめる様
に回転を制御する。上述するハイビジョン信号の記録は
シスコン回路（３）に入力されるハイビジョン指令出力
によって為されるがシスコン回路（３）から切換信号は
発生されない。
に切換を為している。まず、ハイビジョン信号を入力す
る第２エンコーダ（２）は２種類の色成分を線順次形式
に変換した上で輝度成分（Ｙ）と共に２チャンネルの信
号に変換し1/3フィールド周期で時間軸圧縮して、それ
ぞれ第２・第3FM変調回路（８）（９）に入力してい
る。各変調出力は第１・第２アンプ（12）（13）を介し
てそれぞれ第１・第２回転ヘッド（H1）（H2）と第３・
第４回転ヘッド（H3）（H4）に供給している。尚、第１
・第２回転ヘッド（H1）（H2）は回転シリンダに比し18
0°対向配置せしめられており、第１回転ヘッド（H1）
対しトラック１ピッチ分だけずれた位置に第３回転ヘッ
ド（H3）が、また第２回転ヘッド（H2）に対してトラッ
ク１ビッチ分だけずれた位置に第４回転ヘッド（H4）が
近接固定されている。従って、第１・第３回転ヘッド
（H1）（H3）は同時記録を為し、第２・第４回転ヘッド
（H2）（H4）も対向して同時記録を為し、記録トラック
の両端に未記録部分を残して２チャンネル記録を為して
いる。上述するハイビジョン信号の記録に際し、ヘッド
サーボ（14）はヘッドモータ（HM）を90回転／秒の速度
で駆動し、キャプスタンサーボ（15）はキャプスタンモ
ータ（CM）がテープを120mm/秒の速度で走行せしめる様
に回転を制御する。上述するハイビジョン信号の記録は
シスコン回路（３）に入力されるハイビジョン指令出力
によって為されるがシスコン回路（３）から切換信号は
発生されない。
次にMUSE信号を記録する場合には、MUSE信号が第１エ
ンコーダ（１）内で1/2フィールド単位の時間軸圧縮処
理が為され切換状態の第１切換手段（５）を介して第2F
M変調回路（８）に入力される。第2FM変調回路（８）は
変調キャリア周波数をハイビジョン信号記録の場合の3/
2倍に設定しており時間軸圧縮MUSE信号は高い周波数でF
M変調される。FM変調出力は第１アンプ（12）を介して
第１・第２回転ヘッド（H1）（H2）にのみ供給される。
従って、MUSE信号は記録トラック両端に未記録部分を残
して１チャンネル記録される。上述するMUSE信号の記録
に際してシスコン回路（３）はMUSE指令信号を入力する
ことにより第１切換信号を発しており、第１切換手段
（５）を切換状態として第１エンコーダ出力を選択状態
とし、第2FM変調回路（８）を切換状態として変調キャ
リアのアップを為し、第２アンプ（13）を不動作状態と
して第３・第４回転ヘッド（H3）（H4）に対する記録信
号の供給を阻止している。更に第１切換信号はヘッドサ
ーボ（14）に入力されヘッドモータ（HM）をハイビジョ
ン信号の記録の場合の2/3倍に選んでおり回転シリンダ
を60回転／秒の速度で回転せしめている。更に第１切換
信号はキャプスタンサーボ（15）に入力されキャプスタ
ンモータ（CM）の回転を1/3に落しテープを40mm/secの
速度で走行せしめる。
ンコーダ（１）内で1/2フィールド単位の時間軸圧縮処
理が為され切換状態の第１切換手段（５）を介して第2F
M変調回路（８）に入力される。第2FM変調回路（８）は
変調キャリア周波数をハイビジョン信号記録の場合の3/
2倍に設定しており時間軸圧縮MUSE信号は高い周波数でF
M変調される。FM変調出力は第１アンプ（12）を介して
第１・第２回転ヘッド（H1）（H2）にのみ供給される。
従って、MUSE信号は記録トラック両端に未記録部分を残
して１チャンネル記録される。上述するMUSE信号の記録
に際してシスコン回路（３）はMUSE指令信号を入力する
ことにより第１切換信号を発しており、第１切換手段
（５）を切換状態として第１エンコーダ出力を選択状態
とし、第2FM変調回路（８）を切換状態として変調キャ
リアのアップを為し、第２アンプ（13）を不動作状態と
して第３・第４回転ヘッド（H3）（H4）に対する記録信
号の供給を阻止している。更に第１切換信号はヘッドサ
ーボ（14）に入力されヘッドモータ（HM）をハイビジョ
ン信号の記録の場合の2/3倍に選んでおり回転シリンダ
を60回転／秒の速度で回転せしめている。更に第１切換
信号はキャプスタンサーボ（15）に入力されキャプスタ
ンモータ（CM）の回転を1/3に落しテープを40mm/secの
速度で走行せしめる。
更に、NTSCカラー映像信号の記録に際しては、YC分離
フィルタ（４）にて輝度成分と変調カラー成分が分離さ
れる。輝度成分は第1FM変調回路（６）に、変調カラー
成分は低域変換回路（７）に入力される。その結果得ら
れるFM輝度信号と低域変調カラー信号は混合回路（10）
に入力される。混合出力は切換状態の、第２切換手段
（11）を介し第１アンプ（12）を経て第１・第２回転ヘ
ッド（H1）（H2）に供給される。その結果テープ上には
フィールド毎に１本の記録トラックが形成される。上述
するNTSCカラー映像信号の記録に際しシスコン回路
（３）にはNTSC指令信号が入力され、シスコン回路より
第２切換信号が発生される。この第２切換信号は、第２
切換手段（11）を切換状態として、混合出力を第１アン
プに供給せしめている。また第２切換信号を入力するヘ
ッドサーボ（14）はヘッドモータ（HM）を30回転／秒の
速度で回転せしめ、第２切換信号を入力するキャプスタ
ンサーボ回路（15）はキャプスタンモータ（CM）を基本
回転速度で回転せしめテープを基本テープ速度20mm/秒
で走行せしめる。第２図は、本実施例により１フィール
ド期間に記録される記録トラックのパターンを示す。こ
の図より明らかな様にハイビジョン信号は１フィールド
当り２チャンネルトラックが３回分時間軸圧縮されて記
録され、６本記録トラックが形成される。またMUSEは１
フィールド当り２回分時間軸圧縮されて記録され、２本
の記録トラックが形成される。更にNTSCカラー信号はフ
ィールド当り１回分記録され１本の記録トラックを形成
している。
フィルタ（４）にて輝度成分と変調カラー成分が分離さ
れる。輝度成分は第1FM変調回路（６）に、変調カラー
成分は低域変換回路（７）に入力される。その結果得ら
れるFM輝度信号と低域変調カラー信号は混合回路（10）
に入力される。混合出力は切換状態の、第２切換手段
（11）を介し第１アンプ（12）を経て第１・第２回転ヘ
ッド（H1）（H2）に供給される。その結果テープ上には
フィールド毎に１本の記録トラックが形成される。上述
するNTSCカラー映像信号の記録に際しシスコン回路
（３）にはNTSC指令信号が入力され、シスコン回路より
第２切換信号が発生される。この第２切換信号は、第２
切換手段（11）を切換状態として、混合出力を第１アン
プに供給せしめている。また第２切換信号を入力するヘ
ッドサーボ（14）はヘッドモータ（HM）を30回転／秒の
速度で回転せしめ、第２切換信号を入力するキャプスタ
ンサーボ回路（15）はキャプスタンモータ（CM）を基本
回転速度で回転せしめテープを基本テープ速度20mm/秒
で走行せしめる。第２図は、本実施例により１フィール
ド期間に記録される記録トラックのパターンを示す。こ
の図より明らかな様にハイビジョン信号は１フィールド
当り２チャンネルトラックが３回分時間軸圧縮されて記
録され、６本記録トラックが形成される。またMUSEは１
フィールド当り２回分時間軸圧縮されて記録され、２本
の記録トラックが形成される。更にNTSCカラー信号はフ
ィールド当り１回分記録され１本の記録トラックを形成
している。
第３図は本実施例の回転ヘッド配置とアジマス関係を
示す。即ち本実施例では、回転シリンダ（CY）の切欠内
に回転ヘッドを配設しており、回転シリンダの回転中心
に対し第１・第２回転ヘッド（H1）（H2）を180°対向
配置し、第３・第４回転ヘッド（H3）（H4）を180°対
向配置している。前記第１・第２回転ヘッド（H1）
（H2）は同一回転平面に、前記第３・第４回転ヘッド
（H3）（H4）もトラック１ピッチ分の段差を形成して同
一回転平面に配置されている。更に第１回転ヘッド
（H1）と第２回転ヘッド（H2）と第３回転ヘッド（H3）
とは再生時にクロストーク成分が十分減衰する程度に互
いにアジマス角を異にしており、第３回転ヘッド（H3）
と第４回転ヘッド（H4）とはアジマス角を共通にしてい
る。尚第１・第３回転ヘッド（H1）（H3）及び第２・第
４回転ヘッド（H2）（H4）は図示する様に回転方向にず
らせて配設してもずらせず配設しても良い。また、第４
回転ヘッド（H4）のアジマスを更に他の回転ヘッドのア
ジマスと異ならしめても良い。
示す。即ち本実施例では、回転シリンダ（CY）の切欠内
に回転ヘッドを配設しており、回転シリンダの回転中心
に対し第１・第２回転ヘッド（H1）（H2）を180°対向
配置し、第３・第４回転ヘッド（H3）（H4）を180°対
向配置している。前記第１・第２回転ヘッド（H1）
（H2）は同一回転平面に、前記第３・第４回転ヘッド
（H3）（H4）もトラック１ピッチ分の段差を形成して同
一回転平面に配置されている。更に第１回転ヘッド
（H1）と第２回転ヘッド（H2）と第３回転ヘッド（H3）
とは再生時にクロストーク成分が十分減衰する程度に互
いにアジマス角を異にしており、第３回転ヘッド（H3）
と第４回転ヘッド（H4）とはアジマス角を共通にしてい
る。尚第１・第３回転ヘッド（H1）（H3）及び第２・第
４回転ヘッド（H2）（H4）は図示する様に回転方向にず
らせて配設してもずらせず配設しても良い。また、第４
回転ヘッド（H4）のアジマスを更に他の回転ヘッドのア
ジマスと異ならしめても良い。
上述する回転ヘッドによって記録を為せば、第２図に
図示する様に２チャンネル記録も１チャンネル記録もア
ジマス記録が為され、クロストーク成分に左右されない
高密度記録が可能になる。
図示する様に２チャンネル記録も１チャンネル記録もア
ジマス記録が為され、クロストーク成分に左右されない
高密度記録が可能になる。
従って、本実施例によれば第１映像信号と第２映像信
号の記録すべき信号帯域をそれぞれB1、B2、回転ヘッド
の回転速度をm1×fv、m2×fv（但しfvはフィールド周波
数）、同時記録する記録トラックの本数l1、l2、テープ
速度をn1×ｖ、n2×ｖ（但しｖは基本テープ速度）と設
定すると、 なる関係が成立する。上式に於て、第１映像信号をNTSC
カラー映像信号、第２映像信号をハイビジョン信号とす
ると、回転速度比とトラック本数比の積はテープ速度比
に等しく比の値は６となる。帯域比に付いてはほぼ6:4
となり上式を満足することになる。更に上式に於て第１
映像信号をMUSE信号とし、第２映像信号をハイビジョン
信号とすると回転速度比とトラック本数比の積はテープ
速度比に等しく比の値は３となる。また帯域比に付いて
も比の値は３となりこの場合は等しくなる。
号の記録すべき信号帯域をそれぞれB1、B2、回転ヘッド
の回転速度をm1×fv、m2×fv（但しfvはフィールド周波
数）、同時記録する記録トラックの本数l1、l2、テープ
速度をn1×ｖ、n2×ｖ（但しｖは基本テープ速度）と設
定すると、 なる関係が成立する。上式に於て、第１映像信号をNTSC
カラー映像信号、第２映像信号をハイビジョン信号とす
ると、回転速度比とトラック本数比の積はテープ速度比
に等しく比の値は６となる。帯域比に付いてはほぼ6:4
となり上式を満足することになる。更に上式に於て第１
映像信号をMUSE信号とし、第２映像信号をハイビジョン
信号とすると回転速度比とトラック本数比の積はテープ
速度比に等しく比の値は３となる。また帯域比に付いて
も比の値は３となりこの場合は等しくなる。
（ト）発明の効果 よって、本発明によれば記録すべき帯域を異にする映
像信号を同一の記録装置でほぼ一定の記録密度で記録す
ることが出来その効果は大である。
像信号を同一の記録装置でほぼ一定の記録密度で記録す
ることが出来その効果は大である。
第１図は本発明の一実施例を示す回路ブロック図、第２
図はトラックパターン説明図、第３図はヘッド配置説明
図をそれぞれ示す。 （MH）…ヘッドモータ、（CM）…キャプスタンモータ、
（H1）（H2）（H3）（H4）…第１・第２・第３・第４回
転ヘッド。
図はトラックパターン説明図、第３図はヘッド配置説明
図をそれぞれ示す。 （MH）…ヘッドモータ、（CM）…キャプスタンモータ、
（H1）（H2）（H3）（H4）…第１・第２・第３・第４回
転ヘッド。
Claims (1)
- 【請求項１】記録すべき信号帯域をB1とする第１映像信
号と記録すべき信号帯域をB2とする第２映像信号とを共
通のヘリカルスキャン方式の磁気記録装置にて選択記録
すべく、 前記第１映像信号を記録する場合の回転シリンダの回転
速度をフレーム周波数に対応する数のm1倍（但しm1は自
然数）、同時記録するトラックのチャンネル数をl1（但
しl1は自然数）、テープ速度をn1v（但しn1は自然数、
ｖは基本テープ速度）とし、 前記第２映像信号を記録する場合の回転シリンダの回転
速度を前記フレーム周波数に対応する数のm2（但しm2は
自然数）、同時記録するトラックのチャンネル数をl
2（但しl2は自然数）、テープ速度をn2v（但しn2は自然
数、ｖは基本テープ速度）とし、 を満足する様に前記記録トラック数及びテープ速度を切
換えて記録する記録方式切換ビデオテープレコーダにお
いて、 回転シリンダ共通回転平面に180°対向配置される第１
・第２ヘッドと、該第１・第２ヘッドにそれぞれ近接し
前記共通回転平面に対しトラック１ピッチ分の段差を有
する回転平面に180°対向配置される第３、第４ヘッド
とを設け、広帯域信号を２チャンネル記録し狭帯域信号
を前記第１・第２ヘッドにて１チャンネル記録するとと
もに、 第１・第２・第３ヘッドのヘッドギャップを異なるアジ
マス角に設定することを特徴とする記録方式切換ビデオ
テープレコーダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63312579A JP2765892B2 (ja) | 1988-11-07 | 1988-12-09 | 記録方式切換ビデオテープレコーダ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28071588 | 1988-11-07 | ||
| JP63-280715 | 1988-11-07 | ||
| JP63312579A JP2765892B2 (ja) | 1988-11-07 | 1988-12-09 | 記録方式切換ビデオテープレコーダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02230879A JPH02230879A (ja) | 1990-09-13 |
| JP2765892B2 true JP2765892B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=26553892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63312579A Expired - Fee Related JP2765892B2 (ja) | 1988-11-07 | 1988-12-09 | 記録方式切換ビデオテープレコーダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2765892B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0722408B2 (ja) * | 1987-02-09 | 1995-03-08 | 松下電器産業株式会社 | 映像信号記録方法 |
| JPH01265681A (ja) * | 1988-04-18 | 1989-10-23 | Hitachi Ltd | 磁気記録再生装置 |
-
1988
- 1988-12-09 JP JP63312579A patent/JP2765892B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02230879A (ja) | 1990-09-13 |
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